JPS5840631B2 - 回動式永久磁石を使用した扉係止装置 - Google Patents

回動式永久磁石を使用した扉係止装置

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JPS5840631B2
JPS5840631B2 JP5358979A JP5358979A JPS5840631B2 JP S5840631 B2 JPS5840631 B2 JP S5840631B2 JP 5358979 A JP5358979 A JP 5358979A JP 5358979 A JP5358979 A JP 5358979A JP S5840631 B2 JPS5840631 B2 JP S5840631B2
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JP
Japan
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yoke
case
permanent magnet
piece
protruding
Prior art date
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JP5358979A
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English (en)
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JPS55145288A (en
Inventor
一郎 国府田
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は従来公知のヨーク内に挿入された永久磁石が回
動自在に、されており、永久磁石の回動によりヨークの
励磁、消磁を行う型式の吸着装置を使用した、回動式永
久磁石を使用した扉係止装置に関するものである。
火災発生時に自動的に閉扉する防火扉等は、平常時には
スプリング等の作用に抗して開扉状態で壁面に係止され
ており、非常時には電気的或は機械的にその係止が解か
れ閉扉が行われるようにされている。
一般的な扉係止の方法としては、全く機械的に係止して
おいた扉を4[常時に強力な電磁石を作用させて解放す
るもの、或は、永久磁石により扉を吸着係止して置いて
、非常時にはその磁力を相殺するように強力な電磁石を
作用させるもの等等が公知であるが、この様な公知例の
ものは装置の容積が極めて犬とならざるを得す、価格的
にも高価であり、加えて、非常時の作動を確実なものと
するためには平常の保守点検に多大の経費を要する欠点
がある。
本願はその様な従来品の諸問題を解決すべくなされた発
明で、強力な吸着力、迅速な係止の解除、確実な作動を
達成するよう構成されている。
構造に就き説明すると、1はケースで内部に非磁性体1
5を挟着した磁性体から成るヨーク2が摺動自在に収容
されている。
ヨーク2には永久磁石Mが回動自在に挿入され、永久磁
石Mの両端部を支持するコア3,3に固定されたカム4
,4はその脚4’、4’がケース1に突設された二本の
制止ピン5,5′の間に挿置される事により、ヨーク2
の摺動に従いコア3並に永久磁石Mがヨーク2内で回動
する様に設置されている。
6はヨーク2の底面に突設された脚で、脚6には常時ス
プリング7が作用し、ヨーク2をケース1外へ突出させ
るべく作用している(第5図及び第7図B参照)。
ヨーク2の上面にはピン8が突設され、ケース1に穿設
されたヨーク1の摺動力向に長手の長孔9を貫通してい
る。
該ピン8の先端はケース1に点Pに於て枢着された1字
片10の一辺に穿設された長孔10′に陥入している。
従って1字片10はヨーク2の摺動により点Pを中心に
回動せしめられる。
1字片10の他の一辺には係合突起11が形成されてお
り、ヨーク2がケース1内に後退せしめられた励磁位置
(第2図及び第7図A参照)で、ケース1に点Qに於て
枢着された略り字形の係止片12の短辺12′の先端に
係合する。
係止片12の長辺12“はケース1に固定されたソレノ
イド13のプランジャー14にピン16を介して枢着さ
れている。
ソレノイドコイル13は非常ボタン或は管理操作卓のス
イッチに接続され、該スイッチの操作によりプランジャ
ー14を吸引する。
15はケース1に固定された面板である。
コア3及び永久磁石Mの回動によるヨーク2の励磁、消
磁の関係は、第2図及び第7図Aが励磁、第5図及び第
7図Bが消磁の状態であり、一般に上下三部分に磁気的
に分割されているヨーク2に於て、永久磁石Mが上下の
磁性体部分に対して直角の位置にある時には、第7図A
の如く磁界がヨーク2の先端から外部へ向って形成され
、磁界内にある鉄片D′等を吸着し、永久磁石Mが上下
の磁性体部分と平行な第7図Bの如き状態では、磁界が
ヨーク2内に形成されてヨーク2が消磁した状態になる
ため、吸着力を失う事になる。
第5図に示す如く壁面Wに埋設した本発明装置に対し、
防火扉D(鉄製のものであるならそのままヨーク2に当
接しても良いが、一般に化粧プレートの鉄片D′を含量
するのが望ましい)を当接し、矢印Fの如く押圧すると
、ヨーク2はスプリング7に抗しつつケース1内へ押し
込まれ、ヨーク2上面のピン8がケース1の長孔9並に
ケース1に枢着された1字片10の長孔10杓を移動す
る事により、1字片10が点Pを中心に反時計式方向に
回動し、1字片10の係合突起11が係止片12の短辺
12’に係合してその停止位置を保持され第3図に示す
状態となる。
係止片12の長辺12″が枢着されているプシンジャー
14はスプリングSにより第3図に於て常に左方ヘンレ
ノイドコイル13から突出する傾向を与えられているの
で、係止片12は常に許される範囲で点Qを中心に反時
計式方向へ回動する傾向を与えられており、係合突起1
1を円滑且確実に保持する。
この状態でヨーク2とコア3の位置関係は第2図に示す
励磁位置になるので、ヨーク2に押しつげられている鉄
片D′はヨーク2により強力に吸着され防火扉りは開扉
位置にそのまま保持される。
防火扉りを解放し閉扉するには、ソレノイドコイル13
に通電し、プランジャー14をスプリングSに抗して吸
引し、第3図右方へ移動させると、係止片12は点Qを
中心に時計式方向へ回動し、その短辺12′と1字片1
0の係合突起11の係合が解かれるので、ヨーク2はそ
の底面の脚6に加えられているスプリング7の力により
急速にケース1から突出せしめられ、第5図の状態に移
行すると共に消磁せしめられ、防火扉りは解放される。
この場合、スプリング7によるヨーク2の突出が、防火
J%Dの閉扉を附勢する事になるので、より迅速な閉扉
が行える。
以上の如く本発明によると、開扉位置の保持は永久磁石
により行い、解放はその引き全作用のみを極めて小型の
電磁石により行わしめ次続の作動は完全に機械的に行う
ので、装置の信頼度が従来品と比べて著しく高くなると
共に、管理保守等も誠に容易な装置を得る事ができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の正面図、第2図は同側面図、第3
図は同要部の平面図、第4図は同底面図、第5図は使用
状態要部の側面図、第6図は永久磁石、コア並にカムの
分解状態の斜面図、第7図Aはヨークと永久、磁石の位
置関係を示す断面図で励磁状態のもの、第7図Bは同様
の消磁状態の断面図である。 1・・・・・・ケース、2・・・・・・ヨーク、3・・
・・・・コア、4・・・・・・カム、5・・・・・・制
止ピン、6・・・・・・脚、7・・・・・・スプリング
、8・・・・・・ピン、9・・・・・・長孔、10・・
・・・・L字片、10′・・・・・・長孔、11・・・
・・・係合突起、12・・・・・・係止片、12′・・
・・・・短辺、12″・・・・・・長辺、13・・・・
・・ソレノイドコイル、14・・・・・・プランジャー
、15・・・・・・面板、16・・・・・・ピン、1T
・・・・・・非磁性体、S・・・・・・スプリング。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ケース1に摺動自在に収容した上下の磁性体に非磁
    性体17を挟着して成るヨーク2に回動自在に挿入した
    永久磁石Mを両端部で支持するコア3に固定したカム4
    の脚4′をケース1に突設した二本の制止ピン5,5′
    の間に挿置し、ヨーク2に突設した脚6に常にヨーク2
    をケース1外へ押し出すべくスプリング7を圧接させ、
    ケース1に枢着した1字片10の一辺の長孔10’にヨ
    ーク2に突設したピン8を陥入させると共に1字片10
    の他の一辺に設けた係合突起11を保持する短辺12′
    を有する係止片12をケース1に枢着し係止片12の長
    辺12“をソレノイドコイル13のプランジャー14に
    枢着して成る回動式永久磁石を使用した扉係止装置。
JP5358979A 1979-05-01 1979-05-01 回動式永久磁石を使用した扉係止装置 Expired JPS5840631B2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP5358979A JPS5840631B2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 回動式永久磁石を使用した扉係止装置

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JP5358979A JPS5840631B2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 回動式永久磁石を使用した扉係止装置

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Publication Number Publication Date
JPS55145288A JPS55145288A (en) 1980-11-12
JPS5840631B2 true JPS5840631B2 (ja) 1983-09-07

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ID=12947043

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JP5358979A Expired JPS5840631B2 (ja) 1979-05-01 1979-05-01 回動式永久磁石を使用した扉係止装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS59102069A (ja) * 1982-12-03 1984-06-12 日産車体株式会社 自動車用ドアの振動防止装置
GB2620358A (en) * 2022-04-14 2024-01-10 Fireco Ltd A device for selectively retaining an object

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JPS55145288A (en) 1980-11-12

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