JPS6225666Y2 - - Google Patents

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JPS6225666Y2
JPS6225666Y2 JP14653582U JP14653582U JPS6225666Y2 JP S6225666 Y2 JPS6225666 Y2 JP S6225666Y2 JP 14653582 U JP14653582 U JP 14653582U JP 14653582 U JP14653582 U JP 14653582U JP S6225666 Y2 JPS6225666 Y2 JP S6225666Y2
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JP
Japan
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pipe
metal
bolts
screw
insulating material
Prior art date
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JP14653582U
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JPS5949878U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は断熱資材の固定具に関するもので、詳
しくは断熱材層の表裏に熱を伝達しない固定具に
関している。
断熱資材を固定するために断熱材層の表裏に金
属板を重合し、前記金属板と共に金属製ボルトで
締付固定すると、ボルトが加熱されてボルトを介
して断熱材層の表裏に熱を伝達してしまい断熱効
果を低下させることがあつた。前記欠点を解決す
るためにプラスチツク製のボルトを使用したり、
あるいはプラスチツクボルトを使用したのち接着
剤で固定するなどが考えられるが、前者はボル
ト、ナツトが緩むことがあり、後者は熱膨張係数
の違いが長期間の接着を不能にし、やがてはボル
ト、ナツトが緩むことになりプラスチツク製のボ
ルトはこの種の締付具としては不適当なものであ
つた。
本考案はこれら従来の実情に鑑みてなされたも
のであつて、軸方向に穿けた有底のねじ穴と、該
ねじ穴開口部に設けたフランジを有するプラスチ
ツク製の継管を、ねじ穴の開口部を外側に向けて
金属パイプの両端に連結し、各々の継管に一方は
金属製ボルトを他方には金属製ねじ軸を装着した
ことにより、ボルト、ねじ軸が熱の伝達を遮断し
て断熱効果を高めた固定具を提供しようとするも
のである。
次に本考案の詳細を図示した実施例によつて説
明する。1はプラスチツク製の継管で、一端に断
面六角のフランジ部2を形成し、このフランジ部
を除く管体外周にねじ3を刻設すると共にフラン
ジ部2に開口し、軸方向に沿う有底のねじ穴4を
設けてあり、5はねじ穴4の開口部に形成した凹
孔である。
6は金属製ボルト、7はフランジ8を設けた金
属製のねじ軸で、何れも前記継管1のねじ穴4内
に螺合するもので、ボルト6の場合は凹孔5内に
パツキン9を装着し、ねじ軸7の場合はフランジ
8を凹孔5内に装着する。又、継管1はボルト
6、ナツト7を一組として金属パイプ10に接続
するものであつて、使用する断熱材層の厚みによ
つて金属パイプ10の長さを変更する。さらに継
管1から突出させたねじ軸7はパツキン11、押
え金12、ナツト13を装着する。20,21は
パネルで断熱材22を重合固定する。
本考案は以上の構成であつて、継管1は金属パ
イプ10の両端に接続し、一方の継管1にねじ軸
7を取付けておく。そしてパネル20の取付孔に
継管1のねじ穴4を当接し、ボルト6でパネル2
0と継管1とを連結する。次いでパネル20に断
熱材22を重合し、ねじ軸7を他のパネル21の
取付孔から突出して、突出部分のねじ軸にパツキ
ン11、押え金12を嵌合してナツト13で全体
を締付固定する。
このように組立てられた断熱材はボルト6及び
ねじ軸7と連結する継管1,1がプラスチツクで
あるから、2つの継管1,1を金属パイプ10で
連結しても断熱材層の表裏で熱を伝達することが
ないから、これを例えば冷凍庫のパネル等に使用
した場合でも庫内の温度を外部へ誘導することが
全くないものである。又、前記金属パイプ10は
熱伝導率が悪いステンレス鋼を使用すると熱の伝
達が悪いのでより効果的であつた。
本考案は以上説明したように、金属製のボル
ト、ねじ軸を金属パイプの両端に設けたフランジ
付のプラスチツク継管に連結したので、ボルト、
ねじ軸が金属パイプ内で分断されていると共に、
金属パイプの両端に継管のフランジが重合されて
いて金属パイプの両端部が断熱材層の表裏に露出
しないようになつているから、断熱材の表裏で熱
の伝達を遮断し、これにより断熱効果を奏するこ
との効果がある。
又、ボルト、ねじ軸を装着する継管のねじ穴は
有底なので、ボルト、ねじ軸が金属パイプ内の空
気を加熱することなく、従つてボルト、ねじ軸が
2つの継管の間に形成される空気室を介して金属
パイプを加熱しないので、よりいつそう断熱効果
が高いものとなつている。
さらに、継管を装着する金属パイプの長さを変
更することにより、各種厚みをもつ断熱材に適用
できる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は固定具を組立て一部を破断した全体の
側面図、第2図は継管の断面図、第3図はねじ軸
の側面図、第4図は断熱材を固定した状態の断面
図である。 1……継管、2……フランジ部、3……ねじ、
4……ねじ穴、5……凹孔、6……ボルト、7…
…ねじ軸、8……フランジ、9……パツキン、1
0……金属パイプ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 軸方向に穿けた有底のねじ穴と、該ねじ穴開口
    部に設けたフランジを有するプラスチツク製の継
    管を、ねじ穴の開口部を外側に向けて金属パイプ
    の両端に連結し、各々の継管に一方は金属製ボル
    トを他方には金属製ねじ軸を装着した断熱資材の
    固定具。
JP14653582U 1982-09-28 1982-09-28 断熱資材の固定具 Granted JPS5949878U (ja)

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JP14653582U JPS5949878U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 断熱資材の固定具

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JP14653582U JPS5949878U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 断熱資材の固定具

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Publication Number Publication Date
JPS5949878U JPS5949878U (ja) 1984-04-02
JPS6225666Y2 true JPS6225666Y2 (ja) 1987-06-30

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ID=30326141

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JP14653582U Granted JPS5949878U (ja) 1982-09-28 1982-09-28 断熱資材の固定具

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Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR20020069072A (ko) * 2001-02-23 2002-08-29 안창영 앵커 볼트 및 너트
JP5283661B2 (ja) * 2010-05-28 2013-09-04 日本フルハーフ株式会社 ラッシングレールの断熱パネルへの固着構造
JP5409516B2 (ja) * 2010-05-28 2014-02-05 日本フルハーフ株式会社 断熱パネルに物品を固着する固着具

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JPS5949878U (ja) 1984-04-02

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