JPS6323741Y2 - - Google Patents

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JPS6323741Y2
JPS6323741Y2 JP1982112466U JP11246682U JPS6323741Y2 JP S6323741 Y2 JPS6323741 Y2 JP S6323741Y2 JP 1982112466 U JP1982112466 U JP 1982112466U JP 11246682 U JP11246682 U JP 11246682U JP S6323741 Y2 JPS6323741 Y2 JP S6323741Y2
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housing
pole
rod
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iron core
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JP1982112466U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、表示部材を電磁石装置によつて反転
駆動させて所望の表示を行なうことのできる磁気
反転表示器に関するものである。
この種の磁気反転表示器の従来例を添付図面の
第1図及び第2図に示している。第1図は、磁気
反転表示器の平面図であり、第2図は、第1図の
A−A線部分断面図である。この従来の磁気反転
表示器は、ハウジング1の上面部に反転しうるよ
うに支持された表示部材としての表示デイスク2
を備えている。この表示デイスクは2は、反転軸
と直交する方向において対向した周辺部にN極及
びS極を有するように磁化されている。この表示
デイスク2を反転駆動させるための電磁石装置
は、ポールピース3及び4を両端に直立するよう
にして接続したヨーク5に駆動コイル6を施して
なつている。第2図によく示されているように、
従来では、ヨーク5に駆動コイル6をまとめて巻
回してこれをハウジング1の内部に配置し、ポー
ルピース3及び4を、ハウジング1の上面部へ突
き出すようにしている。そして、このように上面
部へ突き出たポールピース3及び4の部分に対し
て、表示デイスク2を枢軸部2A及び2Bにて反
転しうるように取り付けた表示デイスク支持枠7
を装着してなつている。この磁気反転表示器で
は、駆動コイル6にある方向の電流を流すとき、
各ポールピース3及び4はそれぞれ上端部にS極
及びN極を発生するように磁化され、相互の磁気
吸引力によつて、表示デイスク2は、第1図及び
第2図に示したように、表示デイスク2の一面を
表示した状態に維持されているが、駆動コイル6
に反対方向の電流を流すときには、各ポールピー
ス3及び4の上端の極性が反転され、相互の磁気
反発力によつて表示デイスク2は、枢軸2A及び
2Bを中心として第1図及び第2図に示した状態
から反転され、反対面を表示するような状態とさ
れるものである。
このような従来の磁気反転表示器は、前述した
ように、両端にポールピース3及び4を直立させ
たヨーク5のまわりに駆動コイル6を巻回してこ
れをハウジング1内に配置しなければならないの
で、手間のかかるものである。また、この種の磁
気反転表示器の各部分の材料のうちポールピース
の材料の価格は、一般に相当高いものであり、ヨ
ーク5の両端に各1つづつ2本のポールピースを
使用しているため、その材料費がかさんでおり、
磁気反転表示器全体の価格が高いものとなつてい
た。表示デイスク2の駆動トルクを増すため駆動
コイル6の巻回数を増そうとすると、ヨーク5に
巻かれてハウジング1内に収納せねばならないこ
とからどうしてもそれだけハウジングを大きなも
のとしなければならず、表示器全体の大きさが増
大してしまい、一方、表示デイスク2の面積はそ
れほど増大できないので、この種表示器の重要な
特性の1つである表示面積率が悪くなつてしまう
ものであつた。
本考案の目的は、前述したような従来の磁気反
転表示器の問題点にかんがみ、組立てが容易で安
価でしかも表示面積率を向上させうるような構造
の磁気反転表示器を提供することである。
本考案による磁気反転表示器は、ハウジング
と、該ハウジングの上面部のほぼ中心に反転しう
るように支持され該反転軸と直交する方向におい
て対向した周辺部にN極及びS極をそれぞれ有す
る表示デイスクと、前記ハウジングのほぼ中心に
沿って前記上面部の方へ延び前記上面部にて前記
表示デイスクの前記N極又はS極に対向する位置
へと延びるように湾曲された棒状鉄心と、該棒状
鉄心の前記ハウジングの中心に沿って延びる部分
のまわりに巻かれ前記棒状鉄心を磁化するための
駆動コイルとを備えており、前記ハウジングは、
上部フランジ、下部フランジ及び中心軸孔を有す
るコイルボビンの形状に形成されており、前記棒
状鉄心は、前記ハウジングの中心に沿って延びる
部分が前記ハウジングの中心軸孔に挿入され且つ
前記N極又はS極に対向する位置へと延びる部分
が前記ハウジングの上部フランジ上に配置される
ようにして、前記ハウジングに取り付けられてお
り、前記ハウジングの上部フランジ上には、前記
棒状鉄心の前記N極又はS極に対向する位置へと
延びる部分に対向した棒状支持部材が設けられて
おり、前記棒状鉄心の前記N極又はS極に対向す
る位置へと延びる部分と前記棒状支持部材とに対
して、前記表示デイスクを反転しうるように支持
した表示デイスク支持枠が装着され、前記ハウジ
ングの前記上部フランジと前記下部フランジとの
間の部分に、前記駆動コイルが巻かれており、前
記下部フランジには、前記駆動コイルへの接続用
端子が取り付けられていることを特徴とする。
次に、添付図面の第3図から第7図に基づいて
本考案の実施例について本考案を詳細に説明す
る。
第3図は、本考案の一実施例としての磁気反転
表示器をセツト状態で示す斜視図であり、第4図
は第3図の磁気反転表示器の平面図、第5図はそ
の側面図、第6図は、第4図のB−B線断面図、
第7図は第5図のC−C線断面図である。この実
施例の磁気反転表示器は、上部フランジ11、下
部フランジ12及び中心軸孔13を有するコイル
ボビンの形状に形成されたハウジング10を備え
ている。このハウジング10の上部フランジ11
には、棒状支持部材14が直立するようにして一
体的に形成されている。ハウジング10の中心軸
孔13には、棒状鉄心20の一端が挿入され、こ
の棒状鉄心20の上端は、第6図によく示される
ように、棒状支持部材14に対して対角線的に対
向する位置に配置されるように湾曲されている。
このようにして、ハウジング10の上部フランジ
11上に直立した棒状支持部材14と棒状鉄心2
0の上端部に対して、表示デイスク支持枠30が
装着されている。この表示デイスク支持枠30に
は、表示デイスク40がその枢軸40A及び40
Bにて反転しうるようにして支持されている。
ハウジング10の上部フランジ11と下部フラ
ンジ12との間の部分には、棒状鉄心20を磁化
するための駆動コルイ50が巻回されている。こ
の駆動コイル50の周囲は、絶縁テープ51によ
つて保護されている。ハウジング10の下部フラ
ンジ12には、接続用端子61,62,63及び
64が取り付けられており、接続用端子61及び
62には、駆動コイル50からのセツト用リード
線52及び53がそれぞれハンダ付け等によつて
接続されるようになつており、接続用端子63及
び64には、駆動コイル50からのリセツト用リ
ード線54及び55がそれぞれハンダ付け等によ
つて接続されるようになつている。
この実施例の磁気反転表示器では、接続用端子
61及び62を介して駆動コイル50へセツト用
電流を加えるとき、棒状鉄心20の上端部は、S
極となるように磁化されるので、第3図、第4図
及び6図に示されたように、反転軸に直交する方
向において対向してN極及びS極を有した表示デ
イスク40は、そのN極が棒状鉄心20の上端部
の方へ磁気的に吸引された状態に維持される。こ
のセツト状態にて、接続用端子63及び64を介
して駆動コイル50へリセツト用電流を加えると
き、棒状鉄心20の上端部の極性が反転され、相
互の磁気反発力によつて表示デイスク40は、枢
軸40A及び40Bを中心として反転され、表示
面を表示させた状態にされ、その状態に維持され
る。
本考案の磁気反転表示器は、材料費の高い鉄心
としては1本の棒状鉄心のみでよいので、鉄心の
価格を大幅に低減でき、従つて、磁気反転表示器
全体の価格を大幅に低減できる。また、本考案の
磁気反転表示器の構造では、駆動コイルは、棒状
鉄心の単純な棒状部のまわりに施せばよいので、
そのための手間が非常に簡単になる。また、前述
した実施例の如く、ハウジングをコイルボビンの
形状とすれば、このコイルボビンに駆動コイルを
巻回しておいて、そのコイルボビンの中心軸孔へ
棒状鉄心を差し込むだけでよいので、その組み立
ては、一層簡単、容易なものとされる。更にま
た、棒状鉄心の単純な棒状部のまわりには、相当
量の巻線を施すことのできるスペースが与えられ
ているので、表示デイスクの駆動トルクを増すた
め駆動コイルの巻回数を増してもハウジングの外
形を増さずにすむので、ハウジングに対して表示
デイスクの面積をできるだけ大きくできるので、
表示面積率を増大させることが可能である。その
上、表示デイスク支持枠は、棒状鉄心の上端を利
用することによつて、装着されうるので、構造及
び組み立てがさらに簡単なものとされている。
【図面の簡単な説明】
添付図面の第1図は、磁気反転表示器の従来例
を示す平面図、第2図は第1図のA−A線部分断
面図、第3図は本考案の一実施例としての磁気反
転表示器をセツト状態で示す斜視図、第4図は第
3図の磁気反転表示器の平面図、第5図は第3図
の磁気反転表示器の側面図、第6図は第4図のB
−B線断面図、第7図は第5図のC−C線断面図
である。 10……ハウジング、11……上部フランジ、
12……下部フランジ、13……中心軸孔、14
……棒状支持部材、20……棒状鉄心、30……
表示デイスク支持枠、40……表示デイスク、4
0A,40B……枢軸、50……駆動コイル、6
1,62,63,64……接続用端子。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ハウジングと、該ハウジングの上面部のほぼ中
    心に反転しうるように支持され該反転軸と直交す
    る方向において対向した周辺部にN極及びS極を
    それぞれ有する表示デイスクと、前記ハウジング
    のほぼ中心に沿って前記上面部の方へ延び前記上
    面部にて前記表示デイスクの前記N極又はS極に
    対向する位置へと延びるように湾曲された棒状鉄
    心と、該棒状鉄心の前記ハウジングの中心に沿っ
    て延びる部分のまわりに巻かれ前記棒状鉄心を磁
    化するための駆動コイルとを備えており、前記ハ
    ウジングは、上部フランジ、下部フランジ及び中
    心軸孔を有するコイルボビンの形状に形成されて
    おり、前記棒状鉄心は、前記ハウジングの中心に
    沿って延びる部分が前記ハウジングの中心軸孔に
    挿入され且つ前記N極又はS極に対向する位置へ
    と延びる部分が前記ハウジングの上部フランジ上
    に配置されるようにして、前記ハウジングに取付
    けられており、前記ハウジングの上部フランジ上
    には、前記棒状鉄心の前記N極又はS極に対向す
    る位置へと延びる部分に対向した棒状支持部材が
    設けられており、前記棒状鉄心の前記N極又はS
    極に対向する位置へと延びる部分と前記棒状支持
    部材とに対して、前記表示デイスクを反転しうる
    ように支持した表示デイスク支持枠が装着され、
    前記ハウジングの前記上部フランジと前記下部フ
    ランジとの間の部分に、前記駆動コイルが巻かれ
    ており、前記下部フランジには、前記駆動コイル
    への接続用端子が取り付けられていることを特徴
    とする磁気反転表示器。
JP11246682U 1982-07-24 1982-07-24 磁気反転表示器 Granted JPS5917481U (ja)

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JP11246682U JPS5917481U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 磁気反転表示器

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JP11246682U JPS5917481U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 磁気反転表示器

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JPS5917481U JPS5917481U (ja) 1984-02-02
JPS6323741Y2 true JPS6323741Y2 (ja) 1988-06-29

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ID=30260710

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JP11246682U Granted JPS5917481U (ja) 1982-07-24 1982-07-24 磁気反転表示器

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017246A (ja) * 1973-06-13 1975-02-24

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5017246A (ja) * 1973-06-13 1975-02-24

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JPS5917481U (ja) 1984-02-02

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