JPH0219789Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0219789Y2
JPH0219789Y2 JP1984182865U JP18286584U JPH0219789Y2 JP H0219789 Y2 JPH0219789 Y2 JP H0219789Y2 JP 1984182865 U JP1984182865 U JP 1984182865U JP 18286584 U JP18286584 U JP 18286584U JP H0219789 Y2 JPH0219789 Y2 JP H0219789Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
drive ring
pin
substrate
aperture
drive
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984182865U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6199133U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984182865U priority Critical patent/JPH0219789Y2/ja
Publication of JPS6199133U publication Critical patent/JPS6199133U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0219789Y2 publication Critical patent/JPH0219789Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Diaphragms For Cameras (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ビデオカメラやシネカメラ等のカ
メラにおける光学レンズ系に介在され撮影光量を
調節する絞り装置に関する。
〔従来の技術〕
従来この種の装置は、第1図及び第2図で示す
如く上下一対の基板10,40の間に絞り羽根3
0と駆動リング20を取付け、この駆動リング2
0を駆動モータ50に連結している。
駆動リング20は基板10の光軸開口11周縁
の凹陥溝12に回動自在に支持され絞り羽根30
に係合するピン21が設けられている。
絞り羽根30は基板10の支軸13と駆動リン
グ20のピン21に係合して駆動リング20の回
動で光軸開口11を開閉するようになつている。
そしてこの駆動リング20に駆動モータ50が
連結され、基板10に取付けられた駆動モータ5
0には連動アーム51が設けられ、この連動アー
ム51に植設したピン52を駆動リング20の長
孔22に係合して連結してある。
〔考案が解決しようとする問題点〕
図示構造の装置にあつては駆動モータ50と駆
動リング20との連結をピン52を駆動リング2
0の長孔22に挿入して係合しているのみである
為離脱し易い欠点があつた。
通常絞り羽根30および駆動リング20は運動
し易すくする為ギヤツプを形成して支持され図示
上下方向にガタつきを有し、カメラ等の装置に強
い衝撃が作用するとピン52が駆動リング20の
長孔22から離脱する場合があり装置の故障をも
たらす。
一方このような係合方法にあつては係合するピ
ンの先端に鍔を設け一方の長孔にこの鍔を挿入組
立てる肥大孔を穿つ連結が一般的に知られている
が、絞り装置のようにピン52が遊動し易い構造
の場合には一亘結合したピンの鍔が肥大孔から同
様に離脱する恐れがある。
〔考案の目的〕
本考案は駆動モータと絞り羽根を開閉せしめる
駆動リングとをピン−スリツト結合で連結する際
に動作中にみだりに離脱する恐れがなく確実に動
作可能な絞り装置の提供をその目的としている。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例について、第3図及
び第4図を参照して説明する。
〈構成〉 この実施例の絞り装置は、中央に光軸開口9
8,113を有する一対の基板対90,100
と、この基板対90,100の内側に配置される
絞り羽根30と、この絞り羽根30に係合して光
軸開口(図示X−X)を開閉せしめる駆動リング
60と、上記基板対90,100の外側に取り付
けられ駆動リング60を作動する駆動モータ80
とから構成されている。
図示基板90には中央に光軸開口98が設けら
れこの開口周囲に円筒状突出部91と、フランジ
部95とで凹陥溝92が形成され、この凹陥溝9
2に図示形状の駆動リング60が嵌合してある。
上記フランジ部95には絞り羽根30の基端部
を回動自在に支承する支軸93が絞り羽根30の
枚数に応じて配設してある。
96は後述の他方の基板100を取り付けるね
じ孔、97は駆動リング60のアーム64を嵌合
する切欠部である。
駆動リング60は前記基板90の凹陥溝92に
収容されるリング部68とアーム64とから成
り、基端を前記基板90の支軸93に支持された
絞り羽根30と係合するピン61が設けてある。
またアーム64には駆動リング60が凹陥溝92
に沿つて回動する方向と直交する方向に長孔65
が形成してある。
絞り羽根30は黒色顔料を添加した樹脂をフイ
ルム状に成形して図示形状に形成され、その基端
部に基板90の支軸93が嵌合する孔31と、駆
動リング60のピン61が嵌合する長孔32とを
有し、基板90上に重ね合わせて配置され駆動リ
ング60の回動によつて支軸93を中心に回動し
光軸開口X−Xを開閉するように成つている。
かかる駆動リング60及び絞り羽根30を配置
した基板90にはこれと対向するもう一つの基板
100が取り付けられ、この基板90,100の
間に駆動リング60と絞り羽根30とが支持して
ある。
基板100は中央に光軸開口113を有し、図
示タボ部105の孔104を介して基板90に螺
合一体化してあり、図示102は前記基板90の
支軸93の逃げ穴であり、長孔103は前記駆動
リング60のピン61の逃げ穴である。
そしてこの基板100には後述の駆動モータ8
0を取り付けるモータ取付部106が図示のよう
に光軸開口外側に張り出して形成してあり、後述
の開口110と装着全体をカメラ等のレンズ鏡筒
に取り付ける取付部107が設けてある。
基板100のタボ部105は基板90との間に
絞り羽根30を収容出来るよう段差を形成してあ
り、基板100と基板90との間に絞り羽根30
と駆動リング60とが摺動可能に間隙が形成して
ある。
駆動モータ80は駆動部ロータ例えば可動磁
石、可動コイルの回転軸に固定された連動アーム
81とこの連動アーム81に取り付けられた後述
のピン82とから構成され基板100のモータ取
付部106にネジ止めで取り付けられている。
そこで本考案は駆動モータ80の連動アーム8
1と駆動リング60とを以下のように連結したも
のである。
まず駆動モータ80の連動アーム81には駆動
リング60側に向けて先端部に鍔84を有するピ
ン82が第3図のように垂下して設けてある。こ
の鍔84はピン82の径より図示の如く肥大した
径を有している。
そして駆動リング60にはその運動方向と直交
する方向の長孔65が設けてあり、この長孔65
には上記連動アーム81のピン82がその鍔84
を挿通する肥大した嵌合部63と、ピン82の軸
83が係合するスリツト部62とが形成してあ
る。
ピン82は鍔84が嵌合部63からのみ貫通で
きる程度の径にしてあり、つまりスリツト部62
は鍔84より挟幅に形成されている 更に連動アーム81と駆動リング60の長孔6
5との間に位置する基板100には開口110が
設けてあり、この開口110は連動アーム81の
ピン82を長孔65のスリツト部62に挿通した
状態、つまり第4図の状態でピン82が長孔65
の嵌合部63側に移動するのを阻止するガイド端
面111aが連動アーム81の運動方向に形成し
てある。
そしてその開口110の運動端部には嵌合部6
3側へのピン82の移動を許容する逃げ端面11
2aが形成してある。
つまり第3図に例示される略L字状の開口11
0がガイド端面111aと逃げ端面112aを形
成し長孔65に嵌合したピン82の鍔84がその
運動方向に沿つて嵌合部63側に移動し離脱を防
止するガイド面とその運動端部に嵌合部側への移
動を許容する逃げ面とを構成している。
〔作用の説明〕
このような構成において駆動モータ80を備え
た基板100と、絞り羽根30及び駆動リング6
0を取り付けた基板90とを合体する際に駆動モ
ータ80の駆動アーム81と、駆動リング60の
長孔65とは以下のように連結(組立)および離
脱(分解)できるようになる。
まず連結は駆動アーム81のピン82に設けら
れた鍔84を駆動リング60の長孔65の嵌合部
63に貫挿しこのピン82の軸部83を長孔65
のスリツト部62に位置させる。するとこのスリ
ツト部62の位置でピン82は鍔84によつて離
脱することがなく、しかも基板90および基板1
00を合体した後は基板100の開口110のガ
イド端面111aがピン82の運動方向に沿つて
ピン82が嵌合部83側に移動するのを阻止し衝
撃などの外力が加わつてもピン82と駆動リング
60とが離脱して故障を招くことがない。
また装置の分解など両者の離脱はピン82を規
制するガイド端面111aに連なつて運動端部に
逃げ端面112aが形成されているから、この逃
げ端面112aの部位でピン82は長孔65の嵌
合部63側に移動することができ鍔84を嵌合部
63から取り外すことが出来る。
〔考案の効果〕
本考案は叙上の構成から成り、駆動モータに取
付けた連動アームと絞り羽根に係合した駆動リン
グとを連結するに際し、連動アームのピン先端の
鍔を駆動リングの長孔スリツト部に位置規制する
ガイド端面を運動方向に形成した開口を基板に設
けてあるから、駆動アームのピンが衝撃などでス
リツト部からみだりに離脱する恐れがない。
これと同時に基板の開口にはガイド端面に連ら
なる逃げ端面が形成してありピン先端部の鍔はこ
の逃げ端面の位置でスリツト部から嵌合部に移動
可能となりこの嵌合部から着脱することによつて
駆動アームと駆動リングとの分解、および連結
(組立)が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は従来技術を説明するための
図で、第1図が絞り装置の分解斜視図、第2図が
要部断面図である。第3図及び第4図はこの考案
の一実施例を示した図で、第3図が絞り装置の分
解斜視図、第4図が要部断面図である。 30……絞り羽根、60……駆動リング、62
……スリツト部、63……嵌合部、65……長
孔、80……駆動モータ、82……ピン、84…
…鍔、90……リング受け、100……押さえ
板、106……モータ取付部、107……取付
部、110……長孔、111a……ガイド端面、
112a……逃げ端面。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 中央に光軸開口98,113を有し互いに対向
    した一対の基板対90,100と、この基板対9
    0,100の内側に配置された絞り羽根30およ
    びこの絞り羽根30に係合して光軸開口98,1
    13を開閉規制せしめる駆動リング60と、上記
    基板対90,100の外側に取付けられ上記駆動
    リング60を作動する駆動モータ80とを備えた
    絞り装置において、 上記駆動リング60を基板90の光軸開口98
    の外周に設けた凹陥溝92に回動自在に支持する
    と共に上記駆動モータ80の回転軸に連動アーム
    81を設け、この連動アーム81と駆動リング6
    0とを連結するに際し、 (イ) 上記連動アーム81に駆動リング60側に向
    けて先端部に鍔84を有するピン82を設け、 (ロ) 上記駆動リング60に回動方向と直交する上
    記鍔84より狭幅のスリツト部62とこのスリ
    ツト部62の端部に上記鍔84より広幅の嵌合
    部63とを有する長孔65を形成し、 (ハ) 上記連動アーム81と上記駆動リング60の
    長孔65との間に位置する基板100に、上記
    長孔65のスリツト部62に挿通した駆動アー
    ム81のピン82の嵌合部63側への移動を阻
    止するガイド端面111aを連動アーム81運
    動方向に有し、且つその運動端部に嵌合部63
    側への移動を許容する逃げ端面112aを有す
    る開口110を形成し、 上記連動アーム81のピン82を上記基板10
    0の開口110を介して上記駆動リング60の長
    孔65に連結したことを特徴とする絞り装置。
JP1984182865U 1984-11-30 1984-11-30 Expired JPH0219789Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984182865U JPH0219789Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984182865U JPH0219789Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6199133U JPS6199133U (ja) 1986-06-25
JPH0219789Y2 true JPH0219789Y2 (ja) 1990-05-31

Family

ID=30740398

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984182865U Expired JPH0219789Y2 (ja) 1984-11-30 1984-11-30

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0219789Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0238265Y2 (ja) * 1980-04-15 1990-10-16

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6199133U (ja) 1986-06-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7248422B2 (en) Lens barrel
US6726380B2 (en) Camera blade driving device
JPH0219789Y2 (ja)
JPS623797Y2 (ja)
JPH0753183Y2 (ja) テープカセット用リール
KR20090125206A (ko) 블레이드 구동 장치
KR101125454B1 (ko) 날개 구동 장치
JP2521596Y2 (ja) カメラ用光量絞り装置
JPH0527301A (ja) バリア機構
US20030007801A1 (en) Sector blade driving device of a camera
JP3683325B2 (ja) カメラの駆動装置用パルスモータ
JPH1010594A (ja) フィルムの露光済視認用表示器を備えたフィルムカートリッジ
US4854673A (en) Lens photographing distance range limiting device
JPH0435864Y2 (ja)
JPH0637403Y2 (ja) カメラ用光量絞り装置
JPS6020105Y2 (ja) カメラ用光量絞り装置
JPS6323697Y2 (ja)
JPH0614198Y2 (ja) 絞り機構
JP2525680Y2 (ja) カメラ用光量絞り装置
JP2521595Y2 (ja) 絞り装置
JPH02157834A (ja) 映像記録再生装置
JP2007025095A (ja) 光量調節装置、レンズ装置およびカメラ
JPH0712974Y2 (ja) 絞り装置
JPS6220933Y2 (ja)
JP2541274Y2 (ja) 開閉羽根駆動装置