JPH0134072Y2 - - Google Patents

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JPH0134072Y2
JPH0134072Y2 JP12219983U JP12219983U JPH0134072Y2 JP H0134072 Y2 JPH0134072 Y2 JP H0134072Y2 JP 12219983 U JP12219983 U JP 12219983U JP 12219983 U JP12219983 U JP 12219983U JP H0134072 Y2 JPH0134072 Y2 JP H0134072Y2
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JP
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position regulating
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hole
outer box
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JP12219983U
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  • Removal Of Water From Condensation And Defrosting (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は冷凍庫或いは冷蔵庫等の排水構造に関
するものである。
従来、内箱と外箱との間に断熱材が充填された
冷凍・冷蔵庫の排水構造として第1図a,bに示
すような考案が提案されている。即ち、この排水
構造は上縁フランジ11を有するロート状の排水
パイプ本体の長手方向に、該上縁フランジ11と
平行でしかも間隔を置いて下縁フランジ13と一
体成形した排水パイプ10を備え、前記上縁フラ
ンジ11を内箱14の排水口15の周縁に当接さ
せる一方、前記下縁フランジ13を外箱16の排
水パイプの貫通孔17の周縁に当接してなる。
しかしながら、かかる排水構造は、内箱14と
外箱16との間隔を一定に保つスペーサとしての
機能を有するという利点を持つが、冷凍庫の断熱
材18の厚みは比較的大きく、また、冷蔵庫の断
熱材18の厚みは比較的小さく形成されており、
かかる種々の断熱材18の厚さに対応するために
は上縁フランジ11と下縁フランジ13との間隔
が異なる種々の排水パイプ10を用意する必要が
あり、射出成形型によりその都度製作しなければ
ならないという欠点があつた。また、上縁フラン
ジ11は内箱14から、下縁フランジ13は外箱
16から圧縮力等が加わるが、上記排水構造では
当該フランジ11,13間に補強部材がないこと
からかかる圧縮力等に対抗できる変形するおそれ
がある。更に、上記排水構造では下縁フランジ1
3は排水パイプ貫通孔17に当接するのみで固定
されているものではないから、不安定で位置ずれ
が生じ易く、排水パイプ10の取付時における排
水口15や排水パイプの貫通孔17との中心合せ
が困難でもあつた。
本考案は従来のものに見られた上記の如き欠点
に鑑み、排水機能並びにスペーサ機能を有効に発
揮することは勿論のこと、内箱或いは外箱から多
少の圧縮力等が加わつたとしても何ら変形するこ
とがなく、また、内箱と外箱との間の適所に排水
パイプを容易かつ確実に取付け得る排水構造を提
供しようとするものである。以下、本考案の実施
例を第2図及び第3図に基づいて説明する。
20は、冷凍庫或いは冷蔵庫の内箱40と外箱
50との間に取付けられる縦長に形成された排水
パイプであり、樹脂材料からなるものである。2
1はロート状に形成された排水パイプ本体であ
り、上縁には上縁フランジ22を有している。2
3,24,25は複数の位置規制用のフランジ
で、前記排水パイプ本体21の外周面で該排水パ
イプ本体21の軸方向に前記上縁フランジ22と
平行でかつ所定間隔をおいて設けられており、該
排水パイプ21の上部に設けられたフランジ23
を大径に、上下方向略中間に設けられたフランジ
24をそれより小径に、更に下部に設けられたフ
ランジ25を前記フランジ24より小径に形成し
てなる。26,27,28は前記上縁フランジ2
2並びにフランジ23,24,25の間に立設さ
れた補強板であり、フランジ23,24,25の
対角線上に所定間隔をおいて複数枚設けられてい
る。30,31,32は外箱50の貫通孔51の
周縁部への水平突起状の係合部であり、係合部3
0,31は一対の補強板26,27の一側端に設
け、係合部32はフランジ25の下側で前記排水
パイプ本体21の外周面に設けてなる。また、こ
の係合部30,31,32の自由端間の距離はフ
ランジ23,24,25の直径よりも小さく、か
つ、その上面とフランジ23,24,25の下面
との間隔は外箱50の厚みよりやや大きい程度に
設定される。41は内箱40に設けられた排水口
である。51は前記排水パイプ本体21を貫通さ
せる貫通孔であり、外箱50を前記フランジ2
3,24,25のいずれに当接するかによつて内
径を変えるものとし、きれに応じて前記係合部3
0,31,32のいずれかが貫通する切欠き52
を設けるものとする。60a,60bは内箱40
と外箱50との間に充填された断熱材である。
次に内箱40及び外箱50への前記排水パイプ
20の取付方法を説明する。先ず、排水パイプ本
体21の下部を外箱50の貫通孔51に貫通さ
せ、該貫通孔51の周縁にフランジ23、フラン
ジ24或いはフランジ25を当接させる。この時
係合部30,31,32も切欠き52を貫通させ
るが、当接したいずれかのフランジ23,24,
25に対応して係合部30、係合部31或いは係
合部32のいずれかが貫通孔51を貫通しその下
面側に位置することとなる。この状態において、
排水パイプ20を90゜回転させれば貫通孔51の
周縁部の一部に係合部30、係合部31或いは係
合部32が係合し、排水パイプ20は外箱50に
対して確実に固定される。次に、内箱40を外箱
50内に配設して、上縁フランジ22の中心と排
水口41の中心が一致するよう排水口41周縁に
排水パイプ20の上縁フランジ22を当接させ、
最後に内箱40と外箱50との間に断熱材60
a,bを充填すれば良い。
本考案に係る冷凍・冷蔵庫の排水構造は前述の
如く構成されているので、第3図aに示す如く断
熱材60aの厚みが小さい場合は貫通孔51の周
縁部がフランジ23に当接し得るよう貫通孔51
の径を大きくすれば良いし、また、第3図bに示
す如く断熱材60bの厚みが大きい場合は、貫通
孔51の周縁部がフランジ25に当接し得るよう
貫通孔51の径を小さくすれば良く、種々の断熱
材60a,60bの厚みに対応することができ
る。また、上縁フランジ22は内箱50から、フ
ランジ23,24,25は外箱から圧縮力等が加
わるが、上縁フランジ22並びにフランジ23,
24,25の間に補強板26,27,28を設け
ていることから、強固であり、かかる圧縮力等に
より変形するおそれもない。更に、貫通孔51の
周縁部に係合部30、係合部31或いは係合部3
2が係合するので、排水パイプ20は内箱40の
排水口41並びに外箱50の貫通孔51の中心位
置に確実に固定させることができる。
尚、上記実施例では補強板27,28並びにフ
ランジ25の下側の排水パイプ本体21に係合部
30,31,32を設け、貫通孔51の周縁部に
係合させる場合を説明しているが、逆に貫通孔5
1の周縁部に係合部(図示しない)を設け、フラ
ンジ23,24,25に係合させるようにしても
よいことは言うまでもない。
以上説明したように本考案によれば、内箱と外
箱との間に断熱材を充填するとともに、該内箱に
は排水口を、該外箱には該排水口に対向する貫通
孔をそれぞれ設け、該排水口に流れる水を該貫通
孔に貫通する排水パイプを通じて排出する冷凍・
冷蔵庫の排水構造において、前記排水パイプの排
水パイプ本体の上縁に上縁フランジを設けるとと
もに、該排水パイプ本体の外周面で該排水パイプ
本体の軸方向に該上縁フランジと平行でしかも所
定間隔をおいて上方側が下方側より大径に形成さ
れた複数の位置規制用フランジを設け、前記上縁
フランジ並びに前記各位置規制用フランジ間には
上下に延び該各フランジを支持する補強板を取付
け、前記各位置規制用フランジ間に位置する前記
各補強板の一側端と、該各位置規制用フランジ中
で最下位の位置規制用フランジの下側で前記排水
パイプ本体の外周面とには、水平方向に突出しか
つ先端がそれぞれ直上に位置する該各位置規制用
フランジよりも内側に位置する係合部を設けると
ともに、前記外箱の前記貫通孔の周縁には該各係
合部の一つを挿通する切欠きを設け、前記上縁フ
ランジを前記内箱の前記排水口の周縁に当接させ
るとともに、前記各係合部の一つを前記切欠きを
介して前記外箱の前記貫通孔の周縁に係合させた
ので、断熱材の厚みの大小に拘わらず適宜排水パ
イプを取付けることができ便利であることは勿論
のこと補強板を設けていることから外部からの圧
縮力等による排水パイプの変形を防ぐこともでき
る。また、排水パイプを冷凍・冷蔵庫の内箱と排
水口と外箱の貫通孔の中心に簡単かつ確実に固定
できるという利点をも有する。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の説明に供するもので、第1図a
は従来の冷凍・冷蔵庫の排水構造、第1図bは来
の冷凍・冷蔵庫の排水パイプを示す斜視図、第2
図は本考案の一実施例を示す一部省略分解斜視
図、第3図a及び第3図bは本考案の一実施例を
示す一部省略断面図である。 図中、20……排水パイプ、23,24,25
……フランジ、26,27,28……補強板、3
0,31,32……係合部、51……貫通孔、5
2……切欠き。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 内箱と外箱との間に断熱材を充填するととも
    に、該内箱には排水口を、該外箱には該排水口に
    対向する貫通孔をそれぞれ設け、該排水口に流れ
    る水を該貫通孔に貫通する排水パイプを通じて排
    出する冷凍・冷蔵庫の排水構造において、 前記排水パイプの排水パイプ本体の上縁に上縁
    フランジを設けるとともに、該排水パイプ本体の
    外周面で該排水パイプ本体の軸方向に該上縁フラ
    ンジと平行でしかも所定間隔をおいて上方側が下
    方側より大径に形成された複数の位置規制用フラ
    ンジを設け、 前記上縁フランジ並びに前記各位置規制用フラ
    ンジ間には上下に延び該各フランジを支持する補
    強板を取付け、 前記各位置規制用フランジ間に位置する前記各
    補強板の一側端と、該各位置規制用フランジ中で
    最下位の位置規制用フランジの下側で前記排水パ
    イプ本体の外周面とには、水平方向に突出しかつ
    先端がそれぞれ直上に位置する該各位置規制用フ
    ランジよりも内側に位置する係合部を設けるとと
    もに、前記外箱の前記貫通孔の周縁には該各係合
    部の一つを挿通する切欠きを設け、 前記上縁フランジを前記内箱の前記排水口の周
    縁に当接させるとともに、前記各係合部の一つを
    前記切欠きを介して前記外箱の前記貫通孔の周縁
    に係合させた ことを特徴とする冷凍・冷蔵庫の排水構造。
JP12219983U 1983-08-08 1983-08-08 冷凍・冷蔵庫の排水構造 Granted JPS6030990U (ja)

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JP12219983U JPS6030990U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 冷凍・冷蔵庫の排水構造

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JP12219983U JPS6030990U (ja) 1983-08-08 1983-08-08 冷凍・冷蔵庫の排水構造

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Publication Number Publication Date
JPS6030990U JPS6030990U (ja) 1985-03-02
JPH0134072Y2 true JPH0134072Y2 (ja) 1989-10-17

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