JPH07240311A - ロ−タリソレノイド - Google Patents
ロ−タリソレノイドInfo
- Publication number
- JPH07240311A JPH07240311A JP5678894A JP5678894A JPH07240311A JP H07240311 A JPH07240311 A JP H07240311A JP 5678894 A JP5678894 A JP 5678894A JP 5678894 A JP5678894 A JP 5678894A JP H07240311 A JPH07240311 A JP H07240311A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yoke
- permanent magnet
- magnet
- coil
- poles
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【目的】 強い回転力及び保持力を得る、ロ−コスト、
コンパクトかつ高信頼性のあるロ−タリソレノイドを提
供することを目的とする。 【構成】 コイルとそれを囲む磁性体ヨ−ク及びヨ−ク
内に設けられた可動永久磁石から成り、ヨ−クが永久磁
石の回転位置を保持するストッパ−の構成を成し、かつ
永久磁石とヨ−クの反発力及び吸引力の連続エネルギ−
によって、強い回転力及び保持力を持つ、保持型のロ−
タリソレノイド。
コンパクトかつ高信頼性のあるロ−タリソレノイドを提
供することを目的とする。 【構成】 コイルとそれを囲む磁性体ヨ−ク及びヨ−ク
内に設けられた可動永久磁石から成り、ヨ−クが永久磁
石の回転位置を保持するストッパ−の構成を成し、かつ
永久磁石とヨ−クの反発力及び吸引力の連続エネルギ−
によって、強い回転力及び保持力を持つ、保持型のロ−
タリソレノイド。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は保持型のロ−タリソレノ
イドの構造に関するものである。
イドの構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より非保持型のロ−タリソレノイド
は種々あったが、負荷を必要な角度だけ回転し保持する
場合は、プシュプル型の自己保持ソレノイド(ラッチソ
レノイド)が用いられていた。
は種々あったが、負荷を必要な角度だけ回転し保持する
場合は、プシュプル型の自己保持ソレノイド(ラッチソ
レノイド)が用いられていた。
【0003】すなわち図3に示す様な自己保持ソレノイ
ドは、磁性体のヨ−ク11に覆われた2組のコイル、す
なわちコイルA12とコイルB12及び中央に介在する
永久磁石14より成る固定磁極と、軸方向に動く可動鉄
芯15よりなる2ポジションラッチソレノイド10より
構成されている。
ドは、磁性体のヨ−ク11に覆われた2組のコイル、す
なわちコイルA12とコイルB12及び中央に介在する
永久磁石14より成る固定磁極と、軸方向に動く可動鉄
芯15よりなる2ポジションラッチソレノイド10より
構成されている。
【0004】(2) 2ポジションラッチソレノイド10は可動シャフト16
をとおして、負荷であるア−ム17に接続されている。
前記ア−ム17は2ポジションラッチソレノイド10の
電磁力と永久磁石の力で可動シャフト16を動かし、可
動シャフト16はア−ム17に設けた支点18を軸とし
て、ア−ム17を回転させ、動作終了後コイルへの非通
電状態において、2ポジションラッチソレノイド10の
永久磁石14の磁力でア−ム17は回転角度が保持され
る。
をとおして、負荷であるア−ム17に接続されている。
前記ア−ム17は2ポジションラッチソレノイド10の
電磁力と永久磁石の力で可動シャフト16を動かし、可
動シャフト16はア−ム17に設けた支点18を軸とし
て、ア−ム17を回転させ、動作終了後コイルへの非通
電状態において、2ポジションラッチソレノイド10の
永久磁石14の磁力でア−ム17は回転角度が保持され
る。
【0005】この様な構造の2ポジションラッチソレノ
イドで負荷に回転運動を伝達する場合、通常回転角は小
さくなってしまう。また回転角を大きくとる場合、ア−ム
17部の構造は複雑になり可動力も小さくなってしまう
等の欠点がある。
イドで負荷に回転運動を伝達する場合、通常回転角は小
さくなってしまう。また回転角を大きくとる場合、ア−ム
17部の構造は複雑になり可動力も小さくなってしまう
等の欠点がある。
【0006】
【発明の目的】本発明は、例えば広告用カバンなどを一
定周期で回転及び停止させる場合など、負荷に回転力を
必要するものに於いて、構造を単純化することでロ−コ
スト、コンパクト、高信頼性をはかるロ−タリソレノイ
ドを提供し得るものである。
定周期で回転及び停止させる場合など、負荷に回転力を
必要するものに於いて、構造を単純化することでロ−コ
スト、コンパクト、高信頼性をはかるロ−タリソレノイ
ドを提供し得るものである。
【0007】
【実施例】図1は本発明の実施例であり、永久磁石3は
シャフト1に接続されており、このシャフト1を支点と
して回転する。一方固定磁極は磁性体のヨ−ク2と、これ
を覆う様に構成されたコイル4とから成り、磁気回路を
形成している。又回転体である永久磁石3は、それぞれ
の磁極がヨ−クの両極に当たる位置で回転位置が保持さ
れる様に構成されている。
シャフト1に接続されており、このシャフト1を支点と
して回転する。一方固定磁極は磁性体のヨ−ク2と、これ
を覆う様に構成されたコイル4とから成り、磁気回路を
形成している。又回転体である永久磁石3は、それぞれ
の磁極がヨ−クの両極に当たる位置で回転位置が保持さ
れる様に構成されている。
【0008】これを動作させるには、例えば図に示す極
性に永久磁石3がおかれている場合、コイル4への通電
を、ヨ−ク2が図示の極性になる様に通電したとする。永
久磁石3及びヨ−ク2の極性は同極性であるから反発力
が働き、永久磁石3は回転動作を行う。 (3)
性に永久磁石3がおかれている場合、コイル4への通電
を、ヨ−ク2が図示の極性になる様に通電したとする。永
久磁石3及びヨ−ク2の極性は同極性であるから反発力
が働き、永久磁石3は回転動作を行う。 (3)
【0009】そして回転角度の中央付近より、永久磁石
3はヨ−ク2の反対側の極との間に吸引力が働き、回転
運動を連続的に継続し、永久磁石3はヨ−ク2の反対側
の極で回転位置が保持される。
3はヨ−ク2の反対側の極との間に吸引力が働き、回転
運動を連続的に継続し、永久磁石3はヨ−ク2の反対側
の極で回転位置が保持される。
【0010】この様な構造となっていることから、コイ
ル4に非通電時は永久磁石3の磁力によって強い保持力
が発生し、ヨ−ク2に固定され回転位置を保持する。コ
イル4への通電時には反発力が発生し、永久磁石3は回
転を開始し、続いてヨ−ク2の反対極との間に吸引力が
働き、強い回転力を得ることが出来る。
ル4に非通電時は永久磁石3の磁力によって強い保持力
が発生し、ヨ−ク2に固定され回転位置を保持する。コ
イル4への通電時には反発力が発生し、永久磁石3は回
転を開始し、続いてヨ−ク2の反対極との間に吸引力が
働き、強い回転力を得ることが出来る。
【0011】図2はヨ−ク2の磁極の形状を変えた本発
明の他の実施例を示す。尚上記の図1、図2の説明に於
いて、コイル4の印加極性を変えれば、永久磁石3を逆
方向に回転させ得ることは云うまでもない。
明の他の実施例を示す。尚上記の図1、図2の説明に於
いて、コイル4の印加極性を変えれば、永久磁石3を逆
方向に回転させ得ることは云うまでもない。
【0012】
【発明の効果】本発明により強い保持力をもち、90°
前後の大きい回転角をもつロ−タリソレノイドが実現で
きた。また本発明により、小スペ−ス、高い信頼性、ロ
−コストなどを要求しているアミュ−ズメント産業など
に応用が考えられる。
前後の大きい回転角をもつロ−タリソレノイドが実現で
きた。また本発明により、小スペ−ス、高い信頼性、ロ
−コストなどを要求しているアミュ−ズメント産業など
に応用が考えられる。
【図1】本発明の保持型ロ−タリソレノイド構造図
【図2】本発明の他の実施例構造図
【図3】従来の2ポジションラッチソレノイドによる回
転力伝達を示す図面。
転力伝達を示す図面。
1 シャフト (4) 2 ヨ−ク 3 永久磁石 4 コイル 10 2ポジションラッチソレノイド 11 ヨ−ク 12 コイルA 13 コイルB 14 永久磁石 15 可動鉄芯 16 可動シャフト 17 ア−ム 18 支点
Claims (1)
- 【請求項1】 コイルへの通電により、磁気回路を構成
する磁性体の固定ヨ−クの両極間を、自在に回転する永
久磁石より成るロ−タリソレノイドに於いて、前記コイ
ルへの非通電時には、該永久磁石の両極はそれぞれ前記
ヨ−クの両極間に回転位置が保持され、前記コイルに永
久磁石の極性と前記ヨ−クの極性が同極性になる様に通
電した時、前記永久磁石と前記ヨ−クには反発力が働
き、前記永久磁石は回転運動を開始し、該永久磁石は全
回転角度の中央付近より、その両極は前記ヨ−クの両極
に対し吸引力が働き、前記永久磁石の回転運動は連続的
に継続され、該永久磁石の両極が、コイルへの非通電時
とは反対方向のヨ−ク両極に回転位置が保持される様に
構成された事を特徴とする保持型のロ−タリソレノイ
ド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5678894A JPH07240311A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | ロ−タリソレノイド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5678894A JPH07240311A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | ロ−タリソレノイド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH07240311A true JPH07240311A (ja) | 1995-09-12 |
Family
ID=13037161
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5678894A Pending JPH07240311A (ja) | 1994-03-01 | 1994-03-01 | ロ−タリソレノイド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH07240311A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008306911A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Heitaro Kono | リニアー共鳴振動型電磁駆動装置(LROMA,LinearResonantOscillatoryMagneticActuator) |
KR101478752B1 (ko) * | 2012-07-24 | 2015-01-05 | 다카노가부시키가이샤 | 로터리 솔레노이드 |
-
1994
- 1994-03-01 JP JP5678894A patent/JPH07240311A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008306911A (ja) * | 2007-06-07 | 2008-12-18 | Heitaro Kono | リニアー共鳴振動型電磁駆動装置(LROMA,LinearResonantOscillatoryMagneticActuator) |
KR101478752B1 (ko) * | 2012-07-24 | 2015-01-05 | 다카노가부시키가이샤 | 로터리 솔레노이드 |
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