JPH03285928A - ゴム組成物 - Google Patents

ゴム組成物

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JPH03285928A
JPH03285928A JP2326674A JP32667490A JPH03285928A JP H03285928 A JPH03285928 A JP H03285928A JP 2326674 A JP2326674 A JP 2326674A JP 32667490 A JP32667490 A JP 32667490A JP H03285928 A JPH03285928 A JP H03285928A
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saturated carboxylic
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山本 圭作
Yoshio Tanimoto
谷本 嘉雄
Kiyoshi Ikeda
潔 池田
Nobuhiro Natsuyama
延博 夏山
Sumio Hara
原 寿三男
Junichi Koshiba
淳一 小柴
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L21/00Compositions of unspecified rubbers

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、ゴム組成物に関するものである。
更に詳しくは、ブルームの発生がないため。
長期間にわたって優れた外観を維持し、かつ導電性を有
するため、帯電防止性能に優れ、更に白色又は種々の色
調を持たせることが可能であり、引張強度及び比重の点
においても優れた特性を有する加硫ゴム組成物を得るこ
とができるゴム組成物に関するものである。該加硫ゴム
組成物は、上記の優れた特性を生かした広範な分野にお
いて利用され得る。その−例を示すならば、自動車用ゴ
ム部品(自動車内装用ゴム部品。
ウェザ−ストリップ、窓枠、各種ホース、チューブ、ブ
レーキ部品、防振ゴム、車体用ゴム部品。
サイドウオール、その他)、建築用ゴム部品(防水シー
ト2ガスケツト、その他)、一般工業用ゴム部品(ライ
ニング、ベルト、シール材。
パツキン、ゴムロール、Oリング、ダイヤフラム、電線
、シーラント、ホースライニング、各種ブーツ類、その
他)、ヘルメット用ゴム部品等の主として優れた外観を
生かした分野2複写機、プリンター、ファクシミリ、光
学文字読取装置、現金自動取引装置1両替機、計数機、
自動販売機等の紙送りベルト又は紙送りローラ等の主と
して帯電防止特性と白色性を生かした分野等が例示され
る。
〈従来の技術〉 一般に加硫ゴム組成物は、経時変化により加硫促進剤等
が表面に移行して析出する。いわゆるブルーム現象を生
じ、そのために加硫ゴム組成物の外観が劣化することが
知られている。
かかるブルーム現象を抑制する方法として。
非反応性フェノールホルムアルデヒド樹脂又はポリエチ
レングリコールを添加する方法が知られている(特公昭
59−15345号公報参照)。
しかしながら、かかる従来の方法は、ブルーム現象の進
行に対するある程度の遅延効果は認められるものの、長
期間にわたって、十分にブルーム現象の発生を抑制する
という点において。
不十分であった。
また、加硫ゴムに導電性を付与し、帯電防止性能を与え
る方法としては、カーボンブラック又は金属粉をゴムと
混合して用いる技術が知られている。
しかしながら、カーボンブラックを用いる場合には、得
られるゴムは必然的に黒色となり。
黒色以外の色調が求められる分野2例えば黒色による汚
染が厳禁されるべき紙送りベルト又は紙送りローラ等の
分野には、使用できないといった問題があった。また、
金属粉を用いる場合には、得られるゴムの引張強度が減
少し、かつゴムの比重が大きくなるといった問題があっ
た。
〈発明が解決しようとする課題〉 かかる現状の下2本発明が解決しようとする主たる課題
は、ブルームの発生がないため、長期間にわたって優れ
た外観を維持し、かつ導電性を有するため、帯電防止性
能に優れ、更に白色又は種々の色調を持たせることが可
能であり。
引張強度及び比重の点においても優れた特性を有する加
硫ゴム組成物を得ることができるゴム組成物を提供する
ことにある。
〈課題を解決するための手段〉 本発明者らは、上記の課題を解決すべく鋭意検討の結果
1本発明に到達したものである。
すなわち2本発明は、(a)合成ゴム100重量部。
及び(b)エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共
重合体ケン化物のアルキレンオキサイド付加物05〜1
0重量部を含有することを特徴とするゴム組成物に係る
ものである。
以下、詳細に説明する。
本発明に用いられる(a)合成ゴムとしては、特に制限
されることなく広浅な合成ゴムが使用され得るが2例え
ばその具体例をあげるならば。
エチレン−α−オレフィン共重合ゴム、スチレン−ブタ
ジエン共重合ゴム(SBR)、  クロロプレンゴム(
CR)、アクリルニトリルゴム(NBR)。
イソプレン−イソブチレン共重合ゴム(IIR)等が例
示できる。
ここで、エチレン−α−オレフィン共重合ゴムとは、エ
チレンと1種以上のα−オレフィンよりなる共重合体(
EPM)、又はエチレンと1種以上のα−オレフィンと
1種以上の非共役ジエンよりなる共重合体(EPDM)
を意味し、α−オレフィンとしては、プロピレン、■−
ブテン。
1−ペンテン、1−ヘキセン等が例示され、非共役ジエ
ンとしては、ジシクロペンタジェン。
エチリデンノルボルネン、1,4ヘキサジエン2メチル
テトラヒドロインデン、メチルノルボルネン等が例示さ
れる。
本発明に用いられる(b)エチレン−飽和カルボン酸ビ
ニルエステル共重合体けん化物のアルキレンオキサイド
付加物(以下、単に「(b)付加物」と記すことがある
。)とは、エチレンと飽和カルボン酸ビニルエステルか
らなる共重合体のけん化物に対して、アルキレンオキサ
イドを付加して得られる付加物である。
飽和カルボン酸ビニルエステルとしては、特に制限され
ることなく広汎なものが使用さ得るが2例えばその具体
例をあげるならば、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、
酪酸ビニル等が例示される。中でも、酢酸ビニルが好ま
しい。
アルキレンオキサイドとしては、特に制限されることな
く広汎なものが使用され得るが1例えばその具体例をあ
げるならば、エチレンオキサイド、プロピレンオキサイ
ド、ブチレンオキサイド等が例示される。中でも、エチ
レンオキサイドが好ましい。
エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体のエ
チレン含有量及び数平均分子量については、特に制限は
ないが、各々1〜90重量%及び1,000〜20,0
00の範囲が好ましい。
エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん
化物のけん化率については、特に制限はないが、30〜
100%の範囲が好ましく、更に50〜100%の範囲
がより好ましい。
エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん
化物に対するアルキレンオキサイドの付加量については
、特に制限はないが、該けん化物100重量部に対して
20〜1.000重量部の範囲が好ましい。
本発明の(b)付加物は2例えば次のようにして得るこ
とができる。
まず、エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合
体を、溶媒中、アルカリの存在下。
加熱することにより、エチレン−飽和カルボン酸ビニル
エステル共重合体けん化物を得る。次に、該けん化物と
アルキレンオキサイドを、アルカリの存在下に加熱1反
応させる。かくして得られる反応混合物より1本発明の
(b)付加物が分離、取得される。
本発明のゴム組成物は、前記(a)合成ゴム100重量
部に対して、前記(b)付加物05〜10重量部。
好ましくは1〜5重量部を含有することを特徴とするも
のである。(b)付加物の量が0.5重量部未満の場合
には、得られる加硫ゴム組成物について、ブルームの発
生を抑制する効果及び帯電防止性能を付与する効果が十
分ではない。一方。
(b)付加物の量が10重量部を超えると、ブルームの
発生を抑制する効果及び帯電防止性能を付与する効果は
維持されるが2加硫ゴム組成物の強度が低下する等、実
用上の問題が発生する。
本発明のゴム組成物は2例えば次の方法により、加硫ゴ
ム組成物とすることができる。
すなわち、(a)合成ゴム、(b)付加物、更に必要に
応じて老化防止剤 加工助剤等の2通常ゴム界で用いら
れている配合剤を、密閉型混練機。
オープンロール、押出機等を用いて、添加、混練する。
得られた混線物に、加硫剤、加硫促進剤等を配合し、加
硫前配合物を得る。かくして得られる加硫前配合物を1
通常の方法で加硫することにより、加硫ゴム組成物を得
ることができる。
また1本発明のゴム組成物に7必要に応じてゴム加工業
界で公知のカーボンブラックやミネラルフィラー たと
えばタルク、クレー 炭酸力ルシュウム、シリカや軟化
剤としてプロセスオイルなどの各種の添加剤を配合する
こともできる。
加硫剤を用いる際に使用される加硫剤としてはイオウ系
化合物および有機過酸化物を挙げることができる。イオ
ウ系化合物としては、イオウ、塩化イオウ、二塩化イオ
ウ、モルホリンジスルフィド、アルキルフェノールジス
ルフィド。
テトラメチルチウラムジスルフィド、ジメチルジチオカ
ルバミン酸セレンを例示でき、なかでもイオウの使用が
好ましい。
有機過酸化物としてはジクミルペルオキシド。
2・5−ジメチル−2・5−ジ(第三ブチルペルオキシ
)ヘキサン、2・5−ジメチル−2・5−ジ(ベンゾイ
ルペルオキシ)ヘキサン、2・5−ジメチル−2・5ジ
(第三ブチルペルオキシ)ヘキシン−3,ジ第三ブチル
ペルオキシド、ジ第三ブチルペルオキシ−3・3・5−
トリメチルシクロヘキサン、第三ブチルヒドロペルオキ
シド。
を例示できるがなかでもジクミルペルオキシド。
ジ第三ブチルペルオキシド、ジ第三ブチルペルオキシ−
3・3・5−トリメチルシクロヘキサンが好ましく使用
される。
加硫剤としてイオウ系化合物を使用するときは加硫促進
剤の併用が好ましい。加硫促進剤としてはN−シクロへ
キシル−2−ベンゾチアゾール−スルフェンアミド、N
−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾール−スルフェ
ンアミド、N・N−ジイソプロピル−2−ベンゾチアゾ
ールスルフェンアミド、2−メルカプトベンゾチアゾー
ル、2−(2・4−ジニトロフェニル)メルカプトベン
ゾチアゾール、2−(2・6−シエチルー4−モルホリ
ノチオ)ベンゾチアゾール、ジベンゾチアゾール−ジベ
ンゾチアジル−ジスルフィドなどのチアゾール系ニジフ
ェニルグアニジン、トリフェニルグアニジン、ジオルソ
トリルグアニジン、オルソトリル・パイ・グアナイド。
ジフェニルグアニジン・フタレートなどのグアニジン系
;アセトアルデヒド−アニリン反応物。
ブチルアルデヒド−アニリン縮合物、ヘキサメチレンテ
トラミン、アセトアルデヒドアンモニアなどのアルデヒ
ドアミンまたはアルデヒド−アンモニア系:2−メルカ
プトイミダシリンなどのイミダシリン系;チオカルバニ
リド、ジェチルチオユリア、ジブチルチオユリア、トリ
メチルチオユリア、ジオルソトリルチオユリアなどのチ
オユリア系;テトラメチルチウラムモノスルフィド、テ
トラメチルチウラムジスルフィド、テトラエチルチウラ
ムジスフイド、テトラブチルチウラムジスルフィド、ペ
ンタメチレンチウラムテトラドラスルフィドなどのチウ
ラム系;ジメチルジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルチ
オカルバミン酸亜鉛2 ジ−n−ブチルジチオカルバミ
ン酸亜鉛、エチルフエニルジチオカルバミン酸亜鉛、ブ
チルフエニルジチオカルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオ
カルバミン酸ナトリウム、ジメチルジチオカルバミン酸
セレン。
ジエチルジチオカルバミン酸テルルなどのジチオ酸塩系
;ジブチルキサントゲン酸亜鉛などのザンテート系;そ
の他、亜鉛華などを挙げることができる。
加硫剤として有機過酸化物を使用するときは加硫助剤の
併用が好ましい。加硫助剤としては硫黄、p−キノンジ
オキシムなどのキノンジオキシム系、ポリエチレングリ
コールジメタクリレートなどのメタクリレート系、ジア
リルフタレート トリアリルシアヌレートなどのアリル
系、その他マレイミド系、ジビニルベンゼンなどが例示
される。
なお9本発明においては、前記のとおり、カーボンブラ
ックを用いることなく、黒色以外の帯電防止性能を有す
る加硫ゴム組成物を得ることができるのであるが、用途
に応じて1本発明のゴム組成物にカーボンブラックを用
いて黒色ゴムとすることは差支えなく、かかる方法も本
願発明の範囲内である。
〈実施例〉 以下に、実施例により本発明を具体的に説明する。
参考例−1 攪はん機、気相部留出ライン、及びフィードラインをつ
けた容量1βのステンレス製オートクレーブに、酢酸ビ
ニル含有量31重量%、数平均分子量1800.軟化点
30℃のエチレン−酢酸ビニル共重合体100g、  
メチルアルコール200g。
及び水酸化ナトリウム0.4gを仕込み、気相部留出ラ
インを開放しながら、温度65℃で加熱攪拌しつつ、2
時間反応させた。その後、1時間かけて温度を140℃
まで上昇させ、揮発分を全量系外に追いだした。得られ
たけん化物の融点は55℃のワックス状で、けん化率は
60%であった。続いて、水酸化カリウム0.17gを
加え、温度を180℃に上げ、エチレンオキサイドを2
kg/dの圧力まで入れた。エチレンオキサイドの付加
反応による圧力降下を確認し1引き続きエチレンオキサ
イドを2 kg/cJの圧力に保つように間欠的に供給
し、1時間かけて合計170gのエチレンオキサイドを
仕込んだ。圧力が0.4kg/−に低下したところで、
温度を100℃に下げ。
生成物を取り出した結果、250gの付加物が得られ、
その融点は70℃、水酸基価100■に○H/ gであ
った。
なお、付加物のエチレンオキサイドの付加量は、けん化
物100重量部に対して200重量部であった。
参考例−2 攪拌機、気相部留出ライン、及びフィードラインをつけ
た容量7001のステンレス製オートクレーブに、酢酸
ビニル含有量31重量%、数平均分子量1800のエチ
レン−酢酸ビニル共重合体160kg、 メチルアルコ
ール320kg、及び水酸化ナトリウム0.96kgを
仕込み、気相部留出ラインを開放しながら、温度65℃
で加熱攪拌しつつ、2時間反応させた。その後、1時間
かけて温度を142℃まで上昇させ、揮発分を全量系外
に追いだした。得られたけん化物の融点は83℃のワッ
クス状で、けん化率は90%であった。続いて。
水酸化カリウム0.27gを加え、温度を180℃に上
げ、エチレンオキサイドを2 kg /ai+の圧力ま
で入れた。エチレンオキサイドの付加反応による圧力降
下を確認し、引き続きエチレンオキサイドを2kg/c
+1iの圧力に保つように間欠的に供給し、1時間かけ
て合計272kgのエチレンオキサイドを仕込んだ。圧
力が0.4kg/−に低下したところで、温度を100
℃に下げ、生成物を取り出した結果、 408kgの付
加物が得られ、その融点は51℃、水酸基価110mg
KOH/gであった。
なお、付加物のエチレンオキサイドの付加量は、けん化
物100重量部に対して200重量部であつた0 参考例−3 攪拌機、気相部留出ライン、及びフィードラインをつけ
た容量17!のステンレス製オートクレーブに、酢酸ビ
ニル含有量16重量%、数平均分子量2500.軟化点
72℃のエチレン−酢酸ビニル共重合体100g、メチ
ルアルコール200g、及び水酸化ナトリウム0.6 
gを仕込み、気相部留出ラインを開放しながら、温度6
5℃で加熱攪拌しつつ、2時間反応させた。その後、1
時間かけて温度を140℃まで上昇させ、揮発分を全量
系外に追いだした。得られたけん化物の融点は90℃の
ワックス状で、けん化率は90%であった。
続いて、水酸化カリウム0.17gを加え、温度を18
0℃に上げ、エチレンオキサイドを2 kg 10Aの
圧力まで入れた。エチレンオキサイドの付加反応による
圧力降下を確認し、引き続きエチレンオキサイドを2 
kg/co!の圧力を保つように間欠的に供給し、1時
間かけて合計170gのエチレンオキサイドを仕込んだ
。圧力が0.4 kg/cotに低下したところで、温
度を100℃に下げ、生成物を取り出した結果、 25
0gの付加物が得られ、その融点は52℃、水酸基価5
4mg;KOH/ gであった。
なお、付加物のエチレンオキサイドの付加量は、けん化
物100重量部に対して200重量部であった。
実施例−1〜3及び比較例−1〜2 表−1の(I)欄に示する配合を2バリーミキサーにて
、70〜130℃の温度で4分間混練した。次に、この
混練物を室温まで冷却後、オープンロールを用いて、4
0〜60℃の温度で7表−ICIO欄に示す配合を添加
した。かくして得た配合物について、 JIS K−6
300による方法でムーニー粘度(ML1+4100℃
)を測定した。更に、該配合物を。
熱プレスを用いて160℃で10分間加硫し、厚さ2m
mの加硫シートを得た。この加硫シートを用いて、 J
IS K−6301による方法で引張試験を行った。ま
た、加硫シートを室温で20日放置し、その外観を観察
することにより、プルームの状態を評価した。以上の結
果を1表−1に示す。
実施例−4〜6及び比較例−3〜5 合成ゴムとして、2種のゴムを混合して用いた。すなわ
ち1表−1に替えて表−2の配合を用いたこと、及び加
硫シートの室内放置時間を15日間としたこと以外は、
実施例−1〜3と同様に実施した。結果を表−2に示す
実施例−7〜10及び比較例−6〜9 合成ゴムとして2種々のゴムを用いた。すなわち2表−
1に替えて表−3の配合を用いたこと1表−3に示す加
硫時間としたこと、及び加硫シートの室内放置時間を1
5日間としたこと以外は、実施例−1〜3と同様に実施
した。結果を表−3に示す。
実施例−11〜13及び比較例−10 表−4の(I>欄に示する配合を、バリーミキサーにて
、70〜130℃の温度で4分間混練した。次に、この
混練物を室温まで冷却後、オープンロールを用いて、4
0〜60℃の温度で2表−4@欄に示す配合を添加した
。かくして得た配合物にっいて、 JIS K−630
0による方法でムーニー粘度(ML、+4100℃)を
測定した。更に、該配合物を。
熱プレスを用いて160℃で20分間加硫し、厚さ2m
mの加硫シートを得た。この加硫シートを用いて、引張
試験(JIS K−6301)を行い、また。
圧縮永久歪及び永久伸び(JIS K−6301)、体
積抵抗率(JIS K−6911)を測定した。結果を
表−4に示す。
〈発明の効果〉

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(a)合成ゴム100重量部、及び(b)エチレ
    ン−飽和カルボン酸ビニルエステル共重合体けん化物の
    アルキレンオキサイド付加物0.5〜10重量部を含有
    することを特徴とするゴム組成物。
  2. (2)(a)合成ゴムが、エチレン−α−オレフィン共
    重合ゴム、スチレン−ブタジエン共重合ゴム、クロロプ
    レンゴム、アクリルニトリルゴム、又はイソプレン−イ
    ソブチレン共重合ゴムである請求項(1)記載のゴム組
    成物。
  3. (3)(a)合成ゴムが、エチレン−α−オレフィン共
    重合ゴムである請求項(1)記載の組成物。
  4. (4)(b)エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
    共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物が、エ
    チレン含有量1〜90重量%、数平均分子量1,000
    〜20,000のエチレン−飽和カルボン酸ビニルエス
    テル共重合体のけん化物であって、そのけん化率が30
    〜100%であるけん化物100重量部に対して、20
    〜1,000重量部のアルキレンオキサイドを付加して
    なる付加物である請求項(1)記載のゴム組成物。
  5. (5)(b)エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
    共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物におけ
    る飽和カルボン酸ビニルエステルが、酢酸ビニルである
    請求項(1)記載のゴム組成物。
  6. (6)(b)エチレン−飽和カルボン酸ビニルエステル
    共重合体けん化物のアルキレンオキサイド付加物におけ
    るアルキレンオキサイドが、エチレンオキサイドである
    請求項(1)記載のゴム組成物。
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