JPH0120350B2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0120350B2 JPH0120350B2 JP10889284A JP10889284A JPH0120350B2 JP H0120350 B2 JPH0120350 B2 JP H0120350B2 JP 10889284 A JP10889284 A JP 10889284A JP 10889284 A JP10889284 A JP 10889284A JP H0120350 B2 JPH0120350 B2 JP H0120350B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- condenser pipe
- outer box
- box
- flange
- main condenser
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
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Description
【発明の詳細な説明】
産業上の利用分野
本発明は冷蔵庫等の断熱箱体に関する。
従来例の構成とその問題点
最近、冷蔵庫等の断熱箱体において、冷却サイ
クルの一部を成す凝縮器は本体に露出して備え
ず、本体内に凝縮器としてのパイプを埋設して設
けることが多用されている。例えば第1図に示す
ように凝縮器パイプaは蛇行して外箱b側面にア
ルミ箔c等で固定されていた。しかし、この構成
によると外箱b側面に凝縮器パイプaを貼付ける
作業が困難で非常に時間がかかり、又アルミ箔c
等の放熱効果を持つた非常に高価な貼付部材が必
要となり原価高の原因となつていた。又貼付けに
よるバラツキが生じ放熱効果に悪影響をおよぼし
省エネルギー化への幣害になつていた。
クルの一部を成す凝縮器は本体に露出して備え
ず、本体内に凝縮器としてのパイプを埋設して設
けることが多用されている。例えば第1図に示す
ように凝縮器パイプaは蛇行して外箱b側面にア
ルミ箔c等で固定されていた。しかし、この構成
によると外箱b側面に凝縮器パイプaを貼付ける
作業が困難で非常に時間がかかり、又アルミ箔c
等の放熱効果を持つた非常に高価な貼付部材が必
要となり原価高の原因となつていた。又貼付けに
よるバラツキが生じ放熱効果に悪影響をおよぼし
省エネルギー化への幣害になつていた。
発明の目的
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、そ
の目的は凝縮器パイプの取付作業時間の短縮、貼
付部材の廃止による原価の低減、安定した放熱効
果を得る凝縮器の装着構造を得る点にある。
の目的は凝縮器パイプの取付作業時間の短縮、貼
付部材の廃止による原価の低減、安定した放熱効
果を得る凝縮器の装着構造を得る点にある。
発明の構成
本発明の断熱箱体は、外箱の背面陵部に外箱の
側面及び天面の内面と一定の間隔を形成するフラ
ンジを形成し、このフランジと外箱内面との間に
スペーサにより一定の間隔を保つて冷凍サイクル
の主凝縮器パイプと補助凝縮器パイプを配設し、
さらに両凝縮器パイプの周囲に熱良伝導性部材、
たとえば熱伝導性ホツトメルトや熱伝シーラを流
し込み、組立てを容易にしたものである。
側面及び天面の内面と一定の間隔を形成するフラ
ンジを形成し、このフランジと外箱内面との間に
スペーサにより一定の間隔を保つて冷凍サイクル
の主凝縮器パイプと補助凝縮器パイプを配設し、
さらに両凝縮器パイプの周囲に熱良伝導性部材、
たとえば熱伝導性ホツトメルトや熱伝シーラを流
し込み、組立てを容易にしたものである。
実施例の説明
以下本発明の一実施例を添付図面に従い説明す
る。
る。
図は冷蔵庫における断熱箱体を示し、1は外
箱、2は内箱、3は両箱1,2間に充填されるウ
レタン等の発泡断熱材である。4,5は冷凍サイ
クルの一部を構成する主凝縮器パイプと補助凝縮
器パイプであり、断熱箱体の背面、前面開口縁、
区画壁前面部分、その他外箱1の内面に面する部
分に装置されている。すなわち外箱1には背面陵
部にロールフオーマ成形された外側フランジ1
a、この外側フランジ1a裏面に折返した折返し
フランジ1b、この折返しフランジ1bから延出
されたフランジ1cを形成し、主凝縮器パイプ4
と補助凝縮器パイプ5は外箱1の内面と該フラン
ジ1c間に保持されている。6はスペーサであ
り、主凝縮器パイプ4と一定の間隔を保ち補助凝
縮器パイプ5を位置決めしている。1dはフラン
ジ1cに形成された熱伝シーラ受け部であり、7
はこの熱伝シーラ受け部1dから流し込まれた熱
良伝導性材料(以下熱伝シーラと呼ぶ)であり、
8は補助凝縮器パイプ5周囲に流し込まれた熱伝
シーラであり、外箱1の一部、主補助凝縮器パイ
プ4,5の三者を固定すると共に両パイプ4,5
から外箱1への熱伝導を良好とする、9はフラン
ジ1cに開けられたウレタン3侵入穴であり、3
aはこのウレタン侵入穴9から流れ込んだウレタ
ン3の一部である。
箱、2は内箱、3は両箱1,2間に充填されるウ
レタン等の発泡断熱材である。4,5は冷凍サイ
クルの一部を構成する主凝縮器パイプと補助凝縮
器パイプであり、断熱箱体の背面、前面開口縁、
区画壁前面部分、その他外箱1の内面に面する部
分に装置されている。すなわち外箱1には背面陵
部にロールフオーマ成形された外側フランジ1
a、この外側フランジ1a裏面に折返した折返し
フランジ1b、この折返しフランジ1bから延出
されたフランジ1cを形成し、主凝縮器パイプ4
と補助凝縮器パイプ5は外箱1の内面と該フラン
ジ1c間に保持されている。6はスペーサであ
り、主凝縮器パイプ4と一定の間隔を保ち補助凝
縮器パイプ5を位置決めしている。1dはフラン
ジ1cに形成された熱伝シーラ受け部であり、7
はこの熱伝シーラ受け部1dから流し込まれた熱
良伝導性材料(以下熱伝シーラと呼ぶ)であり、
8は補助凝縮器パイプ5周囲に流し込まれた熱伝
シーラであり、外箱1の一部、主補助凝縮器パイ
プ4,5の三者を固定すると共に両パイプ4,5
から外箱1への熱伝導を良好とする、9はフラン
ジ1cに開けられたウレタン3侵入穴であり、3
aはこのウレタン侵入穴9から流れ込んだウレタ
ン3の一部である。
かかる構成において、その組立は、内箱2の外
箱1へのセツトに先だち、外箱1は第3図に示す
如き開口側を上方に向けて位置され、まず主凝縮
器パイプ4が外箱1の内面とフランジ1cとの間
に配設され、そしてスペーサ6が挿入され、さら
に補助凝縮器パイプ5が配置され、その後、熱伝
シーラ7,8が熱伝シーラ受け部から主凝縮器パ
イプ4と、補助凝縮器パイプ周囲に流し込まれて
固定される。そして、外箱1に内箱2がセツトさ
れ両箱間に発泡断熱材3が発泡充填されると、ウ
レタン侵入穴9から発泡断熱材3aが侵入するも
のである。
箱1へのセツトに先だち、外箱1は第3図に示す
如き開口側を上方に向けて位置され、まず主凝縮
器パイプ4が外箱1の内面とフランジ1cとの間
に配設され、そしてスペーサ6が挿入され、さら
に補助凝縮器パイプ5が配置され、その後、熱伝
シーラ7,8が熱伝シーラ受け部から主凝縮器パ
イプ4と、補助凝縮器パイプ周囲に流し込まれて
固定される。そして、外箱1に内箱2がセツトさ
れ両箱間に発泡断熱材3が発泡充填されると、ウ
レタン侵入穴9から発泡断熱材3aが侵入するも
のである。
発明の効果
以上の説明からも明らかな如く、本発明では、
背面陵部に外箱の内面と一定の間隔を成すようフ
ランジを形成し、このフランジ内に主凝縮器パイ
プと補助凝縮器パイプを一定の間隔を保つようス
ペーサを介して配設し、又両パイプ周囲に熱良伝
導性部材を流し込んだものであるから、両パイプ
の装着は非常に容易であり、確実な固定と熱良伝
導性材料の充填の為、両パイプの非常に安定した
放熱効果が得られる。又スペーサにより、両パイ
プの位置が保たれるから両パイプの接近によるパ
イプ間の熱干渉が行なわれるという事もなく、さ
らに従来の様に高価なアルミ箔等の貼付部材が不
必要となり原価を低減できるものである。
背面陵部に外箱の内面と一定の間隔を成すようフ
ランジを形成し、このフランジ内に主凝縮器パイ
プと補助凝縮器パイプを一定の間隔を保つようス
ペーサを介して配設し、又両パイプ周囲に熱良伝
導性部材を流し込んだものであるから、両パイプ
の装着は非常に容易であり、確実な固定と熱良伝
導性材料の充填の為、両パイプの非常に安定した
放熱効果が得られる。又スペーサにより、両パイ
プの位置が保たれるから両パイプの接近によるパ
イプ間の熱干渉が行なわれるという事もなく、さ
らに従来の様に高価なアルミ箔等の貼付部材が不
必要となり原価を低減できるものである。
第1図は従来の断熱箱体の部分断面図、第2図
は本発明の一実施例の断熱箱体を具備する冷蔵庫
の透視図、第3図は同横断面図、第4図は背面陵
部の拡大斜視図である。 1……外箱、2……内箱、3……ウレタン(発
泡断熱材)、4……主凝縮器パイプ、5……補助
凝縮器パイプ、6……スペーサ、8……熱良伝導
性材料(熱伝シーラ)、1c……フランジ。
は本発明の一実施例の断熱箱体を具備する冷蔵庫
の透視図、第3図は同横断面図、第4図は背面陵
部の拡大斜視図である。 1……外箱、2……内箱、3……ウレタン(発
泡断熱材)、4……主凝縮器パイプ、5……補助
凝縮器パイプ、6……スペーサ、8……熱良伝導
性材料(熱伝シーラ)、1c……フランジ。
Claims (1)
- 1 断熱箱体を構成する外箱の背面陵部に外箱の
内面と一定の間隔を有するよう形成されたフラン
ジと、このフランジと外箱内面との間に配設され
た主凝縮器パイプと、この主凝縮器パイプと一定
の間隔を保つようスペーサを介して前記フランジ
と外箱内面との間に挿入された補助凝縮器パイプ
と、前記主凝縮器パイプと補助凝縮器パイプの周
囲に充填された熱良伝導性材料と、前記外箱及び
フランジの内側にあつて樹脂で成形された内箱
と、この内箱と前記外箱との間に充填された発泡
断熱材とからなる断熱箱体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10889284A JPS60253778A (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 断熱箱体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10889284A JPS60253778A (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 断熱箱体 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS60253778A JPS60253778A (ja) | 1985-12-14 |
JPH0120350B2 true JPH0120350B2 (ja) | 1989-04-17 |
Family
ID=14496252
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10889284A Granted JPS60253778A (ja) | 1984-05-29 | 1984-05-29 | 断熱箱体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS60253778A (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0718635B2 (ja) * | 1988-01-12 | 1995-03-06 | 松下冷機株式会社 | 冷蔵庫 |
JP2007078311A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫 |
JP2007078319A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Sanyo Electric Co Ltd | 冷蔵庫 |
-
1984
- 1984-05-29 JP JP10889284A patent/JPS60253778A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS60253778A (ja) | 1985-12-14 |
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