JPH052953Y2 - - Google Patents

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JPH052953Y2
JPH052953Y2 JP1987184470U JP18447087U JPH052953Y2 JP H052953 Y2 JPH052953 Y2 JP H052953Y2 JP 1987184470 U JP1987184470 U JP 1987184470U JP 18447087 U JP18447087 U JP 18447087U JP H052953 Y2 JPH052953 Y2 JP H052953Y2
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permanent magnet
yoke
electromagnet
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は、磁気反転表示素子に関するものであ
る。
(従来の技術) 先に提案した実願昭62−10632号の磁気反転表
示素子によれば、第5,6,7図に示すように、
永久磁石5はマグネツトホルダー6に装着され、
このマグネツトホルダー6は、軸10を介して
45°傾斜させた状態で枠体4に支持されている。
そして表示セグメント、すなわち表示体7は、
マグネツトホルダー6と一体の支持アーム9に取
付けられ、軸10により90°の角度で回動し
て、表示又は非表示状態を繰り返すようになつて
いる。
表示体7は、支持アーム9の上部の形状に合わ
せて取付け可能に折曲げられており、電磁石はボ
ビン1にコイル11を捲装して形成され、そのコ
ア2を左右のヨーク3で支持させている。
そして、左右それぞれのヨーク3の突片3a′,
3b′は、同じ高さのところで永久磁石5に対して
L字型に内向するように設けられている。
これらによつて表示体の反転時、互いに当接し
てヨーク3が表示体のストツパーを兼ねるように
なつている。
したがつて、表示体が第7図においてヨーク3
a′をN極、ヨーク3b′をS極になるように電磁石
に通電すると、永久磁石5は反発吸引されて時計
方向に90°回転し、表示体7は表示状態にな
る。(第8図参照)。
次にヨーク3a′をS極、ヨーク3b′をN極にな
るように電磁石に通電すると、永久磁石5は反発
吸引されて反時計方向に90°回転し、表示体7
は非表示状態になる。
(考案が解決しようとする問題点) 以上のものによれば、左右それぞれのヨーク3
の突片3a′,3b′が同じ高さに設けられているの
で、表示体7の表示及び非表示状態において作用
するヨーク突片3a′,3b′と永久磁石5との間の
磁気作用力の大きさが等しいものとなる。
しかしながら、表示素子を使用する場合には、
表示体の迅速な表示反転動作と確実な表示状態の
維持が特に必要な場合や、あるいは表示素子を横
置きにして使用するために、表示体の重さの影響
で、表示反転動作の方がより大きな磁気作用力を
必要とする場合などがある。
(問題点を解決するための手段) 本案は以上のような必要性に鑑みてなされたも
のであり、そのための技術的手段として、反転自
在な表示体を駆動する回転軸に永久磁石を設ける
と共に、電磁石のヨークを永久磁石を間に挟んで
2個対設したものにおいて、前記2個のヨークに
それぞれ二個設けた突片の高さを異ならしめるこ
とによつて、表示体が表示状態もしくは非表示状
態のどちらか一方の状態にあるときは上記永久磁
石の両極に対してそれぞれ二個の突片で電磁石の
磁気力を作用させるが、表示体が他方の状態にあ
るときは上記永久磁石の両極に対してそれぞれ一
個の突片で電磁石の磁気力を作用させるようにし
て磁気反転表示素子を構成したものである。
(考案の効果) この技術的手段によれば、例えば、表示体が表
示状態にあるときは永久磁石の両極に対してそれ
ぞれのヨークの二個の突片で電磁石の磁気力を作
用させることにより、大きな磁気作用力によつて
安定確実な表示状態を維持することができるよう
になる。また、表示体を表示状態にするのも、大
きな磁気力の作用による迅速な反転動作によつて
行なうことができる。
特に、表示素子を横置きにして使用した時な
ど、表示体の重さの影響で表示体を表示状態と非
表示状態に反転させるのに要するトルクがそれぞ
れ異なるような場合には、例えば大きなトルクが
必要な表示状態に反転させる時は永久磁石の両極
に対してそれぞれ二個の突片から電磁石の磁気力
を作用させて大きなトルクで表示素子を反転さ
せ、逆に、小さなトルで間に合う非表示状態に反
転させる時は永久磁石の両極に対してそれぞれ一
個の突片のみによつて電磁石の磁気力を作用させ
て小さなトルクで表示素子を反転させることがで
きるようになる。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
永久磁石5が装着されたマグネツトホルダー6
は、軸10を介して45°傾斜させた状態で、プラ
スチツク等の枠体4で左右から支持する。
表示体7はマグネツトホルダー6と一体の支持
アーム9に取付けられ、軸10により90°の角
度で回転して、表示又は非表示状態を繰り返す。
その作用原理は、実願昭62−10632号のものと同
様である。
表示体7は、支持アーム9の上部形状に合わせ
て(図示のものはT字形)取付可能に折曲げら
れ、ビス8等で取付けができる。
マグネツトホルダー6の下端6′には45°に傾斜
させて切落とされた肩部6a,6bが形成されて
おり、これらのいずれかが左右のヨーク3の一方
に当接して、表示体7のストツパーとなる。
電磁石は、コイル11をボビン1を介してコア
2に捲装して形成され、そのコイル11のコア2
を左右のヨーク3で支持させる。
左右のヨーク3からは、永久磁石に対向する2
段の突片3a1,3a2及び3b1,3b2がそ
れぞれ突設しており、左側のヨークには回転軸1
0とほぼ同じ高さに上方の突片3a1を設けると
ともに、それよりもやや低い位置に下方の突片3
a2を設けている。
また、右側のヨークには、回転軸10とほぼ同
じ高さに下方の突片3b2を設けるとともに、そ
れよりもやや高い位置に上方の突片3b1を設け
ている。
そして、ボビン1及びヨーク3は枠体4に対し
装着または抜き出しが容易な構造となつている。
図示のものでは、ボビン1の突起1a,1aが
枠体4の窓孔4a,4aに係合できる構造のもの
となつている。
さて、左側のヨーク3をN極、右側のヨーク3
をS極となるように電磁石に通電すると、永久磁
石5は、時計方向に回動し、表示体7は表示状態
となり(第4図イ参照)、左側のヨーク3をS極、
右側のヨーク3をN極となるように電磁石に通電
すると永久磁石5は反時計方向に回動し、表示体
7は非表示状態となるのである。(第4図ロ参
照)。
したがつて、表示状態においては、永久磁石5
の下端が左のヨークの突片3a1と突片3a2と
の間に位置し、永久磁石5の上端が右ヨークの突
片3b1と突片3b2との間に位置することによ
り、永久磁石5の両極に対してそれぞれ二個の突
片で電磁石の磁気力を作用させることとなり、表
示体7の保持力が強くなり、表示状態が安定す
る。
また非表示状態から表示状態に反転した場合
は、永久磁石5の上端が左のヨークの突片3a1
に接近し、永久磁石の下端が右のヨークの突片3
b2に接近しているが、この場合は、左右のヨー
ク3の突片のそれぞれ一つのみが永久磁石5に作
用するので、上述した表示状態に比べ、表示体7
の保持力が弱いので、反転に要する回転力はその
分だけ小さくなる。
しかして、以上の通電操作を繰り返し行なうこ
とにより、表示体7を反転させ、所望の数字、英
文字等の表示を行なうことができることになる。
以上、本考案の一実施例について説明したが、
本考案が以上のものに限定されるものでないこと
はもちろんであり、例えば、左右のヨーク突片の
高さを逆にすることも可能である。
なお、表示体を図示の如く枠体に対して取付
け、取り外しができるように構成すると製作が容
易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案表示素子の正面図、第2図は同右
側面図、第3図は同断面図、第4図は同動作説明
図、第5〜8図はそれぞれ従来例の素子の正面
図、右側面図、断面図、動作説明図である。 1……ボビン、2……コア、3……ヨーク、3
a1,3b2,3a1,3b2……突片、4……
枠体、5……永久磁石、6……マグネツトホルダ
ー、7……表示体、9……支持アーム、10……
軸、11……コイル。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 反転自在な表示体を駆動する回転軸に永久磁石
    を設けると共に、電磁石のヨークを永久磁石を間
    に挟んで2個対設したものにおいて、前記2個の
    ヨークにそれぞれ二個設けた突片の高さを異なら
    しめることによつて、表示体が表示状態もしくは
    非表示状態のどちらか一方の状態にあるときは上
    記永久磁石の両極に対してそれぞれ二個の突片で
    電磁石の磁気力を作用させるが、表示体が他方の
    状態にあるときは上記永久磁石の両極に対してそ
    れぞれ一個の突片で電磁石の磁気力を作用させる
    ように構成したことを特徴とする磁気反転表示素
    子。
JP1987184470U 1987-12-03 1987-12-03 Expired - Lifetime JPH052953Y2 (ja)

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JP1987184470U JPH052953Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03

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JP1987184470U JPH052953Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03

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JPH0188985U JPH0188985U (ja) 1989-06-12
JPH052953Y2 true JPH052953Y2 (ja) 1993-01-25

Family

ID=31475829

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1987184470U Expired - Lifetime JPH052953Y2 (ja) 1987-12-03 1987-12-03

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Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5255018U (ja) * 1975-10-20 1977-04-20
JPS589189A (ja) * 1981-07-10 1983-01-19 株式会社東京タツノ 磁気反転表示機

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5255018U (ja) * 1975-10-20 1977-04-20
JPS589189A (ja) * 1981-07-10 1983-01-19 株式会社東京タツノ 磁気反転表示機

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Publication number Publication date
JPH0188985U (ja) 1989-06-12

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