JPH0248831Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0248831Y2 JPH0248831Y2 JP18150885U JP18150885U JPH0248831Y2 JP H0248831 Y2 JPH0248831 Y2 JP H0248831Y2 JP 18150885 U JP18150885 U JP 18150885U JP 18150885 U JP18150885 U JP 18150885U JP H0248831 Y2 JPH0248831 Y2 JP H0248831Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnet
- rotor
- yokes
- axial direction
- magnetized
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000004907 flux Effects 0.000 description 2
- 230000003993 interaction Effects 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Shutters For Cameras (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、カメラ用シヤツタの駆動用に適した
小型ステツピングモーターに関する。
小型ステツピングモーターに関する。
例えば、回転子に径5φ程度のマグネツトを用
いた、この種小型ステツピングモーターでは、マ
グネツトに等方性のものを使い、これを径方向に
4極着磁した構造のものが多く用いられていた。
いた、この種小型ステツピングモーターでは、マ
グネツトに等方性のものを使い、これを径方向に
4極着磁した構造のものが多く用いられていた。
即ち、第6〜8図に示すように、径方向に着磁
された等方性のマグネツト1、及びその孔1aに
ホルダー2を介して固定された軸3からなる回転
子4が、図示しない適宜な方法で回転自在に支持
され、周囲に配置されたヨーク5,6のコイル
7,8に、それぞれ、90度位相の異なる波形の電
流を加える事により、回転子4が45度のステツプ
回転をするようになつていた。
された等方性のマグネツト1、及びその孔1aに
ホルダー2を介して固定された軸3からなる回転
子4が、図示しない適宜な方法で回転自在に支持
され、周囲に配置されたヨーク5,6のコイル
7,8に、それぞれ、90度位相の異なる波形の電
流を加える事により、回転子4が45度のステツプ
回転をするようになつていた。
回転子4のマグネツト1を径方向に着磁する構
造では、異方性のマグネツト材料を使用すること
が困難なため、どうしても高出力を得られない難
点があり、又径方向着磁であるがために、マグネ
ツト1の周面に対向してヨーク5,6の界磁面5
a,6aを配置せざるを得ず、したがつて、勢い
ヨーク5,6が周辺に張出し、横巾の広い構造と
なつて、カメラのシヤツタ駆動用として用いる場
合、設置場所に苦労することが多かつた。
造では、異方性のマグネツト材料を使用すること
が困難なため、どうしても高出力を得られない難
点があり、又径方向着磁であるがために、マグネ
ツト1の周面に対向してヨーク5,6の界磁面5
a,6aを配置せざるを得ず、したがつて、勢い
ヨーク5,6が周辺に張出し、横巾の広い構造と
なつて、カメラのシヤツタ駆動用として用いる場
合、設置場所に苦労することが多かつた。
本考案は、以上の諸欠点を克服するためになさ
れたものである。
れたものである。
本考案の小型ステツピングモーターでは、第1
〜5図に示すように、回転子14を構成するもの
して、軸13の方向に異方性をもつ偏平なマグネ
ツト11を使用し、これを軸方向に4極着磁して
用い、又この着磁面11bに対向して界磁面15
a,16aを軸方向に配置し、更にヨーク15,
16全体も軸方向の配置とした。
〜5図に示すように、回転子14を構成するもの
して、軸13の方向に異方性をもつ偏平なマグネ
ツト11を使用し、これを軸方向に4極着磁して
用い、又この着磁面11bに対向して界磁面15
a,16aを軸方向に配置し、更にヨーク15,
16全体も軸方向の配置とした。
軸13の方向に異方性をもつマグネツト11を
用いたため、第5図に示すように、等方性のもの
に較べ、磁束密度が約2倍程高く、従つて、コイ
ル17,18との相互作用による出力も約2倍程
高くなる。又コイル17,18を固定したヨーク
15,16についても、軸方向に配置できるの
で、軸方向には長くなるが、横巾が小さくでき
る。
用いたため、第5図に示すように、等方性のもの
に較べ、磁束密度が約2倍程高く、従つて、コイ
ル17,18との相互作用による出力も約2倍程
高くなる。又コイル17,18を固定したヨーク
15,16についても、軸方向に配置できるの
で、軸方向には長くなるが、横巾が小さくでき
る。
以下第1〜5図に従つて本考案の実施例を説明
する。
する。
回転子14は、軸方向に異方性をもち、4極に
着磁されたマグネツト11に、シヤフトホルダー
12を介して、その軸13が固定されたもので、
図示しない枠体に適宜な方法で回転自在に取付け
られている。マグネツト11の下方には、僅かな
間隙を隔てて界磁面15a,16aが対面した状
態で、磁路を形成するコ字状のヨーク15,16
が配置され、それぞれ一方の腕にコイル17,1
8がボビン19,20に巻回されている。
着磁されたマグネツト11に、シヤフトホルダー
12を介して、その軸13が固定されたもので、
図示しない枠体に適宜な方法で回転自在に取付け
られている。マグネツト11の下方には、僅かな
間隙を隔てて界磁面15a,16aが対面した状
態で、磁路を形成するコ字状のヨーク15,16
が配置され、それぞれ一方の腕にコイル17,1
8がボビン19,20に巻回されている。
この場合、コイル17,18は回転子14が4
極であるため、空間の効率的観点から、ヨーク1
5,16の配置については、第1図に示すよう
に、ハ字状にするのがよい。このようにすること
により、界磁部分をマグネツト11の径から然程
大きくない範囲で収納することが可能である。又
図面では煩雑さを避けるため省略したが、ヨーク
15,16がケースとなる図示しない枠体に適宜
な方法で固着されるのは云う迄もない。
極であるため、空間の効率的観点から、ヨーク1
5,16の配置については、第1図に示すよう
に、ハ字状にするのがよい。このようにすること
により、界磁部分をマグネツト11の径から然程
大きくない範囲で収納することが可能である。又
図面では煩雑さを避けるため省略したが、ヨーク
15,16がケースとなる図示しない枠体に適宜
な方法で固着されるのは云う迄もない。
今、このような配置において、コイル17,1
8に対しそれぞれ90度位相の異なる電流が印加さ
れると、マグネツト11による磁力との相互作用
により、その都度回転子14が45度のステツプで
回転する。
8に対しそれぞれ90度位相の異なる電流が印加さ
れると、マグネツト11による磁力との相互作用
により、その都度回転子14が45度のステツプで
回転する。
この時、マグネツト11が軸方向に異方性であ
ることにより、既に述べた第5図から判るよう
に、磁束密度が高く、約2倍程度の高出力とな
る。
ることにより、既に述べた第5図から判るよう
に、磁束密度が高く、約2倍程度の高出力とな
る。
以上のように本考案の小型ステツピングモータ
ーは、異方性マグネツトを軸方向に着磁した回転
子を用いたから高出力であり、又軸方向へのヨー
クの配置が行い易いため、軸と直角方向への広が
りが少く、カメラ用シヤツタの駆動源として用い
るのに適している。
ーは、異方性マグネツトを軸方向に着磁した回転
子を用いたから高出力であり、又軸方向へのヨー
クの配置が行い易いため、軸と直角方向への広が
りが少く、カメラ用シヤツタの駆動源として用い
るのに適している。
第1〜6図は本考案の小型ステツピングモータ
ーで、第1図は本考案の実施例を一部省略して示
した平面説明図、第2図は第1図を矢印の方向
から見た更に省略の説明図、第3,4図はそれぞ
れマグネツトの平面図、正面図、第5図はマグネ
ツトのB−H曲線図、第6〜8図は、それぞれ、
従来の小型ステツピングモーターの平面図、及び
マグネツトの平面図、正面図である。 1,11……マグネツト、2,12……ホルダ
ー、3,13……軸、4,14……回転子、5,
6,15,16……ヨーク、7,8,17,18
……コイル、19,20……ボビン。
ーで、第1図は本考案の実施例を一部省略して示
した平面説明図、第2図は第1図を矢印の方向
から見た更に省略の説明図、第3,4図はそれぞ
れマグネツトの平面図、正面図、第5図はマグネ
ツトのB−H曲線図、第6〜8図は、それぞれ、
従来の小型ステツピングモーターの平面図、及び
マグネツトの平面図、正面図である。 1,11……マグネツト、2,12……ホルダ
ー、3,13……軸、4,14……回転子、5,
6,15,16……ヨーク、7,8,17,18
……コイル、19,20……ボビン。
Claims (1)
- 回転軸13方向に異方性をもち、この軸方向に
4極着磁された偏平なマグネツト11を含む回転
子14を備え、前記マグネツト11の着磁面に間
隙を隔てて一対のコ字状のヨーク15,16のそ
れぞれの界磁面15a,16aが対向する如く、
かつ軸方向からみて前記ヨーク15,16がハ字
状となる如く配置したことを特徴とするシヤツタ
駆動用の小型ステツピングモーター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18150885U JPH0248831Y2 (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18150885U JPH0248831Y2 (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6289624U JPS6289624U (ja) | 1987-06-08 |
JPH0248831Y2 true JPH0248831Y2 (ja) | 1990-12-21 |
Family
ID=31126440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18150885U Expired JPH0248831Y2 (ja) | 1985-11-27 | 1985-11-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248831Y2 (ja) |
-
1985
- 1985-11-27 JP JP18150885U patent/JPH0248831Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6289624U (ja) | 1987-06-08 |
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