JPH0339949A - ハロゲン化銀写真感光材料 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料

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JPH0339949A
JPH0339949A JP29056389A JP29056389A JPH0339949A JP H0339949 A JPH0339949 A JP H0339949A JP 29056389 A JP29056389 A JP 29056389A JP 29056389 A JP29056389 A JP 29056389A JP H0339949 A JPH0339949 A JP H0339949A
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久 岡田
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Kazunobu Kato
加藤 和信
Keiji Obayashi
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、ハロゲン化銀写真感光材料に関するものであ
り、特に現像処理工程で4真性有用差を利用可能にする
ことができる化合物を含むハロゲン化銀写真感光材料に
関するものである。
(従来の技術) 従来より、酸化還元反応を経て写真性有用基を放出する
ことができるー・群の化合物が知られている。
最近の例を挙げれば、特開昭t/−、2/31417号
、同1;/−,27J’J’I2号ふ・よび米国特許第
4j、J♂グ、toa号に記載の化合物が挙げられる。
上記特許に記載されてL^るようにこれ筐で知られてい
る化合物はそれぞれの写真性有用基の柚類によってさま
ざlの目的のために用いられる。
例えば写真製版用ハロゲン化銀写真材料の分野について
説明すると、この分野においては、印刷物の多様性、複
雑性に対処するために、オリジナル再現性の良好な厚真
感光材料、安定な処理液あるいは、補充の簡易化などの
要望がある。
特に線画撮影工程に1ける、原稿は写植文字、手書きの
文字、イラスト、網点化された写真などが貼り込1れて
作られる。[7たがって原稿には、濃度や、線巾の異な
る画像が混在し7、これらの原稿を再現よく仕上げる製
版カメラ、写真感光材料あるいは、画像形成方法が強く
望1れて1ハる。
方、カタログや、大型ポスターの製版には、網写真の拡
大(目伸し)あるいは縮小(目縮め)が広く行なわれ、
網点を拡大して用いる製版では、線数が籾〈なりボケプ
こ点の撮影となる。縮小では原稿よりさらに線数/イン
チが犬きく細い点の撮影になる。従って網階調の再現性
を維持するためより一層広いラチチュードを有する画像
形成方法が要求されている。
製版用カメラの光源としては、ハロゲンランプあるいは
、キセノンランプが用いられている。これらの光源に対
して撮影感度を得るために、写真感光材料は通常オルソ
増感が施される。ところがオルソ増感した写真感光材料
はレンズの色収差の影響をより強く受け、そのために画
質が劣化しやすいことが判明した。またこの劣化はキセ
ノンランプ光源に対してより顕著となる。
広いラチチュードの要望に応えるシステムとして塩臭化
銀(すくなくとも塩化銀含有率が50%以上)から成る
リス型ハロゲン化銀感光材料を、亜硫酸イオンの有効濃
度をきわめて低くした(通常0.1モル/l以下)ハイ
ドロキノン現像液で処理することにより、画像部と非画
像部が明瞭に区別された、高いコントラストと高い黒化
濃度をもつ線画あるいは網点画像を得る方法が知られて
いる。しかしこの方法では現像液中の亜硫酸濃度が低い
ため、現像は空気酸化に対して極めて不安定であり、液
活性を安定に保つためにさまざまな努力と工夫がなされ
て使用されていたり、処理スピードが著しく遅く、作業
効率を低下させているのが現状であった。
このため、上記のような現像方法(リス現像システム)
による画像形成の不安定さを解消し、良好な保存安定性
を有する処理液で現像し、超硬調な写真特性が得られる
画像形成システムが要望され、その1つとして米国特許
4.166.742号、同4,168,977号、同4
. 221. 857号、同4,224,401号、同
4,243゜739号、同4,272.606号、同4
.311.781号にみられるように、特定のアシルヒ
ドラジン化合物を添加した表面潜像型ハロゲン化銀写真
感光材料を、pH11,0−12,3で亜硫酸保恒剤を
0915モル/1以上含み、良好な保存安定性を有する
現像順で処理して、γが10を越える超硬調のネガ画像
を形成するシステムが提案された。この新しい画像形成
システムには、従来の超硬調画像形成では塩化銀含有率
の高い塩臭化銀しか使用できなかったのに対して、沃臭
化銀や塩沃臭化銀でも使用できるという特徴がある。
上記画像システムはシャープな網点品質、処理安定性迅
速性およびオリジナルの再現性という点ですぐれた性能
を示すが、近年の印刷物の多様性に対処するためにさら
にオリジナル再現性の改良されたシステムが望まれてい
る。
画質を改良する試みとしては、例えば特開昭61−21
3847号などに開示されているカルボニル基を有する
レドシクス化合物から銀画像様に現像抑制剤を放出させ
る方法が知られている。しかしながらこれらの化合物を
用いた場合でもN4階調の伸びは不十分である。
従って、安定な現像液を用いて硬調な網点画像を形成し
、かつ画像の調子コントロールが広い感光材料の開発が
望まれていた。
一方集版、かえし工程の作業においては、より明るい環
境下で作業を行なうことで作業能率の向上がはかられて
きており、このために実質的に明室と呼びうる環境下で
取りあつかうことのできる製版用感光材料の開発および
露光プリンターの開発がすすめられてきた。
本特許で述べる明室用感光材料とは、紫外光成分を含ま
ない実質的に400nm以上の波長をもつ光をセーフラ
イト光として長時間安全に用いることのできる感光材料
のことである。
集版、かえし工程に用いられる明室用感光材料は、文字
あるいは網点画像の形成された現像処理ずみフィルムを
原稿として、これらの原稿とかえし用感光材料とを密着
露光して、ネガ像/ポジ像変換あるいはポジ像/ポジ像
変換を行なうのに利用される感光材料であるが、 ■ 網点画像および線画、文字画像が、おのおのその網
点面積および線巾、文字画像中に従ってネガ像/ポジ像
変換される性能を有すること■ 網点画像のトーン調節
性、文字線画像の線巾調節性が可能である性能を有する
こと が要望され、それに答える明室かえし用感光材料が提供
されてきた。
しかるに、重ね返しによる抜文字画像形成という高度な
画像変換作業においては、明室用感光材料を用いた明室
かえし工程による従来の方法では、従来の暗室用かえし
感光材料を用いた暗室かえし工程による方法にくらべて
、抜文字画像の品質が劣化してしまうという欠点をもっ
ていた。
重ね返しによる抜文字画像形成の方法について、もうす
こし詳しく述べるならば、第1図に示すごとく、透明も
しくは半透明の貼りこみベース(イ)および(ハ)(通
常100μm程度の厚みを有す゛るポリエチレンテレフ
タレートフィルムが使用される)のそれぞれに、文字あ
るいは線画像の形成されたフィルム(vA画原稿)(ロ
)および網点画像の形成されたフィルム(網点原稿)(
ニ)を貼り込んだものとを重ね合せて原稿とし、(ニ)
の網点原稿に返し用感光材料(ホ)の乳剤面を密着させ
て露光を行なう。
露光後現像処理をほどこし、網点画像中に線画の白ヌケ
部分を形成させる。
このような抜文字画像の形成方法において重要な点は、
網点原稿および線画原稿おのおのの網点面積および画線
中に従ってネガ像/ポジ像変換が行なわれることが理想
である。しかし、第一図にてあきらかなどと<、網点原
稿は返し用感光材料の乳剤面に直接密着させて露光され
るのに対して、線画原稿は貼りこみベース(ハ)および
網点原稿(ニ)を中間に介して返し用感光材料に露光さ
れることになる。
このため網点原稿を忠実にネガ像/ポジ像変換をする露
光量を与えると、線画原稿は貼りこみベース(ハ)およ
び網点原稿(ニ)によるスペーサーを介したピンボケ露
光となるため、線画の白ヌケ部分の画線中が狭くなって
しまう、これが抜文字画像の品質が劣化してしまう原因
である。
上記問題点を解決するためにヒドラジンを用いたシステ
ムが特開昭62−80640号、同62−235938
号、同62−235939号、同63−104045号
、同63−103235号、同63−296031号、
同63−314541号、同64−13545号、に開
示されているが、充分とはいえずさらに改良が望まれて
いる。
筐たカラー写真感光材料においては、鮮鋭度の改良1粒
状性の改良および色再現性の改良を目的として現像抑制
剤を放出するレドックス化合物は有効な性能を示す。し
かしながら、近年、筐す筐す高度でかつ多岐にわたる写
真性改良をし7ていくうえで従来の化合物では不満足で
あり、さらに改良が望まれている。
すなわち、i&近開発された高感度カラー撮影感光材料
では、感度を上げるために鮮鋭度および粒状性を幾分か
は犠牲にしているのは否めない事実なのである。また、
ディスクサイズのフィルムではプリント時の拡大倍率が
大きいので粒状性および鮮鋭度にふ・いて見劣りするの
が現状である。
さらに、Xレイ用黒白写真感光材料においては鮮鋭度を
陶土させる素材が望咬れている。
(発明の目的) したがって本発明の目的は、鮮鋭度、粒状性。
解像力1色再現性などの画質に優れた。露光ラチチュー
ドが広くあるいは高感度な写真感光材料を提供すること
である。
特に寒真製版用ハロゲン化銀写真材料の分野では、線画
撮影におる露光ラチチュードが広く超硬調(特にγ値で
10以上)で高い解像力を有した写真感光材料を提供す
ること、あるーは網点画撮影に於ける露光ラチチュード
が広くかつ濃度が高く網点の輪郭が明瞭で形状のそろっ
た網点品質に優れた超硬調な写真感光材料を提供するこ
とが本発明の主要な目的である。
(発明の構成) 本発明の諸目的は下記一般式(1)で表わされる化合物
を含有することを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料
によって達成された。
一般式(1) %式% 式中、Rは脂肪族基、芳香族基−1:たは複素環基を表
わし、LViZ価の有機基を表わす。
Timeはタイミング基を表わし、tはQまた#−i/
である。PU()は写真的に翁用な基を表わす。
Yは−802−さたは−Y’−802−プたは−Y’−
P−であり、Y′は一〇−筐たは−NH−−iたR−Y
/ は−N−である。
量 以下、一般式(1)で表わされる化合物について詳細に
説明する。
Rで表わされる脂肪族基は直鎖、分岐または環状のアル
キル基、アルケニル基、またはアルキニル基であり、好
ましいl!素数Fi/〜3Qのものである。ここで分岐
アルキル基はその中に/っ筐たはそれ以上のへテロ原子
を含んだ飽和のへテロ環を形成するように環化されてい
てもいい。
例えばメチル基、t−ブチル基、n−オクチル基、t−
オクチル基、シクロヘキシル基、ヘキセニル基、ピロリ
ジル基、テトラヒドロフリル基、n−ドデシル基などが
挙げられる。
芳香族基は単環または2環のアリール基であり、例えば
フェニル基、ナフチル基などが挙げられる。
ヘテロ環基は、N、0−iたはSyX子のうち少なくと
もひとつを含む3〜IO員の飽和もしくは不飽和のへテ
ロ環であり、これらは単環でもよいし、さらに他の芳香
環もしくはヘテロ環と縮合環を形成してもよい。ヘテロ
環として好ましいものは、!ないし6員環の芳香族へテ
ロ環であり、例えば、ピリジン環、イミダゾリル環、キ
ノリニル基、ベンズイミダゾリル基、ピリミジニル基、
ピラゾリル基、インキノリニル基、ベンズチアゾリル基
、チアゾリル基などが挙げられる。
Rは置換基で置換されていてもよい。@換基としては、
例えば以下のものが挙げられる。これらの基はさらに置
換されていてもよい。
例えばアルキル基、アラルキル基、アルケニル基、アル
キニル基、アルコキシ基、アリール基、アリールオキシ
基、置換アミノ基、ウレイド基、ウレタン基、スルファ
モイル基、カルバモイル基、アルキルチオ基、アリール
チオ基、アルキル筐たはアリールスルホニル基、アルキ
ルまたはアリルスルフィニル基、ヒドロキシ基、ハロゲ
ン原子、シアノ基、スルホ基、アルキル筐たはアリール
オキシカルボニル基、アシル基、アシルオキシ基。
カルボンアミド基、スルホンアミド基やカルボキシル基
などである。
これらの基は可能なときは互いに連結して環を形成して
もよい。
Lで表わされる二価の有機基は、好ましくは脂肪族基、
芳香族基、および下記構造式で表わされる基である。
(式中 L/は芳香族基又はへテロ環基を表わし、no
 −Ro は各々水素原子、ハロゲン原子又はアルキル
基を表わし、rkよびSは0またはlを表わす。) Lで表わされる脂肪族基としては、直鎖、分岐または環
状のアルキレフ基、アルケニレン基およびアルキニレン
基である。
Lで表わされる芳香族基としては、単環又はl環のアリ
ーレン基であり、例えばフェニレン基。
ナフチレン基が挙げられ、特にフェニレン基が軽重しい
Lとして軽重しくはアリーレン基であり、フェニレン基
がよつ軽重しい。特に/、クーフェニレン基およびl、
2−フェニレン基が軽重しLn。
筐たLは置換基を有していてもよく、置換基としてはR
−Y−NH−で表わされる基以外に例えばRの置換基と
して列挙したものが適用できる。
T imeは二価の連結基を表わし、タイミング調節機
能を有していてもよい。tばo−またばlを表わし、1
=0の場合はPUGが直接カルボニル基に結合している
ことを意味する。
Ti m eで表わされる二価の連結基は酸化還元母核
の酸化体から放出されるTime−PUGから一段階あ
るいは、その以上の段階の反応を経てPUGを放出せし
める基を表わす。
T imeで表わされる二価の連結基としては、例えば
米国特許にφ、J!f、デぶコ号(特開昭!≠−/←j
 、731号)等に記載のp−ニトロフェノキシ誘導体
の分子内閉環反応によってPUGを放出するもの;米国
特許第≠、3io、tis号(特開昭1!r−jJ 、
330号)および同l。
3j8” 、12j号等に記載の環開裂後の分子内閉環
反応によってPUGを放出するもの:米国特許第ダ、j
J0,477号、同グ、ダ亭6.2/を号、同ψ、φr
J、?/り号、特開昭!?−7λi、Jat号等に記載
のコハク酸モノエステルまたばその類縁体のカルボキシ
ル基の分子内閉環反応による酸無水物の生成を伴って、
PUGを放出するもの;米国特許第a、4tOり、32
3号%同μ、←2/、!←!号、リサーチ・ディスクロ
ージャー誌厘2/、コ、zt(iyri年/2月)。
米国特許第ダ、ψ/l、P77号(特開昭!7−/J!
 、 P4!44号)、特開昭1l−JOF、736号
、同s r−z o y 、 73l号等に記載Oy 
リールオキシ基またはへテロ環オキシ基が共役した二重
結合を介した電子移動によりキノモノメタン、またはそ
の類縁体を生成してPUGを放出するもの:米国特許第
ψ、4Lコ0.j!参号(特開昭よ7−734..4μ
θ号)、特開昭!7−/Jよ。
りφ!号、同タフ−1rr、oJj号、同zr−Yl 
、7J、r号および同J−1−、209.737号等に
記載の含窒素へテロ環のエナミン構造を有する部分の電
子移動によりエナミンの1位よりPUGを放出するもの
;特開昭77−14,137号に記載の含窒素へテロ環
の窒素原子と共役したカルボニル基への電子移動により
生成したオキシ基の分子内閉環反応によりPUGを放出
するもの;米国特許第グ、/414.JPt号(特開昭
!λ゛−タOり32号)、特開昭!ターフ3.4t42
号、特開昭j’?−7!177!号、特開昭40−24
97←r号、特開昭tO−2!IF/IIり号等に記載
のアルデヒド類の生成を伴ってPUGを放出するもの;
特開昭!/−/116 、r、21号、同j7−777
、♂ぴ2号、同!デーlOφ、6グ1号に記載のカルボ
キシル基の脱炭酸を伴ってPUGを放出するものニー0
−CO0CR2R,−PUGの構造を有し、脱炭酸と引
き続くアルデヒド類の生成を伴ってPUGを放出するも
の;特開昭40−7.ψλ7号に記載のインシアナート
の生成を伴ってPUGを放出するもの;米国特許第μ、
41JF、/93号等に記載のカラー現像薬の酸化体と
のカンプリング反応によりPUGを放出するものなどを
挙げることができる。
一般式(1)のT imeで表わされる二価の基は好1
しくは以下の一般式(T−/)から一般式(T−、g)
で表わされる。これらにかいて*はTimeがR−Y−
NH−L−NHNH−C−に結合する1 部位を表わし*本ばPUGに結合する部位を表わす。
一般式(T−/) 式中、Wは酸素原子、イオウ原子または−N−13 基を表わし、R11およびR12は水素原子1fcは置
換基を表わし、R13は置換基を表わし、tは/筐たは
コを表わす。
11 1が2のときλつの−W−C− 12 は同じものもしくは異なるものを表わず。R11および
R12が置換基を表わすとき釦よび孔13の代表的な例
は各々R14基、R14C〇−基、基などが挙げられる
。ここでR14は脂肪族基、芳香族基または複素環基を
表わし、R15は脂肪族基、芳香族基、複素環基筐たは
水素原子を表わす。
R11、R12およびR13の各々は2価基を表わし、
連結し、環状構造を形成する場合も包含される。
一般式(T−/)で表わされる基の具体的例としては以
下のような基が挙げられる。
*−0CR−** *−8CH2−** −13 一般式(T−x’) * −N u −L i n k−E−**式中、 Nuは求核基を表わし、酸素原子またはイオウ原子が求
核種の例であり、Eは求電子基を表わし、Nuより求核
攻撃を受けて**印との結合を開裂できる基でありLi
nkばNuとEとが分子内求核置換反応することができ
るように立体的に関係づける連結基を表わす。一般式(
T−2)で表わされる基の具体例としては例えば以下の
ものである。
*−O 本−〇 *−0 一般式(T−J) 式中、W、R11,R12シよびtd(T−/)につい
て説明したのと同じ意味を表わす。具体的には以下のよ
うな基が挙げられる。
*−〇 *−〇 一般式(T−←) 一般式(T−j) 一般式(T−6 ) 式中。
WおよびR11は一般式(T−/ )におい て説明したのと同じ意味である。
一般式(T−J ) で表わされる基の具体例としては以下の基が挙げられる
これらT imeで表わされる二価の連結基の具体例に
ついてばまた4I5F開昭A/−236,jψり号、特
開昭2←−11←!1号、特願昭t3−2r、go3号
等にも詳細に記載されているが、好ましい具体例は先に
示したものの他には以下に示すものがある。
ここで(ト)は一般式(1)においてモT ime+t
PUGがR−Y−NH−L−NHNH−C−に結合する
部位を表1 わし、 (*) (*)ばPUGに結合する部位を表わ す。
(4)−〇−CH2 C2H5 2H5 O2 (*)−0 CH2−(補*) / 2H5 PUGは(Time−iPUG tたはPUGとして写
真的に有用な化合物を表わす。
写真的に有用な基としては例えば、現像抑制剤、現像促
進剤、造核剤、かぶらせ剤、カプラー、拡散性あるいは
非拡散性色素、脱銀促進剤、脱銀抑制剤、ハロゲン化銀
溶剤、競争化合物、現像薬、補助現像薬、定着促進剤、
定着抑制剤5画像安定化剤1色調剤、処理依存性良化剤
、網点良化剤、色像安定化剤、写真用染料、界面活性剤
、硬膜剤、減感剤、硬調化剤、キレート剤、蛍光増白剤
、酸、塩基など、あるいはこれらの前駆体などが挙げら
れる。
これらの写真的に有用な化合物の例としては、チー・エ
ッチ・ジエームズ(T、 H,James )編「ザ・
セオリー・オブ・ザ・フォトグラフィック・プロセス(
The Theory of thePhotogra
phic Process)J第ダ版、/977年マク
ミラン(Macmillan )社刊などに記載されて
いるほか、より具体的には例えば現像抑制剤、色素、カ
プラー、現像薬などにつ−ては米国特許第! 、Jul
 、り6コ号など、かぶらせ剤については特開昭!ター
/70.r170号など、脱銀促進剤(漂白促進剤)に
ついては特開昭62−/Ar、izy号などの公知資料
に詳しく記載されている。
これらの写真的に有用な基は有用性の面で重複している
ことが多いため、代表的な例として現(e抑制剤につい
て以下に具体的に説明する。
PUG−または(T i m e)P (JGで表わさ
れる現像抑制剤はへテロ原子を有し、ヘテロ原子を介し
て結合している公知の現像抑制剤であり、これらはたと
えばシー・イー・チー・ミース(C,E、 K。
Mees)及びチー・エッチ・ジエームズ(T、H。
James ) 著rザ セオリー オブ ザ フォト
グラフィック プロセy、 (The Theory 
ofPhotographic Processes 
)J 第3版、1266マクミラ7 (Macmill
an )社刊%3←≠頁〜34tg頁などに記載されて
いる。具体的にはメルカプトテトラゾール類、メルカプ
トトリアゾール類、メルカプトイミダゾール類、メルカ
プトビリミジン類、メルカプトベンゾチアゾール類、メ
ルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトベンズオキサ
ゾール類、メルカプトチアジアゾール類、ベンゾトリア
ゾール類、ベンズイミダゾール類。
インダゾール類、アデニン類、グアーン類、テトラゾー
ル類、ナト2゛アザーfンデン類、トリアザインデン類
、メルカプトアリール類等を挙げるこI−ができる。
又、PUGで表わされる現像抑制剤は置換さオ)ていて
もよい。置換基としては、例えば以下のものが挙げられ
るが、これらの基はさらに置換へ21、ていてもj′い
例えばアルキル基、アラルキル基、アルケ二ノト基、ア
ルキニル基、アルコキシ基、アリール基、置換アミノ基
、ウレイド基、ウレタ:/基、アリルオキシ基、スルフ
ァモイル基、カルボキシル基、アルキルチオ基、アルキ
ルチオ基、アル・キx 壊7’?はアリールスルホニル
基、アル・キルまたはアリルスルフィニル基、ヒドロキ
シ基、ノhロゲン原子、シアノ基、スルホ基、アリール
オキシカルボニ、ヤ基、アシル基、アルコキシカルボニ
ル基、アシルオキシ基、カルボンアミド基、スルホンア
ミド基、カルボキシル基、スルホオキシ基、ホスホノ基
ホスフィニコ基、リン酸アミド基など好ましい置換基と
12ではニトロ基、スルホ基、カルボキシル基、スルフ
ァモイル基、ホスホノ基、ホスンイ二二:1基、スルホ
、/アミド基である。
主な現像抑制剤を以下に示す。
/ メルカプトテトラゾ−=ル誘導体 (1)  /−フェニル−よ一メルカプト・テトラゾー
ル (2)  / −(&−ヒドロキシフェニル)−よ−メ
ルカプトテトラゾール (31/−(4’−アミノフェニル)−!−メルカプト
テトラゾール (4)1− (4−カルボキシフェニル)−5−メルカ
プトテトラゾール (5)1− (4−クロロフェニル)−5−メルカプト
テトラゾール (6)1− (4−メチルフェニル)−5−メルカプト
テトラゾール (7)1− (2,4−ジヒドロキシフェニル)′−5
−メルカプトテトラゾール (8)1− (4−スルファモイルフェニル)−5−メ
ルカプトテトラゾール (9)1− (3−カルボキシフェニル〉−5−メルカ
プトテトラゾール (10)1− (3,5−ジカルボキシフェニル)−5
−メルカプトテトラゾール (11)  1− (4−メトキシフェニル)−5−メ
ルカプトテトラゾール (12)  1− (2−メトキシフェニル)−5−メ
ルカプトテトラゾール (13)1− C4−(2−ヒドロキシエトキシ)フェ
ニルツー5−メルカプトテトラゾール(14)1− (
2,4−ジクロロフェニル)−5−メルカプトテトラゾ
ール (15)  1− (4−ジメチルアミノフェニル)−
5−メルカプトテトラゾール (16)  1− (4−ニトロフェニル)−5−メル
カプトテトラゾール (17)1,4−ビス(5−メルカプト−1−テトラゾ
リル)ベンゼン <18)  1− (α−ナフチル)−5−メルカプト
テトラゾール (19)  1− (4−スルホフェニル)−5−、メ
ルカプトテトラゾール (20)  1− (3−スルホフェニル〉−5−メル
カプトテトラゾール (21)  1− (β−ナフチル)−5−メルカプト
テトラゾール (22)  1−メチル−5−メルカプトテトラゾール
(23)  1−エチル−5−メルカプトテトラゾール
(24)  1−プロピル−5−メルカブトテトラゾ−
(25)  1−オクチル−5−メルカプトテトラゾー
ル (26)  1−ドデシル−5−メルカプトテトラゾー
ル (27)  1−シクロヘキシル−5−メルカプトテト
ラゾール (2B)  1−バルミチルー5−メルカプトテトラゾ
ール (29)  1−カルボキシエチル−5−メルカプトテ
トラゾール (30)  1− (2,2−ジェトキシエチル)−5
−メルカプトテトラゾール (31)  1− (2−アミノエチル)−5−メルカ
プトテトラゾールハイドロクロライド (32)  1− (2−ジエチルアミノエチル)−5
−メルカプトテトラゾール (33)  2− (5−メルカプト−1−テトラゾリ
ル)エチルトリメチルアンモニウムクロリド(34) 
 1−(3−フェノキシカルボニルフェニル)−5−メ
ルカプトテトラゾール (35)  1− (3−マレインイミドフェニル)−
5−メルカプトテトラゾール ル (2)4−フェニル−5−メチル−3−メルカプトトリ
アゾール (3)4.5−ジフェニル−3−メルカプトトリアゾー
ル (4)4− (4−カルボキシフェニル)−3−メルカ
プトトリアゾール (5)4−メチル−3−メルカプトトリアゾール(6)
4− (2−ジメチルアもジエチル)−3−メルカプト
トリアゾール (7)4− (α−ナフチル〉−3−メルカプトトリア
ゾール (8)4− (4−スルホフェニル)−3−メルカプト
トリアゾール (9)4− (3−ニトロフェニル)−3−メルカプト
トリアゾール 3 メルカプトイミダゾール誘導体 (1)1−フェニル−2−メルカプトイミダゾール (2)1.5−ジフェニル−2−メルカプトイミダゾー
ル (3)1−(4−カルボキシフェニル)−2−メルカプ
トイミダゾール (4)1− (4−へキ、ジルカルバモイル)−2−メ
ルカプトイミダゾール (5)1− (3−ニトロフェニル)−2−メルカプト
イミダゾール (6)1− (4−スルホフェニル)−2−メルカプト
イミダゾール ルカ  ビ ≧ジン蝋 (1)チオウラシル (2)メチルチオウラシル (3)エチルチオウラシル (4)プロピルチオウラシル (5)ノニルチオウラシル (6)アミノチオウラシル (7)ヒドロキシチオウラシル メルカプ ベンズイ稟 ゛ゾール銖 (1)2−メルカプトベンツイミダゾール(2)5−カ
ルボキシ−2−メルカプトベンズイミダゾール (3〉 5−アミノ−2−メルカプトベンライくダゾー
ル (4)5−ニトロ−2−メルカプトベンライフタゾール (5)5−クロロ−2−メルカプトベンライごタゾール (6〉 5−メトキシ−2−メルカプトベンツイミダゾ
ール (7)2−メルカプトナフトイミダゾール(8)2−メ
ルカプト−5−スルホベンツイミダゾール (9)1− (2−ヒドロキシエチル)−2−メルカプ
トベンズイミダゾール (10)  5−カプロアミド−2−メルカブトベンズ
イミダゾール (11)  5− (2−エチルヘキサノイルアミノ)
−2−メルカプトベンズシアゾール ル       ・゛ ・ −ル揄 (1)5−メチルチオ−2−メルカプト−1,3゜4−
チアジアゾール (2〉 5−エチルチオ−2−メルカプト−1,3゜4
−チアジアゾール (3)5− (2−ジメチルアミノエチルチオ)−2−
メルカプト−1,3,4−チアジアゾール (4)5− (2−カルボキシプロピルチオ〉−2−メ
ルカプト−1,3,4−チアジアゾール(5)2−フェ
ノキシカルボニルメチルチオ−5−メルカブ1−−1.
3.4−チアジアゾールルカ  ベンソ  −−ルー (1)2−メルカプトベンズシアゾール(2)5−ニト
ロ−2−メルカプトベンズシアゾール (3)5−カルボキシ−2−メルカプトベンゾチアゾー
ル (4)5−スルホ−2−メルカプトベンゾチアゾール 8 メルカプトベンズオキサゾール悸 (1)2−メルカプトベンズオキサゾール(2)5−ニ
トロ−2−メルカプトベンズオキサゾール (3)5−カルボキシ−2−メルカプトベンズオキサゾ
ール (4)5−スルホ−2−メルカブトベンズオwtシー1
し 9 ベンスト1アゾールー並 (1)5.6−シメチルベンゾトリアゾール(2〉5−
ブチルベンゾトリアゾール (3)5−メチルベンゾトリアゾール (4)5−クロロベンゾトリアゾール (5)5−ブロモベンゾトリアゾール (6)5.6−ジクロロベンゾトリアゾール(7)4.
6−ジクロロベンゾトリアゾール(8)5−ニトロベン
ゾトリアゾール (9)4−ニトロ−6−クロロ−ベンゾトリアゾール (10)4,5.6−)リクロロベンゾトリアゾール (11) 5−カルボキシベンゾトリアゾール<12)
 5−スルホベンゾトリアゾール Na塩(13)  
5−メトキシカルボニルベンゾトリアゾール (14)  5−アミノベンゾトリアゾール(15) 
5−ブトキシベンゾトリアゾール(16)  5−ウレ
イドベンゾトリアゾール(17〉ベンゾトリアゾール (18)  5−フェノキシカルボニルベンゾトリアゾ
ール (19)5− (2,3−ジクロロプロピルオキシカル
ボニル〉ベンゾトリアゾール 10  ベンズイミl萱(シUえ柔倦 (1)ベンズイミダゾール (2)5−クロロベンゾトリアゾール (3)5−ニトロベンゾトリアゾール (4)5−n−ブチルベンでイミダゾール(5〉 5−
メチルベンズイミダゾール(6)4−クロロベンズイミ
タソール (7)5.6−シメチルベンズイミダゾール(8)5−
ニトロ−2−(トリフルオロメチル)ベンズイミダゾー
ル 11  イミダゾール■ (1)5−ニトロインダゾール (2)6−ニトロインダゾール (3)5−アミノインダゾール (4)6−アミノインダゾール 〈5〉インダゾール (6)3−ニトロインダゾール (7)5−ニトロ−3−クロロインタソール(8)3−
クロロ−5−ニトロインタソール(9)3−カルボキシ
−5−ニトロインダゾールlし く2)5−フェニルテトラゾール (3)5− (3−カルボキシフェニル)−テトラゾー
ル ンー゛ン銖 (1)4−ヒドロキシ−6−メチル−5−ニトロ−1,
3,3a、7−テトラアザインデン(2)4−メルカプ
ト−6−メチル−5−ニトロ−1,3,3a、?−テト
ラアザインデンルカ    −ル惰 (1)4−ニトロチオフェノール (2)チオフェノール (3〉 2−カルボキシチオフェノールまた、−形成(
1)において、R1または→T i m e←%PUG
は、その中にカプラー等の不動性写真用添加剤において
常用されているバラスト基や一般式<1)で表わされる
化合物がハロゲン化銀に吸着することを促進する基が組
み込まれていてもよい。
バラスト基は一般式(1)で表わされる化合物が実質的
に他層または処理液中へ拡散できないようにするのに十
分な分子量を与える有機基であり、アルキル基、アリー
ル基、ヘテロ環基、エーテル基、チオエーテル基、アミ
ド基、ウレイド基、ウレタン基、スルホンア巣ド基など
の一つ以上の組合せからなるものである。バラスト基と
して好ましくは置換ベンゼン環を有するバラスト基であ
り、特に分岐状アルキル基で置換されたベンゼン環を有
するバラスト基が好ましい。
ハロゲン化銀への吸着促進基としては、具体的には4−
チアゾリン−2−チオン、4−イミダシリン−2−チオ
ン、2−チオヒダントイン、ローダニン、チオバルビッ
ール酸、テトラゾリン−5−チオン、1.2.4−)リ
アゾリン−3−チオン、1.2.4−オキサゾリン−2
〜チオン、ベンズイミダシリン−2−チオン、ベンズオ
キサゾリン−2−チオン、ベンゾチアゾリン−2−チオ
ン、チオトリアジン、1.3−イミダシリン−2−チオ
ンのような環状チオアミド基、鎖状チオアミド基、脂肪
族メルカプト基、芳香族メルカプト基、ヘテロ環メルカ
プト基(−3H基が結合した炭素原子の隣りが窒素原子
の場合はこれと互変異性体の関係にある環状チオアミド
基と同義であり、この基の具体例は上に列挙したものと
同じである。
ジスルフィド結合を有する基、ベンゾトリアゾール、ト
リアゾール、テトラゾール、インダゾール、ベンズイミ
ダゾール、イミダゾール、ベンゾチアゾール、チアゾー
ル、チアゾリン、ベンゾオキサゾール、オキサゾール、
オキサゾリン、チアジアゾール、オキサチアゾール、ト
リアジン、アザインデンのように窒素、酸素、硫黄及び
炭素の組合せからなる5員ないし6員の含窒素へテロ環
基、及びベンズイミダシリニウムのような複素環四級塩
などが挙げられる。
これらはさらに適当な置換基で置換されていてもよい。
置換基としては例えばRの置換基として述べたものが挙
げられる。
以下に本発明に用いられる化合物の具体例を列記するが
本発明はこれに限られるものではない。
) 3 So、Na 本発明に用いられる一般式(1)で表わされる化合物は
例えば特開昭A/−2/、3.rグー2/、12−xt
o、i夕3号、米国特許第φ、6♂u、to4を号、#
願昭、43−5’ f 、1’ 0.23号などに記載
されている方法に準じて合成した。
本発明の化合物を写真乳剤層、親水性コロイド層中に含
有せしめるにあたっては、本発明の化合物を水又は水混
和性の有機溶剤に溶解した後(必要に応じて水酸化アル
カリや三級アミンを添加して造塩して溶解してもよい)
、親水性コロイド溶液(例えばハロゲン化銀乳剤、ゼラ
チン水溶液など)に添加すればよい(この時必要に応じ
て酸、アルカリの添加によりpHを調節してもよい)。
本発明の化合物は単独で用いても2棟以上を併用しても
よい。本発明の化合物の添加量は好咬シ。
(Viハロゲン化銀7モルあたり/×10−6〜J′X
10−2モル、より軽重しくは/×10−5モル〜/×
10−2モルであり、組合せるハロゲン化銀乳剤の性質
に合せて適当な値を選ぶことができる。
本発明の化合物は下記−形成(,2)で示されるヒドラ
ジン誘導体と組みあわぜて用−ることが好ましし。
一般式(2) %式% 式中、R31は脂肪族基筐たは芳香族基を表わし5、R
32は水素原子、アルキル基、アリール基、アルコキシ
基、了り−ルオキシ基、アミノ基、カルバモイル基又は
オキシカルボニル基を表わし、G1ン基を表わし、A1
、A2ttともに水素原子あるいは一方が水素原子で他
方が置換もしくは無置換のアルキルスルホニル基、又f
′i置換もしくは無置換のアリールスルホニル基、又F
i置換もしくけ無置換のアシル基を表わす。
一般式(2)において、R31で表される脂肪族基は好
1しくは炭素数l〜30のものであって。
特に炭素数/〜、20の直鎖、分岐または環状のアルキ
ル基である。ここで分岐アルキル基はその中に1つlた
はそれ以上のへテロ原子を含んだ飽和のへテロ環を形成
するように環化されていてもよ−。またこのアルキル基
は、アリール基、アルコキシ基、スルホキシ基、スルホ
ンアミド基、カルボンアミド基等の置換基を有していて
もよい。
−形成(コ)にトいて1(3tで表される芳香族基は単
環またはコ環のアリール基または不飽和へテロ環基であ
る。ここで不飽和へテロ環基は単環またば、2環のアリ
ール基と縮環してヘテロアリール基を形成してもよい。
例えばベンゼン環、ナフタレン環、ピリジン環、ピリミ
ジン環、イミダゾール環、ピラゾール環、キノリン環、
イソキノリン環、ベンズイミダゾール環、チアゾール環
、ベンゾチアゾール環等があるがなかでもベンゼン環を
含むものが軽重しい。
R31として特に軽重しいものはアリール基である。
R31のアリール基壇たは不飽和へテロ環基は置換され
ていてもよく、代表的な置換基としては例えばアルキル
基、アラルキル基、アルケニル基。
アルキニル基、アルコキシ基、アリール基、置換アミノ
基、ウレイド基、ウレタン基、アリールオキシ基、スル
ファモイル基、カルバモイル基、アルキルチオ基、アリ
ールチオ基、アルキルまたはアリールスルホニル基、ア
ルキル筐たはアリールスルフィニル基、ヒドロキシ基、
ハロゲン原子、シアノ基、スルホ基、アリールオキシカ
ルボニル基、アシル基、アルコキシカルボニル基、アシ
ルオキシ基、カルボンアミド基、スルホンアミド基。
カルボキシル基、リン酸アミド基、ジアシルアミ32 れ、好lしい置換基としては直鎖1分岐寸たは環状のア
ルキル基(好甘しくは炭素数7〜20のもの)、アラル
キル基(好咬しくはアルキル部分の炭素数が/〜3の単
環または2環のもの)、アルコキシ基(軽重しくは炭素
数/〜4Qのもの)、置換アミノ基(好オしくは炭素数
/−,20のアルキル基で置換されたアミノ基)、アシ
ルアミノ基(好1しくは炭素数、2〜3Qを持つもの)
%スルホ/アミド基(好ましくは炭素数/〜30を持つ
もの)、フレイド基(好ましくは炭素数/〜30を持つ
もの)、リン酸アミド基(好ましくは炭素数l〜3Qの
もの)々とである。
一般式(2)においてR32で表わされるアルキル基と
しては、好1しくは炭素数l−←のアルキル基であって
、ハロゲン原子、水酸基、シアノ基。
カルボキシ基、スルホ基、アルコキシ基、フェニル基、
アルキルまたはアリールスルホニル基、アシル基、アル
コキシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基、カ
ルバモイル基、スルファモイ基などの置換基を有してい
てもよく、さらにこれらの基が置換されていてもよい。
アリール基としては単環またば2環の7リール基が好ま
しく、例えば(ンゼン環を含むものである。このアリー
ル基ば、例えば)・ロゲン原子、アルキル基、シアノ基
、カルボキシル基、スルホ基、スルホニル基などで置換
されていてもよい。
アルコキシ基としては炭素数/−ffのアルコキシ基の
ものが好ましく、ハロゲン原子、アリール基などで置換
されていてもよい。
アリールオキシ基としては単環のものが好壕しく、また
置換基としてはハロゲン原子などがある。
アミノ基としては無置換アミノ基及び、炭素数l〜10
のアルキルアミノ基、アリールアミノ基が好1しく、ア
ルキル基、ハロゲン原子、シアノ基、ニトロ基、カルボ
キシ基などで置換されていてもよい。
カルバモイル基としては、無置換カルバモイル基及ヒ炭
素数7〜IOのアルキルカルバモイル基、アリールカル
バモイル基が好1しく、アルキル基、ハロゲン原子、シ
アノ基、カルボキシ基などで置換されていてもよい。
オキシカルボニル基としては、炭素数/〜10のアルコ
キシカルボニル基、アリールオキシカルボニル基が好1
しく、アルキル基、ノ蔦ロゲン原子、シアノ基、ニトロ
基などで置換されていてもよh0R32で表わされる基
のうち軽重しいものばbGlが−C−基の場合には、水
素原子、アルキル基1 (fLtii’、メチル基、トリフルオロメチル基、3
−ヒドロキシプロピル基、3−メタンスルホンアミドプ
ロピル基、フェニルスルホニルメチル基ナト)、アラル
キル基、(例えば、O−ヒドロキシベンジル基など)、
了り−ル基(例えば、フェニル基、3.j−’)クロロ
フェニル基、0−メタンスルホンアミドフェニル基、ク
ーメタンスルホニルフェニル基、コーヒドロキシメチル
フェニル基など)などであり、特に水素原子が軽重しい
憬たGlが一8O2−基の場合には、R32はアルキル
基(例えば、メチル基など)、アラルキル基(f’1l
tld’、 o−ヒドロキシベンジル基なト)、アリー
ル基(例えば、フェニル基など)または置換アミノ基(
例えば、ジメチルアミノ基など)などが好ましい。
G1が一8〇−基の場合、軽重しいR32はシアノベン
ジル基、メチルチオベンジル基などであり、II  R
32 G1が−P3  基の場合には、R32としてはメトキ
シ基、エトキシ基、ブトキシ基、フェノキシ基、フェニ
ル基が好tL<、特に、フェノキシ基が好適である。
ローがN−置換または無置換イミノメチレン基の場合、
好ましいR32はメチル基、エチル基、置換または無置
換のフェニル基である。
R32の置換基としては、R31に関して列挙した置換
基が適用できる。
又、R32はG1−R32部分を残余分子から分裂させ
、−Gl−R32部分の原子を含む環式構造を生成させ
る環化反応を生起するようなものであってもよく、具体
的には一般式(a’)で表わすことができるようなもの
である。
−形成(a) −R33−Z31 式中、A31ばG1に対し求核的に攻撃し、G1−R3
3−A31部分を残余分子から分裂させ得る基であり、
R33はR32から水素原子1細隙いたもので、A31
がG1に対し求核攻撃し、Gl、R33、A31で環式
構造が生成可能なものである。
さらに詳細には、A31は一般式(2)のヒドラジン化
合物が酸化等により1次の反応中間体を生成したときに
容易に01と求核反応し R31−N”N−G1−R33−A31FL31−N=
N基を01から分裂させうる基であり。
具体的にViOH,SH着たはNHR34(R34は水
素原子、アルキル基、アリール基、−CORas、また
は−5O2R35であり、R35は水素原子、アルキル
基、アリール基、ヘテロ環基などを表わす)、C0OH
などのように01と直接反応する官能基であってもよく
、(ここで、OH%SH,NHR34%−COOHはア
ルカリ等の加水分解によりこれらの基を生成するように
一時的に保護されていても−R370 111 よい)あるいは−CR3s 、 −C−R3a (R3
6、R37は水素原子、アルキル基、アルケニル基、ア
リール基壇たばへテロ環基を表わす)のように水酸イオ
ンや亜硫酸イオン等のような求核剤を反応することでo
iと反応することが可能になる官能基であってもよい。
オた、Gl、R33、A31で形成される環とし2ては
!員または6員のものが好筐しい。
−形成(a)で表わされるもののうち、好ましいものと
しては一般式(b)′及び(C)で表わされるものを挙
げることができる。
一般式(b) 式中、B b 1〜B b4は水素原子、アルキル基、
(好−!t、<は炭素数l〜/2のもの)、アルケニル
基(好1しくは炭素数2〜/2のもの)、アリール基(
軽重しくは炭素数6〜/2のもの)などを表わし、同じ
でも異なってもよい。Bは置換基を有してよい!員環ま
たは6員環を完成するのに必要な原子であつ、m%n 
Id Oiたは/であシ、cn+m)は/′!、たVi
、コである。
Bで形成される!員または6員環としては、創見ば、シ
クロヘキセン環、シクロペンテン環、ベンゼン環、ナフ
タレン環、ピリジ/環、キノリン環などである。
A31は一般式(a)と同義である。
−形成(C) 式中、Rcl、Rc2は水素原子、アルキル基、アルケ
ニル基、アリール基壇たはハロゲン原子などを表わし、
同じでも異なってもよ−。Rcは水素原子、アルキル基
、アルケニル基、筐たはアリール基を表わす。pはO筐
たば/を表わす。qVi/〜りを表わす。Rcl、Rc
2およびR03はA31がG1へ分子内求核攻撃し得る
構造の限りにかいて互−に結合して環を形成してもよい
Rol、Rc′は好ましくは水素原子、ハロゲン原子、
またはアルキル基であり、Rc3は好1しくはアルキル
基管たはアリール基である。
qは軽重しく#i/〜3を表わし、qが/のときpは/
またはコを、qが2のときpば0渣たは/を、qが3の
ときpはo−4たば/を表わし、qが2またVijのと
き複数存在する( CR,o’ Ro” )は同じでも
異なってもよい。
A31は一般式(a)と同義である。
AI、A2は水素原子、炭素数20以下のアルキルスル
ホニル基釦よびアリールスルホニル基IIL、<#−1
:フェニルスルホニル基又ハハ、メットの置換基定数の
和が一〇、!以上となるように置換されたフェニルスル
ホニル基)#lL素数2o以下のアシル基(好1しくは
ベンゾイル基、又ハノ・メットの置換基定数の和が一〇
、j以上となるように置換されたべ/ジイル基、あるい
は直鎖又は分岐状又は環状の無置換及び置換脂肪族アシ
ル基(rLlfA基としては例えばハロゲン原子、エー
テル基、スルホンアミド基、カルボンアミド基、水酸基
、カルボキシ基、スルホン酸基が挙げられる。))A、
 、A、としては水素原子が最も好ましい。
−形成(2)のRjIまたはRoはその中にカプラー等
の不動性写真用添加剤において常用されているバラスト
基またはポリマーが組み込まれているものでもよい、バ
ラスト基は8以上の炭素数を有する写真性に対して比較
的不活性な基であり、例えばアルキル基、アルコキシ基
、フェニル基、アルキルフェニル基、フェノキシ基、ア
ルキルフェノキシ基などの中から選ぶことができる。ま
たポリマーとしては例えば特開平1−100530号に
記載のものが挙げられる。
一般式(2)のR,またはR,tはその中にハロゲン化
銀粒子表面に対する吸着を強める基が組み込まれている
ものでもよい、かかる吸着基としては、チオ尿素基、複
素環チオアくド基、メルカプト複素環基、トリアゾール
基などの米国特許第4゜385.108号、同4,45
9,347号、特開昭59−195,233号、同59
−200゜231号、同59−201,045号、同5
9−201.046号、同59−201,047号、同
59−201,048号、同59−201,049号、
特開昭61−170,733号、同61−270.74
4号、同62−948号、特願昭62−67.508号
、同62−67.501号、同62−67.510号に
記載された基があげられる。
一般式(2)で示される化合物の具体例を以下に示す、
但し本発明は以下の化合物に限定されるものではない。
2−1) 2−2) 2−3) 2−4) 2−6) C,Fl。
2−7) 2−8) 2−9) CHzCHzCHzSH 2−10) 2−11) 2−12) 0 2−15) il+ 2−16) 2−17) 2−1.8 ) 2−19)  −N 2−20) 11 − N 2−22) ○ 2−23) zHs 2−26) 2−27) 2−28) 2−30) (【)し511 2−31) 2−32) 2−.33) 2−34) 2−35) 2−36) 2−37) 2−38) しtIIs [;11.Ull 2−40) 2−41) 2−42) N 1 2−43) 2−44) 。2−45) 2−46) 2−47) 2−48) 2−49) 2−50) 2−51) 2−52) 2−53) 2−54) 2−55) 2−56) 2−57) コーtO) −67 ) 2−a2) 、2−A、?) α x:y=J: P7 M主lO万 本発明に用いられるヒドラジン誘導体としては、上記の
ものの他に、RESEARCHDISCLO8UREI
tem 233−It(15P13年17月号、P、j
μ6)訃よびそこに引用された文献の他、米国特許II
、010,207号、同a、aAY、?、29号、同μ
、276、Jt4!号、同グ、コ7r、7ダを号、同≠
、3rs、ior号、同グ、グ!り。
3グツ号、同! 、360.431号、同り、り7r 
、y、2r号、英国特許2,0//、39/B。
特開昭60−/75’77φ号、同6コー270゜5P
tAt号、同63−22.7!/号、同61−/70.
733号、同6ノーコ70.7φφ号、同ぶ2−タat
夛、EPコ/7,310号%またはUSa、ArA、t
47号、特開昭JJ−/71゜2414号、同63−3
2.!3r号、同63−/III 、0//7号、同4
j−/2/ 、131号、同43−/2?、J37号、
同43−JJ3,74!μ号、同63−コ3グ、244
44号、同43−Jjφ12μ3号、同ぶ3−コ3グ、
コグを号、同6J−JP4(,174号、同tJ−30
4.IIII号、特開平/−100,!JO号、同/−
101゜pH号、同/−101.デ13号、特開昭J4
(−10,233号、特開平/−20.Ii、32号、
特願昭ぶJ−/θj、tr2号、同4J−//グ。
tie号、同t3−iio、ozi号、同63−1/4
A、//り号、同63−//ぶ、232号。
同Aj−/IIL7.jj9号、同JJ−/79,76
0号、同43−2.2F 、143号、特願平l−/r
、377号、同/−/r、371号、同/−/lr、3
79号、同/−/j、7!j号、同/−it、rttt
号、同/−110,792号、同l−ダλ、61!号、
同l−←コ、4/ぶ号、同l−723,6F3号、同/
−/、2A、2f亭号に記載されたものを用いることが
できる。
本発明におけるヒドラジ/誘導体の添加量としてはハロ
ゲン化銀1モルあたり/x10−6モルないし!×10
−2モル含有されるのが好ましく、特に1xio−sモ
ルないしコ×10−2モルの範囲が経管しい添加量であ
る。
本発明の一般式(1)で表わされる化合物は。
一般式(2)で表わされるヒドラジン誘導体重よびネガ
型乳剤と組合せて用いることによりコントラストの高い
ネガ画像を形成することができる。
一方、内部潜像型ハロゲン化銀乳剤と組合せて用いるこ
ともできる。本発明の一般式(1)で表わされる化合物
は、一般式(2)で表わされるヒドラジン誘導体および
ネガ型乳剤と組合せて用い、コントラストの高いネガ画
像の形成に利用することが好ましい。
コントラストの高いネガ像の形成に利用する場合に、用
いられるハロゲン化銀の平均粒子サイズは微粒子(例え
ば0.7μ以下)の方が経管しく。
特にO6!μ以下が好ましい。粒子サイズ分布は基本的
には制限はないが、単分散である方が経管しい。ここで
いう単分散とは重量もしくは粒子数で少なくともその7
1%が平均粒子サイズの士←O%以内の大きさを持つ粒
子群から構成されていることをいう。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は立方体、八面体、菱/
コ面体、lグ面体のような規則的(regular)な
結晶体を有するものでもよく、また球状、平板状などの
ような変則的(irregular)な結晶を持つもの
、あるいはこれらの結晶形の複合形を持つものであって
もよい。
ハロゲン化銀粒子は内部と表層が均一な相から成ってい
ても、異なる和から成っていてもよい。
本発明に用いるハロゲン化銀乳剤にはハロゲン化銀粒子
の形成オたは物理熟成の過程においてカドミウム塩、亜
硫酸塩、鉛塩、タリウム塩、ロジウム塩もしくはその錯
塩、イリジウム塩もしくはその錯塩などを共存させても
よい。
本発明に用いるハロゲン化銀は、銀1モル当シ/θ−8
〜/ 0−5モルのイリジウム塩、若しくはその錯塩を
存在させてyA製され、かつ粒子表面の沃化銀含有率が
粒子平均の沃化銀含有率よシも大きいハロ沃化銀である
。かかるハロ沃化銀を含む乳詞を用いるとよシー層高感
度でガンマの高い写真特性が得られる。
本発明の方法で用いるハロゲン化銀乳剤は化学増感され
ていなくてもよしが、化学増感されていてもよい。ハロ
ゲン化銀乳剤の化学増感の方法として、硫黄増感、還元
増感及び貴金属増感法が知られてふ一す、これらのいず
れをも単独で用いても、又併用して化学増感してもよい
貴金属増感法のうち金増感法はその代表的なもので金化
合物、主として全錯塩を用いる。全以外の貴金属、たと
えば白金、パラジウム、0ジウム等の錯塩を含有しても
差支えない。その具体例は米国特許第2.≠←、r、o
to号、英国特許第6/J’、 oit;、号などに記
載されている。硫黄増感剤としては、ゼラチン中に含1
れる硫黄化合物のほか、種々の硫黄化合物、たとえばチ
オ硫酸塩、チオ尿素類、チアゾール類、ローダニン類等
を用いることができる。
上記KL−いては、ハロゲン化銀乳剤の製造工程の物理
熟成終了前とくに粒子形成時にイリジウム塩屯しくはロ
ジウム塩を用いることが好壕しい。
本発明にふ・いてハロゲン化銀乳剤層は特願昭20−1
.(1/YW号、特願昭tO−232011号に開示さ
れているような平均粒子サイズの異なる二種類の単分散
乳剤を含むことが最高濃度(1)max)上昇という点
で好ましく、小サイズ単分散粒子は化学増感されている
ことが好オしく、化学増感の方法は硫黄増感が最も好ま
しい。犬サイズ単分散乳剤の化学増感はされていなくて
もよいが、化学増感されていてもよい。大サイズ単分散
粒子は一般に黒ヂツが発生しやすいので化学増感を行な
わないが、化学増寝するときは黒ボッが発生しない程度
に浅く施すことが特に好ましい。ここで「浅く施す」と
は小サイズ粒子の化学増感に較べ化学増感を施す時間を
短かぐしたり、温度を低くしたり化学増感剤の添加量を
抑えたりして行なうことである。犬サイズ単分散乳剤と
小サイズ単分散乳剤の感度差には特に制限はないがΔl
ogEとしてo、i〜/、01よシ好1しくば0.2情
0.7であり、犬サイズ単分散乳剤が高い方が好壕しい
ここで、各乳剤の感度はヒドラジン誘導体を含有させ支
持体上に塗布し、亜硫酸イオンを0./jモル/1以上
含むpH1o、z〜72.3の現像液を用いて処理した
ときに得られるものである。
小サイズ単分散粒子の平均粒子サイズは、犬サイズのハ
ロゲン化銀単分散粒子の平均サイズの90係以下であう
、好1しくはrots以下である。ハロゲン化銀乳剤粒
子の平均粒子サイズは、好1しくは0.02μ〜7.0
μより好ましくは0./μ〜O0!μでこの範囲内に犬
サイズと小サイズ単分散粒子の平均粒子サイズが含せれ
ていることが好−1(、z。
本発明に釦りてサイズの異なった1種以上の乳剤を用い
るとき小サイズ単分散乳剤の塗布銀量としては、総塗布
銀量に対して、好甘しくはグ0〜q o wtcI)、
より軽重しくはso−rowttsである。
本発明にかいて粒子サイズの異なる単分散乳剤を導入す
る方法としては、同一乳剤に導入してもよく、あるhは
別々の層に導入してもか1わない。
別々の層に導入するときは、大サイズ乳剤を上層に、小
サイズ乳剤を下層にするのが軽重しい。
なか、総塗布銀量としては、/?/m2〜rs’7m2
が好壕しい。
本発明に用いられる感光材料には、感度上昇を目的とし
て特開昭!r!−j′20よθ号笛4Lj頁〜!3頁に
記載された増感色素(例えばシアニン色素、メロシアニ
ン色素など。)を添加することができる。これらの増感
色素は単独に用いてもよいが、それらの組合せを用いて
もよく、増感色素の組合せは特に、強色増感の目的でし
ばしは用いられる。増略色素とともに、それ自身分光増
酪作用をもたない色素あるいは可視光を実質的に吸収し
ない物質であって、強色増感を示す物質を乳剤中に含ん
でもよい。有用な増略色素、強色増感を示す色素の組合
せ及び強色増感を示す物質はリサーチ・ディスクロージ
ャー(ResearchDisclosure)/ 7
6巻/7J4CJ(/り7s年/1月発1行)第23頁
■の1項に記載されている。
本発明の感光材料には、感光材料の製造工程、保存中あ
るいは写真処理中のカブリを防止しあるいは写真性能を
安定化させる目的で、種々の化合物を含有させることが
できる。すなわちアゾール類たとえばベンゾチアゾリウ
ム塩、ニトロインダゾール類、クロロベンズイミダゾー
ル類、ブロモベンズイミダゾール類、メルカプトチアゾ
ール類、メルカプトベンゾチアゾール類、メルカプトチ
アジアゾール類、アミノトリアゾール類、べ/ジチアゾ
ール類、ニトロベンゾトリアゾール類、など;メルカプ
トピリミジン類;メルカプトトリアジン類;たとえばオ
キサゾリンチオンのようなチオケト化合物;アザインデ
ン類、たとえばトリアザインデン類、テトラアザインデ
ン類(特にl−ヒトミキク置換(/、 3.ja、7)
テトラザインデン類)、ハンタアザインデ/類など;ベ
ンゼンチオスルフォン酸、にンゼンスルフイン酸、ベン
ゼンスルフオン酸アミド等のようなカブリ防止剤または
安定剤として知られた多くの化合物を加えることができ
る。これらのものの中で、好ましいのはベンゾトリアゾ
ール類(例えば、!−メチルーベンゾトリアゾール)及
びニトロインダゾール類(例えば!−二トロインダゾー
ル)である。!た、これらの化合物を処理液に含有させ
てもよい。
本発明に用いるのに適した現像促進剤あるいは造核伝染
現像の促進剤としては、特開昭!3−776/6号、同
!グー37732号、同!3−/37/33号、同60
−/グ03グO号、同6O−iuyrり号などに開示さ
れている化合物の他、N又はS原子を含む各種の化合物
が有効である。
これらの促進剤は、化合物の種類によって最適添加量が
異なるが/、O×/ 0−3〜0.jり7m2、軽重し
くIr1s、oxto−3〜o、 ly7m2の範囲で
用いるのが望塘しい。
本発明の感光材料には写真乳剤層その他の親水性コロイ
ド層に減感剤を含有してもよい。
本発明に用いられる有機減感剤は、そのポーラログラフ
半波電位、即ちポーラログラフイーで決定される酸化還
元電位によシ規定され、ポーラロ陽極電位と陰極電位の
和が正になるものである。
ポーラログラフの酸化還元電位の測定法につbては例え
ば米国特許第j、 jO/、307号に記載されている
。有機減感剤には少なくとも1つ水溶性基含有するもの
が好!シく、具体的にはスルホン酸基、カルボン酸基、
スルホン酸基などが挙げられ、これらの基は有機塩基(
例えば、アンモニア、ピリジン、トリエチルアミン、ピ
ペリジン、モルホリンなど)筐たはアルカリ金属(例え
ばナトリウム、カリウムなど)などと塩を形成していて
もよい。
有機減感剤としては、特願昭11−210タタr号の第
11頁〜第71頁に記載された一般式(III)〜(V
)で表わされるものが軽重しく用いられる。
本発明にふ・ける有機減感剤はハロゲン化銀乳剤層中に
/、 O’X/ 0−8〜/、0x10  ’%ル/m
2、特に/、0xIO−7〜/、θ×l0−5モル/m
2存在せしめることが好プしい。
本発明の乳剤層又は、その他の親水性コロイド層に、フ
ィルター染料として、あるいはイラジェーション防止そ
の他、種々の目的で、水溶性染料を含有してもよh0フ
ィルター染料としては、写真感度をさらに低めるための
染料、軽重しくは、ハロゲン化銀の固有感度域に分光吸
収極大を有する紫外線吸収剤や、明室感光材料として取
シ扱われる際のセーフライト光に対する安全性を高める
ため゛の、主として3rOnm−600nmの領域に実
質的な光吸収をもつ染料が用いられる。
これらの染料は、目的に応じて乳剤層に添加するか、あ
るhはハロゲン化銀乳剤層の上部、即ち、支持体に関し
てハロゲン化銀乳剤層より遠くの非感光性親水性コロイ
ド層に媒染剤とともに添加して固定して用いるのが好噴
しい。
紫外線吸収剤のモル吸光係数によう異なるが、通常10
−2?/m2〜/ 97m2の範囲で添加される。好1
しくはj 0m9〜!00m97m2である。
上記紫外線吸収剤は適当な溶媒〔例えば水、アルコール
(flltハ、、’%ノール、エタノール、フロパノー
ルなト)、アセトン、メチルセロンルブ、など、あるい
はこれらの混合溶媒〕に溶解して塗布液中に添加するこ
とができる。
紫外線吸収剤としては、例えば、アリール基で置換され
たベンゾトリアゾール化合物、名−チアシリドン化合物
、ベンゾフェノン化合物、桂皮酸エステル化合物、ブタ
ジェン化合物、ベンゾオキサゾール化合物さらに紫外線
吸収ポリマーを用いることができる。
紫外線吸収剤の具体例は、米国特許3.!、33゜79
ψ号、同3,31←、7!7ψ号、同3.3!2゜1,
1/号、特開昭4LA−27ftA号、米国特許!、7
0!、♂θよ号、同3,707.37j号、回シ、Oψ
!、22り号、同J、700.!タ!号、同j、4’?
?、7t2号、西独特許出願公告/、よ4’7.f4j
号などに記載されている。
フィルター染料としては、オキンノール染料、ヘミオキ
ンノール染料、スチリル染料、メロシアニン染料、シタ
ニン染料およびアゾ染料が包含される。現像処理後の残
色を少なくする意味から、水溶性もしくは、アルカリや
亜硫酸イオンによって脱色する染料が好ましい。
具体的には、例えば米国特許第2,27ψ、712号に
記載のビラゾロンオキンノール染料、米国特許第1.Y
jA、 r79’号に記載のジアリールアゾ染料、米国
特許第J、u2j、207号、同第J、3!<1,1A
r7号に記載のスチリル染料やブタジェニル染料、米国
特許第2.よ27.夕、f′3号に記載のメロシアニン
染料、米国特許第3゜グ♂ぶ、127号、同第j、tJ
−、2,21グ号、同第J、7/J’、4t72号に8
己載のメロシアニン染料やオキンノール染料、米国特許
第、?、5’7G。
66/号に記載のエナミノヘミオキンノール染料及び英
国特許第tJ’g、60り号、同第1./77、4Lu
り号、特開昭4ct−rri、io号、同グヂー97t
、20号、同ψターiit、tグlθ号、米国特許第2
.!33,1A72号、同第3./グt。
/J’7号、同第3./77.071号、同第3゜21
17、 lj7号、同第J、J’tlO,rlV号、同
第J、j7j、70ψ号、同第3,6!3.701号、
に記載の染料が用いられる。
染料は適当な溶媒〔例えば水、アルコール(例えばメタ
ノール、エタノール、プロパノールなど)、アセトン、
メチルセロンルブなど、あるいはこれらの混合溶媒〕に
溶解して本発明の非感光性の親水性コロイド層用塗布液
中に添加される。
具体的な染料の使用量は、一般にIO17〜2〜/ 9
7〜2 、特に/ 0−3’l/m2〜0゜697〜2
の範囲に軽重しい量を見い出すことができる。
本発明の写真感光材料には、写真乳剤層その他の親水性
コロイド層に無機塘たは有機の硬膜剤を含有してよい。
例えばクロム塩、アルデヒド類。
(ホルムアルデヒド、ゲルタールアルデヒドなど)、N
−メチロール化合物(ジメチロール尿素など)、活性ビ
ニル化合物(/、j、j−)リアクリロイル−ヘキサヒ
ト0−s−1リアジン、/、3−ビニルスルホニル−2
−1a yeノールfxト)、活性ハロゲン化合物(X
、 4t−ジクO/I、 −1−ヒドロキシ−S−トリ
アジンなど)、ムコハロゲン酸類などを単P11i*は
組み合わせて用いることができる。
本発明全周いて作られる感光材料の写真乳剤層または他
の親水性コロイド層には塗布助剤、帯電防止、スベリ性
改良、乳化分散、接着防止及び写真特性改良(例えば、
現像促進、硬調化、増感)等種々の目的で、種々の界面
活性剤を含んでもよい。特に本発明にふ・いて好1しく
用いられる界面活性剤は特公昭!r−9ψ12号公報に
記載された分子量too以上のポリアルキレンオキサイ
ド類である。ここで帯電防止剤として用−る場合には、
フッ素を含有した界面活性剤(詳しくは米国特許第u、
20/、Jrl’を号、特開昭to−t。
rφ2号、同!ターフ41j111号)が特に好オしい
本発明の写真感光材料には、写真乳剤層その他の親水性
コロイド層に接着防止の目的でシリカ、酸化マグネシウ
ム、ポリメチルメタクリレート等のマット剤を含むこと
ができる。
本発明の写真乳剤には寸度安定性の改良などの目的で水
不溶オたは難溶性合成ポリマーの分散物を含むことがで
きる。たとえばアルキル(メタ)アクリレート、アルコ
キシアクリル(メタ)アクリレート、グリシジル(メタ
)アクリレート、などの単独もしくは組合わせ、!たは
これらとアクリル酸、メタアクリル酸、などの組合せを
単量体成分とするポリマーを用いることができる。
本発明の写真感光材料の7・ロゲン化銀乳剤層及びその
他の層には酸基を有する化合物を含有することが好プし
い。酸基を有する化合物としてはサリチル酸、酢酸、ア
スコルビン酸等の有機酸及びアクリル酸、マレイン酸、
フタル酸の如き酸モノマーを〈シ返し単位として有する
ポリマー又はコポリマーを挙げることができる。これら
の化合物に関しては特願昭6O−J4/7り号、同6o
−6r17J号、同+0−i63rrt号、及び同JO
−/り!6!よ号明細書の記載を参考にすることができ
る。これらの化合物の中でも特に好ましいのば、低分子
化合物としてはアスコルビン酸であシ、高分子化合物と
してはアクリル酸の如きi1モノマーとジビニルベンゼ
ンの如き2個以上の不飽和基を有する架橋性モノマーか
もなるコポリマーの水分散性ラテックスである。
本発明のハロゲン化銀感光材料を用いて超硬調で高感度
の写真特性を得るには、従来の伝染現像液や米国特許第
2.tA15’、 タフ!号に記載されたpH73に近
い高アルカリ現像液を用いる必要はなく、安定な現像液
を用いることができる。
すなわち、本発明のハロゲン化銀感光材料は、保恒剤と
しての亜硫酸イオンをO6/!モル/1以上含み、pH
to、r〜/1.3、特にpH7/、0〜/2.0の現
像液によって充分に超硬調のネガ画像を得ることができ
る。
本発明に使用する現像液に用いる現像主薬には特別な制
限はないが、良好な網点品質を得やすい点で、ジヒドロ
キシベンゼン類を含むことが好1シく、ジヒドロキシベ
ンゼン類とl−フェニル−3−ピラゾリドン類の組合せ
壇たはジヒドロキシベンゼン類とp−アミノフェノール
類の組合せを用いる場合もある。現像主薬は通常o、o
rモル/l−0.1モル/lの量で用いられるのが好オ
しい。またジヒドロキシベンゼン類とl−フェニル−3
−ピラゾリドン類又はp−アミノ−7エノール類との組
合せを用いる場合には前者を0.0jモル/l−0.j
モルフg、後者をo、otモル/l以下の量で用いるの
が好オしい。
本発明に用いる亜硫酸塩の保恒剤としては亜硫酸ナトリ
ウム、亜硫酸カリウム、亜硫酸リチウム、亜硫酸アンモ
ニウム、重亜硫酸ナトリウム、メタ重亜硫酸カリウム、
ホルムアルデヒド重亜硫酸ナトリウムなどがある。亜硫
酸塩はO1φモル/1以上、特にθ、jモル/4以上が
好オしい。
本発明の現像液には銀汚れ防止剤として特開昭!6−コ
ψ、3グ7号に記載の化合物を用いることができる。現
像液中に添加する溶解助剤として特願昭40−10り、
7ψ3号に記載の化合物を用いることができる。さらに
現像液に用するpH緩衝剤として特開昭1O−1j、1
AjJ号に記載の化合物あるいは特願昭t/−2F、7
01号に記載の化合物を用いることができる。
一般式(L)で表わされる化合物は前記のようにネガ型
乳剤と組合せて高コントラスト用感材に用いる他に、内
部潜像型ハロゲン化銀乳剤と組合せることもできるが以
下にその態様について述べる。この場合、一般式(1−
)で表わされる化合物は内部潜像型ハロゲン化銀乳剤層
に含有させるのが好ましいが、内部潜像型ハロゲン化銀
乳剤層に隣接する親水性コロイド層に含有させてもよい
そのような層は色材層、中間層、フィルター層、保護層
、アンチハレーション層など、造核剤がハロゲン化銀粒
子へ拡散していくのを妨げない限シ、どんな機能をもつ
層であってもよい。
層中での一般式(−)で表わされる化合物の含有量は用
いられるハロゲン化銀乳剤の特性、造核剤の化学構造及
び現像条件によって異るので、適当な含有量は広い範囲
にわたって変化し得るが、内部潜像型ハロゲン化銀乳剤
中のt! 1モル当り約0.005Qrから500#の
範囲が実際上有用で、好ましいのは銀1モル当り約0,
01■から約100■である。乳剤層に隣接する親水性
コロイド層に含有させる場合には、内部潜像型乳剤層の
同一面積に含まれる銀の量に対して上記同様の量を含有
させればよい、内部潜像型ハロゲン化銀乳剤の定義に関
しては特開昭61−170733号公報第10頁上欄及
び英国特許第2.089.057号公報第18頁〜20
頁に記載されている。
本発明に用いうる好ましい内部潜像型乳剤については、
特願昭61−253716号明細書第2r頁/4を行目
〜第3/頁コ行目に、好甘し−/・ロゲン化銀粒子に関
しては同明a書第37頁3行目〜第32頁/1行目に記
載されてbる。
本発明の感光材料に釦いて内部潜像型乳剤は、増感色素
を用いて比較的長波長の青色光、緑色光、赤色光寸たは
赤外光に分光増感させてもよい。増感色素としては、シ
アニン色素、メロシアニン色素、コンプレックスシアニ
ン色素、コンプレックスメロシアニン色素、ホロポーラ
−シアニン色素、スチリル色素、ヘミシアニノ色素、オ
キンノール色素、ヘミオキノノール色素等を用いること
ができる。これらの増感色素には、例えば%開明J′?
−名0,631号、同J′デーψ0.A3!:号や同j
q−3!!′、737号に記載されたシアニン色素やメ
ロシアニン色素が含まれる。
本発明に訃いては、ヒドロキシベンゼン類(例えばハイ
ドロキノン類)、アミノフェノール類、3−ビラゾリド
ン類等の如き現像主薬を乳剤中あるいは感光材料中に含
有させてもよい。
本発明に於て使用される写真乳剤は、ハロゲン化銀の現
像に対応して拡散性色素を放出するようなカラー拡散転
写法用色素像供与化合物(色材)と組合せて、適当な現
像処理ののち受像層に所望の転写像を得るのに用いるこ
ともできる。このようなカラー拡散転写法用色材として
は多数のものが知られており、なかでもはじめは非拡散
性であるが現像主薬(又は電子移動剤)の酸化生成物と
の酸化還元反応によって開裂して拡散性色素を放出する
タイプの色材(以下DRR化合物と略す)の使用が好ま
し−。なかでもN−置換スルファモイル基を有するDR
R化合物が好ましい。特に。
本発明の造核剤との併用で好オしいのは、米国特許第り
、Oj!’ 、 4L21号、同4’、OJ3.J/コ
号や同41.334 、Jココ号等に記載されているよ
うな0−ヒドロキシアリールスルファモイル基を有する
DRR化合物や特開昭63−/47F。
321号に記載されているようなレドックス母核を有す
るDRR化合物である。このようなりRR化合物と併用
すると、特に処理時の温度依存性が顕著に小さい。
DRR化合物の具体例としては、上記特許明細書に記さ
れているものの他、マゼンタ染料像形成物質としてはl
−ヒドロキシ−2−テトラメチレンスル7アモイルー<
t−(J’−メチル−q′(コ”−ヒドロキシ−ψ″−
メチルー!″−ヘキサデシルオキシフエニルスルフアモ
イル−フェニルアゾツーナフタレン、イエロー染料像形
成物質トシてはl−フェニル−3−シアノ−p  (2
7//り″′−ジーtert−ペンチルフェノキシアセ
トアミノ)−フェニルスルファモイル〕フェニルアゾ)
=!−ピラゾロンなどがあげられる。
本発明の感光材料を用いて像様絽光の後、光又は造核剤
によるかぶシ処理を施した後又は施しながら、芳香族第
一級アミン系発色現像薬を含むpH7t、r以下の表面
現像液で発色現像、漂白・定着処理することによシ直接
ポジカラー画像を形成するのが好ましい。この現像液の
pHばll。
0−10.0の範囲であるのが更に好ましい。
本発明にかけるかぶシ処理は、いわゆる「光かぶシ法」
と呼ばれる感光層の全面に第二の露光を与える方法及び
「化学的かぶシ法」と呼ばれる造核剤の存在下にて現像
処理する方法のうちのどちらを用いてもよい。造核剤)
よびかぶシ光の存在下で現像処理してもよい。寸た、造
核剤を含有する感光材料をかぶb露光してもよい。
光かぶシ法に関しては、前記の特願昭2/−コ!37/
1号明細書第グ7頁グ行〜ゲタ頁!行に記載されて釦シ
、本発明に用いうる造核剤に関しては同明細書第ゲタ頁
g行〜67頁2行に記載されて釦シ、特に−形成(N−
/]と(N−−2]で表わされる化合物の使用が好オし
い。これらの具体例としては、同明細書第6〜!を頁に
記載の(N−I−/E〜(N−■−to”Jと同明細書
第63〜66頁に記載の[:N−ll−/]〜[:N−
I[−/、2]の使用が好ましい。
本発明に用いうる造核促進剤に関しては、同明細書第6
r頁//行〜71頁3行に記載されてかシ、特にこの具
体例としては、同第22〜7o頁に記載の(A−/)〜
(A−/J)の使用が好さしい。
本発明の感光材料の現像処理に用いられるカラー現像液
に関しては、同明細書第71頁ψ行目〜72頁り行目に
記載されて釦シ、特に芳香族第1級アミン系発色現像薬
の具体例としては、p−フェニレンジアミン系化合物が
軽重しく、その代表例としてば3−メチル−ψ−アミノ
ーN−エチルーN−(β−メタンスルホンアミドエチル
)アニリン、3−メチル−ψ−アミノーN−エチルーN
−(β−ヒドロキシエチル)アニリン、3−メチル−μ
mアミノ−N−エチル−N−メトキシエチルアニリン及
びこれらの硫酸塩、塩酸塩などの塩をあげることができ
る。
本発明の感光材料を用いてカラー拡散転写法によシ直接
ポジカラー画像を形成するには、上記の発色現像薬の他
に、フェニドン誘導体などの黒白現像薬を用いる事もで
きる。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に一浴漂白定着で行なわれて
もよいし、個別に行なわれてもよい。さらに処理の迅速
化をはかるために、漂白処理後漂白定着処理する処理方
法でもよいし、定着処理後漂白定着処理する方法でもよ
い。本発明の漂白液もしくは漂白定着液には漂白剤とし
てアミノポリカルボン酸鉄錯塩が通常使用される。本発
明の漂白液もしくは漂白定着液に用いられる添加剤とし
ては、特願昭A/−32ψ6コ号明細書第、22頁〜3
0頁に記載の種々の化合物を使用することができる。脱
銀工程(漂白定着又は定着)の後には、水洗及び/又は
安定化などの処理を行なう。水洗水又は安定化液には軟
水化処理した水を使用することが好寸しl/1o軟水化
処理の方法としては、特願昭6/−131632号明細
書に配紙のイオン交換樹脂又は逆浸透装置を使用する方
法が挙げられる。これらの具体的な方法としては特願昭
67−73/432号明細書に記載の方法を行なうこと
が軽重しtn。
さらに水洗及び安定化工程に用いられる添加剤としては
特願昭t/−j、2μ62号明細書第30百〜36頁に
配紙の種々の化合物を使用することができる。
各処理工程に釦ける補充液量は少ない方が好!しい。補
充液fは感光材料の単位面積当シの前浴の持込み量に対
して、ll:l、  /−40倍が好!しぐ、さらに好
1しぐは3〜30倍である。
緑感色性層、赤感色性層のハロゲン化銀乳剤層の少なく
ともtiが設けられていればよく、ハロゲン化銀乳剤層
および非感光性層の層数および要項に特に制限はない、
典型的な例としては、支持体上に、実質的に感色性は同
じであるが感光度の異なる複数のハロゲン化i艮乳剤層
から成る感光性層を少なくとも1つ有するハロゲン化銀
写真感光材料であり、該感光性層は青色光、緑色光、お
よび赤色光の何れかに感色性を有する単位感光性層であ
り、多層ハロゲン化銀カラー写真感光材料においては、
一般に単位感光性層の配列が、支持体側から順に赤感色
性層、緑感色性層、青感色性の順に設置される。しかし
、目的に応じて上記設置11JI頁が逆であっても、ま
た同一感色性層中に異なる感光性層が挟まれたような設
置j頑をもとり得る。
上記、ハロゲン化銀感光性層の間および最上層、最下層
には各種の中間層等の非感光性層を設けてもよい。
該中間層には、特開昭61−43748号、同59−1
13438号、同59−113440号、同61−20
037号、同61−20038号明細書に記載されるよ
うなカプラー、DIR化合物等が含まれていてもよく、
通常用いられるように混色防止剤を含んでいてもよい。
各単位感光性層をIJ1威する複数のハロゲン化銀乳剤
層は、西独特許第1.121,470号あるいは英国特
許第923.045号に記載されるように高感度乳剤層
、低感度乳剤層の2層構成を好ましく用いることができ
る6通常は、支持体に向かって順次感光度が低くなる様
に配列するのが好ましく、また各ハロゲン乳剤層の間に
は非感光性層が設けられていてもよい、また、特開昭5
7−112751号、同62200350号、同62−
206541号、62−206543号等に記載されて
いるように支持体より離れた側に低感度乳剤層、支持体
に近い側に高感度乳剤層を設置してもよい。
具体例として支持体から最も遠い側から、低感度青感光
性層(BL) /高感度青感光性層(H)/高感度緑感
光性j! (GW) /低感度緑感光性層(GL)/高
感度赤感光性II (1?H) /低感度赤感光性層(
RL)の順、またはBK/Bl、/GL/GH/RH/
RLの順、またはBH/BL/GH/GL/RL/R)
!の順等に設置することができる。
また特公昭55−34932号公報に記載されているよ
うに、支持体から最も遠い側から青感光性N/G)I/
RH/GL/ilLの順に配列することもできる。また
特開昭56−25738号、同62−63936号明細
書に記載されているように、支持体から最も遠い側から
青感光性層/GL/RL/GW/RHの順に配列するこ
ともできる。
また特公昭49−1.5495号公報に記載されている
ように上層を最も感光度の高いハロゲン化銀乳剤層、中
層をそれよりも低い感光度のハロゲン化銀乳剤層、下層
を中層よりも更に感光度の低いハロゲン化銀乳剤層を配
置し、支持体に向かって感光度が順次低められた感光度
の異なる3Nから構成される配列が挙げられる。このよ
うな感光度の異なる3層から構成される場合でも、特開
昭59−202464号明細書に記載されているように
、同一感色性層中において支持体より離れた側から中感
度乳剤層/高感度乳剤層/低感度乳剤層の順に配7tさ
れてもよい。
その他、高感度乳剤N/低感度乳剤層/中感度乳剤層、
あるいは低感度乳剤層/中感度乳剤層/′高感度乳剤層
などの1115に配置されていてもよい。
また、4N以上の場合にも、上記の如く配列を変えてよ
い。
色再現性を改良するために、米国特許第4.66327
1号、同第4,705,744号、同第4,707,4
36号、特開昭62−160448号、同63−895
80号の明!lI書に記載の、BL、GL、RLなとの
主感光層と分光感度分布が異なる重層効果のドナー層(
CL)を主感光層に隣接もしくは近接して配置すること
が好ましい。
上記のように、それぞれの感光材料の目的に応して種々
の層構成・配列を選択することができる。
本発明の写真感光材料が、カラーネガフィルム又はカラ
ー反転フィルムの場合には、その写真乳剤層に含有され
る好ましいハロゲン化銀は約30モル%以下のヨウ化銀
を含む、ヨウ臭化恨、ヨウ塩化銀、もしくはヨウ塩臭化
根である。特に好ましいのは約2モル%から約25モル
%までのヨウ化銀を含むヨウ臭化銀もしくはヨウ塩臭化
銀である。
本発明の写真感光材料が、カラー印画紙の場合には、そ
の写真乳剤層に含有されるハロゲン化銀としては、実質
的にヨウ化銀を含まない塩臭化銀もしくは塩化銀よりな
るものを好ましく用いることができる。ここで実質的に
ヨウ化銀を含まないとは、ヨウ化銀含有率が1モル%以
下、好ましくは0.2モル%以下のことをいう、これら
の塩臭化銀乳剤のハロゲン&Ilt&については任意の
臭化銀/塩化銀のものを用いることができる。この比率
は目的に応じて広い範囲をとりうるが、塩化銀比率が2
モル%以上のものを好ましく用いることができる。迅速
処理に適した感光材料には塩化銀含有率の高い所謂高塩
化銀乳剤が好ましく用いられる。これらの高塩化銀乳剤
の塩化銀含有率は、90モル%以上が好ましく、95モ
ル%以上がさらに好ましい、現像処理液の補充量を低減
する目的で、塩化銀含有率が98〜99.9モル%であ
るようなほぼ純塩化銀の乳剤も好ましく用いられる。
写真乳剤中のハロゲン化銀粒子は、立方体、八面体、十
四面体のような規則的な結晶を有するもの、球状、板状
のような変則的な結晶形を有するもの、双晶面などの結
晶欠陥を有するもの、あるいはそれらの複合形でもよい
ハロゲン化銀の粒径は、約0.2ミクロン以下の微粒子
でも投影面積直径が約10ミクロンに至るまでの大サイ
ズ粒子でもよく、多分散乳剤でも単分散乳剤でもよい。
本発明に使用できるハロゲン化銀写真乳剤は、例えばリ
サーチ・ディスクロージャー(RD)Na17643 
(1978年12月)、22〜23頁、“■、、乳剤製
造(Emulsion preparation an
d types)”、および同k 18716 (19
79年11月) 、 648頁、グラフィック「写真の
物理と化学」、ポールモンテル社刊(P、Glafki
des、 Chemie et Ph1sique P
hotographique、 Paul Monte
l+ 1967)、ダフィン著「写真乳剤化学」、フを
一カルプレス社刊(G、P、 Duffin。
Photographic Emulsion Che
mistry (Focal Press+1966)
)、ゼリクマンら著r写真乳剤の製造と塗布」、フォー
カルプレス社刊(V、 L、 Zeliksanet 
at、、 Making and Coating P
hotographic f’wul−sion+ F
ocal Press+ 1964)などに記載された
方法を用いて調製することができる。
米国特許第3,574,628号、同3,655,39
4号および英国特許第1.413,748号などに記載
された単分散乳剤も好ましい。
また、アスペクト比が約5以上であるような平板状粒子
も本発明に使用できる。平板状粒子は、ガトフ著、フォ
トグラフィック・サイエンス・アンド・エンジニアリン
グ(Gutoff、 PhotographtcSci
、ence and Engineering ) 、
第14巻248〜257頁(1970年);米国特許第
4,434,226号、同4,414、310号、同4
,433,048号、同4,439,520号および英
国特許第2.112.157号などに記載の方法により
簡単に調製することができる。
結晶構造は−様なものでも、内部と外部とが異質なハロ
ゲン組成からなるものでもよく、層状構造をなしていて
もよい、また、エピタキシャル接合によって組成の異な
るハロゲン化銀が接合されていてもよく、また例えばロ
ダン銀、酸化鉛などのハロゲン化銀以外の化合物と接合
されていてもよい、また種々の結晶形の粒子の混合物を
用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、通常、物理熟成、化学熟成および
分光増感を行ったものを使用する。このような工程で使
用される添加剤はリサーチ・ディスクロージャーNa 
17643および同k 18716に記載されており、
その該当箇所を後掲の表にまとめた。
本発明には、非感光性微粒子ハロゲン化銀を使用するこ
とが好ましい。非感光性微粒子ハロゲン化銀とは、色素
画像を得るための像様露光時においては感光せずに、そ
の現像処理において実質的に現像されないハロゲン化銀
微粒子であり、あらかじめカブラされていないほうが好
ましい。
微粒子ハロゲン化銀は、臭化銀の含有率が0〜100モ
ル%であり、必要に応して塩化銀および/または沃化銀
を含有してもよい。好ましくは沃化銀を0.5〜10モ
ル%含有するものである。
微粒子ハロゲン化銀は、平均粒径(投影面積の円相当直
径の平均値)が0.01〜0.5μ慣が好ましく 、0
.02〜0.2μ術がより好ましい。
微粒子ハロゲン化銀は、通常の感光性ハロゲン化銀と同
様の方法で調製できる。この場合、ハロゲン化銀粒子の
表面は、光学的に増感される必要はなく、また分光増感
も不要である。ただし、これを塗布液に添加するのに先
立ち、あらかしめトリアゾール系、アザインデン系、ベ
ンゾチアゾリウム系、もしくはメルカプト系化合物また
は亜鉛化合物などの公知の安定剤を添加しておくことが
好ましい。
本発明に使用できる公知の写真用添加剤も上記の2つの
リサーチ・ディスクロージャーに記載されており、下記
の表に関連する記載箇所を示した。
添fl    鮭1乃止 昶Mし比 l 化学増感剤   23頁   648頁右欄2 感
度上昇剤        同 上3 分光増感剤、  
23〜24頁 648頁右欄〜強色増感剤      
  649頁右欄4 増白M      24買 5 かぶり防止剤  24〜25頁 649頁右欄−お
よび安定剤 6 光吸収剤、   25〜26頁 649頁右欄〜フ
ィルター染料、     650頁左憫紫外線吸収剤 7 スティン防止剤 25頁右欄 650頁左〜右欄8
 色素画像安定剤 25頁 9 硬膜剤     26頁   651頁左欄10 
 バインダー   26頁   同 上11  可塑剤
、?l′i′I7を剤 27頁   650真右欄12
  塗布助剤、   26〜27真 650頁右欄表面
活性剤 13  スタチック   27頁   同 上防止剤 また、ホルムアルデヒドガスによる写真性能の劣化を防
止するために、米国特許4,411,987号や同第4
,435,503号に記載されたホルムアルデヒドと反
応して、固定化できる化合物を感光材料に添加すること
が好ましい。
本発明には種々のカラーカプラーを使用することができ
、その具体例は前出のリサーチ・ディスクロージャー(
RD ) Ni117643、■−C−Cに記載された
特許に記載されている。
イエローカプラーとしては、例えば米員特許第3.93
3,501号、同第4,022,620号、同第4,3
26.024号、同第4,401,752号、同第4,
248,961号、特公昭58−10739号、英国特
許第1,425,020号、同第1,476.760号
、米国特許第3,973,968号、同第4.314.
023号、同第4,511,649号、欧州特許第24
9、473A号、等に記載のものが好ましい。
マゼンタカプラーとしては5−ピラゾロン系及びピラゾ
ロアゾール系の化合物が好ましく、米国特許第4.31
0,619号、同第4,351,897号、欧州特許第
73,636号、米国特許第3.061.432号、同
第3゜725、067号、リサーチ・ディスクロージャ
ーN1124220 (1984年6月)、特開昭60
−33552号、リサーチ・ディスクロージャー弘24
230 (1984年6月)、特開昭60−43659
号、同61−72238号、同60−35730号、同
55−118034号、同60−185951号、米国
特許第4゜500.630−!、同第4,540,65
4号、同第4.556,630号、国際公開1I108
8/fM795号等に記載のものが特に好ましい。
シアンカプラーとしては、フェノール系及びナフトール
系カプラーが挙げられ、米国特許第4,052.212
号、同第4.146,396号、同第4.228.23
3号、同第4.296.200号、同第2,369,9
29号、同第2,801.171号、同第2.772.
 x62号、同第2,895.826号、同第3.77
2.002号、同第3,758.308号、同第4,3
34.011号、同第4,327.173号、西独特許
公開第3329、729号、欧州特許第121,365
A号、同第249゜453A号、米国特許第3,446
.622号、同第4,333,999号、同第4.77
5,616号、同第4,451.559号、同第4.4
27.767号、同第4,690,889号、同第4 
、254゜212号、同第4.296.199号、特開
昭61−42658号等に記載のものが好ましい。
発色色素の不要吸収を補正するためのカラード・カプラ
ーは、リサーチ・ディスクロージャーNo。
17643の■−G項、米国特許第4,163.670
号、特公昭57−39413号、米国特許第4.004
.929号、同第4.138,258号、英国特許第L
146,368号に記載のものが好ましい、また、米国
特許第4,774.181号に記載のカップリング時に
放出された蛍光色素により発色色素の不要吸収を補正す
るカプラーや、米国特許第4,777.120号に記載
の現像主薬と反応して色素を形成しうる色素プレカーサ
ー基を離脱基として有するカプラーを用いることも好ま
しい。
発色色素が適度な拡散性を有するカプラーとしては、米
国特許第4,366.237号、英国特許第2.125
.570号、欧州特許第96,570号、西独特許(公
開)第3,234.533号に記載のものが好ましい。
ポリマー化された色素形成カプラーの典型例は、米国特
許第3,451,820号、同第4,080,211号
、同第4.367.282号、同第4.409,320
号、同第4.576゜910号、英国特許2.102.
173号等に記載されている。
カップリングに伴って写真的に有用な残基を放出するカ
プラーもまた本発明で好ましく使用できる。現像抑制剤
を放出するDIRカプラーは、前述のRD 17643
、■〜F項に記載された特許、特開昭57−15194
4号、同57−154234号、同60−184248
号、同63−37346号、同63−37350号、米
国特許4.248.962号、同4,782,012号
に記載されたものが好ましい。
現像時に画像状に造核剤もしくは現像促進剤を放出する
カプラーとしては、英国特許第2,097,140号、
同第2,131.188号、特開昭59−157638
号、同59−170840号に記載のものが好ましい。
その他、本発明の感光材料に用いることのできるカプラ
ーとしては、米国特許第4.130,427号等に記載
の競争カプラー、米国特許第4,283.472号、同
第4.338,393号、同第4,310,618号等
に記載の多当量カプラー、特開昭60−185950号
、2特開昭62−24252号等に記載のDIRレドッ
クス化合物放出カプラー、DIRカプラー放出カプラー
、DIRカプラー放出レドックス化合物もしくはDIR
レドックス放出レドックス化合物、欧州特許第173゜
302A号、同第313,308A号に記載の離脱後復
色する色素を放出するカプラー、R,D、阻11449
、同24241、特開昭61−201247号等に記載
の漂白促進剤放出カプラー、米国特許第4,553,4
77号等に記載のリガンド放出カプラー、特開昭63−
75747号に記載のロイコ色素を放出するカプラー、
米国特許第4゜774、181号に記載の蛍光色素を放
出するカプラー等が挙げられる。
本発明に使用するカプラーは、種々の公知分散方法によ
り感光材料に導入できる。
水中油滴分散法に用いられる高沸点溶媒の例は米国特許
第2.322,027号などに記載されている。
水中油清分散法に用いられる常圧での沸点が175°C
以上の高沸点有機溶剤の具体例としては、フタル酸エス
テル類(ジブチルフタレート、ジシクロへキシルフタレ
ート、ジー2−エチルへキシルフタレート、デシルフタ
レート、ビス(2,4−ジ−t−アミルフェニル)フタ
レート、ビス(2,4−ジ−t−アミルフェニル)イソ
フタレート、ビス(1,1−ジエチルプロピル)フタレ
ートなど)、リン酸またはホスホン酸のエステルR(ト
リフェニルホスフェート、トリクレジルホスフェート、
2−エチルヘキシルジフェニルホスフェート、トリシク
ロヘキシルホスフェート、トリー2−エチルへキシルホ
スフェート、トリドデシルホスフヱート、トリブトキシ
エチルホスフェート、トリクロロプロピルホスフェート
、ジー2−エチルヘキシルフェニルホスホネートなど)
、安息香酸エステル類(2−エチルへキシルベンゾエー
ト、ドデシルベンゾエート、2−エチルへキシル−p−
ヒドロキシベンゾエートなど)、アミド@ (N、N−
ジエチルドデカンアミド、 N、N−ジエチルプロピル
ア4ド、N−テトラデシルピロリドンなど)、アルコー
ル類またはフェノール類(イソステアリルアルコール、
2.4−ジーter t−アミルフ エノールなど)、
脂肪族カルボン酸エステル類 (ビス(2−エチルヘキ
シル)セバケート、ジオクチルアゼレート、グリセロー
ルトリブチレート、イソステアリルラクテート、トリオ
クチルシトレートなど)、アニリン誘導体(N、N−ジ
ブチル−2−ブトキシ−5−tert−オクチルアニリ
ンなど)、炭化水素類(パラフィン、ドデシルベンゼン
、ジイソプロピルナフタレンなど)などが挙げられる。
また補助溶剤としては、沸点が約30゛C以上、好まし
くは50°C以上約160°C以下の有機溶剤などが使
用でき、典型例としては酢酸エチル、酢酸ブチル、プロ
ピオン酸エチル、メチルエチルケトン、シクロヘキサノ
ン、2−エトキシエチルアセテート、ジメチルホルムア
ミドなどが挙げられる。
ラテックス分散法の工程、効果および含浸用のラテック
スの具体例は、米国特許第4,199.363号、西独
特許出願(OLS)第2,54L274号および同第2
゜541.230号などに記載されている。
また、これらのカプラーは前記の高沸点有機溶媒の存在
下または不存在下でローダプルラテックスポリマー(例
えば米国特許第4,203,716号)に含浸させて、
または水不溶性かつ有機溶媒可溶性のポリマーに溶かし
て親水性コロイド水溶液に乳化分散させることができる
好ましくは、国際公開番号−088100723号明細
書の第12〜30頁に記載の単独重合体または共M A
体が用いられる。特にアクリルアミド系ポリマーの使用
が色像安定化等の上で好ましい。
本発明のカラー感光材料中には、特開昭63−2577
47号、同62〜272248号、および特開平1−8
0941号に記載の1,2−ベンズイソチアプリン−3
−オン、n−ブチル p−ヒドロキシベンゾエート、フ
ェノール、4−クロル−3,5−ジメチルフェノール、
2−フェノキシエタノール、2−(4−チアゾリル)ベ
ンズイミダゾール等の各種の防腐剤もしくは防黴剤を添
加することが好ましい。
本発明は種々のカラー感光材料に適用することができる
。一般用もしくは映画用のカラーネガフィルム、スライ
ド用もしくはテレビ用のカラー反転フィルム、カラーペ
ーパー、カラーポジフィルムおよびカラー反転ペーパー
などを代表例として挙げることができる。
本発明に使用できる適当な支持体は、例え番ヨ、前述の
RD、 No、 17643の28頁、および同胞18
716の647真右欄から648頁左欄に記載されてい
る。
本発明の感光材料は、乳剤層を有する例の全親水性コロ
イド層の膜厚の総和が28μ輿以下であることが好まし
く、23μm以下がより好ましく、18μ罷以下が更に
好ましく、16μ偏以下が特に好ましい。また膜膨潤速
度]゛、7□は30秒以下が好ましく、20秒以下がよ
り好ましい、膜厚は、25°C相対湿度55%調湿下(
2日)で測定した膜厚を意味し、膜膨潤速度T1/、は
、当該技術分野において公知の手法に従って測定するこ
とができる。例えば、ニー・グリーン(A、Green
)らによりフォトグラフィック・ザイエンス・アンド・
エンジニアリング(Photogr、Sci、Eng、
) 、 19@、2号、 124〜129頁に記載の型
のスエロメーター(膨潤膜)を使用することにより、測
定でき、T+/!は発色現像液で30″C13分15秒
処理した時に到達する最大膨潤膜厚の90%を飽和膜厚
とし、飽和膜厚の172に到達するまでの時間と定義す
る。
膜膨潤速度TI/□は、バインダーとしてのゼラチンに
硬膜剤を加えること、あるいは塗布後の経時条件を変え
ることによって調整することができる。また、膨潤率は
150〜400%が好ましい、膨潤率とは、さきに述べ
た条件下での量大膨潤膜厚から、式: (最大膨潤膜厚
−膜厚)/膜厚 に従って計算できる。
本発明に従ったカラー写真感光祠料は、前述のRD、漱
17643の28〜29頁、および同N(118716
の615左欄〜右欄に記載された通常の方法によって現
像処理することができる。
本発明の感光材ギ4の現像処理に用いる発色現像液は、
好ましくは芳香族第一級アミン系発色現像主薬を主成分
とするアルカリ性水溶液である。この発色現像主薬とし
ては、ア柔ノフェノール系化合物も有用であるが、p−
)玉ニレンジアミン系化合物が好ましく使用され、その
代表例としては3−メチル−4−アミノ−N、Nジエチ
ルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−N
−β−ヒドロキシエチルアニリン、3−メチル−4−ア
藁ノーN−エチルーN−β−メタンスルホンアミドエチ
ルアニリン、3−メチル−4−アミノ−N−エチル−β
−メトキシエチルアニ1.17及びこれらの硫酸塩、塩
酸塩もしくはρトルエンスルホン酸塩などが挙げられる
。これらの中で、特に、3−メチル−4−アミノ−N 
エチル−N−β−ヒドロキシエチルアニリン硫酸塩が好
ましい、これらの化合物は目的に応じ2種以上併用する
こともできる。
発色現像液は、アルカリ金属の炭酸塩、ホウ酸塩もしく
はリン酸塩のようなpHJ1衝剤、塩化物塩臭化物塩、
沃化物塩、ベンズイミダゾール類、ベンゾチアゾール類
もしくはメルカプト化合物のような現像抑制剤またはカ
ブリ防止剤などを含むのが一般的である。また必要に応
じて、ヒドロキシルア果ン、ジエチルヒドロキシルアミ
ン、亜硫酸塩、N、N−ビスカルボキシメチルヒドラジ
ンの如きヒドラジン類、フェニルセミカルバジド類、ト
リエタノ−ルアξン、カテコールスルホン酸類の如き各
種保恒剤、エチレングリコール、ジエチレングリコール
のような有li!!溶剤、ベンジルアルコール、ポリエ
チレングリコ−Jし、四級アンモニウム塩、アミン類の
ような現像促進剤、色素形成カプラー、競争カプラー、
1−フェニル−3−ピラゾリドンのような補助現像主薬
、粘性付与剤、アミノポリカルボン酸、アミノポリホス
ホン酸、アルキルホスホン酸、ホスオノカルボン酸に代
表されるような各種牛レート剤、例えば、エチレンジア
ミン四酢酸、ニトリロ三酢酸、ジエチレントリア逅ン五
酢酸、シクロヘキサンジアミン四酢酸、ヒドロキシエチ
ルイくノジ酢酸、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−
ジホスホン酸、ニトリロ−N、N、N−)リンチレンホ
スホン酸1、エチレンジアミン−N、 N、 N、 N
−テトラメチレンホスホン酸、エチレングリコ−ル(0
−ヒドロキシフェニル酢酸)及びそれらの塩を代表例と
して挙げることができる。
また反転処理を実施する場合は通常黒白現像を行ってか
ら発色現像する。この黒白現像液には、ハイドロキノン
などのジヒドロキシベンゼン類、1−フェニル−3−ピ
ラゾリドンなどの3−ピラゾリドン類またはN−メチル
−p−アミノフェノールなどのアミノフェノール類など
公知の黒白現像主薬を単独であるいは組み合わせて用い
ることができる。
これらの発色現像液及び黒白現像液のDHは9〜12で
あることが一般的である。またこれらの現像液の補充量
は、処理するカラー写真感光材料にもよるが、一般に感
光材料1平方メートル当たり32以下であり、補充液中
の臭化物イオン濃度を低減させておくことにより500
d以下にすることもできる。補充量を低減する場合には
処理槽の空気との接触面積を小さくすることによって液
の蒸発、空気酸化を防止することが好ましい。
処理槽での写真処理液と空気との接触面積は、以下に定
義する開口率で表わすことができる。
即ち、 上記の開口率は、0.1以下であることが好ましく、よ
り好ましくはo、oot〜0.05である。このように
開口率を低減させる方法としては、処理槽の写真処理液
面に浮き蓋等の遮蔽物を設けるほかに、特開平1−82
033号に記載された可動蓋を用いる方法、特開昭63
−216050号に記載されたスリット現像処理方法を
挙げることができる。開口率を低減させることは、発色
現像及び黒白現像の両工程のみならず、後続の諸工程、
例えば、漂白、漂白定着、定着、水洗、安定化などの全
ての工程において適用することが好ましい、また、現像
液中の臭化物イオンの蓄積を抑える手段を用いることに
より補充量を低減することもできる。
発色現像処理の時間は、通常2〜5分の間で設定される
が、高温高pHとし、かつ発色現像主薬を高濃度に使用
することにより、更に処理時間の短縮を図ることもでき
る。
発色現像後の写真乳剤層は通常漂白処理される。
漂白処理は定着処理と同時に行なわれてもよいしく漂白
定着処理)、個別に行なわれてもよい。更に処理の迅速
化を図るため、漂白処理後漂白定着処理する処理方法で
もよい、さらに二種の連続した漂白定着浴で処理するこ
と、漂白定着処理の前に定着処理すること、又は漂白定
着処理後漂白処理することも目的に応じ任意に実施でき
る。漂白剤としては、例えば鉄(I[1)などの多価金
属の化合物、過酸類、キノン類、ニトロ化合物等が用い
られる0代表的漂白剤としては鉄(I[[)の有機錯塩
、例えはエチレンジアミン四酢酸、ジエチレントリアミ
ン五酢酸、シクロヘキサンシアミン四酢酸、メチルイミ
ノニ酢酸、1.3−シアミノプロパン四酢酸、グリコー
ルエーテルジアミン四酢酸、などのアミノポリカルボン
酸類もしくはクエン酸、酒石酸、リンゴ酸などの錯塩な
どを用いることができる。これらのうちエチレンジアミ
ン四酢酸鉄(III)錯塩、及び1.3−ジアミノプロ
パン四酢酸鉄(III)錯塩を始めとするアミノポリカ
ルボン酸鉄(Il1)錯塩は迅速処理と環境汚染防止の
観点から好ましい、さらにアミノポリカルボン酸鉄(I
II)錯塩は漂白液においても、漂白定着液においても
特に有用である。これらのアミノポリカルボン酸鉄(I
[[)錯塩を用いた漂白液又は漂白定着液の叶は通常4
.0〜8であるが、処理の迅速化のためにさC)に低い
pHで処理することもできる。
漂白液、漂白定着液及びそれらの前浴には、必要に応じ
て漂白促進剤を使用することができる。
有用な漂白促進剤の具体例は、次の明8III書に記載
されている:米国特許第3,893.858号、西独特
許第1,290,812号、同2,059,988号、
特開昭53−32736号、同53−57831号、同
53−37418号、同53−72623号、同53−
95630号、同53−95631号、同53−104
232号、同53−124424号、同53−1416
23号、同53−28426号、リサーチ・ディスクロ
ージャーk 17129号(1978年7月)などに記
載のメルカプト基またはジスルフィド基を有する化合物
;特開昭50−140129号に記載のチアゾリジン3
M’J体;特公昭45−8506号、特開昭52−20
832号、同53−32735号、米国特許第3,70
6,561号に記載のチオ尿素誘導体;西独特許第1,
127,715号、特開昭58−16.235号に記載
の沃化物塩;西独特許第966.410号、同2,74
8,430号に記載のポリオキシエチレン化合物1;v
f公昭45−8836号記載のポリアミン化合物;その
他特開開49−42.434号、同49〜59.644
号、同53−94,927号、同54−35,727号
、同55−26,506号、同58−163.940号
記載の化合物;臭化物イオン等が使用できる。なかでも
メルカプト基またはジスルフィド基を有する化合物が促
進効果が大きい観点で好ましく、特に米国特許第3,8
93,858号、西独特許第1.290,812号、特
開昭53−95.630号に記載の化合物が好ましい。
更に、米国特許第4.552,834号に記載の化合物
も好ましい。これらの漂白促進剤は感材中に添加しても
よい、撮影用のカラー感光材料を漂白定着するときにこ
れらの漂白促進剤は特に有効である。
漂白液や漂白定着液には上記の化合物の他に、漂白ステ
ィンを防止する目的で有機酸を含有させることが好まし
い。特に好ましい有機酸は、酸解離定数(pKa)が2
〜5である化合物で、具体的には酢酸、プロピオン酸な
どが好ましい。
定着液や漂白定着液に用いられる定着剤としてはチオ硫
酸塩、チオシアン酸塩、チオエーテル系化合物、チオ尿
素類、多量の沃化物塩等をあげることができるが、チオ
硫酸塩の使用が一般的であり、特にチオ硫酸アンモニウ
ムが最も広範に使用できる。また、チオ硫酸塩とチオシ
アン酸塩、チオエーテル系化合物、チオ尿素などの併用
も好ましい、定着液や漂白定着液の保恒剤としては、亜
硫酸塩、重亜硫酸塩、カルボニル重亜硫酸付加物あるい
は欧州特許第294769A号に記載のスルフィン酸化
合物が好ましい。更に、定着液や漂白定着液には液の安
定化の目的で、各種7兆ノボリカルボン酸類や有機ホス
ホン酸類の添加が好ましい。
脱銀工程の時間の合計は、脱銀不良が生しない範囲で短
い方が好ましい。好ましい時間は1分〜3分、更に好ま
しくは1分〜2分である。また、処理温度は25℃〜5
0℃、好ましくは35°C〜45°Cである。好ましい
温度範囲においては、脱銀速度が向上し、かつ処理後の
スティン発生が有効に防止される。
脱銀工程においては、攪拌ができるだけ強化されている
ことが好ましい、撹拌強化の具体的な方法としては、特
開昭62−183460号、同62.−183461号
に記載の感光材料の乳剤面に処理液の噴流を衝突させる
方法や、特開昭62−183461号の回転手段を用い
て攪拌効果を上げる方法、更には液中に設けられたワイ
パーブレードと乳剤面を接触させながら感光材料を移動
させ、乳剤表面を乱流化することによってより攪拌効果
を向上させる方法、処理液全体の循環流量を増加させる
方法が挙げられる。このような攪拌向上手段は、漂白液
、漂白定着液、定@液のいずれにおいても有効である。
撹拌の向上は乳剤膜中への漂白剤、定着剤の供給を速め
、結果として脱銀速度を高めるものと考えられる。また
、前記の攪拌向上手段は、漂白促進剤を使用した場合に
より有効であり、促進効果を著しく増加させたり漂白促
進剤による定着阻害作用を解消させることができる。
本発明の感光材料に用いられる自動現像機は、特開昭6
0−191257号、同60−191258号、同60
−191259号に記載の感光材料搬送手段を有してい
ることが好ましい、前記の特開昭60−191257号
に記載のとおり、このような搬送手段は前浴から後浴へ
の処理液の持込みを著しく削減でき、処理液の性能劣化
を防止する効果が高い、このような効果は各工程におけ
る処理時間の短縮や、処理液補充量の低減に特に有効で
ある。
本発明のハロゲン化銀カラー写真感光材料は、脱線処理
後、水洗及び/又は安定工程を経るのが一般的である。
水洗工程での水洗水量は、感光材料の特性(例えばカプ
ラー等使用素材による)、用途、更には水洗水温、水洗
タンクの数(段数)、向流、順流等の補充方式、その他
種々の条件によって広範囲に設定し得る。このうち、多
段向流方式における水洗タンク数と水量の関係は、Jo
urn−al of the 5ociety of 
Motion Picture and Te1e−v
fsion Engineers第64巻、P、 24
8〜253 (1955年5月号)に記載の方法で、求
めることができる。
前記文献に記載の多段向流方式によれば、水洗水量を大
幅に減少し得るが、タンク内における水の滞留時間の増
加により、バクテリアが繁殖し、生成した浮遊物が感光
材料に付着する等の問題が生しる0本発明のカラー感光
材料の処理において、このような問題が解決策として、
特開昭62−288,838号に記載のカルシウムイオ
ン、マグ木シウムイオンを低減させる方法を極めて有効
に用いることができる。また、特開昭57−8,542
号に記載のイソチアゾロン化合物やサイアベンダゾール
類、塩素化イソシアヌール酸ナトリウム等の塩素系殺菌
剤、その他ベンゾトリアゾール等、堀口博著「防菌防黴
剤の化学J  (1986年)三共出版、衛生技術全編
「微生物の滅菌、殺菌、防黴技術J  (1982年)
工業技術会、日本防菌防黴学会編「防菌防黴剤事典」(
1986年)に記載の殺菌剤を用いることもできる。
本発明の感光材料の処理における水洗水のplは、4〜
9であり、好ましくは5〜8である。水洗水温、水洗時
間も、感光材料の特性、用途等で種々設定し得るが、一
般には、15〜45°Cで20秒〜10分、好ましくは
25〜40°Cで30秒〜5分の範囲が選択される。更
に、本発明の感光材料は、上記水洗に代り、直接安定液
によって処理することもできる。
このような安定化処理においては、特開昭57−854
3号、同58−14834号、同60−220345号
に記載の公知の方法はすべて用いることができる。
また、前記水洗処理に続いて、更に安定化処理する場合
もあり、その例として、撮影用カラー感光材料の最終浴
として使用される、色素安定化剤と界面活性剤を含有す
る安定浴を挙げることができる0色素安定化剤としては
、ホルマリンやグルタルアルデヒドなどのアルデヒド類
、N−メチロール化合物、ヘキサメチレンテトラミンあ
るいはアルデヒド亜硫酸付加物などを挙げることができ
る。
この安定浴にも各種牛レート剤や防黴剤を加えることも
できる。
上記水洗及び/又は安定液の補充に伴うオーバーフロー
液は脱銀工程等信の工程において再利用することもでき
る。
自動現像機などを用いた処理において、上記の各処理液
が蒸発により濃縮化する場合には、水を加えて:a縮補
正することが好ましい。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料には処理の簡略化
及び迅速化の目的で発色現像主薬を内蔵しても良い、内
蔵するためには、発色現像主薬の各種プレカーサーを用
いるのが好ましい。例えば米国特許第3,342,59
7号記載のインドア、ニリン系化合物、同第3,342
.599号、リサーチ・ディスクロージャー14,85
0号及び同15,159号記載のシッフ塩基型化合物、
同13.924号記載のアルドール化合物、米国特許第
3,719,492号記載の金属塩錯体、特開昭53−
135628号記載のウレタン系化合物を挙げることが
できる。
本発明のハロゲン化銀カラー感光材料は、必要に応じて
、発色現像を促進する目的で、各種の1−フェニル−3
−ビラプリトン類を内蔵しても良い。
典型的な化合物は特開昭56−64339号、同57−
144547号、および同58−115438号等に記
載されている。
本発明における各種処理液は10゛C〜50℃において
使用される0通常は33°C〜38°Cの温度が標準的
であるが、より高温にして処理を促進し処理時間を短縮
したり、逆により低温にして画質の向上や処理液の安定
性の改良を達成することができる。
また、感光材料の節1艮のため西独特許第2,226,
770号または米国特許第3,674.499号に記載
のコバルト補力もしくは過酸化水素補力を用いた処理を
行ってもよい。
また、本発明のハロゲン化銀感光材料は米国特許第4.
500,626号、特開昭6O−i33449号、同5
9−218443号、同61−238056号、欧州特
許210.66OA2号などに記載されている熱現像感
光材料にも適用できる。
本発明の化合物は熱現像感光利に用いることができる。
熱現像感光材料については、米国特許第41.4t63
,079号%同第!、4j74!、r47号、同第グ、
17♂、727号、同第グ、!07゜3!rO号、同第
! 、!00.426号、同第4L。
ll−ll、 ?/4C号、特開餡!l’−/14?0
116号、同jtl・−/119017−7号、同タデ
ー/!コグゲ0号、同j l−/ jμググ!号、同J
S’−/Jタ0J4j号、同! 9−/ IrO!44
 r号、同J5’−/l。
tIl、l 5’号、同!?−/74/l’、32号、
同よ7−17M−133号、同!?−/7’lrJグ号
、同!ター/711.lrJ、!r号%町6ノー43コ
グ!/号、同Aj−6!03を号、同1.2−.233
/j5’号。
同AJ−J/1lr4tlr号、同tlA−/、3!4
t4号、欧州特許公開210,66OA、:2号、同コ
20゜74<AA2号等に開示されている。
上記熱現像感光材料は、基本的には支持体上に感光性ハ
ロゲン化銀、バインダー、色素供与性化合物、還元剤(
色素供与性物質が還元剤を兼ねる場合もある)を有する
ものであり、更に必要に応じて有機銀塩その他の添加剤
を含有させることができる。
上記熱現像感光材料は露光に対しネガの画像を与えるも
のでも、ポジの画像を与えるものでもよい。ポジの画像
を与える方式にはハロゲン化銀乳剤として直接ポジ乳剤
(造核剤を用いる方式、光かぶらせ方式のjiがある)
を用いる方式、ポジ状に拡散性の色素像を放出する色素
供与性化合物を用いる方式のいずれもが採用できる。
拡散性色素を転写する方式には種々あり、例えば水など
の画像形成溶媒により色素固定層に転写する方法、高那
点廟機溶剤により色素固定層に転写する方法、親水性熱
溶剤により色素固定層に転写する方法、拡散性の色素の
熱拡散性又は昇華性を利用して色素受容性のポリマーを
有する色素固定層に転写する方式が提案されており、そ
のどれであってもよい。
また、上記画像形成溶媒としては、例えば水があり、こ
の水は、いわゆる純水に限らず、広く慣習的に使われる
意味での水を含む。また、純水とメタノール、DMF%
アセトン5ジインブチヤケトンなどの低沸点溶媒との混
合溶媒でもよい。さらに、画像形成促進剤、カブリ防止
剤、現像停止剤、親水性熱溶剤等を含有させた溶液でも
よい。
/ 以下に実施例をあげて本発明をさらに説明する実施例1 (感光性乳剤の調製) 50℃に保ったゼラチン水’t9Hに銀1モル当り4X
10−’モルの6塩化イリジウム(II+)カリおよび
アンモニアの存在下で、硝!2銀水溶液と沃化カリウム
臭化カリウムの水溶液を同時に60分間で加えその間の
pAgを7,8に保つことにより平均粒子サイズ0.2
8μで、平均ヨウ化銀含有量0.3モル%の立方体単分
散乳剤を調製した。
この乳剤をフロキュレージタン法により、脱塩を行いそ
の後に、銀1モル当り40gの不活性ゼラチンを加えた
後50℃に保ち増感色素として5゜51−ジクロロ−9
−エチル−3,3′−ビス(3−スルフォブロピル)オ
キサカルボシアニンと、銀1モル当り10−3モルのK
I)容液に加え、15分分間時させた後降温した。
(感光乳剤層の塗布) この乳剤を再溶解し、40℃にて、次のヒドラジン誘導
体を添加し、 0゜ 6■/1 更に、表−1に示した本発明の化合物、および比較例の
化合物を添加し、更に5−メチルベンズトリアゾール、
4−ヒドロキシ−1,3,3a。
7−テトラザインデン、下記化合物(イ)、(ロ)及び
ゼラチンに対して30wt%のポリエチルアクリレート
及びゼラチン硬化剤として下記化合物(ハ)を添加し、
塩化ビニリデン共重合体からなる下塗層(0,5μ)を
有するポリエチレンテレフタレートフィルム(150μ
)上にi艮!3.8gZrdとなるよう塗布した。
(イ) tHs 3゜ 5■/rr! (ロ) υH CH*1lCH3OiCHtC1(CHtSOtCI(
−C)Itゼラチンに対して 2.Qwt% (保護層の塗布) この上に保1iiiとして、ゼラチン1.5g/n(、
ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒径2.5μ>0
.3g/rd、下記の方法で作成したAgC1微粒子(
0,08μ)をAglで0.3g/n(になるように、
次の界面活性剤を用いて塗布した。
昇1■u4紋 C■C00CJ+z 37■/d 03Na CsF+ySOJCHzCOOK ] CツH1 2、5■/rd (性能の評価) これらの試料を、3200”Kのタングステン光で光学
クサビおよびコンタクトスクリーン(富士フィルム、1
50Lチエーンドツト型〉を通して露光後、次の現像液
で34℃30秒間現像し、定着、水洗、乾燥した。
得られたサンプルの網点品質および網階調の測定結果を
表1に示した。網階調は次式で表わした。
*網階調−95%の網点面積化を与える露光量Δ1o(
I E ClogE 95%)−5%の網点面積率を与
える露光ffi <Iog E 5%〉網点品質は、視
覚的に5段階評価した。5段階評価は、「5」が最も良
く、「1」が最も悪い品質を示す、製版用網点原版とし
ては、「5」。
r4Jが実用可能で、「3」が実用可能な限界レベルで
あり、r2J、r’lJは実用不可能な品質である。
結果を表1に示した。
現像液 表1の結果かられかるように、比較化合物に比べて本発
明の化合物は網階調が著るしく広くなり、かつ、網点品
質が向上した。
表 比較例−a (特開昭6l−213847) 比較例−b (特開昭61−213847> 実施例−2 実施例−1のサンプルを実施例−1と同様に露光後製版
用自動現像機FC660F型(富士写真フィルム()1
製)に、実施例−1の現像液  を充填し、次の3条件
で34℃で30秒現像し、定着、水洗、乾燥した。
(A)  自動現像機に充填した現像液の温度が34℃
に達したのち、直ちに、現像処理を行う、(新鮮液によ
る現像) (B)  自動現像機に現像液を充填したまま、4日間
放置した液で、現像処理を行う、(空気疲労液による現
像) (C)  自動現像機に現像液を充填したのち、富士フ
ィルムGRANDEX  GA−100フイルムを50
.8CIIX61.Oamのサイズで、50%の面積が
現像されるように露光し、1日に200枚処理し、5日
間繰り返した液で現像処理を行う、処理枚数1枚当り現
像液  を100cc補充する。(大量処理疲労液によ
る現像) 得られた写真性を表−2に示した。処理ランニング安定
性の点で(B)や〔C〕で得られる写真性が(A)の写
真性と差がないことが望ましい。
表−2の結果かられかるように本発明の化合物を用いる
と、処理ランニング安定性が思いもかけずに良くなった
〔表−2〕 *ΔS1−^ :空気疲労液で現像した時の感度 (S1) と、新鮮液で現像した時の感度 (SA) の差 Δ5c−A :大量処理疲労液で現像した時の感度(S
、)と新鮮液で現像した時の感 度(SA)の差 実施例3 50℃に保ったゼラチン水ン容ン夜にi艮1モル当り5
.0XIO−”モルの(N Ha)s Rh C1hの
存在下で硝酸銀水溶液と塩化ナトリウム水溶液を同時に
混合したのち、当業界でよく知られた方法にて、可溶性
塩を除去したのちにゼラチンを加え、化学熟成せずに安
定化剤として2−メチル−4−ヒドロキシ−1,3,3
a、7−テトラアザインデンを添加した。この乳剤は平
均粒子7サイズが0.15μの立方晶形をした単分散乳
剤であった。
この乳剤に次のヒドラジン化合物を添加し49uv/r
rf さらに表3に示した本発明の化合物を添加し、ポリエチ
ルアクリレートラテックスを固形分て対ゼラチン30w
t%添加し、硬膜剤として、L  3−ビニルスルホニ
ル−2−プロバノールヲ加工、ポリエステル支持体上に
3.8g/mのAg量になる様に塗布した。ゼラチンは
1.8g/n?であった。この上に保護層としてゼラチ
ン1.5g/dと、マント剤として、ポリメチルメタク
リレート粒子(平均粒掻2.5μ)0.3g/n(、さ
らに塗布助剤として次の界面活性剤、安定剤、および紫
外吸収染料を含む保護層を塗布し、乾燥した。
界面活性剤 CHzCOOCJ+3 CHCOOCJ+□ 0Ja CsF + ySOJCHzCOOK C311゜ 2゜ 37■/m 5■/d 安定剤 チオクト酸 紫外吸収染料 2゜ 1■/ボ このサンプルに大日本スクリーン■製明室プリンターp
−607で、第1図に示すようよ原稿を通して画像露光
し38℃20秒現像処理し、定着、水洗、乾燥したのち
、抜き文字画質の評価を行った。
抜文字画質5とは第1図の如き原稿を用いて50%の網
点面積が返し用感光材料上に50%の網点面積となる様
な適正露光した時30μm巾の文字が再現される画質を
言い非常に良好な抜文字画質である。−力抜文字画質1
とは同様な適正露光を与えた時150AIm巾以上の文
字しか再現することのできないi!i質を言い良くない
抜文字品質であり、5と1の間に官能評価で4〜2のラ
ンクを設けた。3以上が実用し得るレベルである。
結果を表3に示した0本発明のサンプルは抜き文字画質
が優れる。
表 3 実施例グ 試料tioiの作製 下塗りを施した厚み/27μの三酢酸セルロースフィル
ム支持体上に、下記の組成の各層よりなる多層カラー感
光材料を作製し、試料ttoiとした。数字ばm2当り
の添加量を表わす。なお添加した化合物の効果は記載し
た用途に限らない。
第1層:ハレーション防止層 黒色コロイド銀         0.2!gゼラチン
             /、りg紫外線吸収剤U−
10,otag 紫外線吸収剤U−20,/g 紫外線吸収剤U−3o、/g 紫外線吸収剤U−40,1g 高沸点有機溶媒OjJ −/      o、yggλ
層:中間層 セラテン             O,グOg化合物
Cpd−D/θmg 高沸点有機溶媒0il−J      vOmg第3層
:中間層 かぶらせた微粒子沃臭化銀乳剤(平均粒径Q。
06μ、AgI含fIk1モル優) 銀量 o、ozg ゼラチン              O1≠g第v層
:低感度赤感乳剤層 増感色素S−/及びS−、zで分光増感した沃臭化銀乳
剤(平均粒径o、pμ、AgI含量l。
!モル嘩の単分散立方体と平均粒径0.3μ。
AgI含量ψ、3モル多の単分散立方体のl:lの混合
物)      銀量 0.7gセラチン      
        o、rgカゾラーC−/      
    O,20gカプラーC−20,Ojg 化合物Cpd−D          10rr+g高
沸点有機溶媒0il−2o、tg g!層:中感度赤感性乳剤層 増感色素S−/及びS−zで分光増感された沃臭化銀乳
剤(平均粒径θ、!μ、AgI含量φモル優の単分散立
方体) 銀量 0.3gゼラチン          
    o、rgカプラーC−1o、、zg カプラーC−20,Ojg カプラーC−JO#g 高沸点有機溶媒Oil −,20−/g第第2二二高感
赤感性乳剤層 増感色素8−/及びS−xで分光増感した沃臭化銀乳剤
(平均粒径0.7μ、AgI含量含量2多ル多分散双晶
粒子) 銀量 o、rgセラチン          
    /、/gカプラーC−J          
 0.7gカプラーC−10,jg 第7層:中間層 セラチン              0・6g染料D
−70.02g 第1層:中間層 かぶらせた沃臭化銀乳剤(平均粒径o、otμ、AgI
含量θ、3モル%)   0.04gゼラチン    
         /、Og混色防止剤Cpd−A  
      O,2g第ヂ層:低感度緑感性乳剤層 増感色素S−3及びS−ψで分光増感した沃臭化銀乳剤
(平均粒径o、pμ、AgI含量l。
1モル条の単分散立方体と平均粒径O,Sμ、Ag■含
量μ2!モル多の単分散立方体の/゛/の混合物)  
    銀量 0.1gゼラチン          
    0.!gカプラーC−グ         0
.10gカプラーC−7o、10g カプラーC−J’o、10g 化合物Cpd−B         O,Ojg化合物
Cpd−E         O,OJg化合物Cpd
−F         O,0J1z化合物cpct−
G         o、osg化合物Cpd−HO,
02y; 化合物Cpd−D          iomg高沸点
有機溶媒Qi+−/      0.7g高沸点有機溶
媒0il−コ     θ、/g第1O第1中 増感色素S−,?及びS−<tで分光増感した沃臭化銀
乳剤(平均粒径O.Sμ,AgI含量3モル多の含量3
立ル多) ゼラチン カプラーC−名 カプラーC−7 カプラーC−7 化合物cpa−B 化合物cpci−E 化合物cpa−F 化合物cpa−G 化合物cpa−H 高沸点有機溶媒0il−λ 第1/層:高感度緑感性乳剤層 増感色素S−j及びS−uで分光増感した沃臭化銀乳剤
(球換算時平均粒径Q.6μ、Ag■含.t/.7モル
条.直径/厚みの平均値が7の単分散平板)     
 銀量 θ.J’gゼラチン            
 /.OgカプラーC−1Lt          o
.agカゾラーC−7o.2g カプラーC−to.sg 銀量 Q.グg 0 、6g o.7g O.!  g o 、/ g 0、03g o.o +2 g 0、02  g O.Oj g O.Ojg O,0/g 化合物Cpd−B         O.01g化合物
Cpd−E         O.02g化合物Cpd
−FO.02g 化合物Cpd−GO.02g 化合物Cpd−H         O.0J1z高沸
点有機溶媒0il−/     0.02g高沸点有機
溶媒0il−2    0.02g第72層二中間層 ゼラチン              0,1,g染料
D−1           0 、 01g第73層
:イエローフィルター層 黄色コロイド銀       銀量 0.1gゼラチン
              /./g混色防止剤cp
ci −A       O.01g高沸点有機溶媒0
il−/     0.0/g第1←層:中間層 ゼラチン              θ・6g第1j
層:低感度青感性乳剤層 増感色素S−z及びS−+で増感された沃臭化銀乳剤(
平均粒径O1ψμ、AgI含量含量3多ル多分散立方体
と平均粒径0.2μ。
AgI含1に3モル条の単分散立方体の/:/の混合物
)        銀:j!t  O.6gゼラチン 
           0.rgカプラーC−jO.A
g 高沸点有機溶媒0il−J     O.02g第1ぶ
#:中感度青感性乳剤層 増感色素S−′!及びS−+で増感された沃臭化銀乳剤
(平均粒径o.rμ、AgI含量含量2優ル優分散立方
体)   銀i  0#tzゼラチン        
      0.2gカプラーC−j        
  o,3gカプラーC−6          0。
Jg高沸点有機溶媒0il−J     O.02g第
77層:高感度青感性乳剤層 増感色素S−r及びS−1で増感された沃臭化銀乳剤(
球換算時平均粒径0.7μ,AgI含量/.jモル嘩、
直径/厚みの平均値が7の平板粒子)       銀
量 0.!gゼラチン/.λg カプラーC−A0.7FZ 第1を層:第1保護層 ゼラチン              0.7g紫外線
吸収剤U−/        0.01tg紫外線吸収
剤U−3o、o3g 紫外線吸収剤U−4L       0.03g紫外線
吸収剤U −、j   ’     0.Ojg紫外線
吸収剤U−ぶ       o、osy。
高沸点有機溶媒0il−/     0.02gホルマ
リンスカベンジャ− Cpd−CO,lrg 染料D−jO,Ojg 第1り層:第2保護層 かぶらせた微粒子沃臭化銀乳剤(平均粒径01otμ、
AgI含量含量1多ル 多量 o、ig O,lI g ゼラチン 第コO層:第3保護層 ゼラチン              O,グgポリメ
チルメタクリレート(平均粒径1.!μ)0、/g メチルメタクリレートとアクリル酸のグ:6の共重合体
(平均粒径1.!μ)   o、tgシリコーンオイル
        0.0Jg界面活性剤W−/J、Om
g 各層には、上記組成物の他にゼラチン硬化剤)I−/及
び塗布用、乳化用界面活性剤等を添加した。
なお、ここで用いた乳剤において単分散とは変動係数が
コOφ以下であることを意味する。
C−/ −r −j C−≠ −I −4 −7 カブラ−C−♂ 0 1−/ フタル酸ジブチル i リン酸トリクレジル i −3 pa−A cpct−B cpct−c cpct−D cpct−E C2I−150 1 cpct cpct−。
tJ−/ −2 U−← (t)し4119 −r U−1 S−/ −2 −j −a −J −j CH2=0(sO2CH2CONHOI20(2=cH
sO2CH2CONHCH2W−/ −1 −1 D−/ 試料ψ02〜←07の作製 試料ttoiの第コ、第1、第7層に添加されたCpd
Dを以下の表の様に変えた以外は試料aO7と同様にし
て試料u02〜ψ07を作製した。
以上のようにして作成したハロゲン化銀カラー写真感光
材料を露光し7た後、以下の工程に従い処理した。また
感光材料の処理量に応じて、一定面積の補充液を補充し
ながら処理を行なった。
〔処理工程〕
黒白現像 2分 第−水洗 コI 反  転 21 発色現像 61 調  整 ハ 漂 白lz 定  着 V# 第二水洗 4tt 3r’C121 3!r41.I 31        1l−z Jr        /2z 3t        ダ1 .31        /21 JIr        It 31         II 2 、2 l/m2 7 、! /、/ +2.2 /、1 0.21 /、/ 7  ! 各処理液の組成は以下の通りであった。
黒白現像 ニトリロ−N、N。
N−トリメチレン ホスホン酸・!ナ トリウム塩 亜硫酸ナトリウム ハイドロキノン・モ ノスルホン酸カリ ラム 炭酸カリウム /−フェニル−グー メチル−μmヒド ロキシメチルー3 一ピラゾリドン 臭化カリウム チオシアン酸カリウ ム ヨウ化カリウム ! 、Og  0g 0 g 3 g 、Og 、!g ・ 2g 、0mg 2.0g 0 g +20g 3  g θ g 、グ g 、2g pH2,ぶOタ、ぶQ pHは、塩酸又は水酸化カリウムで調整した。
反転液 母 液   補充液 ニトリロ−N、N、        母液に同じN−ト
リメチレン ホスホン酸・!ナ トリウム塩     3.0g 塩化第一スズ・コ水 塩            /、(7gp−アミノフェ
ノ− ル             θ 、7g水酸化ナトリ
ウム     rg 氷酢酸        /夕ml 水を加えて     1000ml pHl、、00 pHは、塩酸又は水酸化す) IJウムで調整した。
発色現像液 母 液   補充液 ニトリロ−N、N。
N−1リメチレン ホスホン酸・!ナ トリウム塩     2.0g  、2.0g亜硫酸ナ
トリウム リン酸3ナトリウム・ /λ水塩 臭化カリウム ヨウ化カリウム 水酸化ナトリウム シトラジン酸 N−エチル−(β− メタンスルホンア ミドエチル)−3 一メチルー≠−ア ミノアニリン硫酸 塩 j、G−ジチア−/。
!−オクタンジオ 7.0g Ag i、og りOmg J、Og /、3g //  g /、Og ・ Og 6 g 、Og 、jg 、Og pH//、10   /2.00 pHi;t、塩酸又は水酸化カリウムで調整した。
pH整液 エチレンジアミン四 酢酸・コナトリウ ム塩・コ水塩 亜硫酸ナトリウム /−チオグリセリン ソルビタン・エステ ル* r、og /コ g /、11m1 補充液 母液に同じ pHt、20 pHは、塩酸又は水酸化ナトリウムで調整した。
漂白液 エチレンジアミンφ 酢酸・コナトリウ ム塩・2水塩 エチレンジアミンV 酢酸・Fe(III)・ アンモニウム・コ 水塩 、Og /20fl ・ Og s 4t oy 臭化カリウム 硝酸アンモニウム 100g    +200 g 10 g     20g pHz、yo    s、z。
pHば、塩酸又は水酸化ナトリウムで調整した。
定着液 チオ硫酸アンモニラ ム 亜硫酸ナトリウム 重亜硫酸ナトリウム t 、θ g j、Og r、o g 母液に同じ pHt、tO pHFi、塩酸又はアンモニア水で調整した。
安定液 ホルマリン(37%) ポリオキシエチレン −p−モノノニル フェニルエーテル ! rrJ 母液に同じ (平均重合度IO) ml pH v!4!1+せず ソルビタン ・エステル* 本発明の試料は比較例の試料に比べて著しく鮮鋭度が改
良され、また色再現性においても優れていた。
実施例! ポリエチレンで両面ラミネートした紙支持体(厚さ10
0ミクロン)の表側に、次の第−層から第十四層を、裏
側に第十五層から第十六層を重層塗布したカラー写真感
光材料を作成した。第−層塗布側のポリエチレンには酸
化チタン(4’g/m2)を白色顔料として、筐た微t
、、co、oo3g/m2)の群青を青み付は染料とし
て含む(支持体の表面の色度はL *  a*  b 
*系でrr、o。
−0,20、−0,73であった。)。
(感光層組成) 以下に成分と塗布量(g/m2単位)を示す。
な訃ハロゲン化銀については銀換算の塗布量を示す。各
層に用いた乳剤は乳剤EM/の製法に準じて作られた。
但し弟子四層の乳剤は表面化学増感しないリッジマン乳
剤を用いた。
81層(7ンチハレ一シヨン層) 黒色コロイド銀      ・・・ 0110ゼラチン
          ・・・ 0.70第2層(中間層
) ゼラチン         ・・・ 0.70第3層(
低感度赤感層) 赤色増感色素(ExS−/、コ、3)で分光増感された
臭化銀(平均粒子サイズ0.2!μ、サイズ分布〔変動
係数1g多、八面体)■・0.0<1 赤色増感色素(ExS−/、J、j)で分光増感された
塩臭化銀(塩化銀!モル肇、平均粒子すイズo3oμ、
サイズ分布70%、八面体)         ・・・
 o、orゼラチン          ・・・ /、
00シア/カプラー(ExC−/、コ、3を1./;0
2コ)        ・・・ 0.30退色防止剤〔
Cpd−/ 、J 、j 、グ等量)・・・ θ、/1 スティン防止剤(Cpd−t)・・0 、003力プラ
ー分散媒(Cpd−4)・・ 0.03カゾラー溶媒(
Solv−/、J、7等量)・・・ o、i、z 第←層(高感度赤感層) 赤色増感色素(ExS−/ 、、2 、! )で分光増
感された臭化銀(平均粒子サイズo、toμ、サイズ分
布/夕儂、八面体)・・ 0./μゼラチン     
     ・・・ /、O。
シアンカプラー(ExC−/ 、2 、Jをl:/:0
.2 )          ・ ・ ・  0.30
退色防止剤(Cpd−/、コ、3,1等量)・   o
、itr カプラー分散媒(cpa−+)・・ 0.03カプラー
溶媒(8o1v−/ 、2.7等量)・   0 、7
 コ 第よ層(中間N) ゼラチン        ・・・ /、θO混色防止剤
(Cpd−7)  −0,Or混色防止剤溶媒(8o1
v−グ、!等量)・ ・ ・  o、it ポリマーラテックス(Cpd−f) 0.10 第6層(低感度緑感N) 緑色増感色素(ExS−←)で分光増感された臭化銀(
平均粒子サイズO,コ!μ、サイズ分布1%、八面体)
   ・・・ 0.0←緑色増感色素(EXS−4L)
で分光増感された塩臭化@(塩化銀!モル多、平均粒子
サイズO,aOμ、ザイズ分布/θ優、八面体)・ ・
 ・   0 .01 ゼラチン          ・・・ O1♂Oマゼン
タカプラー(ExM−/ 、2.7等量)・・・ 0.
1/ 退色防止剤(Cp d −y 、 2gを等it )・
 ・ ・   O、/ ! スティン防止剤(Cpcl−10、/y 、 /2゜/
3を10:7:7:/比で)・0.02J−カプラー分
散媒(cpct−6)・・ 0.0!カプラー溶媒(S
olv−!、J等量)・ ・ ・   O、/ ! 第7層(高感度緑感層) 緑色増感色素(ExS−4t)で分光増感された臭化銀
(平均粒子サイズ0.1.jμ、サイズ分布7g条、八
面体)  ・・・ 0./θゼラチン        
  ・・・ O8♂Oマゼンタカプラー(ExM−/ 
、、2.3等量)・ ・ ・   0   / / 退色防止剤(cpd−タ1,24等量)・ ・ ・  
 θ 6 / ! スティン防止剤(Cpd−10,//、/λ。
13を10:7:7:l比で)・0.021力プラー分
散媒(cpct−4)・・ 0.0!カプラー溶媒(S
olv−1,6等!−)・ ・ ・   0./j 第2層(中間層) 第3Nと同じ 第り層(イエローフィルターN) イエローコロイド銀(粒子サイズ1ook)・ ・ ・
   0./  コ ゼラチン          ・・・ 0.70混色防
止剤(Cpd−7)  ・・・ 0.0?混色防止剤溶
媒(8o1v−←、!等i:)・ ・ ・   θ 、
 l θ ポリマー2テツクス(Cpd−、r) O、θ 7 第1O層(中間層) 第1層と同じ 第1/層(低感度青感rFi ) 青色増感色素(ExS−j 、 1. )で分光増感さ
れた臭化銀(平均粒子サイズO,UOμ、サイズ分布2
%、八面体) ・・・ 0.0?青色増感色素(ExS
−3,ぶ)で分光増感された塩臭化銀(塩化銀rモル俤
、平均粒子サイズ0.10μ、サイズ分布/1%、八面
体)・ ・ ・   t)、/41 ゼラチン          ・・・ o、t。
イエローカプラー(ExY−/、2等量)・・・ 0.
3! 退色防止剤(Cp d −/グ)・・・ 0.10ステ
イン防止剤(Cpd−1,/jを/:!比で)    
    ・・・0 、007力プラー分散媒(Cpd−
A)・・ 0.0!カプラー溶媒(Solv−J)・−
o、i。
第1J#(高感度青感層) 青色増感色素(ExS−j、J)で分光増感された臭化
銀(平均粒子サイズO1?!μ、サイズ分布11%、八
面体)・・・ O8/!ゼラチン          
・・・ o、t。
イエローカプラー(Ex’Y−/、2等量)・ ・ ・
   0.JO 退色防止剤(Cpd−74t)・・・ 0910ステイ
ン防止剤(Cpd−j、/!をl:!比で)     
    ・・・0 、007力プラー分散媒(Cpd−
1)・・ O,OSカプラー溶媒(8o1v−2)−−
0,10第13層(紫外線吸収層) ゼラチン          ・・・ 1.00紫外線
吸収剤(Cpd−J、ゲ、76等t)・ ・ ・   
0 、! O 混色防止剤(Cpd−7,/7等fk)0.03 分散媒(cpd−+)    ・・・ O0θコ紫外線
吸収剤溶媒(Solv−2,7等量)・ ・ ・   
o、or イラジェーション防止染料(Cp d −/♂、l’F
 、20.2/ 、27を10:10:/J:/!:2
0比で)     ・・・ 0.02第1V層(保護層
) 微粒子塩臭化銀(塩化銀27モル予、平均サイズ0./
μ)      ・・・ 0.03ポリビニルアルコー
ルのアクリル変性共重合体(分子量10.000 ) 
 ・・・ o、oiポリリンルメタクリレート粒子(平
均粒子サイズ2.μμ)と酸化けい素(平均粒子サイズ
!μ)等量       ・・・ o、orゼラチン 
         ・・・ /、IOゼラチン硬化剤(
H−/、H−u等量)・ ・ ・   0./  ♂ 第1j層(裏層) ゼラチン          ・・・ コ、りO紫外線
吸収剤(cpa−2,lI、’/4等i)・ ・ ・ 
  O、よ O 染料(Cpd−/J’ 、1?、20..21.27を
等量)         ・・・ o、ot第1ぶ層(
裏面保護層) ポリメチルメタクリレート粒子(平均粒子サイズ2.μ
μ)と酸化けい素(平均粒子サイズ!μ)等量    
   ・・・ 0.02ゼラチン          
・・・ 1.00ゼラチン硬化剤(H−/、H−J等量
)・ ・ ・   0 、 / グ 乳剤EM −/の作り方 臭化カリウムと硝酸銀の水溶液をゼラチン水溶液に激し
く攪拌しなから7!0Cでlj分を要して同時に添加し
、平均粒径がO,aOμの八面体臭化銀粒子を得た。こ
の際銀1モル当たり(7,Jgの3.l−ジメチル−/
、J−チアゾリン−2−チオンを添加した。この乳剤に
銀7モル当9Amgのチオ硫酸ナトリウムと7mgの塩
化金酸(グ水塩)を順次加え7z 0cで10分間加熱
することにより化学増感処理を行なった。こうして得た
粒子をコアとして、第1回目と同様な沈殿環境で更に成
長させ、最終的に平均粒径が0.7μの八面体単分散コ
ア/シェル臭化銀乳剤を得た。
粒子サイズの変動係数は約10%であった。この乳剤に
銀1モル当たり/、jmgのチオ硫酸ナトリウムと/、
jmgの塩化金酸(μ水塩)を加えto 0cで60分
間加熱して化学増感処理を行な−内部潜像型ハロゲン化
銀乳剤を得た。
各感光層には、造核剤としてExZK−/とExZK−
1をハロゲン化銀に対しそれぞれ10−310−2重量
多、造核促進剤としてcpci −,22を10−2重
量肇用いた。更に各層には乳化分散助剤としてアルカノ
ールXC(DupOn社)及びアルキル(ンゼンスルホ
ン酸ナト’ノウムを、塗布助剤としてコハク酸エステル
及びMagefac F−/λQ(大日本インキ社製)
を用いた。ハロゲン化銀及びコロイド銀含有層には安定
剤として(cpa−23、x<t、、zj)を用いた。
この試料を試料番号zoiとした。以下に実施例に用す
た化合物を示す。
E x S −/ xS−2 E x S −It E x S −! S03■1・N(C2H5)3 E x S −t Cpd−/ Cp d −J Cpd−← Cpd−1 Cpd−1 n=100〜1000 cpa−7 cpct−4 cpct−? cpct−10 cpa−// Cp d −/ j Cp d −/ I Cpd−/7 Cpd−7r Cpd−iり Cpd−20 Cpd−コl U3k S(J3K Cp d −22 Cpd−23 Cpd−26 cpct−21,。
H pa 2 グ Cpd−27 E x C−/ α xC−2 E x C−j E x M−/ UsHx7(す ExM−J CH3 ExY−/ ri! ExY−,2 l ジ(,2−エチルヘキシル)セバケ ート トリノニルホスフェート ジ(3−メチルヘキシル)フタレ ート トリクレジルホスフェート ジプチルフタレート トリオクチルホスフェート ジ(コーエチルヘキシル)フタレ ート i、2−ビス(ヒニルスルホニルアセ トアミド)エタン H−,24(、G−ジクロローコーヒドロキシー/、J
、j−)リアジンNa塩 E x Z K −/ 7−(3−エトキシチオカルボニルアミノベンズアミド
)−ターメチル−IO−プロハギルー/ 、J 、3.
φ−テトラヒドロアクリジニウム トリフルオロメタン
スルホナート■−2 ol V −/  −3 V−μ  −j  −t  −7 ol ol ol ol ol ol H−/ xZK−2 コー〔ψ−(J−(J−(3−(t−(3−〔コークロ
ローj−(/−ドデシルオキシカルボニルエトキシカル
ボニル〕フェニルカルバモイル〕−μmヒドロキシ=l
−ナフチルチオ)テト7ゾールー7−イル)フェニル)
ウレイド〕ベンゼンスルホンアミド)フェニル)−/−
ホルミルヒドラジン 試料zoiの第3.第1.第6.第7、第ii。
第12の全ての層に本発明の化合物/を一層あたり3m
g/m2添加した以外を試料jolと全く同様にして試
料j02を作成した。
試料!02の本発明の化合物lをそれぞれ本発明の化合
物2Fおよび3グに変えて試料!OJ’!?よび!0ψ
を作成した。
以上のようにして作成したハロゲン化銀カラー写真感光
材料よθ/〜jOaを像様露光した後。
自動現像機を用いて以下に記載の方法で処理した。
発色現像 131秒 JroC1171漂白定着  ’
lOz  33     3g水洗(1)  φ01 
33   3g水洗(2)  グθ13!    31
3コO乾  燥  301 1r0 JOOml/m2 3θQz 水洗水の補充方式は、水洗浴(2)に補充し、水洗浴(
2)のオーバー70−液を水洗浴(1)に導く、いわゆ
る向流補充方式とした。このとき感光材料による漂白定
着浴から水洗浴(1)への漂白定着液の持ち込み量はJ
!ml/m2であり、漂白定着液の持ち込み量に対する
水洗水補充量の倍率はり、7倍であった。
各処理液の組成は、以下の通りであった。
発色現像液 す7タレンスルホン 酸ナトリウム・ホ ルマリン縮合物 エチレンジアミンテ トラキスメチレン ホスホン酸 ジエチレングリコ− ル ベンジルアルコール 臭化カリウム ベンゾトリアゾール 亜硫酸ナトリウム N、N、−ビス(カル ボキシメチル)ヒ ドラジン D−グルコース トリエタノールアミ ン N−エチル−N− (β−メタンスル ホンアミドエチル) −3−メチルーグ 0、/! g /、1g /2.Oml / 3 、3ml θ 、ro g O,003g 2.4g A、Og コ 、Og 0g 、20g 、! g /A、Oml /1.0m1 0.00ψg J  、、2g 、Q g 、4jg 0g −アミノアニリン 硫酸塩 炭酸カリウム 蛍光増白剤(ジアミ ノスチルベン系) 4.44g !0.0 g 、Og r、、t g 2j、Og  g pH(uj’c) 漂白定着液 10、  λ ! 0  j エチレンジアミン亭 酢酸・2ナトリウ ム・2水塩 エチレンジアミンμ 酢酸・F’e(111)・ アンモニウム・コ 水塩 チオ硫酸アンモニラ ムC700g/l’) p−トルエンスルフ イン酸ナトリウム ・ 0g 70.0 g l♂0m1 20.0 g 母液に同じ 重亜硫酸ナトリウム !−メルカプトー/。
3、グートリアゾ ール 硝酸アンモニウム 〜0.0g 、1g 10、Og pH(、Zj  ’C)    4 .20水洗水 母液、補充液とも 水道水をH型強酸性カチオン交換樹脂(ロームアンドハ
ース社製アンバーライトIR−/J、OB’と、OH型
アニオン交換樹脂(同アンバーライトIR−4too)
を充填した混床式カラムに通水してカルシウム及びマグ
ネシウムイオン濃度を3mg/l以下に処理し、続いて
二塩化インシアヌール酸ナトリウムxomg/lと硫酸
ナトリウムl。
jg/lを添加した。この液のpHばt、よ〜7゜!の
範囲にあった。
この結果、本発明による試料jr02〜!Oψば、比較
用の試料!θlに比べて著しく色再現性に優れていた。
実施例2 下塗りを施した三酢酸セルロースフィルム支持体上に、
下記に示すような組成の各層を重層塗布して多層カラー
感光材料である試料toiを作製した。
(感光層組成) 各成分に対応する数字は1g/m2単位で表わした塗布
量を示し、ハロゲン化銀につb″″Cば、銀換算の塗布
量を示す。ただし増感色素については、同一層のハロゲ
ン化銀1モルに対する塗布量をモル単位で示す。
(試料60/) 第1層;ハレーション防止層 黒色コロイド銀      ・・・銀0./1ゼラチン
          ・・・ o、pθ第2層;中間層 2、!−ジーt  Oンタデシルハイドロキノン・・・
 0./、1’ EX−/           ・・・ 0.07EX
−3・ ・ ・  0.0コ EX−/J              ・ ・ ・ 
O、θOλU−/                 
 ・ ・ ・  o、otU−コ          
       ・ ・ ・  o、orU−j    
             ・ ・ ・  θ 、10
HB8−/              ・ ・ ・ 
 o、i。
HBS −,2・ ・ ・  O、Oコゼラチン   
       ・・・ o、t。
第j rWI (第1赤感乳剤層) 単分散ヨウ臭化銀乳剤(ヨウ化銀4モルφ、平均粒径0
1gμ、粒径に関する変動係数01ij)      
   ・・・銀O1!!増感色素I     ・・・6
.2×10−5増感色素fl      −−・t、r
xlo−5増感色素■     ・・・3./×10−
4増感色素■     ・・・グ、oxio−sEX−
、?          ・・・0.3jOEX−3・
・・0.0/j EX−10・・・0.020 比較例−b         ・・・0.030ゼラチ
ン          ・・・ o、t。
第←層(第2赤感乳剤層) 平板状ヨウ臭化銀乳剤(ヨウ化銀10モル条。
平均粒径0.7μ、平均アスペクト比j、j、平均厚み
O12μ)   ・・・ 銀/20増感色素■    
 ・・・、t、/×10−5増感色素■     ・−
−t、4Axto−5増感色素■     ・・・2.
JXlo−4増感色素■     ・・・J、0X10
−5EX−z          ・・・o、po。
EX−3・・・o、os。
比較例−b         ・・・0.021EX−
10・・・o、ois ゼラチン          ・・・ OlりO第j層
(第3赤感乳剤N) ヨウ臭化銀乳剤(ヨウ化銀16モル多、平均粒径i、i
μ)     ・・・銀i、t。
増感色素■     ・・・よりψX10−5増感色素
■     ・・・l、ψX10−5増感色素■   
  ・・・コ、←X10−4増感色素■ EX−/。
EX−J EX−ダ 比較例−b HB S −/ HBS−,2 セラチン 第6層(中間層) EX−z           ・・・0.0←0HB
S−ノ           ・ ・ ・0.0コQセ
ラチン          ・・・ o、t。
第7層(第1緑感乳剤層) 平板状ヨウ臭化銀乳剤(ヨウ化銀2モル多、平均粒径0
.1μ、平均アスペクト比1.0゜平均厚み0./j)
   ・・・銀O,グO増感色素V      ・−−
3,0’110−5増感色素■     ・・・/、O
×10−4増感色素■     ・・・J、I×7O−
4EX−1・・・0.24O /X10−5 ・ 0 .007 ・ 0.21AO ・ O、l コ 0 ・ 0,010 ・   O、/ 0 ・   0.10 ・   O、ヂ よ EX−t−−・ 0.0コ1 EX−7・ ・ ・ 0.OJO 比較例−C・・・o、oos EX−g              ・ ・ ・ 0
,0.2にHBS−i             −−
・ o、10゜HBS−ti            
−−−o、oi。
ゼラチン          ・・・ 0.7!第を層
(第2緑感乳剤層) 単分散ヨウ臭化銀乳剤(ヨウ化銀72モル条。
平均粒径o、rμ、粒径に関する変動係数o、it’)
       ・・・銀o、t。
増感色素V     ・・・2./×10−5増感色素
■     ・・・7.0X10−5増感色素■   
  ・・・コ、ぶXl0−4EX−t        
  −−・o、lr。
比較例−C・・・0.010 EX−♂         ・・−o、oi。
EX−/          ・−−o、oorEX−
7・・−0,0/2 HBS−/         −= ・a、/40HB
8−//             −・−0,00r
ゼラチン         ・・・ o、rz第7層(
第3緑感乳剤層) ヨウ臭化銀乳剤(ヨウ化銀/rモル条、平均籾径7.0
μ)     ・・・ 銀1.2増感色素V     
・・・J、j×/θ−5増感色素■     ・・・♂
、O×10−5増感色素■     ・・・J 、O×
l0−4EX−1・・・o、otz EX−ii         ・・・0.030EX−
/           ・・・O1θ2JHB8−/
         ・・・ O,コ!比較例−C・・・
o 、 oos セ′ラチン          ・・・ /、00第1
0層(イエローフィルターN) 黄色コロイド銀      ・・・銀θ、0jEX−7
・・・ o、or HBS−/          ・・・ 0.03ゼラ
チン         ・・・ o、t。
第11層(第1青感乳剤層) 平板状ヨウ臭化銀乳剤(ヨウ化銀qモル係、平均粒径o
、taμ、平均アスは平均アラ、3、平均厚み0.74
t)   ・・・銀0.21増感色素■     ・・
・3.J×1O−4EX−タ           ・
 ・・ 0.IjEX−r          ・・・
0.02りHB S −/         ・・・ 
Q、コtゼ2チン        ・・・ /、グQ第
1コ層(第1青感乳剤層) 単分散ヨウ臭化銀乳剤(ヨウ化銀♂モル俤、平均粒径o
、rμ1粒径に関する変動係数O6/I)      
  ・・・銀0.411増感色素■     ・・・コ
、/×/θ−4EX−y          ・・・ 
O1λ0EX−io         ・・・0.0/
jD  B  S  −/             
           ・  ・  ・    0.0
3ゼラチン          ・・・ 0#0第73
層(第31!′感乳剤層) ヨウ臭化銀乳剤(ヨウ化銀/←モル%、平均粒径/、J
μ)     ・・・銀0.77増感色素■     
・・・2.2X10−4EX−1・ ・ ・  O、コ
0 HBS−/             −・ −0,0
7ゼラチン          ・・・ 0.tf’第
1グ層(第1保護層) ヨウ臭化銀乳剤(ヨウ化銀1モル嘩、平均粒径0.07
μ)     ・・・ 銀0.jU−ψ       
   ・・・ 0.//U−s           
・・・ Q、/7HB S −/         ・
・・ 0.20ゼラチン          ・・・ 
0.10第1j層(第1保護層) ポリメチルアクリレート粒子 (直径約7.1μm)   ・・・ Q、!グS−/ 
           ・・・ o、1jS−2・・・
 0.0! ゼラチン          ・・・ O9ぶQ各層に
は上記の成分の他に、ゼラチン硬化剤H−lや界面活性
剤を添加した。
(試料ぶ0コ、403) 試料40/の第3層、第μ層および第J′層の実施例/
で用いた比較例−bを本発明の化合物27、および2t
にそれぞれ等モルで置き換え、試料lOコおよび1pO
Jとした。
(試料6Qグ) 試料403の第7層、第gNおよび第7鳩の実施例1で
用いた比較例−〇を本発明の化合物27に等モルで置き
換えて試料ぶoeを作製した。
これら試料に白色光でMTF測定用パターンを露光し、
下記カラー現像処理を行ない、マゼンタ画像のMTF値
を測定した。MTF値の測定は。
The Theory of the Photogr
aphicProcess、 J rd ed、 (マ
クミラン社刊、ミース著)の記載の方法にならった。
t7’cRMS粒状度測定用パターンを露光、現像し、
qrμm直径のアパーチャーによるRMS粒状度を測定
した。
さらに、赤色の像様露光、現像を行ない〔シアンa度(
カブ+7−1りにおける露光量のマゼンタ濃度〕−〔未
露光部のマゼンタ濃度〕を色濁り度として評価した。
カラー現像処理は、自動現像機により3r 0cにて以
下の処理を行なった。
発色現像     3分/!秒 漂   白            1分漂白定着  
   3分l!秒 水洗■    グQ秒 水洗■     7分 安  定        ti−o秒 乾 燥(zo0c’)を分l!秒 上記処理工程にかいて、水洗■と■ば、■から■への向
流水洗方式とした。次に、各処理液の組成を記す。
尚各処理液の補充量はカラー感光材料/m2当り発色現
像は1200m1. 他は水洗を含め全て200m1j
とした。又水洗工程への前浴持込量はカラー感光材料/
m2当り50m1であった。
エチレンジアミン四酢酸第二鉄 アンモニウム塩       /20.0gエチレンジ
アミン四酢酸二ナト リウム塩 硝酸アンモニウム 臭化アンモニウム 漂白促進剤 10.0g 10.0g 100、Og jXlO−3モル アンモニア水を加えて 水を加えて く漂白定着液〉 母液・補充液共通 エチレンジアミン四酢酸第二鉄 アンモニウム塩 エチレンジアミン四酢酸二ナト リウム塩 亜硫酸ナトリウム チオ硫酸アンモニウム水溶液 (70%) アンモニア水を加えて 水を加えて く水洗水〉 pHA、j /、01 10、Og j  、Og / λ 、θ g コグOml pH 7,3 /  l カルシウムイオンsxmg/1% マグネシウムイオン
7.3mg/lを含む水道水をH形像酸性カチオン交換
樹脂とOH形強塩基性アニオン交換樹脂を充てんしたカ
ラムに通水し、カルシウムイオン1.λmg/1.  
マグネシウムイオンO1ψm+g/lに処理した水に、
二塩化インシアヌル酸ナトリウムをll当り20mg添
加して用いた。
く安定液〉 母液・補充液共通 ホルマリン(37%w/v)     λ、Omlポリ
オキシエチレンーp〜モノ ノニルフェニルエーテル (平均重合度IO)       0.3gエチレンジ
アミン四酢酸二・ナ トリウム塩           0.01g水を加え
て             1lpHz、r 〈乾燥〉 乾燥温度はro 0cとした。
上表より、本発明の化合物を用いた試料はMTF値で表
わされる鮮鋭性、RMS値で表わされる粒状性、kよび
色濁り度で表わされる色再現性に優れていることが明ら
かである。
実施例6で用いた化合物 [J−/ −4 U−グ U−よ EX−グ EX−y EX−7゜ CH3 EX−1t HBS−/ ト リクレジル7オスフエート HBS−λ ジブチルフタレート HBS−// EX−tコ S−/ −2 H−/ Cl2=CH−802−C)12CON)I−CH2C
I(2=Q(−so2−aq2−CONH−CH2増感
色素 ■ ■ ■ 2H5 2H5 実施例−7 二軸延伸された厚さ771μmのポリエチレンテレフタ
レートフィルム上にコロナ放電処理をシこない、下記の
組成より成る第1下塗液を塗布量が’ 、/ CC/ 
1112となるようにワイヤーバーコターにより塗布し
、/7J′。Cにて7分間乾燥した。次に反対面にも同
様にして第1下塗層を設けた。
一フタジエンースチレノ共重 スチレン重量比=3// 5P 7 9  cc j□オ 「*ラテックス溶液中には、 2 θ 0 J’  CC 乳化分散剤として をラテックス固型分に対し0.14wt%含有。
上記の両面の第1下塗層上に下記の組成からなる第1の
下塗液を塗布針が♂、jcc/m2となるように片面ず
つ、 両面に塗布・乾燥し2て下塗源フ ィルムを完成しまた。
第2の下塗液 一〇+!ラテン 0g =o)(20 トータルで/ lとなるよう添加 乳剤層塗布液の調製 水ll中に臭化カリtg、沃化カリ0.03g。
ゼラチンJOg、チオエーテル HO(O(2’)zS(aI2’)zS((?Hz)2
0Htv r %+水溶i−2。
j CCを添加し73°Cに保った溶液中へ、攪拌しな
がら硝酸銀1.331zの水溶液と、臭化カリj 。
り4g、沃化力IJ O、721,gを含む水溶液とを
ダブルジェット法1・こよりl3秒間で添加した。続い
て臭化力+) 2 、6 gを添加したのち、硝酸銀駄
1.3.3gを含む水溶液を7分30秒かけて、添加終
了時の流量が添加開始時の2倍となるように添加した。
引き続いて硝酸銀/!3.34’gの水溶液と臭化カリ
と沃化カリの混合水溶液を、電位をpAg? 、/に保
ちながらコントロールダブルジェット法で2!分間で添
加した。この時の流量は添加終了時の流量が、添加開始
時の流量のg倍となるよう加速した。添加終了後、2N
のチ吋ンアン酸カリウム溶液/ ! ccを添加し、さ
らに/肇の沃化カリ水溶液J′OCCを30秒かけて添
加しまた。
このあと温度を3j0Cに下げ、沈降法により可溶性塩
類を除去したのち、t、to 0cに昇温しでゼラチン
JJ’gとフェノール2ド、トリメチロールプロパンフ
、jgを添加し、可性ソーダと臭化カリによりpHA、
jj、pAgt、ioに調整した。
温度をt+’cに昇温したのち、l−ヒドロキシ−6−
メチル−/ 、J 、ja 、7−テトラザインデン/
77mgと下記構造の増感色素をぶ21mg添加した。
io分後にチオ硫酸ナトリウム!水和物!、!mgチオ
シアン酸カリ/Ajmg、塩化金酸3.1mgを添加し
、1分後に急冷して固化させた。得られた乳剤は全粒子
の投影面積の総和の23那がアスペクト比3以上の粒子
からなり、アスペクト比2以上のすべての粒子について
の平均の投影面積直径ばO,ヂ!μm、標準偏差23多
、厚みの平均ば0,133μmでアスペクト比はj、/
であった。
この乳剤にハロゲン化銀1モルあたり、下記の薬品を添
加して塗布液とした。
O本発明の化合物(表!参照) 02.6−ビス(ヒドロキシア ミノ)−u−ジエチルアミ ノーi、3.z−トリアジ ン                        
     rOmgoポリアクリル酸ナトリウム (平均分子量亭、l万) 11、Og 0エチルアクリレート/アク ノ ル酸/メタアクリル酸=2 j/λ/3の組成化の共電 金回塑剤 ニトロン 20.0g !θmg 2H5 2H5 こうして、できた乳剤層塗布液を表面保護層液と同時押
し出し法により、前記の支持体の両面に同じように塗布
した。この時、乳剤層、表面保護層の片面側あたつの塗
布量は下記の量となった。
〈乳剤層〉 0塗布銀i          /、りg/m 20塗
布ゼラチンit        /、1g7m2〈表面
保護層〉 0ゼラチン          O0♂1g/m20デ
キストラン (平均分子量3.り万) O3♂/z/m2Oマット剤
(平均粒径3 1μm) ポリメチルメタアクリレ ト/メタアクリル酸=り/ lの共重合体 、OAg/m2 A Om g / m2 +20 rn g / m 2 o CBF17802N(CH2CI−(20)4(C
H2)4SO3NaC3H7+2mg / m 2 o CBF17802N(G(2CH20)15H番 3H7 jmg/m2 0j−ヒドロキシ−2−メチル 1  a 7−チト ラザインデン / ! jmg/m2 Oポリアクリル酸ナトリウム (平均分子景グ、/万)   7(7mg/m2硬M 
剤は/、2−ビス(スルホニルアセトアミド)エタンを
片面当りjAmg/m2となるよう塗布した。こう(−
で、本発明の写真材料を得た。
写真性能の評価 写真材料に、富士写真フィルム@GRENEXオルソス
クリーンHR−1をカセツテを使用(1、て両側に密着
させ、X線センシトメトリーをおこなった。露光量の調
整は、X線管球とカセットとの出熱を変化させることに
よりおこなった。霧光後。
下記の処理工程に従って自動現像機処理をおこなった。
(処理工程) Dry to Dry処理時間グ!秒 使用した現像液、定着液は下記の組成とした。
(現像液) 水酸化カリウム 亜硫酸カリウム 炭酸水素ナトリウム ホウ酸 ジエチl/ングリコール エチレンジアミン四酢酸 !−メチルベンゾトリアゾール ハイドロキノン 氷酢酸 トリエチレングリコール !−二トロインダゾール /−フェニル−3−ピラゾリド ン グルタールアルデヒド (jOwt/wt%) メタ重亜硫酸ナトリウム 臭化カリウム 水を加えて (定着液) 9 g 4t11.、+2g 7.6g /、Og /+2g 7.7g 0.0に g 、2!g /fg /、2g O,+26 g J、J’g 5’、fAg /j、A g 3.7 g /、Ol チオ硫酸アンモニウム (70wt/vol % )       JOOm!
!エチし・ンジアミン四酢酸二ナ トリウム三水塩        0.02g亜硫酸ナト
リウム           /jgホウ酸     
            10g水酸化ナトリウム  
       6.7g氷酢酸           
    11g硫酸アルミニウム          
iog硫酸(Jl、N)            J、
9’g水を加えて全量/lとする。
(pHはψ、コ!に調整した) 結果を表!に示す。表!より本発明の化合物を用いfc
、試料では最高濃度の高い、優れた画質が得られた。
実施例r 下記の如く各層の乳剤、水酸化亜鉛の分散物、活性炭の
分散物、電子伝達剤の分散物、イエローマゼンタ、シア
ンの分散物及び中間層用の分散物を調製し、表6の感光
材料?θlを作製した。
又、下記の如く表7の受像材料を作製した。
青感層用乳剤 良く攪拌しているゼラチン水溶液(水?00 cc中に
ゼラチン40g、臭化カリウム3g、下記化合物■0.
t)Jg、および HO(CH2)2S(CH2)2S(CH2)20Ho
 、コ!gを加えて!θ0Cに保温したもの)に下記(
1)液と(2)液を同時に3g分間かけて添加した。そ
の後さらに下記(3)液と(4)液を同時に2g分間か
けて添加した。
また(3)液の添加開始後、1分から下記の色素溶液を
lt分間で添加した。
水洗、脱塩後、石灰処理オセインゼラチン20gを加え
てpHを1.2、pAgを!、!に調整した後、チオ硫
酸ナトリウムと←−ヒドロキシ−6−メチル−7、j、
jB、7−テトラザインデン、塩化金酸を加えて最適に
化学増感した。このようにして平均粒子サイズ、O3≠
Oμの単分散立方体塩臭化銀乳剤600gを得た。
色素溶液 、II  g 、Ol をメタノール16θCCに溶かした液。
化合物■ C)T3 CH3 緑感層用乳剤 良く攪拌しているゼラチン水溶液(下表)を!θ0Cに
保温して(I)液と(II)液を30分間かけて添加し
た。次いで(I[)液と(IV)液を30分間かけて添
加し、添加終了の1分後に色素液を添加した。
(色素液の組成) 水洗、脱塩後ゼラチン20gを加えpH,pAgを調整
してトリエチルチオ尿素、塩化金酸、4tヒトaキシ−
6−メチル−/、!、3;1,7−テトラザインデンを
用いて最適に化学増感した。
得られた乳剤ばO、11,Oμの単分散立方体乳剤で収
量Tri A 3 o g ffツタ。
赤感層用乳剤 良く攪拌しているゼラチン水溶液(水100m1中にゼ
ラチン20g、臭化カリウム0.3g、塩化す) IJ
ウム7g、および下記薬品に30mgを加えてよ0°C
に保温しまたもの)に下記(I)液と(■)液を同時に
30分間かけて等流量で添加した。その後さらに下記(
III’)液と(fl/)液を同時に3c分間かけて添
加しまた。また(1)、(IV)液の添加開始の3分後
から下記の色素溶液を20分間かけて添加しまた。
水洗、脱塩後、石灰処理オセインゼラチン22gを加え
てpIIをJ、、2.pAgを7.7に調節した後、チ
オ硫酸ナトリウムとグーヒドロキシ2−メチル−/、3
.3a、7−テトラザイ/デン、塩化金酸を加えてlo
 0cで最適に化学増感した。このようにし、て平均粒
子サイズ083tμの単分散立方体塩臭化銀乳剤を得た
。収量は63jgであった。
薬品A C)−13 H3 色素溶液 下記色素(a’) ぶ 7mgと色素(b)/jjmg をメタノ 色素(a) ル/θOmlに溶かしたもの。
色素(1)) 水酸化亜鉛の分散物の調製法について述べる。
平均粒子サイズがO,コμの水酸化亜鉛/!。
!g1分散剤としてカルボキシメチルセルロース/g、
ポリアクリル酸ソーダ0.1gをり多ゼラチン水溶液/
 00 ccに加えミルで平均粒径0゜7!mmのガラ
スピーズを用いて30分間粉砕した。ガラスピーズを分
離し、水酸化亜鉛の分散物をえた。
次に活性炭の分散物の調製法について述べる。
和光紬薬■製活性炭粉末(試薬、特級)コ、よg、分散
剤として花王石鹸■製デモールN/g。
ポリエチレングリコールノニルフェニルエーテル0.2
3gをj多ゼラチン水溶液/ 00 ccに加え、ミル
で平均粒径0.76mmのガラスピーズを用いて、72
0分間粉砕した。ガラスピーズを分離し、平均粒径O0
!μの活性炭の分散物を得た。
次に電子伝達剤の分散物の調製法について述べる。
下記の電子伝達剤10g、分散剤としてポリエチレング
リコールノニルフェニルエーテル0.1g、下記のアニ
オン性界面活性剤0.7gをj′%ゼラチン水溶液に加
えてミルで平均粒径0.7!;mmのガラスピーズを用
いてto分間粉砕した。
ガラスピーズを分離し、平均粒径0.3μの電子伝達剤
の分散物を得た。
電子伝達剤 アニオン性界面活性剤 0(2Cα)CH2CH(C2H5)C4H9N a 
03 S−0−ICOOCH2Cl (C2H5) C
4H9次に色素供与性化合物のゼラチン分散物の作り方
について述べる。
イエロー、マゼンタ、シアンそれぞれを以下の処方のと
おり、酢酸エチルj Occに加え約6000に加熱溶
解させ均一な溶液とした。この溶液と石灰処理ゼラチン
の10%水溶液!00g、ドデシルベンゼンスルホン酸
ソーダ0.AgkよU水!θccを攪拌混合した後、ホ
モジナイザーで7O分間、100θOrpmにて分散し
た。 この分散液を色素供与性化合物のゼラチン分散物
と言色素供与性化合物(1) 色素供与性化合物(2) 色素供与性化合物(3) 電子供与体■ 高沸点溶媒■ 電子伝達剤プレカーサー■ 化合物A CO2C12H25 CO2C12H25 次に中間層用電子供4体■のゼラチン分散物の作り方に
ついて述べる。
下記の電子供与体■23.Agと上記の高沸点溶媒■t
、!gを酢酸エチル30 COに加え均一な溶液とした
。この溶液と石灰処理ゼラチンの10%水溶液100g
、亜硫酸水素ナト17ウム0゜2!g、ドデシルベンゼ
ンスルホン酸ソーf。
3gおよび水J OcCを攪拌混合した後、ホモジナイ
ザーで70分間110000rpで分散した。
この分散物を電子供与体■のゼラチン分散物と言う。
!子供与体■ (Ji( 注7) 界面活性剤■ 注コ) 界面活性剤■ CH3CO)CH2CH(C2H5)C4H9N a 
O3S −c)(COOCH20((C2H5)C4H
g注3) 水溶性ポリマー 注V) カブリ防止剤■ 注り 界面活性剤■ 注t) 界面活性剤■ 注7) 電子伝達剤■ 注lr) 硬膜剤■ 、+2−ビス(ビニルスルホニルアセトアト)エタン 注り) カブリ防止剤O ■ シリコーンオイル(1) 界面活性剤(1) 界面活性剤(2) C8F17SO2NC)I2COOK 3117 界面活性剤(3) CI(3 界面活性剤(4) C2■]5 a−(2CooCH2aIC4H9 N a 03 S  CHCOOCH2C)IC48g
2H5 蛍光増白剤(1) λ、jビス(!−ターシャリブチルベンゾオキサゾル(
2))チオフェン 界面活性剤(5) 水溶性ポリマー(1) スミカゲルLs−H(住友化学■製) 水溶性ポリマー(2) デキストラン(分子i−7万) 媒染剤(1) 硬膜剤(1) マット剤(1)* シリカ マット剤(2)* ベンゾグアナミン樹脂 (平均粒径/!μ) 感光材料♂0/VCL−いて第2層および第V層に本発
明の化合物をオイル分散法によりセラチン中に分散し、
各層それぞれ3×10−5モル/m2となるように添加
した感光材料♂θコ〜♂07を作制した(表t)。
上記感光材料ざ0/−407に分光写真機を用い、波長
と直角方向に連続的に濃度が変化しているウェッジを通
して露光した。
この露光ずみのカラー感光材料の乳剤面に7!mlj/
m2の水を3!0Cの温水に3秒間つける事により供給
し、その後受像材料と膜面が接するように重ね合せた。
吸水した膜の温度が71r0Cとなるように温度調整し
たヒートローラーを用い71秒間加熱した次に受像材料
を感光材料からひきはがすと、受像材料上に波長に対応
して、ブルー、グリーン、レッドのスペクトルダラムが
得られた。
各色のイエロー、マゼ/り、シアンの濃度をX−rit
e社製310型濃測器により測定した。結果を表tに示
す。
上記の結果から本発明の化合物を添加する事によりブル
ー、グリー7、レッド各色とも濃度が上がりかつ補色成
分が減るため色純度が上がる事がわかる。すなわち本発
明の化合物は、優れた色再現改善能力を有する事が証明
された。
父上記感光材料を3o’c7o%でlカ月保存した後同
様の処理を行なったが、上記表3の結果と変わらず、本
発明の化合物を用いた感光材料は、伺らその経時性に悪
影響を与えな鴇事も確認された。
実施例り 特開昭tj−J♂P、t、ri号の実施例−ノのカバー
シートのタイミング層に本発明の化合物/。
6.30.27及び26を各1zO,I2jミリモル/
m2添加したカバーシー1−7−/、ター2.5’−j
、5’−4及び?−夕を作製した。これらのカバーシー
トと同実施例の感光シート102と重ね合せて同実施例
と同様に処理した。N開処理温度ば10 ’C,2! 
’C及び3J″Cで行った。
その結果、各試料は、いずれも処理温度依存性が小さく
%Dmaxが高く、かつDminの低い優れた写真性能
を示した。
実施例IO 実施例りの感光シートの第(10)層におけるイエロー
色素放出レドックス化合物の代わりに本発明の化合物3
6を等モル入れた以外はすべて同様の感光シートを作成
した。
この感光シートと特開昭tJ−、21?!!7号の実施
例−/のカバーシートと処理液を組合せて、同実施例と
同様にして、2夕0Cにて処理した。
本発明の感光シートはB濃度の増加速度および色像完成
時間が速く、短時間で画像が得られることがわかった。
実施例−7/ 特開平/−//124t/号の実施例−/の試料102
の第3.第1、第2.第7、第2及び第1Oの各層に本
発明の化合物−/、−29及び−3グを各々3 mg 
/ m 2ずつ添加し7試料//−/、//−λ及び/
/−3を作製した。
この試料を同実施例の記載に従って処理f、fcところ
、 色再現性において優れてしることが確認された。
【図面の簡単な説明】
第1図は、重ね返しによる抜文字画像形成を行なう場合
の、露光時構成を示したものであり各符号は以下のもの
を示す。 (イ)透明もしくは半透明の貼りこみベース(ロ)線画
原稿(なお黒色部分は線画を示す)(ハ)透明もしくは
半透明の貼りこみベース(ニ)M4点原稿(なお黒色部
分は網点を示す)(ホ)返し用感光材料(なお、斜線部
は感光層を示す)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)下記一般式(1)で表わされる化合物を含有するこ
    とを特徴とするハロゲン化銀写真感光材料。 一般式(1) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、Rは脂肪族基、芳香族基または複素環基を表わし
    、Lは2価の有機基を表わす。 Timeはタイミング基を表わし、tは0または1であ
    る。PUGは写真的に有用な基を表わす。 Yは−SO_2−または−Y′−SO_2−または▲数
    式、化学式、表等があります▼であり、Y′は−O−ま
    たは−NH−または▲数式、化学式、表等があります▼
    である。 2)PUGが現像抑制剤残基を表わすことを特徴とする
    請求項(1)のハロゲン化銀写真感光材料。 3)下記一般式(2)で表わされる化合物を含有するこ
    とを特徴とする請求項(2)のハロゲン化銀写真感光材
    料。 一般式(2) ▲数式、化学式、表等があります▼ 式中、R_3_1は脂肪族基または芳香族基を表わし、
    R_3_2は水素原子、アルキル基、アリール基、アル
    コキシ基、アリールオキシ基、アミノ基、カルバモイル
    基又はオキシカルボニル基を表わし、G_1は▲数式、
    化学式、表等があります▼基、−SO_2−基、−SO
    −基、▲数式、化学式、表等があります▼基、▲数式、
    化学式、表等があります▼基、チオカルボニル基又はイ
    ミノメチレン基を表わし、A_1、A_2はともに水素
    原子あるいは一方が水素原子で他方が置換もしくは無置
    換のアルキルスルホニル基、又は置換もしくは無置換の
    アリールスルホニル基、又は置換もしくは無置換のアシ
    ル基を表わす。
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