JPS589504Y2 - 永久磁石電動機 - Google Patents
永久磁石電動機Info
- Publication number
- JPS589504Y2 JPS589504Y2 JP1979037098U JP3709879U JPS589504Y2 JP S589504 Y2 JPS589504 Y2 JP S589504Y2 JP 1979037098 U JP1979037098 U JP 1979037098U JP 3709879 U JP3709879 U JP 3709879U JP S589504 Y2 JPS589504 Y2 JP S589504Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- permanent magnets
- magnetic pole
- permanent magnet
- field magnetic
- armature
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は永久磁石電動機、特に所望の特性の永久磁石を
固定界磁として用いることができる永久磁石電動機に関
するものである。
固定界磁として用いることができる永久磁石電動機に関
するものである。
永久磁石を電動機の界磁として用いることは周知であり
、その永久磁石としてはアルニコ、フェライト、希土類
コバルト等多種類存在し、それぞれ磁気特性が異なるも
のである。
、その永久磁石としてはアルニコ、フェライト、希土類
コバルト等多種類存在し、それぞれ磁気特性が異なるも
のである。
又電動機は用途によってそれぞれ要求される特性か異な
り、従って要求される特性に対応した永久磁石を選定す
ることが望ましい。
り、従って要求される特性に対応した永久磁石を選定す
ることが望ましい。
従来はこのように特性が異なる電動機毎に構成が異なる
設計を行なうのが一般的テアッタ。
設計を行なうのが一般的テアッタ。
従って多量生産でない場合はコストが高くなる欠点があ
った。
った。
本考案は、前述の如き従来の欠点を改善したものであり
、”その目的は、界磁磁極の基本構成に対して、要求さ
れる特性に対応した永久磁石を簡単に取付けて永久磁石
界磁を構成し得るようにすることにある。
、”その目的は、界磁磁極の基本構成に対して、要求さ
れる特性に対応した永久磁石を簡単に取付けて永久磁石
界磁を構成し得るようにすることにある。
以下実施例について詳細に説明する。第1図は本考案の
実施例の永久磁石を取付ける前の状態の縦断側面図、第
2図はそのA−A’線に沿った断面図を示すもので、回
転軸1に電機子鉄心2が固定され、その電機子鉄心2に
は電機子巻線3が設けられている。
実施例の永久磁石を取付ける前の状態の縦断側面図、第
2図はそのA−A’線に沿った断面図を示すもので、回
転軸1に電機子鉄心2が固定され、その電機子鉄心2に
は電機子巻線3が設けられている。
その電機子巻線3と回転軸1に固定された面状整流子4
とが接続され、その面状整流子4には刷子5が接触され
ている。
とが接続され、その面状整流子4には刷子5が接触され
ている。
6゜7は端蓋であって、回転軸1を回転可能に支持する
軸受8,9が設けられ、且つ端蓋6,7間に界磁磁極1
0が設けられている。
軸受8,9が設けられ、且つ端蓋6,7間に界磁磁極1
0が設けられている。
界磁磁極10は例えば純鉄粉末を焼結して形成した正多
角柱のものであり、電機子挿入孔は、その正多角形に内
装する径より僅か小さい径のもので、電機子と所定の空
隙が形成される。
角柱のものであり、電機子挿入孔は、その正多角形に内
装する径より僅か小さい径のもので、電機子と所定の空
隙が形成される。
ように選定されている。前述の如き構成を基本としてお
き、要求される電動機特性に応じ、て永久磁石を選定し
、その永久磁石を界磁磁極10の外周面に取付けるもの
である。
き、要求される電動機特性に応じ、て永久磁石を選定し
、その永久磁石を界磁磁極10の外周面に取付けるもの
である。
例えばアルニコ■は、残留磁気B「が10.8KG。
保磁力Hcが6900e、エネルギ積BHmaxが3、
8 MGOeである。
8 MGOeである。
従って空隙磁束密度を大きくすることができる。
又フェライト系永久磁石は、残留磁気Brは比較的小さ
いが保磁力Hcが大きいので、電機子反作用等による減
磁磁界が永久磁石に大きく加えられるような用途に好適
である。
いが保磁力Hcが大きいので、電機子反作用等による減
磁磁界が永久磁石に大きく加えられるような用途に好適
である。
例えばバリウム・フェライトは、Br二4KG。
Hc = 18000e 、 BHmax= 3 MG
Oe であり、又希土類コバルト磁石、特にサマリウム
・コバルト磁石(SmCo5)はBr = 9 KG、
Hc =90000e、BHmax 二20MGOe
で高性能用として適している。
Oe であり、又希土類コバルト磁石、特にサマリウム
・コバルト磁石(SmCo5)はBr = 9 KG、
Hc =90000e、BHmax 二20MGOe
で高性能用として適している。
第3図は界磁磁極の実施例の説明図であり、正多角柱の
界磁磁極10の電機子挿入孔10aは前述の如く正多角
柱に内接する径より僅か小さい径で形成されており、正
多角柱の界磁磁極10の各側面には、それぞれ厚さ方向
に着磁され、且つ互に反対方向に着磁された板状の永久
磁石(11a。
界磁磁極10の電機子挿入孔10aは前述の如く正多角
柱に内接する径より僅か小さい径で形成されており、正
多角柱の界磁磁極10の各側面には、それぞれ厚さ方向
に着磁され、且つ互に反対方向に着磁された板状の永久
磁石(11a。
11bL(11c、11d)、(11e、11f)。
(11g、11h)が並置され、板状の継鉄12が外側
に密着されている。
に密着されている。
又正多角柱の稜を挟んで配置されている永久磁石(11
a、1,1h)。
a、1,1h)。
(11b、11c)、(11d、11e)、(11f。
11g)はそれぞれ同一方向に着磁されている。
従って正多角柱の稜と対向する内周面が磁極となり、実
施例の如く正四角柱の界磁磁極10の場合は4極となる
。
施例の如く正四角柱の界磁磁極10の場合は4極となる
。
又正六角柱の界磁磁極を用いると6極となる。
又正多角柱の外周の一辺にアルニコ系永久磁石、他辺に
フェライト系永久磁石を設けることにより、空隙磁束密
度を太きくし、且つ電機子反作用による減磁を防止する
こともできる。
フェライト系永久磁石を設けることにより、空隙磁束密
度を太きくし、且つ電機子反作用による減磁を防止する
こともできる。
即ち異なる磁気特性の永久磁石を組合せて用いることも
できるものである。
できるものである。
以上説明したように、本考案は、正多角柱の界磁磁極1
0の外周に永久磁石11a〜11hを取付けるものであ
り、外周の平面部に取付けるから永久磁石は製作し易い
長方形のものを用いることができ、着磁も容易であり、
又基本構成の界磁磁極10を多量生産しておいて、使用
目的に応じた永久磁石をそれぞれ選定して取付けること
ができるので、多機種生産のコストを低下することがで
きる。
0の外周に永久磁石11a〜11hを取付けるものであ
り、外周の平面部に取付けるから永久磁石は製作し易い
長方形のものを用いることができ、着磁も容易であり、
又基本構成の界磁磁極10を多量生産しておいて、使用
目的に応じた永久磁石をそれぞれ選定して取付けること
ができるので、多機種生産のコストを低下することがで
きる。
又継鉄12は板状の簡単な構成であって、小型、軽量化
が可能になり、制御機器の作動用として実用上の効果は
非常に太きいものである。
が可能になり、制御機器の作動用として実用上の効果は
非常に太きいものである。
なお本考案は直流電動機のみではなく、例えば電機子回
転型の同期電動機にも適用し得るものである。
転型の同期電動機にも適用し得るものである。
又永久磁石の取付構造は接着剤による以外にも任意の取
付手段を採用することができるもめである。
付手段を採用することができるもめである。
第1図は本考案の実施例の永久磁石取付前の縦断側面図
、第2図は第1図のA−A’線に沿った断面図、第3図
は界磁磁極に永久磁石を取付けた本考案の実施例の説明
図である。 1は回転軸、2は電機子鉄心、10は界磁磁極、10a
は電機子挿入孔、Ila〜11hは永久磁石、12は継
鉄である。
、第2図は第1図のA−A’線に沿った断面図、第3図
は界磁磁極に永久磁石を取付けた本考案の実施例の説明
図である。 1は回転軸、2は電機子鉄心、10は界磁磁極、10a
は電機子挿入孔、Ila〜11hは永久磁石、12は継
鉄である。
Claims (1)
- 正多角柱に内接する径よりも僅か小さい径の電機子挿入
孔を形成した界磁磁極と、該界磁磁極の前記電機子挿入
孔内に回転可能に支持した電機子とを基本構成とし、前
記界磁磁極を構成する正多角柱の各側面にそれぞれ永久
磁石を2個並置して密着させ、該2個の永久磁石はそれ
ぞれ厚さ方向に且つ反対方向に着磁され、正多角柱の稜
を挟んで配置された永久磁石はそれぞれ同一方向lと着
磁され、前記並置された2個の永久磁石の外側に板状の
継鉄を密着させたことを特徴とする永久磁石電動機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979037098U JPS589504Y2 (ja) | 1979-03-22 | 1979-03-22 | 永久磁石電動機 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1979037098U JPS589504Y2 (ja) | 1979-03-22 | 1979-03-22 | 永久磁石電動機 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS552251U JPS552251U (ja) | 1980-01-09 |
JPS589504Y2 true JPS589504Y2 (ja) | 1983-02-21 |
Family
ID=28899516
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1979037098U Expired JPS589504Y2 (ja) | 1979-03-22 | 1979-03-22 | 永久磁石電動機 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS589504Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5921108U (ja) * | 1982-07-30 | 1984-02-08 | 中出商事株式会社 | あり溝を有するシ−ト保持材とパイプとの接合具 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4110724Y1 (ja) * | 1964-11-23 | 1966-05-20 | ||
JPS4914904A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-02-08 |
-
1979
- 1979-03-22 JP JP1979037098U patent/JPS589504Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4110724Y1 (ja) * | 1964-11-23 | 1966-05-20 | ||
JPS4914904A (ja) * | 1972-06-05 | 1974-02-08 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS552251U (ja) | 1980-01-09 |
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