JPS5814051B2 - ジキカイロノチヤクジホウホウ - Google Patents
ジキカイロノチヤクジホウホウInfo
- Publication number
- JPS5814051B2 JPS5814051B2 JP743472A JP347274A JPS5814051B2 JP S5814051 B2 JPS5814051 B2 JP S5814051B2 JP 743472 A JP743472 A JP 743472A JP 347274 A JP347274 A JP 347274A JP S5814051 B2 JPS5814051 B2 JP S5814051B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- magnetic
- cylinder
- hollow cylinder
- voice coil
- coil type
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【発明の詳細な説明】
本発明はボイスコイル型アクチュエータの永久磁石の着
磁方法に関する。
磁方法に関する。
情報処理システムの外部記憶装置である磁気ディスク装
置において磁気ヘッドの位置決め（アクセス）にボイス
コイル型のアクチュエータが使用される事が多い。
置において磁気ヘッドの位置決め（アクセス）にボイス
コイル型のアクチュエータが使用される事が多い。
このアクチュエータ（ボビンにコイルを巻き、このコイ
ルに電流を流して駆動力を得る）に力を発生させるため
には放射状の磁界（場）を作ってやることが必要で、一
般的には永久磁気回路を使用している。
ルに電流を流して駆動力を得る）に力を発生させるため
には放射状の磁界（場）を作ってやることが必要で、一
般的には永久磁気回路を使用している。
磁極集中型の磁気回路の断面形状は第１図に示すように
なっているが、永久的に磁気特性をもたせるためには着
磁する必要がある。
なっているが、永久的に磁気特性をもたせるためには着
磁する必要がある。
従来、このような磁気回路を着磁するためにはこの磁気
回路の１部（第１図の斜線部分）を取り扱いやすいよう
に分解し、これに巻線して電流を流して着磁するかまた
は大きな着磁装置を用いて行っていた。
回路の１部（第１図の斜線部分）を取り扱いやすいよう
に分解し、これに巻線して電流を流して着磁するかまた
は大きな着磁装置を用いて行っていた。
しかしながら分解された磁気回路は開磁路であり、反磁
界のかなり大きいものであるため大きな磁気エネルギー
を保持することができなかった。
界のかなり大きいものであるため大きな磁気エネルギー
を保持することができなかった。
従って最終的に組み上った磁気回路の磁束も満足のいく
ものではなかった。
ものではなかった。
本発明の目的は、上記した従来技術の問題点にかんがみ
、組立てられた状態の部品に対して着磁を行なうことが
でき、着磁を開磁路状態ではなく閉磁路状態の磁心に対
して行なうことにより着磁後の保持磁気エネルギーを犬
ならしめることができ、それにより性能のよいボイスコ
イル型アクチュエータの製造に役立たせることにある。
、組立てられた状態の部品に対して着磁を行なうことが
でき、着磁を開磁路状態ではなく閉磁路状態の磁心に対
して行なうことにより着磁後の保持磁気エネルギーを犬
ならしめることができ、それにより性能のよいボイスコ
イル型アクチュエータの製造に役立たせることにある。
本発明による着磁方法は、一体構成の底部を有する中空
シリンダの内部に前記底部と一体になり該中空シリンダ
との間にエアギャップが形成されるように円柱を結合し
て、ボイスコイル型アクチュエータの磁心を組立て、上
記中空シリンダの外周および上記円柱に、それぞれ着脱
可能な着磁用コイルを配置し、上記着磁用コイルに発生
する磁界の方向が互に反対となるような極性の直流電流
を流し、それにより、上記中空シリンダの一端に構成さ
れる一方の磁極と、上記円柱の一端に構成される磁極が
互に反対の極性となるように着磁することを特徴とする
ボイスコイル型アクチュエータの永久磁石の着磁方法で
ある。
シリンダの内部に前記底部と一体になり該中空シリンダ
との間にエアギャップが形成されるように円柱を結合し
て、ボイスコイル型アクチュエータの磁心を組立て、上
記中空シリンダの外周および上記円柱に、それぞれ着脱
可能な着磁用コイルを配置し、上記着磁用コイルに発生
する磁界の方向が互に反対となるような極性の直流電流
を流し、それにより、上記中空シリンダの一端に構成さ
れる一方の磁極と、上記円柱の一端に構成される磁極が
互に反対の極性となるように着磁することを特徴とする
ボイスコイル型アクチュエータの永久磁石の着磁方法で
ある。
次に図面により本発明の実施例を説明する。
第２図Ａ，Ｂにおいて、本発明の適用される永久磁石は
、一端に磁極Ｎを有するシリンダ状の部材５と、シリン
ダ部材５の底部を構成する円板部材６と、シリンダ部材
５の内部に同心状に、円板部材６に結合され一端に磁極
Ｓを有する円柱部材７とを有し、シリンダ部材５と円板
部材６と円柱部材７とは一体構成である。
、一端に磁極Ｎを有するシリンダ状の部材５と、シリン
ダ部材５の底部を構成する円板部材６と、シリンダ部材
５の内部に同心状に、円板部材６に結合され一端に磁極
Ｓを有する円柱部材７とを有し、シリンダ部材５と円板
部材６と円柱部材７とは一体構成である。
着磁に当ってはシリンダ部材５の外周に着脱可能なコイ
ル１（第３図Ａ）を置き、円柱部材７に着脱可能なコイ
ル２（第３図Ｂ）を挿入し、例えば第２図に示すごとき
極性の直流電流をコイル１及び２に流す。
ル１（第３図Ａ）を置き、円柱部材７に着脱可能なコイ
ル２（第３図Ｂ）を挿入し、例えば第２図に示すごとき
極性の直流電流をコイル１及び２に流す。
コイル１による磁界は第２図のシリンダ部材５の中で左
から右に向い、コイル２による磁界は円柱部材７の中で
右から左に向う。
から右に向い、コイル２による磁界は円柱部材７の中で
右から左に向う。
これらの合成磁界により第２図の形状の磁気回路には図
示のごときＮ極及びＳ極が構成され、両者の間に良好な
放射磁界が得られる。
示のごときＮ極及びＳ極が構成され、両者の間に良好な
放射磁界が得られる。
着磁完了後はコイル１と２とは、永久磁石から外してお
く。
く。
以上説明したごとく、本発明による着磁方法によれば、
組立てられた状態の部品に対して着磁を行なうことがで
き、着磁を開磁路状態ではなく閉磁路状態の磁心に対し
て行なうことにより着磁後の保持磁気エネルギーを大な
らしめることができ、それにより性能のよいボイスコイ
ル型アクチュエータの製造に役立たせることができる。
組立てられた状態の部品に対して着磁を行なうことがで
き、着磁を開磁路状態ではなく閉磁路状態の磁心に対し
て行なうことにより着磁後の保持磁気エネルギーを大な
らしめることができ、それにより性能のよいボイスコイ
ル型アクチュエータの製造に役立たせることができる。
第１図は従来の技術により着磁される永久磁石の断面形
状、第２図Ａは本発明の適用される永久磁石の断面形状
、第２図Ｂは正面形状、第３図Ａ及びＢは着磁用コイル
である。 符号の説明，１，２…コイル。
状、第２図Ａは本発明の適用される永久磁石の断面形状
、第２図Ｂは正面形状、第３図Ａ及びＢは着磁用コイル
である。 符号の説明，１，２…コイル。
Claims (1)
- １ 一体構成の底部を有する中空シリンダの内部に前記
底部と一体になり該中空シリンダとの間にエアギャップ
が形成されるように円柱を結合して、ボイスコイル型ア
クチュエータの磁心を組立て、上記中空シリンダの外周
および上記円柱に、それぞれ着脱可能な着磁用コイルを
配置し、上記着磁用コイルに発生する磁界の方向が互に
反対となるような極性の直流電流を流し、それにより、
上記中空シリンダの一端に構成される一方の磁極と、上
記円柱の一端に構成される磁極が互に反対の極性となる
ように着磁することを特徴とするボイスコイル型アクチ
ュエータの永久磁石の着磁方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP743472A JPS5814051B2 (ja) | 1973-12-28 | 1973-12-28 | ジキカイロノチヤクジホウホウ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP743472A JPS5814051B2 (ja) | 1973-12-28 | 1973-12-28 | ジキカイロノチヤクジホウホウ |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5097899A JPS5097899A (ja) | 1975-08-04 |
| JPS5814051B2 true JPS5814051B2 (ja) | 1983-03-17 |
Family
ID=11558261
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP743472A Expired JPS5814051B2 (ja) | 1973-12-28 | 1973-12-28 | ジキカイロノチヤクジホウホウ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5814051B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523217B2 (ja) * | 1985-09-17 | 1993-04-02 | Indasutori Ab Tsuure |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS5854869Y2 (ja) * | 1976-05-26 | 1983-12-14 | 株式会社日立製作所 | ボイスコイルモ−タ |
-
1973
- 1973-12-28 JP JP743472A patent/JPS5814051B2/ja not_active Expired
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0523217B2 (ja) * | 1985-09-17 | 1993-04-02 | Indasutori Ab Tsuure |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5097899A (ja) | 1975-08-04 |
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