JP3075840B2 - 天置型恒温高湿ユニット - Google Patents
天置型恒温高湿ユニットInfo
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- JP3075840B2 JP3075840B2 JP04162894A JP16289492A JP3075840B2 JP 3075840 B2 JP3075840 B2 JP 3075840B2 JP 04162894 A JP04162894 A JP 04162894A JP 16289492 A JP16289492 A JP 16289492A JP 3075840 B2 JP3075840 B2 JP 3075840B2
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- JP
- Japan
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- box
- heat insulating
- ceiling
- cap
- constant temperature
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- Air Filters, Heat-Exchange Apparatuses, And Housings Of Air-Conditioning Units (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はクリーンルーム等の天井
裏に設置され、温度制御及び湿度制御された空気を室内
へ送出するための天置型恒温高湿ユニットに関する。
裏に設置され、温度制御及び湿度制御された空気を室内
へ送出するための天置型恒温高湿ユニットに関する。
【0002】
【従来の技術】従来この種の天置型恒温高湿ユニットは
実公平4−2346号公報に示されるように構成されて
いる。即ち、外箱と内箱とこれら両箱を連結するキャッ
プとで囲まれる空間内に断熱材を充填してなる断熱箱体
と、この箱体の一側に設けた空気の吹出口と、前記箱体
の他側に設けた空気の吸込口と、前記箱体内に収納され
た送風機、蒸発器、及び加熱手段とを備え、天井裏に設
置されている。そして、このユニットは、別途設けられ
た冷凍機ユニットやHEPAフィルターと連結されて、
クリーンルーム内に温度及び湿度制御されたクリーンな
空気を室内へ供給するものである。
実公平4−2346号公報に示されるように構成されて
いる。即ち、外箱と内箱とこれら両箱を連結するキャッ
プとで囲まれる空間内に断熱材を充填してなる断熱箱体
と、この箱体の一側に設けた空気の吹出口と、前記箱体
の他側に設けた空気の吸込口と、前記箱体内に収納され
た送風機、蒸発器、及び加熱手段とを備え、天井裏に設
置されている。そして、このユニットは、別途設けられ
た冷凍機ユニットやHEPAフィルターと連結されて、
クリーンルーム内に温度及び湿度制御されたクリーンな
空気を室内へ供給するものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成によると、前記断熱箱体は、発泡時のシールのために
外箱と内箱との間にキャップを使用しているが、このキ
ャップは、個別に組み立てた外箱内に内箱を収納した後
に両箱間に装着するため、組立て作業性が悪いという問
題があった。
成によると、前記断熱箱体は、発泡時のシールのために
外箱と内箱との間にキャップを使用しているが、このキ
ャップは、個別に組み立てた外箱内に内箱を収納した後
に両箱間に装着するため、組立て作業性が悪いという問
題があった。
【0004】また、ダクト取付板は、通常、断熱箱体の
吹出口側及び吸込口側の開口端縁に面一に取り付けられ
るため、この縁部近傍の断熱材の無い部分からの熱のリ
ークが大きく、断熱箱体内の冷気が前記縁部近傍から逃
げてしまい適温・適湿の空気を室内へ供給できなくなる
という問題があった。
吹出口側及び吸込口側の開口端縁に面一に取り付けられ
るため、この縁部近傍の断熱材の無い部分からの熱のリ
ークが大きく、断熱箱体内の冷気が前記縁部近傍から逃
げてしまい適温・適湿の空気を室内へ供給できなくなる
という問題があった。
【0005】また、蒸発器と接続される冷媒配管の途中
を固定するために断熱箱体に取り付けられる接続具は、
通常、断面六角形状であるため、これに相当する六角穴
を断熱箱体に設けて横方向及び回転方向の動きを規制す
ると共に、別個の固定金具により挿入方向の動きを規制
していた。しかし、この方法は、断熱箱体に接続具の大
きさに相当する六角形状の穴を設けるものであるため、
接続具と配管を溶接する場合の位置決めが困難であると
共に、蒸発器に取付けた冷媒配管を挿入し難いという問
題があった。
を固定するために断熱箱体に取り付けられる接続具は、
通常、断面六角形状であるため、これに相当する六角穴
を断熱箱体に設けて横方向及び回転方向の動きを規制す
ると共に、別個の固定金具により挿入方向の動きを規制
していた。しかし、この方法は、断熱箱体に接続具の大
きさに相当する六角形状の穴を設けるものであるため、
接続具と配管を溶接する場合の位置決めが困難であると
共に、蒸発器に取付けた冷媒配管を挿入し難いという問
題があった。
【0006】更に、送風機を取付けた取付板は重量が重
いため、この取付板を断熱箱体にビスで固定する場合
に、位置決めが容易でないという問題があった。
いため、この取付板を断熱箱体にビスで固定する場合
に、位置決めが容易でないという問題があった。
【0007】本発明は上記問題を解決するためになされ
たもので、簡単な構成により断熱箱体の組立て作業性を
向上できると共に、冷却性能も良好な天置型恒温高湿ユ
ニットを提供することを目的とする。
たもので、簡単な構成により断熱箱体の組立て作業性を
向上できると共に、冷却性能も良好な天置型恒温高湿ユ
ニットを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、外箱と内箱と
これら両箱を連結するキャップとで囲まれる空間内に断
熱材を充填してなる断熱箱体と、この箱体の一側に設け
た空気の吹出口と、前記箱体の他側に設けた空気の吸込
口と、前記箱体内に収納された送風機、蒸発器、及び加
熱手段とを備え、天井裏に設置される天置型恒温高湿ユ
ニットにおいて、前記内箱に凸部を有するフランジを設
ける一方、前記キャップに突起を有する溝部とフランジ
部を設け、前記内箱のフランジ部にキャップの溝を挿入
し凸部に突起を係止することにより内箱にキャップを取
り付けたものである。
これら両箱を連結するキャップとで囲まれる空間内に断
熱材を充填してなる断熱箱体と、この箱体の一側に設け
た空気の吹出口と、前記箱体の他側に設けた空気の吸込
口と、前記箱体内に収納された送風機、蒸発器、及び加
熱手段とを備え、天井裏に設置される天置型恒温高湿ユ
ニットにおいて、前記内箱に凸部を有するフランジを設
ける一方、前記キャップに突起を有する溝部とフランジ
部を設け、前記内箱のフランジ部にキャップの溝を挿入
し凸部に突起を係止することにより内箱にキャップを取
り付けたものである。
【0009】
【0010】また、外箱と内箱とこれら両箱を連結する
キャップとで囲まれる空間内に断熱材を充填してなる断
熱箱体と、この箱体の一側に設けた空気の吹出口と、前
記箱体の他側に設けた空気の吸込口と、前記箱体内に収
納された送風機、蒸発器、及び加熱手段と、前記蒸発器
に接続される冷媒配管を断熱箱体の側壁に固定する断面
六角形状の接続具とを備え、天井裏に設置される天置型
恒温高湿ユニットにおいて、前記断熱箱体の側壁に接続
具の断面形状より大きく直線辺を有する穴を設ける一
方、前記接続具の外周に溝を設け、更に、前記接続具の
溝に係合するフランジを有し断熱箱体に固定される金具
を設けたものである。
キャップとで囲まれる空間内に断熱材を充填してなる断
熱箱体と、この箱体の一側に設けた空気の吹出口と、前
記箱体の他側に設けた空気の吸込口と、前記箱体内に収
納された送風機、蒸発器、及び加熱手段と、前記蒸発器
に接続される冷媒配管を断熱箱体の側壁に固定する断面
六角形状の接続具とを備え、天井裏に設置される天置型
恒温高湿ユニットにおいて、前記断熱箱体の側壁に接続
具の断面形状より大きく直線辺を有する穴を設ける一
方、前記接続具の外周に溝を設け、更に、前記接続具の
溝に係合するフランジを有し断熱箱体に固定される金具
を設けたものである。
【0011】
【0012】
【作用】本発明の天置型恒温高湿ユニットによれば、断
熱箱体を組み立てる場合に、予め内箱のフランジにキャ
ップを取り付けておくことができ、外箱内に内箱をセッ
トするだけで両箱間にキャップを介在させることができ
る。また、内箱の挿入時にはキヤップを持って容易に外
箱内の所定の位置にセットできる。この結果、組立て作
業性を向上できる。
熱箱体を組み立てる場合に、予め内箱のフランジにキャ
ップを取り付けておくことができ、外箱内に内箱をセッ
トするだけで両箱間にキャップを介在させることができ
る。また、内箱の挿入時にはキヤップを持って容易に外
箱内の所定の位置にセットできる。この結果、組立て作
業性を向上できる。
【0013】
【0014】また、接続具は、外周の溝に係合するフラ
ンジを有する金具と断熱箱体の穴の直線辺によって縦方
向、横方向、挿入方向、及び回転方向の動きが規制さ
れ、断熱箱体に強固に固定されるため、前記穴の大きさ
を大きく形成することができ、接続具と配管を溶接する
場合の位置決めを容易化し、冷媒配管の挿入作業性を向
上できる。
ンジを有する金具と断熱箱体の穴の直線辺によって縦方
向、横方向、挿入方向、及び回転方向の動きが規制さ
れ、断熱箱体に強固に固定されるため、前記穴の大きさ
を大きく形成することができ、接続具と配管を溶接する
場合の位置決めを容易化し、冷媒配管の挿入作業性を向
上できる。
【0015】
【0016】
【実施例】次に本発明の実施例を説明する。1は本発明
の天置型恒温高湿ユニットである。このユニットは、鋼
板製の外箱2とステンレス製の内箱3とこれら両箱2,
3を連結する合成樹脂製のキャップ4a,4bとで囲ま
れる空間内に断熱材5を発泡充填してなる断熱箱体6
と、この箱体の一側に設けた空気の吹出口7と、前記箱
体6の他側に設けた空気の吸込口8と、前記箱体6内に
収納された送風機9、蒸発器10、及び電気ヒーターユ
ニット11、その取付金具12、トレンパン13とを備
え、天井裏に設置される。このユニット1は、図示しな
いHEPAフィルターユニットやコンデンシングユニッ
トとダクト接続或るいは冷媒配管接続されて適温・適湿
に制御された冷気をクリーンルーム等の室内へ供給する
ものである。
の天置型恒温高湿ユニットである。このユニットは、鋼
板製の外箱2とステンレス製の内箱3とこれら両箱2,
3を連結する合成樹脂製のキャップ4a,4bとで囲ま
れる空間内に断熱材5を発泡充填してなる断熱箱体6
と、この箱体の一側に設けた空気の吹出口7と、前記箱
体6の他側に設けた空気の吸込口8と、前記箱体6内に
収納された送風機9、蒸発器10、及び電気ヒーターユ
ニット11、その取付金具12、トレンパン13とを備
え、天井裏に設置される。このユニット1は、図示しな
いHEPAフィルターユニットやコンデンシングユニッ
トとダクト接続或るいは冷媒配管接続されて適温・適湿
に制御された冷気をクリーンルーム等の室内へ供給する
ものである。
【0017】前記断熱箱体6には、空気の吹出口7とな
る開口端面にパッキン14、送風機9の取付板15、パ
ッキン16、及び吹出ダクト取付板17が取付けられ、
空気の吸込口8となる開口端面にパッキン18、吸込ダ
クト取付板19が取り付けられている。また、上面開口
は発泡断熱材からなる天板20で閉塞される。
る開口端面にパッキン14、送風機9の取付板15、パ
ッキン16、及び吹出ダクト取付板17が取付けられ、
空気の吸込口8となる開口端面にパッキン18、吸込ダ
クト取付板19が取り付けられている。また、上面開口
は発泡断熱材からなる天板20で閉塞される。
【0018】ここで、前記内箱3には凸部3bを有する
フランジ3cを設けており、一方、前記キャップ4aに
は突起4cを有する溝部4dとフランジ部4eを設けて
おり、前記内箱3のフランジ部3cにキャップ4aの溝
4dを挿入し凸部3bに突起4cを係止すると共に、キ
ャップ4aのフランジ部4eをネジ21で固定すること
により、予め内箱3にキャップ4aが取り付けられてい
る。この状態で、図3に示すように内箱3を外箱2に挿
入するが、挿入時にはキャップ4aのフランジ部4eを
持って挿入する。22はドレンパイプである。
フランジ3cを設けており、一方、前記キャップ4aに
は突起4cを有する溝部4dとフランジ部4eを設けて
おり、前記内箱3のフランジ部3cにキャップ4aの溝
4dを挿入し凸部3bに突起4cを係止すると共に、キ
ャップ4aのフランジ部4eをネジ21で固定すること
により、予め内箱3にキャップ4aが取り付けられてい
る。この状態で、図3に示すように内箱3を外箱2に挿
入するが、挿入時にはキャップ4aのフランジ部4eを
持って挿入する。22はドレンパイプである。
【0019】斯る構成によれば、断熱箱体6を組み立て
る場合に、予め内箱3のフランジ3cにキャップ4aを
取り付けておくことができ、外箱2内に内箱3をセット
するだけで両箱2,3間にキャップ4aを介在させるこ
とができる。また、内箱3の挿入時にはキヤップ4aを
持って容易に外箱2内の所定の位置にセットできる。ま
た、断面W字状のキャップ4bは両端の凹所4f,4g
に内箱3の端部及び外箱2の端部を嵌め込むだけで良い
ため、組立て作業性を向上できる。
る場合に、予め内箱3のフランジ3cにキャップ4aを
取り付けておくことができ、外箱2内に内箱3をセット
するだけで両箱2,3間にキャップ4aを介在させるこ
とができる。また、内箱3の挿入時にはキヤップ4aを
持って容易に外箱2内の所定の位置にセットできる。ま
た、断面W字状のキャップ4bは両端の凹所4f,4g
に内箱3の端部及び外箱2の端部を嵌め込むだけで良い
ため、組立て作業性を向上できる。
【0020】また、吹出口7或るいは吸込口8と連通し
て外部へ空気を導入或るいは導出するダクト取付板1
7,19は前記キャップ4bの段差部23にボルト24
によって固定されているため、このダクト取付板17,
19は前記断熱箱体6の開口外縁より内方に配置される
ことになる。加えて、金属製の内箱3と外箱2の間は、
合成樹脂製のキャップ4a,4bにて連結される構造と
なる。このため、断熱箱体6内の冷気が外箱2の表面に
伝わり難い構造とすることができ、前記ダクト取付板1
7,19の端縁からの熱のリークを抑制して、断熱箱体
6内の適温・適湿の冷気をそのまま室内へ供給すること
ができる。しかも、ダクト取付板17,19に巻き付け
られるグラスウール等の断熱材は、その厚み分をキャッ
プ4bの段差部23で収容してキャップ4bとダクト取
付板17,19で挟み込むことができるため、断熱材の
端面処理が容易となると共にダクト取付板17,19と
キャップ4bとの間のシールが良好となる。
て外部へ空気を導入或るいは導出するダクト取付板1
7,19は前記キャップ4bの段差部23にボルト24
によって固定されているため、このダクト取付板17,
19は前記断熱箱体6の開口外縁より内方に配置される
ことになる。加えて、金属製の内箱3と外箱2の間は、
合成樹脂製のキャップ4a,4bにて連結される構造と
なる。このため、断熱箱体6内の冷気が外箱2の表面に
伝わり難い構造とすることができ、前記ダクト取付板1
7,19の端縁からの熱のリークを抑制して、断熱箱体
6内の適温・適湿の冷気をそのまま室内へ供給すること
ができる。しかも、ダクト取付板17,19に巻き付け
られるグラスウール等の断熱材は、その厚み分をキャッ
プ4bの段差部23で収容してキャップ4bとダクト取
付板17,19で挟み込むことができるため、断熱材の
端面処理が容易となると共にダクト取付板17,19と
キャップ4bとの間のシールが良好となる。
【0021】また、熱交換器10と外部コンデンシング
ユニットとを接続する冷媒配管を固定するために、前記
断熱箱体6の側壁に貫通して断面六角形状の接続具25
が取り付けられている。ここで、前記断熱箱体6には、
接続具25の断面形状よりかなり大きくしかも直線辺2
6を有する穴27を設ける一方、前記接続具25の外周
に溝28を設け、更に、前記接続具25の溝28に係合
するフランジ29を有し断熱箱体6にネジ30で固定さ
れるコ字状金具31を設けている。
ユニットとを接続する冷媒配管を固定するために、前記
断熱箱体6の側壁に貫通して断面六角形状の接続具25
が取り付けられている。ここで、前記断熱箱体6には、
接続具25の断面形状よりかなり大きくしかも直線辺2
6を有する穴27を設ける一方、前記接続具25の外周
に溝28を設け、更に、前記接続具25の溝28に係合
するフランジ29を有し断熱箱体6にネジ30で固定さ
れるコ字状金具31を設けている。
【0022】このため、接続具25は、外周の溝28に
係合するフランジ29を有する金具31と断熱箱体6の
穴27の直線辺26によって縦方向、横方向、挿入方
向、及び回転方向の動きが規制され、断熱箱体6に強固
に固定されるため、前記穴27の大きさを大きく形成す
ることができ、接続具25と配管を溶接する場合の位置
決めを容易化し、冷媒配管の挿入作業性を向上できる。
係合するフランジ29を有する金具31と断熱箱体6の
穴27の直線辺26によって縦方向、横方向、挿入方
向、及び回転方向の動きが規制され、断熱箱体6に強固
に固定されるため、前記穴27の大きさを大きく形成す
ることができ、接続具25と配管を溶接する場合の位置
決めを容易化し、冷媒配管の挿入作業性を向上できる。
【0023】また、図11,図12に示すように送風機
9の取付板15の内面下部には内方へ突出するL字状の
金具32を設けたので、取付板15を断熱箱体6にボル
ト24で固定する場合には、前記金具32をキャップ4
b上に載置することにより、取付板15を断熱箱体6に
仮置きすることができ、位置決めが容易となり、ビス止
めによる取り付け作業を良好に行うことができる。
9の取付板15の内面下部には内方へ突出するL字状の
金具32を設けたので、取付板15を断熱箱体6にボル
ト24で固定する場合には、前記金具32をキャップ4
b上に載置することにより、取付板15を断熱箱体6に
仮置きすることができ、位置決めが容易となり、ビス止
めによる取り付け作業を良好に行うことができる。
【0024】
【発明の効果】以上のように本発明の天置型恒温高湿ユ
ニットによれば、断熱箱体を組み立てる場合に、予め内
箱のフランジにキャップを取り付けておくことができ、
外箱内に内箱をセットするだけで両箱間にキャップを介
在させることができる。また、内箱の挿入時にはキヤッ
プを持って容易に外箱内の所定の位置にセットできる。
この結果、組立て作業性を向上できる。
ニットによれば、断熱箱体を組み立てる場合に、予め内
箱のフランジにキャップを取り付けておくことができ、
外箱内に内箱をセットするだけで両箱間にキャップを介
在させることができる。また、内箱の挿入時にはキヤッ
プを持って容易に外箱内の所定の位置にセットできる。
この結果、組立て作業性を向上できる。
【0025】また、ダクト取付板は、断熱箱体の吹出口
側及び吸込口側の開口端縁から内方に取り付けられるた
め、断熱箱体内の冷気が箱体表面に伝わり難い構造とす
ることができ、前記ダクト取付板の端縁からの熱のリー
クを抑制して、断熱箱体内の適温・適湿の冷気を室内へ
供給することができる。
側及び吸込口側の開口端縁から内方に取り付けられるた
め、断熱箱体内の冷気が箱体表面に伝わり難い構造とす
ることができ、前記ダクト取付板の端縁からの熱のリー
クを抑制して、断熱箱体内の適温・適湿の冷気を室内へ
供給することができる。
【0026】また、接続具は、外周の溝に係合するフラ
ンジを有する金具と断熱箱体の穴の直線辺によって縦方
向、横方向、挿入方向、及び回転方向の動きが規制さ
れ、断熱箱体に強固に固定されるため、前記穴の大きさ
を大きく形成することができ、接続具と配管を溶接する
場合の位置決めを容易化し、冷媒配管の挿入作業性を向
上できる。
ンジを有する金具と断熱箱体の穴の直線辺によって縦方
向、横方向、挿入方向、及び回転方向の動きが規制さ
れ、断熱箱体に強固に固定されるため、前記穴の大きさ
を大きく形成することができ、接続具と配管を溶接する
場合の位置決めを容易化し、冷媒配管の挿入作業性を向
上できる。
【0027】更に、送風機を取付けた取付板には内方へ
突出する金具を設けたので、取付板を断熱箱体にビスで
固定する場合に、位置決めが容易となり、取り付け作業
を良好に行うことができる。
突出する金具を設けたので、取付板を断熱箱体にビスで
固定する場合に、位置決めが容易となり、取り付け作業
を良好に行うことができる。
【図1】本発明の天置型恒温高湿ユニットの分解斜視図
である。
である。
【図2】天置型恒温高湿ユニットの縦断面図である。
【図3】断熱箱体の組立て説明図である。
【図4】断熱箱体の上角要部断面図である。
【図5】キャップと内箱の組立て説明図である。
【図6】ダクト取付板を装着した天置型恒温高湿ユニッ
トの縦断面図である。
トの縦断面図である。
【図7】断熱箱体の上角要部断面図である。
【図8】断熱箱体の下角要部断面図である。
【図9】接続具と金具の要部断面図である。
【図10】接続具と金具の正面図である。
【図11】送風機の取付板の側面図である。
【図12】断熱箱体の下角要部断面図である。
1 天置型恒温高湿ユニット 2 外箱 3 内箱 4a,4b キャップ 6 断熱箱体 7 吹出口 8 吸込口 9 送風機 10 蒸発機 11 電気ヒーター 17 吹出ダクト取付板 19 吸込ダクト取付板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−32628(JP,A) 特開 平4−165235(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) F24F 1/00 401
Claims (2)
- 【請求項1】 外箱と内箱とこれら両箱を連結するキャ
ップとで囲まれる空間内に断熱材を充填してなる断熱箱
体と、この箱体の一側に設けた空気の吹出口と、前記箱
体の他側に設けた空気の吸込口と、前記箱体内に収納さ
れた送風機、蒸発器、及び加熱手段とを備え、天井裏に
設置される天置型恒温高湿ユニットにおいて、前記内箱
に凸部を有するフランジを設ける一方、前記キャップに
突起を有する溝部とフランジ部を設け、前記内箱のフラ
ンジ部にキャップの溝を挿入し凸部に突起を係止するこ
とにより内箱にキャップが取り付けられていることを特
徴とする天置型恒温高湿ユニット。 - 【請求項2】 外箱と内箱とこれら両箱を連結するキャ
ップとで囲まれる空間内に断熱材を充填してなる断熱箱
体と、この箱体の一側に設けた空気の吹出口と、前記箱
体の他側に設けた空気の吸込口と、前記箱体内に収納さ
れた送風機、蒸発器、及び加熱手段と、前記蒸発器に接
続される冷媒配管を断熱箱体の側壁に固定する断面六角
形状の接続具とを備え、天井裏に設置される天置型恒温
高湿ユニットにおいて、前記断熱箱体の側壁に接続具の
断面形状より大きく直線辺を有する穴を設ける一方、前
記接続具の外周に溝を設け、更に、前記接続具の溝に係
合するフランジを有し断熱箱体に固定される金具を設け
たことを特徴とする天置型恒温高湿ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04162894A JP3075840B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 天置型恒温高湿ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP04162894A JP3075840B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 天置型恒温高湿ユニット |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH062882A JPH062882A (ja) | 1994-01-11 |
JP3075840B2 true JP3075840B2 (ja) | 2000-08-14 |
Family
ID=15763270
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP04162894A Expired - Fee Related JP3075840B2 (ja) | 1992-06-22 | 1992-06-22 | 天置型恒温高湿ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3075840B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101907643B1 (ko) * | 2018-02-12 | 2018-10-12 | 황금테크놀로지(주) | 부취제 제거를 위한 퍼지 가스 소음기 |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6428209B2 (ja) * | 2014-12-02 | 2018-11-28 | 株式会社富士通ゼネラル | 外気処理型空気調和機 |
-
1992
- 1992-06-22 JP JP04162894A patent/JP3075840B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101907643B1 (ko) * | 2018-02-12 | 2018-10-12 | 황금테크놀로지(주) | 부취제 제거를 위한 퍼지 가스 소음기 |
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Publication number | Publication date |
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JPH062882A (ja) | 1994-01-11 |
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