JPH03288756A - ドラッグローラー装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） この発明は、ドラッグローラーの周面に被印刷体を適宜
角度だけ巻付け、ドラッグローラーを駆動回転して被印
刷体を搬送するようにした輪転機にお＋Ｊるドラッグロ
ーラー装置に関する。

（従来の技術） 輪転機では、例えば「新聞印刷　印刷画改訂版」（昭和
５５年ｌＯ月３１日（社）日本新聞協会発行）第６１頁
左欄２１行目乃至３４行目及び実公平１−３０４４９号
公報「輪転印刷機」に記載されるようなドラッグローラ
ーが知られている。即ち、印刷部の下流側に幾つかのド
ラッグローラーを設け、これらのドラッグローラーの周
面に被印刷体を適宜角度だけ巻付（）、あるいは、ドラ
ッグローラーの周面に巻付けた被印刷体を更にローラー
等によってドラッグローラーの周面に押付け、各ドラッ
グローラーを、下流側のドラッグローラーはどその周速
が僅かずっ速くなるように駆動回転して、被印刷体を、
絶えずテンションを付与しながら、下流側に搬送するよ
うにしている。

（発明が解決しようとする課題） 上記のようにドラッグローラーで被印刷体を搬送する場
合、被印刷体の両面に印刷画線があるときは、ドラッグ
ローラーの周面がその周面と当接する被印刷体のインキ
によって汚れる。特に、被印刷体をローラー等によって
ドラッグローラーの周面に押付ける場合において、例え
ば新聞における２面続きの広告を印刷した被印刷体をロ
ーラー等によってドラッグローラーの周面に押付けると
きのように、印刷画線構成上、印刷画線のある部分をド
ラッグローラーの周面に押付ける場合には、ドラッグロ
ーラー周面の汚れか顕著であり、更にこの汚れが、被印
刷体を汚損せしめていた。

同様のことが、被印刷体をドラッグローラーの周面に押
付けるローラーについていえる（課題を解決するための
手段） この出願の発明は、ドラッグローラーに当接部材を設け
るドラッグローラー装置に関し、即ち、 駆動されて回転するドラッグローラーと、ドラッグロー
ラー周面の被印刷体巻付き角範囲以外の部分に当接して
設けた当接部材とを有することを特徴とするドラッグロ
ーラー装置、 及び、 前記ドラッグローラー装置において、当接部材をドラッ
グローラーの周面上の少なくとも当接域において移動す
るように駆動する駆動手段を設けたドラッグローラー装
置、 及び、 駆動されて回転するドラッグローラーと、ドラッグロー
ラー周面の被印刷体巻付き角範囲以外の部分に対し接離
自在に設けた当接部材と、当接部材をドラッグローラー
の周面に対し接続する接離手段とを有することを特徴と
するドラッグローラー装置、及び、 前記ドラッグローラー装置において、当接部材を少なく
ともドラッグローラーの周面に当接した状態において、
ドラッグローラーの周面上の少なくとも当接域において
移動するように駆動する駆動手段を設けたドラッグロー
ラー装置、 及び、 前記ドラックローラー装置において、当接部材のドラッ
グローラー周面に当接する部位を洗浄液が浸潤可能であ
ると共に、当接部材のドラッグローラー周面に当接する
部位に洗浄液を浸潤せしめたドラッグローラー装置、 及び、 前記ドラッグローラー装置において、当接部材のドラッ
グローラー周面に当接する部位を洗浄液が浸潤可能であ
ると共に、当接部材のドラッグローラー周面に当接する
部位及び／又はドラッグローラー周面に洗浄液を供給す
る洗浄液供給手段を設けたドラッグローラー装置、 を提供する。

０ 更にこの出願の発明は、ドラッグローラーに被印刷体を
押付けるローラーに当接部材を設けるドラッグローラー
装置に関し、即ち、駆動されて回転するドラッグローラ
ーと、被印刷体をドラッグローラーの周面に押（＝１け
るローラーと、ローラー周面に当接して設けた当接部材
とを有することを特徴とするドラッグローラー装置、 及び、 前記ドラッグローラー装置において、当接部材をローラ
ーの周面上の少なくとも当接域において移動するように
駆動する駆動手段を設けたドラッグローラー装置、 及び、 駆動されて回転するドラッグローラーと、被印刷体をド
ラックローラーの周面に押倒けるローラーと、ローラー
周面に対し接離自在に設けた当接部材と、当接部材をロ
ーラーの周面に対し接離する接離手段とを有することを
特徴とするドラッグローラー装置、 及び、 前記ドラッグローラー装置において、当接部材を、少な
くとも被印刷体をドラッグローラーの周面に押付１プる
ローラーの周面に当接した状態において、ローラーの周
面」−の少なくとも当接域において移動するように駆動
する駆動手段を設けたドラッグローラー装置、 及び、 前記ドラッグローラー装置において、当接部材のローラ
ー周面に当接する部位を洗浄液が浸潤可能であると共に
、当接部材のローラー周面に当接する部位に洗浄液を浸
潤せしめたドラッグローラー装置、 及び、 前記ドラッグローラー装置において、当接部材のローラ
ー周面に当接する部位を洗浄液が浸潤可能であると共に
、当接部材のローラー周面に当接する部位及び／又はロ
ーラー周面に洗浄液を供給する洗浄液供給手段を設けた
ドラッグローラー装置、 を提供する。

更に、この出願の発明は、ドラッグローラー及びドラッ
クローラーに被印刷体を押付けるローラーに当接する部
材を設けるドラッグローラー装置に関し、即ち、 駆動されて回転するドラッグローラーとドラッグローラ
ー周面の被印刷体巻付き角範囲以外の部分に当接して設
けた当接部材と被印刷体をドラッグローラーの周面に押
付けるローラーと、ローラー周面に当接して設けた当接
部材とを有することを特徴とするドラッグローラー装置
、 及び、 前記ドラッグローラー装置において、各当接部材をドラ
ッグローラー及びローラーの周面上の少なくとも当接域
において移動するように駆動する駆動手段を設けたドラ
ッグローラー装置、 及び、 駆動されて回転するドラッグローラーと、ドラッグロー
ラー周面の被印刷体巻付き角範囲以外の部分に対し接離
自在に設けた当接部材と、当接部材をドラッグローラー
の周面に対し接離する接離手段と被印刷体をドラッグロ
ーラーの周面に押付けるローラーと、ローラー周面に対
し接離自在に設けた当接部材と、当接部材をローラーの
周面に対し接離する接離手段とを有することを特徴とす
るドラッグローラー装置、 及び、 前記ドラッグローラー装置において、当接部材を少なく
ともドラッグローラー及びローラーの周面に当接した状
態において、ドラッグローラー及びローラーの周面上の
少なくとも当接域において移動するように駆動する駆動
手段を設けたドラッグローラー装置、 及び、 ３ ４− 前記ドラッグローラー装置において、当接部材のドラッ
グローラー及び／又はローラー周面に当接する部位を洗
浄液が浸潤可能であると共に、当接部材のドラッグロー
ラー及びローラー周面に当接する部位に洗浄液を浸潤せ
しめたドラッグローラー装置及び、 前記ドラッグローラー装置において、当接部材のドラッ
グローラー及び／又はローラー周面に当接する部位を洗
浄液が浸潤可能であると共に、当接部材のドラッグロー
ラー及びローラー周面に当接する部位及び／又はドラッ
グローラー及びローラーに洗浄液を供給する洗浄液供給
手段を設けたドラッグローラー装置、 を提供する。

（作　　用） 被印刷体を搬送するときに被印刷体からドラッグローラ
ーの周面に付着した汚れは、ドラックローラーの周面に
当接した当接部材にＪ：す、ドラックローラーの一回転
毎に、剥離除去又は枠側除去、或いはこれらの複合作用
により除去される。

当接部材のドラッグローラーの周面に対する当接は、常
時、又は接離手段により必要時に行なわれる。

更に、駆動手段をもって、ドラックローラーの周面に当
接状態にある当接部材を、ドラッグローラーの周面上の
少なくとも当接域において移動することにより、汚れの
除去は一層効率的に行なわれる。

又更に、当接部材のドラッグローラー周面に当接する部
位を洗浄液が浸潤可能に構成すると共に、当接部材のド
ラッグローラー周面に当接する部位に洗浄液を浸潤して
当接部材を使用するとき、或いは当接部材のドラッグロ
ーラーの周面に当接する部位及び／又はドラッグローラ
ー周面に洗浄液を供給しなから当接部材を使用するとき
は、ドラッグローラー周面から汚れを遊離する作用が加
わって、汚れの除去はより一層効率的に行なわれる。

被印刷体を搬送するときに、被印刷体から被印刷体をド
ラッグローラーの周面に押付けるローラーの周面に付着
した汚れは、該ローラーの周面に当接した当接部材によ
り、ローラーの一回転毎に、剥離除去又は枠側除去、或
いはこれらの複合作用により除去される。

当接部材のローラーの周面に対する当接は、常時、又は
接離手段により必要時に行なわれる。

更に、駆動手段をもって、ローラーの周面に当接状態に
ある当接部材を、ローラーの周面上の少なくとも当接域
において移動することにより、汚れの除去は一層効率的
に行なわれる。

又更に、当接部材のローラー周面に当接する部位を洗浄
液が浸潤可能に構成すると共に、当接部材のドラッグロ
ーラー周面に当接する部位に洗浄液を浸潤して当接部材
を使用するとき、或いは当接部材のローラーの周面に当
接する部位及び／又はローラー周面に洗浄液を供給しな
から当接部材を使用するときは、ローラー周面から汚れ
を遊離する作用が加わって、汚れの除去はより一層効率
的に行なわれる。

ドラッグローラー及び、被印刷体をドラッグローラーの
周面に押付けるローラーの両方に当接部材を設けたとき
は、これら作用は重複して行なわれる。

（実　施　例） この発明の実施例を図面に従って説明する。

（１）はドラッグローラー、（２）は当接部材であるロ
ーラー、Ｗは被印刷体である。第１図に示す実施例では
、当接部材であるローラー（２）は、例えば印刷される
被印刷体Ｗの幅寸法以上の長さ、又は被印刷体Ｗをドラ
ッグローラー（１）の周面に押付けるローラーＷＲの寸
法より若干長い長さ等適宜の長さを具備し、ドラッグロ
ーラー（１）に略平行軸線関係に設置される。

７ ８ ローラー（２）は又適宜の手段により回転自在である。

且つローラー（２）は長さが被印刷体Ｗの幅寸法以上の
ものは、ドラッグローラー（１）の周面の被印刷体Ｗを
案内する部分の長手方向にわたって設けられる。又ロー
ラー（２）の長さがローラーＷＲの幅寸法より若干長い
ものは、ドラッグローラー（１）の周面の、ローラーＷ
Ｒが被印刷体を押付ける部分に整合させて設けられる。

そしてローラー（２）はその周面をドラッグローラー（
１）の周面の被印刷体巻付き角範囲を除く部分に当接し
て設けられ、ドラッグローラー（１）の回転により反対
方向に連れ回りすようになっている。

ローラー（２）は、表面付近に弾性層を有し、且つその
周面ば、ドラッグローラー（１１の周面と同等又はより
親油性の高い素材、例えば天然ゴム、ニトリルゴムやウ
レタンゴム等の合成ゴム、又は合成樹脂等で構成されて
いる。

第２図（ａ）、（ｂ）に示す実施例では、当接部材であ
る無端ベルト（３）は、例えば印刷される被印刷体Ｗの
幅寸状以上の幅、又は被印刷体Ｗをドラッグローラー（
１）の周面に押付けるローラーＷＲの幅寸法により若干
大きな幅等適宜の幅を具備する。そして無端ベルト（３
）はドラッグローラー（１）（こ略平行軸線関係に、又
適宜の手段により回転自在に設けられた一対の支持ロー
ラー（４）、（４）に巻付けられている。且つ無端ベル
ト（３）は、幅が被印刷体Ｗの幅寸法以」二のものは、
ドラッグローラー（１）の周面の被印刷体Ｗを案内する
部分の長手方向にわたって、又幅がローラーＷＲの幅寸
法より若干大きいものは、ドラッグローラー（１）の周
面の、ローラーＷＲが被印刷体を押付ける部分に整合さ
せて設けられる。そして無端ベルト（３）の表面を、少
なくとも一方の支持ローラー（４）によって、ドラッグ
ローラー（１）周面の被印刷体巻付き角範囲を除く部分
に当接して設けられ、ドラッグローラー（１）の回転に
より反対方向に連れ回りするようになっている。

無端ベルト（３）及び／又は支持ローラー（４）は、弾
性層を有し、且つ無端ベルト（３）の表面は、ローラー
（２）の周面と同様の素材で構成されている。

第３図に示す実施例では、当接部材として棒状ブラシ（
５）を用いる。当接部材である棒状ブラン（５）は、例
えば印刷される被印刷体Ｗの幅寸法以上の長さ、又は被
印刷体Ｗをドラッグローラー（１）の周面に押付けるロ
ーラーＷＲの幅寸法より若干長い長さ等適宜の長さを具
備し、ドラッグローラー（１）の軸線と略平行であるよ
うに適宜の手段により取付けられる。

且つ棒状ブラシ（５）は長さが被印刷体Ｗの幅寸法以上
のものは、ドラッグローラー（＋）の周面の被印刷体Ｗ
を案内する部分の長手方向にわたって、又長さがローラ
ーＷＲの幅寸法より若干長いものは、ドラッグローラー
（１）の周面の、ローラーＷＲが被印刷体を押付ける部
分に整合させて設げる。そして棒状ブラシ（５）はその
ブラシ毛先端をドラッグローラー（１１の周面の被印刷
体巻付き角範囲を除く部分に当接している。

ブラシ毛は、ドラッグローラー（１）の周面を掻削でき
る弾性を有するものであれば良い。

第４図に示す実施例ては、当接部材として、第１図に示
す実施例におけるローラー（２）に替えてプラノローラ
ー（６）が用いられる。プランローラー（６）のブラシ
毛先端がドラッグローラー（１）の周面に当接されてい
る。更に、ブラシローラー（６）の軸端プーリー（７）
ａ、中間プーリー　（７）　ｂ、電動機（８）のプーリ
ー（７）Ｃには、駆動ベルト（９）が巻掛けられ、駆動
ベルト（９）はテンシちンプーリー（１０）により緊張
される。そのため、ブラシローラー（６）は、ドラッグ
ローラー（１）とは別にドラッグローラー（１）と同方
向、又は反対方向に回転駆動されるようになっている。

ブラシローラー（６）のブラシ毛は、ドラッグローラー
（１）の周面を掻削できる弾性を有するものであれば良
い。

第５図（ａ）、（ｂ）に示す実施例では、当接部材とし
て、第２図（ａ）、（ｂ）に示す実施例にお１ ２ ける無端ベルト（３）に替えて無端プランベルト（１１
）が用いられている。更に、一方の支持ローラー（４）
の軸端のプーリー（７）ａ、中間プーリー　（７）　ｂ
　、電動機（８）のプーリー（７）Ｃには駆動ベルト（
９）が巻掛けられ、駆動ベルト（９）はテンションプー
リー（１０）により緊張される。そのため、一方の支持
ローラー（４）がドラッグローラー（１）とは別にドラ
ッグローラー（１）と同方向、又は反対方向に回転駆動
されるのに従って、無端ブラシベルト（１１）がドラッ
グローラー（１）と同方向、又は反対方向に回転される
。又、無端ブラシベルト（１１）のブラシ毛先端は、少
なくとも一方の支持ローラー（４）によって、ドラッグ
ローラー（１）の周面に当接して円周方向に沿って移動
するようになっている。

無端ブラシベルト（１１）のブラシ毛は、ドラッグロー
ラー（１）の周面を枠側できる弾性を有するものであれ
ば良い。

第６図（ａ）、（ｂ）に示す実施例では、第３図に示す
実施例における棒状ブラシ（５）が長手方向に往復動す
るように構成されている。

棒状ブラシ（５）のブラシ毛と反対面両側には、長手方
向のフランジ部（５）　ａ、　（５）　ａが形成されて
おり、夫々のフランジ部（５）ａは、棒状ブラシ（５）
の長手方向に配設された案内杆（１２）、（１２）によ
り両側から挟持されている。従って、棒状ブラシ（５）
は、案内杆（１２）、０２）及び（１２）、（１２）に
案内されて、長手方向即ちドラッグローラー（１）の軸
線方向に往復動自在であり、クランク機構（１３）によ
り往復駆動されるようになっている。即ち、クランク機
構（１３）の連結棒（１３）ａの基端は、電動機（８）
の軸に取付けられた駆動板（１３）ｂの偏心点に枢着さ
れ、連結棒（１３）ａの先端は、棒状ブラシ（５）の−
側のフランジ部（５）ａの端部に枢着されている。

第７図（ａ）、（ｂ）に示す実施例では、第５図（ａ）
、（ｂ）に示す実施例の第５図（ｂ）に示す形式におけ
るドラッグローラー（１）の円周方向に沿って設けた無
端ブラシベルト（１１）をドラッグローラー（１１の軸
線方向に沿って設けた構成からなる。

この実施例の場合、無端ベルト（１１）は、第５図（ａ
）、（ｂ）に示す実施例の場合のような幅は必要ないが
、支持ローラー（４）、（４）の軸間隔は、例えば印刷
される被印刷体Ｗの幅寸法以上の長さ、又は被印刷体Ｗ
をドラッグローラー（１）の周面に押付けるローラーＷ
Ｒの幅寸法より若干長い長さ等適宜の間隔である必要が
ある。そして、無端ブラシベルト（１１）のブラシ先端
は、両方の支持ローラー（４）、（４）及びその中間部
において、ドラッグローラー（１）の周面に当接し、且
つドラッグローラー（１）の軸線に沿って移動するよう
になっている。

第４図に示す実施例、第５図（ａ）、（ｂ）に示す実施
例及び第７図（ａ）、（ｂ）に示す実施例における駆動
ベルト（９）、プーリー（７）ａ、　（７）ｂ、　（７
）Ｃの代わりに、タイミングベルト・歯付プーリー、又
はチェーン・スプロケットを用い、テンションプーリー
（１０）の代わりに、夫々の機構に整合する代替部材を
用いてもよい。

第８図に示す実施例、第９図に示す実施例、第１０図に
示す実施例、第１１図に示す実施例、第１２図に示す実
施例及び第１３図（ａ）、（ｂ）に示す実施例では、第
１図に示す実施例、第２図（ａ）に示す実施例、第３図
に示す実施例、第４図に示す実施例、第５図（ａ）に示
す実施例及び第７図（ａ）、（ｂ）に示す実施例の夫々
におけるローラー（２）、無端ベルト（３）、棒状ブラ
シ（５）、ブラシローラー（６）又は無端ブラシベルト
（１１）が、駆動装置によりドラッグローラー（１）の
周面に対し接離作動されるように構成されている。駆動
装置としては、例えば、流体圧シリンダー、磁力作動装
置、ねじ駆動装置等がある。

このように当接部材がドラッグローラー（１）の周面に
対し接離作動されるように構成された型式のものは、当
接部材が、輪転機の印刷稼動時以外の作動時（例えば、
紙通し時、版の取付け・取外し時、印刷後の清掃時等）
にはドラッグローラー（１）の周面への当接を解除５ ６ されるため、常時当接の型式のものより当接部材の歪や
変形が生じ難く、交換頻度も少ない。従って、作業者に
対する当接部材交換作業の負担が軽減されると共に、当
接部材の使用寿命が長くなり、ランニングコストが軽減
される。

第８図に示す実施例では、第１図に示す実施例における
ローラー（２）の軸の両端部が、夫々揺動腕杆（１４）
、（１４）の中間部に回転自在に軸支されており、揺動
腕杆０４）、（Ｉ４）の基端は固定部（１５）に枢着さ
れ、先端は、図示されない連結杆の両端に連結されてい
る。更に、少なくとも一方の揺動腕杆（１４）の先端は
、基端が固定部（１５）に枢着された流体圧シリンダー
（１６）のピストン棒に枢着されている。

第９図に示す実施例では、第２図（ａ）に示す実施例に
おける一方の支持ローラー（４）の軸の両端部は揺動腕
杆（１４）の中間部に、他方の支持ローラー（４）の軸
の両端部は揺動腕杆（１７）の先端部に、夫々回転自在
に軸支され、揺動腕杆（１４）、（１４）、（１７）、
（］Ｉ７の基端は固定部（１５）に枢着されていると共
に、同側の軸支点間は夫々連結杆（１８）、（１８）に
より連結されており、平行リンク機構か構成されている
。そして、揺動腕杆（１４）の先端部間も図示しない連
結杆て連結されていると共に、少なくとも一方の揺動腕
杆０４）の先端は、基端が固定部（１５）に枢着された
流体圧シリンダー（１６）のピストン棒に枢着されてい
る。

第１Ｏ図に示す実施例では、第３図に示す実施例におけ
る棒状プラン（５）の両端部が直交方向の揺動腕杆（１
４）の中間部に取付けられている。モして揺動腕杆（１
４）の基端は固定部（１５）に枢着され、先端は図示さ
れない連結杆の両端に連結されていると共に、少なくと
も一方の揺動腕杆（１４）の先端は基端が固定部（１５
）に枢着された流体圧シリンダー（１６）のピストン棒
に枢着されている。

第１１図に示す実施例では、第４図に示す実施例におけ
るプランローラー（６）の軸の両端部が夫々揺動腕杆（
１４）、（１４）の中間部に回転自在に軸支されている
。そして、揺動腕杆（１４）、（１４）の基端は固定部
（１５）に枢着され、先端は、図示されない連結杆の両
端に連結されていると共に、少なくとも一方の揺動腕杆
（１４）の先端は、基端が固定部（１５）に枢着された
流体圧シリンダー（１６）のピストン棒に枢着されてい
る。

第１２図に示す実施例では、第５図（ａ）に示す実施例
における一方の支持ローラー（４）の軸の両端部は揺動
腕杆（１４）の中間部に、他方の支持ローラー（４）の
両端部は揺動腕杆（１７）の先端部に、夫々回転自在に
軸支されている。

そして、揺動腕杆（１４）、（１４）、（Ｉ７）、（Ｉ
７）の基端は固定部（１５）に枢着されていると共に、
同側の軸支点間は夫々連結杆０８）、０８）により連結
されており、平行リンク機構が構成されている。そして
、揺動腕杆（１４）の先端部間も図示しない連結杆で連
結されていると共に、少なくとも一方の揺動腕杆（１４
）の先端は、基端が固定部（Ｉ５）に枢着された流体圧
シリンダー　（１６）のピストン棒に枢着されている。

第１３図（ａ）、（ｂ）に示す実施例では、第７図（ａ
）、（ｂ）に示す実施例における両方の支持ローラー（
４）の軸の同側の一端部が揺動腕杆（１７）、（１７）
の先端部に、他端部が揺動腕杆（１９）、（１９）先端
部に夫々回動自在に軸支されている。

揺動腕杆（１７）、（１７）の基端部及び揺動腕杆（１
９）、（１９）の中間部は夫々固定部（］５）に枢着さ
れ、揺動腕杆（１９）、（１９）の基端部及び同側の軸
支点間は夫々連結杆（１８）、（１８）、（１８）の両
端部に枢着され、平行リンク機構が構成されている。そ
して、一方の揺動腕杆（１９）の一端部は基端が固定部
（１５）に枢着された流体圧シリンダー（１６）のピス
トン棒に枢着されている。

図示しないが、第２図（ｂ）に示す実施例、第５図（ｂ
）に示す実施例及び第６図に示す実施例の場合にも、無
端ベルト（３）、無端プランベルト（１１）又は棒状ブ
ラシ（５）に対し適宜の公知の接離装置を設けることが
可能である。

又、以上記載の各実施例の構成において、ローラー（２
）等の当接部利を、ドラッグローラー（１）に当接する
部位をキャンパスや不織布等の布帛又は発泡樹脂やフェ
ルト等の多数の空隙を包含する部材、或いはこれらを複
合した部材で構成した当接部材としても良い。そして、
この当接部利を第１図、第２図（ａ）、（ｂ）に示す構
成で実施するときは、ローラー（２）又は無端ベルト（
３）の回転を制動する適宜の手段（図示せず）を併用す
ると良好な結果が得られる。

更に、当接部利か、ドラッグローラー（＋）に当接する
部位をキャンパスや不織布等の布帛である部材又は発泡
樹脂やフェルト等の多数の空隙を包含する部材、或いは
これらを複合した部材で構成した当接部利であって、ド
ラッグローラー（１）の周面の汚れに対する洗浄液で浸
潤可能であるときは、この当接部材にあらかじめ洗浄液
を浸潤させておく、或いはこの当接部材及び／又はドラ
ッグローラー（１）の周面に洗浄液を供給する洗浄液供
給手段を適宜に設（」る構成としてもよい。

第１４図に示す実施例では、当接部材として、第１図に
示す実施例におけるローラー（２）の周面に布帛（２）
ａを装着したものが用いられている。更に、布帛（２）
ａに洗浄液を供給する洗浄液供給手段（２０）が設けら
れている。洗浄液供給手段（２０）は、適宜の位置に設
けられた洗浄液貯留部材（２０）ａと、ローラー（２）
の全長に沿って設５１られたノズル部材（２０）ｂと、
洗浄液貯留部材（２０）ａとノズル部材（２０）ｂを連
結する配管部材（２０）ｃとよりなり、配管部材（２０
）Ｃは開閉弁（２０）ｄを具備している。又、ローラー
（２）は図示しない適宜の手段によってその回転を僅か
に制動されている。

第１５図に示す実施例では、当接部材として、第３図に
示す実施例における棒状プラノ（５）に替えて保持部材
（２１）に保持されたフェルト部材（２２）が用いられ
ている。更に、フェルト部材（２２）には洗浄液が浸潤
されている。

第１４図、第１５図に示す実施例において必ずしも洗浄
液を併用しなくとも良いことは勿論である。

これら構成からなる実施例の作用について説明する。

輪転機においては、印刷部の下流側に設けたドラッグロ
ーラー（１）の周面に被印刷体Ｗを適宜角度だけ巻付け
、或いは、ドラッグローラー（１）の周面に巻付（′ｌ
ｌた被印刷体Ｗを更にローラーＷＲ等によってドラッグ
ローラー（］）の周面に押付け、各ドラッグローラー（
１）を、下流側のドラッグローラーはどその周速が僅か
ずつ速くなるように駆動回転して、被印刷体を、絶えず
テンションを付与しながら下流側に搬送する。従って、
ドラッグローラー（１）に接触する被印刷体の画線部分
のインキが、ドラッグローラー（１）の周面に付着し、
ドラックローラー（１）の周面を汚す。この汚れは、被
印刷体Ｗの搬送におけるドラッグローラー（１）の回転
毎に、後に説明するように、ドラッグローラー（１）の
周面に当接したローラー（２）等の当接部材又は当接部
材と洗浄液とにより、剥離除去又は枠側除去、或いはこ
れらの複合作用により除去される。

第１図に示す実施例においては、ドラッグローラー（１
）か回転すると、その周面に当接するローラー（２）は
、ドラッグローラー（１）と反対方向に連れ回りする。

その結果、ローラー（２）の周面ば、ドラックローラー
（］）の周面から汚れを主に剥離除去し、付着積層せし
めて保持する。

第２図（ａ）、（ｂ）に示す実施例においては、ドラッ
グローラー（１）が回転すると、一方又は両方の支持ロ
ーラー（４）によりドラッグローラー（１）の周面に当
接する無端ベルト（３）は、ドラッグローラー（１）と
反対方向に連れ回りする。その結果、無端ベルト（３）
のドラッグローラー（１）との当接面は、ドラッグロー
ラー（１）の周面から汚れを主に剥離除去し、付着積層
せしめて保持する。

３ ４ 第３図に示す実施例においては、ドラッグローラー（１
）の周面にドラッグローラー（１）の軸線と略平行に取
付けられて当接する棒状ブラシ（５）のブラシ毛先端に
より、回転するドラッグローラー（１）の周面の汚れは
主に補刷除去される。

第４図に示す実施例においては、電動機（８）の作動に
よりベルト伝動機構（（７）ａ、　（７）ｂ、（７）ｃ
、（９））を介してブラシローラー（６）がドラッグロ
ーラー（１）と同方向、又は反対方向に回転駆動される
。従って、ドラッグローラー（１）の周面に当接するブ
ラシローラー（６）の毛先端により、回転するドラッグ
ローラー（１）の周面の汚れは主に補刷除去される。

尚、ブラシローラー（６）がドラッグローラー（１）と
反対方向に回転駆動されるときは、ブラシローラー（６
）とドラッグローラー（１）との周速が相異するように
回転駆動される。

第５図（ａ）、（ｂ）に示す実施例及び第７図（ａ）、
（ｂ）に示す実施例においては、電動機（８）の作動に
よりベルト伝動機構（（７）ａ、（７）ｂ、（７）ｃ。

（９））及び支持ローラー（４）、（４）を介して無端
ブラシベルト０１）がドラッグローラー（１）と同方向
又は反対方向、後いはドラッグローラー（１）の軸線と
略平行に且つ支持ローラー（４）、（４）間で折り返し
往復するように、回転駆動される。

従って、ドラッグローラー（１）の周面に当接する無端
ブラシベルト（１１）のブラシ毛先端により、回転する
ドラッグローラー（１）の周面の汚れは主に枠側される
。

尚、無端プランベルト（１１）がドラッグローラー（１
）と反対方向に回転駆動されるときは、無端ベルトブラ
シ（１１）とドラッグローラー（１）との周速が相違す
るように回転駆動される。

第６図（ａ）、（ｂ）に示す実施例においては、電動機
（８）の作動によりクランク機構（１３）を介して棒状
ブラシ（５）が案内杆（１２）、（１２）及び（１２）
、（１２）に案内されて、長手方向即ちドラッグローラ
ー（１）の軸線と略平行に往復動される。

従って、ドラッグローラー（１１の周面に当接する棒状
ブラシ（５）のブラシ毛先端により、回転するドラッグ
ローラー（１）の周面の汚れは主に補刷除去される。

第８図に示す実施例、第１０図に示す実施例及び第１１
図に示す実施例においては、流体圧シリンダー（１６）
が作動してピストン棒が伸長すると、揺動腕杆（１４）
、（１４）が図面で時計回りに回動し、ローラー（２）
の周面、棒状ブラシ（５）のブラシ毛先端又はプランロ
ーラー（６）のブラシ毛先端がドラッグローラー（１）
の局面に当接する。かくして、第１図に示す実施例、第
３図に示す実施例及び第４図に示す実施例と同様に回転
するドラッグローラー（１）の周面の汚れは主に剥離除
去又は補刷除去される。

次に、流体圧シリンダー（１６）が逆作動してピストン
棒が退縮すると、揺動腕杆（１４）、（１４）が図面で
反時計回りに回動し、ローラー（２）の周面、棒状ブラ
シ（５）のブラシ毛先端又はブラシローラー（６）のブ
ラシ毛先端がドラッグローラー（１）の周面から離れ、
ローラー（２）、棒状プラノ（５）又はブラシローラー
（６）は待機位置に退く。

第９図に示す実施例及び第１２図に示す実施例において
は、流体圧シリンダー（Ｉ６）が作動してピストン棒が
伸長すると、揺動腕杆（１４）、（１４）が図面で時計
回りに回動し、揺動腕杆（１４）、（１４）、（１７）
、（１７）及び連結杆（１８）、（１８）からなる平行
リンク機構を介して無端ベルト（３）のドラッグローラ
ー（１）との当接面又は無端ブラシベルト（１１）のプ
ラノ毛先端がドラッグローラー（１）の周面に当接する
。かくして、第２図（ａ）に示ず実施例及び第５図（ａ
）に示す実施例と同様に、回転するドラッグローラー（
１）の周面の汚れは主に剥離除去又は補刷除去される。

次に、流体圧シリンダー（１６）が逆作動してピストン
棒が退縮すると、揺動腕杆（１４）、（１４）が図面て
反時計回りに回動し、揺動腕杆（Ｉ４）、（１４）、（
１７）、（１７）及び連結杆（（８）、（１８）からな
る平行リンク機構を介して無端ベルト７ （３）のドラッグローラー（１）との当接面又は無端ブ
ラシベルト（１１）のブラシ毛先端がドラッグローラー
（１）の周面から離れ、無端ベルト（３）又は無端ブラ
シベル）（１１，）は待機位置に退く。

第１３図（ａ）、（ｂ）に示す実施例においては、流体
圧シリンダー（１６）が作動してピストン棒が退縮する
と、揺動腕杆（１９）、（＋９）が図面で時計回りに回
動し、揺動腕杆（１９）、（１９）、（１７）、（１７
）及び連結杆（１８）、（１８）、（１８）からなる平
行リンク機構を介して無端プランベルト（１１）のプラ
ン毛先端がドラッグローラー（１）の周面に当接する。

かくして、第７図（ａ）、（ｂ）に示す実施例と同様に
、回転するドラッグローラー（１）の周面の汚れは主に
掻削除去される。

流体圧シリンダー（１６）が逆作動してピストン棒が伸
長すると、揺動腕杆（ｔ９）、（１９）が図面で反時計
回りに回動し、揺動腕杆（１９）、（１９）、（１７）
、（１７）及び連結杆（１８）、（１８）、（１８）か
らなる平行リンク機構を介して無端ブラシベルト（１１
）のブラシ毛先端がドラッグローラー（１）の周面から
離れ、無端ブラシベルト（１１）は待機位置に退く。

第１４図に示す実施例においては、ドラッグローラー（
１）が回転すると、その周面に当接するローラー（２）
は、ドラッグローラー（１）と反対方向に、図示しない
制動手段の制動作用によりドラッグローラー（１）の周
速よりも僅かに遅い周速で連れ回りする。一方、洗浄液
供給手段（２０）により、洗浄液貯留部材（２０）ａに
貯留された洗浄液をノズル部材（２０）ｂから、ローラ
ー（２）の周面に装着した布帛（２）ａ及び／又はドラ
ッグローラー（１）の周面に供給する。その結果、洗浄
液はローラー（２）の周面に装着した布帛（２）ａに浸
潤し留保され、且つドラッグローラー（１）の周面から
汚れを遊離させる。

従って、ローラー（２）の周面に装着した布帛（２）ａ
は、ドラッグローラー（１）の周面から汚れを主に掻削
除去する。

又、洗浄液供給手段（２０）の開閉弁（２０）ｄによっ
て、洗浄液貯留部材（２０）ａから配管部材（２０）ｃ
を通ってノズル部材（２０）ｂから供給さる洗浄液の量
を調整し、又は供給を停止する。

尚、洗浄液が全く供給されない場合でも、ローラー（２
）の周面に装着した布帛（２）ａは、ドラッグローラー
（１）周面から汚れを主に掻削除去する。

第１５図に示す実施例においては、ドラッグローラー（
１）の周面にドラッグローラー（１）の軸線と略平行に
取付けられて当接する洗浄液を浸潤したフェルト部材（
２２）により、回転するドラッグローラー（＋１の周面
の汚れは、洗浄液によってドラッグローラー（１）の周
面から遊離されると共に、主に掻削除去される。

尚フェルト部材（２２）に洗浄液を全く浸潤していない
場合でも、フェルト部材（２２）は、ドラッグローラー
（１）の周面から汚れを主に掻削除去する。

以上記載の実施例では、当接部材のドラッグローラー（
１）の当接域のドラッグローラー（１）の軸線方向長さ
が、被印刷体Ｗの幅寸法以」−又は被印刷体Ｗをドラッ
クローラー（１）の周面に押付けるローラーＷＲの幅寸
法よりも若干長い長さである例を示したが、この長さは
、ドラッグローラー（１）を架設するフレーム間におい
て適宜に定めて良い。

又、当接部材を分割し、トラックローラー（１）の軸線
と略平行にドラッグローラー（１）の外周面に当接して
配設し、各分割部毎にドラッグローラー（１）の周面の
汚れ除去域をドラッグローラー（＋）の軸線方向に分割
して受持たせるようにしても良い。

第１６図に図示する実施例ては、被印刷体たるウェブＷ
をドラッグローラー（１）ｂの周囲に押付けるローラー
ＷＲに当接部材であるローラー（１０２）を設けてなる
。この実施例では当接部材であるローラー（１０２）は
各々被印刷体Ｗをドラッグローラー（１）の周面に押付
ける各ローラーＷＲの幅寸法より若干長い長さ等適宜の
長さを具備し、ロー２ ラーＷＲに略平行軸線関係に、設置される。

当接部材たるローラー（１０２）は又適テｆの手段によ
り回転自在である。月つローラーＷｎ周面のローラーＶ
ｔ）Ｒが被印刷体を押（ｔ　ｌ：する部分に整合させて
設（′Ｊられる。そして［ｌ−ラー（＋０２）はその周
面をローラーＷＲの周面に当接して設けられ、ローラー
ＷＲの回転により反対方向に連れ回りするようになって
いる。

ローラー（１０２）は、表面付近に弾性層を有し、且つ
その周面は、ローラーＷＲの周面と同等又はより親油性
の高い索祠、例えば天然ゴム、ニトリルゴムやウレタン
ゴム等の合成ゴム、又は合成樹脂等で構成されている。

当接部材たるローラー（１０２）は第２図（ａ）〜第１
５図に図示されるドラッグローラー用の当接部材、接離
手段、駆動手段等による構成と同構造としても良い。

次に第１６図に図示する構成からなる実施例の作用につ
いて説明する。

輪転機においては、印刷部の下流側に設けたドラッグロ
ーラー（１）の周面に被印刷体Ｗを適宜角度だ（づ奉伺
１−１１或いは、ドラッグローラー（＋）の周面に巻付
けた被印刷体Ｗを更にローラーＷＲ等によってドラック
ローラー（１）の周面に押付（）搬送する。ローラーＷ
Ｒに接触する被印刷体の画線部分のインキが、ローラー
ＷＲ周面に付着し、ローラーＷＲの周面を汚す。この汚
れは、被印刷体Ｗの搬送にお（）るローラーＷＲの一回
転毎に、ローラーＷ　１％の周面に当接したローラー（
１０２）等の当接部材又は当接部＋ａと洗浄液とにより
、剥離除去又は枠側除去、或いはこれらの複合作用によ
り除去される。

第１６図に示す実施例においては、ローラーＷＲが回転
すると、その周面に当接するローラー（＋０２）は、ロ
ーラーＷＲと反対方向に連れ回りする。その結果、ロー
ラー（１，０２）の周面ば、ローラーＷＲの周面から３ ４ 汚れを主に剥離除去し、付着゛積層せしめて保持する。

第２図ａ〜第１６図に図示されたのと同様の構造とした
ときは、ローラーＷＲはドラッグローラー（１）同様に
汚れか除去される。

第１７図に図示する実施例では、ドラッグローラー（１
）及びローラーＷＲに各々当接部材を設置〕た実施例で
ある。ローラー（１０２）、及びローラー（２）のかわ
りに、各々第２図（ａ）〜第１５図に図示される当接部
材、接離手段、駆動手段等による構成を設ｉ−＋ても良
い。

この場合は、ドラッグローラー（１）、ローラーＷＲに
よる汚れは、ともに前述の作用に従って落とされる。

果） この発明のドラッグローラー装置は、極めて簡単な構成
によって、被印刷物からドラッグローラー及び／又はロ
ーラーに付着したインキ等の汚れをドラックローラー及
び／又は（効 ローラーの一回転毎に除去することかできる。

そして、これにより、ドラックローラー及び／又はロー
ラーの汚れが被印刷物に再付着して被印刷物をｌＧ損せ
しめることをなくし得る。

又、構成が簡単なので、保守点検も容易て第１図乃至第
１７図は、この発明のドラッグローラー装置を示す概略
図であり、第６図（ｂ）は第６図（ａ）のｂ−ｂ矢視図
、第７図（ｂ）ハ第７図（ａ）のｂ−ｂ矢視図、第１３
図（ｂ）は第１３図（ａ）のｂ−ｂ矢視図である。

（１）・・・ドラッグローラー、（２）、（１０２）　
　−ローラー、（２）ａ　　・布帛、（３）　　　無端
ベルト、（４）・支持ローラー、（５）・棒体プラ シン、（５）ａ　　・フランジ部、（６）・・・ブラシ
ローラー、（７）　ａ、　（７）　ｂ、（７）ｃ−−プ
ーリー、（８）・　電動機、（９）・　駆動ベルト、（
］０）・・・テンションプーリー、（１１）・　無端ブ
ラシベルト、（１２）案内杆、（１３）・・・クランク
機構、（１３）ａ・５ ６ 連結棒、（１，３）ｂ・−・駆動板、（１４）、（１７
）、（１９）揺動腕杆、（１５）・・・固定部、（１６
）・　流体圧ノリンダー、（１８）　　　連結杆、（２
０）　　　洗浄液供給手段、（２０）ａ・　洗浄液貯留
部側、（２０）ｂノズル部材、（２０）ｃ・・・配管部
材、（２０）ｄ開閉弁、（２１）・　　保持部材、（２
２）　　　フェルト部材、

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 （１）駆動されて回転するドラッグローラーと、ドラッ
   グローラー周面の被印刷体巻付き角範囲以外の部分に当
   接して設けた当接部材とを有することを特徴とするドラ
   ッグローラー装置。 （２）当接部材をドラッグローラーの周面上の少なくと
   も当接域において移動するように駆動する駆動手段を設
   けた請求項１に記載のドラッグローラー装置。 （３）駆動されて回転するドラッグローラーと、ドラッ
   グローラー周面の被印刷体巻付き角範囲以外の部分に対
   し接離自在に設けた当接部材と、当接部材をドラッグロ
   ーラーの周面に対し接離する接離手段とを有することを
   特徴とするドラッグローラー装置。 （４）当接部材を少なくともドラッグローラーの周面に
   当接した状態において、ドラッグローラーの周面上の少
   なくとも当接域において移動するように駆動する駆動手
   段を設けた請求項３に記載のドラッグローラー装置。 （５）当接部材のドラッグローラー周面に当接する部位
   を洗浄液が浸潤可能であると共に、当接部材のドラッグ
   ローラー周面に当接する部位に洗浄液を浸潤せしめた請
   求項１又は請求項２又は請求項３又は請求項４に記載の
   ドラッグローラー装置。 （６）当接部材のドラッグローラー周面に当接する部位
   を洗浄液が浸潤可能であると共に、当接部材のドラッグ
   ローラー周面に当接する部位及び／又はドラッグローラ
   ー周面に洗浄液を供給する洗浄液供給手段を設けた請求
   項１又は請求項２又は請求項３又は請求項４に記載のド
   ラッグローラー装置。 （７）駆動されて回転するドラッグローラーと、被印刷
   体をドラッグローラーの周面に押付けるローラーと、ロ
   ーラー周面に当接して設けた当接部材とを有することを
   特徴とするドラッグローラー装置。 （８）当接部材をローラーの周面上の少なくとも当接域
   において移動するように駆動する駆動手段を設けた請求
   項７に記載のドラッグローラー装置。 （９）駆動されて回転するドラッグローラーと、被印刷
   体をドラッグローラーの周面に押付けるローラーと、ロ
   ーラー周面に対し接離自在に設けた当接部材と、当接部
   材をローラーの周面に対し接離する接離手段とを有する
   ことを特徴とするドラッグローラー装置。 （１０）当接部材を、少なくとも被印刷体をドラッグロ
   ーラーの周面に押付けるローラーの周面に当接した状態
   において、ローラーの周面上の少なくとも当接域におい
   て移動するように駆動する駆動手段を設けた請求項９に
   記載のドラッグローラー装置。 （１１）当接部材のローラー周面に当接する部位を洗浄
   液が浸潤可能であると共に、当接部材のローラー周面に
   当接する部位に洗浄液を浸潤せしめた請求項７又は請求
   項８又は請求項９又は請求項１０に記載のドラッグロー
   ラー装置。 （１２）当接部材のローラー周面に当接する部位を洗浄
   液が浸潤可能であると共に、当接部材のローラー周面に
   当接する部位及び／又はローラー周面に洗浄液を供給す
   る洗浄液供給手段を設けた請求項７又は請求項８又は請
   求項９又は請求項１０に記載のドラッグローラー装置。 （１３）駆動されて回転するドラッグローラーと、ドラ
   ッグローラー周面の被印刷体巻付き角範囲以外の部分に
   当接して設けた当接部材と、被印刷体をドラッグローラ
   ーの周面に押付けるローラーと、ローラー周面に当接し
   て設けた当接部材とを有することを特徴とするドラッグ
   ローラー装置。 （１４）各当接部材をドラッグローラー及びローラーの
   周面上の少なくとも当接域において移動するように駆動
   する駆動手段を設けた請求項１３に記載のドラッグロー
   ラー装置。（１５）駆動されて回転するドラッグローラ
   ーと、ドラッグローラー周面の被印刷体巻付き角範囲以
   外の部分に対し接離自在に設けた当接部材と、当接部材
   をドラッグローラーの周面に対し接離する接離手段と、
   被印刷体をドラッグローラーの周面に押付けるローラー
   と、ローラー周面に対し接離自在に設けた当接部材と、
   当接部材をローラーの周面に対し接離する接離手段とを
   有することを特徴とするドラッグローラー装置。 （１６）当接部材を少なくともドラッグローラー及びロ
   ーラーの周面に当接した状態において、ドラッグローラ
   ー及びローラーの周面上の少なくとも当接域において移
   動するように駆動する駆動手段を設けた請求項１５に記
   載のドラッグローラー装置。 （１７）当接部材のドラッグローラー及び／又はローラ
   ー周面に当接する部位を洗浄液が浸潤可能であると共に
   、当接部材のドラッグローラー及びローラー周面に当接
   する部位に洗浄液を浸潤せしめた請求項１３又は請求項
   １４又は請求項１５又は請求項１６に記載のドラッグロ
   ーラー装置。 （１８）当接部材のドラッグローラー及び／又はローラ
   ー周面に当接する部位を洗浄液が浸潤可能であると共に
   、当接部材のドラッグローラー及びローラー周面に当接
   する部位及び／又はドラッグローラー及びローラーに洗
   浄液を供給する洗浄液供給手段を設けた請求項１３又は
   請求項１４又は請求項１５又は請求項１６に記載のドラ
   ッグローラー装置。