JP3653326B2 - フォーカルプレンシャッタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の羽根を複数のアームで支持して成る先羽根群と後羽根群を、順次同一方向へ走行させ、両羽根群によって形成されるスリットによってフィルムを露光するようにしたカメラ用のフォーカルプレンシャッタに関するものであり、特に、各羽根群が異常な作動をしたときに、それを検出できるようにしたフォーカルプレンシャッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のフォーカルプレンシャッタは、各羽根群を各々の駆動部材によって作動させるが、各駆動部材の作動開始時機の制御は、夫々に用意された電磁石を介して行っている。そして、この電磁石の用い方には大きく分けて二つの方法があり、一般には、一方を係止タイプと言い、他方をダイレクトタイプと言っている。
【0003】
このうち、係止タイプは、セット位置において駆動部材を係止レバーで係止しておくようにしたものである。そのため、セット部材は、駆動部材をセット位置にセットした後、直ちに初期位置に復帰しても、駆動部材を露光作動時まで確実にセット位置に保持しておける反面、前記した係止レバーのほか、露光時に電磁石から釈放されて係止レバーの係止を解除する所謂鉄片レバーや、セット部材のセット操作に連動して鉄片レバーを電磁石による吸着可能位置に戻し、露光作動に先立って鉄片レバーが電磁石に吸着された後、該鉄片レバーの作動域から退くようにした所謂ホールドレバー等が必要となり、構造が複雑になりコスト的に大変不利な点を有している。
【0004】
これに対して、ダイレクトタイプは、電磁石によって直接駆動部材を吸着するようにしたものである。そのため、セット部材は駆動部材をセット位置にセットした後、直ぐには初期位置に復帰させることができず、露光作動に先立って駆動部材が電磁石に吸着された後、初期位置に復帰させることになる。そのため、上記した各種レバー等が不要となり、スペース的且つコスト的に極めて有利であり、最近のフォーカルプレンシャッタは、このタイプのものが増えている。
【0005】
ところで、これらのフォーカルプレンシャッタにおいては、電磁石の吸着面に異物が付着したり、電磁石の回路が断線したりして、電磁石の吸着作用が適切に機能しなくなる場合がある。そのため、製作行程においては勿論であるが、カメラの完成後であっても、その異常を検出できるようにしておくことが要求される。そして、従来においては、このような異常を、羽根群の走行開始時機が適正であるかどうかによって検出していた。
【0006】
即ち、上記の係止タイプのものにおいては、鉄片レバーが電磁石に適正に吸着されていない場合には、ホールドレバーが鉄片レバーの作動域から退避したとき、鉄片レバーが共に作動してしまい、係止レバーによる係止が解かれて、駆動部材は制御回路によって制御される作動時機よりも早く、直ちに作動して羽根群を走行させてしまうことになる。また、ダイレクトタイプのものにおいては、駆動部材がセット部材の復帰作動に追従して作動してしまうことになり、羽根群を直ちに走行させてしまうことになる。そこで、このような羽根群の作動時機を検出するために、従来は、先羽根側と後羽根側で別々に検出手段を設けていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような検出手段を、シャッタ内の狭いスペースに配置するようにすることは極めて不利であり、他の構成部品の配置,組立にとって大きな制約となってしまう。そのため、先羽根側の検出手段をフラッシュのX接点用スイッチで兼用させるようにしたものが知られているが、その場合にも後羽根側の検出手段をどうしたらよいかという問題が残っている。シャッタによっては、後羽根側の検出手段を他の部材で兼用させることが可能なものがあるかもしれないが、不可能なものもある。
【0008】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、一つの検出手段を設けるだけで、先羽根群の異常作動と後羽根群の異常作動の両方を検出できるようにしたダイレクトタイプのフォーカルプレンシャッタを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明におけるフォーカルプレンシャッタは、複数の羽根を複数のアームで支持して成る先羽根群を先羽根用電磁石から釈放された先羽根駆動部材が露光走行させるようにした先羽根系機構と、前記先羽根系機構のアーム又は前記先羽根駆動部材に設けられた被当接手段と、複数の羽根を複数のアームで支持して成る後羽根群を後羽根用電磁石から釈放された後羽根駆動部材が露光走行させるようにした後羽根系機構と、前記後羽根系機構のアーム又は前記後羽根駆動部材に設けられた当接手段と、シャッタセット時には前記各駆動部材を前記各電磁石による吸着可能位置にセットしシャッタレリーズ時には前記各駆動部材を前記各電磁石が吸着したあと露光走行に先立って初期位置へ復帰するセット部材と、先羽根群の露光走行の最終領域において該先羽根群の露光走行を検出する検出手段とを備え、前記当接手段と前記被当接手段のうちの少なくとも一方は前記アームを樹脂製にしてその肉厚部として形成されており、前記セット部材の復帰時に、前記先羽根駆動部材が前記先羽根用電磁石に吸着され、前記後羽根駆動部材が前記後羽根用電磁石に吸着されていない場合に、前記後羽根系機構が作動し、前記当接手段が前記被当接手段に当接し、前記先羽根駆動部材を前記先羽根用電磁石の吸着力に抗して作動せしめるようにする。
【0010】
また、上記の目的を達成するために、本発明におけるフォーカルプレンシャッタは、複数の羽根を複数のアームで支持して成る先羽根群を先羽根用電磁石から釈放された先羽根駆動部材が露光走行させるようにした先羽根系機構と、前記先羽根系機構のアームに折曲部として形成された被当接手段と、複数の羽根を複数のアームで支持して成る後羽根群を後羽根用電磁石から釈放された後羽根駆動部材が露光走行させるようにした後羽根系機構と、前記後羽根系機構のアームに折曲部として形成された当接手段と、シャッタセット時には前記各駆動部材を前記各電磁石による吸着可能位置にセットしシャッタレリーズ時には前記各駆動部材を前記各電磁石が吸着したあと露光走行に先立って初期位置へ復帰するセット部材と、先羽根群の露光走行の最終領域において該先羽根群の露光走行を検出する検出手段とを備え、前記セット部材の復帰時に、前記先羽根駆動部材が前記先羽根用電磁石に吸着され、前記後羽根駆動部材が前記後羽根用電磁石に吸着されていない場合に、前記後羽根系機構が作動し、前記当接手段が前記被当接手段に当接し、前記先羽根駆動部材を前記先羽根用電磁石の吸着力に抗して作動せしめるようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、各々図1と図2に示した二つの実施例で説明する。先ず、第1実施例を図1の平面図よって説明する。シャッタ地板1には、露光開口1aと二つの円弧上の孔1b,1cが形成されている。シャッタ地板1の表面側には、軸1d,1eが立設されており、軸1dには先羽根駆動部材2が、軸1eには後羽根駆動部材3が回転可能に取り付けられ、夫々駆動ばね4,5によって右旋習性が与えられている。
【0012】
先羽根駆動部材2は合成樹脂製であって、押圧部2aと被押動部2bが形成されており、表面側には取付部2cが設けられ、背面側には駆動ピン2dが立設されている。この取付部2cには鉄片部材6が取り付けられており、また、駆動ピン2dは上記の孔1bを貫通してシャッタ地板1の背面側に突き出ており、その断面形状は根元の方が円形で、先端の方が蒲鉾状に形成されている。後羽根駆動部材3も合成樹脂製であって、被押動部3aが形成されており、表面側には取付部3bが設けられ、背面側には駆動ピン3cが立設されている。そして、取付部3bには鉄片部材7が取り付けられており、また駆動ピン3cは上記の孔1cを貫通してシャッタ地板1の背面側に突き出ており、その断面形状は駆動ピン2dと同様である。尚、鉄片部材6,7の取り付け構成は周知なので説明を省略する。
【0013】
シャッタ地板1には、上記した駆動部材2,3などを配置することができるようなスペースを空けて、その表面側に、図示していない取付板が固定されている。そして、その取付板には先羽根用電磁石の鉄芯部材8と後羽根用電磁石の鉄芯部材9が取り付けられているが、それらに巻回されているコイルについては図示を省略してある。そして、これらの鉄芯部材8,9は、上記した駆動部材2,3に取り付けられた鉄片部材6,7を吸着するようになっている。また、上記した取付板にはスイッチを構成する接片10,11が取り付けられており、常態では非接触状態にあるが、接片11が先羽根駆動部材2の押圧部2aに押されたとき、両接片は接触し、信号を出力するようになっている。尚、本実施例の場合、このスイッチはフラッシュ撮影のときにX接点として機能するスイッチでもある。
【0014】
また、シャッタ地板1の背面側には軸1f,1gが立設されている。これらの軸1f,1gには先羽根群用のアーム12,13が回転可能に取り付けられており、アーム13には同一平面上に張り出した被当接部13aが形成されている。アーム12,13には周知のようにして4枚の先羽根14が取り付けられており、明示していないが、アーム12に形成された孔に先羽根駆動部材2の駆動ピン2dが嵌合している。また、図1においては後羽根群の図示を省略してあるが、後羽根群も先羽根群と同様にして、二つのアームと4枚の羽根で構成され、一方のアームの孔に後羽根駆動部材3の駆動ピン3cが嵌合している。尚、各駆動ピン2d,3cは、断面が蒲鉾状の先端部でアームの孔に嵌合している。
【0015】
図1は、後羽根群が異常作動した場合における途中の状態を示しているが、露光走行の完了状態においては、先羽根駆動部材2は駆動ばね4によって右旋状態にあり、先羽根14は畳まれて露光開口1aの下側に格納され、押圧部2aが接片11を押し接片10に接触させた状態にある。他方、後羽根駆動部材3も駆動ばね5によって図1の状態よりは右旋状態にあり、図示していない4枚の後羽根を展開して露光開口1aを覆った状態にある。
【0016】
本実施例のセット作動は、このような露光完了状態から、セット部材によって、フィルムの巻き上げに連動して行われる。このセット部材は、周知なので図示していないが、露光開口1aの側方位置で且つ各駆動部材2,3の略中間位置において、シャッタ地板1に回転可能に取り付けられている。このようなセット部材を初期位置から右旋させると、該セット部材に形成された二つの押動部が、各駆動部材2,3の被押動部2b,3aを押し、先羽根駆動部材2を駆動ばね4に抗して左旋させ、後羽根駆動部材3を駆動ばね5に抗して左旋させる。そして、セット部材は各鉄片部材6,7が鉄芯部材8,9に接触した状態で停止し、セット操作を完了する。この状態においては、先羽根14が展開されて露光開口1aを覆っており、後羽根は畳まれて露光開口1aの上側に格納されている。
【0017】
このようなセット状態において、カメラのレリーズボタンが押されると、先ず、鉄芯部材8,9に巻回されたコイルに通電され、鉄片部材6,7を吸着し、駆動部材2,3を磁気的に保持した後、前記したセット部材を左旋して初期位置に復帰させる。所定の時間経過後、鉄芯部材8に巻回されたコイルへの通電を断つと、先羽根駆動部材2は駆動ばね4によって右旋され、先羽根14を露光開口1aの下方へ畳み込んでいく。そして、その露光走行の終了段階で押動部2aが接片11を押して接片10に接触させ、スイッチを閉じる。そのため、フラッシュモードの際には、そのスイッチからの出力信号によってフラッシュを発光させる。他方、測光回路からの信号に応じ、鉄芯部材9に巻回されたコイルへの通電が断たれると、後羽根駆動部材3は駆動ばね5によって右旋され、後羽根を展開させて露光開口1aを覆い、露光走行を終了する。
【0018】
上記のようなレリーズ時の作動行程において、もしも、先羽根用電磁石の制御回路に断線等の事故が発生したり、鉄芯部材8や鉄片部材6の吸着面に異物が付着したりして、先羽根用電磁石による吸着力が適正に得られなかった場合には、先羽根駆動部材2は、セット部材の初期位置への復帰作動に追従して直ちに右旋することになる。上記したように、先羽根駆動部材2は、この右旋によって、押圧部2aが接片11を押すことによってスイッチを閉じるが、その閉じるタイミングは、正規に作動した場合よりは遙に早い。従って、スイッチから、このようにタイミングのずれた信号が検出された場合には、羽根群が異常作動したものと認識し、制御回路から異常信号を発生させる。尚、同時に、後羽根用電磁石の吸着力も不適正だった場合には、同様にして検出されることは言うまでもない。
【0019】
また、先羽根用電磁石による吸着力は適正に得られるが、後羽根用電磁石の吸着力が不適正であるという場合には、セット部材の初期位置への復帰作動に追従して、後羽根駆動部材3のみが直ちに右旋することになる。そして、後羽根駆動部材3は、その右旋を終了する前に、駆動ピン3cの断面円形状の根元部がアーム13の被当接部13aに当接する。その状態が図1に示されている。この時、先羽根駆動部材2の右旋に掛かる駆動力は、駆動ばね4のほかに駆動ばね5の力が加わることになり、しかも駆動ばね5の力は動的出力として何倍にも働くため、それらの力が先羽根用電磁石の吸着力に打ち勝って、先羽根駆動部材2を右旋させることになる。従って、上記したように、ずれたタイミングでスイッチが閉じ、制御回路から異常信号を発生させることになる。
【0020】
次に、図2に示した本発明の第2実施例を説明する。この第2実施例は、主にアームの形状が第1実施例の場合と異なるだけであるため、シャッタ地板1の表面側に配置されている構成は、第1実施例の場合と全く同じである。そのため、本実施例において、図1に示した部材,部位と同じものには同じ符号を付け、その説明を省略する。本実施例において、先羽根群を構成している一方のアーム13には、折曲部13bが形成されている。第1実施例のような被当接部13aは形成されていない。また、先羽根14は、4枚のうち、スリット形成羽根のみを示し、他の3枚を省略してある。
【0021】
シャッタ地板1の背面に立設された軸1h,1iには、後羽根群用のアーム15,16が回転可能に取り付けられており、アーム16には折曲部16aが形成されている。アーム15,16には周知のようにして4枚の後羽根17が取り付けられているが、そのうちのスリット形成羽根のみを示し、他の3枚を省略してある。尚、この図2は、図1と同様に、4枚の先羽根14によって露光開口1aを覆った状態を示しているため、露光開口1aに臨んでいるアーム16と羽根17は破線で示してある。
【0022】
本実施例のセット作動は、第1実施例の場合と全く同じである。また、レリーズ時の作動行程において、先羽根用電磁石による吸着力が適正に得られなかった場合、又は先羽根用電磁石と後羽根用電磁石の両方の吸着力が適正に得られなかった場合の作動も第1実施例の場合と全く同じである。本実施例において、先羽根用電磁石による吸着力は適正であるが、後羽根用電磁石の吸着力が不適正であるという場合には、上記したようにセット部材の初期位置への復帰作動に追従して、後羽根駆動部材3のみが直ちに右旋することになる。そして、その右旋終了前に、アーム16の折曲部16aがアーム13の折曲部13bに当接する。その状態が図2に示されている。その結果、第1実施例の場合と同様に、先羽根用電磁石の吸着力が適正に作用しているにもかかわらず、先羽根駆動部材2を右旋させることになる。従って、ずれたタイミングでスイッチが閉じ、制御回路から異常信号を発生させることになる。
【0023】
尚、上記の第1実施例においては、後羽根駆動部材3の駆動ピン3cを当接部として、アーム13の被当接部13aに当接させるようにしているが、反対に、後羽根群のアームに張出形状の当接部を形成し、先羽根駆動部材2の駆動ピン2dを被当接部としても差し支えない。また、第2実施例においてアーム13,16を合成樹脂製とし、折曲部13b,16aを肉厚部として形成しても構わない。更に、シャッタの他の構成部品との関係で支障が起きなければ、シャッタ地板1の表面側において、後羽根駆動部材3に当接部を、先羽根駆動部材2に被当接部を形成し、異常作動時にそれらが当接するようにしても構わない。
【0024】
【発明の効果】
上記のように、本発明によれば、ダイレクトタイプの制御方式を採用したフォーカルプレンシャッタにおいて、一つの検出手段を設けているだけで、先羽根群の異常作動と後羽根群の異常作動の両方を検出することができ、しかもその検出手段をフラッシュ発光用の検出手段と兼用させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示した平面図である。
【図2】本発明の第2実施例を示した平面図である。
【符号の説明】
1 シャッタ地板
1a 露光開口
1b,1c 孔
1d,1e,1f,1g,1h,1i 軸
2 先羽根駆動部材
2a 押圧部
2b,3a 被押動部
2c,3b 取付部
2d,3a 駆動ピン
3 後羽根駆動部材
4,5 駆動ばね
6,7 鉄片部材
8,9 鉄芯部材
10,11 接片
12,13,15,16 アーム
13a 当接部
13b,16a 折曲部
14 先羽根
17 後羽根
Claims (2)
- 複数の羽根を複数のアームで支持して成る先羽根群を先羽根用電磁石から釈放された先羽根駆動部材が露光走行させるようにした先羽根系機構と、前記先羽根系機構のアーム又は前記先羽根駆動部材に設けられた被当接手段と、複数の羽根を複数のアームで支持して成る後羽根群を後羽根用電磁石から釈放された後羽根駆動部材が露光走行させるようにした後羽根系機構と、前記後羽根系機構のアーム又は前記後羽根駆動部材に設けられた当接手段と、シャッタセット時には前記各駆動部材を前記各電磁石による吸着可能位置にセットしシャッタレリーズ時には前記各駆動部材を前記各電磁石が吸着したあと露光走行に先立って初期位置へ復帰するセット部材と、先羽根群の露光走行の最終領域において該先羽根群の露光走行を検出する検出手段とを備え、前記当接手段と前記被当接手段のうちの少なくとも一方は前記アームを樹脂製にしてその肉厚部として形成されており、前記セット部材の復帰時に、前記先羽根駆動部材が前記先羽根用電磁石に吸着され、前記後羽根駆動部材が前記後羽根用電磁石に吸着されていない場合に、前記後羽根系機構が作動し、前記当接手段が前記被当接手段に当接し、前記先羽根駆動部材を前記先羽根用電磁石の吸着力に抗して作動せしめるようにしたことを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
- 複数の羽根を複数のアームで支持して成る先羽根群を先羽根用電磁石から釈放された先羽根駆動部材が露光走行させるようにした先羽根系機構と、前記先羽根系機構のアームに折曲部として形成された被当接手段と、複数の羽根を複数のアームで支持して成る後羽根群を後羽根用電磁石から釈放された後羽根駆動部材が露光走行させるようにした後羽根系機構と、前記後羽根系機構のアームに折曲部として形成された当接手段と、シャッタセット時には前記各駆動部材を前記各電磁石による吸着可能位置にセットしシャッタレリーズ時には前記各駆動部材を前記各電磁石が吸着したあと露光走行に先立って初期位置へ復帰するセット部材と、先羽根群の露光走行の最終領域において該先羽根群の露光走行を検出する検出手段とを備え、前記セット部材の復帰時に、前記先羽根駆動部材が前記先羽根用電磁石に吸着され、前記後羽根駆動部材が前記後羽根用電磁石に吸着されていない場合に、前記後羽根系機構が作動し、前記当接手段が前記被当接手段に当接し、前記先羽根駆動部材を前記先羽根用電磁石の吸着力に抗して作動せしめるようにしたことを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
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