JPH0337019Y2 - - Google Patents

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JPH0337019Y2
JPH0337019Y2 JP1985156954U JP15695485U JPH0337019Y2 JP H0337019 Y2 JPH0337019 Y2 JP H0337019Y2 JP 1985156954 U JP1985156954 U JP 1985156954U JP 15695485 U JP15695485 U JP 15695485U JP H0337019 Y2 JPH0337019 Y2 JP H0337019Y2
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pendulum
pendulum body
yoke
permanent magnet
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は電磁石に通電することにより振子体に設
けた表示体を駆動できる磁気反転表示素子に関す
るものである。
(従来の技術) 従来の磁気反転素子は第17,18図に示すよ
うなものから構成されている。
すなわち、第17図の状態にあつては、振子体
1の磁石2がそれ自体の磁力によつて固定鉄心3
の板状体4の先端に吸着されており、表示素子
1′は表示面Aにあらわれている。
この場合において、振子体1の磁石2は固定鉄
心の板状体4に直接接触して強力に吸着されてい
るので表示素子1′の表示状態は確実に保持され
る。
次に電磁石5のコイル6に通電すると、板状体
4の先端はN極となり、他方の板状体7の先端は
S極となるので磁石2は板状体4のN極によつて
反撥されると共に、他の板状体7のS極に吸引さ
れて振子体1は枠体8の軸9を中心として振動
し、表示素子1′は仮想線で示すように表示面A
から退いて振子体の磁石2が板状体7の先端に吸
着されると同時に表示素子1′の非表示状態が保
持される。
この場合においても磁石2はそれ自体の磁力で
板状体7に直接接触して強力に吸着されるので、
その後通電を解除しても非表示状態は確実に保持
されることになる。
次に、非表示状態から電磁石5に逆方向の電波
を通電すると、板状体7の先端にN極が生じ、板
状体4の先端にS極が生じて先とは逆に振子体1
が揺動して先に説明した表示素子の表示状態とな
る。
以上のように電磁石への通電の方向を逆転する
ことにより、振子体を揺動させ、表示素子を反転
させることができるものであり、強力にその位置
を保持することができる。
(考案が解決しようとする課題) 以上のような磁気反転素子では、特開昭58−
18677号公報のものと同様に振子体1と板状体4,
7とが一定の固定関係に配置されているので、表
示素子の大きさに対応して保磁力を調整すること
ができず、したがつて大きさの異なる表示素子を
差し換えることができない。
(課題を解決するための手段) したがつて本案の技術的課題は、大きさの異な
る表示素子を差し換えることができると共に、表
示素子の大きさに応じて保磁力が調整できる磁気
反転素子を得ることを目的とするもので、この技
術的課題を解決する本案の技術的手段は次のよう
である。
すなわち、電磁石を取付けた支持体に対して表
示体を駆動する永久磁石からなる振子体を揺動自
在に支架し、かつ振子体には復帰用の錘りを設け
ると共に、振子体のピンを支持体のガイド孔にス
ライド自在に係合せしめて振子体の揺動範囲を規
制すべく構成し、更に電磁石の鉄心と一体のヨー
クと前記支持体との間にスペーサーを介在せしめ
て振子体の永久磁石とヨークとの間の間隙が調整
できる如く構成すると共に、表示体と振子体とは
分離可能に構成したものである。
(実施例) 以下、図面に示す実施例について説明する。
10は表示盤への取付部材であり、これに電磁
石11が取付けられる。電磁石11は通常の如く
コイル13が捲装されたボビン12に鉄芯14が
嵌装され、この鉄芯はナツト15で取付状態が調
整できるようになつている。前記取付部材10に
は〓字枠からなる非磁性体としての支持部材16
があり、この支持部材16と鉄芯14と一体の断
面〓字形のヨーク17との間には鉄芯に外嵌する
スペーサー18がある。
このスペーサー18は、長さの異なるものを選
定して取付けることができるものでこの固定はナ
ツト15によつてなされるが、スペーサー18の
先端を支持部材16に当接することにより回り止
めとして機能せしめることができる。
支持部材16には、永久磁石固定部材19が軸
21を介して揺動自在に軸架され、永久磁石固定
部材19には永久磁石20が嵌装され、突片19
a,19bで固定されていて振子体29を構成し
ている。
永久磁石固定部材19にはピン22が突設さ
れ、これが支持部材16のガイド孔23に係合し
てスライド自在となつている。
表示体25はバー30に取付けられ、バー30
はプレート24と一体成型され、プレート24に
はアーム27のボス28が一体成型されている。
そして、アーム27のリング27aには錘り26
が取付けられている。
ボス28にはキー溝31があり、これに永久磁
石固定部材19から突設したパイプ33のキー3
2が嵌合する。
キー32がキー溝31に嵌合するとき、パイプ
33はボス28の軸孔34に嵌合する。
以上のような構造から、振子体29の永久磁石
固定部材19と表示体25とは互いに分離でき
る。
さて、第12図に示す如く電磁石11に通電し
てヨーク17にN極が生じたとすると永久磁石の
N極は反撥して矢印方向に振子体29は回動し、
振子体29のS極がヨークのN極に吸着されて表
示体25は表示位置から格納位置に移動して第1
3図の如く保持される。
電磁石11に逆方向の電流を流すとヨーク17
はN極からS極に変わり、振子体29のS極はこ
れと反撥して反転し、表示体25が表示位置に戻
る。
そして、振子体29の左右動につれて錘り26
も左右動して常に振子体を原位置に復帰せしめよ
うとして働くものであり、振子体の左右動を規制
するために永久磁石固定部材19のピン22がガ
イド孔23に沿つてスライドし、ガイド孔23の
両端で左右動を規制するものである。
したがつて、以上のような表示体を複数配置し
て操作すれば、所望の算用数字や英文字その他宣
伝用の文字を形成することができる。
なお、以上のような動作を行わしめるために表
示体25と振子体とは45°の角度をもつて結合さ
れていることが必要であることはいうまでもな
い。
ところで、振子体の保磁力を強めたいときは第
12図に示すヨーク17と振子体29との間の間
隙Lが狭いことが必要条件で、逆にヨーク17と
振子体29との間の間隙Lが広いと保磁力は弱く
なる。
したがつて、表示体25の大きさにしたがつて
保磁力を順応させるにはヨーク17と支持部材1
6との間に介装されるスペーサー18の高さの異
なるものを用意しておき、これを交換してヨーク
17の位置を調整して、振子体29との間の間隙
を調整するものである。
図示のものは永久磁石固定部材19のパイプ3
3を錘り26のあるボス28の軸孔34に嵌装
し、そのキー32をキー溝31に嵌合しているの
で、錘り26のあるボス28と一体の表示体25
は永久磁石固定部材19つまり振子体29と一体
となつて回動するが、永久磁石固定部材19のパ
イプ33をボス28の軸孔34から外せば表示体
と振子体とを分離することができる。
したがつて、振子体とこれを駆動する電磁石は
そのままとして表示体のみを差し換えることがで
きる。
第14図に示す35がそれぞれ単一表示素子を
現すもので、これら表示素子の組合せによつて数
字を表示することができる。
したがつて、ガソリンスタンドに本案の磁気反
転表示素子を利用した表示装置をコンピユータ制
御でガソリン、軽油等の価格表示ができるもの
で、第16図に示すように事務所に設置した操作
盤36でケーブル38を介して表示板37に所望
の数字を表示することができ、しかもデジタル数
字を点滅させてメツセージ効果を高めることがで
きる。
第15図はそのメツセージ効果を高めるための
表示板の点滅の様相を示したものである。
(考案の効果) この技術的手段によれば、電磁石への通電の方
向を逆転することによりヨークの極性と永久磁石
の極性との反撥力により振子体を揺動せしめて表
示体を反転できるもので、その反転の範囲は振子
体のピンとガイド孔との関係で規制され復帰力は
錘りによつて発生されるので円滑にしかも確実に
表示体は反転せしめられるのである。
加えてヨークと支持体との間に介在するスペー
サーで鉄心と共に、ヨークは移動調整することが
でき、ヨークと振子体の永久磁石との間の間隙を
調整できて保磁力を調整できるという特徴があ
る。
したがつて、表示体の重さ大きさに応じて保磁
力が調整できるので如何なる表示体の駆動でも適
応できると共に、表示体を振子体から分離できる
ので大きさの異なる表示体を自由に差し換えるこ
とができるという特徴がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案装置の一部切断せる正面図、第2
図は本案装置の側面図、第3図は第2図と異なる
方向からみた側面図、第4図は本案装置の一部切
欠の斜面図、第5図は永久磁石固定部材の正面
図、第6,7図は同上側面図と平面図、第8図は
同上の分解斜面図、第9,10図は錘り部分の側
面図と正面図、第11図は同上の分解斜面図、第
12,13図は本案装置の動作説明図、第14図
は表示板における磁気反転表示素子の配置図、第
15,16図は表示板の使用例図、第17,18
図は従来装置の正面図と側面図である。 11……電磁石、12……ボビン、13……コ
イル、14……鉄芯、15……ナツト、16……
支持部材、17……ヨーク、18……スペーサ
ー、19……永久磁石固定部材、20……永久磁
石、21……軸、22……ピン、23……ガイド
孔、26……錘り、29……振子体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電磁石を取付けた支持体に対して、表示体を駆
    動する永久磁石からなる振子体を揺動自在に支架
    し、かつ振子体には復帰用の錘りを設けると共
    に、振子体のピンを支持体のガイド孔にスライド
    自在に係合せしめて振子体の揺動範囲を規制すべ
    く構成し、更に電磁石の鉄心と一体のヨークと前
    記支持体との間にスペーサーを介在せしめて振子
    体の永久磁石とヨークとの間の間隙が調整できる
    如く構成すると共に、表示体と振子体とは分離可
    能に構成してなる磁気反転表示素子。
JP1985156954U 1985-10-14 1985-10-14 Expired JPH0337019Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985156954U JPH0337019Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JP1985156954U JPH0337019Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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JPS6265682U JPS6265682U (ja) 1987-04-23
JPH0337019Y2 true JPH0337019Y2 (ja) 1991-08-06

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ID=31079055

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JP1985156954U Expired JPH0337019Y2 (ja) 1985-10-14 1985-10-14

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818677A (ja) * 1981-07-22 1983-02-03 フリ−ドリヒ・メルク・テレフオ−ン・バウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 2安定電磁可視標識

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5818677A (ja) * 1981-07-22 1983-02-03 フリ−ドリヒ・メルク・テレフオ−ン・バウ・ゲゼルシヤフト・ミツト・ベシユレンクテル・ハフツング 2安定電磁可視標識

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JPS6265682U (ja) 1987-04-23

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