JPH0338618Y2 - - Google Patents

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JPH0338618Y2
JPH0338618Y2 JP1983102672U JP10267283U JPH0338618Y2 JP H0338618 Y2 JPH0338618 Y2 JP H0338618Y2 JP 1983102672 U JP1983102672 U JP 1983102672U JP 10267283 U JP10267283 U JP 10267283U JP H0338618 Y2 JPH0338618 Y2 JP H0338618Y2
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JP
Japan
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freezer
insulating case
heat insulating
heat
bracket
Prior art date
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JP1983102672U
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JPS6012174U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本考案は、冷凍庫の冷却ユニツトを冷凍庫に対
して外付けするようにした冷凍庫用冷却ユニツト
に関するものである。
【従来の技術と課題】
この種の冷却ユニツトには、実開昭55−
1195674号公報、実開昭53−40574号公報に記載の
ものが知られている。前者の構成では、冷凍庫側
にフランジがあり、これに対応して冷却ユニツト
の凾体側にフランジがあつて、フランジ間をボル
ト・ナツトで締結することにより、両者の連結を
果している。しかし、冷凍庫側に外付けフランジ
がない場合には、ボルトは、冷凍庫内に貫通して
内部で固着する関係で、この部分より熱伝導によ
り、庫内温度の熱損失をまねく。 後者の構成では、2つのジヨイナの各内向きフ
ランジとボルトで締結し、各外向きフランジの冷
凍機側を冷凍機側壁へ、冷凍庫側を冷凍庫の内壁
へそれぞれ締結して構成されているが、冷凍機側
へ締結された外向きフランジを介して外部からの
熱が庫内へと及ぶという問題点がある。 また実公昭53−25251号公報における冷却箱は、
内箱と外箱との間に断熱材を充填し、両箱の連結
部に熱不良導性材よりなるシール部材を設けた構
成が示されている。なお、外付けフランジのない
冷凍庫に対して冷却ユニツトを装着するには、冷
凍庫の接合開口部周辺にボルト挿通用の孔をあけ
ることなど、組立てに時間を要する欠点もある。 本考案は上記事情にもとづいてなされたもの
で、冷凍庫の方には、接合用開口があればよく、
冷却ユニツトも、断熱性に勝れ、取付けが容易で
あり、外部からの熱伝導による庫内温度の熱損失
のない冷凍庫用冷却ユニツトを提供しようとする
ものである。
【課題を解決するための手段】
この目的のため、本考案は、内板と外板との間
に断熱材を充填し、上記内板と外板とを熱伝導性
の低い材料からなる骨材によつて接続して構成さ
れた断熱凾体に熱交換器を配設し、上記断熱凾体
の開口を冷凍庫の開口に連通するように、上記冷
凍庫の庫壁を挟持して上記断熱凾体を上記冷凍庫
の庫外側に結合し、上記冷凍庫の庫内側の熱交換
を行なうようにしたものにおいて、上記断熱凾体
における上記内板の開口内側の、少なくとも何れ
か一方の対角線上の両端隈部のみに、ブラケツト
をそれぞれ上記断熱凾体の上記開口部内側へ突出
して配設し、上記断熱凾体を上記冷凍庫に結合す
る結合部材を、上記ブラケツトに対応して、上記
冷凍庫の庫内側壁面に当接される座板と上記ブラ
ケツトと上記座板との間に配設されるスペーサと
上記ブラケツトとで構成し、上記ブラケツトと上
記スペーサおよび上記座板に形成された各挿通孔
にボルトを介挿してボルト締めすることにより、
上記断熱凾体を上記冷凍庫に結合する構成とし、
上記断熱凾体に充填された上記断熱材に結露水が
浸透するのを防止する切返し部を、上記断熱凾体
の上記内板の縦壁に形成するように構成されてい
る。
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照して具体
的に説明する。図において、符号1は冷凍庫の開
口2を有する断熱壁面であり、これに対向して取
付けられる冷却ユニツト3は、内板4と外板5と
の間に発泡ウレタンなどの断熱性に優れた断熱材
6が充填されて断熱凾体7を構成している。この
断熱凾体7は、要所にFRPなどの熱伝導性の低
い材料よりなる骨材8が使用されていて、内板4
と外板5との間隔を保つと共に、補強の働きを受
けている。上記断熱凾体7の底面は、ドレンパン
9として機能しており、内板4の縦壁の部分に
は、切返し部分4aが形成してあり、ドレンパン
9へ滴下する結露による水滴が、断熱材6側に流
入し、断熱性を低下させることがないようにして
ある。なお、図中符号10は熱交換器であり、上
記断熱凾体7内に設置されている。 上記断熱凾体7の開口縁と、開口2の周辺との
間には、パツキング11が設けてあり、断熱凾体
7を冷凍庫の壁面1の外側に取付ける時の気密
性、断熱性を確保するものである。上記断熱凾体
7の内板4には、その開口の対角線上にある内側
二隈または四隈に例えば三角形のブラケツト12
を具備しており、ここにはボルト挿通孔13が穿
つてある。一方、冷凍庫の壁面1の内側に当接す
る三角形の座板14が用意してあり、座板14に
穿つた挿通孔15にボルト16を通し、挿通口を
有するスペーサ17を介して上記挿通孔13にボ
ルト16の先端を通して、裏側からナツト18を
当て、ボルト16を締付けることで、断熱凾体7
は、内側において、上記冷凍庫に固定される。こ
の場合、冷凍庫の壁面1には、ボルト挿通用の孔
を穿つ必要がなく、ボルト16も外部に出ないの
で、外部からの熱伝導による庫内温度の熱損失は
もたらさない。
【考案の効果】
以上述べてきたように、本考案によれば、断熱
凾体の開口内側の、少なくとも何れか一方の対角
線上の両端隈部のみに、挿通孔を有するブラケツ
トをそれぞれ断熱凾体の開口部内側へ突出して配
設し、ブラケツトに対応して、スペーサを介して
冷凍庫の庫内側壁面に、挿通孔を有する座板を当
接し、ブラケツトの挿通孔とスペーサおよび座板
の挿通孔とにボルトを介挿しボルト締めすること
により、断熱凾体を上記冷凍庫に結合したので、
結合部材を介して外部からの熱伝導なくなり、庫
内温度の熱損失がなくなる。 さらに、冷凍庫壁に特別な締結部材を配設する
必要がなく、簡単な構成で断熱凾体と冷凍庫とを
確実に結合することができる。 さらにまた、断熱凾体に充填された断熱材に結
露水が浸透するのを防止する切返し部を、断熱凾
体の内板の縦壁に形成したので、断熱材の断熱性
低下がない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断側面図、
第2図は同一部分解斜視図である。 1……断熱壁面、2……開口、3……冷却ユニ
ツト、4……内板、4a……切返し部分、5……
外板、6……断熱材、7……断熱凾体、8……骨
材、9……ドレンパン、10……熱交換器、11
……パツキング、12……ブラケツト、13……
挿通孔、14……座板、15……挿通孔、16…
…ボルト、17……スペーサ、18……ナツト。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内板と外板との間に断熱材を充填し、上記内板
    と上記外板とを熱伝導性の低い材料からなる骨材
    によつて接続して構成された断熱凾体に熱交換器
    を配設し、上記断熱凾体の開口を冷凍庫の開口に
    連通するように、上記冷凍庫の庫壁を挟持して上
    記断熱凾体を上記冷凍庫の庫外側に結合し、上記
    冷凍庫の庫内側の熱交換を行なうようにしたもの
    において、 上記断熱凾体における上記内板の開口内側の、
    少なくとも何れか一方の対角線上の両端隈部のみ
    に、ブラケツトをそれぞれ上記断熱凾体の上記開
    口部内側へ突出して配設し、 上記断熱凾体を上記冷凍庫に結合するる結合部
    材を、上記ブラケツトに対応して、上記冷凍庫の
    庫内側壁面に当接される座板と上記ブラケツトと
    上記座板との間に配設されるスペーサと上記ブラ
    ケツトとで構成し、 上記ブラケツトと上記スペーサおよび上記座板
    に形成された各挿通孔にボルトを介挿してボルト
    締めすることにより、上記断熱凾体を上記冷凍庫
    に結合する構成とし、 上記断熱凾体に充填された上記断熱材に結露水
    が浸透するのを防止する切返し部を、上記断熱凾
    体の上記内板の縦壁に形成したことを特徴とする
    冷凍庫用冷却ユニツト。
JP10267283U 1983-07-01 1983-07-01 冷凍庫用冷却ユニツト Granted JPS6012174U (ja)

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JP10267283U JPS6012174U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 冷凍庫用冷却ユニツト

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JP10267283U JPS6012174U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 冷凍庫用冷却ユニツト

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6012174U JPS6012174U (ja) 1985-01-26
JPH0338618Y2 true JPH0338618Y2 (ja) 1991-08-14

Family

ID=30241895

Family Applications (1)

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JP10267283U Granted JPS6012174U (ja) 1983-07-01 1983-07-01 冷凍庫用冷却ユニツト

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JP (1) JPS6012174U (ja)

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325251U (ja) * 1976-08-10 1978-03-03
JPS5340574U (ja) * 1976-09-13 1978-04-08

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5325251U (ja) * 1976-08-10 1978-03-03
JPS5340574U (ja) * 1976-09-13 1978-04-08

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6012174U (ja) 1985-01-26

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