JPH03286742A - 保持装置 - Google Patents

保持装置

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Publication number
JPH03286742A
JPH03286742A JP2087481A JP8748190A JPH03286742A JP H03286742 A JPH03286742 A JP H03286742A JP 2087481 A JP2087481 A JP 2087481A JP 8748190 A JP8748190 A JP 8748190A JP H03286742 A JPH03286742 A JP H03286742A
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JP
Japan
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armature
link
solenoid
rotating plate
lock
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Pending
Application number
JP2087481A
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English (en)
Inventor
Hiroaki Sato
弘明 佐藤
Shiyunichirou Nishigaki
俊一郎 西墻
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/44Constructional features of apparatus for radiation diagnosis
    • A61B6/4429Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units
    • A61B6/4464Constructional features of apparatus for radiation diagnosis related to the mounting of source units and detector units the source unit or the detector unit being mounted to ceiling
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B6/00Apparatus for radiation diagnosis, e.g. combined with radiation therapy equipment
    • A61B6/10Application or adaptation of safety means
    • A61B6/102Protection against mechanical damage, e.g. anti-collision devices
    • A61B6/105Braking or locking devices

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は可動部材を保持する保持装置に関し、特に、
ロックビンを用いて可動部材の位置をロックし、ロック
ビンの解除操作をソレノイドを用いて行なう保持装置に
関する。
(従来の技術) このような保持装置は、X線診断装置においてX線管の
xIi!照射向きを可変する管球首振り機構に用いられ
ている。X線診断装置に一例として、天井保持型のX線
診断装置がある。ここでは、天井に設けられたガイドレ
ールに走行可能に取り付けられた走行体に伸縮可能な保
持腕が垂直方向に吊り下げられ、保持腕の下端に管球首
振り機構を有するX線管ユニットが設けられる。ユニッ
トの本体側面にはガイドレールに平行な水平軸を中心と
して回動する回動板が取り付けられ、回動板にxB管お
よび絞りを保持するフレームが設けられる。フレームの
前面には種々の操作を行うためのスイッチおよびX線管
の首振りのためのハンドルが設けられる。
一般に、被検体を立位で撮影するか、載位で撮影するか
によってX線管のX線照射向きは予め決まっているので
、回動板には所定の位置に位置決め用の孔が設けられ、
X線管ユニツト本体の側面からはこの孔内に挿入係合さ
れるようにバネにより付勢されているロックビンが設け
られる。そして、X線照射向きが所定の向きになると、
ロックビンが回動板の孔に挿入係合されることにより、
回動板の位置が固定され、その状態が保たれる。
そして、X線の照射向きを変えるには、ロックビンを孔
から抜いてロック状態を解除しなければならない、ロッ
クビンを手動で孔から抜いてもよいが、迅速に行なうた
めに、ソレノイドとリンク機構を用いてロックビンをバ
ネの付勢方向と反対の方向に移動させることにより、電
動でロックビンを孔から抜くことが考えられている。ソ
レノイドのオンにより一方向に移動するアーマチュアに
よりリンク機構を介してロックビンをバネの付勢方向と
は逆の方向、孔から抜ける方向に移動させることができ
る。
ここで、ソレノイドがオフされると、アーマチュアはフ
リー状態になり、バネの付勢力によりロックビンが孔に
挿入する方向に移動すると、リンク機構を介してオン時
とは反対の方向に移動される。この反対方向への移動は
ソレノイド自体に、またはソレノイドの後方に設けられ
たストッパにより阻止され、静止される。しかし、アー
マチュアはストッパにより跳ね返される場合がある。そ
して、アーマチュアの先端がリンク機構と接する状態 
あるいは近接した状態で静止してしまうと、ソレノイド
が次にオンになった時、アーマチュアがリンク機構に十
分な衝撃力を与えられず、ロックビンを孔から抜くこと
ができない。
(発明が解決しようとする課題) このように従来の保持装置では、不動作時にアーマチュ
アはフリー状態であるので、アーマチュアとリンク機構
とが十分に離間されていない場合があり、動作時にアー
マチュアがリンク機構に十分な衝撃力を確実に与えるこ
とができない欠点があった。
この発明は上述した事情に対処すべくなされたもので、
不動作時にアーマチュアをリンク機構から確実に離し、
動作時にアーマチュアが十分な衝撃力をリンク機構に確
実に与えることができる保持装置を提供することを目的
とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段〉 この発明によれば、可動部材の位置決め部に係合される
ように付勢されているロック部材にリンク機構の一端部
が接続され、アーマチュアの移動によりリンク機構を回
動しロック部材を付勢方向とは反対の方向に移動させる
保持装置において、アーマチュアをリンク機構から離れ
る方向に移動させアーマチュアの移動開始位置を設定す
る手段を具備する。
(作用) この発明によれば、アーマチュアをリンク機構から離す
手段を具備するので、ソレノイドがオンされると、アー
マチュアは常にリンク機構から予分離れた位置からリン
ク機構に向かって移動開始し、リンク機構に当接すると
リンク機構を回動するに十分な衝撃力を確実に発生でき
る。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明による保持装置の実施例
を説明する。ここでは、天井保持型のX線診断装置に適
用された実施例を説明する。第2図および第3図に示す
ように、天井lに設けられたガイドレール2に走行可能
(第2図の左右方向に走行可能)に支持された走行体3
に伸縮可能な保持腕4が垂直方向に吊り下げられ、保持
腕4の下端に保持ユニットが設けられる。保持ユニット
は保持腕4の下端に水平に取り付けられたハウジング1
1と、ハウジング11の一側面に設けられ、ガイドレー
ル2と平行な軸を中心として回動可能な回動体12と、
後端が回動体12に取り付けられ、X線管14および絞
り装置15を有するフレーム13からなる。フレーム1
3の前面にはX線照射等の操作を行うためのスイッチ、
および照射向きをかえるためのハンドル17を備えた操
作ボックス16が取り付けられる。ハンドル17を持っ
てフレーム13を回動することにより、X線管14を回
動(ローテーション)してX線の照射向きを変えること
ができる。すなわち、被検体を立位で撮影するか、載位
で撮影するかによって、X線照射向きが異なるため、第
3図に示すようにX線管14を水平方向の回動軸を中心
として回動して、複数箇所のXli!照射向き位置のい
ずれかで固定してX線を照射できるようになっている。
第1図を参照してハウジング内部の詳細を説明する。ハ
ウジング11の内部には水平な回動軸18が軸受19に
より回転自在に支承され、回動軸18の前端には円盤形
の回動板12が取付けられる。ハウジング11の前端部
の所定の位置、例えば回動軸18の真上に、電磁ブレー
キ20が装着される。電磁ブレーキ20は電磁石の励磁
動作と内蔵したバネの復帰動作との組み合わせによりブ
レーキ部材21を水平方向に前後移動させ、回動板12
に対して接近・離間させることにより、回動板12に対
して制動およびその解除を行う、ブレーキ部材21は、
回動板12に接近する向きに移動されると、回動板12
の側面に押圧され、回動板12の回動を制動する。
ハウジング11の前端部の所定の位置1例えば回動軸1
8の真下に、ロックビン22が水平方向に移動自在、す
なわち回動板12に対して接近・離間する方向に移動自
在に設けられる。ロックビン22の先端には大きな直径
を持つテーバ部22aが取り付けられ、テーバ部22a
の後端面とハウジング11との間に圧縮コイルバネ23
が配置される。そのため、ロックビンCはコイルバネ2
)の伸長作用により常時回動板12に向けてバネ力が加
えられ、ハウジング11から突出する方向に付勢される
。ロックビン22の後端はリンク25の一端に接続され
る6 第4図は回動板12側からみたハウジング11の断面図
である。リンク25は回動軸18を避けるために斜めに
設けられていて、ロックビン22の後端も斜めの板状に
形成される。リンク25はハウジング11により保持さ
れる水平な基板46に軸支される。 リンク25には長
孔があけられ。
この中にロックビン22の後端から左右に突出されたビ
ンが係合される。これにより、基板46との軸支点を中
心として回動するリンク25の回転運動がロックビン2
2の直線運動に伝達される。
すなわち、 リンク25が反時計方向に回動することに
より、 コイルバネ23の付勢力に抗してロックビン2
2が右方向に移動する。
基板46の上のリンク25の他端の後方にはソレノイド
24が設けられる。ソレノイド24は励磁されると、第
6図に示すように、アーマチュア40を左方向に移動さ
せ、リンク25を反時計方向に回動させる。ここで、ソ
レノイド24で得られる力は比較的弱いので、リンク2
5は全長の中間よりもロックビン22側に寄った位置で
軸支されている。このため、アーマチュア4oによる回
動力以上の力がロックビン22の移動のために発生され
る。
なお、 ソレノイド24が励磁されていない時は、アー
マチュア40はフリー状態であり、コイルバネ23の伸
長作用によりハウジング11から突出する方向に付勢さ
れるロックビン22によりリンク25を介して右側に移
動される。その移動を制限するために、ソレノイド24
の後方にはストッパ44が設けられる。ストッパ44の
ソレノイド24側の面には磁石42が貼り付けられる。
磁石42の磁力は、ソレノイド24が励磁されていない
時にはフリー状態のアーマチュア4oを吸引するが、ソ
レノイド24が励磁された時にはアーマチュア40の左
方向への移動を妨げない程度に設定される。このため、
ソレノイド24の励磁が解除されると、アーマチュア4
0はリンク25により右方向に移動され、必ず磁石42
に吸引され、その先端はリンク25から十分離間された
状態で静止する。そして、ソレノイド24が励磁された
時に、アーマチュア40が十分走行してからリンク25
の後端に接触するので、その際にコイルバネ23の付勢
力に抗してロックビン22を右方向に移動できるように
リンク25を反時計方向に回動させる衝撃力が確実に発
生する。
回動板12には、第5図に示すように、ロックビン22
の前端のテーバ部22aが係脱自在に挿入係合される位
置決め孔26a〜26cが形成される0位置決め孔26
a〜26cはX線管工4から照射されるX線の各照射向
き位置に応じて形成され、例えば回動軸18を中心とし
て描かれる同一円周上に90°の間隔で形成されるが、
この位置、数に限定されない1位置決め孔26a〜26
CはそれぞれXM’t14を水平右向きB、水平左向き
Cおよび垂直下向きAの照射向き位置に停止させるため
のものである。
回動板12の前面部にはフレーム13が取付けられ、フ
レーム13にはX線管14と絞り装置15が装着される
。フレーム13の前端には操作ボックス16が設けられ
る。操作ボックス16には回動板12を回動させるため
のハンドル17が両側部から突出される。操作ボックス
16の前面部にはハウジング11に設けた電磁ブレーキ
20を操作する操作部材、例えば押し釦型の操作スイッ
チ27が設けられ、この他X線診断を行う上で必要な種
々の操作を行う操作スイッチ群28が設けられる。
操作ボックス16の内部には電子部品を装着した配線基
板(図示せず)が設けられる。配線基板にはXl!診断
を行う上で必要な回路が設けられる。
本実施例においては、第7図に示すように操作スイッチ
27の操作により電磁ブレーキ20とロックビン22の
ロック解除用のソレノイド24の駆動・停止を指令する
制御回路29が設けられる。
制御回路29は以下のような制御を行う。
回動板12が予め設定された上記3つのX1iIA照射
向き位置のいずれかに位置決めされている時には、操作
スイッチ27は操作されない、この時、制御回路29は
電磁ブレーキ20を駆動する。電磁ブレーキ20は電磁
力によりブレーキ体21を回動板12に押圧して回動板
12に制動力を加える。また、この時、 ソレノイド2
4は駆動されない、アーマチュア40は前述したように
ソレノイド24の後方に設けられた磁石42に吸着され
ている。これにより、リンク25はフリー状態であり、
ロックビン22はコイルバネ23により回動板12側に
突出するように付勢され、テーバ部22aが回動板12
に形成された位置決め孔26a〜26cのいずれかに挿
入係合する。
次に、回動板12の位置決めを解除して回動させる時は
、操作スイッチ27を操作する。この操作に応答して、
制御回路29は電磁ブレーキ20の駆動を停止する。電
磁ブレーキ20はオフされると、復帰バネのバネ力によ
りブレーキ体21を回動板12の側面から離すように移
動し、ブレーキ体21による回動板12に対する制動を
解除する。また、制御回路はソレノイド24を一定時間
駆動する。ソレノイド24が励磁されると、アーマチュ
ア40は左方向へ移動される。ここで、アーマチュア4
0の先端はリンク25から十分離間されていたので、ア
ーマチュア40の先端がリンク25に当接される際に、
大きな衝撃力が発生し、圧縮コイルバネ23のバネ力に
抗してロックビン22を位置決め孔26から抜くに十分
な回動力をリンク25に与える。このため、ロックビン
22による回動体21に対するロック状態が確実に解除
される。
さらに、制御回路29は操作スイッチ27の操作から一
定時間が経過すると、ソレノイド24の励磁を停止して
リンク25をフリー状態にする。
これにより、ロックビン22はロック動作を行うことが
可能なロック待機状態になるが、通常は、この一定時間
内に回動板12が回動され、位置決め孔26a〜26c
以外の部分がロックビン22の前に位置しているので、
回動板12の回動が可能である。そのため、一定時間は
ロックビン22が位置決め孔から抜けてから操作者が回
動板12を回動し始めるまでに要する時間であり、およ
そ1秒間である。このように、回動板12が回動し始め
た後は、ソレノイド24をオフするので、消費電力を節
約できる。
回動板12の回動に伴い、次の位置決め孔26a〜26
cがロックビン22に対応した位置に来ると、直ちに圧
縮コイルバネ23の伸長作用によりロックビン22が回
動板12に向けて移動してテーバ部22aが回動板12
の位置決め孔26a〜26cに挿入係合する。この後、
操作スイッチ27がオフされ、電磁ブレーキ20がオン
し、ブレーキ体21が回動板12に押圧され回動板工2
に制動力が加えられる。
第8図はこの位置決め解除の動作を示すタイミング図で
ある。
このように構成された保持装置においてX線管14を回
動して所定のX線照射向き位置に選択的に移動する動作
(ローテーション動作)を説明する。
先ず、第5図に示すようにX線管14が垂直下向きのX
線照射向き位置Aにあり、回動板12の位置決め孔26
aがハウジング11に設けたロックビン22と対向する
とする。操作者は操作ボックス16の操作スイッチ27
を操作しない、そのため、制御回路29は、第8図に示
すように電磁ブレーキ20を駆動する。電磁ブレーキ2
0は電磁力でブレーキ体21を回動板12に押圧し、回
動板12に制動力を加える。また、 ソレノイド24は
駆動されない、そのため、圧縮コイルバネ23によりロ
ックビン22が回動板12に向けて付勢され、テーバ部
22aが位置決め孔26aに挿入保合され、回動板12
の回動が禁止されるロック状態となる。これにより、回
動板12が位置決め停止され、xi管12がxi照射向
き位置Aに位置決めされる。
次に、Xla、管12をX線照射向き位置Aから回動し
て水平左向きのX線照射向き位置Bに移動する場合には
、回動板12の位置決め停止を解除して回動させるため
、操作者は操作スイッチ27を押す、第8図に示すよう
に、電磁ブレーキ20の電磁石の駆動が停止され、復帰
バネのバネ力によりブレーキ体21が回動板12の側面
から離され、ブレーキ体21による回動板12に対する
制動が解除される。電磁ブレーキ20のオフとともに、
ソレノイド24がオンされる。ソレノイド24は励磁さ
れると、第6図に示すように、アーマチュア40を左側
に移動し、ロックビン25と衝突させる。この時、アー
マチュア40とリンク25の間には衝撃力が発生され、
ロックビン25を反時計方向に回動する。前述したよう
に、アーマチュア40はリンク25と予分離れている位
置から移動開始し、 リンク25と衝突するので、 リ
ンク25に対してロックビン22をコイルバネ23に抗
して回動するに十分な力を与える。これにより、ロック
ビン22が回動板12から離れる向きに移動され、ロッ
クビン22のテーバ部22aが位置決め孔26aから確
実に抜き出され、ロックビン22による回動体21に対
するロックが解除され、回動板12は位置決め停止の状
態から解放されて回動可能な状態になる。
このように、ロックを解除するには、操作スイッチ27
を1回操作するだけで電磁ブレーキ20とロックビン駆
動用のソレノイド24の両方を同時に動作させることが
でき、電磁ブレーキ20とソレノイド24を夫々個別に
操作するという面倒な2段階操作は不要である。
次に、操作者は操作ボックス16のハンドル17を持っ
てフレーム13とともにX線管14および回動板12を
X線照射向き位置AからX線照射向き位置Bに向けて9
0”回動させる0回動板12が回動している間電磁ブレ
ーキ20をオフしておくため、操作スイッチ27は直皮
オンされると、次にオフ操作されるまでオン状態を継続
する。操作スイッチ27がオンされてから操作者が回動
板12を回動し始めるに要する時間(およそ1秒間)が
経過すると、制御回路29の制御によりソレノイド24
の駆動が停止される。このため、ロックビン22は圧縮
コイルバネ23の伸長作用にまり回動板12に向かって
突出付勢される。すなわち、ロックビン22がロック動
作を行うことが可能なロック待機状態になる。しかし、
既に回動板12が回動して位置決め孔26a以外の部分
がロックビン22に対向しているので、ロックビン26
は第6図の状態であり、回動板12が回動可能である。
そして、次の位置決め孔26cがロックビン22に対向
した位置に達すると、直ちに圧縮コイルバネ23のバネ
力によりロックビン22が回動板12に向けて移動し、
テーバ部22aが回動板12の位置決め孔26bに挿入
係合され、回動板12がロックされる。これにより、回
動板12をX線照射向き位置Bに確実に位置決め停止さ
せることができ、X、@管14をX線照射向き位fBに
確実に位置決め停止させることができる。
従って、回動板12を回動する時に電磁ブレーキ20に
よる制動とロックビン22によるロックを解放しても、
制御回路29が一定時間経過後にソレノイド24を非駆
動状態にしてロックビン22をロック待機状態にするの
で、回動板12を所望のXi照射向き位置に確実に停止
できる0回動板12がX!1照射向き位置Bに到達した
後、操作者は操作スイッチ27の押圧操作を停止して電
磁ブレーキ20を駆動状態にしてブレーキ体21で回動
板12を制動する。
なお、各X線照射向き位置A〜CはX線管14がX線診
断を行う時にX線管14を停止する確率が高い位置であ
る。このため、ロックビン20と位置決め孔26a〜2
6cとの組み合わせで位置決め停止できるようにしであ
る。各xm照射向き位置の間で回動板12を停止する場
合には、操作スイッチ27をオフして電磁ブレーキ20
を駆動状態にしてブレーキ体21で回動板12を制動す
ればよい。
このように第1実施例によれば、 ソレノイド24の非
励磁時にフリー状態のアーマチュア40を吸引する磁石
をソレノイド24の後方に設け、アーマチュア40をリ
ンク25から確実に離間しておくことにより、ソレノイ
ド24が励磁された時、アーマチュア40がリンク25
と接触するときに十分な衝撃力を発生しリンク25を回
動させ、ロックビン22を位置決め孔26から抜き、回
動板のロック状態を確実に解除することができる。
第9図は第2実施例のソレノイドを示す図である。第2
実施例ではアーマチュア40の後端がコイルバネ50を
介してストッパ44に接続される。
コイルバネ50はアーマチュア40を引っ張る方向に付
勢されている。そのため、 ソレノイド24が励磁され
ていない時は、同図(a)に示すように、フリー状態の
アーマチュア4oはコイルバネ50により引っ張られ、
 リンク25から十分離間されている。そして、 ソレ
ノイド24が励磁されると、同図(b)に示すように、
アーマチュア40はコイルバネ50を伸長して左側に移
動し、リンク25を反時計方向に回動する。コイルバネ
50の付勢力をソレノイド24の励磁によるアーマチュ
ア40の移動に対して影響を与えないように小さくして
おけば、このような第2実施例によっても第1実施例と
同様の効果が上げられる。
第10図は第3実施例のソレノイドを示す図である。第
3実施例ではアーマチュア4oの後端がワイヤ52を介
して重り54に接続される。ワイヤ52はプーリ56に
懸架され、重り54は自重でアーマチュア40を引っ張
るようになっている。
そのため、ソレノイド24が励磁されていない時は、同
図(a)に示すように、フリー状態のアーマデユア40
は重り54により引っ張られ、リンク25から十分離間
されている。そして、ソレノイド24が励磁されると、
同図(b)に示すように、アーマチュア40は左側に移
動し、 リンク25を反時計方向に回動する0重り54
の重みをソレノイド24の励磁によるアーマチュア4o
の移動に対して影響を与えないように小さくしておけば
、このような第3実施例によっても第1実施例と同様の
効果が上げられる。
この発明は上述の実施例に限定されずに1種々変形可能
である0例えば、アーマチュア40をソレノイド24の
非励磁時にリンク25がら十分離間させる手段としては
、磁石、バネ、重り等は設けずに、 ソレノイド25を
励磁する前にソレノイド25に逆向きの電流を流してア
ーマチュア40を直立リンク25から離間させる向きに
移動してから、通常の励磁を行なえば、アーマチュア4
゜を必ずリンクから離間した状態がらリンクに接触させ
、十分な衝撃力を発生することができる。また、この発
明はX線管を回動する形式のX線診断装置に限定されず
、X線管をスライドさせる形式のX線診断装置に適用し
てもよい、さらに、この発明の保持装置はX線管の保持
に限定されずに、イメージインテンシファイア等の保持
に関するものであっても良い。
[発明の効果] 以上説明したようにこの発明の保持装置によれば、動作
開始時にアーマチュアが確実にリンクから離れているの
で、アーマチュアがリンクに当接される際にリンクを回
動するに十分な衝撃力を確実に発生することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による保持装置の一実施例としての天
井保持型のX線診断装置の保持ユニットの断面図、第2
図、第3図はこの天井保持型のX線診断装置の概略を示
す図、第4図は第1図に示した保持ユニットを側面から
みた図、第5図は位置決め孔とロックビンとの関係を示
す図、第6図はロックビンによる回動板のロック状態が
解除された場合の保持ユニットの断面図、第7図は制御
部のブロック図、第8図は電磁ブレーキとソレノイドの
動作タイミングを示す図、第9図および第10図は第2
、第3実施例を示す図である。 11・・・ハウジング、 12・・・回動板、 14・
・・X線管、20・・・電磁ブレーキ、22・・・ロッ
クビン、 24・・・ソレノイド、 25・・・リンク
、 26a〜26c・・・位置決め孔、40・・・アー
マチュア、50・・・コイルバネ、 54・・・重り。 2・・・磁石、

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 位置決め部を有する可動部材と、前記位置決め部に係合
    されるように付勢されているロック部材を有し、前記可
    動部材を保持する保持部材と、一端部が前記ロック部材
    に接続され、所定方向に回動されることにより前記ロッ
    ク部材を前記位置決め部との係合状態を解除するように
    付勢するリンク機構と、動作時にアーマチュアを前記リ
    ンク機構の他端部に向かって移動させることにより前記
    リンク機構を前記所定方向に回動させるソレノイドと、
    前記アーマチュアを前記リンク機構の他端部から離れる
    方向に移動させアーマチュアの移動開始位置を設定する
    手段とを具備する保持装置。
JP2087481A 1990-04-03 1990-04-03 保持装置 Pending JPH03286742A (ja)

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