JPH07264792A - モータ - Google Patents

モータ

Info

Publication number
JPH07264792A
JPH07264792A JP4739994A JP4739994A JPH07264792A JP H07264792 A JPH07264792 A JP H07264792A JP 4739994 A JP4739994 A JP 4739994A JP 4739994 A JP4739994 A JP 4739994A JP H07264792 A JPH07264792 A JP H07264792A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
magnetic flux
magnet
chassis
motor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4739994A
Other languages
English (en)
Inventor
Hirotsugu Tsuchiya
博嗣 土屋
Yoshihide Koyama
佳秀 小山
Noriyuki Sano
範之 佐野
Kenichi Hirano
健一 平野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Group Corp
Original Assignee
Aiwa Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aiwa Co Ltd filed Critical Aiwa Co Ltd
Priority to JP4739994A priority Critical patent/JPH07264792A/ja
Publication of JPH07264792A publication Critical patent/JPH07264792A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
  • Motor Or Generator Frames (AREA)
  • Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】モータの出力効率を高める。 【構成】押え板40を上ケース30の上面に配し、ステ
ータ1を下ケース22と上ケース30との間に挟み、押
え板40と上ケース30と下ケース22をネジ50で螺
着する。押え板40の凹部41のスラストワッシャ46
とシャフト13を当接すると共に、押え板40でシャフ
ト13を付勢して、シャフト13のスラスト方向の動き
を規制する。ロータケース15の底板部15aの全体を
覆うようにに、環状のシールド板17を取り付ける。マ
グネット16の磁束に対して飽和しないよう充分な厚み
になるようにシールド板17を設定する。マグネット1
6の漏れ磁束による損失がなく出力効率を高められる。
漏れ磁束による磁気吸引力が消滅しても押え板40でシ
ャフト13が付勢されるので、マグネット16がステー
タ1に接触する等の事故が無い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、例えばヘッドホンス
テレオ等に使用して好適なモータに関する。
【0002】
【従来の技術】ヘッドホンステレオ等の携帯用機器にあ
っては、その持ち運び等の便利性ゆえに機器の小型化、
薄型化が要求される。従って、モータの小型化、薄型化
が重要な要素となっている。そのため、ヘッドホンステ
レオのモータとしては、磁界磁束が回転軸と平行な偏平
型モータ(アキシャル・フラックス・モータ)が多く使
用されている。
【0003】図7はそのモータの一例を示す斜視図であ
り、図8はその分解斜視図である。
【0004】図8において、1はステータであり、ステ
ータ1は後述する回転ヨーク10とロータ14(図9に
示す)との間に配されている。また、ステータ1は、略
四角形のプリント基板2上に複数のステータコイル3が
円周方向に形成されて構成されている。
【0005】また、ステータ1には、図8に示すよう
に、その1つの隅にネジ孔4と位置決め孔5が形成され
ると共に他の3つの隅角部には切欠6が形成されてい
る。7は孔(図9参照)であり、この孔7は円周方向に
形成された複数のステータコイル3の中心に形成されて
いる。この孔7にはロータ14が固着されたプーリ11
が回転自在となるように挿通されて、挿通後プーリ11
に回転ヨーク10が取り付けられている。8は導電部で
あり、この導電部8はステータ1のネジ孔4側に形成さ
れてコネクタ9が取り付けられる。
【0006】20はシャーシであり、このシャーシ20
上の適宜部位に軸支持体21がアウトサートによって形
成されている。なお、軸支持体21の筒状内部には軸受
21aが取り付けられると共に、耐摩耗部材であるスラ
ストワッシャ21b(図9に示す)が配されている。こ
のスラストワッシャ21bは、例えばナイロンの組成中
に黒鉛粒子を均質に分散させたものである。また、シャ
ーシ20には、下ケース22が軸支持体21を中心とし
て固着されている。
【0007】この下ケース22には、ステータ1のネジ
孔4に対応する部位にネジ孔23aが形成されると共に
他の3つの隅にネジ孔23b,23c,23dが形成さ
れている。また、下ケース22の上面の適宜部位には複
数のフック25が立設されると共に、ネジ孔23aの近
傍には位置決めピン27が立設される。さらに、ネジ孔
23b,23c,23dの部分には突部26が形成され
ると共に、ステータ1の導電部8に対応する部位には長
孔24が形成されている。
【0008】30は上ケースであり、この上ケース30
には、四隅に下ケース22のネジ孔23a、23b,2
3c,23dに対応する部位にネジ孔31a,31b,
31c,31dが形成されると共に、下ケース22の位
置決めピン27に対応してピン用孔37が形成されてい
る。この上ケース30は、その平面形状がステータ1よ
り若干大きくなるように形成されている。さらに、上ケ
ース30には、回転ヨーク10よりも直径がやや大きい
孔32が形成されると共に、端縁の下ケース22間に略
対応する部位には壁部34が垂設されている。なお、上
ケース30のネジ孔31a側には、ステータ1に取り付
けられているコネクタ9を収納する収納部36が形成さ
れる。この上ケース30および下ケース22は、例えば
合成樹脂等で形成される。
【0009】下ケース22の突部26にステータ1の切
欠6の端面部が当接されると共に位置決めピン27がス
テータ1の位置決め孔5に挿入されることで、ステータ
1は位置出しされる。このステータ1には回転ヨーク1
0等が取り付けられて、図7に示すように上ケース30
と下ケース22で挟着されて、フック25によって均等
な高さ位置に保持される。そして、上ケース30のネジ
孔31a,31b,31c,31dに対してネジ50が
挿入されて螺着される。なお、この場合、下ケース22
の位置決めピン27は上ケース30のピン用孔37に挿
入されると共に、ステータ1のコネクタ9は上ケース3
0の収納部36内に収納される。
【0010】図9は断面図である。この図9において1
4はロータである。このロータ14は、ロータケース1
5とマグネット16を備え、ステータ1に対向するよう
にプーリ11の一端側に固着されている。ロータケース
15には、その底板部15a上にN極およびS極が交互
に両面着磁されたリング状のマグネット16が固着され
ており、マグネット16はステータ1に対向するように
配されている。
【0011】10は回転ヨークである。この回転ヨーク
10は、ステータ1に対向するようにマグネット16の
磁気吸引力でプーリ11に取り付けられる。このプーリ
11には、シャフト13がプーリ11の上面より僅かに
突出するように圧入されている。
【0012】シャフト13は、シャーシ20に設けた軸
支持体21の軸受21aによって回転可能に軸受けされ
ると共に、スラストワッシャ21bでシャーシ方向の軸
受けがなされている。なお、シャフト13の上ケース方
向の移動は、軸支持部21の軸受21aによっては規制
されない。
【0013】このシャフト13が軸受21aおよびスラ
ストワッシャ21bで軸受けされた状態では、回転ヨー
ク10とロータ14のマグネット16がステータ1に対
して所定の距離をもってそれぞれ対向するようになって
いる。また、ロータケース15の底板部15aがシャー
シ20に対して所定の距離をもって対向するようになっ
ている。
【0014】ところで、ロータケース15の底板部15
aは、マグネット16の磁束に対し過飽和状態となるよ
うな厚みに設定されて、さらにロータケース15とシャ
ーシ20とのギャップにマグネット16の漏れ磁束が発
生するように構成されている。また、ロータケース15
とシャーシ20のギャップあるいは底板部15aの厚み
は、マグネット16の漏れ磁束によって発生する磁気吸
引力でロータ14をシャーシ20に吸着できるように設
定されている。このため、シャフト13の上ケース方向
の移動が軸支持部21の軸受21aによって規制されな
くとも、この磁気吸引力によってシャフト13の移動が
規制されてロータ14の位置が保持される。
【0015】なお、スタート時には、図示しない発振器
によってロータ14が回転駆動する。そして、このロー
タ14が回転することによって、ステータコイル3に起
電圧が発生する。この起電圧を位置検出信号として複数
個のステータコイル3に流れる電流を切り替え制御して
いる。また、プーリ11には溝12が周面に沿って刻設
されており、この溝12に図示しないベルトが掛装され
ているので、ロータ14が回転することによって図示し
ないテープ駆動機構が駆動される。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うに、従来のモータではロータケース15とシャーシ2
0とのギャップにマグネット16の漏れ磁束を発生する
ように構成しているので、ステータ1側の磁束が減少
し、トルク発生に使われる磁束量が減少する。また、漏
れ磁束によって渦電流損、ヒステリシス損等が生じ、ロ
ータ14に対してブレーキ力が発生する。このため、モ
ータの出力効率が低下し所望する出力を得ようとする場
合にはモータの消費電流が増加することとなる。したが
って、バッテリで駆動する携帯用機器においては、消費
電流が増加することは長時間動作を行う上で大きな障害
となっている。
【0017】そこで、この発明は、モータの出力効率を
高めることを目的とするものである。
【0018】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明に係るモ
ータは、ロータとステータが対向して配され、かつ、ロ
ータのロータケースのマグネットが配された面とは逆の
面側にシャーシが配されるモータにおいて、マグネット
からのシャーシ側への磁束の漏れを抑制する磁束抑制手
段を設けると共に、ロータの回転軸をシャーシ側に付勢
する押圧手段を備えるものである。
【0019】請求項2の発明に係るモータは、磁束抑制
手段としてロータケースのシャーシ側にシールド材を設
けて構成したものである。
【0020】請求項3の発明に係るモータは、磁束抑制
手段をロータケースの肉厚をマグネットの磁束に対して
飽和しない程度に厚くして構成したものである。
【0021】請求項4の発明に係るモータは、磁束抑制
手段をマグネットの磁束に対してロータケースが飽和し
ない程度にマグネットのロータケース側の着磁率を下げ
て構成したものである。
【0022】請求項5の発明に係るモータは、ロータの
回転軸と押圧手段との間に耐摩耗部材を介在させたもの
である。
【0023】
【作用】この発明においては、ロータケースとシャーシ
とのギャップにマグネットの漏れ磁束を発生させず、ト
ルク発生のための磁束量の減少や渦電流損やヒステリシ
ス損等による損失が防止される。このため、モータの出
力効率を高めることが可能となり、バッテリで駆動する
携帯用機器においては長時間動作させることが可能とな
る。また、漏れ磁束がなくなることで磁気吸引力が消滅
してもモータの回転軸が押圧手段でシャーシ側に付勢さ
れるので、ロータに取り付けられたマグネットがステー
タに接触する等の事故を防止することが可能となる。
【0024】なお、ロータケースとシャーシとのギャッ
プにマグネットの漏れ磁束を発生させないように、ロー
タケースの底板全体を覆う環状のシールド材を取り付け
ることで、部品を変更することなく実施することが可能
となる。また、ロータケースの肉厚をマグネットの磁束
に対して飽和しないように厚くすることで、シールド材
をロータケースに貼着する必要がなく容易に組み立てる
ことが可能となる。さらに、マグネットのシャーシと対
向する面の着磁率を下げることで、部品を変更すること
も組立の作業を変更する必要もなく容易に実施すること
が可能となる。
【0025】また、押圧手段とモータの回転軸の間に耐
摩耗部材を介在させることで摩耗を防止でき、安定した
回転動作を長期間維持することが可能となる。
【0026】
【実施例】図1は、この発明に係るモータの一実施例を
示す斜視図であり、図2にこのモータの分解斜視図を示
す。この図1および図2において、図7および図8と対
応する部分については同一符号を付してその詳細な説明
は省略する。
【0027】図1において40は押え板である。この押
え板40を図3に示す。図3Aは押え板40の平面図で
あり、図3BはI−I線上の断面図である。押え板40
は平板状のバネ部材が曲げ加工されて形成される。押え
板40の先端部には凹部41が形成される。この凹部4
1にはスラストワッシャ46が貼着される。押え板40
の後端側には保持部43,44が垂設されると共に、保
持部44の側端には係止部45が形成される。さらに、
押え板40には、保持部43,44を上ケース30の壁
部34に当接して取り付けられた時に上ケース30のネ
ジ孔31cに対応してネジ孔42が設けられる。また、
押え板40の中間部には折曲げ部47が設けられてい
る。
【0028】この押え板40が上ケース30の上面に取
付られたときには、押え板40の凹部41に貼着された
スラストワッシャ46とシャフト13が当接して折曲げ
部47はほぼ直線状とされる。このため、押え板40の
バネ力が強められて効果的にシャフト13を押圧するこ
とができる。さらに、折曲げ部47の曲げ角度を変更す
ることで、押圧力を容易に調整することができる。ま
た、押え板40の凹部41に貼着されたスラストワッシ
ャ46とシャフト13を、スラストワッシャ46の面に
対してシャフト13がほぼ垂線状に当接されるように配
すると、シャフト13は傾きなくシャーシ側に付勢され
て安定した回転を得ることができる。
【0029】図2に示すように、この押え板40は、ス
テータ1が下ケース22と上ケース30との間に挟んだ
状態で螺着される時に、上ケース30の上面に配され
る。このとき、押え板40の保持部43,44が上ケー
ス30の壁部34に当接されると共に、保持部44の係
止部45は上ケースに形成された突部35に係止され
る。上ケース30の上面に配された押え板40は、ネジ
50が押え板40のネジ孔42を貫いて上ケース30の
ネジ孔31cに挿入されることで螺着される。なお、保
持部44の係止部45が上ケースに形成された突部35
に係止されるので、押え板40は適正な力でシャフト1
3を付勢し続けることができる。
【0030】なお、押え板40は必ずしもネジ50で螺
着されるものではなく、例えば、押え板40を上ケース
30と共にフック25で係止するように構成すること
で、ネジ50を使用しなくとも押え板40を固定するこ
とがでる。このため、容易に組み立てることができると
共に部品点数を少なくすることができる。
【0031】次に、図4の断面図を参照しながら説明す
る。この図においても、図9と対応する部分には同一符
号を付してその詳細な説明は省略する。
【0032】図4においてロータケース15の底面部1
5aには、環状のシールド板(例えばパーマロイ板等)
17が貼着される。このシールド板17はロータケース
15の底面部15aの全体を覆うと共に、マグネット1
6の磁束に対して飽和しないよう充分な厚みになるよう
に設定される。このため、ロータケース15とシャーシ
20とのギャップには、マグネット16からの漏れ磁束
が発生することがなく、漏れ磁束による損失は生じな
い。この場合、シールド板の材料および肉厚を適宜選択
することにより、所望の磁束抑制効果を得ることができ
る。
【0033】図5はこの発明に係るモータの他の実施例
を示すものである。この例は、ロータケース15の肉厚
を、マグネット16の磁束に対して飽和しないよう肉厚
を厚くしたものである。このため、シールド板17を貼
着した場合と同様に、ロータケース15とシャーシ20
とのギャップにはマグネット16からの漏れ磁束が発生
することがなく、漏れ磁束による損失は生じない。さら
に、シールド材をロータケースに貼着する必要がないた
めに容易に組み立てることができる。
【0034】さらに、図6はマグネット16の着磁率を
片面着磁等の方法によりシャーシ20に対向する面の着
磁率を回転ヨーク10に対する面の着磁率より下げたも
の(例えば回転ヨークに対向する面の着磁率を100%
とした場合に、シャーシ20に対向する面の着磁率を9
5%程度とする)である。このため、回転ヨーク10に
対する磁束は充分確保しながらロータケース15とシャ
ーシ20間にマグネット16の漏れ磁束を発生させない
ようにすることができ、漏れ磁束による損失を防止でき
る。さらに、本例ではマグネットの着磁率だけを変える
ものであり、他の部品の形状等を変更することがなく容
易に実施できる。
【0035】以上のように、ロータケース15とシャー
シ20とのギャップにマグネット16の漏れ磁束を発生
させないため、トルク発生のための磁束量の減少や渦電
流損やヒステリシス損等による損失を生することがな
い。このため、モータの出力効率を高めることができ、
バッテリで駆動する携帯用機器においては長時間の動作
が可能となる。例えば、従来、約15mAの電流を消費
していたものが10mA程度に改善される。また、漏れ
磁束がなくなることで漏れ磁束による磁気吸引力が消滅
しても、押え板40でシャフト13がシャーシ側に付勢
されるのでロータ14に取り付けられたマグネット16
はステータ1に接触することがない。さらに押え板40
のシャフト13と当接する部位には耐摩耗部材であるス
ラストワッシャ46が貼着されるので、金属部材である
シャフト13と押え板40の接触による摩耗を防止で
き、安定した回転動作を長期間維持できる。
【0036】なお、シャフト13とスラストワッシャ4
6の当接部にグリスを塗布することで、安定した回転動
作をさらに長期間維持できることは勿論である。
【0037】
【発明の効果】この発明によれば、ロータケースとシャ
ーシとのギャップにマグネットの漏れ磁束を発生させ
ず、トルク発生のための磁束量の減少や渦電流やヒステ
リシス損等による損失が防止される。このため、モータ
の出力効率を高めることができ、バッテリで駆動する携
帯用機器においては長時間動作させることが可能とな
る。また、漏れ磁束がなくなることで磁気吸引力が消滅
してもモータの回転軸が押圧手段でシャーシ側に付勢さ
れるので、ロータに取り付けられたマグネットがステー
タに接触する等の事故を防止することができる。
【0038】なお、ロータケースとシャーシとのギャッ
プにマグネットの漏れ磁束を発生させないように、ロー
タケースの底面部全体を覆う環状のシールド材を取り付
けることで、部品を変更することなく実施することがで
きる。また、ロータケースの肉厚をマグネットの磁束に
対して飽和しないように厚くすることで、シールド材を
ロータケースに貼着する必要がなく容易に組み立てるこ
とができる。さらに、マグネットのシャーシと対向する
面の着磁率を下げることで、部品を変更することも組立
の作業を変更する必要もなく容易に実施することができ
る。
【0039】また、押圧手段とモータの回転軸の間に耐
摩耗部材を介在させることで摩耗を防止でき、安定した
回転動作を長期間維持することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るモータの実施例の要部を示す斜
視図である。
【図2】実施例の要部を示す分解斜視図である。
【図3】押え板の構成を示す図である。
【図4】実施例の要部を示す断面図である。
【図5】他の実施例の要部を示す断面図である。
【図6】他の実施例の要部を示す断面図である。
【図7】従来例の要部を示す斜視図である。
【図8】従来例の要部を示す分解斜視図である。
【図9】従来例の要部を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ステータ 10 回転ヨーク 11 プーリ 13 シャフト 14 ロータ 15 ロータケース 16 マグネット 17 シールド板 20 シャーシ 21 軸支持体 22 下ケース 30 上ケース 40 押え板 43,44 保持部 45 係止部 46 スラストワッシャ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 平野 健一 東京都台東区池之端1丁目2番11号 アイ ワ株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ロータとステータが対向して配され、か
    つ、上記ロータのロータケースのマグネットが配された
    面とは逆の面側にシャーシが配されるモータにおいて、 上記マグネットからの上記シャーシ側への磁束の漏れを
    抑制する磁束抑制手段を設けると共に、上記ロータの回
    転軸を上記シャーシ側に付勢する押圧手段を備えること
    を特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 上記磁束抑制手段を、上記ロータケース
    の上記シャーシ側にシールド材を設けて構成したことを
    特徴とする請求項1記載のモータ。
  3. 【請求項3】 上記磁束抑制手段を、上記ロータケース
    の肉厚を上記マグネットの磁束に対して飽和しない程度
    に厚くして構成したことを特徴とする請求項1記載のモ
    ータ。
  4. 【請求項4】 上記磁束抑制手段を、上記マグネットの
    磁束に対して上記ロータケースが飽和しない程度に上記
    マグネットの上記ロータケース側の着磁率を下げて構成
    したことを特徴とする請求項1記載のモータ。
  5. 【請求項5】 上記ロータの回転軸と上記押圧手段との
    間に耐摩耗部材を介在させたことを特徴とする請求項1
    から請求項4のいずれかに記載のモータ。
JP4739994A 1994-03-17 1994-03-17 モータ Pending JPH07264792A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4739994A JPH07264792A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 モータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4739994A JPH07264792A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 モータ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07264792A true JPH07264792A (ja) 1995-10-13

Family

ID=12774043

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4739994A Pending JPH07264792A (ja) 1994-03-17 1994-03-17 モータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07264792A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011030356A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Nissan Motor Co Ltd アキシャルギャップ型モータ
JP2017020918A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 日本電産サンキョー株式会社 モータ、モータ装置および指針式表示装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011030356A (ja) * 2009-07-24 2011-02-10 Nissan Motor Co Ltd アキシャルギャップ型モータ
JP2017020918A (ja) * 2015-07-13 2017-01-26 日本電産サンキョー株式会社 モータ、モータ装置および指針式表示装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3755071B2 (ja) 面移動アクチュエータ
JPH07264792A (ja) モータ
JP2002136092A (ja) ボイスコイルモータ
US20020145351A1 (en) Double sensing face motor structure
JPH0210781Y2 (ja)
JP3641346B2 (ja) 自己保持型ロータリソレノイド
JP2658504B2 (ja) ブラシレスモータ
JP2543853Y2 (ja) モータ
JPH07201126A (ja) ディスク装置のスピンドルモータ
JP3735156B2 (ja) ブラシレスモータ及びモータ用マグネット着磁装置
JP2714165B2 (ja) 回転シリンダ装置
JPH08204254A (ja) モータ
JPH0837756A (ja) モータ
JPH066698Y2 (ja) 偏平モ−タの動力伝達装置
JPH0312042Y2 (ja)
JPH06245462A (ja) モータ
JP2000116039A (ja) モータ
JPH09182356A (ja) モータのスラスト軸受
JPH08182283A (ja) モータ
JP2000078821A (ja) スピンドルモータ及びそれを備えたディスク駆動装置
JPH087462A (ja) フロッピーディスク装置
JPH0666287U (ja) ブラシレスモータのロータ装置
JPS59216458A (ja) Dcモ−タ
JPH03256553A (ja) スピンドルモーター
JPH05290304A (ja) バイアス磁界発生装置