JPH0339942Y2 - - Google Patents

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JPH0339942Y2
JPH0339942Y2 JP1984049665U JP4966584U JPH0339942Y2 JP H0339942 Y2 JPH0339942 Y2 JP H0339942Y2 JP 1984049665 U JP1984049665 U JP 1984049665U JP 4966584 U JP4966584 U JP 4966584U JP H0339942 Y2 JPH0339942 Y2 JP H0339942Y2
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JP
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input
circuit
transistor
clamp
voltage
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JP1984049665U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の利用分野〕 本考案は尖頭値クランプ回路に係り、簡単な回
路構成で、良好な性能を持つモノリシツクIC化
向きの回路を、提案するものである。
〔考案の背景〕
クランプ回路は現在、さまざまな回路形式が採
用されている。第1図に代表的な尖頭値クランプ
回路であるダイオードクランプ回路を示す。尖頭
値クランプ回路は入力波形の尖頭値を任意の直流
電圧に固定する為によく用いられ、ビデオ機器に
おいては、信号処理上、極めて多用される回路で
ある。以下第1図、第2図を用いてその動作を簡
単に説明する。第2図、Aの波形が端子1に入力
された時ダイオード5が導通する入力レベルで、
コンデンサ2はダイオード5を通して、瞬時に充
電され、ダイオード5が非導通となる入力レベル
では、トランジスタ6のベース電流によつて徐々
に、放電される。コンデンサ2の充電電流と放電
電流の差は極めて大きい為、入力信号の最下端レ
ベルが直流電源4の電圧値VBとダイオード5の
順方向電圧VFとを加えた値に等しくなり、B図
の如き、波形がトランジスタ6の入力に加わる事
になる。この(VB+VF)の値をクランプ電圧と
呼ぶ。
この回路の欠点は、ダイオード5を用いている
為、クランプ電圧が温度依存性を持つている事、
又ダイオードの導通抵抗により充電時間が長くな
り、充分なクランプ効果が得られない事等があげ
られる。
〔考案の目的〕
本考案の目的は前記欠点を改善し、かつ、モノ
リシツクIC化に適したクランプ回路を提供する
事にある。
〔考案の概要〕
目的を達成する手段として、本考案においては
フイードバツク型のクランプ回路を採用する事に
より、前記した問題点を改善した。フイードバツ
ク型クランプの動作原理そのものは既に公知の技
術であるが、本考案はその回路構成において特徴
を持つものである。
〔発明の実施例〕
以下、本考案の一実施例を第3図、第4図によ
り説明する。第3図は本考案の一実施例を示す回
路図、第4図は端子1に第2図Aの信号が入力さ
れた時の次段に供給される電圧の波形を示す。入
力信号は端子1よりコンデンサ2を通してトラン
ジスタ6のベースに印加される。又、同ベースに
は、トランジスタ7,8,11より成る差動型フ
イードバツク回路の出力段が接続され、フイード
バツククランプ回路を構成している。本考案の特
徴は、このフイードバツククランプ回路の回路構
成にあり、以下、その動作について説明する。ト
ランジスタ7,8より成る差動回路の一端の入力
であるトランジスタ7のベースに電圧値がVB
る電流電源4が接続される。トランジスタ7のコ
レクタには抵抗10とトランジスタ11のベース
端子が接続され、トランジスタ11のコレクタは
トランジスタ8のベース、トランジスタ6のベー
ス、及びコンデンサ2が接続される。今、コンデ
ンサ2の入力と対向する電極(トランジスタ6の
ベース側)の電圧がVBより下がつた時、トラン
ジスタ11のベース電圧も下がり、コンデンサ2
の充電電流icは増加して、コンデンサ2端の電位
を上げる。
icは(1)式で表わされる。
ic=gm(VB−Vi) (1) gm;差動増幅器の相互コンダクタンス Vi;入力信号レベル 次に入力電圧がVBより上がつた時、差動増幅
器はオフとなりコンデンサの電荷は破線で示した
電流iRで放電される。コンデンサの充,放電電荷
量は等しいから、(2)式が成立する。
iC・tON=iR・tOFF (2) tON;Vi<VBとなつている時間 tOFF;Vi>VBとなつている時間 (1),(2)式より gm(VB−Vi)・tON=iR・tOFF (3) となり、(3)式において、iRは小さい為、(VB−Vi
は極めて小さい値となる。したがつてトランジス
タ6のベース端の電圧は最下端がほゞVBと一致
する第4図の如き波形となる。この結果、クラン
プ電圧はVBと一致し、VBを温度補償すれば、温
度変化のない信号をトランジスタ6のベースに供
給する事ができる。又、充電電流icの信号源は負
帰還回路の出力インピーダンスとなる為、極めて
小さく、充電時定数も又、極めて小さくなる。こ
の結果、従来のダイオードクランプ回路の問題点
であるクランプ電圧の温度特性及び充電時定数が
短かくできない事によるクランプ特性の劣化が解
消され、かつモノリシツクICに適したクランプ
回路が達成できた。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来から使用されているダイオードク
ランプ回路図、第2図は第1図回路の入、出力波
形図、第3図は本考案の一実施例のフイードバツ
ククランプ回路図、第4図は第3図回路の出力波
形図である。 1……端子、2……コンデンサ、4……直流電
源、5……ダイオード。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 差動増幅器の入力の一端に直流電圧源を接続
    し、前記差動増幅器の出力にコレクタ端子を出力
    とするバツフア回路の入力を接続し、前記コレク
    タ端子を前記差動増幅器のもう一方の入力端子及
    び次段回路の入力端子に接続し、その接続点に結
    合コンデンサを通して入力信号を入力することを
    特徴とするクランプ回路。
JP4966584U 1984-04-06 1984-04-06 クランプ回路 Granted JPS60163832U (ja)

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Publication Number Publication Date
JPS60163832U JPS60163832U (ja) 1985-10-31
JPH0339942Y2 true JPH0339942Y2 (ja) 1991-08-22

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4852130A (ja) * 1971-10-29 1973-07-21
JPS51114015A (en) * 1975-04-01 1976-10-07 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> Feedback clamp circuit
JPS5652366B2 (ja) * 1973-07-09 1981-12-11

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JPS60163832U (ja) 1985-10-31

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