JPH03277259A - ゼリー入り飲料およびそのゼリーの製造方法 - Google Patents

ゼリー入り飲料およびそのゼリーの製造方法

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JPH03277259A
JPH03277259A JP2074543A JP7454390A JPH03277259A JP H03277259 A JPH03277259 A JP H03277259A JP 2074543 A JP2074543 A JP 2074543A JP 7454390 A JP7454390 A JP 7454390A JP H03277259 A JPH03277259 A JP H03277259A
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山西 敦之
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は飲料、さらに詳しくは、繊維状に成形したゼリ
ーを安定配合した飲料およびそれに用いるゼリーの製造
方法に関する。
従来の技術および課題 近年、心臓病、糖尿病、大腸ガン、胆石、高脂質血症、
便秘等の疾病が増加の一途をたどっており、これらの疾
病の予防など健康面からも、日常の食生活において食物
繊維を積極的に摂取することが重要視されるようになっ
てきている。この食物繊維は便秘防止、血中コレステロ
ールの低下、血糖値の抑制、大、F!IJ疾患の予防、
肥満防止等の効能があることが報告されており、現在、
食物繊維を配合した種々の繊維高含有加工食品が市販さ
れている。その中でも摂取の容易さから食物繊維入り飲
料が最も消費者に受は入れられているが、それらのほと
んどは食物繊維素材としてポリデキストロース、グアー
ガム、難消化性デキストリン等の水溶性食物繊維を配合
したものであり、従来から考えられている繊維のイメτ
ジとは一致せず、食物繊維を摂取したという十分な実感
が得られないという問題がある。
そこで、本発明者らは、ゲル化性コロイドを繊維状に成
形したゼリーを飲料に配合すれば、セリ−の食感を楽し
みつつ、食物繊維摂取の実感も味わえる飲料が得られる
と考え、検討を重ねた。
一般に、ゲル化性に優れたハイドロコロイドとしては、
寒天、カラギーナン、アルギン酸ソーダ、ペクチン、牛
サンタンガム等が挙げられるが、その中でも繊維状に成
形可能なものについて検討したところ、金属イオン、特
にカルシウムイオンと反応し、急激にゲルを形成するエ
ステル化度の低いペクチン、すなわち、ローメトキシル
ペクチンがその条件を満足することが判明した。
しかしながら、ローメトキシルペクチンをゲル化剤とす
るペクチンゼリーは、pH3,8を越える飲料において
は問題のないものの、味覚の面から清涼飲料として嗜好
性の高いpH3,8以下、例えば、pH3,0〜3.8
程度の低pH域の水溶液中で安定性が非常に悪く、特に
加熱殺菌時にローメトキシルペクチンの構成単位である
D−ガラクチュロン酸のグリコシド結合に加水分解が起
こって分子の主鎖が開裂するため、ゲルが溶融するとい
う間眩がある。
本発明者らは、かかる問題点を解決すべくさらに検討を
重ねた。その結果、ローメトキシルペクチンと同様に金
属イオン、特にカルシウムイオンと反応してゲルを形成
するゲル化性コロイドの一種であるジェランガムをロー
メトキシルペクチンと特定の割合で併用してゲルを形成
することにより、低pH域の水溶液中でも安定であり、
食感にも優れたゼリーが得られることを見出した。
tJ、題を解決するための手段 本発明は、繊維状に成形したローメトキンルベクンチン
ゼリーを配合してなることを特徴とする飲料を提供する
。特に、飲料のPHか38以下の場合は、本発明におい
ては、ローメトキシルペクチンに、シェラ/カムを併用
する。また、本発明は、ローメトキシルペクチンおよび
シェラ/ガムの水溶液を撹拌中のカルシウム塩水溶?夜
に滴下し、繊維状に成形する該ローメトキシルペクチン
とジェランガムを併用したゼリーの製造方法を提供する
本発明におけるゼリーを配合すべき飲料自体は特に限定
するものではなく、通常の清涼飲料、果汁飲料、ジュー
ス、乳酸菌飲料、ガス入り飲料、乳飲料等いずれでもよ
い。
ゼリーに用いるローメトキシルペクチンは、エステル化
度が20〜50%程度の通常入手しうるちのでよい。ま
た、シェラ/ガムは水草から採取された微生物(Pse
udomonas elodea)が澱粉加水分解物か
ら作り出す粘性多糖類で、これも商業的に入手できるも
のが用いられる。
使用するカル/ラム塩については、塩化カルシウム、乳
化力ルンウム、グルコン酸カルンウム、第二リン酸カル
/ウム等が好ましく、それぞれのイオン濃度に換算して
0.2重量%以上の水溶液が用いられる。
本願発明においては、セ1ノーを配合する飲料のpHか
38以下と低い場合はローメトキ/ルベクチ/とジェラ
ンガムを併用する。この際、ゼリー固形分全量中のジェ
ランガム配合量は0.1〜08重量%か好ましく、また
、ゼリー固形分全量中のローメトキシルペクチンとジェ
ラノカムの合計配合量は16〜31重量%か好ましい。
/エランガムの配合量か0.1重量%より少ないと、飲
料中てのゼリーの安定性が十分てなく、0,8重量%よ
り多いと、ジェランガムのゲル化速度か遅いために繊維
状に成形できない。また、ローメトキシルペクチンとシ
ェラ/ガムの合計配合量が1.61!1%より少ないと
、ゼリーが軟かすぎて食感をほとんど感じず、31重量
%より多いと、ゼリーが固すぎて、摂食時、喉にひっか
かる等の問題が生ずる。
また、ゼリーを配合する飲料のpHが38以上の場合は
ローメトキ7ベクチンを単独で用いればよく、ゼリー固
形分全量に対するローメトキシルペクチンの配合量は1
5〜3.0重量%か好ましい。配合量が1.5重量%よ
り少ないとゼリーか軟かすぎて食感をほとんど感じず、
3.0重量%より多いと、ゼリーが固すぎて、摂食時、
喉にひっかかる等の問題が生ずる。
さらに、本発明においては、前記ゲル化性コロイドの他
に、キサンタンガム、カラギーナン等の天然のガム類を
ゲル化コロイド溶液中に適量配合してもよく、それによ
り、該溶液の粘度を制御してゼリーの性状や食感を調整
できる。
本発明の繊維状ゼリーは、例えば、つぎに示す製造方法
によって製造できる。
まず、糖質、通常、ショ糖とゲル化性コロイドを分散混
合し、これに温水を加え、適宜手段により85〜95°
Cに加熱するとともに撹拌溶解させる。糖質の配合量は
、ゼリーの成形性の点から5重量%以上が好ましく、ま
た、ゼリーを飲料中に均一に分散させるため、Bx糖度
は5°〜20°、好ましくは通常の飲料のBX糖度であ
る8°〜18°に調整する。
つぎに、この溶液に所望により、酸味料、香料、果汁、
着色料等を加え、均一に混合するまで十分撹拌した後、
60’C〜70°Cに冷却してケル化性コロイド溶液を
得る。つぎに、予め調整したカルシウム塩の、例えば、
02〜0.6重量%水溶液を撹拌器によって撹拌し、そ
の上に一定の内径を有する孔を通して該コロイド溶液を
徐々に滴下することにより、ゲル化性コロイドとカル/
ラム塩を反応させ、ゼリーを所定の繊維状に成形する。
ゲル化性コロイド溶液とカルシウム塩水溶液の重量比は
、その流動性および歩留りの点から7・3〜4:6が好
ましい。また、得られるゼリーの大きさは、ゲル化性コ
ロイド溶液の滴下時に孔の内径および撹拌器の回転数を
変えることによって容易に調整できるが、好ましくは直
径065〜20xm、長さ1.0〜5、Octである。
か(して得られたゼリーを常法に従って調製した前記の
ような飲料に、通常、1.0〜30.0重量%配合する
ことにより本発明のゼリー入り飲料を製造することがで
きる。ゼリーの配合量か1.0重量%より少ないと飲料
摂食時にゼリーの食感をほとんど感じないため当初の目
的を達せず、30.0重量%より多いと飲料摂食時にゼ
リーが喉につかえ、逆に嗜好性を損なうことになる。
実施例 つぎに実験例および実施例を挙げて本発明をさらに具体
的に説明する。
実験例1 第1表に示す処方により、本発明の方法に従ってゼリー
を得た。
得られた各ゼリーについて、その性状および水溶液中で
の安定性を以下に示す方法により評価した。結果を第1
表に示す。なお、表中、LMペクチンはローメトキシル
ペクチンを示す。
[ゼリーの性状] カルンウム塩水溶液中で成形直後のゼリーの性状を目視
により評価した。評価基準はつぎのとおりである。
◎・繊維状ゼリーが均一に成形されている。
○、繊維状ゼリーが略均〜に成形されている。
△・ゼリーの性状が不安定であり、大きさにもばらつき
がある。
×・全く繊維状に成形されない。
[水溶液中での安定性〕 成形したゼリーを水に20重量%配合し、10%クエン
酸水溶液を用いて各試籾のpHを30〜40の範囲内で
調整した。その後、85°Cで30分間加熱殺菌し、4
0″Cの恒温室で1ケ月放置し、放置後の水溶液中のゼ
リーの安定性を目視により評価した。評価基準はつぎの
とおりである。
○、初期に比べて全く変化が認、められす、安定である
△・僅かに溶出等の型崩れが認められる。
X:明らかに溶出および型崩れが認められる。
[総合評価] 最後に、つぎの評価基準に従ってゼリーの総合評価を行
った。
○ ゼリーの性状の評価が○または◎てあり、かつ、水
溶液中の安定性の評価が○である。
×・前記条件を満たさないもの 実験例2 第2表に示す処方により、本発明の方法に従ってゼリー
を得た。
得られた各ゼリーについて、その性状およびテクスチュ
ア(食感)を以下に示す方法により評価した。結果を第
2表に示す。
ロゼリーの性状] カルシウム塩水溶液中で成形直後のゼリーの性状を目視
により評価した。評価基準は実験例1と同様である。
[テクスチュア] カルシウム塩水溶液中で成形直後のゼリーの食感を官能
評価した。判定基準はつぎのとおりである。
−3ゼリーがひどく軟かく全く食感がない。
2、ゼリーが軟かく食感に乏しい。
1:僅かに軟かいが良好な食感である。
0:非常に良好な食感である。
+1=僅かに固いが良好な食感である。
+2=ゼリーが固く喉にひっかかる。
+3:ゼリーがひど(固く喉を通らない。
[総合評価] 最後に、つぎの評価に従ってゼリーの総合評価を行った
O:性状の評価が○または◎であり、かつ、テクスチュ
アの評価が−1〜+1の範囲であ△:性状の評価が△で
あるか、または、テクスチュアの評価が−1〜+1の範
囲外である。
X:性状の評価が△であり、かつテクスチュアの評価が
−1〜+1の範囲外である。
実験例3 第3表に示す処方により、本発明の方法に従ってゼリー
を得た。
実験例2と同様に、得られた各ゼリーの性状およびテク
スチュアの評価並びに総合評価を行った。
結果を第3表に示す。
実験例4 第4表に示す処方により、本発明の方法に従ってセリ−
を得た。
実験例2同様に、得られた各ゼリーの性状およびテクス
チュアの評価益ひに総合評価を行った。
結果を第4表に示す。
実施例1 以下に示す処方に従って原料を水中に分散させ、撹拌し
なから93°Cで加熱溶解した後、冷却して60℃のゲ
ル化性コロイド溶液を調製した。
成  分          配合量(kg)ローメト
牛ンルペクチン     1.5ジエランガム    
      0.1クエン酸            
03着色料             0.2香料  
            0.2砂糖        
      42水               残
部合計60.0kg つぎに、以下に示す処方に従って原料を水中に分散させ
、60’Cで加熱溶解した後、冷却して35℃のカル/
ラム水塩溶液を調製した。
成  分            配合量(kg)砂糖
              2.5乳酸カルンウム 
        1.2水             
  残部合計40.0ky このカルンウム塩水溶液40に9を1007!gのタン
クに入れ、アンカー型の撹拌器により350rpmで撹
拌しながらゲル化性コロイド溶液を内径l 5uの孔を
通して糸状に滴下して繊維状ゼリーを得た。その後、該
ゼリーをシロップ部と共に母畜閉容器に移し、85°C
で30分間殺菌し、繊維状ゼリーのシロップ漬を製造し
た。殺菌したゼリーは直径1.0〜1 、5 zz、長
さ1〜4C肩の繊維状に均一に成形されており、テクス
チュアーもソフトで嗜好性豊かなものであった。また、
セリ−の糖度は1O16°、pHは3,95であった。
つぎに、以下に示す処方に従って原料を85°Cで加熱
分散させ、飲料用ガラス瓶に充填、密封した後、85℃
で30分間加熱殺菌し、常温まで冷却してゼリー入り飲
料を得た。
成  分            配合量(ky)砂糖
              8.5アツプル濃縮果汁
        4.0(115濃縮品) 3 01 0.2 00 残部 合計100kg 得られたゼリー入り飲料のBX糖度は11,4°、pH
は309であり、飲料中のゼリーは殺菌後も変形、溶出
することなく安定に存在しており、40″Cの恒温室に
おいて1ケ月間放置した後も初期と同様に全く安定であ
った。該ゼリー入り飲料は、視覚的にも繊維状ゼリーが
均一に分散して食物繊維を飲むという感覚を有し、また
、のどごしも非常に良好であり、ゼリーの食感を楽しめ
る嗜好性豊かなものであった。
実施例2 以下に示す処方に従って原料を水中に分散させ、撹拌し
なから93°Cで加熱溶解した後、冷却して65°Cの
ゲル化性コロイド溶液を調製した。
成  分          配合量(kg)クエン酸 着色料 香料 繊維状ゼリー 水 ローメトキシルペクチン     07ジエランガム 
         02キサンタンガム       
  0.07クエン酸            02グ
レープフルーツ濃縮果汁    16(115濃縮品) 着色料             0.12香料   
           0.12砂糖        
      50水                
残部合計40.0にり つぎに、以下に示す処方に従って原料を水中に分散させ
、60℃で加熱溶解した後、冷却して30’Cのカルン
ウム塩水溶液を調製した。
成  分            配合量(kg)砂糖
              95乳酸カル7ウム  
       12水               
    残部合計60.0kg このカルンウム塩水溶液60に9を100(容(7)タ
ンクに入れ、アンカー型の撹拌器により300rpmで
撹拌しながらゲル化性コロイド溶液を内径181の孔を
通して糸状に滴下して繊維状ゼリーを得た。その後、該
ゼリーをシロップ部と共に倍密閉容器に移し、85°C
で30分間殺菌し、繊維状ゼリーのンロ、ブ漬を製造し
た。殺菌したゼリーは直径1.0〜1.81肩、長さ2
〜5czの繊維状に均一に成形されており、テクスチ二
アーもソフトで嗜好性豊かなものであった。また、ゼリ
ーの糖度は17.6°、pHは3.94であった。
つぎに、以下に示す処方に従って原料を85℃で加熱分
散させ、飲料用ガラス瓶に充填、密封した後、85°C
で30分間加熱殺菌し、常温まで冷却してゼリー入り飲
料を得た。
成  分 砂糖 ポリデキストロース グレープフルーツ濃縮果汁 (115濃縮品) クエン酸            0.2配合量(kg
) 7.5 0 4.0 着色料              O〕香料    
          02繊維状ゼ1ノー      
   15.0水               残部
合計10]? 得られたゼリー入り飲料のBX糖度は】75°、pHは
3.19てあlバ飲料中のゼリーは殺菌後も変形、溶出
することなく安定に存在しており、40’Cの恒温室に
おいてlケ月間放置した後も初期と同様に全く安定であ
った。該ゼリー入り飲料は、視覚的にも繊維状ゼリーが
均一に分散して繊維を飲むという感覚を有し、また、の
どごしも非常に良好であり、ゼリーの食感を楽しめる嗜
好性豊かなものであった。
実施例3 以下に示す処方に従って原料を水中に分散させ、撹拌し
なから93°Cて加熱溶解した後、冷却して70°Cの
ゲル化性コロイド溶e’tmvした。
成  分            配合量(kg)ロー
メトキシルペクチン      10ジェランガム  
        0,08キサンタンガム      
    0.05クエン酸            0
.2アツプル濃縮果汁        2.0(115
濃縮品) 着色料             0.15香料   
           0.15還元麦芽糖水飴(BX
75°)7.5 水               残部合計50.0k
g つぎに、以下に示す処方に従って原料を水中に分散させ
、60℃で加熱溶鯉した後、冷却して20℃のカルシウ
ム塩水溶液を調製した。
成  分          配合量(kg)還元麦芽
糖水飴        10.0乳酸カルシウム   
      15水               残
部合計50.0kg このカルシウム塩水溶液50に9’E: 100(容ノ
タンクに入れ、アンカー型の撹拌器により4002.5
■の孔を通して糸状に滴下して繊維状ゼリーを得た。そ
の後、該ゼリーをシロップ部と共に母畜閉容器に移し、
85℃で30分間殺回し、繊維状ゼリーのシロップ漬を
製造した。殺菌したゼリーは直径1.5〜2 、5 w
z、長さ2〜5cmの繊維状に均一に成形されており、
テクスチェアーもソフトで嗜好性豊かなものであった。
また、ゼリーの糖度は16.7@、pHは4.12であ
った。
つぎに、以下に示す処方に従って原料を85℃で加熱分
散させ、飲料用ガラス瓶に充填、密封した後、85℃で
30分間加熱殺回し、常温まで冷却してゼリー入り飲料
を得た。
成  分 還元麦芽糖水飴(Bx75°) ポリデキストロース アップル濃縮果汁 (115濃縮品) クエン酸             0.25着色料 
            0.1配合量(kg) 11.5 3.0 4.0 香料              02繊維状セリ−2
0,0 水               残部合計100kg 得られたゼリー入り飲料のBX糖度は17.ビ、pHは
343てあり、飲料中のゼリーは殺菌後も変形、溶出す
ることなく安定に存在しており、40℃の恒温室におい
て1ケ月間放置した後も初期と同様に全く安定であった
。該ゼリー入り飲料は、視覚的にも繊維状ゼリーが均一
に分散して繊維を飲むという感覚を有し、また、のどご
しも非常に良好であり、ゼリーの食感を楽しめる嗜好性
豊かなものであった。
発明の効果 本発明によれば、耐熱性、耐酸性、食感に優れた飲料用
の繊維状ゼリー、およびかかるゼリーを安定配合した食
物繊維摂取の実感を有するゼリー入り飲料が提供される

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)繊維状に成形したローメトキシルペクチンゼリー
    を配合してなることを特徴とする飲料。
  2. (2)pHが3.8以下である請求項(1)記載の飲料
  3. (3)ゼリー固形分全量に基づいて0.1〜0.8重量
    %のジェランガムを含有し、ジェランガムとローメトキ
    シルペクチンの合計量がゼリー固形分全量に基づいて1
    .6〜3.1重量%であるゼリーを配合してなる請求項
    (2)記載の飲料。
  4. (4)pHが3.8を越える請求項(1)記載の飲料。
  5. (5)ゼリー固形分全量に基づいて1.5〜3.0重量
    %のローメトキシルペクチンを含有し、ジェランガムを
    含まないゼリーを配合してなる請求項(4)記載の飲料
  6. (6)ローメトキシルペクチンおよびジェランガムの水
    溶液を撹拌中のカルシウム塩水溶液に滴下し、繊維状に
    成形することを特徴とする飲料添加用ゼリーの製造方法
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