JPH0143742Y2 - - Google Patents

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JPH0143742Y2
JPH0143742Y2 JP1983184107U JP18410783U JPH0143742Y2 JP H0143742 Y2 JPH0143742 Y2 JP H0143742Y2 JP 1983184107 U JP1983184107 U JP 1983184107U JP 18410783 U JP18410783 U JP 18410783U JP H0143742 Y2 JPH0143742 Y2 JP H0143742Y2
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shielding plate
stator
display body
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JP1983184107U
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JPS6092283U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は数字や図形などを表示する表示装置に
関するものである。
〔従来の技術とその課題〕
従来より時刻などを表示する表示装置として各
種のものが提供されているが、例えば表示部と非
表示部とを有する回転部材を電磁石装置により回
転させて表示する表示装置があつた。この装置は
回転させる回転部材が大型であるため電磁石装置
の大型化が必要であり、また駆動電流も大きくし
なければならなかつた。さらにこの表示装置をマ
トリクス状に配列させて図形などを表示する場
合、電磁石装置が大型であるため装置全体の正面
の面積に対する表示部の面積が小さくなり、効率
の良い表示ができなかつた。
そこで実公昭57−28208号公報がある。これは
二種類の表示面を有し必要に応じてこれを変換駆
動して表示を行う二面表示装置に関するものであ
る。
第一表示面の前方と外方との間を第二表示面が
回転移動することにより、表示状態の切換えが行
われるようになつており、この切換えの起動と保
持は、電磁石、永久磁石、バネの組合せにより行
つている。通常は第二表示面はバネの力により第
一表示面から外れた位置に付勢されており、第一
表示面の表示状態が保持されている。そして電磁
石に通電すると、この電磁石と永久磁石とが吸着
し、バネの力に逆らつて第二表示面が第一表示面
を覆う位置へと回転移動し、第二表示面が表示状
態となるものである。
しかしこの従来技術によれば、電磁石が永久磁
石をバネ力に逆らつて吸引するために、その消費
電力は大きなものとなる。また、表示中はその状
態を保持するための電力は必要としないものの、
振動などにより第二表示面が移動する恐れがあ
る。
〔考案の目的〕
本考案は上記従来技術の欠点を除去することを
目的とし、軽量の遮蔽板を移動させることにより
電磁石装置などの駆動手段の小型化を達成でき、
駆動電流を小さくでき、また遮蔽板、駆動手段を
効率よく配置することにより表示装置全体の正面
の面積に対する表示部の面積を大きくでき、効率
の良い表示が行え、しかも表示・非表示中ともそ
の状態を保持するためにバネや電力を必要とせ
ず、かつ振動などによつて遮蔽板が容易に移動す
ることのない表示装置を提供するものである。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するための本考案の特徴は、光
を透過可能である表示体と、揺動変位可能に支持
されかつ上記表示体の前方を遮蔽・解放可能な遮
蔽板と、上記表示体の背後の外側位置に設けられ
た上記遮蔽板用の駆動手段とからなり、この駆動
手段は、2極に着磁されたロータと、このロータ
を回転駆動しかつ1対のステータ磁極を有するス
テータと、このステータを励磁する励磁コイルと
で構成され、上記ロータには、上記遮蔽板に設け
てある長孔に嵌合する駆動腕が設けてあり、上記
遮蔽板が上記表示体の前方を遮蔽および解放して
いる両状態においては、上記ロータの磁極が上記
ステータ中心線に対して実質的に45゜ずれた位置
にあるところにある。
〔実施例〕
以下本考案の一実施例について図面を参照に説
明する。
第1〜3図において、円形の表示体1は筒状の
フレーム2の前端に固着されている。表示体1は
黄色、緑色などの塗装がしてあり、光を透過可能
の透光材より形成され、表面は梨地処理されてい
る。フレーム2は光を透過不能の遮光材より形成
されている。なおフレーム2は黒色塗装を施した
り、あるいは内面に鏡面処理を施し遮光したもの
でもよい。フレーム2は基板3にねじ4,4によ
りねじ止めされている。基板3にはフレーム2の
内部に連通する透過孔3aが設けてある。フレー
ム2の上方には平坦部2aが形成されており、こ
の平坦部および下方に軸受部2b,2cが設けて
ある。この軸受部2b,2cには、遮蔽板5が揺
動変位自在に支持されている。遮蔽板5は表示体
1の前方に揺動することにより表示体1を遮蔽可
能であり、また表示体1の左外周部に退避するこ
とにより表示体1を解放可能である。遮蔽板5は
非透光材より形成されるか、または黒色塗装を施
し光を透過不能である。遮蔽板5の上面には長孔
5aが形成してある。フレーム2の平坦部2aに
は、遮蔽板5の駆動手段である電磁石装置が配設
されている。この電磁石装置は、フレーム2に回
転自在に支持されかつ2極に着磁されたロータ8
と、このロータ8を回転駆動しかつ1対のステー
タ磁極を有するステータ7,7と、このステータ
7,7を励磁する励磁コイル6とで構成されてい
る。励磁コイル6およびステータ7,7はフレー
ム2にねじ止め固定されており、ステータ7,7
は通電時の動的磁気中心線と無通電状態での静的
磁気中心線とが一致しているものである。ステー
タ磁極を結ぶ線は、フレーム2の延伸方向(第1
図上下方向)に対して実質的に45゜ずれているも
のである。ロータ8には駆動腕9が設けてあり、
先端の駆動軸9aが遮蔽板5の長孔5aに嵌合し
ている。遮蔽板5が表示体1を解放している表示
状態(第1図)、および遮蔽板5が表示体1を遮
蔽している非表示状態(第4図)においては、駆
動軸9aが長孔5aの側壁に弾接してロータ8が
停止している。この状態でロータ8はその各磁極
(N,S)がステータ7,7の動的磁気中心線に
対して実質的に45゜ずれた位置にあり、しかもス
テータ7,7の動的磁気中心線と静的磁気中心線
とが一致しているために、無通電状態でもロータ
8の各磁極がステータ7,7の静的磁気中心線に
向う方向に回転トルクを生じ、第1図の表示状態
では反時計回りの、第2図の非表示状態では時計
回りの回転トルクがそれぞれロータ8に働くよう
になつている。
表示装置は上記構成であり、前方には円筒面状
の透明窓10を有する黒色などの前板11が設け
てある。上記の表示装置をマトリクス状に配列
し、数字などを表示するときは、複数の表示装置
の前方に一枚の透明板を配設するようにしてもよ
い。またこの透明板に表示体1……と対向する部
分を除き黒色塗装などを施せば、電磁石装置や遮
蔽板5などを隠すことができる。表示装置の後方
には螢光灯などの光源(図示せず。)が配設され、
第3図示の矢印12のように光線が照射されてい
る。
つぎに本考案の動作について説明する。励磁コ
イル6に電流が流され第1図示のように上方のス
テータ7がS極に、下方のステータ7がN極に励
磁されると、ロータ8は上側にN極、下側にS極
が来るように回転駆動され、駆動腕9は斜め上方
に揺動される。そして駆動軸9aは長孔5a内を
移動して側壁に突当り、駆動腕9は斜め上方の位
置で停止する。これにより遮蔽板5は表示体1の
左外周部に退避し、表示体1は前方より透明窓1
0を通して視認できる。また夜間など光源が点灯
されているときは、光線は基板3の透過孔3aよ
り表示体1を裏面より照射するため、表示体1の
確認は容易である。この第1図示の状態が表示状
態である。この表示状態においてはロータ8の磁
極がステータ7,7の静的磁気中心線に対して実
質的に45゜だけ時計回りにずれた位置にあり、し
たがつてこの状態(表示状態)で励磁コイル6へ
の通電を断つても、ロータ8の各磁極がステータ
7,7の中央に向う吸引力が働くため、ロータ8
には第1図反時計回りの回転トルクが付勢され、
駆動軸9aが長孔5aの側壁に弾接し、振動など
によつて遮蔽板5は移動することがなく、表示状
態を保持できる。
つぎに第1図示の状態から励磁コイル6に逆方
向の電流が流され、第4図示のように上方のステ
ータ7がN極に、下方のステータ7がS極に励磁
されると、ロータ8は時計回りに回転駆動され、
駆動腕9も同様に回転される。そして駆動軸9a
は長孔5a内を移動して側壁に突当たり、駆動腕
9は斜め下方の位置で停止する。これにより遮蔽
板5は反時計回りに90゜揺動され、表示体1の前
方に移動して表示体1を遮蔽する。そして光源か
らの光線も遮蔽板5により遮蔽され、前方の透明
窓10より表示体1が視認不能となる。この第4
図示の状態が非表示状態である。この非表示状態
においても、第1図示の表示状態と同様に、ロー
タ8の磁極がステータ7,7の静的磁気中心線に
対して実施的に45゜だけ反時計回りにずれた位置
にあり、したがつてこの状態(非表示状態)で励
磁コイル6への通電を断つても、ロータ8の各磁
極がステータ7,7の中央に向う吸引力が働くた
め、ロータ8には第4図時計回りの回転が付勢さ
れ、駆動軸9aが長孔5aの側壁に弾接し、振動
などによつて遮蔽板5は移動することがなく、非
表示状態を保持できる。
なお本実施例では、遮蔽板5の退避する方向を
表示体1の左外周部とし、駆動手段を表示体1の
上側に配設させたが、駆動手段を下側に配設させ
てもよく、また遮蔽板5を上側あるいは下側に退
避させ、駆動手段を左側あるいは右側に配設させ
ることもできる。また表示体1の正面形状は円形
に限らず、矩形や多角形とすることもできる。
〔効果〕
以上のように本考案の表示装置によれば、表示
の切換えをロータの正逆回転のみで行えるため消
費電流を小さくでき、しかも表示・非表示中と
も、その状態を保持するための電力は必要とせ
ず、かつロータの磁極がステータの中心線に対し
て実質的に45゜ずれた位置で停止するため、ロー
タがステータ中心に向う回転トルクを生じるので
振動などによつて遮蔽板が容易に移動することが
ない。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の一実施例を示すものであつて、
第1図は前板、透明窓を含む表示状態の平面図、
第2図は前板、透明窓を除く表示状態の正面図、
第3図は第2図−線断面図、第4図は前板、
透明窓を含む非表示状態の平面図である。 1……表示体、5……遮蔽板、5a……長孔、
6……励磁コイル、7,7……ステータ、8……
ロータ、9……駆動腕。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 光を透過可能である表示体と、揺動変位可能に
    支持されかつ上記表示体の前方を遮蔽・解放可能
    な遮蔽板と、上記表示体の背後の外側位置に設け
    られた上記遮蔽板用の駆動手段とからなり、 上記駆動手段は、2極に着磁されたロータと、
    このロータを回転駆動しかつ1対のステータ磁極
    を有するステータと、このステータを励磁する励
    磁コイルとで構成され、 上記ロータには、上記遮蔽板に設けてある長孔
    に嵌合する駆動腕が設けてあり、 上記遮蔽板が上記表示体の前方を遮蔽および解
    放している両状態においては、上記ロータの磁極
    が上記ステータ中心線に対して実質的に45゜ずれ
    た位置にある ことを特徴とする表示装置。
JP18410783U 1983-11-29 1983-11-29 表示装置 Granted JPS6092283U (ja)

Priority Applications (1)

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JP18410783U JPS6092283U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 表示装置

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JP18410783U JPS6092283U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 表示装置

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Publication Number Publication Date
JPS6092283U JPS6092283U (ja) 1985-06-24
JPH0143742Y2 true JPH0143742Y2 (ja) 1989-12-19

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ID=30398282

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JP18410783U Granted JPS6092283U (ja) 1983-11-29 1983-11-29 表示装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728208U (ja) * 1980-07-24 1982-02-15

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5728208U (ja) * 1980-07-24 1982-02-15

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JPS6092283U (ja) 1985-06-24

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