JP3695829B2 - フォーカルプレンシャッタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の羽根を複数のアームで支持して成る先羽根群と後羽根群を、順次同一方向へ走行させ、両羽根群によって形成されるスリットによってフィルムを露光するようにしたカメラ用のフォーカルプレンシャッタに関するものであり、特に、各羽根群が異常な作動をしたときに、それを検出できるようにしたフォーカルプレンシャッタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種のフォーカルプレンシャッタは、各羽根群を各々の駆動部材によって作動させるが、各駆動部材の作動開始時機の制御は、夫々に用意された電磁石を介して行っている。そして、この電磁石の用い方には大きく分けて二つの方法があり、一般には、一方を係止タイプと言い、他方をダイレクトタイプと言っている。
【0003】
このうち、係止タイプは、セット位置において駆動部材を係止レバーで係止しておくようにしたものである。そのため、セット部材は、駆動部材をセット位置にセットした後、直ちに初期位置に復帰しても、駆動部材を露光作動時まで確実にセット位置に保持しておける反面、前記した係止レバーのほか、露光時に電磁石から釈放されて係止レバーの係止を解除する所謂鉄片レバーや、セット部材のセット操作に連動して鉄片レバーを電磁石による吸着可能位置に戻し、露光作動に先立って鉄片レバーが電磁石に吸着された後、該鉄片レバーの作動域から退くようにした所謂ホールドレバー等が必要となり、構造が複雑になりコスト的に大変不利な点を有している。
【0004】
これに対して、ダイレクトタイプは、駆動部材に設けられた鉄片部材を電磁石によって吸着するようにしたものである。そのため、セット部材は駆動部材をセット位置にセットした後、直ぐには初期位置に復帰させることができず、露光作動に先立って駆動部材が電磁石に吸着された後、初期位置に復帰させることになる。そのため、上記した各種レバー等が不要となり、スペース的且つコスト的に極めて有利であり、最近のフォーカルプレンシャッタは、このタイプのものが増えている。
【0005】
ところで、これらのフォーカルプレンシャッタにおいては、電磁石の吸着面に異物が付着したり、電磁石の回路が断線したり、電源電圧の低下によって、電磁石の吸着作用が適切に機能しなくなる場合がある。同じようなことは、セット部材による各駆動部材のセットストローク不足によっても発生する。そのような場合、係止タイプのものにおいては、ホールドレバーが鉄片レバーの作動域から退避したとき、鉄片レバーが共に作動してしまい、係止レバーによる係止が解かれて、駆動部材は制御回路によって制御される作動時機より早く、直ちに作動して羽根群を走行させてしまうことになる。また、ダイレクトタイプのものにおいては、鉄片部材を有している駆動部材がセット部材の復帰作動に追従して作動してしまうことになり、羽根群を直ちに走行させてしまうことになる。
【0006】
そのため、製作行程においては勿論であるが、カメラの完成後であっても、そのような異常作動を検出できるようにしておく必要があり、従来においては、羽根群の走行開始時機が適正であるかどうかを検出するために、先羽根側と後羽根側で別々に検出手段を設けるようにしていた。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような検出手段を、シャッタ内の狭いスペースに別々に配置することは、他の構成部品の配置,組立にとって大きな制約となってしまい、極めて不利である。そのため、先羽根側の検出手段をフラッシュのX接点用スイッチで兼用させるようにしたものが知られているが、その場合にも後羽根側の検出手段をどうしたらよいかという問題が残っている。シャッタによっては、後羽根側の検出手段を他の部材で兼用させることが可能なものもあるかもしれないが、不可能なものもある。更に、従来の検出手段としては、いずれも金属製の接片部材を用いていたため、接片形状の個体差により調整が必要であったり、チャタリングを無くすことができないという問題点があった。
【0008】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、その目的とするところは、一つの光電検出手段を設けるだけで、先羽根群の異常作動と後羽根群の異常作動の両方を検出できるようにしたフォーカルプレンシャッタを提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、本発明におけるフォーカルプレンシャッタは、複数の羽根を複数のアームで支持して成る先羽根群と、先羽根用電磁石による先羽根用鉄片部材の釈放によって作動可能となり該作動によって先羽根群を露光走行させる先羽根駆動部材と、複数の羽根を複数のアームで支持して成る後羽根群と、後羽根用電磁石による後羽根用鉄片部材の釈放によって作動可能となり該作動によって後羽根群を露光走行させる後羽根駆動部材と、発光部と受光部を有していて該発光部と該受光部間の光路をシャッタセット状態においては先羽根群及び後羽根群のいずれにも遮断されず露光走行時には露光走行の途中から露光走行終了時までを先羽根群及び後羽根群のいずれによっても遮断される位置に配置された光電検出手段とを備え、シャッタレリーズ時において、先羽根用電磁石への露光走行開始信号の発信前に前記光電検出手段の光路が遮断されることによって先羽根群及び/又は後羽根群の異常作動を検出するようにする。
【0010】
また、本発明におけるフォーカルプレンシャッタは、好ましくは、前記検出手段が、前記各アームの取り付けられている露光開口の一方の側方近傍位置に配置されており、先羽根群及び後羽根群のアーム又は羽根によって光路が遮断されるようにする。
また、本発明におけるフォーカルプレンシャッタは、好ましくは、前記検出手段が、前記各アームの取り付けられている露光開口の一方の側方位置とは反対側の側方近傍位置に配置されており、先羽根群及び後羽根群の羽根によって光路が遮断されるようにする。
更に、本発明におけるフォーカルプレンシャッタは、好ましくは、前記検出手段が、フラッシュの同調信号を出力する手段と兼用しているようにする。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を、図1乃至図5に示した第1実施例と図6乃至図8に示した第2実施例によって説明する。図1はシャッタのセット状態を示した第1実施例の平面図であり、図2はその要部断面図である。図3及び図4は第1実施例の平面図であり、図3は先羽根群の走行途中を示し、図4は後羽根群が異常作動した状態を示している。図5は第1実施例の作動を示すタイムチャートである。図6乃至図8は第2実施例の平面図であり、夫々、図6はシャッタのセット状態を、図7は先羽根群の走行途中を、図8は後羽根群が異常作動した状態を示している。尚、第1実施例と第2実施例の構成は、殆ど同じであるため、同じ部品、同じ部位には同じ符号を用いてある。
【0012】
最初に、第1実施例の構成を図1及び図2を用いて説明する。本実施例はダイレクトタイプのフォーカルプレンシャッタであるが、図面が複雑になることと、周知であるため、先羽根用と後羽根用の各駆動部材、及び各駆動部材に設けられた各鉄片部材を吸着する先羽根用と後羽根用の各電磁石、並びに先羽根駆動部材と後羽根駆動部材をセット位置にセットするためのセット部材の図示を省略してある。図1において、シャッタ地板1には、露光開口1aと二つの円弧状の孔1b,1cが形成されている。シャッタ地板1の表面側には、軸1d,1eが立設されており、軸1dには先羽根駆動部材が、軸1eには後羽根駆動部材が、夫々駆動ばねによって右旋習性を与えられて取り付けられ、夫々の駆動ピンを孔1b,1cに貫通させて、シャッタ地板1の背面で、後述する各羽根群のアームに形成した孔に嵌合させている。
【0013】
このような各駆動部材には、同じく図示していない鉄片部材が夫々設けられており、図1のセット状態においては、各鉄片部材は夫々先羽根用電磁石の鉄芯部材と後羽根用電磁石の鉄芯部材に接触しており、吸着可能状態となっている。また、図2に示すように、シャッタ地板1の背面には、順に中間板2とカバー板3が所定の間隔を空けて取り付けられており、シャッタ地板1と中間板2との間には先羽根群が、また中間板2とカバー板3との間には後羽根群が配置されるようになっている。これらの中間板2とカバー板3の全体形状は周知であるため、その説明を省略する。
【0014】
図2から分かるように、シャッタ地板1には光電検出手段としてフォトリフレクタ4が圧入によって取り付けられている。このフォトリフレクタ4は、周知のように発光部4aと受光部4bを有しており、発光部4aから出射した光は中間板2に形成された孔2aを通り、カバー板3に取り付けられた反射シート5で反射され、受光部4bに入射するようになっている。尚、本実施例の場合においては、このフォトリフレクタ4は、以後の説明からも分かるように、上記した異常作動の検出手段として用いられるほか、フラッシュの同調信号の出力手段も兼用するようになっている。
【0015】
また、シャッタ地板1の背面側には、軸1f,1g,1h,1iが立設されており、軸1f,1gには先羽根群用のアーム6,7が、また軸1h,1iには後羽根用のアーム8,9が回転可能に取り付けられている。アーム6,7には周知のようにして4枚の先羽根10が取り付けられて先羽根群を構成しており、アーム6に形成された孔6aには上記した図示していない先羽根駆動部材の駆動ピンが嵌合している。また、アーム8,9には4枚の後羽根11が取り付けられ、後羽根群を構成しているが、その取り付け方が先羽根群とは逆向きであるため、アーム8,9は後羽根11の背面側になり、図面上ではその根元の一部だけが示されている。そして、アーム8に形成された孔8aには上記した図示していない後羽根駆動部材の駆動ピンが嵌合している。
【0016】
次に、このような構成をした本実施例の作動を、図5のタイムチャートに沿って説明する。図1は、本実施例のセット状態を示しているが、露光走行の完了状態においては、各駆動部材によってアーム6,7,8,9が、図1に示す状態よりも所定角度右旋された状態にあり、先羽根10は畳まれて露光開口1aの下側に格納され、他方、後羽根11は展開されて露光開口1aを覆った状態にある。そして、この状態では、フォトリフレクタ4には通電されていない。そこで、先ず、そのような露光完了状態からのセット作動を説明するが、そのセット作動は、図示していないセット部材により、フィルムの巻き上げに連動して行われる。このセット部材は、周知なので図示していないが、露光開口1aの左側の側方位置において、シャッタ地板1に回転可能に取り付けられている。
【0017】
そこで、このセット部材を初期位置から右旋させると、該セット部材は上記した各駆動部材を、それらの駆動ばねに抗して左旋させるが、その際、最初に先羽根駆動部材を左旋させ、先羽根10のスリット形成羽根10aが後羽根11のスリット形成羽根11aに所定量だけ重合した段階からは後羽根駆動部材も左旋させるようにする。そのため、先羽根10と後羽根11が上方へ移動するに際し、先羽根10と後羽根11との間から漏光し、フィルムを露光させてしまうようなことはない。図5においては先羽根10の作動を実線で、後羽根11の作動を破線で示してある。その後、セット部材は、各駆動部材をオーバーセット状態としてから、僅かに左旋した状態で停止し、セット操作を完了する。そのときの先羽根群と後羽根群の状態が図1に示されており、この状態では先羽根10が展開されて露光開口1aを覆っており、後羽根11は畳まれて露光開口1aの上側に格納されている。そして、各駆動部材に設けられた鉄片部材は各電磁石に接触した状態にある。
【0018】
このような図1のセット状態において、カメラのレリーズボタンが押されると、図5に実線で示したように、先羽根用電磁石と後羽根用電磁石に通電して各駆動部材の鉄片部材を吸着し、各駆動部材を磁気的に保持する。他方、フォトリフレクタ4にも通電するが、このとき発光部4aから出射された光は、先羽根10によって遮断されないので、受光部14bに入射し、H信号を出力する。このような状態が得られてから、前記したセット部材を左旋して初期位置に復帰させる。しかしながら、各駆動部材は各電磁石によって磁気的に保持されているから、先羽根10と後羽根11は直ちに露光走行を開始するようなことはない。
【0019】
レリーズから所定時間が経過して基準時間に達すると、先羽根用電磁石への通電が断たれる。そのため、先羽根駆動部材は駆動ばねによって右旋され、駆動ピンによってアーム6を右旋させ、それによって先羽根10を露光開口1aの下方へ畳み込んでいく。そして、図3の位置に達すると、アーム6及び羽根10(どちらか一方であってもよい)がフォトリフレクタ4の光路を遮断し、L信号を出力させる。そのため、フラッシュモードの際には、そのL信号が出力されてから所定の遅延時間経過後、即ち先羽根10が完全に露光開口1aから下方へ畳み込まれた後、フラッシュを発光させる。他方、測光回路からの信号に応じ、後羽根用電磁石への通電が断たれると、後羽根駆動部材は駆動ばねによって右旋され、後羽根11を展開させて露光開口1aを覆い、露光走行を終了する。
【0020】
上記のようなレリーズ後の作動行程において、もしも、各電磁石の制御回路に断線等の事故が発生したり、鉄片部材の吸着面に異物が付着したりして、各電磁石による吸着力が適正に得られなかった場合が、図5において一点鎖線で示されている。先ず、先羽根用電磁石による吸着力だけが適正に得られなかった場合には、先羽根駆動部材は、セット部材の初期位置への復帰作動に追従して直ちに右旋することになる。先羽根駆動部材は、この右旋によって、先羽根10を走行させてしまうから、図3の状態に達すると、フォトリフレクタ4の光路を遮断し、L信号を出力させてしまう。しかしながら、このL信号は、基準時間よりは遥かに早く出力されるので、比較回路によって、いずれかの羽根群が異常作動したものと認識し、制御回路から異常信号を発生させる。そして、フラッシュモードの場合であっても、上記のL信号の出力によってフラッシュを発光させるようなことはない。
【0021】
また、先羽根用電磁石による吸着力は適正に得られるが、後羽根用電磁石の吸着力が不適正であるという場合には、セット部材の初期位置への復帰作動に追従して、後羽根駆動部材のみが直ちに右旋することになる。そのため、そのときの後羽根11の作動は、上記したように、図5において一点鎖線で示されているようになる。そして、図4に示すように、後羽根11(図4にはスリット形成羽根11a以外の3枚の羽根の図示が省略されている)のスリット形成羽根11aがフォトリフレクタ4の光路を遮断すると、L信号を出力する。この出力時機は、基準時間よりも遥かに早いので、比較回路によって、いずれかの羽根群が異常作動したものと認識し、制御回路から異常信号を発生させることになる。尚、先羽根用電磁石と後羽根用電磁石の両方の吸着力が不適正な場合には、先羽根群の検出が先に行われ、異常信号を発生させることになる。
【0022】
次に、図6乃至図8に示した本発明の第2実施例を説明する。この第2実施例の構成は、光電検出手段がフォトインタラプタ12であって、しかも、このフォトインタラプタ12は、第1実施例におけるフォトリフレクタ4の位置とは異なる位置において、シャッタ地板1とカバー板3との間に配置され、シャッタ地板1に、ねじで取り付けられている。また、この配置位置において、フォトインタラプタ12の発光部と受光部の間の光路を先羽根10と後羽根11の両方が遮断し得るようにするために、後羽根11のスリット形成羽根11aの先端は下方に延伸された形状をしている。それ以外の構成は、第1実施例の場合と全く同じであるため、説明を省略する。
【0023】
周知のように、上記した各電磁石は、露光開口1aの左側の側方位置に配置されているため、通常はプリント配線板もその近傍位置に配置されている。従って、光電検出手段も第1実施例のように、その近傍位置に配置するのが好ましい。しかしながら、この位置にはフォトリフレクタは配置できるが、フォトインタラプタは配置することができない。一つの検出手段によって先羽根群と後羽根群の作動を検出できるようにするためには、少なくとも先羽根群と干渉してしまうからである。そこで、フォトインタラプタを使用する場合には、先羽根10と後羽根11の両方に干渉することのない位置、即ち第2実施例の各図に示すような位置に配置するのが好適となる。尚、この位置には、フォトリフレクタを配置することも可能であることは言うまでもない。
【0024】
本実施例のセット作動は、第1実施例の場合と全く同じである。また、レリーズ時の作動行程も基本的には第1実施例の場合と同じである。そして、本実施例の図6,図7,図8は、第1実施例の図1,図3,図4の状態と同じ状態を示したものである。そのため、本実施例においても図5のタイムチャートを、そのまま適用することが可能となるので、詳しい作動説明は省略する。本実施例の特徴は、図示の位置に光電検出手段を配置すると、上記したようにフォトインタラプタを使用することが可能になるほか、第1実施例の配置位置に比較して、他のシャッタ構成部品の配置に制約を及ぼさない点にある。
【0025】
尚、上記の各実施例は、いずれもダイレクトタイプのフォーカルプレンシャッタとして説明したが、本発明は係止タイプのフォーカルプレンシャッタにも同様にして適用でき、且つ同様な効果が得られる。
【0026】
【発明の効果】
上記のように、本発明によれば、一つの光電検出手段を設けるだけで、先羽根群の異常作動と後羽根群の異常作動の両方を検出することができ、しかもチャタリングを起こす可能性もなく極めて有効である。また、その検出手段をフラッシュ発光用の検出手段と兼用させることも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例の平面図であり、シャッタのセット状態を示している。
【図2】第1実施例の要部断面図である。
【図3】第1実施例の平面図であり、先羽根群の走行途中を示している。
【図4】第1実施例の平面図であり、後羽根群が異常作動した状態を示している。
【図5】第1実施例の作動を示すタイムチャートである。
【図6】本発明の第2実施例の平面図であり、シャッタのセット状態を示している。
【図7】第2実施例の平面図であり、先羽根群の走行途中を示している。
【図8】第2実施例の平面図であり、後羽根群が異常作動した状態を示している。
【符号の説明】
1 シャッタ地板
1a 露光開口
1b,1c,2a,6a,8a 孔
1d,1e,1f,1g,1h,1i 軸
2 中間板
3 カバー板
4 フォトリフレクタ
4a 発光部
4b 受光部
5 反射シート
6,7,8,9 アーム
10 先羽根
10a,11a スリット形成羽根
11 後羽根
12 フォトインタラプタ
Claims (4)
- 複数の羽根を複数のアームで支持して成る先羽根群と、先羽根用電磁石による先羽根用鉄片部材の釈放によって作動可能となり該作動によって先羽根群を露光走行させる先羽根駆動部材と、複数の羽根を複数のアームで支持して成る後羽根群と、後羽根用電磁石による後羽根用鉄片部材の釈放によって作動可能となり該作動によって後羽根群を露光走行させる後羽根駆動部材と、発光部と受光部を有していて該発光部と該受光部間の光路をシャッタセット状態においては先羽根群及び後羽根群のいずれにも遮断されず露光走行時には露光走行の途中から露光走行終了時までを先羽根群及び後羽根群のいずれによっても遮断される位置に配置された光電検出手段とを備え、シャッタレリーズ時において、先羽根用電磁石への露光走行開始信号の発信前に前記光電検出手段の光路が遮断されることによって先羽根群及び/又は後羽根群の異常作動を検出するようにしたことを特徴とするフォーカルプレンシャッタ。
- 前記検出手段が、前記各アームの取り付けられている露光開口の一方の側方近傍位置に配置されており、先羽根群及び後羽根群のアーム又は羽根によって光路が遮断されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のフォーカルプレンシャッタ。
- 前記検出手段が、前記各アームの取り付けられている露光開口の一方の側方位置とは反対側の側方近傍位置に配置されており、先羽根群及び後羽根群の羽根によって光路が遮断されるようにしたことを特徴とする請求項1に記載のフォーカルプレンシャッタ。
- 前記検出手段が、フラッシュの同調信号を出力する手段と兼用していることを特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載のフォーカルプレンシャッタ。
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