JPS5912824Y2 - トランジスタ回路 - Google Patents

トランジスタ回路

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JPS5912824Y2
JPS5912824Y2 JP13592877U JP13592877U JPS5912824Y2 JP S5912824 Y2 JPS5912824 Y2 JP S5912824Y2 JP 13592877 U JP13592877 U JP 13592877U JP 13592877 U JP13592877 U JP 13592877U JP S5912824 Y2 JPS5912824 Y2 JP S5912824Y2
Authority
JP
Japan
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transistor
transistors
group
base
electrode
Prior art date
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Expired
Application number
JP13592877U
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English (en)
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JPS5462648U (ja
Inventor
富美 関根
Original Assignee
株式会社東芝
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は1つの人力信号により、複数個のトランジスタ
を実質的に同時(以下、単に同時と表わす)にONある
いはOFFさせるためのトランジスタ回路に関するもの
である。
従来、一般には、上記の動作をさせるための回路の一例
として、第1図に示すようなトランジスタ回路を用いて
いた。
すなわち、人力信号Eiが入ってくる、抵抗R1を介し
て電源Vccに接続されたトランジスタT1のコレクタ
に、ONあるいはOFFを同時にさせたいトランジスタ
下2乃至T4のベースを直接接続したので゛は、トラン
ジスタ下2乃至T4のそれぞれの負荷状態の差等により
トランジスタ下2乃至T4のうち完全にONしないもの
が出てくるおそれがあるので、それぞれ抵抗R2乃至R
4を介してトランジスタ下2乃至T4のベースをトラン
ジスタT1のコレクタに接続した回路である。
この回路は入力信号EiによりトランジスタT1がON
の時、トランジスタ下2乃至T4はOFF、トランジス
タT1がOFFの時トランジスタ下2乃至T4はONす
るようにした回路である。
しかし、この方法によると、動作電流が微少の時、挿入
されるR2乃至R4の抵抗値を大きくする必要があり、
ICチップの面積を大きくする必要がでてくるので、I
C化するには不利である。
本考案の目的は上記の欠点をなくし、従来の抵抗のかわ
りに能動素子を用いて、確実なスイッチング動作を行な
うことができるトランジスタ回路を得ることである。
以下、本考案の一実施例を第2図を参照しながら説明す
る。
第2図も第1図の場合と同じく、同時に0N−OFFさ
せたいトランジスタはT2乃至T4であり、トランジス
タT5乃至T7は、エミッタ、およびベースが共通で、
エミッタは、入力信号Eiが入ってくるトランジスタT
1のコレクタに接続されており、共通ベースはトランジ
スタT2のベースに、トランジスタT5乃至T7のコレ
クタは、それぞれトランジスタ下2乃至T4のベースに
接続されておりカレントミラー回路を構成している。
この例の場合トランジスタ下2乃至T4をONさせるた
めの入力電圧(以下単にON入力電圧と表わす)が等し
い時、トランジスタT7がONするとトランジスタT5
、T6もONし、したがってトランジスタ下2乃至T4
もONすることになる。
一般に、ベース・エミッタ間の電圧■BEと、エミッタ
電流IEとは IE=Isexp (VBE/h) −(1)T:絶対
温度 ”、’ h = kT/ q q:電子−個の電荷 に:ボルツマン定数 IS:飽和電流 の関係にあり、第2図の例の場合トランジスタT7がO
N状態の時、トランジスタT5、T6のそれぞれのベー
ス・エミッタ間電圧VBEは、トランジスタT7のベー
ス・エミッタ間電圧vBEに等しく、トランジスタT5
乃至T7の電気的特性が同じならばトランジスタT5乃
至T7のコレクタ電流はすべて等しくなり、また特性が
違う場合でも、(1)式で決まる電流が流れるので、ト
ランジスタ下2乃至T4の負荷状態に関係なく、カレン
トミラー回路を構成するトランジスタのみによって決ま
る電流を供給できることになる。
次に、第3図を例にとり、0N−OFFさせたい複数個
のトランジスタのON入力電圧が異なる場合を考えてみ
よう。
第3図において、カレントミラー回路を構成するトラン
ジスタT5乃至T7の共通ベースはトランジスタT8を
介して、トランジスタT2のベースに接続されている。
したがって、トランジスタT2をONさせるには、仮に
トランジスタ下2乃至T4自体のON入力電圧が等しい
場合でも、トランジスタT8のベース・エミッタ間電圧
VBE分だけ、トランジスタT3゜T4をONさせるに
必要な電圧より高くする必要がある。
第3図の様に結線すると、トランジスタT5乃至T7よ
りなるカレントミラー回路は、トランジスタT7がON
しないと、ON状態にならない。
トランジスタT7がONするためにはトランジスタT8
がONLなけれがならず、トランジスタT8がONする
ためには、トランジスタT2がONIなければならない
トランジスタT2がONするのに十分な電圧がカレント
ミラー回路のコレクタにかかつている状態であれば、ト
ランジスタT3.T4は完全にONしうるので、結局、
トランジスタ下2乃至T4はすべてONすることになる
このような、トランジスタのON入力電圧が異なる状態
は、それぞれのトランジスタの負荷状態等の差により十
分考えられることであり、この様な場合には、カレント
ミラー回路のベースを、その最もON入力電圧の高いト
ランジスタのベースに接続すればよいという事になる。
なお第3図において抵抗R1の代りに定電流源を用いた
のは、一般に動作電流が微少な場合には定電流源を用い
るので、その−例を示すためである。
以上、本考案の実施例を、同時にONあるいはOFFさ
せたいトランジスタがNPN型の場合について説明した
が、同時にONあるいはOFFさせたいトランジスタが
PNP型の場合であれば、NPN型のトランジスタによ
りカレントミラー回路を形威し、入力信号が入ってくる
トランジスタを、PNP型のものにし、電源Vccを適
切に加えれば前記の同時にONあるいはOFFさせたい
トランジスタがNPN型の場合と同様な動作が行なえる
この様に、カレントミラー回路を用いることにより、複
数個のトランジスタを同時にONあるいはOFFさせる
ことが可能になり、しかも能動素子のみで回路が構成で
きるので、IC化に際して、非常に有利である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の回路図、第2図は本考案の一実施例を示
す回路図、第3図は本考案の他の一実施例を示す回路図
である。 1・・・定電流源、Vcc・・・直流電源、R1乃至R
4・・・抵抗、GND・・・接地点、Ei・・・人力信
号、T1乃至T4およびT8・・・NPN型トランジス
タ、T5乃至T7・・・PNP型トランジスタ。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. エミッタ、ベース、コレクタ電極を各々有する一導電型
    の複数個のトランジスタを有する第1のトランジスタ群
    と、エミッタ、ベース、コレクタ電極を各々有し、エミ
    ッタ、ベース電極を各々共通接続する、前記−導電型の
    トランジスタと等しい個数の反対導電型のトランジスタ
    を有する第2のトランジスタ群と、前記第2のトランジ
    スタ群の各トランジスタのコレクタ電極を各々対応する
    前記第1のトランジスタ群のトランジスタのベース電極
    に接続する手段と、前記第2のトランジスタ群の共通エ
    ミッタ電極を入力信号に接続する手段とを具備し、前記
    第2のトランジスタ群の共通ベース電極を、前記第1の
    トランジスタ群のトランジスタがNPN型の場合はこれ
    ら第1のトランジスタ群のトランジスタのうちONさせ
    るのに最も高いベース電圧を必要とするトランジスタの
    ベース電極に、前記第1のトランジスタ群のトランジス
    タがPNP型の場合はこれら第1のトランジスタ群のト
    ランジスタのうちONさせるのに最も低いベース電圧を
    必要とするトランジスタのベース電極に接続することを
    特徴とするトランジスタ回路。
JP13592877U 1977-10-12 1977-10-12 トランジスタ回路 Expired JPS5912824Y2 (ja)

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JP13592877U JPS5912824Y2 (ja) 1977-10-12 1977-10-12 トランジスタ回路

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JP13592877U JPS5912824Y2 (ja) 1977-10-12 1977-10-12 トランジスタ回路

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Publication Number Publication Date
JPS5462648U JPS5462648U (ja) 1979-05-02
JPS5912824Y2 true JPS5912824Y2 (ja) 1984-04-17

Family

ID=29106696

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JP13592877U Expired JPS5912824Y2 (ja) 1977-10-12 1977-10-12 トランジスタ回路

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS595743A (ja) * 1982-07-01 1984-01-12 Mitsubishi Electric Corp カレントホツギング防止回路

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Publication number Publication date
JPS5462648U (ja) 1979-05-02

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