JPS582143Y2 - 小型電動機の回転子 - Google Patents
小型電動機の回転子Info
- Publication number
- JPS582143Y2 JPS582143Y2 JP1977011685U JP1168577U JPS582143Y2 JP S582143 Y2 JPS582143 Y2 JP S582143Y2 JP 1977011685 U JP1977011685 U JP 1977011685U JP 1168577 U JP1168577 U JP 1168577U JP S582143 Y2 JPS582143 Y2 JP S582143Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic pole
- rotor
- electric motor
- small electric
- regulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は交互に配設した上下の磁極の間隔を規制部に
よって規定した小型電動機の回転子に関する。
よって規定した小型電動機の回転子に関する。
インダクター型の小型電動機の回転子は、永久磁石を上
下から磁極板で挟持して構成するものと、直接磁性体の
周縁を異極に交互に多極に着磁して形成されたものが知
られている。
下から磁極板で挟持して構成するものと、直接磁性体の
周縁を異極に交互に多極に着磁して形成されたものが知
られている。
上記前者は、後者に比べて磁性体の両面に面着磁をする
ため、着磁の簡易さおよび着磁量のバラツキが少なく、
また磁極板で挟み込むので、着磁された永久磁石の外形
に対し比較的多くの磁極を形成することができるが、そ
の反面、磁極板を必要とし、部品点数が増加するととも
に、上下の磁極板のラジアル方向の位置決めを精度よく
、シかも効率的におこなうことが難しく、磁極間隔をあ
らかじめ定め、接着剤で固定して位置決めがなされてい
るので組立作業性の点で非常に非能率なものであった。
ため、着磁の簡易さおよび着磁量のバラツキが少なく、
また磁極板で挟み込むので、着磁された永久磁石の外形
に対し比較的多くの磁極を形成することができるが、そ
の反面、磁極板を必要とし、部品点数が増加するととも
に、上下の磁極板のラジアル方向の位置決めを精度よく
、シかも効率的におこなうことが難しく、磁極間隔をあ
らかじめ定め、接着剤で固定して位置決めがなされてい
るので組立作業性の点で非常に非能率なものであった。
本考案は磁極の間隔を規制する断面Ｕ字形の突起状規制
部を規制板に設け、規制板を磁極板の側方に配設して上
記欠点を解決した小型゛電動機の回転子を提案するもの
である。
部を規制板に設け、規制板を磁極板の側方に配設して上
記欠点を解決した小型゛電動機の回転子を提案するもの
である。
以下図示の実施例によって本考案を説明する。
第１図、第２図はインダククー型小型電動機で、下側の
ケース１の内部に回転子５．２番歯車２．３番歯車３．
４番歯車４が軸受され、ケース１の上方には界磁コイル
６を取付けた界磁コア７が載せられ、さらにその上方に
上側のケース８が載せられて、界磁コア７を挾んでケー
ス１と８がビス９で固定されている。
ケース１の内部に回転子５．２番歯車２．３番歯車３．
４番歯車４が軸受され、ケース１の上方には界磁コイル
６を取付けた界磁コア７が載せられ、さらにその上方に
上側のケース８が載せられて、界磁コア７を挾んでケー
ス１と８がビス９で固定されている。
上記ケース１の内部には２番歯車２．３番歯車３および
回転子５の軸１２．１３．１５１．が植設されるととも
に、４番歯車４が軸受される透孔１４が穿設されている
。
回転子５の軸１２．１３．１５１．が植設されるととも
に、４番歯車４が軸受される透孔１４が穿設されている
。
上記各歯車２．３．４はそれぞれ大歯車とピニオンが一
体に形成され、２番歯車２の回転が４番歯車４に伝達さ
れ、４番歯車４のピニオン４１は、ケース１外に突出さ
れて出力歯車４１が構成されている。
体に形成され、２番歯車２の回転が４番歯車４に伝達さ
れ、４番歯車４のピニオン４１は、ケース１外に突出さ
れて出力歯車４１が構成されている。
上記軸１２．１３および４番歯車４の軸上端は界磁コア
７にあけた孔に挿通され、回転子５の軸１５は、界磁コ
ア７の界磁孔を貫通してケース８にあけた穴に挿通保持
されている。
７にあけた孔に挿通され、回転子５の軸１５は、界磁コ
ア７の界磁孔を貫通してケース８にあけた穴に挿通保持
されている。
上記回転子５は、第３図、第４図のように規制板５１上
に下側磁極板５２、永久磁石５３、上側磁極板５４の順
に積み重ね、規制板５１のボス部５１ａ上端にカラー５
５を固定して重合されている。
に下側磁極板５２、永久磁石５３、上側磁極板５４の順
に積み重ね、規制板５１のボス部５１ａ上端にカラー５
５を固定して重合されている。
上記下側の磁極板５２と上側の磁極板５４にそれぞれ屈
曲形成された磁極５２ａと５４ａの間隔は、規制板５１
上面に設けた外方に開口された断面Ｕ字形の突起状規制
部５１ｂの外周が、下側磁極板５２の相隣れる磁極５２
ａ間の切欠５２ｂに第５図のように嵌合され、規制部５
１ｂの凹部に上側磁極板５４の磁極５４ａの一片が挿入
されて上下の磁極板５２．５４の位置決めがなされる。
曲形成された磁極５２ａと５４ａの間隔は、規制板５１
上面に設けた外方に開口された断面Ｕ字形の突起状規制
部５１ｂの外周が、下側磁極板５２の相隣れる磁極５２
ａ間の切欠５２ｂに第５図のように嵌合され、規制部５
１ｂの凹部に上側磁極板５４の磁極５４ａの一片が挿入
されて上下の磁極板５２．５４の位置決めがなされる。
Ｕ字形の突起状規制部５１ｂの肉厚は、あらかじめ設定
された磁極５２ａと磁極５４ａの間隔寸法にあわせて定
めるとよい。
された磁極５２ａと磁極５４ａの間隔寸法にあわせて定
めるとよい。
第４図ではＵ字形規制部５１ｂが規制板５１上に３個設
けられているが、１個の規制部５１ｂによって位置決め
をおこなってもよい。
けられているが、１個の規制部５１ｂによって位置決め
をおこなってもよい。
上記のように構成された回転子５は、上記の通り軸１５
に遊挿され、磁極を界磁コア７の界磁極に臨ませて回転
される。
に遊挿され、磁極を界磁コア７の界磁極に臨ませて回転
される。
回転子５の回転は、規制板５１の下面に一体に形成した
ピニオン５１ｃを上記２番歯車２の大歯車に噛合せ、３
番歯車３．４番歯車４を介して出力歯車４１に伝達され
る。
ピニオン５１ｃを上記２番歯車２の大歯車に噛合せ、３
番歯車３．４番歯車４を介して出力歯車４１に伝達され
る。
第２図の２番歯車２上に併設した部材２ａは、回転子５
が設定方向と逆方向に起動回転したとき周知のように、
ピニオン５１ｃの上部に設けられたストッパーに度当り
し、回転子５の回転を停止させ、正方向に回転させる逆
転防止部材である。
が設定方向と逆方向に起動回転したとき周知のように、
ピニオン５１ｃの上部に設けられたストッパーに度当り
し、回転子５の回転を停止させ、正方向に回転させる逆
転防止部材である。
本考案は、上記のように、規制板に設けられた軸方向に
延びた断面Ｕ字形の突起状規制部の外周及び凹部で、両
磁極板の位置決めがなされるので、規制板上に磁極を規
制部に係合させながら、組立てれば、回転子の磁極板の
位置決め、特に従来回転子において非常に困難であった
ラジアル方向の位置決めをも極めて容易にかつ精度良く
行なうことができる。
延びた断面Ｕ字形の突起状規制部の外周及び凹部で、両
磁極板の位置決めがなされるので、規制板上に磁極を規
制部に係合させながら、組立てれば、回転子の磁極板の
位置決め、特に従来回転子において非常に困難であった
ラジアル方向の位置決めをも極めて容易にかつ精度良く
行なうことができる。
又規制部は断面Ｕ字形であるため、規制部の厚みが薄く
ならざるを得ないこの種の小型電動機の回転子の磁極板
の規制部にあっても、倒れたり、折れたりすることがほ
とんどなくなる。
ならざるを得ないこの種の小型電動機の回転子の磁極板
の規制部にあっても、倒れたり、折れたりすることがほ
とんどなくなる。
図面は本考案小型電動機の回転子の一実施例を示すもの
で、第１図は小型電動機の側面図、第２図は小型電動機
の分解斜視図、第３図は回転子の側面図、第４図は回転
子の分解斜視図、第５図は磁極と規制部の配置説明図で
ある。 １．８・・・・・・ケース、２，３，４，４１．５１ｃ
・・・・・・歯車、５・・・・・・回転子、５１・・・
・・・規制板、５１ａ・・・・・・ボス部、５１ｂ・・
・・・・規制部、５２・・・・・・下側磁極板、５３・
・・・・・永久磁石、５４・・・・・・上側磁極板、５
２ａ 、５４ａ・・・・・・磁極、７・・・・・・界磁
コア。
で、第１図は小型電動機の側面図、第２図は小型電動機
の分解斜視図、第３図は回転子の側面図、第４図は回転
子の分解斜視図、第５図は磁極と規制部の配置説明図で
ある。 １．８・・・・・・ケース、２，３，４，４１．５１ｃ
・・・・・・歯車、５・・・・・・回転子、５１・・・
・・・規制板、５１ａ・・・・・・ボス部、５１ｂ・・
・・・・規制部、５２・・・・・・下側磁極板、５３・
・・・・・永久磁石、５４・・・・・・上側磁極板、５
２ａ 、５４ａ・・・・・・磁極、７・・・・・・界磁
コア。
Claims (1)
- 周囲に同数個の多数の磁極を屈曲形成した上下２枚の磁
極板により永久磁石を挟持固定するようにした小型電動
機の回転子において、上記磁極板の少くとも一方の側方
に配設された規制板に、磁極に向かって延びる断面Ｕ字
形の突起状規制部を少くとも１ヶ設け、一方の磁極板の
磁極間の切欠を上記規制部の外周に嵌合し、他方の磁極
板の磁極を上記規制部の凹部に挿入したことを特徴とす
る小型電動機の回転子。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977011685U JPS582143Y2 (ja) | 1977-02-04 | 1977-02-04 | 小型電動機の回転子 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977011685U JPS582143Y2 (ja) | 1977-02-04 | 1977-02-04 | 小型電動機の回転子 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS53107109U JPS53107109U (ja) | 1978-08-28 |
| JPS582143Y2 true JPS582143Y2 (ja) | 1983-01-14 |
Family
ID=28826559
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977011685U Expired JPS582143Y2 (ja) | 1977-02-04 | 1977-02-04 | 小型電動機の回転子 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS582143Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5058210U (ja) * | 1973-09-25 | 1975-05-30 |
-
1977
- 1977-02-04 JP JP1977011685U patent/JPS582143Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS53107109U (ja) | 1978-08-28 |
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