JPH0327684Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0327684Y2 JPH0327684Y2 JP9683486U JP9683486U JPH0327684Y2 JP H0327684 Y2 JPH0327684 Y2 JP H0327684Y2 JP 9683486 U JP9683486 U JP 9683486U JP 9683486 U JP9683486 U JP 9683486U JP H0327684 Y2 JPH0327684 Y2 JP H0327684Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- water
- guide
- strip
- side guide
- steel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 23
- 238000005098 hot rolling Methods 0.000 claims description 5
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 11
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 11
- 238000001816 cooling Methods 0.000 description 5
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 4
- 239000007921 spray Substances 0.000 description 3
- XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N Iron Chemical compound [Fe] XEEYBQQBJWHFJM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 2
- 229910001220 stainless steel Inorganic materials 0.000 description 2
- 229910000677 High-carbon steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 1
- XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N aluminium Chemical compound [Al] XAGFODPZIPBFFR-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 238000013459 approach Methods 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 229910052742 iron Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000001050 lubricating effect Effects 0.000 description 1
- 239000004033 plastic Substances 0.000 description 1
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 1
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
- 238000005096 rolling process Methods 0.000 description 1
- 238000005507 spraying Methods 0.000 description 1
- 239000010935 stainless steel Substances 0.000 description 1
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、鋼板等の熱間圧延設備のサイドガイ
ドに関するものである。
ドに関するものである。
熱間圧延設備のサイドガイドは周知である。例
えば、鉄鋼便覧第3版(1)圧延基礎・鋼板(昭和
55年5月15日発行、日本鉄鋼協会編、発行所丸善
株式会社)の第412〜420ページ「巻取」の項に図
面とともに設備ならびに巻取作業が詳しく述べら
れている。
えば、鉄鋼便覧第3版(1)圧延基礎・鋼板(昭和
55年5月15日発行、日本鉄鋼協会編、発行所丸善
株式会社)の第412〜420ページ「巻取」の項に図
面とともに設備ならびに巻取作業が詳しく述べら
れている。
熱間圧延設備のサイドガイドなかんづく巻取前
のサイドガイドは、巻取機の正しい位置に圧延し
た鋼板をガイドする(センタリング)大切な役目
をもつている。
のサイドガイドは、巻取機の正しい位置に圧延し
た鋼板をガイドする(センタリング)大切な役目
をもつている。
このガイドの内面(ガイド面)は巻取中のスト
リツプのエツジと接触するため、上記鉄鋼便覧に
も記載されているように、摩耗、えぐれ等の損耗
を受け、このため取替可能なライナー(材質;普
通鋼、高炭素鋼など)が設けられるのが普通であ
る。
リツプのエツジと接触するため、上記鉄鋼便覧に
も記載されているように、摩耗、えぐれ等の損耗
を受け、このため取替可能なライナー(材質;普
通鋼、高炭素鋼など)が設けられるのが普通であ
る。
摩耗、えぐれ等がおこると火花が発生し、板の
一部あるいはサイドガイドライナーの一部が削り
とられて高温のストリツプ上に乗りヘゲ疵状とな
り、それが巻取機手前のピンチローラに噛みこん
だ段階でストリツプに疵をつくる。それを防止す
るべくガイド面に散水して冷却することが通常普
通に実施されているのであるが、効果的な冷却手
段がないので上記疵の発生は後を断たない状況で
ある。
一部あるいはサイドガイドライナーの一部が削り
とられて高温のストリツプ上に乗りヘゲ疵状とな
り、それが巻取機手前のピンチローラに噛みこん
だ段階でストリツプに疵をつくる。それを防止す
るべくガイド面に散水して冷却することが通常普
通に実施されているのであるが、効果的な冷却手
段がないので上記疵の発生は後を断たない状況で
ある。
すなわち、第2図に示すように、従来のサイド
ガイドでは散水装置2より散水された水Wがサイ
ドガイドの上面4で跳ね飛び、大量の水を散水し
てもその一部分のみがガイド面7の冷却に寄与す
るに過ぎず、使用水量にもおのずと制限があるこ
とから効果的な冷却ができず、そのためにストリ
ツプエツジとガイドとの接触起因の疵が多く発生
するものと考えられる。
ガイドでは散水装置2より散水された水Wがサイ
ドガイドの上面4で跳ね飛び、大量の水を散水し
てもその一部分のみがガイド面7の冷却に寄与す
るに過ぎず、使用水量にもおのずと制限があるこ
とから効果的な冷却ができず、そのためにストリ
ツプエツジとガイドとの接触起因の疵が多く発生
するものと考えられる。
本考案は、上記事情に鑑み、ガイド面を効果的
に冷却するとともに疵減少を達成するサイドガイ
ドを提供することを目的としている。
に冷却するとともに疵減少を達成するサイドガイ
ドを提供することを目的としている。
本考案の要旨は、左右サイドガイドの内方に向
かい傾斜したサイドガイド上面に接して網状体を
敷設するとともに上記網状体に散水する散水装置
を備えてなる熱間圧延設備のサイドガイドであ
る。
かい傾斜したサイドガイド上面に接して網状体を
敷設するとともに上記網状体に散水する散水装置
を備えてなる熱間圧延設備のサイドガイドであ
る。
本考案における網状体とは、散水した水の衝突
圧を減じ、飛散水を減少させるものであればよ
く、材質および網目形状に限定されない。例え
ば、鋼製、ステンレス鋼製、アルミニウム製、天
然繊維製、樹脂製、プラスチツク製等の各種網状
体を採用できる。
圧を減じ、飛散水を減少させるものであればよ
く、材質および網目形状に限定されない。例え
ば、鋼製、ステンレス鋼製、アルミニウム製、天
然繊維製、樹脂製、プラスチツク製等の各種網状
体を採用できる。
第1図に本考案の実施例を示す。図中1はサイ
ドガイド、2は散水装置、3はテーブルローラで
ある。
ドガイド、2は散水装置、3はテーブルローラで
ある。
熱間圧延された鋼帯(ストリツプ)Sは冷却さ
れたのち巻取機に向けて搬送されるが、ストリツ
プS先端が巻取機に近づくと急速開閉機構6を有
するサイドガイド1によりガイドされる。
れたのち巻取機に向けて搬送されるが、ストリツ
プS先端が巻取機に近づくと急速開閉機構6を有
するサイドガイド1によりガイドされる。
サイドガイド1の上面4は図示のように傾斜し
ており、上方の散水装置2より散水されるように
なつている。第1図に示す例では、この上面4に
網目16メツシユのステンレス製金網5を設置し
た。
ており、上方の散水装置2より散水されるように
なつている。第1図に示す例では、この上面4に
網目16メツシユのステンレス製金網5を設置し
た。
設置状態は、種々の実験により上面4に密接載
置するのが最も良いことを確認している。
置するのが最も良いことを確認している。
散水装置2により散水された水Wは金網5を伝
つて流れ、跳ね返りもなく大部分の水がガイド1
のガイド面7に沿つて流れる。このためガイド面
7の下部のストリツプSとの接触部は効果的に冷
却される。更に、所定厚に形成された水膜はスト
リツプエツジとガイド面7との潤滑効果もはた
す。
つて流れ、跳ね返りもなく大部分の水がガイド1
のガイド面7に沿つて流れる。このためガイド面
7の下部のストリツプSとの接触部は効果的に冷
却される。更に、所定厚に形成された水膜はスト
リツプエツジとガイド面7との潤滑効果もはた
す。
第1図に示したサイドガイドを25万トン/月規
模の鋼板圧延工場において実施した。実施以前は
164トン/月のホツトコイルに上記接触起因疵が
発生していたのが36トン/月に減少した。
模の鋼板圧延工場において実施した。実施以前は
164トン/月のホツトコイルに上記接触起因疵が
発生していたのが36トン/月に減少した。
本考案により、サイドガイド上面に散水された
水は飛散せずにガイド面全面に満遍なく所定厚の
水膜を形成し、ガイド面を効果的に冷却すると同
時に接触するストリツプエツジを良く冷却する。
このため、ガイド面とストリツプとの接触により
それぞれの一部が削りとられる量が減少する。ま
た、稀に削りとられることがあつても即冷却され
るのでストリツプ上で焼きつきをおこさず、通常
設置されているエアスプレーあるいは水スプレー
により容易に除去できる。
水は飛散せずにガイド面全面に満遍なく所定厚の
水膜を形成し、ガイド面を効果的に冷却すると同
時に接触するストリツプエツジを良く冷却する。
このため、ガイド面とストリツプとの接触により
それぞれの一部が削りとられる量が減少する。ま
た、稀に削りとられることがあつても即冷却され
るのでストリツプ上で焼きつきをおこさず、通常
設置されているエアスプレーあるいは水スプレー
により容易に除去できる。
従つて、サイドガイドとストリツプエツジの接
触に起因する熱延鋼板等の疵を減少できる。
触に起因する熱延鋼板等の疵を減少できる。
第1図は本考案の一実施例を説明するための正
面図であり、片側のみを示し、第2図は従来例の
説明図である。 1……サイドガイド、2……散水装置、3……
テーブルローラ、4……上面、5……金網、6…
…急速開閉機構、7……ガイド面。
面図であり、片側のみを示し、第2図は従来例の
説明図である。 1……サイドガイド、2……散水装置、3……
テーブルローラ、4……上面、5……金網、6…
…急速開閉機構、7……ガイド面。
Claims (1)
- 左右サイドガイドの内方に向かい傾斜したサイ
ドガイド上面に接して網状体を敷設するとともに
上記網状体に散水する散水装置を備えてなる熱間
圧延設備のサイドガイド。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9683486U JPH0327684Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9683486U JPH0327684Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS636107U JPS636107U (ja) | 1988-01-16 |
JPH0327684Y2 true JPH0327684Y2 (ja) | 1991-06-14 |
Family
ID=30963054
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9683486U Expired JPH0327684Y2 (ja) | 1986-06-26 | 1986-06-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0327684Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN112823941B (zh) * | 2019-11-21 | 2022-02-22 | 宝山钢铁股份有限公司 | 基于火花识别的热轧卷取侧导板控制方法 |
-
1986
- 1986-06-26 JP JP9683486U patent/JPH0327684Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS636107U (ja) | 1988-01-16 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
DE102006019544A1 (de) | Verfahren und Vorrichtung zur Entzunderung von Dünnbrammen und Bändern in Warmbandstraßen, Bandbehandlungsanlagen oder dergleichen | |
JPH0327684Y2 (ja) | ||
JPH0459105A (ja) | クロススプレー付圧延機 | |
JPS54145355A (en) | Removal of rolling oil in cold rolling machine | |
JPH01309706A (ja) | 圧延ロール冷却水の水切り方法及び装置 | |
JP2628896B2 (ja) | 連続式タンデム冷間圧延機における鋼帯の通板方法 | |
JPS566720A (en) | Descaling method for steel strip | |
JPH02217102A (ja) | 熱間圧延鋼板の反り防止方法 | |
KR100765043B1 (ko) | 표면 청정도가 우수한 열간압연강판의 제조방법 | |
JPS6120027Y2 (ja) | ||
JPS632166Y2 (ja) | ||
JP2741625B2 (ja) | クロス圧延機のスラスト力低減方法 | |
JP2951864B2 (ja) | 調質圧延方法およびその装置 | |
JP4706113B2 (ja) | 溶融亜鉛めっき鋼帯の調質圧延方法およびその調質圧延設備 | |
JPS55136565A (en) | Automatic welding method | |
JPS54102687A (en) | Grinding machine for grinding one face of steel sheet plated on both faces | |
JP3035560U (ja) | スラブ端面のデスケーリング用高圧水噴射装置 | |
JPH0321804Y2 (ja) | ||
JPS60170516A (ja) | 圧延装置 | |
JPS59197554A (ja) | 連続溶融金属めつきラインにおける異物付着防止設備 | |
JPS63309304A (ja) | 飛び込み疵や圧延油疵を防止する圧延方法 | |
JPH0866714A (ja) | Cr系ステンレス鋼材の押し込み疵の防止方法 | |
JPS63115603A (ja) | チタン材の熱間圧延時における表面疵の発生防止方法 | |
JP2562726Y2 (ja) | 高圧下圧延材の模様残留防止装置 | |
JPS6242967B2 (ja) |