JPS6311114Y2 - - Google Patents

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JPS6311114Y2
JPS6311114Y2 JP6471182U JP6471182U JPS6311114Y2 JP S6311114 Y2 JPS6311114 Y2 JP S6311114Y2 JP 6471182 U JP6471182 U JP 6471182U JP 6471182 U JP6471182 U JP 6471182U JP S6311114 Y2 JPS6311114 Y2 JP S6311114Y2
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pieces
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は組立水槽における側壁相互の保温構造
に関するものである。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、組立水槽における側壁相互の保温構造と
して実開昭55−148092号公報のものがある。
この先行技術は第5図に示すようにFRP製の
単位パネル多数枚で組立形成した側壁1A側縁の
接合フランジ100,100相互全長にわたつて
強度的に秀でた金属製のL形アングル材101を
そのコーナー部内面が内部貯水と接触するように
あてがい夫々の一片101′,101′をボルト1
02及びナツトで接合フランジ100,100に
取付け、L形アングル材101における夫々の片
101′,101′から突出するボルト102頭部
の締結作業が阻害されないコーナー部外面に断熱
材103を封入したものである。
ところで、本来L形アングル材101は金属製
である為、熱伝導率が大きい性質をもち、常時部
分的に水等の冷水に接触していると、その冷気が
全域に伝達され、全域の表面温度が冷水温と近似
した温度まで低下する特質をもつ。
しかし、先行技術においては、ボルト102の
頭部の締結作業が阻害されないコーナー部のみに
部分的に断熱材103を封入しただけである為、
その断熱材103が付設されていない殆どんのフ
ランジ部分104が外気との温度差によつて結露
し、外観的美感を損い腐蝕も早急で耐久性が劣化
する問題点を惹起させるばかりでなく、上記フラ
ンジ部分104に接触するボルト102にもその
冷気が伝達されて外気との温度差によつて結露
し、接続強度の耐久度にも影響を及ぼす虞れもあ
つた。
〔技術的課題〕
本考案の技術的課題はL形アングル材及びボル
トを保温層(断熱材)でカバーすることにある。
〔技術的手段〕
上記技術的課題を達成する為に講じた技術的手
段は、夫々の側壁側縁に、接合フランジ内面に当
接し前記ボルト,ナツトで接続される取付片部
と、その取付片部先端から接合フランジ突端面前
方を通過するように直角に折曲された直角片部
と、その直角片部突端から傾斜状に外方へ折曲さ
れた連結片部と、上記直角片部と取付片部との底
部分にわたつて設けられた略三角形状の底板片部
とからなる一対のFRP製被い片を接続し、該一
対の被い片を、底板片部の相対向する端面相互を
面接触せしめると共に連結片部相互を連結するこ
とによつて内部にスペースを形成し、該スペース
内に流し込むウレタン液が発泡することによつて
充填される保温層を形成したことである。
〔作用〕
本考案の技術的手段による作用は次の通りであ
る。
一対のFRP製被い片を、夫々の側壁側縁の接
合フランジ内面に当接し単位パネル接続用のボル
ト,ナツトで接続される取付片部と、その取付片
部先端から接合フランジ突端面前方を通過するよ
うに直角に折曲された直角片部と、その直角片部
突端から傾斜状に外方へ折曲された連結片部と、
上記直角片部と取付片部との底部分にわたつて設
けられた略三角形状の底板片部とで構成し、該一
対の被い片を、底板片部の相対向する端面相互を
面接触せしめると共に連結片部相互を連結するこ
とによつてL形アングル材及びボルト頭部が内部
に位置するスペースを形成し、このスペース内に
流し込まれる発泡ウレタン液が発泡してL形アン
グル材及びボルト頭部を外気から遮断する保温層
を形成する。
〔実施例〕
次に本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
まず第1図は本考案側壁1A部分の接続構造部
分を示し、第2図は同X−X断面図、第3図は第
2図のY−Y断面図である。
側壁1Aは中央部の膨出部1b周縁にその膨出
部1bと同一方向に接合フランジ1aを起立形成
した従来周知のFRP製の単位パネル1のその接
合フランジ1a相互を接合し両フランジ1a,1
aに開孔した通孔8にボルト4を挿通しナツト5
で締結して側周壁A一面と同一広さに形成する。
また側壁1A夫々の単位パネル1外面には発泡
ウレタン、発泡スチロール等の保温材9をFRP
製の被蓋パネル10を介して添接固着して保温機
能を具備せしめている。
Bは側壁1A相互を接続する接続装置で、金属
製のL形アングル材2、カバー3、保温層6とか
らなり、L形アングル材2は側壁1A全高と同一
長さに金属材を切截して形成し、それ等両片2
a,2aには接合フランジ1aの通孔8と同位置
に挿通孔11を開孔している。
カバー3は平面形、即ち接合フランジ1a内面
に当接する取付片部12先端より直角に直角片部
13を折曲し、その直角片部13突端より略45゜
の連結片部14を突出して形成した一対の被い片
3a,3aとで構成する。
被い片3aは共に側壁1Aを構成する単位パネ
ル1一側縁と同一長さをもつてFRP樹脂材を切
截した数本から形成し、多段状に連設した際側壁
1A全高と同一長さを呈するようにする。
被い片3a,3a最下部には双方を当接せしめ
た際に底部15を形成する略三角形状の底板片部
16が相対向する方向へ突出形成され、取付片部
12には前述通孔8と同位置に切欠き溝17が略
半円状に切欠形成されている。
而して隣接する側壁1A一面側縁の接合フラン
ジ1a両外面に渉つてL形アングル材2を当接せ
しめると共に両通孔8、挿通孔11に渉つてボル
ト4を挿通しナツト5で締着して隣接する側壁1
A相互を接続して側周壁Aを囲繞する。
そして隣接する側壁1A側縁の接合フランジ1
a内面に切欠き溝17をボルト4の螺軸4aに外
嵌せしめて被い片3a,3aを挾着状に取付け、
連結片部14,14相互をボルト,ナツト4,5
を介して連結してカバー3を形成する。
この状態において側壁1A全高に渉つて外部に
露出状に存在するL形アングル材2、ボルト4の
頭部は、そのカバー3にて覆われ、またカバー3
最下部には略三角形状の底板片部16が面接触し
て底部15を形成する。
そして、このカバー3内、スペース7の底部1
5に、ウレタン液18即ちイソシアネート、ポリ
オールの2液を同量混合し撹拌したウレタン液1
8を流し込む。
ちなみにこのウレタン液18は数分後発泡して
30倍に体積が増大し、スペース7内全てに充填さ
れ、内部に存在するL形アングル材2、ボルト4
頭部は外気と連絡を遮たれた状態で保温層6にて
カバーされる。
〔考案の効果〕
本考案は以上のように構成したので、下記の利
点がある。
L形アングル材、ボルト頭部は、ウレタン液が
一対のFRP製の被い片内のスペースにて発泡す
ることによつて充満する保温層に密着して外気と
の接触が遮たれるので、結露が生せず、外観的美
感を損なわないばかりは、L形アングル材及びボ
ルトが腐蝕せず耐久性の劣化も招かない。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案保温構造部分の斜視図で一部切
欠して示す、第2図は同X−X拡大断面図、第3
図は第2図のY−Y断面図、第4図は一対の被い
片の分解斜視図、第5図は従来の保温構造の断面
斜視図である。 1A……側壁、A……側周壁、1……単位パネ
ル、1a……接合フランジ、3……カバー、6…
…保温層、2……L形アングル材、4,5……ボ
ルト,ナツト、7……スペース、3a,3a……
被い片、12……取付片部、13……直角片部、
14……連結片部、16……底板片部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側壁側縁の接合フランジ相互全長にわたつてL
    形アングル材をあてがい夫々の一片をボルト,ナ
    ツトで接合フランジに接続して側周壁を囲繞した
    組立水槽における側壁相互の保温構造において、
    夫々の側壁側縁に、前記接合フランジ内面に当接
    し前記ボルト,ナツトで接続される取付片部と、
    その取付片部先端から接合フランジ突端面前方を
    通過するように直角に折曲された直角片部と、そ
    の直角片部突端から傾斜状に外方へ折曲された連
    結片部と、上記直角片部と取付片部との底部分に
    わたつて設けられた略三角形状の底板片部とから
    なる一対のFRP製被い片を接続し、該一対の被
    い片を、底板片部の相対向する端面相互を面接触
    せしめると共に連結片部相互を連結することによ
    つて内部にスペースを形成し、該スペース内に流
    し込むウレタン液が発泡するとによつて充填され
    る保温層を形成したことを特徴とする組立水槽に
    おける側壁相互の保温構造。
JP6471182U 1982-04-30 1982-04-30 組立水槽における側壁相互の保温構造 Granted JPS58167092U (ja)

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JP6471182U JPS58167092U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 組立水槽における側壁相互の保温構造

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JPS58167092U JPS58167092U (ja) 1983-11-07
JPS6311114Y2 true JPS6311114Y2 (ja) 1988-04-01

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KR100346243B1 (ko) * 2000-03-31 2002-07-27 주식회사 종합건축사사무소 남양 스테인리스 단위패널 제조방법 및 스테인리스 패널수조

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JPS58167092U (ja) 1983-11-07

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