JPS5927432Y2 - 恒音貯液槽 - Google Patents
恒音貯液槽Info
- Publication number
- JPS5927432Y2 JPS5927432Y2 JP15794881U JP15794881U JPS5927432Y2 JP S5927432 Y2 JPS5927432 Y2 JP S5927432Y2 JP 15794881 U JP15794881 U JP 15794881U JP 15794881 U JP15794881 U JP 15794881U JP S5927432 Y2 JPS5927432 Y2 JP S5927432Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- inner tank
- wall
- gap
- tank body
- liquid storage
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は、壁部と底部を断熱材を介在させてサンドイッ
チ構造とした恒温貯液槽に関し、さらに詳しくは、有底
状の内槽体を筒状外壁体及び外底体に対して一定の間隙
をもって保持して、断熱材を介在させうるようにした支
持部材を内槽体に固定配設し、その支持部材をもって外
部に据付固定するようにした恒温貯液槽に関する。
チ構造とした恒温貯液槽に関し、さらに詳しくは、有底
状の内槽体を筒状外壁体及び外底体に対して一定の間隙
をもって保持して、断熱材を介在させうるようにした支
持部材を内槽体に固定配設し、その支持部材をもって外
部に据付固定するようにした恒温貯液槽に関する。
貯湯槽或は保冷水槽等の恒温貯液槽においては、外部と
の熱遮断を行わなければならず、槽の壁体は通常半硬質
或は硬質の合成樹脂発泡体から成る断熱材を強化合成樹
脂板でサンドイッチした構成から戒っている。
の熱遮断を行わなければならず、槽の壁体は通常半硬質
或は硬質の合成樹脂発泡体から成る断熱材を強化合成樹
脂板でサンドイッチした構成から戒っている。
ところで、このようなサンドイッチ構成の壁体から戊る
槽を形成するには、従来たとえば、内槽体と筒状外壁体
及び外底体との相互間の間隙を形成保持するために、ス
ペーサを介在させ、その状態で樹脂液と空気を混合注入
し所定の状態に発泡させていた。
槽を形成するには、従来たとえば、内槽体と筒状外壁体
及び外底体との相互間の間隙を形成保持するために、ス
ペーサを介在させ、その状態で樹脂液と空気を混合注入
し所定の状態に発泡させていた。
しかるに、この場合にはスペーサを必要とするし、発泡
時スペーサが移動して内槽体と筒状外壁体の相互関係が
ずれてしまったりする危険性があるなどという欠点があ
り、又このような槽を据付けるには、筒状外壁体の外面
下部に据付用の取付具を接着固定していたが、このよう
にすると外壁体の取付具の固定部分にのみ応力がががり
、外壁体が破損してしまうことがあるなどという欠点が
あった。
時スペーサが移動して内槽体と筒状外壁体の相互関係が
ずれてしまったりする危険性があるなどという欠点があ
り、又このような槽を据付けるには、筒状外壁体の外面
下部に据付用の取付具を接着固定していたが、このよう
にすると外壁体の取付具の固定部分にのみ応力がががり
、外壁体が破損してしまうことがあるなどという欠点が
あった。
又別の据付方法としては、外底体を筒状外壁体よりも大
径に形成しておき、外壁体下端部に外底体の大きい部分
を閉蓋するような鍔部を形成して閉蓋状態とし、その鍔
部を上方から押えるようにした押え板をアンカーボルト
によって基盤に固定するようにしたものであるが、この
場合には、押え板が直接筒状外壁体に接着固定されてい
ないので、外壁体の一部分に異常な応力がかかるという
ことはないものの、押圧固定なので槽全体が据付位置か
らずれてしまうこともあるなどという欠点があった。
径に形成しておき、外壁体下端部に外底体の大きい部分
を閉蓋するような鍔部を形成して閉蓋状態とし、その鍔
部を上方から押えるようにした押え板をアンカーボルト
によって基盤に固定するようにしたものであるが、この
場合には、押え板が直接筒状外壁体に接着固定されてい
ないので、外壁体の一部分に異常な応力がかかるという
ことはないものの、押圧固定なので槽全体が据付位置か
らずれてしまうこともあるなどという欠点があった。
本考案は上述の如き欠点に鑑み、簡単な構成で、断熱用
発泡体を介在させる前の内槽体と筒状外壁体及び外底体
とを、一定の間隙をもって容易に確実に保持させると共
に、据付時の取付のための異常な応力が槽体に加わらな
いようにした恒温貯液槽を提供せんとするもので、その
要旨は、有底状の内槽体及びそれと一定の間隙を隔てて
筒状外壁体と外底体とを組合せ配設し上記間隙部に断熱
材を介在させた恒温貯液槽で、内槽体外面に当接し固定
しうる固定部と筒状外壁体及び外底体に対して内槽体を
上記一定の間隙をもって保持しつる間隙保持部と筒状外
壁体よりも突出して外部に取付固定しうる取付部とから
成る支持部材を、内槽体に上記固定部をもって固定配設
し、上記取付部をもって外部に据付固定するように構成
した恒温貯液槽にある。
発泡体を介在させる前の内槽体と筒状外壁体及び外底体
とを、一定の間隙をもって容易に確実に保持させると共
に、据付時の取付のための異常な応力が槽体に加わらな
いようにした恒温貯液槽を提供せんとするもので、その
要旨は、有底状の内槽体及びそれと一定の間隙を隔てて
筒状外壁体と外底体とを組合せ配設し上記間隙部に断熱
材を介在させた恒温貯液槽で、内槽体外面に当接し固定
しうる固定部と筒状外壁体及び外底体に対して内槽体を
上記一定の間隙をもって保持しつる間隙保持部と筒状外
壁体よりも突出して外部に取付固定しうる取付部とから
成る支持部材を、内槽体に上記固定部をもって固定配設
し、上記取付部をもって外部に据付固定するように構成
した恒温貯液槽にある。
以下、図示した実施例に基づいて本考案をより詳細に説
明する。
明する。
第1図は本考案に係る一実施例としての恒温貯液槽の一
部を省略した分解斜視図、第2図は第1図実施例の要部
拡大縦断面図、第3図は第1図実施例における支持部材
の拡大斜視図であり、第4図は本考案に係る恒温貯液槽
の別の実施例の要部拡大縦断面図であり、1は下底面及
び側壁面から形成された内槽体、2は径及び高さ寸法と
共に内槽体1のそれらよりもより大きく形成されて側壁
面を構成する筒状の外壁体、3は該外壁体2の底端部が
内側に嵌合する立上り壁部3aを有する外底体で、その
立上り壁部3aには、後述支持部材4の基部4aが嵌合
する溝3bが4個所等間隔に形成されており、これら内
槽体1、外壁体2、外底体3は、それぞれたとえば強化
ポリエステル樹脂で形成されている。
部を省略した分解斜視図、第2図は第1図実施例の要部
拡大縦断面図、第3図は第1図実施例における支持部材
の拡大斜視図であり、第4図は本考案に係る恒温貯液槽
の別の実施例の要部拡大縦断面図であり、1は下底面及
び側壁面から形成された内槽体、2は径及び高さ寸法と
共に内槽体1のそれらよりもより大きく形成されて側壁
面を構成する筒状の外壁体、3は該外壁体2の底端部が
内側に嵌合する立上り壁部3aを有する外底体で、その
立上り壁部3aには、後述支持部材4の基部4aが嵌合
する溝3bが4個所等間隔に形成されており、これら内
槽体1、外壁体2、外底体3は、それぞれたとえば強化
ポリエステル樹脂で形成されている。
4はたとえば金属体から戒る支持部材で、基部4a、直
立部4bをもって断面路り字型をしており、直立部4b
は内槽体1の外面に沿って彎曲して形成されていると共
に、上方部分は固定部4ba、下方部分は底部間隙保持
部4bbを形成しており、基部4a、直立部4bの内向
面側相互間には内槽体1の外面と外壁体2の内面との間
の間隙を保持する側部間隙保持部としての側部間隙保持
板4Cが二枚一体的に配設されている。
立部4bをもって断面路り字型をしており、直立部4b
は内槽体1の外面に沿って彎曲して形成されていると共
に、上方部分は固定部4ba、下方部分は底部間隙保持
部4bbを形成しており、基部4a、直立部4bの内向
面側相互間には内槽体1の外面と外壁体2の内面との間
の間隙を保持する側部間隙保持部としての側部間隙保持
板4Cが二枚一体的に配設されている。
又、基部4aの先端取付部には、アンカーボルト5が嵌
挿される二個のアンカー7L4dが形成され、又直立部
4bの上方の固定部4baには5個の貫通孔4e、及び
その両側部に各角状凹部4fがそれぞれ形成されており
、直立部4bの固定部4baを内槽体1の外面に適宜接
着により取付け、下方の底部間隙保持部4bbによって
、内槽体1の底面と外底体3との間の間隙を保持するよ
うに構成されている。
挿される二個のアンカー7L4dが形成され、又直立部
4bの上方の固定部4baには5個の貫通孔4e、及び
その両側部に各角状凹部4fがそれぞれ形成されており
、直立部4bの固定部4baを内槽体1の外面に適宜接
着により取付け、下方の底部間隙保持部4bbによって
、内槽体1の底面と外底体3との間の間隙を保持するよ
うに構成されている。
6はたとえば強化ポリエステル樹脂のマットから戊る補
強部材で、内槽体1の外壁面と支持部材4の固定部4b
aの表面部分にかけて接着被覆している。
強部材で、内槽体1の外壁面と支持部材4の固定部4b
aの表面部分にかけて接着被覆している。
7は内槽体1と外壁体2及び外底体3との間に設けられ
た一定の間隙部に充填された、たとえばポリウレタン樹
脂の発泡体から戊る断熱材である。
た一定の間隙部に充填された、たとえばポリウレタン樹
脂の発泡体から戊る断熱材である。
以上のように構成の本考案に係る恒温貯液槽を組合せ配
設するには、ます内槽体1の側壁下縁周部の4等分位置
に、支持部材4をその直立部4bの固定部4baを接着
剤で接着固定する。
設するには、ます内槽体1の側壁下縁周部の4等分位置
に、支持部材4をその直立部4bの固定部4baを接着
剤で接着固定する。
この際、支持部材4の下方間隙保持部4bbは所定の寸
法だけ内槽体1の底面より張出させておくと共に、支持
部材4の貫通孔4e及び角状凹部4fが形成された部分
から内槽体1の接着部辺縁にかけて、接着剤を含侵させ
た補強部材6によって接着被覆し、支持部材4の接着部
分の補強をしておく。
法だけ内槽体1の底面より張出させておくと共に、支持
部材4の貫通孔4e及び角状凹部4fが形成された部分
から内槽体1の接着部辺縁にかけて、接着剤を含侵させ
た補強部材6によって接着被覆し、支持部材4の接着部
分の補強をしておく。
この時、貫通孔4e及び角状凹部4fには壁材と同一の
、この場合強化ポリエステル樹脂製のパテを埋込むか、
又は接着に際して補強体6を押込んで、含侵した接着剤
によってより確実に接着する。
、この場合強化ポリエステル樹脂製のパテを埋込むか、
又は接着に際して補強体6を押込んで、含侵した接着剤
によってより確実に接着する。
そこでこの状態の内槽体1を、その各支持部材4が溝3
bに嵌合するようにして外底体3に組合せる。
bに嵌合するようにして外底体3に組合せる。
この時、各支持部材4の基部4aのアンカー7L4dが
設けられた取付部分は、アンカーボルト5の取付に支障
ない程度に外底体3から突出することになる。
設けられた取付部分は、アンカーボルト5の取付に支障
ない程度に外底体3から突出することになる。
又、内槽体1の底面と外底体3との間は、支持部材4の
間隙保持部4bbによって一定の間隙に保持される。
間隙保持部4bbによって一定の間隙に保持される。
その後外壁体2の内槽体1にかぶせるようにして、外壁
体2の下端周縁を外底体3の立上り壁部3aに嵌合させ
るが、この際、内槽体1はその支持部材4の側部間隙保
持板4Cによって、外壁体2との相互間関係が一定の間
隙となるよう保持されることになる。
体2の下端周縁を外底体3の立上り壁部3aに嵌合させ
るが、この際、内槽体1はその支持部材4の側部間隙保
持板4Cによって、外壁体2との相互間関係が一定の間
隙となるよう保持されることになる。
尚、外壁体2と外底体3の嵌合部当接面及びその縁部、
支持部材4と外壁体2及び外底体3との当接部及びその
縁部等、又必要に応じ外底体3と支持部材4との当接面
は、適宜接着剤によって接着結合する。
支持部材4と外壁体2及び外底体3との当接部及びその
縁部等、又必要に応じ外底体3と支持部材4との当接面
は、適宜接着剤によって接着結合する。
次いで、上記各間隙部にたとえばポリウレタン樹脂液を
空気と混合注入して発泡させ、間隙部を発泡体をもって
充填し、断熱材7を形成する。
空気と混合注入して発泡させ、間隙部を発泡体をもって
充填し、断熱材7を形成する。
その後図示しないが、液出入口を形成する貫通孔を壁部
に設け、又予め断熱材を強化合成樹脂板でサンドイッチ
した蓋体を、内槽体1及び外壁体2の上部にかぶせ画体
1,2をそれぞれ密閉する。
に設け、又予め断熱材を強化合成樹脂板でサンドイッチ
した蓋体を、内槽体1及び外壁体2の上部にかぶせ画体
1,2をそれぞれ密閉する。
そこで、たとえば所定の鉄枠やコンクリートの基盤に上
記の貯液槽を載置し、支持部材4のアンカ一孔4dにア
ンカーボルト5を挿通して据付固定する。
記の貯液槽を載置し、支持部材4のアンカ一孔4dにア
ンカーボルト5を挿通して据付固定する。
第4図は本考案に係る恒温貯液槽の異なる他の実施例の
第2図に相当する要部拡大縦断面図であるが、第1図実
施例と同一部分は同一の符号を付しその説明は省略する
。
第2図に相当する要部拡大縦断面図であるが、第1図実
施例と同一部分は同一の符号を付しその説明は省略する
。
14はたとえば金属体から成る支持部材で、基部14a
、それに対して垂直に折曲った直立部14b、さらに該
直立部14 bから基部14 aと平行でそれとは逆側
に折曲った固定部14C1及び基部14 aと直立部1
4bの表面側相互間に一体的に取付けられた間隙保持板
14dから戒っており、基部14aの端部にはアンカー
ボルト5が嵌挿されるアンカ一孔14 eが、又固定部
14 Cには、第1図実施例の場合と同様の貫通孔及び
角状凹部がそれぞれ形成されている。
、それに対して垂直に折曲った直立部14b、さらに該
直立部14 bから基部14 aと平行でそれとは逆側
に折曲った固定部14C1及び基部14 aと直立部1
4bの表面側相互間に一体的に取付けられた間隙保持板
14dから戒っており、基部14aの端部にはアンカー
ボルト5が嵌挿されるアンカ一孔14 eが、又固定部
14 Cには、第1図実施例の場合と同様の貫通孔及び
角状凹部がそれぞれ形成されている。
この支持部材14は、固定部14Cが内槽体1の底面に
接着固定されている。
接着固定されている。
16は第1図実施例と同様の補強部材で、内槽体1の底
面と支持部材14の固定部14 Cの下面(第4図)に
かけて接着被覆している。
面と支持部材14の固定部14 Cの下面(第4図)に
かけて接着被覆している。
従って、この場合には、内槽体1の底面周縁部の4等分
位置に支持部材14を固定部14Cをもって予め接着固
定しておく。
位置に支持部材14を固定部14Cをもって予め接着固
定しておく。
この際、保持板14dの左端面が内槽体1に対する外壁
体2との相互間隙の規制位置をなし、上下端面、即ち基
部14 aと固定部14Cの相互外面間寸法が、内槽体
1と外底体3との相互間隙の寸法規制をなすようにする
。
体2との相互間隙の規制位置をなし、上下端面、即ち基
部14 aと固定部14Cの相互外面間寸法が、内槽体
1と外底体3との相互間隙の寸法規制をなすようにする
。
補強部材16は前述第1図実施例の場合と同様にして接
着被覆する。
着被覆する。
そこで、同様にして内槽体1及び外底体3を、さらに外
壁体2を組合せ配設すれば、基部14 aの取付部のア
ンカー7L14eが外底体3から突出し、アンカーボル
ト5で取付可能となると共に、内槽体1の底面と外底体
3との間、及び内槽体1の側壁と外壁体2との間は支持
部材14によってそれぞれ一定間隙状態に保持される。
壁体2を組合せ配設すれば、基部14 aの取付部のア
ンカー7L14eが外底体3から突出し、アンカーボル
ト5で取付可能となると共に、内槽体1の底面と外底体
3との間、及び内槽体1の側壁と外壁体2との間は支持
部材14によってそれぞれ一定間隙状態に保持される。
尚、所定個所は前述実施例の場合と同様に接着結合し、
その後同様に間隙部に発泡体を充填させて断熱材7を形
成する。
その後同様に間隙部に発泡体を充填させて断熱材7を形
成する。
据付は支持部材14のアンカー(L14eにアンカーボ
ルト5−を挿通し、所定の鉄枠やコンクリートの基盤上
に設置して固定する。
ルト5−を挿通し、所定の鉄枠やコンクリートの基盤上
に設置して固定する。
以上の如く、本考案に係る恒温貯液槽によれば、据付用
の取付部及び内槽体と外壁体との間を一定の間隙に保持
する間隙保持部を有する支持部材を、簡単な構成で形成
したので、内槽体、筒状外壁体及び外底体とを組合せ配
設して発泡体を充填形成するに際して、一定間隙の二重
壁を容易に確実に保持せしめることができ、断熱材を均
一な厚さに形成せしめることができるので、良好な断熱
層が確保できると共に、据付用の取付部が形成された支
持部材は大部分が断熱材部に覆われ、外部には一部分し
か突出してないので、その部分からの熱の伝達は最小限
におさえられ、金属体で形成されている場合には錆の生
じる率も少ないほか、支持部材が直接的に、しかも面状
に広く補強されて内槽体を支持しているので、狭小の固
定部に応力が集中するということなく分散されるので、
耐震構造として極めて優れているなどという特徴を有し
ている。
の取付部及び内槽体と外壁体との間を一定の間隙に保持
する間隙保持部を有する支持部材を、簡単な構成で形成
したので、内槽体、筒状外壁体及び外底体とを組合せ配
設して発泡体を充填形成するに際して、一定間隙の二重
壁を容易に確実に保持せしめることができ、断熱材を均
一な厚さに形成せしめることができるので、良好な断熱
層が確保できると共に、据付用の取付部が形成された支
持部材は大部分が断熱材部に覆われ、外部には一部分し
か突出してないので、その部分からの熱の伝達は最小限
におさえられ、金属体で形成されている場合には錆の生
じる率も少ないほか、支持部材が直接的に、しかも面状
に広く補強されて内槽体を支持しているので、狭小の固
定部に応力が集中するということなく分散されるので、
耐震構造として極めて優れているなどという特徴を有し
ている。
第1図は本考案に係る一実施例としての恒温貯液槽の一
部を省略した分解斜視図、第2図は第1図実施例の要部
拡大縦断面図、第3図は第1図実施例における支持部材
の拡大斜視図、第4図は異なる他の実施例の第2図に相
当する要部拡大縦断面図である。 1・・・・・・内槽体、2・・・・・・筒状外壁体、3
・・・・・・外底体、4゜14・・・・・・支持部材、
4 a 、”14 a・・・・・・基部、4ba、14
C・・・・・・固定部、4bb・・・・・・底部間隙保
持部、4C・・・・・・側部間隙保持板、4d、14e
・・・・・・アンカ一孔、5・・・・・・アンカーボル
ト、14d・・・・・・間隙保持板。
部を省略した分解斜視図、第2図は第1図実施例の要部
拡大縦断面図、第3図は第1図実施例における支持部材
の拡大斜視図、第4図は異なる他の実施例の第2図に相
当する要部拡大縦断面図である。 1・・・・・・内槽体、2・・・・・・筒状外壁体、3
・・・・・・外底体、4゜14・・・・・・支持部材、
4 a 、”14 a・・・・・・基部、4ba、14
C・・・・・・固定部、4bb・・・・・・底部間隙保
持部、4C・・・・・・側部間隙保持板、4d、14e
・・・・・・アンカ一孔、5・・・・・・アンカーボル
ト、14d・・・・・・間隙保持板。
Claims (1)
- 有底状の内槽体及びそれと一定の間隙を隔てて筒状外壁
体と外底体とを組合せ配設し上記間隙部に断熱材を介在
させた恒温貯液槽において、内槽体外面に当接し固定し
うる固定部と筒状外壁体及び外底体に対して内槽体を上
記一定の間隙をもって保持しうる間隙保持部と筒状外壁
体よりも突出して外部に取付固定しうる取付部とから成
る支持部材を、内槽体に上記固定部をもって固定配設し
、上記取付部をもって外部に据付固定するように構成し
たことを特徴とする恒温貯液槽。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15794881U JPS5927432Y2 (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 恒音貯液槽 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15794881U JPS5927432Y2 (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 恒音貯液槽 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5861794U JPS5861794U (ja) | 1983-04-26 |
JPS5927432Y2 true JPS5927432Y2 (ja) | 1984-08-08 |
Family
ID=29950451
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15794881U Expired JPS5927432Y2 (ja) | 1981-10-23 | 1981-10-23 | 恒音貯液槽 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5927432Y2 (ja) |
-
1981
- 1981-10-23 JP JP15794881U patent/JPS5927432Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5861794U (ja) | 1983-04-26 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
AU2003272837A1 (en) | Heat Insulating Wall Structure | |
JP2008298281A (ja) | 断熱用ワッシャーおよびこれを用いた断熱構造体 | |
JPS5927432Y2 (ja) | 恒音貯液槽 | |
JPS6311115Y2 (ja) | ||
JPS6020686Y2 (ja) | 水槽組立用単位板 | |
JPS629275Y2 (ja) | ||
JPS6311114Y2 (ja) | ||
JP2008018966A (ja) | 外壁断熱構造及び組立式貯液槽 | |
JPH0738225Y2 (ja) | 保温形タンク | |
JPH061958Y2 (ja) | パネル用枠材 | |
JPH0628477Y2 (ja) | 保温形単位体パネル | |
JP2584464Y2 (ja) | 貼着複合パネル | |
JPS633710U (ja) | ||
JP2001151294A (ja) | パネル組立式タンク | |
JPH0541148Y2 (ja) | ||
JPH10140691A (ja) | 構造用パネル | |
JPS5815392B2 (ja) | 組立容器の底保温方法 | |
JPH06298294A (ja) | 組立式断熱貯液槽の接続部材 | |
JPS6211831Y2 (ja) | ||
JPS6134411Y2 (ja) | ||
JPH0219426Y2 (ja) | ||
JPH0510225Y2 (ja) | ||
JPS6112388Y2 (ja) | ||
JPS61152589A (ja) | 保温パネル及びその製法 | |
JPH086891Y2 (ja) | 断熱壁パネル |