JPH0645979B2 - 電気錠 - Google Patents

電気錠

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JPH0645979B2
JPH0645979B2 JP1703787A JP1703787A JPH0645979B2 JP H0645979 B2 JPH0645979 B2 JP H0645979B2 JP 1703787 A JP1703787 A JP 1703787A JP 1703787 A JP1703787 A JP 1703787A JP H0645979 B2 JPH0645979 B2 JP H0645979B2
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lock
head
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弘 田端
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美和ロツク株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、電気錠に係り、特に、一端を回動自在に支承
された閂様の掛金、またはいわゆる冷凍トラック等の貨
物室の扉を扉枠に係止し、あるいは解放するレバー状の
ロックハンドル(以下これらを掛け金という)を錠止す
るタイプの電気錠に関する。
〔従来の技術および問題点〕
掛金を錠止するタイプの電気錠は、例えば実開昭59−
3962号公報および実開昭59−6168号公報にお
いて提案されている。しかして、前者において提案され
ている電気錠は、L字形の掛金受けに上方から振り入れ
られた掛金を、扉面を内側から貫通して掛金上方に突出
するストッパ杆で錠止するようにしたので、ストッパ杆
の大きな作動ストロークを得るためにソレノイド等の電
磁アクチュエータとストッパ杆とを拡大機構で連結せね
ばならず、したがって作動が不確実になる恐れがある、
という不都合がある。
また、後者において提案されている電気錠は、L字形の
掛金受けに上方から振り入れられた掛金を、扉外面にお
いて上端を揺動可能に軸支され、掛金と係合してこれを
錠止する方向に付勢された係止レバーによって常時錠止
状態に置き、この係止レバーの揺動を電磁アクチュエー
タによって制御するものである。ところがこの型式の電
気錠は、係止レバーの揺動を制御するための電磁アクチ
ュエータの作動ストロークは短かくてもよいけれども、
解錠時一方の手で係止レバーと掛金との係合を解き、他
方の手で掛金を操作せねばならず使い勝手が悪い、とい
う不都合がある。
〔発明の目的〕
そこで、本発明の目的は、上記した不都合を解消し、作
動が確実でしかも使い勝手が良い電気錠を提供するにあ
る。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の目的を達成するため、本発明は、扉枠の外面に一
端を回動自在に支承された閂様の掛金を、扉の自由側端
縁付近の外面に断面L字型で上方に開いた掛金受をそれ
ぞれ配設し、施錠時、掛金受に振り入れられた掛金を、
扉の内側に装着された錠箱及び扉面を貫通して掛金受内
の掛金上方に突出するラッチ体により錠止するようにし
たものにおいて、上記ラッチ体を、扉面にほぼ垂直な方
向に移動可能に案内され、外方に付勢されたラッチ本体
と、このラッチ本体の外端において中央部を水平なラッ
チ軸の回りを回動可能に支承され、外端部の下方に掛金
に対向する水平な係止面を、上方に傾斜面を、内端に係
合脚をそれぞれ形成すると共に、扉外面においてほぼ直
立する方向に付勢され、更に、外端が下方に移動する方
向に回動しないように拘束されたラッチヘッドと、上記
ラッチ本体に担持されて扉面にほぼ垂直な方向に移動可
能に案内され、ラッチヘッドに近接する方向の外方に付
勢されると共に、自由状態にあるときラッチヘッドの係
合脚に下方から係合する係止体とで構成し、一方、錠箱
に揺動可能に支承され、一端の作動端を扉外面の掛金受
内に突出させ、他端の錠止端をラッチ体の内端に係合可
能に臨ませた制御部材を設け、以て掛金が掛金受内に進
入した施錠時、ラッチ体を錠止端により係止してラッチ
ヘッドが扉面内に引込まないようにし、他方、上記係止
体に連結機構を介して連結され、解錠信号発生時係止体
をその付勢方向と反対方向に駆動してラッチヘッドを解
放する電磁アクチュエータを設けたことを特徴とする。
〔実施例〕
以下本発明の実施例を図面を参照して説明する。
第1図および第2図において符号1は錠箱を示し、この
錠箱1は、これと一体的に結合された外箱2を介して、
例えばトラックの貨物室の扉3(第2図参照)の内面に
装着されている。
上記錠箱1の上端部には、全体を符号4で示すラッチ体
が扉3にほぼ垂直な方向(第2図で左右方向)に移動可
能に案内されている。
すなわち、錠箱1の上端に形成された断面略方形の空間
には、横断面コ字形のラッチ本体5が摺動可能に嵌装さ
れ、扉3にほぼ垂直な方向に移動可能に案内されてい
る。
上記ラッチ本体5の扉3側の外端には、ラッチ軸6(第
2図)によって、ラッチヘッド7が回動可能に軸支され
ている。上記ラッチ軸6は、第2図に示すように、ラッ
チ本体5の移動方向(第2図で左右方向)および扉3の
開閉操作のためのハンドル等の掛金8の移動方向(第2
図で上下方向)の双方にほぼ垂直な方向(第1図で左右
方向)にラッチ本体5を貫通している。
しかして、上記ラッチヘッド7は、第2図および第3図
に示すように、扉外面に突設された掛金受9(第2図)
内に進入して施錠位置にある掛金8に対向し、ほぼ平行
な係止面7a、および、この係止面7aと斜交する傾斜
面7bをそれぞれ形成したブロック体で、その支軸6と
嵌合する軸孔7c(第3図)付近より内側の部分は肉を
盗まれ、ラッチヘッドの内端における自由端部には一対
の係合脚7d,7dが形成されている。
また、ラッチヘッド7は、第2図に示すように、ラッチ
軸6に巻装された捩りコイルばねとしてのラッチヘッド
ばね11の弾力によって、第2図で反時計方向に付勢さ
れており、この結果係止面7aの基部が扉3におけるラ
ッチヘッド用の開口端縁に当接し、常態では係止面7a
は扉3の外面においてほぼ直立している。
一方、第2図に示すように、ラッチ本体5には係止体1
2が移動可能に担持されている。図示の実施例における
係止体12は、第3図に示すように、板材を断面コ字形
に折曲した枠体であって、その一対の案内片12a,1
2aをラッチ本体5の内面に摺接可能に嵌合させ、中央
部下端縁に突設された一対の案内突起12b,12bを
ラッチ本体5の図示しない案内用の長孔に係合させた状
態で、ラッチ本体5の長さ方向、すなわち扉3(第2
図)にほぼ垂直な方向に移動可能に案内されている。
上記のように構成された係止体12は、第2図に示すよ
うに、ラッチ本体5に加締め付けられた断面L字形のば
ね掛け体13との間に弾装された圧縮コイルばねとして
の係止体ばね14の弾力により、外方すなわちラッチヘ
ッド7に近接する方向に付勢されている。その結果、ラ
ッチヘッド7および係止体12が自由状態にあるとき、
第2図に示しあるいは第3図から明らかなように、係止
体12の中央部上端縁に一体に突設された作動片12c
がラッチヘッド7の前記一対の係合脚7d,7d(第3
図)の間に入り込み、係合脚7dの先端が作動片12c
の肩部と係合する。
上記のように構成されたラッチ体4は、第2図に示すよ
うに、前記外箱2の底板とばね掛け体13との間に弾装
された圧縮コイルばねとしてのラッチばね15の弾力に
より、ラッチヘッド7が扉3の外面から突出する方向に
付勢されており、常態においては、図示しないストッパ
により、第2図示の位置に係止されている。
他方、第1図および第2図に示すように、ラッチ体4の
近傍には全体を符号16で示す制御部材が配設されてい
る。図示の実施例における制御部材16は、係止レバー
17およびトリガー体18を備えている。
上記係止レバー17は、全体の形状が略L字形の板状体
であって、その中央部を前記ラッチ軸6と略平行な回動
の回りを揺動可能に軸支されている。
そして、係止レバー17の一端(第2図で右端)には鉤
形の錠止端17aが形成されると共に、この錠止端17
aは、捩りコイルばねとして係止レバーばね19の弾力
により、第2図で反時計方向、すなわち前記ラッチ体4
の案内筒に形成された図示しない開口を挿通して、ラッ
チ本体5の内端と外箱2の底板との間の間隙に振り入れ
られる方向に付勢されている。
一方、図示の実施例における前記トリガー体18は、外
形が扇形の厚板体であって、第2図に示すように、その
扇において要に相当する部分を回動可能に軸支されると
共に、戻りコイルばねとしてのトリガーばね21の弾力
により、その自由端部の一端(第2図で左端)が、制御
部材16の作動端18aとして、扉3の外面に突出し、
施錠位置にある掛金8と係合し得るように付勢されてい
る。
また、トリガー体18の自由端部の他端(第2図で下
端)には細長い作動ピン22が植設されており(第1図
参照)、トリガー体18は、この作動ピン22を介し
て、前記係止レバー17の他端部(第2図で下端部)に
その付勢方向とは反対方向から係合している。しかし
て、前記トリガーばね21の弾力は前記係止レバーばね
19のそれより大き目に設定されているので、トリガー
体18が掛金8と係合しない解錠状態においては、係止
レバー17は作動ピン22によって第2図で時計方向に
回動され、その錠止端17aがラッチ本体5の移動軌跡
から退避する回動位置に係止されている。
ちなみに、上記作動ピン22の端部は、第1図および第
4図に示すように、錠箱1の側面に開口した円弧状の逃
げ孔を挿通して外方に突出し、錠箱外側面に装着された
マイクロスイッチ23のアクチュエータと係合してい
る。
一方、第1図および第4図に示すように、外箱2内には
例えばソレノイドなどの電磁アクチュエータ(以下単に
ソレノイドという)24が配設されており、このソレノ
イド24のプランジャ25は全体を符号26で示す連結
機構を介して、前記係止体12の作動片12cに連結さ
れている。
図示の実施例における連結機構26は、第1図に示すよ
うに、下端を外箱2の底板と平行な平面内で揺動可能に
軸支され、上端部をプランジャ25の頭部にリンク結合
された第1連結レバー27と、第1図および第5図に示
すように、全体の形状が略L字形で、その中央部を水平
面内で揺動可能に軸支されると共に、一方の自由端を上
記第1連結レバーの自由端と係合させ、他方の自由端を
係止体の作動片12cに扉3の外面側から係合させた第
2連結レバー28とを有している。そして、上記のよう
に構成された連結機構26は、常態においては、プラン
ジャの頭部に弾装された圧縮コイルばねとしてのプラン
ジャばね29の弾力により、第1図および第5図示の待
機位置を準安定的に保つ。
なお、これは本発明の必須の構成要件ではないが、図示
の実施例における電気錠は、第1図に示すように、錠箱
1の下方にシリンダー錠31を装備しており、このシリ
ンダ錠31の合鍵によっても施、解錠できるように構成
されている。
すなわち、第1図および第4図に示すように、外箱2内
には外形略逆L字形で上下方向に長い段付のスライダ板
32がその長さ方向に移動可能に案内されている。この
スライダ板32の下端部には、第1図に示すように、略
矩形の係合孔32aが開口しており、一方、シリンダ錠
32の内筒内端に結合され、内筒の半径方向に延伸した
作動アーム33の先端には駆動ピン34が植設されてい
る。そして、この駆動ピン34は上記係合孔32aに遊
嵌している。また、スライダ板32の上端には押動ピン
35が植設されており、この押動ピン35は、前記第1
連結レバー27の傾斜した側端縁と係合している。
〔作用〕
上記のように構成された本発明の一実施例による電気錠
は、解錠状態にあるときには各構成部材は第2図に実線
で示す位置にある。
施錠のため掛金8を掛金受9に進入させると、掛金8の
下端縁がラッチヘッドの傾斜面7bに当接する。これに
かまわず掛金8をさらに押し下げると、掛金8とラッチ
ヘッド7との間に生じるくさび作用により、前記ラッチ
ばね15の弾力に抗してラッチ体4は錠箱1内に押し込
まれる(図示せず)。
掛金8がラッチヘッド7を乗り越えてさらに下降する
と、掛金8の下端縁がトリガー体18に当接し、これを
押し倒しつつ掛金受9内に進入する。そして、掛金8が
完全に施錠位置にまで下降すると、第2図に鎖線で示す
ように、トリガー体18はその作動端18aを掛金8に
弾接させた状態で反時計方向に回動される。また、これ
に先立って、掛金8とラッチヘッド7との係合が解け、
ラッチばね15の弾力によってラッチ体4は第2図示の
突出位置に復帰する。
一方、上記トリガー体18の回動により前記作動ピン2
2が内方に移動するので、それまでこの作動ピン22に
拘束されていた係止レバー17が解放され、係止レバー
ばね19の弾力により、係止レバーの錠止端17aが外
箱2の底板とラッチ本体5の内端との間隙に振り入れら
れる(図示せず)。
このような施錠状態において、掛金8を掛金受9から引
き上げようとすると、掛金8の上端縁がラッチヘッドの
係止面7aに当接し、ラッチヘッド7は第2図で時計方
向の回転モーメントを受けるが、この回転モーメント
は、ラッチヘッドの前記係合脚7d,7dと係止体12
との係合を介して、係止体12をその案内方向とほぼ垂
直な方向に押圧する力に変換され、結局ラッチ体4の内
力としてこれに担持される。すなわち、掛金8はラッチ
体4に係止されて掛金受9から引き上げることはできな
い。
また、ラッチヘッド7を手指等で錠箱1内に押し込もう
としても、前記したように、ラッチ本体5すなわちラッ
チ体4全体が係止レバー17を介して錠箱1に係止され
ているので、ラッチ体4を動かすことはできず、したが
って施錠状態は安定的に保たれる。
しかして、解錠信号が発生してソレノイド24が通電さ
れると、プランジャばね29(第1図参照)の弾力に抗
してプランジャ25がソレノイド24内に吸引される。
このプランジャ25の移動により、第1連結レバー27
が第1図で時計方向に回動し、第5図から明らかなよう
に、その自由端が第2連結レバー28の一方の自由端を
押し下げる。すると、第2連結レバー28の他方の自由
端が、係止体ばね14の弾力に抗して、係止体の作動片
12cを第2図および第5図で右方に押動するので、ラ
ッチヘッドの係合脚7d,7dと係止体12との係合が
解け、この電気錠は解錠状態となる。
すなわち、掛金8を掛金受9から引き上げるとき、掛金
8の上端縁がラッチヘッド7の係止面7aに当接するの
は前記したと同様であるが、解錠状態ではラッチヘッド
7が自由になっているので、掛金8の上昇に伴ない、ラ
ッチヘッド7はラッチ軸6を回動軸として第2図で時計
方向に回動し、掛金8の動きを妨げない。
掛金8が掛金受から完全に脱出して掛金8とラッチヘッ
ド7との係合が解けると、ラッチヘッド7はラッチヘッ
ドばね11の弾力によって第2図示の角度位置に復帰
し、これと前後して、トリガー体18に植設された作動
ピン22が、係止レバー17を第2図で時計方向に回動
させ、その錠止端17aをラッチ本体5の移動軌跡から
退避させ、このようにして解錠操作が完了する。この解
錠操作の完了は前記マイクロスイッチ23(第1図およ
び第4図)からの出力信号によって検知することがで
き、以後ソレノイドへの通電を断つことにより、プラン
ジャばね29の弾力によって連結機構26は元の状態に
復帰する。ちなみに、マイクロスイッチ23の出力信号
は、電気錠の施、解錠状態を検知するための信号として
も利用することができる。
なお、図示の実施例における電気錠は、シリンダ錠31
(第1図)の合鍵によっても制御することができる。す
なわち、第1図において図示しない合鍵によりシリンダ
錠31の内筒を反時計方向に回動させると、前記したス
ライダ板の係合孔32aと駆動ピン34との係合によ
り、スライダ板32が上昇し、押動ピン35が第1連結
レバー27を時計方向に回動させる。この第1連結レバ
ー27の回動は、ソレノイド24が通電された場合と同
じ動きであるから、前記したと同様にして解錠操作を行
うことができる。
〔他の実施例〕
なお、本発明を実施するにあたっては、図示の実施例に
限定されることなく、種々に変形して実施することがで
きる。
例えば、シリンダ錠による施、解錠制御を必要としない
場合には、第6図に示すように、ソレノイド24と係止
体12の作動片12cとの連結を、プランジャ25の頭
部に一体的に結合された単一の連結レバー26の一端を
作動片12cに臨ませるだけで行うことができる。
また、例えば第2図に示すように、制御部材16を係止
レバー17とトリガー体18とで前記のように構成すれ
ば、掛金8の案内精度が多少低くても係止レバー17に
よるラッチ体4の係止が確実になるという利点が生じる
一方、若干制御部材16の構造が複雑になることは否め
ない。そこで、掛金8の案内精度が高いときには、トリ
ガー体18を省略し、その代りに係止レバー17の作動
ピン22と係合する他端部を扉外面に突出させ、この突
出部分を作動端としてもよい(図示せず)。この場合、
係止レバーを第2図とは反対方向に付勢する。
〔効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明は、扉面にほぼ
垂直な方向に移動可能に案内されたラッチ本体の外端
に、施錠状態にある掛金を錠止するラッチヘッドを回動
自在に設け、施錠時このラッチヘッドの回動を阻止する
係止体を解錠時電磁アクチュエータで動かし、ラッチヘ
ッドの回動によりラッチ体と掛金との係合を解くように
したので、電磁アクチュエータのストロークが小さくて
も確実に係止体とラッチヘッドとの係合を解くことがで
き、電気錠の作動が確実になる。
また、施、解錠共掛金だけを操作すれば他の操作は必要
ないので、使い勝手が良い、など種々の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による電気錠の正面図、第2
図はその要部の断面図、第3図はラッチヘッドおよび係
止体を示す斜視図、第4図は錠箱の側面図、第5図は外
箱の側面を省略して示す電気錠の平面図、第6図は本発
明の他の実施例を示す第2図と同様の断面図である。 1……錠箱、3……扉、4……ラッチ体、5……ラッチ
本体、7……ラッチヘッド、7a……係止面、7b……
傾斜面、7d……係合脚、8……掛金、9……掛金受、
12……係止体、16……制御部材、17……係止レバ
ー、17a……錠止端、18……トリガー体、18a…
…作動端、24……電磁アクチュエータ、26……連結
機構。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉枠の外面に一端を回動自在に支承された
    閂様の掛金を、扉の自由側端縁付近の外面に断面L字型
    で上方に開いた掛金受をそれぞれ配設し、施錠時、掛金
    受に振り入れられた掛金を、扉の内側に装着された錠箱
    及び扉面を貫通して掛金受内の掛金上方に突出するラッ
    チ体により錠止するようにしたものにおいて、上記ラッ
    チ体を、扉面にほぼ垂直な方向に移動可能に案内され、
    外方に付勢されたラッチ本体と、このラッチ本体の外端
    において中央部を水平なラッチ軸の回りを回動可能に支
    承され、外端部の下方に掛金に対向する水平な係止面
    を、上方に傾斜面を、内端に係合脚をそれぞれ形成する
    と共に、扉外面においてほぼ直立する方向に付勢され、
    更に、外端が下方に移動する方向に回動しないように拘
    束されたラッチヘッドと、上記ラッチ本体に担持されて
    扉面にほぼ垂直な方向に移動可能に案内され、ラッチヘ
    ッドに近接する方向の外方に付勢されると共に、自由状
    態にあるときラッチヘッドの係合脚に下方から係合する
    係止体とで構成し、一方、錠箱に揺動可能に支承され、
    一端の作動端を扉外面の掛金受内に突出させ、他端の錠
    止端をラッチ体の内端に係合可能に臨ませた制御部材を
    設け、以て掛金が掛金受内に進入した施錠時、ラッチ体
    を錠止端により係止してラッチヘッドが扉面内に引込ま
    ないようにし、他方、上記係止体に連結機構を介して連
    結され、解錠信号発生時係止体をその付勢方向と反対方
    向に駆動してラッチヘッドを解放する電磁アクチュエー
    タを設けたことを特徴とする電気錠。
  2. 【請求項2】上記制御部材が、一端を錠箱に揺動可能に
    支承され、その自由端部に錠止端を形成すると共に、こ
    の錠止端がラッチ体と係合する方向に付勢された錠止レ
    バーと、一端を錠箱に揺動可能に支承され、他端の作動
    端が扉外面に突出する方向に付勢されると共に、上記係
    止レバーの付勢方向の反対側からこれと係合し、掛金と
    の係合時係止レバーを解放するトリガー体とを有するこ
    とを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の電気錠。
  3. 【請求項3】上記制御部材が、中央部を錠箱に揺動可能
    に支承され、その一端に錠止端を、他端に作動端をそれ
    ぞれ形成した単一のレバーであることを特徴とする特許
    請求の範囲第1項記載の電気錠。
JP1703787A 1987-01-26 1987-01-26 電気錠 Expired - Lifetime JPH0645979B2 (ja)

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