JPH0317332Y2 - - Google Patents

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JPH0317332Y2
JPH0317332Y2 JP1985089202U JP8920285U JPH0317332Y2 JP H0317332 Y2 JPH0317332 Y2 JP H0317332Y2 JP 1985089202 U JP1985089202 U JP 1985089202U JP 8920285 U JP8920285 U JP 8920285U JP H0317332 Y2 JPH0317332 Y2 JP H0317332Y2
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support shaft
support
narrow diameter
display
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は遠隔操作式表示ボードのセグメントと
して用いる表示装置に関するものである。
[背景技術] 従来第4図乃至第5図に示すように、正方形の
表示板1の両対角を2本の支柱2の上端間に軸支
し、両角部の対角線の一側に互いに表裏が逆極性
の永久磁石3,4を挿着すると共に他側に切欠5
を設け、さらに両角部の下側に電磁石6のコ字状
鉄芯7の両端部を配置して、電磁石6の電流の向
きにより表示板1を表裏反転させるようにした表
示装置が実開昭60−1177号により提案されてい
る。この表示装置は第6図に示すように、遠隔式
操作式スコアボードなどのセグメントとして使用
されるものであるが、上記の従来構成には次のよ
うな欠点があつた。
すなわち第4図において、表示板1を軸支する
ための2本の支柱2は、電磁石6を構成している
合成樹脂製コイル枠8の両端から一体に突設する
のがコスト的に有利であるが、その反面合成樹脂
特有の反りや捩れのために両支柱2間の間隔のば
らつきが大きく、そのため表示板1が反転する際
に、表示板1の端部と支柱2の壁面との間に摩擦
を生じたり、あるいは表示板1の軸受孔に圧入固
定された軸9と支柱2の支持孔10との間に摩擦
を生じたりして、表示板1が反転しなくなつた
り、あるいは反転速度が遅くなつて他のセグメン
トとタイミングが合わなくなつたりするという問
題があつた。
[考案の目的] 本考案はこのような点に鑑み為されたものであ
り、その目的とするところは、支柱に合成樹脂を
用いても、表示板反転時に表示板と支柱との間に
摩擦を生じるおそれがなく、動作信頼性の高い表
示装置の構造を提供するにある。
[考案の開示] 本考案に係る表示装置は、正方形状に形成され
た中空の表示板と、表示板の一方の対角線上で表
示板に貫通された支軸と、支軸の各一端部がそれ
ぞれ固定される一対の支柱と、表示板の上記対角
線を挟む一側に固定され表示板の厚み方向に着磁
された永久磁石と、永久磁石との間に磁力を作用
させて表示板に支軸の回りでの回転力を与える電
磁石とを備えた表示装置において、支軸は中央部
と両端部とに細径部を備え、両端部の細径部が支
柱に設けた支持孔に挿入され、中央部の細径部は
表示板が支軸に対して回動自在となるように表示
板の内周面に突設された一対の突起の間に挟装さ
れ、支軸の軸方向および軸方向と直交する方向に
おける位置規制がなされるように細径部と突起と
が係合したものであり、両端部の細径部により支
軸に両支柱間のスペーサの機能を持たせると共
に、中央部の細径部により表示板の軸方向の揺動
を規制せしめた点に特徴を有するものである。
第1図に示すように、正方形状に形成された表
示板1を備え、表示板1は、それぞれ合成樹脂よ
りなる裏面板1aと表面板1bとにより中空に形
成される。表示板1には一方の対角線上において
金属棒よりなる支軸9が貫通され、支軸9の両端
部は表示板1の上記対角線の両端部に形成された
軸受孔11に遊挿される。また、支軸9の両先端
部にはそれぞれ細径部9bが形成されていて、一
対の支柱2にそれぞれ設けられた支持孔10に細
径部9bが嵌着固着され、支軸9が両支柱2の間
の距離を保つスペーサとして機能するようになつ
ている。両支柱2は電磁石6の合成樹脂製コイル
枠8の両端から突設されたものであり、コイル枠
8に両側から挿入された2本のL字状ヨークによ
りコ字状鉄芯7が形成され、このコ字状鉄芯7の
両端部が表示板1の軸支された両角部の直下に配
置されている。また、表示板1の上記対角線の両
端部で対角線を挟む一側には永久磁石3,4が固
定され、各永久磁石3,4は表示板1の厚み方向
に着磁されている。この対角線を挟む他側には切
欠5が設けられて、この切欠5が表示板1が回転
した時のコ字状鉄芯7に対する逃げとなつてい
る。
ところで、支軸9は、両端部のみではなく中央
部にも細径部9aが形成されている。この細径部
9aは、第3図に示すように、表示板1の内周面
に突設された一対の突起12の間に挟装されるの
であつて、細径部9aと両突起12とが係合する
ことによつて支軸9の軸方向および軸方向に直交
する方向における表示板1の位置規制がなされる
のである。ここにおいて、表示板1に対して支軸
9の回りに回動自在となるように配設される。ま
た、両支柱2の間の間隔L1と、表示板1の対角
線の長さL2と、細径部9aの幅W1と、突起12
の幅W2との間には、(L1−L2)/2>W1−W2
いう関係が成立するように設定しておく。この関
係を満たすようにすれば、表示板1の端面が支柱
2に接触することがないのである。
使用の際には、ハウジング13の底板13aか
ら引き出されたコイル端子14を直流電源に接続
し、電流の向きを切り換える。それにより電磁石
6は磁化方向が変化し、永久磁石3,4を反発、
吸引することにより、表示板1を反転させる。
このように構成すれば、たとえ両支柱2に合成
樹脂成形時に反りを生じていても、支軸9の両端
細径部9bに形成されている段部によつて両支柱
2間の間隔が規制され、しかも支軸9の中央細径
部9aと突起12との係合によつて、支軸9に対
する表示板1の揺動が制限されるので、表示板1
の端部が支柱2の壁面に接触することがなく、両
者間に摩擦を生じるおそれがない。
[考案の効果] 本考案は上述のように、支軸の中央部と両端部
とに細径部が設けられ、両端部の細径部が支柱に
設けた支持孔に挿入され、中央部の細径部は表示
板が支軸に対して回動自在となるように表示板の
内周面に突設された一対の突起の間に挟装され、
支軸の軸方向および軸方向と直交する方向におけ
る位置規制がなされるように細径部と突起とが係
合しているものであり、支軸の両端部の細径部を
支柱の支持孔に挿入したことによつて支軸が両支
柱の間のスペーサとして機能し、両支柱の間の距
離が保たれることになる。しかも、支軸の中央部
に設けた細径部に支持板の内周面に設けた突起を
係合させることによつて、支軸の軸方向および軸
方向に直交する方向において表示板の支軸に対す
る位置規制をしているので、支柱間の距離が支軸
で一定に保たれていることとあいまつて、表示板
を支柱に接触させないようにすることができるの
である。その結果、支柱の成形時に反りや捩れが
生じていても、表示板と支柱とが接触することが
なく、表示板を滑らかに回動させることができる
のである。さらに、支軸の回りに支持板が回動自
在に装着され、かつ、一対の突起間に支軸の細径
部を係合させる形で支持板の回転中心が形成され
ているので、支軸の両端部を支柱に対して回動自
在に結合する場合に比較すれば、支持板の回動時
に生じる摩擦力を軽減することができ、これによ
つても表示板を滑らかに回動させることができる
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案表示装置の縦断面図、第2図は
同上の表示板の一部を切欠して断面を示した下面
図、第3図は同上の要部断面図、第4図は従来例
の縦断面図、第5図は同上の側面図、第6図は同
上の使用状態の上面図である。 1は表示板、2は支柱、3,4は永久磁石、5
は切欠、6は電磁石、7はコ字状鉄芯、8はコイ
ル枠、9は支軸、9a,9bは細径部、10は支
持孔、11は軸受孔、12は突起。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正方形状に形成された中空の表示板と、表示板
    の一方の対角線上で表示板に貫通された支軸と、
    支軸の各一端部がそれぞれ固定される一対の支柱
    と、表示板の上記対角線を挟む一側に固定され表
    示板の厚み方向に着磁された永久磁石と、永久磁
    石との間に磁力を作用させて表示板に支軸の回り
    での回転力を与える電磁石とを備えた表示装置に
    おいて、支軸は中央部と両端部とに細径部を備
    え、両端部の細径部が支柱に設けた支持孔に挿入
    され、中央部の細径部は表示板が支軸に対して回
    動自在となるように表示板の内周面に突設された
    一対の突起の間に挟装され、支軸の軸方向および
    軸方向と直交する方向における位置規制がなされ
    るように細径部と突起とが係合して成る表示装
    置。
JP1985089202U 1985-06-13 1985-06-13 Expired JPH0317332Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985089202U JPH0317332Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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JP1985089202U JPH0317332Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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JPS61206988U JPS61206988U (ja) 1986-12-27
JPH0317332Y2 true JPH0317332Y2 (ja) 1991-04-12

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ID=30643051

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JP1985089202U Expired JPH0317332Y2 (ja) 1985-06-13 1985-06-13

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021776B2 (ja) * 1980-04-10 1985-05-29 日立工機株式会社 高速回転装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6021776U (ja) * 1983-07-20 1985-02-14 松下電工株式会社 磁気反転式表示素子の表示板

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6021776B2 (ja) * 1980-04-10 1985-05-29 日立工機株式会社 高速回転装置

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JPS61206988U (ja) 1986-12-27

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