JPH062461Y2 - 時計用モ−タのステ−タ支持構造 - Google Patents

時計用モ−タのステ−タ支持構造

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JPH062461Y2
JPH062461Y2 JP11273884U JP11273884U JPH062461Y2 JP H062461 Y2 JPH062461 Y2 JP H062461Y2 JP 11273884 U JP11273884 U JP 11273884U JP 11273884 U JP11273884 U JP 11273884U JP H062461 Y2 JPH062461 Y2 JP H062461Y2
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JP
Japan
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stator
positioning
rotor
hole
holes
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Application number
JP11273884U
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English (en)
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JPS6127479U (ja
Inventor
哲郎 鈴木
茂 下薗
Original Assignee
株式会社精工舎
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、時計用モータのステータ支持構造に関するも
のである。
[従来の技術] 従来から、時計の小型化を実現するため、時計用モータ
と時計輪列中の一つの歯車とを重ね合せ、この歯車をス
テータで直接軸受けしたり、あるいはステータに孔を設
け、この孔を歯車の軸が貫通して地板で軸受けしてい
た。またステータには、ステータの位置決め用孔部が穿
設してあり、位置決めするには少なくとも二か所にこの
孔部が必要であった。
[解決しようとする課題] このように従来のステータには、歯車の軸が貫通する孔
と位置決め用の二つの孔の少なくとも三か所の孔部が必
要であるため、この孔の数が多くなれば、それだけ磁束
の通る方向が複雑に変化し、磁気効率の上で好ましいも
のではなかった。
そこで本考案の目的は、ステータの磁気効率を向上する
ことが可能なステータの支持構造を提供することにあ
る。
[課題を解決するための手段] 本考案の特徴は、ステータには、その中央部にロータ用
孔と、このロータ用孔の両側に位置するステータ位置決
め用の孔部とが穿設してあり、 上、下の地板の一方には、上記位置決め用の両孔部に嵌
合する位置決め突部が突設してあり、上記ステータは、
この位置決め突部に嵌合した状態で上記両地板の一方に
配置してあり、上記位置決め突部には、時計輪列中の一
つの歯車の軸を軸受けする軸受孔が形成してあるところ
にある。
[作用] このように位置決め突部には、時計輪列中の一つの歯車
の軸を軸受けする軸受孔が形成してあるので、位置決め
と軸受けの二つの作用を果し、その分ステータに穿設す
る孔部は少なくなる。
[実施例] 以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。第2図
において、下地板1aと上地板1bとが対向して配置し
てあり、それによって時計機械体のケースになってい
る。上、下地板1a,1bの間には時計輪列3などが配
設してあり、さらにこの時計輪列3を駆動する時計用モ
ータ2が第1図において下地板1aの下側壁に近接して
配設してあり、さらに左上隅には駆動回路4が、右上隅
には電池収納部5がそれぞれ配設してあるものである。
時計用モータ2は、ステータ6と、コイル9の巻芯部7
と、永久磁石ロータ10とによって構成されている。巻
芯部7にはボビン8a,8bが取付けてあり、両ボビン
間にはコイル9が巻回してあり、下地板1aの下側壁に
近接した位置に、この地板の全幅に近い長さで平行に配
置してあるものである。
巻芯部7の両端部には、ステータ6がステータ鋲6a,
6aで連結してあり、このステータは巻芯部7の内側に
位置している。なおステータ6がステータ鋲6aで連結
している構成は、第4図に具体的に図示しているもので
ある。
ステータ6の中央部には、永久磁石ロータ10を収容す
るロータ用孔6bが穿設してあり、このロータがこの孔
内に所定の間隔をもって位置している。このロータ10
は、第2図に示すように、下地板1aと上地板1bとに
よって軸受けしてある。
次にステータ6の支持構造について説明する。第2図に
おいて、ステータ6は、下地板1aの内面に配置してあ
るものであるが、このステータには、ロータ用孔6bの
両側には、同一孔径の位置決め用の孔部11(第2
図),12(第1図)が設けてある。位置決め用の孔部
11,12は、ロータ用孔6bに対して対称位置に穿設
することによって、ステータの左右反転使用が可能で、
またロータ10に両側から均等な磁力が作用し、このロ
ータの回転動作を安定かつ円滑に回転させることができ
るものである。
下地板1aの内面には、位置決め突部13,15が穿設
してあり、この突部は、ステータ6の位置決め用の孔部
11,12に嵌合し、ステータの位置決めをするもので
ある。
そして一方の突部13には、第2図示のように、軸受孔
13aが形成してあり、時計輪列3中の一つの駆動歯車
14の軸の下端を軸受けしており、この軸の上端は上地
板1bにより軸受けしてある。
また第3図示のように、上地板1bには突出部16が一
体的に垂設してあり、ステータ6に当接または近接して
いるものである。これによって外部からの衝撃に対し
て、長いステータ6の撓みを防止しているものである。
第1図示のように、巻芯部7の角部を支持するために、
下地板に内面には、台部17a,17bが形成してあ
る。
時計輪列3は、永久磁石ロータ10のロータカナ10a
から駆動歯車14を介して通常の輪列のように、二番車
18、分針車19に伝達され、日の裏車20を介して時
針車21に伝えられ、分針19a、時針21aが駆動さ
れる。針回しカナ22は、日の裏車20に噛合してい
る。
また駆動回路4は回路基板23上に形成してあり、集積
回路24、水晶振動子25を有し、また電池収納室5に
収容される電池のプラス接片26、マイナス接片27が
所定位置に接続してある。
[効果] 本考案によれば、ステータの位置決め用の孔部に嵌合す
る位置決め突部に軸受孔が形成してあるため、この突部
によってステータの位置決めと時計輪列の一つの歯車の
軸受けの二つの作用をする。したがって、その分ステー
タに穿設される孔部の数は少なくなり、そのため磁気効
率が向上する。またステータは外部の衝撃による変形が
防止される。
【図面の簡単な説明】
第1図は平面図、第2図は拡大展開断面図、第3図はス
テータの位置決め部の拡大断面図、第4図はステータと
巻芯部との連結部の拡大断面図である。 1a…下地板、 1b…上地板、 6…ステータ、 6b…ロータ用孔、 10…永久磁石ロータ、 11,12…ステータ位置決め用の孔部、 13,15…位置決め用の突部、 13a…軸受部、 14…歯車、 16…突出部。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】永久磁石ロータとステータとコイルが巻回
    してある巻芯部とによって構成され、上下1対の地板間
    に配設してある時計輪列を駆動する時計用モータにおい
    て、 上記ステータには、その中央部に上記永久磁石ロータを
    配置するロータ用孔と、このロータ用孔の両側にステー
    タ位置決め用の孔部とが穿設してあり、 上記両地板の一方には、上記位置決め用の両孔部に嵌合
    する位置決め突部が突設してあり、 上記ステータは、この位置決め突部に嵌合した状態で上
    記地板の一方に配置してあり、 上記位置決め突部には、上記時計輪列中の一つの歯車の
    軸の一端を軸受する軸受孔が形成してあり、 上記地板の他方には、上記ステータと当接または近接す
    る突出部が形成してある ことを特徴とする時計用モータのステータ支持構造。
  2. 【請求項2】実用新案登録請求の範囲第1項において、
    ステータ位置決め用の孔は、ロータ用孔に対して対称位
    置にあり、かつ同一孔径のものである ことを特徴とする時計用モータのステータ支持構造。
JP11273884U 1984-07-25 1984-07-25 時計用モ−タのステ−タ支持構造 Expired - Lifetime JPH062461Y2 (ja)

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JPS6127479U JPS6127479U (ja) 1986-02-19
JPH062461Y2 true JPH062461Y2 (ja) 1994-01-19

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