JPH0716974U - 自動販売機などの表示装置 - Google Patents

自動販売機などの表示装置

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JPH0716974U
JPH0716974U JP4992893U JP4992893U JPH0716974U JP H0716974 U JPH0716974 U JP H0716974U JP 4992893 U JP4992893 U JP 4992893U JP 4992893 U JP4992893 U JP 4992893U JP H0716974 U JPH0716974 U JP H0716974U
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JP
Japan
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display
plate
magnetic body
front plate
permanent magnet
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Pending
Application number
JP4992893U
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English (en)
Inventor
祐司 村岡
明宏 森田
修一郎 籾山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Komatsulite Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Komatsulite Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Komatsulite Manufacturing Co Ltd filed Critical Komatsulite Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示板切換え方式において、表示窓を持つ前
面板に対して表示板を後退して配置する必要がなく、こ
れら両者間に隙間を作らず、美観を損なうことがなく、
振動などに対しても表示状態を安定に保持しておくこと
ができる自動販売機などの表示装置を提供する。 【構成】 表示板4は永久磁石7a又は7bと電磁コイ
ル10の磁芯である磁性体9とが磁気的吸引により保持
され、前面板2の表示窓3から所定の表示が覗いてい
る。表示の切換えは、磁性体9と永久磁石7a又は7b
とが反発し合うように電磁コイル10へ一時的に通電す
る。表示板4は前面板2と平行に他端側まで移動して表
示は切換わる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、複数の情報を切換え表示する自動販売機などの表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のこの種の自動販売機などの表示装置においては、「販売中」、「売切」 などの状態を切換え表示するために、これらの表示がなされた透明又は半透明の 表示板の後部にランプやLEDを設けて、それらの点灯・発光によっていずれか の表示が見えるようにしたものが一般に用いられている。ところが、このような ランプやLEDを用いた表示装置は、表示状態時に常に通電する必要があり、ま た、機体が明るい屋外等に置かれていて周辺が明るい時に、ランプやLEDの光 が相対的に弱くなり、表示内容を判別し難くなることがある。
【0003】 また、通常の表示状態時に通電する必要がなく省エネルギー化を図った表示装 置として、機械的に表示板を切換える方式のものがある。この方式の表示装置は 、例えば、実公昭61−11743号、特開昭63−221496号公報等に示 されるように、所定の角度に折曲された複数の表示面を有し各面にそれぞれ表示 内容が記された表示板を回転可能に設け、この表示板をプランジャーマグネット 又は駆動モータにより回転させて表示を切換えるようにしている。 また、表裏両面に表示内容が記された表示板を前面板の表示窓に臨んで回転可 能に設け、この表示板に永久磁石を配備し、この表示板を電磁石により回転させ ることで、表示を切換えるようにした反転式のものもある。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
ところで、上述したような従来の表示板切換え方式の表示装置においては、い ずれも、表示板が、表示窓を持つ前面板に対して垂直方向に位置する姿勢を含ん だ回動動作を行うため、前面板と表示板との間には回転スペースが必要であり、 従って、表示板を前面板から後退させて配置(セットバック)する必要がある。 しかしながら、このように表示板を前面板から後退させて配置すると、表示窓と 表示板との間に隙間が生じるため、自動販売機又は表示装置の内部が見えて、美 観を損なうといったことがあり、デザイン上、このような構成は避けたい場合が 多く、さらに、視認性にも難点が生じる。また、上記の反転式のものでは、表示 板を回転可能に保持しているため、表示板の永久磁石と電磁石とを接触させて表 示状態を保持させることができないので、振動などを受けると表示が不用意に切 換わってしまう虞がある。
【0005】 本考案は、上述した問題点を解決するもので、表示板切換え方式において、表 示窓を持つ前面板に対して表示内容を記した表示板を後退して配置する必要がな くなり、これら両者間に隙間を作らず、従って、美観を損なうことがなく、視認 性が良好で、また、振動などに対しても表示状態を安定に保持しておくことがで きる自動販売機などの表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案は、前面板に形成された表示窓を通して複数 の情報を切換え表示する自動販売機などの表示装置において、上記前面板の表示 窓に対向して該前面板に対し平行に移動可能に設けられ、複数の情報が表記され た表示板と、前記表示板の移動方向両端部及びこれらに対向する固定側部位に設 けられ、通常時、該表示板をいずれか一端側に磁気的に吸引保持状態とするため の永久磁石及び磁性体と、前記磁性体を磁芯とし、一時的な通電により該磁性体 が前記の吸引保持状態にある永久磁石と反発し合う極性となり、前記表示板を前 記一つの吸引保持状態から他の吸引保持状態に移動させる電磁コイルとを備えた ものである。
【0007】
【作用】
上記の構成によれば、通常の表示時には、表示板はその移動方向一端側の永久 磁石と電磁コイルの磁芯である磁性体との磁気的吸引により保持状態にあり、前 面板の表示窓から一つの表示が覗いている。この表示状態から表示を切換える際 には、磁気的吸引状態にある上記磁性体と永久磁石とが反発し合うように電磁コ イルへ一時的に通電する。これにより、表示板は前面板と平行に他端側まで移動 し、他端側の永久磁石と磁性体とが磁気的吸引状態になり、表示窓から覗いて表 示される内容は切換わる。切換えに際して、表示板は前面板に対して平行移動す るので、表示板が回転するためのスペースは不要で、表示板を前面板に対してセ ットバックして設ける必要がない。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照して説明する。図1は自動販売機の表示装 置の分解斜視図、図2は同装置の正面図、図3は同装置の動作を説明するための 要部上面図である。表示装置1の前面板2は、自動販売機の透明前面パネル等に 取り付けられ、この前面板2には表示窓3が形成されている。複数の表示内容 (情報)が表記された表示板4は、表示窓3に対向して前面板2に対し平行に移 動可能に設けられている。表示板4は、本実施例ではプラステック材などでなり 上方に開いた扇型で、その下端部の軸穴4aが筐体5に設けられた支持軸6に回 転自在に支持されている。表示板4の表記内容としては「販売中」、「売切」な どであり、表示板4はその内の一つの表記が表示窓3から覗いて、自動販売機の 運転状態を表示する。
【0009】 表示板4には、その移動方向(矢印A,Bで示す)の両端部にそれぞれ外側に N極(又はS極)を配した永久磁石7a,7bが取付けられている。また、表示 板4を切換え移動させるための電磁石8が備えられている。この電磁石8は、磁 芯としてのU字形状をした磁性体9と、その中央部に巻かれた電磁コイル10と からなり、磁性体9の両端部9a,9bが、表示板4の切換え移動に必要な間隔 をおいて表示板4の永久磁石7a,7bに対向するように配置されている。電磁 石8は筐体5に形成された凹部11a,11bに固定される。 表示板4は、その永久磁石7a,7bのいずれか一方が対向する磁性体9の端 部9a,9bのいずれかと接触又は極近接して磁気的吸引状態にあり、常時、複 数の表記の内の一つが表示窓3に臨んで保持されており、切換え動作により他の 表記が表示窓3に臨む状態となる。
【0010】 上記構成の動作を説明する。自動販売機が商品販売中であれば、表示板4はそ の永久磁石7aと磁性体9の端部9aが磁気的吸引状態にあって、表示窓3から 「販売中」の表示が覗いている。この状態から、商品が売切れた時、それを検知 した信号に基づき不図示の電源から電磁コイル10に直流電流を流す。この通電 方向は、電磁石8に形成される磁界が、上記の磁気的吸引状態にある永久磁石7 aと磁性体9の端部9aとが反発し合う極性になるようにする。この例では、磁 性体9の端部9aがN極(又はS極)となるようにする。これにより、他方の永 久磁石7bと磁性体9の端部9bとは吸引し合い、表示板4は支持軸6の回りに 前面板2に対して平行(矢印A方向)に回転移動し、図2に示すように、表示窓 3から「売切」の表示が覗く状態になる。切換え動作後には、再び磁気的吸引に よりその状態が保持されるので、電磁コイル10への通電は一時的でよい。また 、上記表示を「売切」から「販売中」に切換える場合は、電磁コイル10への通 電方向を逆にすればよい。
【0011】 上記のように、表示の切換え動作時に表示板4が前面板2に対して平行移動す るので、従来のように表示板をその回転スペースを取るために前面板に対して後 方にセットバックする必要がない。従って、前面板2と表示板4との間に間隙が 生じることがないので、隙間から自動販売機又は表示装置の内部が見えて美観を 損なうといったことがなく、デザイン的にも有利となる。また、表示窓3に近接 して表示板4が位置して移動するので、視認性の向上が図れる。さらには、それ ぞれの表示状態において、表示板4の永久磁石7a,7bと磁性体9とを接触又 は極めて接近させて磁気的吸引状態を強く保持することができるので、振動など を受けて表示が不用意に変わるといったことがなくなり、また、電磁コイル10 への通電は、切換え時のみでよく省エネルギーである。
【0012】 図4、図5は、変形例による表示装置の要部斜視図と正面図である。この例で は、直方体形状の表示板4が矢印Cで示すように直線的にスライド移動可能に設 けられている。表示板4は、上記実施例と同様に、表示窓の形成された前面板に 対して平行に移動して表示が切換わる。
【0013】 図6は他の実施例による表示装置の要部構成図である。上述した実施例では、 可動側の表示板4に永久磁石7a,7bが取付けられ、それらと対向する電磁石 8の磁芯である磁性体9が固定側に取付けられたものであったが、図6に示す実 施例では、固定側すなわちU字形の固定プレート15の両端に永久磁石7a,7 bが取付られ、これらの間に電磁石8の磁芯となる棒状磁性体でなるプランジャ ー19が可動に設けられ、プランジャー19の両端部19a,19bが永久磁石 7a,7bとそれぞれ対向するように配置されている。また、表示板4はプラン ジャー19と一体に取付けられ、不図示の前面板と平行な矢印D方向に移動可能 とされている。なお、永久磁石7a,7bはN極(又はS極)を互いに内側に対 向して設けられ、プランジャー19は固定プレート15に固定されたスリーブ1 6に挿通されて移動可能とされている。また、このスリーブ16の外周には電磁 コイル10が巻かれている。
【0014】 上記の構成においては、プランジャー19がいずれか一方の永久磁石7a又は 7bに吸引されている状態で、プランジャー19と一体の表示板4は不図示の表 示窓から一つの表示が覗いた状態にあり、この状態から表示を切換える際には、 電磁コイル10に通電することで、プランジャー19と永久磁石7a又は7bと を反発し合わせる。これにより、プランジャー19が他方側へ移動し、それに伴 って表示が切換えられる。この実施例構成においても、上記と同等の作用効果が 得られる。
【0015】 なお、本考案は上記実施例構成に限られず、種々の変形が可能である。例えば 、表示窓3は、前面板2に開口することにより形成したものではなく、前面板2 の裏面に表示窓部を除いて目隠し印刷を施すことにより形成したものであっても よい。また、前面板2は自動販売機本体の前面パネルと兼用されるものであって もよく、複数の表示部を一体の筐体に並設することもできる。さらには、この表 示装置は、自動販売機の他に、各種の案内・情報表示などの装置にも適用可能で ある。
【0016】
【考案の効果】
以上のように本考案によれば、表示窓が形成された前面板に対し表示板を平行 に移動させることにより、該表示窓から覗く表示を切換えるようにしているので 、従来の表示板が前面板に対して垂直方向に回転する構造の場合には、表示板が 回転するためのスペースが必要で表示板を前面板から後退させて設ける必要があ ったのに対し、そのような必要がなくなる。従って、前面板と表示板との間に隙 間を生じることがなく、自動販売機や表示装置の内部が見えて美観を損なうとい ったことがなくなり、また、表示窓に近接して表示板が位置するので、視認性が 良くなる。さらには、磁性体と永久磁石とを接触又は極く近接させて磁気的に吸 引させ、表示板の表示状態を保持するので、振動などを受けても表示が不用意に 切換わってしまうようなことがなくなる。しかも、電磁コイルへの通電は表示を 切換える際に一時的でよいので、省エネルギーとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による自動販売機の表示装置
の分解斜視図である。
【図2】同表示装置の正面図である。
【図3】同表示装置の動作を説明するための要部上面図
である。
【図4】変形例による表示装置の要部斜視図である。
【図5】上記変形例による表示装置の正面図である。
【図6】他の実施例による表示装置の要部上面図であ
る。
【符号の説明】
1 表示装置 2 前面板 3 表示窓 4 表示板 7a,7b 永久磁石 9 磁性体 10 電磁コイル 19 プランジヤー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面板に形成された表示窓部を通して複
    数の情報を切換え表示する自動販売機などの表示装置に
    おいて、 上記前面板の表示窓に対向して該前面板に対し平行に移
    動可能に設けられ、複数の情報が表記された表示板と、 前記表示板の移動方向両端部及びこれらに対向する固定
    側部位に設けられ、通常時、該表示板をいずれか一端側
    に磁気的に吸引保持状態とするための永久磁石及び磁性
    体と、 前記磁性体を磁芯とし、一時的な通電により該磁性体が
    前記の吸引保持状態にある永久磁石と反発し合う極性と
    なり、前記表示板を前記一つの吸引保持状態から他の吸
    引保持状態に移動させる電磁コイルとを備えたことを特
    徴とする自動販売機などの表示装置。
JP4992893U 1993-08-20 1993-08-20 自動販売機などの表示装置 Pending JPH0716974U (ja)

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JPH0716974U true JPH0716974U (ja) 1995-03-20

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JP4992893U Pending JPH0716974U (ja) 1993-08-20 1993-08-20 自動販売機などの表示装置

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006223568A (ja) * 2005-02-17 2006-08-31 Aruze Corp 弾球遊技機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5642266A (en) * 1979-09-14 1981-04-20 Nippon Signal Co Ltd Diaplay unit

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 19970218