JPH0511585Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0511585Y2 JPH0511585Y2 JP2979688U JP2979688U JPH0511585Y2 JP H0511585 Y2 JPH0511585 Y2 JP H0511585Y2 JP 2979688 U JP2979688 U JP 2979688U JP 2979688 U JP2979688 U JP 2979688U JP H0511585 Y2 JPH0511585 Y2 JP H0511585Y2
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- display
- permanent magnet
- central axis
- main body
- fixed
- Prior art date
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- Expired - Lifetime
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- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical group [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 9
- 239000000696 magnetic material Substances 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005415 magnetization Effects 0.000 description 2
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
- Displays For Variable Information Using Movable Means (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔概要〕
4面の表示面を備え中心軸で回動可能に本体に
支持された表示体と、該表示体内部に中心軸を挟
んで平行に固定された2本の永久磁石と、該永久
磁石の各両端部に対向し前記中心軸を挟んで対称
状に対をなす本体側の4地点のうち隣合う2地点
に固定された2個の電磁石を備えてなることによ
り、誤表示が起こらない4面表示器としたもので
ある。
支持された表示体と、該表示体内部に中心軸を挟
んで平行に固定された2本の永久磁石と、該永久
磁石の各両端部に対向し前記中心軸を挟んで対称
状に対をなす本体側の4地点のうち隣合う2地点
に固定された2個の電磁石を備えてなることによ
り、誤表示が起こらない4面表示器としたもので
ある。
本考案は誤表示のない4面表示器に関する。
第5図は従来例の分解図、第6図は別の従来例
の分解図、第7図はa,bは従来例の平面図であ
り、図中、31は表示面、32は中心軸、33は
本体、34は表示体、35は永久磁石、37は電
磁石を示す。
の分解図、第7図はa,bは従来例の平面図であ
り、図中、31は表示面、32は中心軸、33は
本体、34は表示体、35は永久磁石、37は電
磁石を示す。
従来の4面表示器は、例えば第5図に示される
如く、4面の表示面31を備えた表示体34内に
1本の棒状の永久磁石35が中心軸32を挟んで
対称となるように固定されている。表示体34は
中心軸32によつて本体33側に回動可能に支持
されている。
如く、4面の表示面31を備えた表示体34内に
1本の棒状の永久磁石35が中心軸32を挟んで
対称となるように固定されている。表示体34は
中心軸32によつて本体33側に回動可能に支持
されている。
表示体34を回転させて表示面31を変えるに
は、本体33側に設けられた4個の電磁石37へ
の通電を制御して表示体34の永久磁石35との
間で吸引・反発させ、表示体34を所望の位置に
回転させるものであつた。
は、本体33側に設けられた4個の電磁石37へ
の通電を制御して表示体34の永久磁石35との
間で吸引・反発させ、表示体34を所望の位置に
回転させるものであつた。
しかし最近では、同様な表示動作が行えるとい
う理由から、第6図に示す如く、4個の電磁石の
うち隣合う2個だけを残した構造が採られるよう
になつている。
う理由から、第6図に示す如く、4個の電磁石の
うち隣合う2個だけを残した構造が採られるよう
になつている。
ところが上記したような従来の4面表示器は、
第7図aに示されるように、表示体34側に固定
された永久磁石35が1本であるため、4個の電
磁石37の磁極と永久磁石35の両極とが吸引・
反発して安定する位置が実線と破線で示すように
2つ生じてしまう。
第7図aに示されるように、表示体34側に固定
された永久磁石35が1本であるため、4個の電
磁石37の磁極と永久磁石35の両極とが吸引・
反発して安定する位置が実線と破線で示すように
2つ生じてしまう。
また第7図bの別の従来例の場合も同様に安定
状態が2つ生じてしまう。
状態が2つ生じてしまう。
このような状態の時に表示体34を早く回転さ
せて表示面31の変換を行うと、表示体34の永
久磁石35が所望の実線位置で停止せず、矢印で
示す如くオーバーランして破線で示す別の安定位
置で停止することが起こる。このため従来の4面
表示器は誤表示が起き易いという問題があつた。
せて表示面31の変換を行うと、表示体34の永
久磁石35が所望の実線位置で停止せず、矢印で
示す如くオーバーランして破線で示す別の安定位
置で停止することが起こる。このため従来の4面
表示器は誤表示が起き易いという問題があつた。
本考案の目的は、上記した従来の問題点を解決
して、誤表示の起こらない好適な4面表示器を提
供することにある。
して、誤表示の起こらない好適な4面表示器を提
供することにある。
上記問題点は、4面の表示面を備え中心軸で回
動可能に本体に支持された表示体、および該表示
体内部に中心軸を挟んで平行に固定された2本の
永久磁石と該永久磁石の各両端部に対向し、該中
心軸を挟んで対称状に対をなす本体側の4地点の
うち隣合う2地点に固定された2個の電磁石を備
えてなることを特徴とする4面表示器を提供する
ことによつて解決される。
動可能に本体に支持された表示体、および該表示
体内部に中心軸を挟んで平行に固定された2本の
永久磁石と該永久磁石の各両端部に対向し、該中
心軸を挟んで対称状に対をなす本体側の4地点の
うち隣合う2地点に固定された2個の電磁石を備
えてなることを特徴とする4面表示器を提供する
ことによつて解決される。
本考案では、4面の表示面を備え中心軸で回動
可能に本体に支持された表示体、該表示体内部に
中心軸を挟んで平行に固定された2本の永久磁
石、該永久磁石の各両端部に対向し前記中心軸を
挟んで対称状に対をなす本体側の4地点のうち隣
合う2地点に固定された2個の電磁石を備えてな
ることにより、表示体に固定されたふ本の永久磁
石と本体側の2個の電磁石との組み合わせによつ
て表示位置が決まるため、永久磁石の安定位置が
各表示位置に対して1つとすることが可能にな
り、誤表示をなくすことができた。
可能に本体に支持された表示体、該表示体内部に
中心軸を挟んで平行に固定された2本の永久磁
石、該永久磁石の各両端部に対向し前記中心軸を
挟んで対称状に対をなす本体側の4地点のうち隣
合う2地点に固定された2個の電磁石を備えてな
ることにより、表示体に固定されたふ本の永久磁
石と本体側の2個の電磁石との組み合わせによつ
て表示位置が決まるため、永久磁石の安定位置が
各表示位置に対して1つとすることが可能にな
り、誤表示をなくすことができた。
以下、本考案実施例を図面を参照して詳細に説
明する。
明する。
第1図は本実施例の分解図、第2図a,b,
c,dは本実施例の各表示状態を示す平面図、第
3図a,b,c,dは本実施例の各表示状態を示
す平面図、第4図各図は永久磁石の着磁方向を示
す斜視図で、そのaは長さ方向に着磁した状態
図、bは厚み方向に着磁した状態図を示す。
c,dは本実施例の各表示状態を示す平面図、第
3図a,b,c,dは本実施例の各表示状態を示
す平面図、第4図各図は永久磁石の着磁方向を示
す斜視図で、そのaは長さ方向に着磁した状態
図、bは厚み方向に着磁した状態図を示す。
図において、11は表示面、12は中心軸、1
3は本体、14は表示体、15は永久磁石、16
は両端部、17は電磁石、18は鉄芯を示す。
3は本体、14は表示体、15は永久磁石、16
は両端部、17は電磁石、18は鉄芯を示す。
本実施例の4面表示器は、第1図に示す如く、
ここでは角柱状の表示体14の4つの側面を表示
面11とし、表示体14内部の中央に固定した中
心軸12によつて本体13上で回転可能に支持さ
れている。その表示体14内部の上面部分には、
中心軸12を挟んで平行に2本の棒状の永久磁石
15が対称となるように固定されている。この棒
状の永久磁石15は第4図a,bに示す如く、長
さ方向に着磁した場合と厚さ方向に着磁した場合
のいずれかの永久磁石を使つて実施することがで
きる。その永久磁石15の各両端部16に対向
し、中心軸12を挟んで対称状に対をなす本体1
3側の4地点のうち隣合う2地点に2個の電磁石
17が固定されている。その2個の電磁石17
は、通電する電流の流れを制御することによつて
所望の磁極に励磁させることができる。電磁石1
7に用いられる鉄芯18の材料は、鉄に限定され
るものではなく、種々の磁性材料を用いることが
できる。本実施例では鉄芯18に半硬質磁性材料
を好ましく使用した。
ここでは角柱状の表示体14の4つの側面を表示
面11とし、表示体14内部の中央に固定した中
心軸12によつて本体13上で回転可能に支持さ
れている。その表示体14内部の上面部分には、
中心軸12を挟んで平行に2本の棒状の永久磁石
15が対称となるように固定されている。この棒
状の永久磁石15は第4図a,bに示す如く、長
さ方向に着磁した場合と厚さ方向に着磁した場合
のいずれかの永久磁石を使つて実施することがで
きる。その永久磁石15の各両端部16に対向
し、中心軸12を挟んで対称状に対をなす本体1
3側の4地点のうち隣合う2地点に2個の電磁石
17が固定されている。その2個の電磁石17
は、通電する電流の流れを制御することによつて
所望の磁極に励磁させることができる。電磁石1
7に用いられる鉄芯18の材料は、鉄に限定され
るものではなく、種々の磁性材料を用いることが
できる。本実施例では鉄芯18に半硬質磁性材料
を好ましく使用した。
このような構成からなる本実施例の4面表示器
を使い、次の如く表示面の変換を行つた。
を使い、次の如く表示面の変換を行つた。
第2図各図は、長さ方向に着磁した永久磁石1
5を2本を使つて実施したものである。なお図に
おいて表示体の回転状況を分かり易くするため
に、基準となる表示面をAとして示した。
5を2本を使つて実施したものである。なお図に
おいて表示体の回転状況を分かり易くするため
に、基準となる表示面をAとして示した。
第2図aでは、下の電磁石17をS/Sに励磁
すると永久磁石15との間に吸引・反発作用が働
き、この状態で安定した上の面をA面とする。永
久磁石15の安定する位置はこの1箇所しかな
い。
すると永久磁石15との間に吸引・反発作用が働
き、この状態で安定した上の面をA面とする。永
久磁石15の安定する位置はこの1箇所しかな
い。
第2図bでは、下の電磁石17をN/Sに励磁
すると永久磁石15との間で吸引・反発作用が働
いて90°左回転しA面が左に来る。
すると永久磁石15との間で吸引・反発作用が働
いて90°左回転しA面が左に来る。
第2図cでは、下の電磁石17をN/Nに励磁
すると永久磁石15との間で吸引・反発作用が働
いてさらに90°左回転しA面が下に来る。
すると永久磁石15との間で吸引・反発作用が働
いてさらに90°左回転しA面が下に来る。
第2図dでは、下の電磁石17をS/Nに励磁
すると永久磁石15との間で吸引・反発作用が働
いてさらに90°左回転してA面が右に来る。
すると永久磁石15との間で吸引・反発作用が働
いてさらに90°左回転してA面が右に来る。
このように本実施例の4面表示器で表示を行う
と、各位置における永久磁石15と電磁石17お
よび鉄芯18とで形成される安定状態がそれぞれ
1つしか存在しないため誤表示が起こらない。
と、各位置における永久磁石15と電磁石17お
よび鉄芯18とで形成される安定状態がそれぞれ
1つしか存在しないため誤表示が起こらない。
また第3図各図は、厚さ方向に着磁した永久磁
石15を2本を使つて実施したものである。第2
図と同様に基準となる表示面をAとして表示し
た。
石15を2本を使つて実施したものである。第2
図と同様に基準となる表示面をAとして表示し
た。
第3図aでは、下の電磁石17をS/Sに励磁
すると厚さ方向に励磁された永久磁石15に吸
引・反発作用が働いてA面が上の状態で安定す
る。この他の位置で表示体14が安定することは
ない。
すると厚さ方向に励磁された永久磁石15に吸
引・反発作用が働いてA面が上の状態で安定す
る。この他の位置で表示体14が安定することは
ない。
第3図bでは、下の電磁石17をN/Sに励磁
すると表示体14が90°左回転しA面が左に来る。
すると表示体14が90°左回転しA面が左に来る。
第3図cでは、下の電磁石17をN/Nに励磁
すると表示体14がさらに90°左回転しA面が下
に来る。
すると表示体14がさらに90°左回転しA面が下
に来る。
第3図dでは、下の電磁石17をS/Nに励磁
すると表示体14がまたさらに90°左回転してA
面が右に来る。
すると表示体14がまたさらに90°左回転してA
面が右に来る。
第3図の場合も第2図と同様に誤表示の起こら
ない好適な4面表示器とすることができた。
ない好適な4面表示器とすることができた。
さらに第1図に示す鉄芯18に半硬質磁性材料
を用いたことにより、電磁石17のコイルに最初
だけ電流を流すと一時的に鉄芯が磁化されるた
め、電流を切つても保持力を維持することができ
る。このため、少ない消費電力で表示器を作動さ
せることができた。
を用いたことにより、電磁石17のコイルに最初
だけ電流を流すと一時的に鉄芯が磁化されるた
め、電流を切つても保持力を維持することができ
る。このため、少ない消費電力で表示器を作動さ
せることができた。
上記したように、本考案の4面表示器は、表示
体の安定位置をそれぞれ1つに限定することによ
つて、誤表示の起こらない安定した表示を可能に
した。
体の安定位置をそれぞれ1つに限定することによ
つて、誤表示の起こらない安定した表示を可能に
した。
第1図は本考案実施例の分解図、第2図a,
b,c,dは本考案実施例の各表示状態を示す平
面図、第3図a,b,c,dは本考案実施例の各
表示状態を示す平面図、第4図各図は永久磁石の
着磁方向を示す斜視図で、そのaは長さ方向に着
磁した状態図、bは厚み方向に着磁した状態図、
第5図は従来例の分解図、第6図は別の従来例の
分解図、第7図aとbは従来例の平面図である。 図において、11は表示面、12は中心軸、1
3は本体、14は表示体、15は永久磁石、16
は両端部、17は電磁石、18は鉄芯、を示す。
b,c,dは本考案実施例の各表示状態を示す平
面図、第3図a,b,c,dは本考案実施例の各
表示状態を示す平面図、第4図各図は永久磁石の
着磁方向を示す斜視図で、そのaは長さ方向に着
磁した状態図、bは厚み方向に着磁した状態図、
第5図は従来例の分解図、第6図は別の従来例の
分解図、第7図aとbは従来例の平面図である。 図において、11は表示面、12は中心軸、1
3は本体、14は表示体、15は永久磁石、16
は両端部、17は電磁石、18は鉄芯、を示す。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 4面の表示面11を備え中心軸12で回動可能
に本体13に支持された表示体14、および 該表示体14内部に中心軸12を挟んで平行に
固定された2本の永久磁石15と該永久磁石15
の各両端部に対向し、該中心軸12を挟んで対称
状に対をなす本体側の4地点のうち隣合う2地点
に固定された2個の電磁石17を備えてなること
を特徴とする4面表示器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2979688U JPH0511585Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2979688U JPH0511585Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01135488U JPH01135488U (ja) | 1989-09-18 |
JPH0511585Y2 true JPH0511585Y2 (ja) | 1993-03-23 |
Family
ID=31254315
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2979688U Expired - Lifetime JPH0511585Y2 (ja) | 1988-03-08 | 1988-03-08 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0511585Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2548950Y2 (ja) * | 1990-06-18 | 1997-09-24 | 富士通機電株式会社 | 4面表示器の振動防止装置 |
-
1988
- 1988-03-08 JP JP2979688U patent/JPH0511585Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01135488U (ja) | 1989-09-18 |
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