JPH03267130A - ガス分離中空糸膜及びその製法 - Google Patents

ガス分離中空糸膜及びその製法

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JPH03267130A
JPH03267130A JP2062565A JP6256590A JPH03267130A JP H03267130 A JPH03267130 A JP H03267130A JP 2062565 A JP2062565 A JP 2062565A JP 6256590 A JP6256590 A JP 6256590A JP H03267130 A JPH03267130 A JP H03267130A
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楠木 喜博
Toshimune Yoshinaga
利宗 吉永
Harutoshi Hoshino
治利 星野
Shinji Asanuma
浅沼 信二
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    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G73/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming a linkage containing nitrogen with or without oxygen or carbon in the main chain of the macromolecule, not provided for in groups C08G12/00 - C08G71/00
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、2.2−ビス(3,4−ジカルボキシフェ
ニル)へキサフルオロプロパンを主成分として含有する
酸成分と、ジアミノジフェニレンスルホン類及び/又は
ジアミノ−チオキサンチン−5,5−ジオキサイド類な
どを主として含有する芳香族ジアミン成分とから重合に
よって得られる、特殊な反復単位を有する可溶性の芳香
族ポリイミドで形成されており、耐熱性、耐圧性などが
優れている非対称性のガス分離中空糸膜であって、特に
、極めて優れたガス透過性能(ガス透過速度)を有する
芳香族ポリイミド製のガス分離中空糸膜、および、その
ガス分離中空糸膜の製法に関する。
〔従来技術の説明〕
従来、ビフェニルテトラカルボン酸二無水物などを主成
分とする芳香族テトラカルボン酸成分と、S Oz−を
分子内に有する芳香族ジアミン類を主成分とする芳香族
ジアミン成分とから得られた可溶性の芳香族ポリイミド
の溶液を使用して、凝固液を用いる湿式製膜法(ロブ型
膜の製造法)で、均質な外表面層と多孔質層とを有する
非対称性のガス分離膜(中空糸膜も含む)を製造する方
法が、特開昭61−133106号公報などによって知
られている。
前記のビフェニルテトラカルボン酸系の芳香族ポリイミ
ド製のガス分離膜は、耐熱性、耐薬品性などが優れてい
ると共に、特に、炭酸ガスなどに対して優れたガス分離
性能を有するものであるが、前記のガス分離膜は、実際
に、省エネルギー技術として種々のガス分離に使用する
場合には、必ずしも充分なガス透過速度を有するもので
はないので、さらに高いレベルのガス透過速度を有する
ガス分離中空糸膜が期待されている。
一方、特開昭63−123420号公報及び特開昭50
−99971号公報には、2.2−ビス(3゜4−ジカ
ルボキシフェニル)へキサフルオロプロパンニ無水物(
以下、6−FDAと略記することもある)と芳香族ジア
ミンとから得られた芳香族ポリイミドの均質膜(緻密膜
)からなるポリイミド気体分離膜が開示されている。
しかしながら、前記の6−FDA系の芳香族ポリイミド
は、芳香族アミン成分によっては高分子量のポリマーを
製造することが困難であったり、あるいは、ポリイミド
溶液が調製できたとしても、ガス透過速度とガス分離性
とを共に高いレベルで有するガス分離中空糸膜を再現性
よく形成することが極めて困難であったりするという問
題点があった。
さらに、酸素ガスの透過速度の大きいガス分離膜として
は、例えば、特開平1−94917号公報に記載されて
いるようにポリオルガノシロキサンを分離層としている
燃焼用酸素富化膜が知られているが、酸素と窒素との混
合ガスから酸素を分離する際のガス分離度が小さいので
、高純度の酸素ガスなどを得る用途、例えば、医療用酸
素富化、又は、窒素富化などの用途に対して、充分に満
足できるものではなく、高いレベルのガス透過速度と選
択透過性(分離度)とを併せて持っているガス分離膜の
開発が期待されている。
〔本発明が解決しようとする問題点〕
この発明は、耐熱性、耐薬品性などの高性能な特性を有
している芳香族ポリイミドからなるガス分離中空糸膜で
あって、そして、そのガス分離中空糸膜が、高い選択透
過性(高いガス分離度)を有していると共に、公知のポ
リイミドガス分離膜よりも優れたガス透過速度(例えば
、高い酸素ガス透過速度)を有している新規な可溶性の
芳香族ポリイミド製の非対称性ガス分離中空糸膜、並び
に、そのようなガス分離中空糸膜を再現性よく容易に製
造する方法を提供することを目的とするものである。
〔問題を解決するための手段〕 すなわち、この出願の第1の発明は、 有機基であり、nはO1■又は2である)で示される2
価のユニッ)AI、及び/又は、〔但し、前記のRは、
その40〜100モル%がで示されるジフェニルへキサ
フルオロプロパン構造に基づく4価のユニットR3であ
り、そして、そのRの残部が、 で示されるビフェニル構造に基づく4価のユニットR2
であり、そして、 一般式IOAは、その35〜100モル%が、(但し、
一般式■で、R及びRoは水素原子又は(但し、一般式
■で、R及びRoは一般式■と同じ意味であり、Xは−
CH,−1又は−CO−である。)で示される2価のユ
ニットA2であり、そして、そのAの残部が、少なくと
も2個のベンゼン環を有する芳香族ジアミンのアミノ基
を除いた2価のユニットA3である。〕で示される反復
単位からなる可溶性の芳香族ポリイミドで形成されてい
るガス分離中空糸膜に関する。
また、この出願の第2の発明は、前記一般式Iで示され
る反復単位からなる可溶性の芳香族ポリイミドが有機極
性溶媒に溶解している紡糸用ドープ液を使用して、その
ドープ液を中空糸用ノズルから押し出して中空糸状体を
形成し、その中空糸状体を極性溶剤からなる凝固液中で
凝固さゼて、ポリイミド製のガス分離中空糸膜を形成す
ることを特徴とするポリイミドガス分離中空糸膜の製法
に関する。
以下、この発明の各要件についてさらに詳しく説明する
この発明のガス分離中空糸膜は、前記の一般式Iで示さ
れる反復単位から実質的になる可溶性の芳香族ポリイミ
ドで形成されていて、ガス分離性能に直接的に係わる極
めて薄い均質層(好ましくは厚さ0. OO1〜5μm
の均質層)と、その均質層を支持している比較的厚いポ
ーラスな多孔質層(好ましくは厚さ約10〜2000 
am)とを−体に有していて、混合ガス中の特定のガス
を選択的に透過させる性能を有する非対称性のガス分離
中空糸膜である。
一般式Iで示される反復単位からなる芳香族ポリイミド
に含まれない芳香族ポリイミドは、高分子量の芳香族ポ
リイミドを容易に得ることができなかったり、有機極性
溶媒に溶解しない芳香族ポリイミドであったり、ガス分
離中空糸膜の形成に好適なポリイミド溶液を容易に調製
できなかったり、あるいは、非対称性のガス分離中空糸
膜が形成されたとしても、酸素ガスの透過速度が、5×
10−’cnl/cj ・sec  ・cmHgより小
さい値となったりするので適当ではない。
この発明においては、芳香族ポリイミドは、般式Iで示
される反復単位は、一般式■及び■〔ただし、Bおよび
Cは、芳香族ジアミン化合物からアミノ基を除いた2価
の芳香族残基(但し、一般式l0A=B十C)であって
、そのAに係わるユニットA +及び/又はAtとユニ
ットA、とがそれぞれ混在しているものである。〕で示
される反復単位からなるものであって、一般式■で示さ
れる反復単位を40〜100モル%、好ましくは45〜
100モル%の割合で有している芳香族ポリイミドであ
ればよい。
前記の一般式Iで示される反復単位を有する芳香族ポリ
イミドは、例えば、2.2−ビス(3,4−ジカルボキ
シフェニル)へキサフルオロプロパン又はその酸二無水
物、あるいは、その低級アルコール誘導体を少なくとも
40モル%以上、好ましくは45モル%以上、特に好ま
しくは50モル%以上含有し、そして、残部がビフェニ
ルテトラカルボン酸類である芳香族テトラカルボン酸成
分と、一般式■及び/又は■ (ただし、一般式■及び■において、R,R’、nおよ
びXは、一般弐■及びVにおけるものと同し意味である
)で示される芳香族ジアミン化合物を35モル%以上、
好ましくは40モル%以上含有し、そして、その残部が
少なくとも2個のベンゼン環ををする他の芳香族ジアミ
ン化合物である芳香族ジアミン成分とを、両成分概略等
モル、極性溶媒中で重合およびイミド化することによっ
て得ることができる。
前記の芳香族テトラカルボン酸成分において、ビフェニ
ルテトラカルボン酸類は、2,3.3’、4°−ビフェ
ニルテトラカルボン酸又はその酸二無水物、3.3’ 
、4.4’−ビフェニルテトラカルボン酸又はその酸二
無水物などを好適に挙げることができる。
前記のテトラカルボン酸成分は、3.3’、4.4’−
ビフェニルエーテルテトラカルボン酸又はその酸二無水
物などのビフェニルエーテルテトラカルポン酸類、3,
3°、4,4″−ベンゾフェノンテトラカルボン酸又は
その酸二無水物などのベンゾフェノンテトラカルボン酸
類、さらに、ピロメリット酸又はその酸二無水物などの
ピロメリット酸類を、少ない割合(10モル%以下、特
に5モル%以下)であれば、併用することもできる。
前記の一般式■で示される芳香族ジアミン化合物として
は、例えば、nが0である一般式Xで示されるジアミノ
ベンゾチオフェン類、又は、nが2である一般式XI で示されるジアミノジフェニレンスルホン類を好適に挙
げることができる。
前記のジアミノジベンゾチオフェン類(一般式X)とし
ては、例えば、3.7−ジアミツー2,8−ジメチル−
ジベンゾチオフェン、2,8−ジアミノ−3,7ジメチ
ルージベンゾチオフエン、3,7−ジアミノ2.6−シ
メチルージベンゾチオフヱン、3,7−ジアミツー2,
8−ジエチルージベンゾチオフエンなどを挙げることが
できる。
前記のジアミノジフェニレンスルホン類(一般式XI)
としては、例えば、3,7−ジアミツー2,8ジメチル
−ジフェニレンスルホン、3,7−ジアミノ2.8−ジ
エチル−ジフェニレンスルホン、3.7−ジアミツー2
.8−ジプロピル−ジフェニレンスルホン、3.7−ジ
アミツー2.8−ジメトキシ−ジフェニレンスルホン、
2.8−ジアミノ−3,7−シメチルージフエニレンス
ルホンなどを挙げることができる。
前記の一般式■において、Xが−CH,−であるジアミ
ノチオキサンチン−5,5−ジオキサイド類としては、
例えば、3,7−シアミツ−チオキサンチンー5,5−
ジオキサイド、2,8−ジアミノ−チオキサンチン−5
,5−ジオキサイド、3,7−ジアミツー2.8ジメチ
ル−チオキサンチン−5,5−ジオキサイドなどを挙げ
ることができる。
前記の一般式■において、Xが−CO−であるジアミノ
チオキサントン−5,5−ジオキサイド類としては、例
えば、3,7−ジアミノーチオキサントン−5,5−ジ
オキサイド、2,8−ジアミノ−チオキサントン−5,
5−ジオキサイドなどを挙げることができる。
また、前記の芳香族ジアミン成分において、−般式■及
び■で示される芳香族ジアミン化合物と共に併用できる
ベンゼン環を複数有する芳香族ジアミン化合物としては
、例えば、4,4”−ジアミノジフェニルエーテル、3
,3”−ジメチル−4,4゛−ジアミノジフェニルエー
テル、3.3”−ジメトキシ−4,4゛−ジアミノジフ
ェニルエーテル、3.3′−ジアミノジフェニルエーテ
ルなどのジアミノジフェニルエーテル系化合物、4.4
”−ジアミノジフェニルメタン、3,3゛−ジアミノジ
フェニルメタンなどのジアミノジフェニルメタン系化合
物、4.4゛−ジアミノビベンジル、4,4゛−ジアミ
ノ−2,2゛−ジメチルビベンジルなのジアミノビベン
ジル化合’JIJ、4゜4゛−ジアミノベンゾフェノン
、3.3’−ジアミノベンゾフェノンなどのジアミノベ
ンゾフェノン系化合物、2+2−ビス(4−アミノフェ
ニル)プロパン、2.2−ビス(3−アミノフェニル)
プロパンなどのビス(アミノフェニル)プロパン系化合
物、3,3゛ジメチルベンチジン、3,3”−ジメトキ
シベンチジンなどのベンチジン系化合物を挙げることが
できる。
また、芳香族ジアミン成分としては、その一部(約10
モル%以下)が、ベンゼン環又はピリジン環を一つ有す
る芳香族ジアミン化合物、例えば、0−lm−又はp−
フェニレンジアミン、3.5−ジアミノ安息香酸、2.
6−ジアミツビリジンなどで置換されていてもよい。
この発明のガス分離膜においては、特に、2,2ビス(
3,4−ジカルボキシフェニル)へキサフルオロプロパ
ン又はその酸二無水物、あるいは、その低級アルコール
誘導体を少なくとも45モル%以上、特に好ましくは5
0〜100モル%含有すると共に、その残部が3.3’
、4,4”−ビフェニルテトラカルボン酸又はその酸二
無水物である芳香族テトラカルボン酸成分と、前述の一
般式■及び/又は■で示される芳香族ジアミンを50モ
ル%以上、特に70〜100モル%含有すると共に、そ
の残部がベンゼン環を複数有する芳香族ジアミン化合物
(ジアミノジフェニルエーテル類が最も好適である)で
ある芳香族ジアミン成分とから得られた芳香族ポリイミ
ドは、有機極性溶媒への溶解性が優れていて、その溶液
のガス分離中空糸膜の形成性(紡糸性能)が優れており
、しかも、その芳香族ポリイミドで形成されているガス
分離中空糸膜が、高い物性(耐熱性、耐久性など)を有
していると共に、優れたガス透過速度およびガス選択性
(ガス分離度)を同時に有しているので特に好ましい。
この発明のガス分離中空糸膜の製法において中空糸の紡
糸に使用される「可溶性の芳香族ポリイミドが有機極性
溶媒に溶解されている紡糸用ドープ液(芳香族ポリイミ
ド溶液)」は、その紡糸温度での溶液粘度(回転粘度)
が、lO〜20000ボイズ、特に50〜10000ボ
イズ、さらに好ましくは100〜8000ポイズ程度で
あることが、紡糸用ノズルから芳香族ポリイミド溶液を
中空糸状に吐出する上で好適である。
前記の芳香族ポリイミド溶液中の芳香族ポリイミドは、
30°Cの対数粘度(測定濃度;0.5g/100mf
溶媒、溶媒;パラクロルフェノール4容量部とオルソク
ロルフェノール1容量部との混合溶媒)が、0.1〜7
、特に0.2〜5程度であることが好ましい。
前記の芳香族ポリイミドを溶解させる有機極性溶媒とし
ては、前述の酸成分とジアミン成分とを重合及びイミド
化して芳香族ポリイミドを製造する際に使用される有機
極性溶媒をそのまま使用することができ、前述の芳香族
ポリイミドを均一に溶解しうるちのであって、しかも、
後述の紡糸工程に使用される凝固液との相溶性を有する
ものであって、さらに、融点が200°C以下、特に1
50°C以下であるものが好ましく、例えば、フェノー
ル、クレゾール、キシレノールのようなフェノール類、
2個の水酸基をベンゼン環に直接有するカテコール類、
3−クロルフェノール、4−クロルフェノール(以下、
PCPともいう)、4−ブロムフェノール、2−クロル
−5−ヒドロキシトルエンなどのハロゲン化フェノール
類などのフェノール系溶媒、または、N−メチル−2−
ピロリドン、N、N−ジメチルホルムアミド、N、N−
ジエチルホルムアミド、N、N−ジメチルアセトアミド
、N、N−ジエチルアセトアミドなどのアミド系溶媒、
あるいはそれらの混合溶媒などを好適に挙げることがで
きる。
また、この発明のガス分離中空糸膜の製法における紡糸
工程で使用される凝固液としては、前述の中空糸膜を形
成する芳香族ポリイミドを実質的に溶解せず、しかも、
芳香族ポリイミド溶液の溶媒との相溶性を有する極性溶
媒であればよく、例えば、水、メタノール、エタノール
、プロパツール、イソプロパツールなどの低級アルコー
ル類、アセトン、メチルエチルケトン、ジエチルケトン
、エチルプロピルケトンなどのケトン類、または、水と
低級アルコール、ケトン類などの有機極性溶媒との混合
溶媒を挙げることができる。
この発明のガス分離中空糸膜の製法においては、例えば
、紡糸用ノズルから押し出された前記の芳香族ポリイミ
ド溶液で形成されている中空糸状体は、−旦大気中に押
し出され、そして、紡糸用ノズルの直下の一次凝固液(
約−10〜60℃)中でその中空糸状体の形状を保持で
きる程度にその中空糸状体の表面を凝固させた後、案内
ロールに巻き掛けられ、そして、二次凝固液中の一対の
案内ロールへ供給され、その一対の案内ロール間を往復
させて中空糸状体の内部まで充分に凝固させ、最後に、
形成されたガス分離中空糸膜を引き取りロールで巻き取
ることが好ましい。また、引き取りロールによる中空糸
状体の引き取り速度は約2〜80m/分程度であること
が好ましい。
前述のようにして形成されたガス分離中空糸膜は、例え
ば、イソペンタン、n−ヘキサン、イソオクタン、n−
ヘプタンなどの脂肪族炭化水素かなる置換溶媒を用いて
、中空糸膜中の凝固液などを充分に置換した後、その置
換溶媒で膨潤した中空糸膜を乾燥し、置換溶媒を蒸発さ
せて乾燥中空糸膜とすること、及び、その乾燥中空糸膜
を構成している芳香族ポリイミドの軟化点又は二次転移
点より低い温度で熱処理することが好ましい。
〔実施例〕
以下、この発明を、参考例および実施例によってさらに
詳しく説明するが、この発明はそれらの実施例によって
限定されるものではない。
参考例1 2.2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)へキサ
フルオロプロパンニ無水物20ミIJ モルと、3.3
’。
4.4”−ビフェニルテトラカルボン酸二無水物79ミ
リモルと、3,7−シアミツジメチルジフェニレンスル
ホン90ミ9 ニルエーテル10ミリモルとを、パラクロルフェノール
311gと共に、攪拌機と窒素ガス導入管とが付設され
たセパラブルフラスコに入れて、窒素ガスを流通させ、
反応液を攪拌しながら、180°Cで16時間、両モノ
マーを重合させて、ポリイミド濃度が15重量%である
芳香族ポリイミド溶液を調製した。
この芳香族ポリイミド溶液は、100″Cの溶液粘度(
回転粘度)が1079ポイズであり、9。
°Cの溶液粘度(回転粘度)が1507ポイズであった
また、前記の芳香族ポリイミド溶液中のポリマーの対数
粘度(測定濃度; 0. 5 g/ 100溶媒、溶媒
;パラクロルフェノール4容量部とオルソクロルフェノ
ール1容量部との混合溶媒)が、1. 1であった。
参考例2〜9 第1表に示した芳香族テトラカルボン酸成分と、芳香族
ジアミン成分とを、参考例1と同様な方法で重合させ、
各種の芳香族ポリイミド溶液を調製した。
これらの芳香族ポリイミド溶液の100″Cの溶液粘度
(回転粘度)を第1表にそれぞれ示す。
なお、前記の参考例2、4〜6、および8〜9において
得られた芳香族ポリイミド溶液中のポリマーの対数粘度
(測定条件は参考例1と同じ)は1、0であり、参考例
3および7において得られた芳香族ポリイミド溶液中の
ポリマーの対数粘度は0、9であった。
参考例10 2.2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)へキサ
フルオロプロパンニ無水物99ミリモルと、1.3ジア
ミノ−4,6−ジメチルベンゼン100ミ9とを、パラ
クロルフェノール309gと共に、攪拌機と窒素ガス導
入管とが付設されたセパラブルフラスコに入れて、窒素
ガスを流通させ、反応液を攪拌しながら、180°Cで
58時間、両モノマーの重合を行ったが、その反応液の
粘度(100”C )が1ボイズ以下と極めて低く、高
分子量のポリイミドが生成せず、したがって、中空糸膜
を形成可能なドープ液(ポリイミド溶液)がまったく調
製できなかった。
すなわち、2,2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニ
ル)へキサフルオロプロパンニ無水物は、ジアミノベン
ゼン系の芳香族ジアミンと重合しても高い重合度の芳香
族ポリイミドが得られないことがある。
第1表における略記号は、下記のとおりの化合物をそれ
ぞれ示す。
5−BPDA  : 3.3’ 、4.4’−ビフェニ
ルテトラカルボン酸二無水物 :2.2−ビス(3,4−ジカルボキシフェニル)ベキ
サフルオロプロパンニ無水物 :3,7−ジアミツジメチルジフエニレンスルホン : 4.4’−ジアミノジフェニルエーテル:3.5−
ジアミノ安息香酸 =3,7−ジアミツー2,8−ジメチルチオキサンチン
−5.5−ジオキサイド : 4,4’−ジアミノジフェニルメタン:l,3−ジ
アミノ−4,6−シメチルベンゼンADM ABA ADE MP MTX TSN −FDA 第1表 6−FDA  99 TSN  100 50 実施例1〜6 前述の参考例4〜9で調製した芳香族ポリイミド溶液を
、400メツシユのステンレス金網で濾過して、紡糸用
のドープ液を準備した。
それらの紡糸用ドープ液を、中空糸紡糸用ノズル(円形
開口部の外径11000μm、円形開口部のスリット幅
;200μm、芯部開口部の外径;400μm)を備え
た紡糸装置に、それぞれ仕込み、そして、前記紡糸用ノ
ズルから中空糸状に吐出させて、その中空糸状体を窒素
雰囲気中を通した後、65重量%のエタノール水溶液か
らなる一次凝固液(0°C)にそれぞれ浸漬し、さらに
、一対の案内ロールを備えた二次凝固装置内の二次凝固
液(約0°C)中で案内ロール間を往復させて、中空糸
状体の凝固を完了させて、芳香族ポリイミド製のガス分
離中空糸膜を引き取りロールで(引き取り速度15m/
分)引き取りながら紡糸を行った。
最後に、この中空糸膜をボビンに巻き取り、エタノール
で充分に凝固溶媒などを洗浄した後、イソオクタン(置
換溶媒)でエタノールを置換し、さらに、中空糸膜を1
00°Cに加熱してイソオクタンの蒸発・乾燥を行い、
さらに、第2表に示す種々の温度で、30分間、中空糸
膜の熱処理を行い、乾燥および熱処理された芳香族ポリ
イミド製のガス分離中空糸膜を製造した。
得られた芳香族ポリイミド製のガス分離中空糸膜のガス
透過性能(ガス透過速度およびガス分離度)の結果を第
2表に示した。
前記のガス透過性能は、次に示す方法で測定した。
まず、前述のようにして製造した中空糸膜と、ステンレ
スパイプと、エポキシ樹脂系接着剤とを使用して、透過
性能評価用の中空糸エレメントを作成した。
そして、透過性能は、ステンレス容器に透過性能評価用
の中空糸エレメントを装着し、水素とメタンとの混合ガ
ス、炭酸ガスとメタンとの混合ガス、あるいは、酸素と
窒素との混合ガスを用いて、50°Cの温度、10kg
/cillの圧でガス透過試験を行い、ガス透過速度と
、各ガス透過速度比(選択透過性、ガス分離度を示す)
とを、ガスクロマトグラフィー分析の測定値から算出し
た。
比較例1〜3 前述の参考例1〜3で調製された芳香族ポリイミド溶液
を使用したほかは、実施例1と同様にして、中空糸膜を
製造した。
各中空糸膜の透過性能は、実施例1と同様の測定方法で
測定した。
得られた芳香族ポリイミド製のガス分離中空糸膜のガス
透過性能を第2表に示す。
比較例4 参考例9で得られた反応溶液は、溶液粘度が極めて低く
過ぎるので、中空糸膜を形成することがまったくできな
かった。
〔本発明の作用効果〕
この発明のポリイミドガス分離中空糸膜は、2゜2−ビ
ス(3,4−ジカルボキシフェニル)へキサフルオロプ
ロパン又はその酸二無水物を主として含有するテトラカ
ルボン酸成分と、ジアミノジベンゾチオフェン類、ジア
ミノジフェニレンスルホン類、ジアミノチオキサンチン
類及び/又はジアミノチオキサントン類を主として含有
する芳香族ジアミン成分とから得られた特殊な可溶性の
芳香族ポリイミドで形成されている非対称性のガス分離
中空糸膜である。
このガス分離中空糸膜は、水素、酸素、メタン、炭酸ガ
スなどの複数を含有するガス混合物から前記のガスを分
離する際に、高いレヘルのガス分離度(例えば、PH2
/PC1,≧50.PH,/PN、≧30)を保持して
いると共に、前記の各ガスについて優れたガス透過速度
(例えば、水素透過速度PH2≧70 X 10−5c
d/cd −sec  −amHg)を有している。
また、この発明の製法は、前記の芳香族ポリイミド製の
ガス分離中空糸膜を、再現性よ(容易に製造することが
できる製法である。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)一般式 I ▲数式、化学式、表等があります▼( I ) 〔但し、前記のRは、その40〜100モル%が一般式
    II ▲数式、化学式、表等があります▼(II) で示されるジフェニルヘキサフルオロプロパン構造に基
    づく4価のユニットR_1であり、そして、そのRの残
    部が、 一般式III ▲数式、化学式、表等があります▼(III) で示されるビフェニル構造に基づく4価のユニットR_
    2であり、そして、 一般式 I のAは、その35〜100モル%が、一般式
    IV ▲数式、化学式、表等があります▼(IV) (但し、一般式IVで、R及びR′は水素原子又は有機基
    であり、nは0、1又は2である)で示される2価のユ
    ニットA_1、及び/又は、 一般式V ▲数式、化学式、表等があります▼(V) (但し、一般式Vで、R及びR′は一般式IVと同じ意味
    であり、Xは−CH_2−、又は−CO−である。)で
    示される2価のユニットA_2であり、そして、そのA
    の残部が、少なくとも2個のベンゼン環を有する芳香族
    ジアミンのアミノ基を除いた2価のユニットA_3であ
    る。〕で示される反復単位からなる可溶性の芳香族ポリ
    イミドで形成されているガス分離中空糸膜。
  2. (2)請求項第1項における一般式 I で示される反復
    単位からなる可溶性の芳香族ポリイミドが有機極性溶媒
    に溶解している紡糸用ドープ液を使用して、そのドープ
    液を中空糸形成用ノズルから押し出して中空糸状体を形
    成し、その中空糸状体を有機極性溶剤からなる凝固液中
    で凝固させて、ガス分離中空糸膜を形成することを特徴
    とするガス分離中空糸膜の製法。
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