JPS636734Y2 - - Google Patents

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JPS636734Y2
JPS636734Y2 JP4766383U JP4766383U JPS636734Y2 JP S636734 Y2 JPS636734 Y2 JP S636734Y2 JP 4766383 U JP4766383 U JP 4766383U JP 4766383 U JP4766383 U JP 4766383U JP S636734 Y2 JPS636734 Y2 JP S636734Y2
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JP4766383U
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JPS59153528U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、一つの電磁石装置における鉄片部材
の、被吸着動作によりシヤツタ機構のレリーズを
行わせ、離反動作によりシヤツタ羽根の閉鎖時期
を制御させる電磁レリーズ装置を備えた電気シヤ
ツタの改良に関する。
この種の電気シヤツタとしては、例えば、実開
昭54−155539号公報の第10図〜第13図に示さ
れている形式のものが提案されている。
その従来例では、付勢力が一番強く与えられて
いる閉鎖駆動部材(閉鎖駆動板4)を係止してい
る鉄片部材(タイマーレバー25)を、電磁石1
17の励磁に伴う鉄片部材(鉄片レバー15)の
被吸引動作により押動してその係止を直接的に解
除させて、シヤツタ機構のレリーズを行わせるも
のであるので、電磁石は強い吸引力を発生する大
型のものが要求され、また、その係止が解除され
て走行する閉鎖駆動部材を電磁石に吸着保持され
た鉄片部材(鉄片レバー15)が衝突を受けなが
らも更に一旦係止する形式であるので、その係止
動作が不安定となると共に、この点からも大型の
電磁石が要求される等の欠点があつた。
本考案は、上記の如き従来装置の欠点を除去す
るもので、その目的とするところは、閉鎖駆動部
材をシヤツタ機構のレリーズ機能を持たせないで
単に緊張位置に保持させるようにし、鉄片部材の
被吸引動作により中間部材(開放作動係止保持部
材)を介して開閉部材の係止解除と閉鎖駆動部材
を緊張位置に係止している閉鎖作動係止部材の保
持解除とを行わせると共に、該鉄片部材の吸着状
態で該閉鎖作動係止部材の作動を抑止させるよう
にして、前記鉄片部材が単なる係止機能を有する
付勢力がそれほど強くない中間部材を作動させれ
ばよいことにしたことから電磁石を小型に出来、
また、中間部材の作動後の開放作動係止部材の変
位により閉鎖作動係止部材が作動可能となる時期
が、鉄片部材の被吸引作動から吸着状態への移行
により閉鎖作動係止部材の作動を抑止する時期に
対し遅れを持つて行われるようにして、その抑止
が確実に行われるようにした電磁レリーズ装置を
備えた電気シヤツタを提供することである。
以下、本考案を図面に示した一実施例に基づい
て説明する。
1はアパーチヤを示す。2は鉄片部材で、軸3
に枢着され、ピン2aを一体形成していると共
に、窓2bを形成し、また図示していない電磁石
に対向する如く鉄片4を支持している。5は開放
作動係止保持部材で、軸6に枢着されていると共
にバネ7により右旋性が与えられ、また前記ピン
2aに左旋押動され得る腕5aと、フツク5bと
を形成している。8は開放作動係止部材で、軸9
に枢着され、前記フツク5bに係止され得る曲げ
8aと、フツク8bと、段部8cとを形成してい
る。10は開放準備部材で、軸9に枢着されてい
ると共にバネ11により左旋性が与えられ、また
前記段部8cを左旋押動し得る腕10aと、他の
腕10bとを形成している。12はバネで、前記
開放作動係止部材8と開放準備部材10との間に
張られ、該開放準備部材10が右旋させられた時
該開放作動係止部材8の右旋力として作用する。
13は開閉部材で、軸14に枢着されていると共
にバネ15により左旋性が与えられ、また前記フ
ツク8bに係止され得る腕13aを形成し、更に
ピン13b,13cを植設している。16は閉鎖
駆動部材で、軸3とピン17により直線運動可能
に配置されていると共にバネ18により右行性が
与えられ、また上側に前記腕10bを操作する低
位部16a,斜面部16b,高位部16cと、段
部16dとを形成し、更に前記開閉部材13の側
面13dを押動し得るピン16eを植設してい
る。19は閉鎖作動係止第1レバーで、軸3に枢
着されていると共にバネ20により左旋性が与え
られ、また前記窓2b内に臨む曲げ19aと、前
記フツク8bに係止され得る腕19bと、前記閉
鎖駆動部材16の側部16fに押動され得る曲げ
部19cと、腕19dとを形成している。21は
バネで、前記閉鎖作動係止第1レバー19と鉄片
部材2との間に張られ、該鉄片部材2に弱い左旋
性を与えている。22は閉鎖作動係止第2レバー
で、前記腕19dに押動され得る曲げ22aと、
前記段部16dを係止し得る曲げ22bとを形成
している。23はバネで、前記閉鎖作動係止第一
レバー19と閉鎖作動係止第二レバー22との間
に張られ、該第二レバー22に弱い右旋性を与え
ている。
24,25は絞り羽根兼用のシヤツタ羽根で、
夫々ピン26に嵌合されて回動可能に支持され、
また前記開閉部材13のピン13b,13cを嵌
合させるスロツト24a,25aを夫々形成して
いる。
なお、第1図乃至第3図の機構ブロツクと第4
図の羽根ブロツクとは図示していないシヤツタ地
板を挾んで上下に配置されているものであり、開
閉部材13のピン13b,13cはシヤツタ地板
を貫通して羽根ブロツク側に突出している。
先ず、第1図の静止状態からのセツト動作につ
いて説明する。
図示していないセツト部材により閉鎖駆動部材
16をバネ18の張力に抗して左行させ、段部1
6dに閉鎖作動係止第二レバー22の曲げ22b
を係合させればそのセツト動作が完了する。そし
て、その閉鎖駆動部材16の左行に伴うピン16
eと側部16fの退避により、開閉部材13はバ
ネ15の張力によりまた閉鎖作動係止第一レバー
19はバネ20の張力により夫々少し左旋して、
腕13aと腕19bが夫々開放作動係止部材8の
フツク8bに係合する。従つて、鉄片部材4も窓
2bの上側が曲げ19aの変位に追従する少しの
量左旋し、また、開放作動係止保持部材5もバネ
7の張力により腕5aがピン2aの変位に追従す
る少しの量右旋する。また、開放準備部材10は
腕10bが低位部16aから斜面部16bを介し
て高位部16cに押し上げられバネ11の張力に
抗して右旋させられ、開放作動係止部材8の右旋
力となるバネ12を付勢する。従つて、開放作動
係止部材8は曲げ8aが開放作動係止保持部材5
のフツク5bに係合する少しの量右旋する。以上
の動作後のセツト状態が第2図に示されている。
第2図のセツト状態からレリーズ操作が行わ
れ、図示していない電磁石に給電が行われると、
鉄片4が吸引されて、鉄片部材2はバネ21及び
7の張力に抗して右旋すると共に、鉄片4が電磁
石に当接した状態で吸着保持される。この鉄片部
材2の右旋により、窓2bの下側が曲げ19aに
係接する状態となつて閉鎖作動係止第一レバー1
9の左旋を抑止し、他方、ピン2aが腕5aを押
動して開放作動係止保持部材5を左旋させ、フツ
ク5bを曲げ8aから外させる。
この結果、開放作動係止部材8はバネ12の張
力により右旋し、フツク8bが腕19b,13a
から外れる。しかし、閉鎖作動係止第一レバー1
9は鉄片部材2に抑止されているので図示の状態
のまゝに留まる。一方、開閉部材13はバネ15
の張力により左旋し、ピン13b,13cを介し
てシヤツタ羽根24,25を開放させて行く。そ
して、シヤツタ羽根24,25を全開させた状態
が第3図に示されている。
図示していない露光制御回路は、シヤツタ羽根
24,25の開放開始に先行して計時が開始さ
れ、所定時間後に露光制御信号を発生して電磁石
を消磁させる。
従つて、閉鎖作動係止第一レバー19は鉄片部
材2の吸着解除により抑止が解かれてバネ20の
張力により左旋し、腕19dで曲げ22aを押動
して閉鎖作動係止第二レバーを左旋させ、曲げ2
2bを段部16dから外させる。
この結果、閉鎖駆動部材16はバネ18の張力
により右行し、ピン16eが側部13dを押動し
て開閉部材13をバネ15の張力に抗して右旋さ
せ、シヤツタ羽根24,25を閉鎖させる。ま
た、側部16fが曲げ部19cを押動すると共
に、低位部16aで腕10bを受けるようになる
ので、再び第1図の静止状態に戻る。
なお、シヤツタ羽根24,25は、露光条件に
よつてしばしば全開以前の途中から閉鎖される。
また、実施例では、電気シヤツタのレリーズ・
開閉機構を示したが、開閉部材をレンズを駆動す
る距離リングに、また閉鎖駆動部材をその距離リ
ングを停止させるラツチ部材に、更に電磁石を
AF制御回路で制御するように置換変更すること
により、AF装置のレリーズ・制御機構とするこ
ともできる。
以上の如く、本考案によると、閉鎖駆動部材を
シヤツタ機構のレリーズ機能を持たせないで単に
緊張位置に保持させるようにし、鉄片部材の被吸
引動作により中間部材(開放作動係止保持部材)
を介して開閉部材の係止解除と閉鎖駆動部材を緊
張位置に係止している閉鎖作動係止部材の保持解
除とを行わせると共に、該鉄片部材の吸着状態で
該閉鎖作動係止部材の作動を抑止させるようにし
て、前記鉄片部材が単なる係止機能を有する付勢
力がそれほど強くない中間部材を作動させればよ
いようにしたものであるから電磁石を小型に出
来、また、中間部材の作動後の開放作動係止部材
の変位により閉鎖作動係止部材が作動可能となる
時期が、鉄片部材の被吸引作動から吸着状態への
移行により閉鎖作動係止部材の作動を抑止する時
期に対し遅れを持つて行われるようにしているの
で、その抑止が確実に行われ作動が安定するもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のシヤツタ機構の一実施例を静
止状態で示した説明図、第2図は同じくセツト状
態で示した説明図、第3図は同じく動作途中状態
で示した説明図、第4図はシヤツタ羽根の一実施
例を示した説明図である。 2……鉄片部材、5……開放作動係止保持部
材、8……開放作動係止部材、10……開放準備
部材、13……開閉部材、16……閉鎖駆動部
材、19……閉鎖作動係止第一レバー、22……
閉鎖作動係止第二レバー。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヤツタ羽根の開放方向の作動習性が与えられ
    ている開閉部材と、 前記開閉部材を作動習性に抗して復動せしめ得
    るシヤツタ羽根の閉鎖方向の作動習性が与えられ
    ている閉鎖駆動部材と、 前記閉鎖駆動部材を前記開閉部材に対し未操作
    の緊張位置に係止し得、且つ該係止解除方向の作
    動習性が与えられている閉鎖作動係止部材と、 前記開閉部材をシヤツタ羽根の閉鎖状態を維持
    する緊張位置に係止すると共に、前記閉鎖作動係
    止部材を前記閉鎖駆動部材の係止状態に保持する
    開放作動係止部材と、 前記開放作動係止部材を、前記開閉部材に対す
    る係止と前記閉鎖作動係止部材に対する保持の方
    向へ変位させる作動習性が与えられ、前記閉鎖駆
    動部材が緊張位置に置かれている状態によりその
    作動習性に抗して変位せしめられて該開放作動係
    止部材に該係止及び保持を解除する方向の作動習
    性を与える開放準備部材と、 前記開放作動係止部材をその係止及び保持作用
    位置に保持し得る方向の作動習性が与えられてい
    る開放作動係止保持部材と、 給電信号により励磁され、露光制御信号により
    消磁される電磁石に対設され、該励磁作動による
    被吸引動作により前記開放作動係止保持部材をそ
    の作動習性に抗し作動させて前記開放作動係止部
    材に対する保持を解除させると共に、その吸着状
    態で前記閉鎖作動係止部材をその作動習性に抗し
    て抑止し、該消磁による吸着解除により該抑止を
    解除して前記閉鎖駆動部材の係止を解除する方向
    の該閉鎖作動係止部材の作動を可能にする鉄片部
    材と からなることを特徴とする電磁レリーズ装置を備
    えた電気シヤツタ。
JP4766383U 1983-03-31 1983-03-31 電磁レリ−ズ装置を備えた電気シヤツタ Granted JPS59153528U (ja)

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JPS59153528U JPS59153528U (ja) 1984-10-15
JPS636734Y2 true JPS636734Y2 (ja) 1988-02-26

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