JPH063428Y2 - 2面反転表示素子からなる表示装置 - Google Patents

2面反転表示素子からなる表示装置

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JPH063428Y2
JPH063428Y2 JP5637289U JP5637289U JPH063428Y2 JP H063428 Y2 JPH063428 Y2 JP H063428Y2 JP 5637289 U JP5637289 U JP 5637289U JP 5637289 U JP5637289 U JP 5637289U JP H063428 Y2 JPH063428 Y2 JP H063428Y2
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JP5637289U
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JPH02148186U (ja
Inventor
昌則 川口
Original Assignee
秀工電子株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本案は2面反転表示素子からなる表示装置に関するもの
である。
(従来の技術) 先に提案した実願昭63-11549号公報の磁気反転素子によ
れば、第4図に示すように永久磁石(1)は、マグネッ
トホルダー(2)に装着され、マグネットホルダー
(2)は回転軸(3)を介して45°傾斜させた状態で枠体
(4)に支持されている。
そして、表示セグメントすなわち表示体(5)はマグネン
トホルダー(2)と一体の支持アーム(6)に取付けら
れ、回転軸(3)により90°の角度で回動して表示、非
表示状態を繰り返すようになっている。(5a)はその
表示面であり、(5b)は非表示面でそれぞれ曲面形状
の表示面を形成している。
マグネットホルダー(2)の下端は45°に傾斜させて切
り落とされた肩部(2a)(2b)が形成されており、これらの
何れか一方の左右のヨーク(7)に当接して表示体
(5)のストッパーとなる。
電磁石(8)は、ボビンにコイルを巻装して形成させ、
そのコアを左右のヨーク(7)(7)で支持させている。
左右のヨーク(7)(7)からは、永久磁石(1)に対向して、
2段の突片(7a)(7b)がそれぞれ突設しており、表示体
(5)が表示状態において、左下側の突片(7b)が永
久磁石(1)の下側に近接すると共に、右上側の突片(7a)
が永久磁石(1)の上端に近接し、その反対に表示体
(5)が非表示状態において、左上側の突片(7a)が
永久磁石(1)の上端に近接すると共に、右下側の突片
(7b)が永久磁石(1)の下端に近接するようになっ
ている。
そして、左側のヨーク(7)をN極、右側のヨークをS
極となるように電磁石(8)に通電すると、永久磁石
(1)は時計方向に回動し、表示体(5)は表示状態と
なる。
逆に左側のヨーク(7)をS極、右側のヨーク(7)を
N極となるように、電磁石に通電すると、今度は永久磁
石(1)は反時計方向に回動し、表示体(5)は非表示
状態となる。
したがって、以上の通電操作を繰り返して行うことによ
って、表示体(5)を反転せしめて所望の表示を行うこ
とができる。
(考案が解決しようとする課題) 以上なような反転自在な表示体を駆動する回転軸に永久
磁石を設けると共に、永久磁石を間に挟んで、電磁石の
2個のヨークを対設した表示装置は表示面(5a)と非
表示面(5b)とが曲面形状をなしている。
したがって、かかる表示素子を複数配列して、表示体
(5)の反転動作を行う場合、表示体(5)の下縁は内
弧を描いて外側にはみ出るものではあるが、第5図の如
く表示面(5a)及び非表示面(5b)が曲面形状であ
ると表示体(5)の下縁が移動するのに邪魔とならな
い。
したがって、その分隣り合う表示素子同志を密着させる
ことができ、隙間のない明瞭な表示をすることができ
る。
しかしながら、以上のものを多数マトリックス状に第6
図の如く配列して、文字図柄等を表示する場合、表示窓
(10)を形成する遮断板(9)が設けられているため、
隣設素子間の表示面の間隔が空き、したがって視認性が
悪い。
したがって、本案は視認性のよい2面反転表示素子から
なる表示装置をうることを目的とするものである。
(課題を解決するための手段) 本案は以上のような目的を達成するため、次のような表
示装置を提供するものである。
すなわち、半円筒状の2面反転素子からなる表示面をも
つ表示装置の表示窓の両サイドに、光の反射で表示面を
映すことのできるミラーを表示面に対して傾斜して取付
けてなる2面反転素子からなる表示装置である。
そして、2面反転素子の駆動装置としては、例えば表示
体を駆動する回転軸に永久磁石を設けると共に、永久磁
石を間に挟んで電磁石の2個のヨークを対設したもので
構成し、かつ表示素子をケース内に収納する。
又以上のような表示装置は、表示窓が多数マトリックス
状に配列したもので文字、図柄等を現わす表示装置に用
いるものである。
(作用) 本案のものによれば、半円筒状の表示体に対し、ミラー
を利用して光の反射で表示面を映すことができ、したが
ってその映された像で、各表示素子間の遮蔽部分を少な
くみせて、表示装置として視認性をよくすることができ
る。
(実施例) 以下図面に示す実施例について説明する。
半円筒状表示体(5)の表示面を2色に色分け、例えば
赤と黒のように2面表示とする。
第2図において、(5a)は赤、(5b)は黒とする。
そして枠体(4)に対して、第4図のように回転軸
(3)で支持されたマグネットホルダー(2)の支持ア
ーム(6)に前記表示体(5)を取付けることは、従来
のものと同様で、作動原理は従来のものと同様である。
したがって、以上のものを多数配列し、電磁石(8)の
コイルに通電せしめて、電流方向を逆転することによっ
て、永久磁石(1)を回転せしめ、表示体(5)の表示
面を、赤色表示面(5a)と黒色表示面(5b)とに切
り替えて、所望の数字、文字等の表示を行うことができ
る。
ところで、本案では以上のような各表示素子はそれぞれ
第2図の如く、ケース(11)に収納し、ケース(11)上
部の表示窓(10)両サイドにミラー(12)を取付ける。
ミラー(12)は表示体(5)の表示面と若干の隙間をあ
けて、表示体(5)が円滑に回動できるように構成し、
しかも表示体(5)の両端が少しかくれる位置でかつ傾
斜をもって取付ける。
その他表示素子の回転方向に対向する側に、ミラー(1
2)を取付けるものである。
以上のように、ミラー(12)を取付けた表示素子を、第
1図の如く多数マトリックス状に配列して表示装置を構
成する。
以上の如く、ミラー(12)を配置することにより、ミラ
ーを利用して光の反射で表示面を映すことができ、その
映された像で各表示素子間の遮蔽部分を少なく見せるこ
とができる。
又表示素子が半円筒状のため、ミラーによる虚像を大き
くして、遮蔽部分を少なく見せることに役立つし、ミラ
ーがあっても反転素子の回転に障害はない。
(考案の効果) 表示体を反転して、表示面(例えば赤色)を表示する
と、両サイドのミラーの光の反射により、表示面が映っ
てミラーに表示体の鮮明な虚像ができ、表示体の両端が
恰も広がったように見える効果が生ずる。
したがって、ミラーの反射効果により、表示素子を多数
マトリックス状に配列した場合に、隣接素子間の遮蔽部
分が少なくなったように見え、文字、図柄等の表示した
場合の視認性が向上する。
なお、表示素子をケースに収納することにより、ホコリ
等の影響によるトラブルの発生を防止することができ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本案表示装置を示す作用説明図 第2図は本案装置の透視斜面図 第3図は表示窓の平面図 第4図は従来の表示素子を示す正面図 第5図は同上の作用説明図 第6図はマトリックス状配列の平面図 (1)……永久磁石 (2)……マグネットホルダー (3)……回転軸 (4)……枠体 (5)……表示体 (6)……支持アーム (7)……ヨーク (8)……電磁石 (10)……表示窓 (11)……ケース (12)……ミラー

Claims (4)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】半円筒状の2面反転素子からなる表示面を
    もつ表示装置の表示窓の両サイドに、光の反射で表示面
    を映すことのできるミラーを表示面に対して傾斜して取
    付けてなる2面反転表示素子からなる表示装置。
  2. 【請求項2】表示体を駆動する回転軸に、永久磁石をも
    うけると共に、永久磁石を間に挟んで電磁石の2個のヨ
    ークを対設したもので、2面反転表示素子の駆動装置を
    構成した、請求項(1)記載の2面反転表示素子からなる
    表示装置。
  3. 【請求項3】表示素子をケース内に収納した請求項(1)
    (2)の2面反転表示素子からなる表示装置。
  4. 【請求項4】表示窓が多数マトリックス状に配列された
    もので、文字、図柄等を表示するものである請求項(1)
    (2)(3)記載の2面反転表示素子からなる表示装置。
JP5637289U 1989-05-16 1989-05-16 2面反転表示素子からなる表示装置 Expired - Lifetime JPH063428Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5637289U JPH063428Y2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 2面反転表示素子からなる表示装置

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JP5637289U JPH063428Y2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 2面反転表示素子からなる表示装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02148186U JPH02148186U (ja) 1990-12-17
JPH063428Y2 true JPH063428Y2 (ja) 1994-01-26

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JP5637289U Expired - Lifetime JPH063428Y2 (ja) 1989-05-16 1989-05-16 2面反転表示素子からなる表示装置

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