JPS6232268Y2 - - Google Patents

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JPS6232268Y2
JPS6232268Y2 JP1339981U JP1339981U JPS6232268Y2 JP S6232268 Y2 JPS6232268 Y2 JP S6232268Y2 JP 1339981 U JP1339981 U JP 1339981U JP 1339981 U JP1339981 U JP 1339981U JP S6232268 Y2 JPS6232268 Y2 JP S6232268Y2
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JP
Japan
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locking
electromagnet
lever
drive
interlocking
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JP1339981U
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English (en)
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JPS57130330U (ja
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Publication date
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Priority to DE3145472A priority patent/DE3145472C2/de
Priority to US06/326,633 priority patent/US4408856A/en
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は電気シヤツタにおける羽根駆動部材の
係止装置、詳細には、電磁石に吸引されることに
よりシヤツタ羽根駆動部材の係止を解除してシヤ
ツタ羽根を作動可能とし、シヤツタセツト動作に
より復元させられるシヤツタ羽根駆動部材を再び
係止する係止装置のバネ負荷軽減並びにその構成
をシヤツタ機構内で達成させることに関する。
従来の係止装置は、電磁石が係止部材をそのバ
ネ力に抗して吸引するため、該電磁石は大きな吸
引力が得られるものが要求され、装置が大型化さ
れて好ましくなかつた。
本考案は、上述従来装置の欠点に鑑みてなされ
たもので、小型の電磁石でも充分に吸引でき、ま
たその構成をシヤツタ機構内で達成した係止装置
を提供することを目的とする。
本考案の目的は、係止部材を、駆動部材の係合
部を形成した第1のレバーと、電磁石に吸引され
る鉄片部を形成した第2のレバーとからなるダブ
ルレバー式として、第1、第2のレバーをバネで
連結し、また、一方向に作動習性が与えられて往
復動可能にされた連動部材を付加し、そして、該
連動部材が、露光の開始に先立つて往動し、露光
の終了に連動して復動する往復部材により制御さ
れるような構成により達成される。
即ち、シヤツタセツト動作時においては第2の
レバーが静止位置にある連動部材に抑止されてい
るので、復元用のバネに抗して第1のレバーのみ
が旋回させられながら駆動部材をセツト位置に係
止できる。また、レリーズ操作が行われると連動
部材が習性に抗して変位されて第2のレバーの抑
止は解除されるから、電磁石に吸引されて第2の
レバー、第1のレバーは一体的に旋回して駆動部
材の係止を解除する。
この吸引時において、吸引旋回に対する抗力は
何も作用しない。
以下図示した一実施例に基づいて本考案を説明
する。
先ず、シヤツタセツト状態を示した第1図によ
つて、その構成を説明する。
図において、2は先羽根用の係止レバー(第1
のレバー部材)で、曲げ部2aを形成し、プレー
ト1に植立されている軸3に軸支されており、後
述の鉄片レバー6との間に装架されているバネ4
によつて左旋力が付与されているが、ストツパ5
に当接して抑止されている。
6は先羽根用の鉄片レバー(第2のレバー部
材)で、曲げ部6a、鉄片6bを形成していると
共に、ピン6cを植立し、該軸3に軸支されてお
り、該バネ4によつて右旋力が付与されている
が、後述の連動板41の腕部41bに当接して抑
止されている。
8は先羽根用の駆動レバーで、フツク部8aを
形成し、プレート1の円弧溝1aを貫通してプレ
ート1の裏側へ突出し、その裏側に配置される先
羽根を連動させるピン8bを植立して、該プレー
ト1に植立されている軸9に軸支されており、バ
ネ10によつてストツパー11に制限されるまで
の左旋性の駆動力が付勢されているが、該フツク
部8aが該曲げ部2aに係合して抑止されてい
る。
12は先羽根用の電磁石で、鉄芯13、コイル
14から成り、該鉄芯13は該プレート1に固着
されている。
22は後羽根用の係止レバー(第1のレバー部
材)で、曲げ部22aを形成し、該プレート1に
植立されている軸23に軸支されており、後述の
鉄片レバー26との間に装架されているバネ24
によつて左旋力が付与されているが、ストツパー
25に当接して抑止されている。
26は後羽根用の鉄片レバー(第2のレバー部
材)で、曲げ部26a、鉄片26bを形成してい
ると共に、ピン26cを植立し、該軸23に軸支
されており、該バネ24によつて右旋力が付与さ
れているが後述の連動板41の腕部41dに当接
して抑止されている。
28は後羽根用の駆動レバーで、フツク部28
aを形成し、プレート1の円弧溝1bを貫通して
プレート1の裏側へ突出し、その裏側に配置され
る後羽根を連動させるピン28bを植立して、該
プレート1に植立されている軸29に軸支されて
おり、バネ30によつてストツパー(31;図示
せず)に制限されるまでの左旋性の駆動力が付勢
されているが、該フツク部28aが該曲げ部22
aに係合して抑止されている。
32は後羽根用の電磁石で、鉄芯33、コイル
34から成り、該鉄芯33は該プレート1に固着
されている。
41は連動板で、斜面41aを備えた先羽根用
の腕部41bと、斜面41cを備えた後羽根用の
腕部41dと、被操作腕部41e及び長溝41f
とを形成し、該長溝41fとプレート1に植立さ
れたピン42とにより上下動可能に配置されてい
ると共に、バネ43によりストツパー44に制限
されるまでの上方移動習性が与えられている。
なお、連動板41は、被操作腕部41eが、図
示していないカメラ側の露光の開始に先立つて往
動し、露光の終了に連動して復動する部材、即
ち、レリーズ操作状態がロツクされ、そのロツク
解除がシヤツタ羽根の閉じ動作に連動して行われ
るレリーズ釦に関連した部材、或はクイツクリタ
ーン式のミラー機構に関連した部材等により制御
されて上下動するものである。そして、以下該被
操作腕部41eがミラー機構に関連した部材によ
り制御される例で述べる。
続いて上述構成の動作について説明する。
先ず、第1図の状態から図示していないカメラ
のレリーズ釦が押されると、クイツクリターン式
のミラー機構がレリーズされてミラーがアツプ
し、そのミラー機構のアツプ動作に連動して、連
動板41は、被操作腕部41eが操作されて、第
2図に示す如く、バネ43の張力に抗して下方へ
移動させられる。その結果、腕部41b,41d
が退避してピン6c,26cへの抑止を解除する
ので、鉄片レバー6,26はバネ4,24の張力
によつて各々右旋する。従つて、曲げ部6a,2
6aが各々駆動レバー8,28との摩擦力で図示
位置に留まつている係止レバー2,22に当接し
て右旋は抑止される。
一方、ミラーがアツプした動作でスイツチが操
作されるようになつており、そのスイツチの操作
で遅延回路が働いて極く短い時間の後にパルスが
発生し、電磁石12が瞬間的に励磁状態となり、
第3図に示す如く、鉄片6bを吸引する。この吸
引により鉄片レバー6は右旋し、曲げ部6bが係
止レバー2を駆動レバー8との摩擦力に抗し押動
して右旋させ、フツク8aと曲げ部2aの係合を
解除する。その結果、駆動レバー8はバネ10の
張力によつて左旋し、ピン8bを介して図示して
いない先羽根を作動させる。従つて、アパーチヤ
が開放されて露光が開始される。
更にその後、適正露出時間が経過すると、今度
は電磁石32がパルス通電されて瞬間的に励磁状
態となり、第4図に示す如く、鉄片26bを吸引
して鉄片レバー26を右旋させる。この右旋によ
つて曲げ部26aが係止レバー22を駆動レバー
28との摩擦力に抗し押動して右旋させ、フツク
28aと曲げ部22aの係合を解除する。その結
果、駆動レバー28はバネ30の張力によつて左
旋し、ピン28bを介して図示していない後羽根
を作動させる。従つて、アパーチヤは覆われて一
回の露出作動は終了する。
一方、露光作動の終了信号、例えば駆動レバー
28の最終段付近の左旋に連動して、ミラー機構
のリターン動作が行われてミラーがダウンし、被
操作腕部41eへの作用力が無くなると、第5図
に示す如く、連動板41はバネ43の張力により
ストツパー44に制限される位置まで上方へ移動
する。従つて、斜面41a,41cがピン6c,
26cを押して、鉄片レバー6,26を各々左旋
させながら腕部41b,41dでその左旋位置に
抑止する。その結果、鉄片レバー6,26はスト
ツパー7,27と腕部41b,41dによつて
各々抑止され、右旋も左旋もできなくなる。ま
た、係止レバー2,22は、鉄片レバー6,26
の左旋に伴い、バネ4,24の張力によりストツ
パー5,25に制限される位置まで左旋して、駆
動レバー8,28を係止し得る状態で待機する。
そして、撮影終了後において、フイルム巻上げ
に連動してシヤツタセツト動作が行われると、駆
動レバー8,28はバネ10,30の張力に抗し
て各々右旋させられ、その最終段においてフツク
部8a,28aの後面が曲げ部2a,22aを押
して係止レバー2,22を右旋させながら若干オ
ーバーランする。駆動レバー8,28がオーバー
ランした後、係止レバー2,22はバネ4,24
によつて各々左旋復帰する。
そして、セツト力を解除すると駆動レバー8,
28は反転左旋するがフツク部8a,28aが曲
げ部2a,22aに係合して抑止され、第1図で
示すセツト状態となる。
以上が本考案に係る係止装置の実施例の説明で
あるが、本考案はこの実施例に限定されないこと
は勿論であり、実施に当つて種々変更可能であ
る。
本考案は上述の様に、係止部材をダブル構成と
してバネで連結すると共に、往復動可能にした連
動部材を配置し、そして、該連動部材が、露光の
開始に先立つて往動し、露光の終了に連動して復
動する往復部材によつて制御される動きで、該係
止部材への係脱をする様な構成としたから、先
ず、連動部材による抑止が解除されると係止部材
には抗力が何も作用しなくなるので、電磁石によ
る吸引力が小さくて済むという効果、更に、係止
部材が連動部材によつて抑止されているので、振
動等によつて誤つて係止部材の抑止が解除される
ことがなく、従つて駆動部材の誤動作が防止され
るという効果等がある。
また、連動部材を配置することにより、カメラ
側との連結に融通性があるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例をセツト状態で示した
説明図、第2図乃至第4図は夫々動作の途中状態
を示した説明図、第5図は静止状態で示した説明
図である。 2,22……係止レバー(第1のレバー部
材)、4,24……バネ、6,26……鉄片レバ
ー(第2のレバー部材)、8,28……駆動レバ
ー、12,32……電磁石、41……連動板。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 シヤツタ羽根の駆動部材と、 前記駆動部材を緊張位置に係止する係止部材
    と、 前記係止部材を吸引することにより前記駆動部
    材の係止を解除させる電磁石と からなる電気シヤツタにおいて、 操作部と被操作部とを備え、一方向に作動習性
    が与えられて往復動可能に配置された連動部材を
    を付加し、 また、前記係止部材を、係止部を形成した第1
    部材と、被吸引部を形成した第2部材によるダブ
    ル構成とすると共に、両部材を、該第2部材が被
    吸引動作した時該第1部材を押動して前記駆動部
    材の係止を解除する方向に変位させる関係に係接
    できるようにし、且つその係接方向に互いを附勢
    するバネで連結し、 更に、前記係止部材には前記電磁石に対する接
    離のいずれの方向にも作動習性が与えられておら
    ず、また該係止部材は、前記駆動部材に対する係
    止状態がその係止で受ける摩擦力によつて保持さ
    れる、一方前記連動部材が静止位置に在る時、前
    記第2部材が前記操作部によつて該電磁石に対す
    る離反位置に抑止されて前記第1部材が前記駆動
    部材を係止し得る位置に保持され、 更にまた、前記連動部材は、被操作部が、カメ
    ラ側において、露光の開始に先立つて往動し、露
    光の終了に連動して復動する往復部材により操作
    され、その往動時に静止位置から習性に抗し変位
    させられて、操作部による前記係止部材における
    第2部材の抑止を解除して前記電磁石による被吸
    引を可能にし、またその復動に伴い静止位置へ復
    帰して、操作部により該係止部材における第2部
    材を該電磁石に対する離反位置に抑止して第1部
    材を前記駆動部材の係止可能位置に戻すことを特
    徴とする羽根駆動部材の係止装置。
JP1339981U 1980-12-09 1981-02-02 Expired JPS6232268Y2 (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1339981U JPS6232268Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02
DE3145472A DE3145472C2 (de) 1980-12-09 1981-11-16 Vorrichtung zur Arretierung eines Verschlußvorhangmitnehmers bei einem elektronischen Kameraverschluß
US06/326,633 US4408856A (en) 1980-12-09 1981-12-02 Device for locking a blade driver in an electronic shutter

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1339981U JPS6232268Y2 (ja) 1981-02-02 1981-02-02

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS57130330U JPS57130330U (ja) 1982-08-13
JPS6232268Y2 true JPS6232268Y2 (ja) 1987-08-18

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ID=29811483

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JP1339981U Expired JPS6232268Y2 (ja) 1980-12-09 1981-02-02

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