JPH0339807Y2 - - Google Patents

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JPH0339807Y2
JPH0339807Y2 JP18068886U JP18068886U JPH0339807Y2 JP H0339807 Y2 JPH0339807 Y2 JP H0339807Y2 JP 18068886 U JP18068886 U JP 18068886U JP 18068886 U JP18068886 U JP 18068886U JP H0339807 Y2 JPH0339807 Y2 JP H0339807Y2
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JP
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display
permanent magnet
pin
bobbin
elongated hole
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JP18068886U
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JPS6386689U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は磁気反転表示素子に関するものである。
(従来技術) 反転可能な表示体が装着される回転軸に対しボ
ビン内にあるように永久磁石を装着し、この永久
磁石を間に挟んで電磁石の2個のヨークをボビン
内で対設し、更に磁気漏洩を防止する磁気遮蔽板
をヨークの基板に連結した磁気反転表示素子は先
に本考案者が昭和61年10月13日付けで出願してい
る。
(考案が解決すべき問題点) 以上のものによれば、磁気遮蔽板により磁気的
に閉回路を構成するようにしたので磁束漏れが少
なく、高出力が得られる特徴があり、したがつて
回転反応と保持力が強くなつて表示面の視認性が
よい。
又、磁気的な干渉を少なくしたので隣接表示素
子との磁気的な影響を除去して誤動作等のトラブ
ルを減少させることができる。
又、ヨークは電磁石内に収められヨークの間に
永久磁石を介在する恰好となるから装置の簡略化
が図られ、コンパクトな表示体がえられるという
特徴がある。
しかしながら、表示素子の表示状態又は非表示
状態の保持を永久磁石と電磁石との吸着力のみで
行つているため表示体が外力を受けた場合、又は
表示素子の取付け角度等により表示体が揺動し、
安定した表示状態が得られないという問題があ
る。
(問題点を解決するための手段) したがつて本案の技術的課題は、表示体が外力
をうけても揺動が確実に防止される磁気反転表示
素子をうることを目的とするもので、この技術的
課題を解決する本案の技術的手段は、反転可能な
表示体を駆動する回転軸に永久磁石を設けると共
に、該永久磁石がボビン内にあるように配置し、
かつ該永久磁石を間に挟んで電磁石の2個のヨー
クをボビン内に対設し、更に取付板を介して磁気
的に閉回路を構成するものにおいて、前記回転軸
にピンを具えたアームを設けると共に、該ピンが
係合する長穴を反転可能の表示体の支持プレート
に設け、かつ前記ピンが長穴の端部に達したとき
の表示体に加わるトルクを前記回転軸の軸心方向
に作用するように構成したことを特徴とする磁気
反転表示素子である。
(考案の効果) 本案のものは先願に記載した特徴を奏するのは
勿論のこと、表示体の支持プレートの長穴とアー
ムのピンとを係合させ、表示体に加わるトルクを
アームの軸心方向に作用するような構造としてあ
るから、機構的にロツクされ表示体が外力をうけ
ても又は取付け角度により不安定となるような状
態にあつても揺動が確実に防止され、安定した表
示状態が得られる。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
1は表示体2を反転せしめる回転軸であつて、
この中央に永久磁石3が装着されている。回転軸
1はボビン4内に永久磁石3を収めてヨーク基板
5,5′の孔に挿入支持されている。
弧状のヨーク6,6′はボビン4と同径で、か
つ扇形切欠7,7′を有する左右のヨーク基板5,
5′に相対向するように突設され、前記永久磁石
3を間に挟んでボビン内で2個のヨークを形成し
ている。
又、ヨークの長さが相手の基板に当たらない長
さで後述するストツパーの位置より短いので、ス
トツパーはヨークに当たらない。
ボビン4の一側には回転軸1に設けたストツパ
ー8が係止する係止部4a,4a′が形成されてお
り、ボビン4にコイル9を巻回して電磁石10を
構成している。電磁石10は又フレーム12に固
着される取付板11を介して固定するもので、取
付板11は磁気的に閉回路を構成する機能を有す
るものである。
表示体2は支持プレート13に取付けられ、支
持プレート13はフレーム12に軸支14されて
いる。
支持プレート13の一方の三角板13aには、
長穴15が形成され、これにスライド自在に係合
するピン16が回転軸1に固定されたアーム17
に設けられている。
しかして、ピン16が長穴15の端部に達した
ときの表示体2に加わるトルクをアーム17の軸
心、すなわち回転軸1の軸心方向に作用するよう
に構成されている。
又、他方の三角板13bには錘り18が取付け
られている。
さて、表示体2が表示している状態においてヨ
ーク6にN極、ヨーク6′にS極が生ずるように
通電すると、永久磁石3のN,S極がヨーク6,
6′によりそれぞれ反撥吸引して時計方向に90°回
転し、ストツパー8がボビン4の係止部4aに当
接してストツプし、表示体2が非表示状態となり
この状態を保持する。
次にヨーク6にS極、ヨーク6′にN極を生ず
るように通電すると、永久磁石S,N極がヨーク
6,6′により反撥、吸引して反時計方向に90°回
転し、ストツパー8がボビン4の他の係止部4
a′に当接してストツプし、表示体2が表示状態に
なりこの状態を保持する。この回転動作を繰り返
し行うことにより表示体を反転させ、所望の数
字、英文字等の表示をすることができる。
この作用においてコイル9に励磁電流を通電す
ると取付板11、ヨーク6,6′、永久磁石3を
介して磁気的に閉回路が構成されるので磁束漏れ
が少なくなる。
しかしてヨーク6,6′は電磁石10内に納め
られ、ヨーク6,6′の間に永久磁石3を介在す
る恰好となるから全体としてコンパクトな表示装
置が得られる。
しかして、表示体2が反転する度にピン16は
長穴15の端部に達し、表示体2に加わるトルク
を回転軸1の軸心方向に作用するようにしてあつ
て長穴15とピン16との間にロツク機構が構成
されているので外力が作用しても表示体2は動揺
せず安定した表示状態が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案磁気反転表示素子の正面図、第
2,3図は同上左右側面図、第4図は電磁石部分
の切断面図、第5,6図は同上の右側面図と左側
面図、第7図はボビンの断面図、第8,9図は同
上左右側面図、第10図は本案素子の分解斜面図
である。 1……回転軸、2……表示体、3……永久磁
石、4……ボビン、4a,4a′……ストツパー係
止部、5,5′……ヨーク基板、6,6′……ヨー
ク、7,7……扇形切欠、8……ストツパー、9
……コイル、10……電磁石、11……取付板、
12……フレーム、13……支持プレート、15
……長穴、16……ピン、17……アーム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反転可能な表示体を駆動する回転軸に永久磁石
    を設けると共に、該永久磁石がボビン内にあるよ
    うに配置し、かつ該永久磁石を間に挟んで電磁石
    の2個のヨークをボビン内に対設し、更に取付板
    を介して磁気的に閉回路を構成するものにおい
    て、前記回転軸にピンを具えたアームを設けると
    共に、該ピンが係合する長穴を反転可能の表示体
    の支持プレートに設け、かつ前記ピンが長穴の端
    部に達したときの表示体に加わるトルクを前記回
    転軸の軸心方向に作用するように構成したことを
    特徴とする磁気反転表示素子。
JP18068886U 1986-11-25 1986-11-25 Expired JPH0339807Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18068886U JPH0339807Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP18068886U JPH0339807Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6386689U JPS6386689U (ja) 1988-06-06
JPH0339807Y2 true JPH0339807Y2 (ja) 1991-08-21

Family

ID=31124871

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP18068886U Expired JPH0339807Y2 (ja) 1986-11-25 1986-11-25

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JP (1) JPH0339807Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6386689U (ja) 1988-06-06

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