JP2521596Y2 - カメラ用光量絞り装置 - Google Patents
カメラ用光量絞り装置Info
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- JP2521596Y2 JP2521596Y2 JP1987177034U JP17703487U JP2521596Y2 JP 2521596 Y2 JP2521596 Y2 JP 2521596Y2 JP 1987177034 U JP1987177034 U JP 1987177034U JP 17703487 U JP17703487 U JP 17703487U JP 2521596 Y2 JP2521596 Y2 JP 2521596Y2
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- Japan
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- blade
- diaphragm
- plate
- opening
- blades
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Diaphragms For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ビデオカメラなどのカメラ用光量絞り装
置に関する。
置に関する。
従来、ビデオカメラの絞り装置には、実開昭59−4524
号公報に示されたものがある。この絞り装置は第22図の
ように、受光開口331を有する地板330に、絞り開口363
を有する第1の絞り羽根361と、絞り開口364を有する第
2の絞り羽根362とを重ねて互いに逆方向に移動自在に
支持し、駆動装置310の作動レバー320の駆動ピン321,32
2を、絞り羽根361,362の一端側に設けられた長穴369,37
0に遊嵌し、駆動装置310の駆動により駆動ピン321,322
を介して2枚の絞り羽根361,362が受光開口331の開口面
積を調節するようになっている。
号公報に示されたものがある。この絞り装置は第22図の
ように、受光開口331を有する地板330に、絞り開口363
を有する第1の絞り羽根361と、絞り開口364を有する第
2の絞り羽根362とを重ねて互いに逆方向に移動自在に
支持し、駆動装置310の作動レバー320の駆動ピン321,32
2を、絞り羽根361,362の一端側に設けられた長穴369,37
0に遊嵌し、駆動装置310の駆動により駆動ピン321,322
を介して2枚の絞り羽根361,362が受光開口331の開口面
積を調節するようになっている。
また、絞り羽根361,362は、その各両側部に設けられ
たガイドスリット365,366,367,368に、地板330に設けた
ガイド軸332,333,334,335が係合しガイドされるように
なっている。
たガイドスリット365,366,367,368に、地板330に設けた
ガイド軸332,333,334,335が係合しガイドされるように
なっている。
更に、ガイド軸332〜335は第23図及び第24図のように
フランジα,βを有する段軸であって、地板330に対面
する羽根361を支承する一対のガイド軸332,334と羽根36
2を支承する一対のガイド軸333,335とを羽根361の厚さ
よりも大きい段差を形成する地板330上の突起336,337,3
38,339にそれぞれ植設されている。
フランジα,βを有する段軸であって、地板330に対面
する羽根361を支承する一対のガイド軸332,334と羽根36
2を支承する一対のガイド軸333,335とを羽根361の厚さ
よりも大きい段差を形成する地板330上の突起336,337,3
38,339にそれぞれ植設されている。
しかし、絞り装置とレンズ鏡筒との位置決めは地板33
0に設けられた複数の固定穴336,337,338で行っているた
め、絞り装置をレンズ鏡筒に取り付ける際、固定穴336,
337,338に挿入されたネジの締め付け具合が不均衡な場
合には絞り装置が光軸に対して垂直に取り付けられず、
画像に乱れが生じてしまう。
0に設けられた複数の固定穴336,337,338で行っているた
め、絞り装置をレンズ鏡筒に取り付ける際、固定穴336,
337,338に挿入されたネジの締め付け具合が不均衡な場
合には絞り装置が光軸に対して垂直に取り付けられず、
画像に乱れが生じてしまう。
また、絞り羽根361,362は片面が露出していると共
に、ガイド軸332〜335のみにより地板330に支持されて
いるため、羽根361,362は光軸方向にばたつき易く、ま
たカメラは被写体に応じて様々な傾き角や姿勢で使用さ
れるため、重力や遠心力、衝撃等で絞り羽根361、362が
ガイド軸332〜335を中心にたわみ、ガイドスリット365
〜368の周辺が突起336〜339やフランジα,βでこす
れ、安定かつ円滑な開閉動作が阻害される恐れがある。
に、ガイド軸332〜335のみにより地板330に支持されて
いるため、羽根361,362は光軸方向にばたつき易く、ま
たカメラは被写体に応じて様々な傾き角や姿勢で使用さ
れるため、重力や遠心力、衝撃等で絞り羽根361、362が
ガイド軸332〜335を中心にたわみ、ガイドスリット365
〜368の周辺が突起336〜339やフランジα,βでこす
れ、安定かつ円滑な開閉動作が阻害される恐れがある。
この考案は、地板と押さえ板とで2枚の羽根を両側か
ら安定して支持し、地板と押さえ板との結合とレンズ鏡
筒への光軸方向の位置決めとが確実で、使用状況の変化
に対しても羽根の光軸方向のばたつきが少なく羽根を安
定かつ円滑に開閉ができるカメラ用光量絞り装置を得る
ことを目的とする。
ら安定して支持し、地板と押さえ板との結合とレンズ鏡
筒への光軸方向の位置決めとが確実で、使用状況の変化
に対しても羽根の光軸方向のばたつきが少なく羽根を安
定かつ円滑に開閉ができるカメラ用光量絞り装置を得る
ことを目的とする。
上記目的を達成するためにこの考案は、絞り装置をレ
ンズ鏡筒に装着した際、地板の羽根移動方向の両側部に
光軸方向へ突出して設けた位置決め用突起によりレンズ
鏡筒との光軸方向の位置決めを行い、地板の羽根移動方
向の両側部に設けられた係合突起に係合部を介して結合
される押さえ板に、地板と押さえ板との間に移動自在に
設けられた羽根のガイドスリットと絞り開口との間を支
持するリブを設けるようにした。
ンズ鏡筒に装着した際、地板の羽根移動方向の両側部に
光軸方向へ突出して設けた位置決め用突起によりレンズ
鏡筒との光軸方向の位置決めを行い、地板の羽根移動方
向の両側部に設けられた係合突起に係合部を介して結合
される押さえ板に、地板と押さえ板との間に移動自在に
設けられた羽根のガイドスリットと絞り開口との間を支
持するリブを設けるようにした。
以下、この考案の一実施例について、第1図〜第18図
を参照して説明する。
を参照して説明する。
〈構成〉 この実施例では、第17図のように絞り装置Aが鏡筒本
体B(レンズ鏡筒)に装着されるようになっている。
体B(レンズ鏡筒)に装着されるようになっている。
絞り装置Aは第1図のように、ガイド板例えば地板1
と、この地板1に装着される第5図及び第6図の2枚の
絞り羽根3,5と、これらの絞り羽根3,5を覆うガイド板例
えば押さえ板7と、絞り羽根3,5を駆動する駆動装置9
とを備えている。
と、この地板1に装着される第5図及び第6図の2枚の
絞り羽根3,5と、これらの絞り羽根3,5を覆うガイド板例
えば押さえ板7と、絞り羽根3,5を駆動する駆動装置9
とを備えている。
地板1は例えば合成樹脂で形成され、第2図〜第4図
のように中央に設けられた受光開口12と、この受光開口
12の両側に設けられた側壁(両側部)13,14と、円弧状
の作動穴(駆動力伝達穴)15,16と、先端に設けられた
円弧状の突出部17と、この突出部17の両側に設けられ受
光開口12と同心円上(光軸中心が同じ)に周面(擦り合
わせ面)を有する円弧状の係合部93,94と、駆動装置9
の取付穴18,19と、押さえ板7の固定穴21と、鏡筒本体
Bに対する厚さ方向(光軸方向)位置決め用の突起22,2
3と、側壁13,14側にそれぞれ設けられたガイド部材例え
ばガイドピン24,25と、複数のリブ28,201,30,32,202,34
と、作動穴15,16周辺の保護突起35,36と、鏡筒本体Bに
取り付ける固定穴43とを備えている。
のように中央に設けられた受光開口12と、この受光開口
12の両側に設けられた側壁(両側部)13,14と、円弧状
の作動穴(駆動力伝達穴)15,16と、先端に設けられた
円弧状の突出部17と、この突出部17の両側に設けられ受
光開口12と同心円上(光軸中心が同じ)に周面(擦り合
わせ面)を有する円弧状の係合部93,94と、駆動装置9
の取付穴18,19と、押さえ板7の固定穴21と、鏡筒本体
Bに対する厚さ方向(光軸方向)位置決め用の突起22,2
3と、側壁13,14側にそれぞれ設けられたガイド部材例え
ばガイドピン24,25と、複数のリブ28,201,30,32,202,34
と、作動穴15,16周辺の保護突起35,36と、鏡筒本体Bに
取り付ける固定穴43とを備えている。
リブ28は作動穴15の内側に設けられ絞り羽根5を支持
する。リブ201は作動穴16の内側に設けられ絞り羽根3
を支持する。リブ30は作動穴15と取付穴18との間に絞り
羽根3の移動方向に沿って設けられ、絞り羽根3を支持
する。リブ32は側壁13に沿って設けられ絞り羽根5を支
持する。
する。リブ201は作動穴16の内側に設けられ絞り羽根3
を支持する。リブ30は作動穴15と取付穴18との間に絞り
羽根3の移動方向に沿って設けられ、絞り羽根3を支持
する。リブ32は側壁13に沿って設けられ絞り羽根5を支
持する。
リブ202はガイドピン25の近傍に絞り羽根3の移動方
向に対して横切る方向に設けられ、絞り羽根3を支持す
る。このリブ202は、後述する絞り羽根3のガイド穴51
の幅より長く形成されている。
向に対して横切る方向に設けられ、絞り羽根3を支持す
る。このリブ202は、後述する絞り羽根3のガイド穴51
の幅より長く形成されている。
リブ34は突出部17側に絞り羽根3の移動方向に沿って
設けられ、絞り羽根3を支持する。
設けられ、絞り羽根3を支持する。
尚、リブ28,30,32,34,201,202は押さえ板7側へ突出
し、第10図のようにリブ28,32が他のリブ30,34,201,202
より高く形成されている。
し、第10図のようにリブ28,32が他のリブ30,34,201,202
より高く形成されている。
受光開口12の周縁には、凹部20が設けられている。
側壁13,14には、係合突起26,27,41,42と、鏡筒本体B
に対する厚さ方向(光軸方向)に突出した位置決め用の
突起10,11が設けられている。
に対する厚さ方向(光軸方向)に突出した位置決め用の
突起10,11が設けられている。
なお、突起10,11,22,23は第16図のように押さえ板7
の厚さ以上に突出している。
の厚さ以上に突出している。
絞り羽根3は、第5図のようにガイドピン25に係合す
る側縁に平行なガイド例えばガイドスリット(長穴)51
と、嵌合部例えばピン穴53と、中央部に設けられた絞り
開口54とを備えている。
る側縁に平行なガイド例えばガイドスリット(長穴)51
と、嵌合部例えばピン穴53と、中央部に設けられた絞り
開口54とを備えている。
絞り開口54は、円弧部95と、第13図のような絞り最小
開口99を形成する鋭角部60と、絞り羽根5との干渉(喰
付き)を防止する膨出部52とを備えている。
開口99を形成する鋭角部60と、絞り羽根5との干渉(喰
付き)を防止する膨出部52とを備えている。
絞り羽根5は、第6図のように絞り開口56と、ガイド
ピン24に係合する側縁に平行なガイド例えばガイドスリ
ット(長穴)57と、嵌合部例えばピン穴59と、両端に突
出する細長い端部5A,5Bと、絞り羽根3との干渉を防止
する凸部58と、絞り開口縁56と対向する縁部(背部)97
とを備えている。
ピン24に係合する側縁に平行なガイド例えばガイドスリ
ット(長穴)57と、嵌合部例えばピン穴59と、両端に突
出する細長い端部5A,5Bと、絞り羽根3との干渉を防止
する凸部58と、絞り開口縁56と対向する縁部(背部)97
とを備えている。
絞り開口56は、円弧部96と、絞り羽根3の鋭角部60と
共に絞り最小開口99を形成する鋭角部61とを備えてい
る。
共に絞り最小開口99を形成する鋭角部61とを備えてい
る。
押さえ板7は例えば鉄やアルミニウムなどの板で形成
され、第7図のように地板1の受光開口12に対向する受
光開口70と、作動穴15,16に対向する作動穴(駆動力伝
達穴)71,72と、穴18,19,21に対向する穴73,74,75と、
ガイドピン24,25に対向するピン穴77,78と、複数のリブ
81,82,83,85,86,87と、加工時に使用する先端の穴84
と、係合突起26,27,41,42に係合する穴(図示してな
い)を有する係合部79,80,89,90とを備えている。
され、第7図のように地板1の受光開口12に対向する受
光開口70と、作動穴15,16に対向する作動穴(駆動力伝
達穴)71,72と、穴18,19,21に対向する穴73,74,75と、
ガイドピン24,25に対向するピン穴77,78と、複数のリブ
81,82,83,85,86,87と、加工時に使用する先端の穴84
と、係合突起26,27,41,42に係合する穴(図示してな
い)を有する係合部79,80,89,90とを備えている。
リブ81はリブ28に対向して作動穴71の周縁に設けられ
ている。リブ83は穴73と作動穴72との間に絞り羽根5の
移動方向に沿って、リブ30と非対向状態(互い違い)に
設けられている。
ている。リブ83は穴73と作動穴72との間に絞り羽根5の
移動方向に沿って、リブ30と非対向状態(互い違い)に
設けられている。
リブ82はリブ201に対向して作動穴72の周縁に設けら
れると共に、リブ83に連なって設けられ、リブ83と同一
平面(同一高さ)のリブ82Aと、このリブ82Aより突出量
の大きいリブ82Bとから構成されている。そして、リブ8
2Aとリブ82Bとの境界は、第12図のように絞り羽根5を
全開したとき、縁部97がリブ82Bに接触しないところに
設定してある。
れると共に、リブ83に連なって設けられ、リブ83と同一
平面(同一高さ)のリブ82Aと、このリブ82Aより突出量
の大きいリブ82Bとから構成されている。そして、リブ8
2Aとリブ82Bとの境界は、第12図のように絞り羽根5を
全開したとき、縁部97がリブ82Bに接触しないところに
設定してある。
リブ85,86は受光開口70と側部との間に、絞り羽根3,5
の移動方向に対して横切る方向にリブ32,202に対向して
設けられている。即ち、リブ85,86は絞り羽根3,5の移動
方向に沿って設けられたリブ83,87に対して直角に設け
られている。そしてこれらのリブ85,86の長さは、絞り
羽根3,5のガイドスリット51,57の幅より長くしてあるた
め、羽根3,5のガイドスリット51,57と絞り開口54,56と
の間も支持している。
の移動方向に対して横切る方向にリブ32,202に対向して
設けられている。即ち、リブ85,86は絞り羽根3,5の移動
方向に沿って設けられたリブ83,87に対して直角に設け
られている。そしてこれらのリブ85,86の長さは、絞り
羽根3,5のガイドスリット51,57の幅より長くしてあるた
め、羽根3,5のガイドスリット51,57と絞り開口54,56と
の間も支持している。
リブ87は受光開口70から先端側に絞り羽根3の移動方
向に沿って、リブ34と非対向状態に設けられている。
向に沿って、リブ34と非対向状態に設けられている。
尚、リブ81,82,83,85,86,87は地板1側へ突出し、第1
1図のようにリブ82B,87が他のリブ81,82A,83,85,86より
高く突出している。
1図のようにリブ82B,87が他のリブ81,82A,83,85,86より
高く突出している。
このように構成された押さえ板7は、第9図のように
係合部79,80,89,90を地板1の係合突起26,27,41,42に係
合させることにより地板1と押さえ板7とが結合され、
更に穴75からねじ91を穴21に螺挿して取り付けられる。
係合部79,80,89,90を地板1の係合突起26,27,41,42に係
合させることにより地板1と押さえ板7とが結合され、
更に穴75からねじ91を穴21に螺挿して取り付けられる。
駆動装置9は、第14図のように作動部例えば作動レバ
ー100と、ばね101と、取付カバー102と、円筒状のヨー
ク103と、回転軸104を有する磁石105と、軸穴113,114を
有し回転軸104の両側を支持する一対の軸受ワッシャ10
6,107と、磁石105を覆う一対のコイル枠108,109と、磁
気検出素子配線用フレキシブルケーブル110(例えばフ
ラット状配線シート)と、コイル配線用フレキシブルケ
ーブル111(例えばフラット状配線シート)と、押さえ
カバー112とを備えている。
ー100と、ばね101と、取付カバー102と、円筒状のヨー
ク103と、回転軸104を有する磁石105と、軸穴113,114を
有し回転軸104の両側を支持する一対の軸受ワッシャ10
6,107と、磁石105を覆う一対のコイル枠108,109と、磁
気検出素子配線用フレキシブルケーブル110(例えばフ
ラット状配線シート)と、コイル配線用フレキシブルケ
ーブル111(例えばフラット状配線シート)と、押さえ
カバー112とを備えている。
作動レバー100は、回転軸104が取り付けられる取付部
120と、絞り羽根3,5のピン穴53,59にそれぞれ係合する
係合部例えば駆動ピン121,122と、ばね101の一端を保持
する保持部123,124とを備えている。
120と、絞り羽根3,5のピン穴53,59にそれぞれ係合する
係合部例えば駆動ピン121,122と、ばね101の一端を保持
する保持部123,124とを備えている。
取付カバー102は、第2図の取付穴18、19に対向する
取付穴を有する支柱127,128と、回転軸104の挿入穴129
と、一対のフック130,131とを備え、支柱127,128が第8
図のようにねじ147により地板1に固定されている。
取付穴を有する支柱127,128と、回転軸104の挿入穴129
と、一対のフック130,131とを備え、支柱127,128が第8
図のようにねじ147により地板1に固定されている。
回転軸104の先端は周面が一部カットされ、断面形状
がD型をしている。磁石105の端面には、一対の磁場処
理表示溝132が設けられている。
がD型をしている。磁石105の端面には、一対の磁場処
理表示溝132が設けられている。
コイル枠108,109は同一構成のもので、磁石105の収容
溝133と、この収容溝133に設けられた窓134と、収容溝1
33の両端に設けられた軸溝135と、この軸溝135に設けら
れたワッシャ106,107取付用の取付溝136と、係合穴137
と、係合突起138と、フック係合溝139と、端面に設けら
れた接続突起例えば金属性のピン146とを備え、各コイ
ル枠108,109にコイルが巻かれていると共に、コイルの
端部がピン146に巻かれ、半田付されている。
溝133と、この収容溝133に設けられた窓134と、収容溝1
33の両端に設けられた軸溝135と、この軸溝135に設けら
れたワッシャ106,107取付用の取付溝136と、係合穴137
と、係合突起138と、フック係合溝139と、端面に設けら
れた接続突起例えば金属性のピン146とを備え、各コイ
ル枠108,109にコイルが巻かれていると共に、コイルの
端部がピン146に巻かれ、半田付されている。
磁気検出素子配線用フレキシブルケーブル110は例え
ば合成樹脂でシート状に形成され、磁石105の回動量を
検出するホール素子などの磁気検出素子150が取り付け
られた取付部151と、軸溝135に対向した穴152と、図示
してないコネクタに接続される接続部154と、磁気検出
素子150の電源用と出力用の4本の配線155とを備えてい
る。
ば合成樹脂でシート状に形成され、磁石105の回動量を
検出するホール素子などの磁気検出素子150が取り付け
られた取付部151と、軸溝135に対向した穴152と、図示
してないコネクタに接続される接続部154と、磁気検出
素子150の電源用と出力用の4本の配線155とを備えてい
る。
コイル配線用フレキシブルケーブル111は磁気検出素
子配線用フレキシブルケーブル110と同様に合成樹脂で
シート状に形成され、軸溝135に対向する穴156及びピン
146に対向する4つの取付部例えばピン穴157を有する装
着部158と、図示してないコネクタ159に接続される接続
部160と、2つのコイル枠108,109に巻かれたコイルの両
端に接続される4本の配線161とを備えている。
子配線用フレキシブルケーブル110と同様に合成樹脂で
シート状に形成され、軸溝135に対向する穴156及びピン
146に対向する4つの取付部例えばピン穴157を有する装
着部158と、図示してないコネクタ159に接続される接続
部160と、2つのコイル枠108,109に巻かれたコイルの両
端に接続される4本の配線161とを備えている。
そして、フレキシブルケーブル110,111はヨーク103の
周面に沿って地板1側に導かれ、第1図のようにテープ
165で固定されている。
周面に沿って地板1側に導かれ、第1図のようにテープ
165で固定されている。
カバー112は、フック係合溝139に係合するフック172
を備え、コイル枠108,109に取り付けられている。
を備え、コイル枠108,109に取り付けられている。
鏡筒本体Bは、第15図及び第16図のように受光開口21
0と、この受光開口210を遮蔽する方向に絞り装置Aが装
着される装着穴211と、絞り装置Aの固定穴43に対向す
る固定穴212とを備えている。
0と、この受光開口210を遮蔽する方向に絞り装置Aが装
着される装着穴211と、絞り装置Aの固定穴43に対向す
る固定穴212とを備えている。
尚、鏡筒本体Bにはレンズが複数設けられているが省
略してある。
略してある。
装着穴211には、絞り装置Aの突起10,11に係合する係
合部213と、先端突起22,23に係合する係合部214と、係
合部93,94に摺接する受光開口210と同心円周上に擦り合
わせ面を有する係合部215とが設けられている。
合部213と、先端突起22,23に係合する係合部214と、係
合部93,94に摺接する受光開口210と同心円周上に擦り合
わせ面を有する係合部215とが設けられている。
また装着穴211は、奥の幅L1が入口の幅L2より狭くな
っている。尚、絞り装置Aの幅は、幅L1より狭くなって
いる。
っている。尚、絞り装置Aの幅は、幅L1より狭くなって
いる。
なお、地板1及び押さえ板7は第19図〜第21図のよう
な構成であっても良い。即ち、地板1の作動穴15,16間
に絞り羽根3の移動方向にリブ31を設け、受光開口12と
先端との間に絞り羽根3の移動方向にリブ33A,33B,33C
を設けると共に、押さえ板7にリブ31と非対向状態でリ
ブ83,203を設け、リブ33A,33B,33Cと非対向状態でリブ8
7,88を設ける。
な構成であっても良い。即ち、地板1の作動穴15,16間
に絞り羽根3の移動方向にリブ31を設け、受光開口12と
先端との間に絞り羽根3の移動方向にリブ33A,33B,33C
を設けると共に、押さえ板7にリブ31と非対向状態でリ
ブ83,203を設け、リブ33A,33B,33Cと非対向状態でリブ8
7,88を設ける。
尚、第19図のようにリブ28,32が他のリブ31,33A,33B,
33C,201,202より高く形成されている。また、第20図の
ようにリブ82B,87,88が他のリブ81,82A,83,85,86,203よ
り高く形成されている。
33C,201,202より高く形成されている。また、第20図の
ようにリブ82B,87,88が他のリブ81,82A,83,85,86,203よ
り高く形成されている。
〈動作〉 このような構成において、絞り装置Aは鏡筒本体Bの
装着穴211に光路を横切って挿入され、係合部93,94で先
端の位置決めを行なうと共に、突起10,11,22,23で地板
1の厚さ方向の位置決めを行い、穴43を介して鏡筒本体
Bの穴212にねじで固定される。
装着穴211に光路を横切って挿入され、係合部93,94で先
端の位置決めを行なうと共に、突起10,11,22,23で地板
1の厚さ方向の位置決めを行い、穴43を介して鏡筒本体
Bの穴212にねじで固定される。
このような状態において、マニュアル動作により絞り
が設定されると、この設定値に対応した出力が磁気検出
素子150から得られるように、コイル枠108,109のコイル
が励磁される。これにより磁石105が回動し、駆動ピン1
21,122が第8図において左回りに回動する。このため、
絞り羽根3がガイドピン25に案内されて左側へ移動する
と共に、絞り羽根5がガイドピン24に案内されて右側へ
移動する。
が設定されると、この設定値に対応した出力が磁気検出
素子150から得られるように、コイル枠108,109のコイル
が励磁される。これにより磁石105が回動し、駆動ピン1
21,122が第8図において左回りに回動する。このため、
絞り羽根3がガイドピン25に案内されて左側へ移動する
と共に、絞り羽根5がガイドピン24に案内されて右側へ
移動する。
即ち、絞り羽根3は地板1のリブ30,34,201,202及び
押さえ板7のリブ82B,87に接触して移動し、絞り羽根5
は地板1のリブ28,32及び押さえ板7のリブ81,82A,83,8
5,86に接触して移動する。これにより移動した羽根(3,
5)の絞り開口(54,56)によって設定された開口面積が
形成される。
押さえ板7のリブ82B,87に接触して移動し、絞り羽根5
は地板1のリブ28,32及び押さえ板7のリブ81,82A,83,8
5,86に接触して移動する。これにより移動した羽根(3,
5)の絞り開口(54,56)によって設定された開口面積が
形成される。
そして、鏡筒本体Bに入射した光は、絞り開口54,5
6、受光開口12、レンズなどを介してビデオカメラの撮
像部に受光される。
6、受光開口12、レンズなどを介してビデオカメラの撮
像部に受光される。
この考案は、地板と押さえ板との間に2枚の羽根を介
在し、地板と押さえ板とを両者の羽根移動方向と交差す
る方向の両側部に設けた地板側の係合突起と押さえ板側
の係合部とにより結合し、地板の羽根移動方向と交差す
る方向の両側部に光軸方向へ突出して設けた位置決め用
突起によりレンズ鏡筒との光軸方向の位置合わせを行う
ようにしたので、レンズ鏡筒に装着する際、特別な位置
決め用の治具を用いなくても位置決め用突起により光軸
方向の位置が簡単に割り出され、結合した地板と押さえ
板とに挟まれた2枚の羽根が光軸方向の正確な位置を保
持することができる。
在し、地板と押さえ板とを両者の羽根移動方向と交差す
る方向の両側部に設けた地板側の係合突起と押さえ板側
の係合部とにより結合し、地板の羽根移動方向と交差す
る方向の両側部に光軸方向へ突出して設けた位置決め用
突起によりレンズ鏡筒との光軸方向の位置合わせを行う
ようにしたので、レンズ鏡筒に装着する際、特別な位置
決め用の治具を用いなくても位置決め用突起により光軸
方向の位置が簡単に割り出され、結合した地板と押さえ
板とに挟まれた2枚の羽根が光軸方向の正確な位置を保
持することができる。
また、レンズ鏡筒との光軸方向の位置合わせを行う位
置決め用突起は地板の羽根移動方向と交差する方向の両
側部に押さえ板の厚さ以上に光軸方向へ突出して設けら
れているため、絞り装置がレンズ鏡筒に装着された際、
押さえ板がレンズ鏡筒に圧接されず、地板と押さえ板と
の間隔を所定に保つことができ、羽根の円滑な動きを妨
げることがない。
置決め用突起は地板の羽根移動方向と交差する方向の両
側部に押さえ板の厚さ以上に光軸方向へ突出して設けら
れているため、絞り装置がレンズ鏡筒に装着された際、
押さえ板がレンズ鏡筒に圧接されず、地板と押さえ板と
の間隔を所定に保つことができ、羽根の円滑な動きを妨
げることがない。
更に、押さえ板の羽根対向面に、羽根のガイドスリッ
トを絞り開口との間を支持する突起からなるリブを設け
たことにより、羽根の側縁と絞り開口との間のできるだ
け内側を支持できると共に、ガイドスリットより絞り開
口側の間隔が狭まく強度の弱い部分を支持でき、カメラ
が被写体に応じて様々な傾き角や姿勢で使用されて、重
力や遠心力、衝撃等が羽根に加わっても、羽根の光軸方
向へのばたつきを防止でき、安定つ円滑な開閉動作が可
能である。
トを絞り開口との間を支持する突起からなるリブを設け
たことにより、羽根の側縁と絞り開口との間のできるだ
け内側を支持できると共に、ガイドスリットより絞り開
口側の間隔が狭まく強度の弱い部分を支持でき、カメラ
が被写体に応じて様々な傾き角や姿勢で使用されて、重
力や遠心力、衝撃等が羽根に加わっても、羽根の光軸方
向へのばたつきを防止でき、安定つ円滑な開閉動作が可
能である。
第1図〜第18図はこの考案の一実施例を示したもので、
各図は次のものを表している。 第1図は絞り装置の側面図、第2図は地板1の正面図、
第3図は第2図のA−A断面図、第4図は地板1の背面
図、第5図及び第6図は2枚の絞り羽根3,5の形状を示
す図、第7図は押さえ板7の構造を示す図、第8図は地
板1に絞り羽根3,5を載置した状態を示す図、第9図は
絞り羽根3,5を地板1と押さえ板7との間にはさんだ状
態を示す図、第10図は地板1に設けたリブの高さを示す
図、第11図は押さえ板7に設けたリブの高さを示す図、
第12図は絞り羽根3,5を全開した状態を示す図、第13図
は絞り羽根3,5により絞り最小開口を形成した状態を示
す図、第14図は駆動装置9の構成を示す図、第15図は鏡
筒本体Bの断面図、第16図及び第17図は鏡筒本体Bに絞
り装置Aを装着した状態を示す図、第18図は地板1と押
さえ板7に設けたリブの断面図である。 第19図〜第21図は地板1と押さえ板7に設けるリブの変
形例を示す図である。 第22図〜第24図は従来の絞り装置を示す図である。 A……絞り装置 B……鏡筒本体(レンズ鏡筒) 1……地板 3,5……絞り羽根 7……押さえ板 9……駆動装置 12,70……受光開口 15,16……作動穴 10,11,22,23……位置決め用突起 24,25……ガイドピン 26,27,41,42……係合突起 79,80,89,90……係合部 28,30,31,32,33A,33B,33C,34,81〜88,201,202,203……
リブ 51,57……ガイドスリット 54,56……絞り開口 53,59……ピン穴 71,72……作動穴 100……作動レバー 121,122……駆動ピン
各図は次のものを表している。 第1図は絞り装置の側面図、第2図は地板1の正面図、
第3図は第2図のA−A断面図、第4図は地板1の背面
図、第5図及び第6図は2枚の絞り羽根3,5の形状を示
す図、第7図は押さえ板7の構造を示す図、第8図は地
板1に絞り羽根3,5を載置した状態を示す図、第9図は
絞り羽根3,5を地板1と押さえ板7との間にはさんだ状
態を示す図、第10図は地板1に設けたリブの高さを示す
図、第11図は押さえ板7に設けたリブの高さを示す図、
第12図は絞り羽根3,5を全開した状態を示す図、第13図
は絞り羽根3,5により絞り最小開口を形成した状態を示
す図、第14図は駆動装置9の構成を示す図、第15図は鏡
筒本体Bの断面図、第16図及び第17図は鏡筒本体Bに絞
り装置Aを装着した状態を示す図、第18図は地板1と押
さえ板7に設けたリブの断面図である。 第19図〜第21図は地板1と押さえ板7に設けるリブの変
形例を示す図である。 第22図〜第24図は従来の絞り装置を示す図である。 A……絞り装置 B……鏡筒本体(レンズ鏡筒) 1……地板 3,5……絞り羽根 7……押さえ板 9……駆動装置 12,70……受光開口 15,16……作動穴 10,11,22,23……位置決め用突起 24,25……ガイドピン 26,27,41,42……係合突起 79,80,89,90……係合部 28,30,31,32,33A,33B,33C,34,81〜88,201,202,203……
リブ 51,57……ガイドスリット 54,56……絞り開口 53,59……ピン穴 71,72……作動穴 100……作動レバー 121,122……駆動ピン
Claims (1)
- 【請求項1】互いに対向する受光開口を有する地板と押
さえ板との間に、前記受光開口を通過する光量を規制す
る絞り開口を有した2枚の羽根を互いに逆方向に移動自
在に支持し、前記地板に取り付けられた駆動装置により
前記2枚の羽根を移動し前記絞り開口によって形成され
る開口面積を調節するレンズ鏡筒に装着されるカメラ用
光量絞り装置において、 前記羽根の移動方向に沿って羽根の側縁と前記絞り開口
との間に設けられたガイドスリツトと、 前記地板の羽根移動方向と交差する方向の両側部と前記
受光開口との間に設けられ、前記ガイドスリツトに係合
して羽根を移動自在に支持するガイドピンと、 前記地板の羽根移動方向と交差する方向の両側部に前記
押さえ板の厚さ以上に光軸方向へ突出して設けられ、前
記レンズ鏡筒との光軸方向の位置合わせを行う位置決め
用突起と、 前記地板及び押さえ板の羽根移動方向と交差する方向の
両側部に設けられ、地板と押さえ板とを結合する地板側
の係合突起及び押さえ板側の係合部と、 前記押さえ板の羽根対向面に設けられ、前記羽根の移動
方向に沿って設けられた前記ガイドスリットと前記絞り
開口との間を支持する突起からなるリブとを備えたこと
を特徴とするカメラ用光量絞り装置。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987177034U JP2521596Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | カメラ用光量絞り装置 |
US07/221,288 US4884091A (en) | 1987-10-08 | 1988-07-19 | Exposure control device in a camera |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1987177034U JP2521596Y2 (ja) | 1987-11-19 | 1987-11-19 | カメラ用光量絞り装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0181636U JPH0181636U (ja) | 1989-05-31 |
JP2521596Y2 true JP2521596Y2 (ja) | 1996-12-25 |
Family
ID=31468720
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1987177034U Expired - Lifetime JP2521596Y2 (ja) | 1987-10-08 | 1987-11-19 | カメラ用光量絞り装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2521596Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4618520B2 (ja) * | 2008-05-30 | 2011-01-26 | ソニー株式会社 | 光量調整装置、レンズ鏡筒および撮像装置 |
-
1987
- 1987-11-19 JP JP1987177034U patent/JP2521596Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0181636U (ja) | 1989-05-31 |
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