JPS6138736Y2 - - Google Patents

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JPS6138736Y2
JPS6138736Y2 JP4818681U JP4818681U JPS6138736Y2 JP S6138736 Y2 JPS6138736 Y2 JP S6138736Y2 JP 4818681 U JP4818681 U JP 4818681U JP 4818681 U JP4818681 U JP 4818681U JP S6138736 Y2 JPS6138736 Y2 JP S6138736Y2
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JP
Japan
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crushing
hemming
die
present
product
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JP4818681U
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JPS57160831U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は折り曲げフランジ上に点在するビード
等の突起部の形状を損わずにヘミング加工するた
めのつぶし金型の改良に関するものである。
一般に家電製品等の金属外枠は縁面にヘミング
加工を施し、強度の増加や外観の向上をはかると
ともに第1図に示す如くヘミング部には種々の目
的のためにビード等の突起部を設ける例が多
い。
従来これらのヘミング加工には第2図に示すよ
うに下面にビード等の逃がし用の切欠孔を設け
たつぶし金型を用いて主にプレスブレーキによ
り鋭角曲げを施した素材のつぶしを行なつてい
た。しかし従来のつぶし金型では、逃がし用の
切欠孔部に加圧力の不連続が生じ、それが基因し
ヘミング部に不良変形が発生し製品の外観を著し
く悪化していた。したがつて外観形状が重要とな
る製品にはヘミング加工後仕上げ工程が必要とな
り、生産性が悪くなるという欠点があつた。
本考案は上記従来の欠点を除去し良好な外観形
状の製品を得るためのプレス金型を提供するもの
である。以下本実施例を図面に基づいて説明す
る。
第3図、第4図は本考案に係るつぶし上金型
で、このつぶし上型の下面に、その前部を全長に
わたつて切落して階段形状になる如く下側下面
と上側下面とを設け、この上側下面には素材
のビード部の形状に応じて逃がし用の切欠孔
を適数個設けてなるものである。
次に、以上のように形成された本考案のつぶし
上金型の作用を従来のつぶし上金型と比較し
ながら説明する。従来のつぶし金型により鋭角
曲げされた素材のヘミング加工を施すと、第5
図に示す如く、逃がし用の切欠孔部の素材に
は加圧力が作用しないため著しく不均一な曲がり
の状態を残したまま素材が密着するため、第
6図のようにヘミングが一様にできないばかりか
通常製品の表面になる側にも変形をおよぼ
す。
ところが、本考案のつぶし上金型によれば第7
図に示す如く加工初期はつぶし上金型の上側下
面により素材を加圧し、従来のつぶし上金型
と同様な曲げを行なうが、ある程度この曲げが
進行してのち、次に下面が素材のビードのな
い所を一様に加圧し、ヘミング加工を行なう。な
お、上側下面による素材の曲げ角度は、下面
の加圧により素材が金型間から押し出されな
い角度(摩擦角)以上とする。
以上のように本考案のつぶし上金型によるヘ
ミング加工では逃がし用の切欠孔部による曲げ
加工中における素材の変形は加工初期における
上側下面による加圧の一時期だけに発生するた
め軽微である。
したがつて、ヘミング加圧完了後製品は第8
図に示すように一様に密着した形状に仕上がり製
品の表面、裏面ともに良好な外観形状にな
る。
上述のように本考案によるつぶし上金型はヘ
ミング加工を2段の加圧面で行なうものであり、
前期の上側下面による加工は予備的な性格の曲
げのため、逃がし用の切欠孔の全長をビード
に比べて相当拡大しても実用上さしつかえない。
しかも、全高の低いビード等には全く逃がし用
の切欠孔が必要でない場合もあり、金型を汎用
化できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はヘミング部にビードを有する製品の部
分斜視図、第2図は従来のつぶし金型によるヘミ
ング加工の斜視図、第3図は本考案によるつぶし
上金型の斜視図、第4図はその断面図、第5図は
従来のつぶし上金型による加工時の状態を示す断
面図、第6図は第5図の加工後の製品の一部斜視
図、第7図は本考案によるつぶし上金型を用いた
加工時の状態を示す断面図、第8図は第7図の加
工後の製品の一部斜視図。 ……本考案のつぶし上金型、……素材、
……従来のつぶし上金型、……下金型、……
製品。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. つぶし上型の下面に、その前部を全長にわたつ
    て切落して階段形状になる如く下側下面と上側
    下面とを設け、この上側下面には切欠孔を
    適数設けてなるヘミング加工用つぶし上金型。
JP4818681U 1981-04-02 1981-04-02 Expired JPS6138736Y2 (ja)

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JP4818681U JPS6138736Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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JP4818681U JPS6138736Y2 (ja) 1981-04-02 1981-04-02

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JPS57160831U JPS57160831U (ja) 1982-10-08
JPS6138736Y2 true JPS6138736Y2 (ja) 1986-11-07

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7019187B2 (ja) * 2018-10-24 2022-02-15 株式会社ヒロテック ヘミング仕上げ用パンチ及びヘミング仕上げ加工方法

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JPS57160831U (ja) 1982-10-08

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