JPH0326678Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH0326678Y2 JPH0326678Y2 JP1983056611U JP5661183U JPH0326678Y2 JP H0326678 Y2 JPH0326678 Y2 JP H0326678Y2 JP 1983056611 U JP1983056611 U JP 1983056611U JP 5661183 U JP5661183 U JP 5661183U JP H0326678 Y2 JPH0326678 Y2 JP H0326678Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- reference voltage
- voltage source
- switch
- connection point
- series
- Prior art date
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- Expired
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- 230000007257 malfunction Effects 0.000 description 1
- 238000004806 packaging method and process Methods 0.000 description 1
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- Keying Circuit Devices (AREA)
- Electronic Switches (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
本考案は二つのスイツチのオン及びオフの状態
を電気的なレベル信号に変換するスイツチ入力回
路に関する。
を電気的なレベル信号に変換するスイツチ入力回
路に関する。
従来、この種の回路として第1図に示すものが
あつた。第1図において、s−1,s−2はスイ
ツチ、I−1,I−2はインバータ回路である。
第1図から明らかなように共通端子0−1と電源
端子0−4の他にスイツチs−1,s−2に対し
端子0−2,0−3が必要となり、スイツチが多
くなるにつれ、回路構成が複雑になる。このよう
な回路を集積化すると、チツプ面積が大きくなつ
たり、端子ピン数が多くなり、価格の点や実装密
度上不利となる欠点がある。
あつた。第1図において、s−1,s−2はスイ
ツチ、I−1,I−2はインバータ回路である。
第1図から明らかなように共通端子0−1と電源
端子0−4の他にスイツチs−1,s−2に対し
端子0−2,0−3が必要となり、スイツチが多
くなるにつれ、回路構成が複雑になる。このよう
な回路を集積化すると、チツプ面積が大きくなつ
たり、端子ピン数が多くなり、価格の点や実装密
度上不利となる欠点がある。
本考案は上述のような従来の欠点を除去するた
めになされたもので、二つのスイツチの動作状態
を信号レベルで表すと共に、回路の構成が簡単
で、且つ入力信号用の端子の数を少なくすること
ができるスイツチ入力回路を提供することを目的
とする。
めになされたもので、二つのスイツチの動作状態
を信号レベルで表すと共に、回路の構成が簡単
で、且つ入力信号用の端子の数を少なくすること
ができるスイツチ入力回路を提供することを目的
とする。
以下、本考案の実施例を第2図乃至第5図に基
づき説明する。第2図に於て、電源線に接続され
た端子2−1と端子2−2間に抵抗R1とスイツ
チ1−1が直列接続され、その直列回路に抵抗R
3が並列に接続されている。また端子2−2と接
地端子2−3間にスイツチ1−2と抵抗R2が直
列接続され、その直列回路に抵抗R4が並列に接
続されている。抵抗R3,R4は基準電圧源6を
構成しその接続点P1から基準電圧を得る。接続
点P1に抵抗R5,R6が接続され夫々の他端が
PNPトランジスタ3−1,3−2の夫々のベー
スに接続されている。そして、PNPトランジス
タ3−1,3−2の夫々のエミツタが基準電圧源
7に接続されている。基準電圧源7は抵抗R1
1,R12,R13からなり、抵抗R11とR1
2の接続点P2がPNPトランジスタ3−1のエ
ミツタに接続され、抵抗R12とR13の接続点
P3がPNPトランジスタ3−2のエミツタに接
続されている。PNPトランジスタ3−1のコレ
クタは抵抗R7,R8を介し接地され、抵抗R7
とR8の接続点がNPNトランジスタ4−1のベ
ースに接続されている。そして、NPNトランジ
スタのコレクタが出力端子5−1に接続されてい
る。また、PNPトランジスタ3−2のコレクタ
は抵抗R9,R10を介し接地されている。抵抗
R9とR10の接続点はNPNトランジスタ4−
2のベースに接続され、そのコレクタが出力端子
5−2に接続されている。
づき説明する。第2図に於て、電源線に接続され
た端子2−1と端子2−2間に抵抗R1とスイツ
チ1−1が直列接続され、その直列回路に抵抗R
3が並列に接続されている。また端子2−2と接
地端子2−3間にスイツチ1−2と抵抗R2が直
列接続され、その直列回路に抵抗R4が並列に接
続されている。抵抗R3,R4は基準電圧源6を
構成しその接続点P1から基準電圧を得る。接続
点P1に抵抗R5,R6が接続され夫々の他端が
PNPトランジスタ3−1,3−2の夫々のベー
スに接続されている。そして、PNPトランジス
タ3−1,3−2の夫々のエミツタが基準電圧源
7に接続されている。基準電圧源7は抵抗R1
1,R12,R13からなり、抵抗R11とR1
2の接続点P2がPNPトランジスタ3−1のエ
ミツタに接続され、抵抗R12とR13の接続点
P3がPNPトランジスタ3−2のエミツタに接
続されている。PNPトランジスタ3−1のコレ
クタは抵抗R7,R8を介し接地され、抵抗R7
とR8の接続点がNPNトランジスタ4−1のベ
ースに接続されている。そして、NPNトランジ
スタのコレクタが出力端子5−1に接続されてい
る。また、PNPトランジスタ3−2のコレクタ
は抵抗R9,R10を介し接地されている。抵抗
R9とR10の接続点はNPNトランジスタ4−
2のベースに接続され、そのコレクタが出力端子
5−2に接続されている。
次に本考案のスイツチ入力回路の動作に就いて
説明する。PNPトランジスタ3−1,3−2の
エミツタは夫々基準電圧源7の接続点P2,P3
に接続され、それらの接続点P2,P3から2/3 Vcc,1/3Vccの基準電圧がPNPトランジスタ3 −1,3−2に夫々供給されており、例えば信号
入力段のスイツチ1−1がオンでスイツチ1−2
がオフであるとすると、P1点の電位は上昇して
PNPトランジスタ3−1,3−2はオフとなる。
従つて、トランジスタ4−1,4−2はオフとな
る。また、スイツチ1−1がオフでスイツチ1−
2がオンである場合、PNPトランジスタ3−1,
3−2はオンとなり、トランジスタ4−1,4−
2はオンとなる。また、双方のスイツチ1−1,
1−2がオン或いはオフのときは、接続点P1か
ら1/2Vccの電圧が出力されるので、PNPトラン ジスタ3−1のエミツタに2/3Vccの基準電圧が 供給され、そのベースに1/2Vccの基準電圧が供 給される。従つて、PNPトランジスタ3−1は
オンとなり、トランジスタ4−1がオンとなる。
また、PNPトランジスタ3−2のエミツタには
1/3Vccの基準電圧が供給され、そのベースには 1/2Vccの基準電圧が供給されるので、PNPトラ ンジスタ3−2はオフであつて、トランジスタ4
−2もオフである。このようにして、スイツチ1
−1,1−2にの作動状態を三つの論理値に区別
できる電気信号に変換できる。
説明する。PNPトランジスタ3−1,3−2の
エミツタは夫々基準電圧源7の接続点P2,P3
に接続され、それらの接続点P2,P3から2/3 Vcc,1/3Vccの基準電圧がPNPトランジスタ3 −1,3−2に夫々供給されており、例えば信号
入力段のスイツチ1−1がオンでスイツチ1−2
がオフであるとすると、P1点の電位は上昇して
PNPトランジスタ3−1,3−2はオフとなる。
従つて、トランジスタ4−1,4−2はオフとな
る。また、スイツチ1−1がオフでスイツチ1−
2がオンである場合、PNPトランジスタ3−1,
3−2はオンとなり、トランジスタ4−1,4−
2はオンとなる。また、双方のスイツチ1−1,
1−2がオン或いはオフのときは、接続点P1か
ら1/2Vccの電圧が出力されるので、PNPトラン ジスタ3−1のエミツタに2/3Vccの基準電圧が 供給され、そのベースに1/2Vccの基準電圧が供 給される。従つて、PNPトランジスタ3−1は
オンとなり、トランジスタ4−1がオンとなる。
また、PNPトランジスタ3−2のエミツタには
1/3Vccの基準電圧が供給され、そのベースには 1/2Vccの基準電圧が供給されるので、PNPトラ ンジスタ3−2はオフであつて、トランジスタ4
−2もオフである。このようにして、スイツチ1
−1,1−2にの作動状態を三つの論理値に区別
できる電気信号に変換できる。
第3図の実施例は信号入力段のスイツチ1−
1,1−2がトランジスタで形成されている。基
準電圧源7は、電源線と接地間に接続された抵抗
R14,R15によつて2/3Vccの基準電圧を得、 電源線と接地間に接続された抵抗R16,R17
により1/3Vccの基準電圧を得ている。他の回路 は第2図の実施例と同じである。
1,1−2がトランジスタで形成されている。基
準電圧源7は、電源線と接地間に接続された抵抗
R14,R15によつて2/3Vccの基準電圧を得、 電源線と接地間に接続された抵抗R16,R17
により1/3Vccの基準電圧を得ている。他の回路 は第2図の実施例と同じである。
第4図の実施例は基準電圧源7がダイオードD
1〜D6と電流源Iから形成されている。他は第
3図の実施例と同じである。
1〜D6と電流源Iから形成されている。他は第
3図の実施例と同じである。
第5図の実施例は基準電圧源7が直列抵抗R9
〜R11から形成され、夫々の基準電圧源がバツ
フアーアンプA1,A2を介してPNPトランジ
スタ3−1,3−2のコレクタに供給される。他
は第2図の実施例と同じである。
〜R11から形成され、夫々の基準電圧源がバツ
フアーアンプA1,A2を介してPNPトランジ
スタ3−1,3−2のコレクタに供給される。他
は第2図の実施例と同じである。
本考案のスイツチ入力回路は、二つのスイツチ
1−1,1−2を端子2−1,2−3間に直列に
接続し、スイツチ1−1,1−2の共通接続点を
端子2−2を介して直列抵抗からなる基準電圧源
6に接続することにより、スイツチの動作によつ
て端子2−2から得られる基準電圧を検出するこ
とで、スイツチの作動状態を検出するものであ
り、スイツチ2個に対し一個の端子ピンでよく、
端子ピン数を減少させることが可能である。ま
た、回路もトランジスタと抵抗による簡単な回路
により、少ない素子によつて集積回路に容易に組
み込むことが可能であり、より小型のパツケージ
とすることができる。更にまた、基準電圧源6,
7は電源線と接地間に設けられており、電源電圧
の変動に対しても、基準電位の比率の関係が変わ
ることがなく、誤動作が少ない利点を有する。
1−1,1−2を端子2−1,2−3間に直列に
接続し、スイツチ1−1,1−2の共通接続点を
端子2−2を介して直列抵抗からなる基準電圧源
6に接続することにより、スイツチの動作によつ
て端子2−2から得られる基準電圧を検出するこ
とで、スイツチの作動状態を検出するものであ
り、スイツチ2個に対し一個の端子ピンでよく、
端子ピン数を減少させることが可能である。ま
た、回路もトランジスタと抵抗による簡単な回路
により、少ない素子によつて集積回路に容易に組
み込むことが可能であり、より小型のパツケージ
とすることができる。更にまた、基準電圧源6,
7は電源線と接地間に設けられており、電源電圧
の変動に対しても、基準電位の比率の関係が変わ
ることがなく、誤動作が少ない利点を有する。
第1図は従来のスイツチ入力回路の例であり、
第2乃至第5図は本考案のスイツチ入力回路の実
施例である。 1−1,1−2……スイツチ、6,7……基準
電圧源、5−1,5−2……出力端子。
第2乃至第5図は本考案のスイツチ入力回路の実
施例である。 1−1,1−2……スイツチ、6,7……基準
電圧源、5−1,5−2……出力端子。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 直列接続された第1と第2のスイツチと、第
1と第2のスイツチの共通接続点が直列接続さ
れた第1と第2の抵抗の接続点に接続されてな
る第1の基準電圧源と、直列抵抗の接続点から
基準電圧を得る第2の基準電圧源と、該第2の
基準電圧源より低い基準電位を有する直列抵抗
の接続点から基準電圧を得る第3の基準電圧源
と、第1の基準電圧源から基準電圧がそれらの
ベースに夫々印加される第1と第2のPNPト
ランジスタとを具え、第1のPNPトランジス
タのエミツタが第2の基準電圧源に接続され、
第2のPNPトランジスタのエミツタが第3の
基準電圧源に接続され、前記第1と第2のスイ
ツチの作動に基づく該第1の基準電圧源からの
基準電圧と第2と第3の基準電圧源の基準電圧
を夫々第1と第2のPNPトランジスタによつ
て比較して第1と第2のPNPトランジスタの
コレクタから三つの出力状態を認識し得る識別
信号を得ることを特徴とするスイツチ入力回
路。 (2) 前記スイツチがトランジスタ等の電子スイツ
チからなる実用新案登録請求の範囲第1項記載
のスイツチ入力回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5661183U JPS59162720U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | スイツチ入力回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5661183U JPS59162720U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | スイツチ入力回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS59162720U JPS59162720U (ja) | 1984-10-31 |
JPH0326678Y2 true JPH0326678Y2 (ja) | 1991-06-10 |
Family
ID=30186933
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5661183U Granted JPS59162720U (ja) | 1983-04-15 | 1983-04-15 | スイツチ入力回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS59162720U (ja) |
-
1983
- 1983-04-15 JP JP5661183U patent/JPS59162720U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS59162720U (ja) | 1984-10-31 |
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