JPS6136983Y2 - - Google Patents

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JPS6136983Y2
JPS6136983Y2 JP14164379U JP14164379U JPS6136983Y2 JP S6136983 Y2 JPS6136983 Y2 JP S6136983Y2 JP 14164379 U JP14164379 U JP 14164379U JP 14164379 U JP14164379 U JP 14164379U JP S6136983 Y2 JPS6136983 Y2 JP S6136983Y2
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JP
Japan
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rotor
shutter
guide plate
magnetic
magnetic body
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JP14164379U
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JPS5660926U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はカメラの電磁駆動シヤツタの構造の改
良に関する。
一般に電磁駆動シヤツタは電磁力をシヤツタ羽
根の駆動力として使用するものであり、その電磁
力FはF=BILとして表わされ、磁束密度,電
流,コイルの長さにそれぞれ比例するものであ
る。
したがつて、生産される電磁駆動シヤツタごと
に一定した駆動力を得ようとするには磁束密度,
電流,コイルの長さが常に決められた状態になつ
ていなければならない。コイルの長さについては
所定の長さに巻装或いはパターン化することが可
能であり、常に所定の長さを得ることができる。
また電流についても電気回路により所定の電流を
得ることが可能である。磁束密度については永久
磁石自体の磁力を一定にすることができるが、永
久磁石を配置するうえでの位置関係が問題となつ
て磁束密度を一定にすることができなかつた。す
なわち従来電磁駆動シヤツタにおいては永久磁石
を磁気回路形成用の磁性体基板上に位置決めする
ことなしで設置していたため、永久磁石とコイル
との位置にバラツキがあり、また永久磁石とヨー
クとの間のいわゆる“磁気回路の空隙”を形成す
るためにスペーサ等を挿入していたため寸法精度
がでにくく磁束密度の安定化をはかることが困難
であるとともに組立てに手間のかかるものであつ
た。
本考案は上記実情に鑑みなされたもので磁性体
に磁気回路を形成させる永久磁石を位置決めする
とともに周囲に枠を設けた非磁性材から成る位置
決め部材が備えられ、上記枠により形成される位
置決め部材と上記磁性体との間隙にシヤツタ駆動
用のロータを配置したことにより、永久磁石の位
置決めと磁気回路の空隙の形成を同時に行なつた
電磁駆動シヤツタを提供しようとするものであ
る。
以下本考案の一実施例を図面により説明する。
第1図は電磁駆動シヤツタの主要構成要素を分
解的に示すもので、11はカメラ本体に取付けら
れる第1の基板であり、12は磁性体より成る第
2の基板である。この第1の基板11と第2の基
板12とはビス13により取付けられるが、この
第1の基板11と第2の基板12との間にはシヤ
ツタ開口動作域規制部材14、3枚の合成樹脂製
のシヤツタ羽根15,16,17、磁性体より成
る案内板18、ロータ19、永久磁石20a,2
0b,20c,20d、プラスチツク等の非磁性
材から成る位置決め部材21が順に介在される。
これらの第1の基板11、規制部材14、案内板
18、ロータ19、位置決め部材21、第2の基
板12にはそれぞれ光を通過させるための開口部
が設けられ、それらの光の通路を遮光するために
3枚から成るシヤツタ羽根15,16,17が設
けられている。これらのシヤツタ羽根15,1
6,17は規制部材14とともに案内板18と第
1の基板11との間に配置され、案内板18に設
けられたスペーサ18a,18bが羽根の可動空
間を形成するものである。また案内板18の開口
周辺にはシヤツタ羽根15,16,17の回動軸
となるピン18c,18d,18eが植設され、
これらのピン18c,18d,18eはシヤツタ
羽根15,16,17及び規制部材14を挿通し
て第1の基板11の孔部に挿入されるものであ
る。また案内板18にはロータ19からの植設ピ
ン19a,19b,19cを挿入するガイド穴1
8f,18g,18hが設けられており、このロ
ータ19からの植設ピン19a,19b,19c
がシヤツタ羽根15,16,17の駆動軸となつ
ている。ロータ19にはコイル19dが設けられ
ている。位置規制部材21には図示の如く板厚方
向に着磁された永久磁石20a,20b,20
c,20dを嵌め込むたの穴21a,21b,2
1c,21d、ロータ19を時計方向に付勢して
おくためのバネ21eを掛けるバネ掛け部21
f、ロータ19の支持部21g並びに周囲の枠が
21hが一体的に設けてある。バネ掛け部21f
は位置決めピンとしても使われるものであり表側
だけでなく裏側にも突出しており、案内板18の
孔部18i並びに第2の基板12の孔部12aに
嵌め込まれる。枠21hは第2図に示す如く全体
で厚さtを有し、位置決め部材21と案内板18
との間に幅gの間隙を形成する。この間隙は枠2
1hにより案内板18と位置決め部材21との間
に形成されるためゴミの侵入をを防ぎ防塵効果を
有している。また位置決め部材21とスペーサ1
8a,18bの裏側とにロータ19の回動を効率
よく行なうために突出部21i,21j並びに1
8a1,18b1が設けられており、このためロータ
19は磁石20a,20b,20c,20dと案
内板18に直接接触することなく回動可能であ
る。また支持部21gはロータ19と案内板18
の開口をそれぞれを嵌め込むため2段構成になつ
ており、位置決め部材21の裏側においても第2
の基板12を嵌め込み可能になつている。
しかしてシヤツタを製作するには、位置決め部
材21の穴21a,21b,21c,21dに永
久磁石20a,20b,20c,20dを嵌め込
み、バネ掛け部21fにバネ21eを掛けて支持
部21gの一段目にロータ19の開口を嵌め込ん
でから、バネ21eをロータ19に掛け渡してロ
ータ19を時計方向に回動させた状態とする。そ
してバネ掛け部21fを案内板18の孔部18i
に挿入して位置決めを行ない、ロータ19の植設
ピン19a,19b,19cをガイド穴18f,
18g,18hに挿入するようにして案内板18
の開口を支持部21gの二段目に嵌め込む。また
裏側へのバネ掛け部21fの延出部に第2の基板
12を挿入して位置決めを行なう。その後シヤツ
タ羽根15,16,17をピン18c,18d,
18e並びに19a,19b,19cに挿入し、
そのうえから規制部材14をピン18c,18
d,18eに挿入する。最後に第1の基板11の
対応する孔部にピン18c,18d,18e並び
に19a,19b,19cを挿入し、第1の基板
11と第2の基板12とをビス止めすると第2図
に示される如くシヤツタ装置が組立てられる。
このようなシヤツタ製作時に位置決め部材21
の穴21a,21b,21c,21dに永久磁石
20a,20b,20c,20dが嵌め込まれる
ことにより永久磁石の位置決めが行なわれ、常に
定位置に永久磁石が配置される。また、ロータ1
9はその開口が支持部21gの一段目に嵌め込ま
れて位置決めが行なわれこの状態は案内板18の
取付けにより保持されるので、ロータ19のコイ
ル19dと永久磁石20a,20b,20c,2
0dとの位置関係は安定させることができる。
また枠20hにより永久磁石20a,20b,
20c,20dと案内板18との間隔gを一定に
しているため磁気回路の空隙を一定に保持でき磁
束密度を安定させることができる。また位置決め
部材と案内板18との間はケーシングされた状態
であるためゴミの侵入を防ぎ防塵効果があるもの
である。またコイルの配置の穴、ロータ19の支
持部並びに間隔gを形成する枠は位置決め部材と
して一体的に形成されているため寸法精度を保証
できるものである。
そして、シヤツタ閉成状態において、ロータ1
9のコイル19dに矢印方向に電流を流すと、コ
イル19dに電磁力が発生し、ロータ19がバネ
21eのバネ圧に抗して反時計方向に回動してシ
ヤツタ羽根15,16,17を開放する。この時
シヤツタ羽根15,16,17の外周は光束用開
口14dの径よりも大きくなつているので、シヤ
ツタ羽根15,16,17は開口14dに衝突す
ることなく開き動作が行なわれるものである。そ
して所定時間後にロータ19のコイル19dへの
通電を断つと、コイル19dに発生した電磁力が
消滅し、ロータ19は時計方向に回動してシヤツ
タ羽根15,16,17を閉成させるものであ
る。
以上詳記したように本考案によれば、位置決め
部材を一体的に形成しているため、寸法精度を一
定にでき、安定した磁束密度を得ることができる
とともにシヤツタの組立てを容易にすることがで
きる。またロータは位置規制部材と案内板とでケ
ーシングされており、ゴミの侵入を防いで防塵効
果を有しているものである。また可動空間内に配
置されたロータはその接触する可能性の有る部分
を少なくしたので摩擦の軽減をはかりシヤツタの
運動特性を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係わる電磁駆動シ
ヤツタを分解的に示す構成図、第2図は第1図に
示すシヤツタを粗立てた際の断面図である。 11……第1の基板、12……第2の基板、1
8……案内板、18a,18b……スペーサ、1
9……ロータ、20a,20b,20c,20d
……永久磁石、21……位置決め部材、21a,
21b,21c,21d……穴、21g……支持
部、21f……バネ掛け部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 磁気回路を形成するための第1磁性体並びに第
    2磁性体と、この第1磁性体と第2磁性体との間
    に配置されると共に、上記第1磁性体に永久磁石
    を位置決めするための第1手段と、上記第2磁性
    体との間隙を決定するための第2手段が形成され
    た非磁性材からなる位置決め部材とを有し、上記
    第2手段により決定される間隙にシヤツタ駆動用
    のロータを配置したことを特徴とする電磁駆動シ
    ヤツタ。
JP14164379U 1979-10-13 1979-10-13 Expired JPS6136983Y2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14164379U JPS6136983Y2 (ja) 1979-10-13 1979-10-13
US06/195,852 US4319822A (en) 1979-10-13 1980-10-10 Electromagnetically operated shutter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP14164379U JPS6136983Y2 (ja) 1979-10-13 1979-10-13

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS5660926U JPS5660926U (ja) 1981-05-23
JPS6136983Y2 true JPS6136983Y2 (ja) 1986-10-27

Family

ID=29372964

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JP14164379U Expired JPS6136983Y2 (ja) 1979-10-13 1979-10-13

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JP (1) JPS6136983Y2 (ja)

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JPS5660926U (ja) 1981-05-23

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