JPH01120542A - 絞り装置 - Google Patents

絞り装置

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JPH01120542A
JPH01120542A JP27881387A JP27881387A JPH01120542A JP H01120542 A JPH01120542 A JP H01120542A JP 27881387 A JP27881387 A JP 27881387A JP 27881387 A JP27881387 A JP 27881387A JP H01120542 A JPH01120542 A JP H01120542A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の利用分野] この発明はカメラ等の光学機器に搭載するための電磁駆
動絞り装置に関し、特に超小型カメラに好適な電磁駆動
絞り装置に関するものである。
[発明の背景] ビデオカメラは映画等の撮影用や一般の画像記録用に用
いられるほか、ロボット等の自動機器のための物体認識
センサーや防犯設備の監視センサーなどとして広く用い
られているが、従来のビデオカメラはかなり大型である
とともにかなり高価でもあるため、かなり普及したとは
言うものの、まだ各種の潜在需要を満すには至っていな
い。
ビデオカメラに関する市場調査によれば潜在需要は膨大
であり、低価格の超小型ビデオカメラが開発されれば該
カメラを種々の分野に適用することによってその膨大な
潜在需要を顕在化させることができると予想されている
このような現状を考慮して現在、直径5〜15mm程度
の円柱形の超小型ビデオカメラの開発が企図されている
が、このような小径のビデオカメラ乃至ステイルカメラ
に関する技術開発は過去には行われたことがないので、
このビデオカメラの実用化のためには解決しなければな
らぬ技術的問題がかなりあり、たとえば絞り装置に関す
る問題もその一つであった。この超小型カメラは、その
寸法の面から、人が手で支持しつつ撮影するという使用
形態よりも他物体に支持させつつ無人状態且つ遠隔操作
で使用するという使用形態に適しているため、該カメラ
のシャッターや絞り装置は電動型であることが必要であ
るが、該カメラは非常に小型であるためたとえばレンズ
シャッターカメラに搭載されている公知の電磁駆動絞り
装置を利用することは不可能であった。また、公知の電
磁駆動絞り装置のモータ部分はコンパクトカメラのレン
ズ径を基準として設計されているので該モータ部分を車
に小型化しただけでは出力不足となって絞り羽根を駆動
できなくなることがわかっている。
従って、前記の超小型カメラを実現するためには、コン
パクトカメラに搭載されている公知の電磁駆動絞り装置
とは異る構造の新規な電磁駆動絞り装置の開発が必要で
あった。
なお、従来、コンパクトカメラ等に搭載するために提案
されている各種の電磁駆動絞り装置の中には、環状円板
形のステータと環状円板形のロータとを有したモータを
具備するとともに該ロータに絞り羽根が枢着されている
構造のものがあるが、この型式の電磁駆動絞り装置を小
型化した場合、モータ出力が著るしく小さくなって絞り
羽根を駆動できなくなり、また、絞り羽根を駆動できる
ような出力を該モータから得られるように設計を行うと
モータの外径が大型化してしまう、という問題があった
一方、前記の如き超小型絞り装置を設計する場合、前記
の如きモー(−に関する問題とは別に絞り羽根に関する
次のような問題のあることも判明している。
一般に絞り装置では、絞り全閉時には各絞り羽根の先端
が互いに重り合って相互接触した状態となるので各絞り
羽根はそれぞれの先端を押し曲げられてたわんだ状態と
なるが、コンパクトカメラ等の絞り装置では各絞り羽根
の長さが比較的長いので絞り羽根のたわみ角が小さく、
従って、絞り羽根のな、わみが絞り羽根の回動に悪影響
を及ぼすことはなかった。
これに対し、前記の如き超小型の絞り装置では各絞り羽
根の長さが短かいため各絞り羽根のたわみ角が大きく、
従って、各絞り羽根が光軸に対する直交平面内で回動で
きなくなって回動中に他の絞り羽根と衝突を起す危険性
があった。
[発明の目的] この発明の目的は、超小型カメラに好適な絞り装置を提
供することであり、従来公知の絞り装置(もしくは直接
電動式シャッター)とは異る新規な構造の絞り装置を提
供することである。
[発明の概要] 本発明の絞り装置では、絞り羽根の回動時における各絞
り羽根の相互干渉を防止する為に、該各絞り羽根の摺動
基準位置を光軸方向にずらす段差状摺動部を設けたこと
を特徴とする。
以下に説明する本発明の実施例では、各絞り羽根の回動
面を光軸方向にずらすと共に、各絞り羽根を光軸に対し
て全て直交となる平行運動とする摺動面もしくは摺動突
起が形成されている。
[発明の実施例] 以下に図面を参照して本発明の一実施例を説明する。
第一図は本発明による絞り装置を内蔵した超小型カメラ
の概略縦断面図であり、第一図では本発明の絞り装置を
除いた他の殆んどのカメラ構造部分については図示され
ていない。第2図は本発明の絞り装置の要部分解斜視図
、第3図は第1図におけるIII −III矢視断面図
、第4図は本発明の絞り装置を内蔵している超小型ビテ
オカメ、うの外観を示した斜視図、である。
第1図において、1は該カメラのカメラボディであり、
該カメラボディ1の先端部近傍には本発明による絞り装
置2と、レンズ前玉り。
と、が内蔵されている。
本発明による絞り装置2は、カメラボディ1に固定され
る本体3と、該本体3に対して回動可能なロータ4と、
該本体3に固定されたコイルユ1ニット5と、該ロータ
4の前端面に枢着された複数の絞り羽根6〜8と、該ロ
ータ4に一定された永久磁石9及び10と、該絞り羽根
6〜8の開閉動作を制御するカム溝を備えるとともに該
本体3に固定された前カバー11と、を具備している。
、本体3はその中心部に円筒形レンズ保持部3aを具備
するとともに該レンズ保持部3aと同心の外側円筒部3
bを有した二重円筒形構造であり、該レンズ保持部3a
の外周面と外側円筒部3bの内周面との間に環状空間が
形成されている。該レンズ保持部3aの内部にはレンズ
後玉L2が収容され、該レンズ保持部3aの先端部外周
面にはロータ4を回転可能に支持するための球体12の
転勤路として周方向凹部3c(第2図参照)が形成され
ている。また、該本体3の外周面には前カバー11の連
結固定用のビスを挿入するためのビス挿入孔3d(バカ
孔)が貫設されている。
本体3のレンズ保持部3aと外側円筒部3bとの間に形
成された環状空間には内側円筒部4aと外側円筒部4b
とを具備した二重円筒形のロータ4が挿入され、該ロー
タ4の内側円筒部4aは本体3のレンズ保持部3aの外
周面に該球体12を介して回転可能に嵌装されている。
該ロータ4の内側円筒部4“aの外周面の2ケ所には第
3図に示すように該ロータの中心に関して対称位置に円
筒状の湾曲した一対の永久磁石9及び10が固定されて
いる。また、該ロータ4の前方端板部には第2図に示す
ように3枚の絞り羽根6〜8を枢着するための3個のピ
ン孔40〜4eが形成され、各ピン孔4C〜4eには各
絞り羽根6〜8の一面に突設されている枢着用のピン6
a〜8a(6aは図示されていない)が動可能に挿入さ
れている。該ロータ4の外側円筒部と前方端板部には該
絞り装置の組立の際の位置決めのために第2図に示した
ように切欠き4fが形成されており、該絞り装置の組立
の際には該切欠きの位置に該本体3のビス挿入孔3dと
後述の前カバー11の突片とが位置決めされるようにな
っている。
本体3のレンズ保持部3aと外側円筒部3bとの間に形
成されている環状空間には第2図に示したコイルユニッ
ト5が配置され、該コイルユニット5に設けられた複数
のコイルがロータ4の外側円筒部4bと該永久磁石9及
び10とに対して各々所定の間隙を以て対°向するよう
に該環状空間内に配置されている。該コイルユニット5
は、本体3の後方端板部に形成された環状溝に嵌合固定
される環状円板形のプリント配線板13と、該プリント
配線板13の周縁と平行な円弧に沿って配置されるとと
もに該プリント配線板上に直立固定された4個の円筒面
状に湾曲した板状のコイル14〜17と、によって構成
されている。該プリント配線板13には各コイルに接続
される配線18が取付けられており、該配線板18は該
ロータの切欠き4fの位置に配置されている。各コイル
14〜17は第2図に示されるようにプリント配線板1
3の中心に対して放射方向の軸線を中心として巻線が巻
かれており、且つ、プリント配線板13の周縁と平行な
円弧に沿って円筒面状に湾曲している。これらの4個の
コイルのうち、プリント配線板の軸心に関して対称位置
に配置された一対のコイル14及び15は該ロータ4を
駆動する電磁力を発生させるための駆動用コイルであり
、他の一対のコイル16及び17は該ロータ4の回動速
度と回動方向とを検出するための検出用コイルとなって
いる。
プリント配線板13には第5図及び第6図に示すように
各コイルの下端部を嵌入固定するための円弧状の溝13
aが形成されており、各コイルは該溝13aの一つに嵌
入されて該プリント配線板13に固定される。該溝13
aは各コイルを湾曲した形状に保持する機能のほか、各
コイルとロータの外側円筒部との間のギャップや各コイ
ルと永久磁石との間のギャップを一定に保つ機能を有し
ており、該溝13aの深さtはコイルが倒れたり変形し
たりしないようにかなり大きな値に設計されている。な
お、該溝13aの深さを所定値以上にするために該溝の
配置されている部分のみを肉厚に構成してもよい。
各コイルは第1図及び第3図に示すように永久磁石9及
び10の外周面とロータの外側円筒部4bの内周面とに
対して所定の間隙をおいて対向配置されているが、各コ
イルは第3図に示すように各永久磁石9及び10の周方
向の中心から片側へ寄った位置に配置されている。
第7図は永久磁石と各コイルとの位置関係を更に詳細に
示すとともにロータ休止位置における磁束分布の状況を
示した図である。
各永久磁石9及び10は7図に示すように(第7図では
絞り装置の半部のみを示す)周方向に沿って一端側から
他端側へ向ってS、N。
Sとなるように分極されており、駆動コイル14の中心
と1出コイル16の中心とはそれぞれ永久磁石のS極と
N極との境界位置に配置されている。従って、駆動コイ
ル14と検出コイル16は第7図の如く光軸と直交する
面内においてそれぞれの一半部が永久磁石9のN極もし
くはS極に対向し、他の一半部が永久磁石9のS極もし
くはN極に対向している。なお、ロータに駆動トルクを
与えるコイル部分は駆動用コイルの光軸方向部分(第7
図で紙面に直交する方向の巻線部分)であう、2つの光
軸方向部分のうち、一方は永久磁石9のN極に対向し、
他方はS極に対向している。
、永久磁石9から発生する磁束の分布は図示のようにな
り、この状態で駆動コイル14に図示の方向の電流が流
されると、フレミングの左手の法則によって駆動コイル
14の2つの光軸方向部分にはそれぞれ図示矢印TI及
びT2のトルクが作用するが、該駆動コイル14は本体
3に固定されているため、ロータ4が該駆動コイル14
に対して矢印Aの向きに動かされることになる。ロータ
4が第7図の位置から矢印Aの向きに回動されて駆動コ
イル14の2つの光軸方向部分が共に永久磁石9のN極
領域に対向する位置に相対6動すると、駆動コイルの一
方の光軸方向部分(第7図において下側の部分に対して
作用する電磁力の向きが逆になるためロータ4は停止す
る。
一方、ロータ4が第7図の位置から矢印A方向に回動さ
れると、永久磁石9のN極領域が検出コイル16から遠
去かり代ってS極領域(第7図では上方のS極領域)が
検出コイルの中心部に向って移動してくるので、検出コ
イル16の二つの巻線部分と鎖交する磁束数が変化する
ため、その鎖交磁束変化を補償する方向の誘導電流が該
検出コイル16に生じ、該検出コイル16に接続されて
いる不図示の制御回路においてロータ4の回動速度(す
なわち絞り羽根の開閉速度、絞り変化率)と回動方向と
が検出される。
該制御回路は該絞り装置を通る光量を一定に制御する機
能を有し、検出コイル16及び17により検出された絞
り羽根開閉速度と他の光量検出子により検出された光量
とに応じて実際の光量を算出し、設定光量と実際の光量
との差を零にするように駆動コイル14.15に対する
供給電流を変化させる。
なお、駆動コイルに供給する電流の方向を第7図の状態
とは逆向きにすれば、ロータ4に作用するトルクの向き
は第7図とは逆になってロータ4は矢印Aとは逆向きに
駆動される。
、第8図はロータ4の縦断面における磁束分布を示した
ものであり、永久磁石9の外周面のN極領域から生じた
磁束は図示のようにロータ4の外側円筒部4bとロータ
の前方端板部とを通って永久磁石9の内周面のS極領域
に戻る磁気回路を構成する。この磁気回路によって生じ
る電磁力はロータ4を第8図において下向きに(絞り装
置の前方から後方へ向って)付勢する力となり、従って
、ロータ4に前向きの軸方向移動を生じさせぬようにす
る効果がある。
本実施2例の絞り装置ではロータ4が二重円筒形のいわ
ゆるダブルロータ構造となっているので、永久磁石から
生じ、た磁束の殆んどが駆動コイルと鎖交した後にロー
タを通って該永久磁石に戻り、従って漏れ磁束が公知の
スピンドルモ−夕にくらべて少いため漏れ損も少く、そ
の結果効率のよい駆動源を有した絞り装置となっている
また、軸方向断面において生じる電磁力がロータ4を軸
方向後方へ付勢する力となっているため、ロータ4が軸
方向に振動する惣れがなく、軸受としての球体j2もレ
ンズ保持部3aの外周の周方向凹部3cから脱出す・る
恐れがない。
なお、球体12が該周方向凹部3cから脱出しないよう
に該周方向凹部3cには押えリング19が嵌着されてい
るd 絞り羽根6〜8の前方に配置される前カバー11は本体
3に締結されるように構成されており、本体3のビス挿
入孔3dに合致するねじ孔11aを具備した突片11b
が軸方向に突設されている。該絞り装置の組立の際には
該突片fibと本体3のビス挿入孔3dとをロータ4の
切欠き4fの位置に位置決めするとともに該ビス挿入孔
3dと該突片11bのねじ孔11aとを合致させた後、
該ビス挿入孔3dを通って該ねじ孔11aに不図示のビ
スをねじ込むことによって本体3と前カバー11とを締
結する。
前カバーIIの前方端板部には各絞り羽根6〜8の他面
に突設されている従動ピン6b。
7b、8bを摺動可能に挿入するための3個のカム溝1
1c、lid、lieが貫設されている。このカム溝は
本実施例の場合、前カバー11の軸心に関して放射方向
に延在する直線溝となっており、各カム溝11c〜11
eは該軸心に関して互いに120°ずつ隔った位置に形
成されている。
ロータ4の前方端板部に枢着された3枚の絞り羽根6〜
8はロータ4の回動に応じて該前方端板部の面とほぼ平
行に(光軸に対して直交する平面内で)それぞれの枢着
点を中心として揺動する。絞り羽根6〜8は本体3のレ
ンズ保持部3aの前端面に貫設された光路孔3e(第1
図参照)の開閉を行う、該光路孔3eが完全に絞り羽根
で閉じられた全閉状態では各絞り羽根の先端部分は光軸
方向において互いに重り合フて接触するが、該光路孔3
eが完全に開かれた全開状態では各絞り羽根の先端は互
いに離れた位置に停止する。また、該光路孔3eが全閉
された時には各絞り羽根の従動ピン6b〜8bは前カバ
ー11の各カム溝の最外端位置に移動し、該光路孔3e
が全開された時には各絞り羽根の従動ピン8b、7b、
8bは各カム溝の最内端位置に移動する。
各絞り羽根6〜8を回動させて該レンズ保持部3aの光
路孔3eを閉じる際には、各絞り羽根6〜8が同一平面
上を摺動することから各先端部は相互干渉することにな
る。
第9図は絞り羽根の相互干渉を防止する手段の第1実施
例としてロータ4の前方端板部上にそれぞれ高さの異る
2個の羽根受は突起4g及び4hを形成した場合を示し
たものである。羽根受は突起4gは絞り羽根8の面に摺
接し、羽根受は突起4hは絞り羽根7の面に摺接するよ
うになっており、該突起の高さはそれぞれの絞り羽根の
運動面の高さ位置(軸方向位置)に等しくなっている。
従って、絞り羽根8及び7はそれぞれの羽根受は突起4
g及び4hに摺接しつつ回動するので回動運動の平面性
が保証され、また、回動中に各絞り羽根が相互干渉する
こともない。
第10図は該手段の第2実施例としてロータの前方端板
部を各絞り羽根の運動平面毎に階段状に形成した場合を
示したものである。ロータ4の前方端板部に設けられた
階段状の絞り羽根支持面41及び4jは各々、絞り羽根
8及び7のための支持面でありこ該支持面はロータ4に
一体成形(アクトサート成形)されているが、各支持面
41及び4jがプラスチック製の板をロータの前方端板
部上に接着することによって形成されたものであっても
よい。なお、各支持面には絞り羽根8及び7の枢着ピン
を挿入するためのピン孔4e及び4dが形成されている
ことは当然である。
第10図の実施例においても絞り羽根の運動の平面性が
保証され、また、回動中に各絞り羽根が相互干渉するこ
とはない。
なお、上述の第1及び第2実施例においては単に各絞り
羽根の先端部の光軸方向高さ位置を変えて、相互干渉を
防いだだけではなく、各絞り羽根をたわませないで各々
運動の平面性を保証した平行運動としたので、耐久性の
向上、スレ音の減小等の効果も得ることができる。
なお、以上の実施例では永久磁石がロータ4の内側円筒
部に取付けされているが、永久磁石をロータの外側円筒
部の内周面に取付けた構造を採用してもよく、また、ロ
ータは必ずしも二重円筒形でなくともよい。
[発明の効果] 前記実施例で説明したように、本発明の絞り装置では絞
り羽根の相互干渉を防止するために、各絞り羽根の摺動
基準位置を光軸方向にずらす段差状摺動部がロータ等の
絞り羽根支持部材に設けられているのs本発明によれば
絞り羽根の相互干渉を起す恐れのない絞り装置を提供す
ることがで診る。従って、本発明によれば超小型カメラ
に好適な小口径の絞り装置が提供される。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による絞り装置を内蔵した超小型ビデオ
カメラの要部概略縦断面図、第2図は第1図のカメラに
内蔵されている本発明の絞り装置の要部分解斜視図、第
3図は第1図のIII −III矢視断面図、第4図は
第1図に示したカメラの外観を示した斜視図、第5図は
前記の絞り装置の一部であるコイルユニットのプリント
配線板の正面図、第6図は同プリント配線板の断面図、
第7図は前記絞り装置の要部に関する半部拡大横断面図
、第8図は該絞り装置から絞り羽根を省略して表わした
拡大縦断面図、第9図及び第10図は絞り羽根の相互干
渉を防止するための手段に関する二つの実施例を示した
図、である。 1・・・カメラボディ  2・・・絞り装置3・・・(
絞り装置2の)本体 4・・・ロータ     5・・・コイルユニット6〜
8・・・絞り羽根  9.10−・・永久磁石11・・
・前カバー   13・・・プリント配線板14.15
・・・駆動コイル 16.17・・・検出コイル 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 各々の枢着点を中心として揺動する複数の絞り羽根を有
    している絞り装置において、 各絞り羽根の揺動に伴なう摺動基準位置を光軸方向にず
    らす段差状摺動部が設けられていることを特徴とする絞
    り装置。
JP62278813A 1987-11-04 1987-11-04 絞り装置 Expired - Lifetime JPH087362B2 (ja)

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