JPH023580Y2 - - Google Patents

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JPH023580Y2
JPH023580Y2 JP11254883U JP11254883U JPH023580Y2 JP H023580 Y2 JPH023580 Y2 JP H023580Y2 JP 11254883 U JP11254883 U JP 11254883U JP 11254883 U JP11254883 U JP 11254883U JP H023580 Y2 JPH023580 Y2 JP H023580Y2
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case
coil bobbin
coil
bearing
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JP11254883U
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Description

【考案の詳細な説明】 〔技術分野〕 本考案はセグメント式表示装置に用いる磁気反
転式表示素子に関するものである。
〔背景技術〕
従来、片面のみに表示を施こし、あるいは表裏
の表示を異にした反転自在な表示板を複数枚並
べ、これら表示板の表裏の組合せにより種々異な
る数字や文字を表示するようにしたセグメント式
の表示装置が使用されている。この種の表示装置
として、各ケースの開口部近傍に反転自在に支持
される各表示板に磁石を埋込み、ケース内に設け
た電磁石からなる磁気駆動手段で反転駆動させる
ものが提案されている。磁気駆動手段は各表示板
ごとに設けられるものであり、表示板とその軸受
と磁気駆動手段およびケースとで各表示板ごとに
独立した表示素子が構成される。
かかる表示素子にあつては表示板をその軸受に
容易にかつ確実に支持せねばならないが、構成部
材を少なくしてこれを満足させることは意外に困
難なことであつた。すなわち支持を容易にするべ
く軸受部の剛性を小さくすると支持した後わずか
の振動で表示板が脱落するおそれがあつたり軸受
間隔の寸法がばらついて表示板のがたも一定量に
おさまらず動作に悪影響を及ぼし、一方支持を確
実にするべく軸受部の剛性を大きくすると表示板
を支持させる作業の能率が低下する。
〔考案の目的〕
本考案は表示板の支持が容易に行え、しかも支
持した後は表示板が確実に支持されて動作が良好
な磁気反転式表示素子を提供するにある。
〔考案の開示〕
本考案の磁気反転式表示素子は、磁気駆動手段
を構成するコイルボビンにはその両端のつば部か
ら一対の対向片を径方向に延設しこれら対向片の
先端に表示板を支持する軸受と係合凸部とを形成
し、ケースの開口部には前記係合凸部が嵌入する
係合凹部を形成したものである。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図乃至第6図に示す。
図において、1は磁気反転式表示素子であり、7
個が1組となつて1文字を表示するように配置さ
れている。各表示素子1は、前面が開口部である
箱形のケース2と、のケース2内に対向線方向に
収容される磁気駆動手段を構成するコイルボビン
3と表示板4とを有する。
コイルボビン3は、筒部3aの両端に基端部分
がつばとなる一対の対向片3bを設け、対向片3
bの先端に表示板4を支持する軸受5と断面形状
が実質的に三角形をなす係合凸部6とを形成して
ある。この係合凸部6の断面形状はケース2の角
部が頂角となる二等辺三角形を基本形としている
が二等辺三角形の両底角近傍以外は加工上の要求
等により頂角部を切欠く等適宜の変更が可能であ
る。対向片3bの基端には外面に弾性係止片7を
一体に設け、かつ端子金具8を取付ける。端子金
具8は筒部3aに巻回されたコイル9と接続す
る。端子金具8はケース2の底壁の穴から外部へ
突出する。弾性係止片7はケース2の側壁底部に
設けられた係合穴10に係合し、コイルボビン3
の抜け止めを行なう。
コイルボビン3の筒部3aには、一対のL形ス
テータ11の横片部分が両端から重なり状態には
めこまれて装着される。L形ステータ11の立片
部分はコイルボビン3の対向片3bの外面に沿つ
て延び、その先端が軸受5の近傍に位置する。こ
の先端は対向片3bの外面先端に設けられた位置
決め溝21に嵌入する。また、対向片3bの外面
にはこの対向片3bが外側へ撓んだ状態でL形ス
テータ11の立片部分が遊嵌する逃げ溝12(第
4図)が形成されている。逃げ溝12は対向片3
bの先端側へ漸次深くなつている。L形ステータ
11の立片部分は途中で段部11aを設けてその
上側部分と、下側部分とを厚さ1/2だけずらせて
ある。これにより、両L形ステータ11の横片部
分を互いに重ねながら、両L形ステータ11の立
片部分の先端の厚さ中心が両者とも軸受5に一致
するようにしてある。これら、コイルボビン3、
コイル9、L形ステータ11とにより磁気駆動手
段を構成する。
表示板4はケース2の前面開口部にそれを塞ぐ
ようにして遊嵌するひし形に形成され、対角線部
分に突設された支軸13でコイルボビン3の軸受
5に反転自在に支持されている。表示板4は表面
の一部に白色等の表示部4a(第1図)を設け、
表面の他の部分と裏面を黒色等にしてある。表示
部4aは印刷あるいは別部材の貼付けなどにより
設けられている。表示板4にはステータ11の先
端と略対向する位置に磁石14を埋込んである。
磁石14は軸受5の中心から若干ずらせてある。
また、表示板4の両側の磁石14は、逆いに極性
が反対となる向きに取付けてある。また、コイル
ボビン3の対向片3bの先端に形成した係合凸部
6の前面側には、表示板4の回動角度を180゜の範
囲に規制するストツパ部15(第4図)を設けて
ある。
ケース2はその内部にコイル9を巻回したコイ
ルボビン3に装着されたL形ステータ11の先端
が磁石14に略対向して位置するよう磁気駆動手
段を収容するのであるが、ケース2の開口部には
コイルボビン3の係合凸部6が嵌入する係合凹部
16が形成してあり、ケース2にコイルボビン3
を挿入していくとこの係合凸部6が係合凹部16
に嵌入し弾性係止片7が係合穴10に係合するこ
とにより確実に磁気駆動手段を収容する。
このように構成したため、コイル9に通電する
ことにより、ステータ11と表示板4の磁石14
とが作用し合い、電流の方向を変えることにより
表示板4が反転したり元に戻つたりする。この場
合に、組立に際しては、L形ステータ11を用
い、このL形ステータ11をコイルボビン3の両
側からはめこむようにしているので、従来のよう
にコイルボビンに挿入する鉄心と磁石対向用のス
テータとを別体に設けたものと異なり、接合作業
が不要で組立性が良い。しかも、部品点数が減
る。また、L形ステータ11を用いているので、
左右同一部品とすることができ、部品種類数が減
る。そのため、組み違いを生じることがない。2
枚のL形ステータ11は互いに重ね合せるが、段
部11aを設けてあるので、左右同一のものとし
ても、その先端の厚さ中心を一致させることがで
きる。
つぎに表示板4の支持について説明すると、軸
受5に挿入するにはコイルボビン3の対向片3b
を外側へ撓ませるのであるが、この対向片3bが
長く延設してあるので簡単に撓むし、またL形ス
テータ11を先に装着しておいても対向片3bは
逃げ溝21の深さHだけは簡単に撓むので、支持
が容易に行える。このように表示板4を支持した
コイルボビン3をケース2に挿入して収容すると
係合凸部6が係合凹部16に嵌入されることによ
り、以後は対向片3bはケース2により撓みが規
制されるので、表示板4が脱落することがないば
かりでなく軸受間隔の寸法もばらつくことがなく
表示板4のがたも一定量におさまつてその動作が
良好となる。また端子金具8に外力が加わつても
ケース2によつて外力が負担されコイルの断線が
生じにくい。
さらに、コイルボビン3の対向片3bの先端に
設けたストツパー部15は軸受5と同一部材に形
成されるので、表示板4の静止位置のばらつきを
少なくできて、表示装置全体の平面度が向上させ
られ、しかも磁石14とステータ11の先端との
距離のばらつきも小さくなるので反転駆動特性が
安定し、そのうえ表示板4a以外と当接させ得る
ので、表示部4aの損傷や汚れを防ぐことができ
る。
〔考案の効果〕
本考案は、上述したようにコイルボビンにはそ
の両端のつば部から一対の対向片を径方向に一体
に延設し、これら対向片の先端に表示板を支持す
る軸受と断面形状が実質的に三角形をなす係合凸
部とを形成し、ケースの開口部には係合凸部が嵌
入する係合凹部を形成したので、表示板の支持が
容易に行え、しかも支持した後は表示板が確実に
支持されて動作が良好な磁気反転式表示素子を提
供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例の磁気反転式表示素
子を用いたセグメント式表示装置の平面図、第2
図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第3図は
その縦断側面図、第4図はその分解斜視図、第5
図はその部分断面図、第6図はその前面から見た
平面図である。 1……磁気反転式表示素子、2……ケース、3
……コイルボビン、4……表示板、5……軸受、
6……係合凸部、9……コイル、11……ステー
タ、14……磁石、16……係合凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 前面が開口部であるケースと、磁石を設け前記
    開口部近傍に反転自在に支持される表示板と、前
    記ケース内に設けられてコイルを巻回したコイル
    ボビンに装着されたステータの先端が前記磁石に
    略対向して位置する磁気駆動手段とを備えた磁気
    反転式表示素子において、前記コイルボビンには
    その両端のつば部から一対の対向片を径方向に一
    体に延設しこれら対向片の先端に前記表示板を支
    持する軸受と断面形状が実質的に三角形をなす係
    合凸部とを形成し、前記ケースの開口部には前記
    係合凸部が嵌入する係合凹部を形成してなる磁気
    反転表示素子。
JP11254883U 1983-07-20 1983-07-20 磁気反転式表示素子 Granted JPS6021775U (ja)

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JP11254883U JPS6021775U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 磁気反転式表示素子

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JP11254883U JPS6021775U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 磁気反転式表示素子

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Publication Number Publication Date
JPS6021775U JPS6021775U (ja) 1985-02-14
JPH023580Y2 true JPH023580Y2 (ja) 1990-01-26

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JP11254883U Granted JPS6021775U (ja) 1983-07-20 1983-07-20 磁気反転式表示素子

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US20100219363A1 (en) * 2006-08-14 2010-09-02 Borgwarner Inc. Low force anti sticking throttle valve

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JPS6021775U (ja) 1985-02-14

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