JPH0329946B2 - - Google Patents

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JPH0329946B2
JPH0329946B2 JP27651085A JP27651085A JPH0329946B2 JP H0329946 B2 JPH0329946 B2 JP H0329946B2 JP 27651085 A JP27651085 A JP 27651085A JP 27651085 A JP27651085 A JP 27651085A JP H0329946 B2 JPH0329946 B2 JP H0329946B2
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concrete
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leveling
work
screw
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JP27651085A
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 この発明は、コンクリート工事における特に床
コンクリートの打設直後に、床の平面度を出すた
め行なうコンクリート均し作業及び仕上げ作業を
機械化施工するためのコンクリート均し機に関す
る。
従来の技術 従来、コンクリート工事におけるコンクリート
の均し作業及び仕上げ作業は、一般的に次の手順
と方法で行われている。
コンクリートポンプ車等により生コンクリー
トを目的の場所又はその近傍位置へ輪送し、該
輪送された生コンクリートは人力あるいはポン
プ車の圧送力で適量分配する。
分配された生コンクリートは、バイブレータ
等を使用して適度に締固めつつ同生コンクリー
トの天端レベルをトンボ等のレベル調整用道具
で確保する。これが所謂均し作業である。
ちなみに天端レベルの基準はレーザーレベル
計等を使用して生コンクリートの均しレベルを
決めている。
上記均し作業の終了後数時間の養生時間を経
て、硬化中の生コンクリートの天端を金ゴテ等
を使用して人力と体重をかけて適度に押えなが
ら表面を平滑面に仕上げる。これが仕上げ作業
である。
発明が解決しようとする問題点 (1) 上記従来の手順〜は殆んど人力で行つて
いるため、仕上げ面の精度にバラツキが多い。
(2) また、大規模作業所では多くの作業員(熟練
工)が必要でその確保に問題があるし、施工能
率にも限界があつた。
(3) その上、コンクリートの性質上、コンクリー
トの打込みから最終仕上げが可能となる時間ま
でには通常数時間から半日程度(外気温、コン
クリートの調合等により変る。)を要し、その
範囲で作業が拘束されるため、深夜作業となる
場合が多く、労働環境として好ましくないとい
う問題点があつた。
問題点を解決するための手段 上記従来の問題点を解決するための手段とし
て、この発明のコンクリート均し機は、第1図〜
第6図に好適な実施例を示した通り、 (イ) 平面状を略L字形に形成されたフレーム1
と、 (ロ) 前記フレーム1の両端及び中央隅角部に少な
くとも90゜の方向転換が可能に設置された走行
輪2と (ハ) 同じフレーム1の両端及び中央隅角部に垂直
下向きに設置された調整機構3と、 (ニ) 前記フレーム1の一辺に沿つてその側部に略
水平に取り付けられた所要長さの走行用レール
4と、 (ホ) 前記走行用レール4に沿つて往復移動自在に
設けられた移動台5と、 (ヘ) 前記移動台5に、上下動自在に設置された上
下装置6と、 (ト) 前記走行用レール4に対して略直角で水平な
配置の回転スクリユー8等で構成され、前記上
下装置6の下部に取付けられた均し機構部7
と、 より成ることを特徴とする。
作 用 このコンクリート均し機は、走行輪2により床
鉄筋上又は打設コンクリート上を自在に走行して
機動性の良いコンクリート均し作業及び仕上げ作
業を行う。
走行方向の転換は、まずレベル調整機構3によ
り走行輪2を完全に浮上させ、その向きを目的方
向に例えば90゜変えて再び着床させる方法で行う。
従つて、同一位置において方向を目的の角度にき
ちんと転換でき、打設コンクリートは荒さないで
済む。
コンクリートの均し作業又は仕上げ作業は、所
定の作業位置についたならば、まずレベル調整機
構3を働かせて走行輪2を浮上させその作業位置
を固定する。と同時に、レベル調整機構3により
フレーム1の、ひいては走行用レール4の水平度
を調整する。
次に、上下装置6を働かせて均し機構部7の高
さ、即ち回転スクリユー(但し、以下は単にスク
リユーと云う)8の水平レベルをコンクリート天
端の均しレベルに調整する。この調整は、上下装
置6が具備するレーザー受光器11(第3図B)
とレーザーレベル計とを働かせて自動的に行う。
しかる後に、スクリユー8を回転させ、かつ移
動台5を走行レール4の長さの限度に往復移動さ
せつつコンクリートの均し作業又は仕上げ作業を
行う。即ち、一定レベルに保持されたスクリユー
8の送り作用により余分量のコンクリートは排除
し、不足する低部又は凹部にはコンクリートを供
給して埋めるのである。
かくして、一つの作業位置においては、およそ
移動台5の往復ストロークとスクリユー8の長さ
との積に相当する面積(第1図参照)について能
率良く施工できる。
また、フレーム1を適正に位置決めすることに
より、出隅、入隅部分もについて均し作業、仕上
げ作業を容易に施工できる。
なお、仕上げ作業は、先の均し作業によりコン
クリート天端レベルが均されて平坦なので、フレ
ーム1は走行輪2で走行させつつ連続的に施工す
る方法を実施することも可能である。
コンクリートの均し作業又は仕上げ作業は、原
則として遠隔操縦により無人のフレーム1を走ら
せて行なう。
実施例 次に、図面の第1図〜第6図に示したこの発明
の好適な実施例を説明する。
フレーム1は所要の強度及び剛性を有し、かつ
軽量な中空ボツクス構造であり、第1図のように
見た平面形状は、例えば長辺が2.5m、短辺は1.5
mぐらいの略L字形に形成されている。
このフレーム1上には2点鎖線で示した如くに
制御装置19が設置されている。この制御装置1
9には、無線受信機のほか走行輪2、移動台5、
上下装置6、均し機構部7などの操縦制御装置が
組込まれている。
フレーム1の両端部及び中央隅角部には、それ
ぞれ1個ずつ垂直下向きにレベル調整機構3が設
置されている。そして、各レベル調整機構3の外
ケーシング3aにステアリングブロツク10を介
して走行輪2が1個ずつ合計3個設置されてい
る。
即ち、このコンクリート均し機の移動は走行輪
2によつて機動性良く行うことができる。また、
レベル調整機構3を伸長動作させ走行輪2を第2
図のように浮上させることにより、フレーム1の
作業位置を固定できるし、同時にフレーム1の水
平度をきちんと調整することができる。
また、走行輪2は、前記浮上状態においてステ
アリングブロツク10を回転させ、例えば第1図
中に点線と実線とで描き表わした如く目的方向に
例えば90゜回転させることにより、コンクリート
均し機の走行方向を90゜変えることができる。従
つて、打設コンクリート30を荒さないで方向転
換ができる。
なお、各走行輪2(又は少なくとも2個の走行
輪)には動力装置を付設し、もつて自走式として
構成されている。
走行輪2は、床鉄筋の構造又は打設コンクリー
トの状況によつては、第6図に示した如く鋼棒
(又はアルミニウム、プラスチツクその他の材料
の棒材でも可)を加工した鉄輪2′を使用するこ
とも好都合である。
次に、走行レール5は、フレーム1の長辺側の
前面中央部の長手方向に略水平に設置されてい
る。そして、この走行用レール4に沿つて往復移
動する移動台5が設置されている。
その詳細は第3図A,Bに示したとおり、移動
台5はスライドブロツク20により走行用レール
4を抱持している(第3図A)と共に、同じくフ
レーム1の前面に走行用レール4と平行に設置し
たラツク21と噛み合うピニオン22が油圧モー
タ(又は電動機)23で回転され、もつて自走式
として往復移動する構成とされている。
また、上下動装置6も、その詳細は第3図A,
Bに示したとおり、前記移動台5に対して垂直
に、かつ上下動自在に設けた2本のガイドロツド
6aの下端に台プレート6bが取付けられている
と共に、やはり移動台5に前記ガイドロツド6a
と平行に垂直下向きに固定した油圧シリンダ25
の出力軸25aが前記台プレート6bに連結され
ている。
従つて、台プレート6bは油圧シリンダ25で
所要のストローク垂直に上下動される。台プレー
ト6bで均し機構部7が支持されている。
均し機構部7の中心をなすスクリユー8は、外
径がφ200、長さは1m位のものであり、走行用
レール4とは略直角の配置で水平に設けられ、そ
のスクリユー軸が垂直な箱形フレーム7aで片持
ち式に回転自在に支持されている。同箱形フレー
ム7aの上部が前記台プレート6bに剛結支持さ
れている。箱形フレーム7aの前側面に設置した
電動機(又は油圧モータでも可)7bとスクリユ
ー8とが伝動装置で連結されている。
従つて、上下装置6でスクリユー8をコンクリ
ート天端の均しレベルに調節し、同スクリユー8
を回転させ、移動台5を走行用レール4の長さ一
杯のストロークで往復移動させることにより、移
動台5の往復ストローク(約2m)とスクリユー
8の長さ(約1m)との積に相当する面積(約2
m2)を一つの作業位置で均し又は仕上げることが
できる(第1図参照)。
なお、上下装置6による均しレベルの調節は、
ガイドロツド6aに取り付けたレーザー受光器1
1(第3図B)をレーザーレベル計と組合せて動
かせることにより自動制御として行なわれる。
また、仕上げ作業の場合、スクリユー8の構造
としては、第4図に示した如くスクリユー外周縁
部に幅員が例えば50〜60mm位のフラツトバー14
をスクリユー軸8aと平行に取り付けて成る特殊
スクリユー8′が使用される。
そして、仕上げ作業の場合は、特殊スクリユー
8′がそのレベルを均し作業によるコンクリート
天端レベルに追従するように、上下装置6をフリ
ーな状態としておく。つまり、コンクリート面へ
の仕上げの押付力は、均し機構部7の重量及び上
下装置6の重量の一部が加わるものとして運転さ
れる。
もつとも、上下装置6により予め調節した押付
力を付与してもよい。
仕上げ作業の際は、スクリユー8′の回転速度
はおよそ40rpm位とされる。
なお、上記特殊スクリユー8′に代る仕上げ作
業用治具として、第5図に示した仕上げ用プレー
ト15を使用することも効果的である。この仕上
げ用プレート15はカバー16にピン17で傾動
自在に取り付け、その傾動角度は調整用ジヤツキ
18で調整する。カバー16が台プレート6b又
は箱形フレーム7bに剛結して支持される。
その他の実施態様 (その1) 移動台5や上下装置6の駆動手段と
しては、ボールネジ機構あるいは無端チエンに
よる機構なども実施可能である。
(その2) フレーム1は、平面形状を長方形枠
状として実施することも可能である。かくすれ
ば、均し機構部7のスクリユー8又は8′は両
端支持とすることができ、移動台5による横移
動を円滑にすることできる。
発明が奏する効果 以上に実施例と併せて詳述したとおりであつ
て、この発明のコンクリート均し機によれは、コ
ンクリート工事における特に床コンクリートの均
し作業及び仕上げ作業を機動性の良い機械化施工
として行なうことができ、施工品質、施工能率を
著しく高めることができると共に、労働環境の改
善、労働力確保の困難性を解消できる。
ちなみに、施工品質、特にコンクリート床面の
レベルに関しては、初期の均し作業の精度が後の
仕上げ精度に大きく影響するが、従来の間欠的レ
ベルチエツクによる均し作業及び仕上げ作業に比
し、本発明のコンクリート均し機は連続的にレベ
ルチエツクを行いつつ均し作業、仕上げ作業がで
きるので、レベル精度、品質が著るしく高められ
る。
また、このコンクリート均し機は、L字形のフ
レーム1を基礎にして全体として必要最少限度の
部材で構成されているので、全体として軽量、小
型で安価なものとすることができる。従つて、こ
のコンクリート均し機を使用するために型わく支
保工や床材(フロアデツキ、オムニア版等)の補
強をする必要は格別ない。
さらに、このコンクリート均し機は、出隅、入
隅部分の均し作業、仕上げ作業も容易にでき、作
業不能スペースは殆ど生じないので、人力による
補完作業量を軽減できるのである。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第3図Bはこの発明に係るコンクリー
ト均し機の実施例を示した平面図と正面図及び側
面図、第3図Aは移動台部分の拡大した側面図、
第4図は仕上げ用特殊スクリユーの詳細図、第5
図は仕上げ用プレートの詳細図、第6図は鉄輪の
斜視図である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 (イ) 平面形状を略L字形に形成されたフレー
    ム1と、 (ロ) 前記フレーム1の両端及び中央隅角部に少な
    くとも90゜の方向転換が可能に設置された走行
    輪2と (ハ) 同じフレーム1の両端及び中央隅角部に垂直
    下向きに設置されたレベル調整機構3と、 (ニ) 前記フレーム1の一辺に沿つて略水平に取り
    付けられた所要長さの走行用レール4と、 (ホ) 前記走行レール4に沿つて往復移動自在に設
    けられた移動台5と、 (ヘ) 前記移動台5に、上下動自在に設置された上
    下装置6と、 (ト) 前記走行用レール4に対して略直角で水平な
    配置の回転スクリユー8等で構成され、前記上
    下装置6の下部に取付けられた均し機構部7
    と、 より成ることを特徴とするコンクリート均し機。
JP27651085A 1985-12-09 1985-12-09 コンクリ−ト均し機 Granted JPS62137363A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP27651085A JPS62137363A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 コンクリ−ト均し機

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JP27651085A JPS62137363A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 コンクリ−ト均し機

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Publication Number Publication Date
JPS62137363A JPS62137363A (ja) 1987-06-20
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ID=17570471

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP27651085A Granted JPS62137363A (ja) 1985-12-09 1985-12-09 コンクリ−ト均し機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5129803A (en) * 1988-05-24 1992-07-14 Shimizu Construction Co., Ltd. Concrete leveling machine

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JPS62137363A (ja) 1987-06-20

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