JPH0325890B2 - - Google Patents

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JPH0325890B2
JPH0325890B2 JP875887A JP875887A JPH0325890B2 JP H0325890 B2 JPH0325890 B2 JP H0325890B2 JP 875887 A JP875887 A JP 875887A JP 875887 A JP875887 A JP 875887A JP H0325890 B2 JPH0325890 B2 JP H0325890B2
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JP
Japan
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terminal
contact
molding
piece
coil
Prior art date
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Expired
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JP875887A
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English (en)
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JPS62188118A (ja
Inventor
Itsukyo Tomohiro
Shunichi Agatahama
Hiroshi Ninomya
Maki Arao
Sueaki Pponda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
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Publication date
Application filed by Omron Corp filed Critical Omron Corp
Priority to JP875887A priority Critical patent/JPS62188118A/ja
Publication of JPS62188118A publication Critical patent/JPS62188118A/ja
Publication of JPH0325890B2 publication Critical patent/JPH0325890B2/ja
Granted legal-status Critical Current

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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の分野] この発明は組立て構造を改良した電磁継電器の
製造方法に関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来の電磁継電器は第6図で示すように、コイ
ルスプール1と、複数の端子2をもつた端子ベー
ス3とが分離して構成されるとともに、固定接点
10,12および各固定接点10,12に接離す
るリード片11が折曲して形成されたのち、上記
複数の端子2にろう付けされて電気的に接続され
ている。
ところが、上記のようにスプール1と端子ベー
ス3とを分離して構成すると、部品点数や組立て
工数が増加するばかりでなく、固定接点10,1
2やリード片11を折曲形成されたのち、端子2
にろう付けすると、各構成部品の寸法のばらつき
が累積されて、たとえば固定接点10,12とリ
ード片11との接触圧などの諸特性がばらつくな
どの欠点があつた。
[発明の目的] この発明は上記欠点を解消するためになされた
もので、簡単な構成で部品点数が少なく、組立て
が容易で、諸特性の安定した電磁継電器を提供す
ることを目的とする。
[発明の構成と効果] この発明による電磁継電器の製造方法は、コイ
ルスプールと端子支持部とを一体に形成するとと
もに、鉄心と可動接触片がそれぞれ磁性材より形
成されて、磁気回路と通電路とを形成することを
特徴とする。
上記のように、コイルスプールと端子支持部と
を一体に形成し、端子支持部には共通接点端子、
第1の接点端子である、たとえば常開接点端子、
第2の接点端子である、たとえば常閉接点端子な
らびにコイル端子とその外部端子を設けるから、
従来のようにコイルスプールと端子ベースとを別
体に形成するものと比較して、部品点数が減少す
るとともに、製造が容易であり、組立て精度も向
上する。
また、鉄心と可動接触片はそれぞれ磁性材より
形成されて、磁気回路を形成するとともに、電気
的な開閉用の通電路を形成するものであるから、
この点からも部品点数の減少と製造の容易化を達
成することができる。
[実施例の説明] 以下、この発明の実施例を図面にしたがつて説
明する。第1図はこの発明による電磁継電器の一
例を、有極リレーについて示す分解斜視図であ
る。
1は合成樹脂により形成されたコイルスプール
で、このスプール1は中心軸部1aの両端に、端
子支持部1b,1cを有するつば部1d,1eが
一体に形成されている。両端子支持部1b,1c
にはコイル端子7,8がインサート成形により設
定され、上記中心軸部1aに巻回されたコイル1
5の両端が一方のコイル端子7にろう付けされて
電気的に接続されている。
5は端子支持部1cにインサート成形された第
1の接点端子、たとえば常開接点端子、6は端子
支持部1cにインサート成形された第2の接点端
子、たとえば常閉接点端子、7a,8aは端子支
持部1b,1cにインサート成形されたコイル端
子7,8の外部端子である。
9,10は端子支持部1b,1cにそれぞれイ
ンサート成形された磁性材よりなる板状のL字形
鉄心で、各鉄心9,10は第2図で示すように共
通接点端子4および常開接点端子5の裏面にその
中間部がそれぞれ溶接されるとともに、その一端
部9a,10aが端子支持部1b,1cから所定
間隔を存してほぼ同一平面内でそれぞれ露出され
るとともに、他端部9b,10bが微小間隙dを
存して上記スプール1の中心軸部1a内に埋設さ
れている。
上記鉄心9の一端部9aには第3図で示すよう
に磁性材よりなる可動接触片11の一端部11a
が溶接され、上記可動接触片11の他端部11b
は第4図で示すように上記鉄心10の一端部10
aに所定間隔を存して対向配設されている。12
は上記鉄心10の一端部10aに対向配設されて
可動接触片11の他端部11bに接触する常閉接
点片で、この常閉接点片12の他端部12bは端
子支持部1cに形成された凹所1fに嵌入されて
第2図で示す常閉接点端子6の表面に溶接され、
第4図で示すように固定されている。
13は永久磁石で、この永久磁石13は上記端
子支持部1cの凹所1gに嵌入されて、第3図お
よび第4図で示すように上記常閉接点片12の一
端部12aの上方に配設されて固定されている。
14はケースで、第5図で示すように上記ケース
14内に上記接触機構や電磁石ブロツクが嵌着さ
れて被覆される。
なお、上記鉄心10、可動接触片11および常
閉接点片12の互いに対向する各端部10a,1
1b,12aには貴金属メツキなどが施こされて
接点部が形成されている。
つぎに、上記構成の動作を説明する。
第3図および第4図で示すように、コイル15
の非励磁状態では永久磁石13の磁気吸引力によ
つて可動接触片11の接点部11bが常閉接点片
12の接点部12a側に吸引されて接触してい
る。
この状態において、コイル15が励磁される
と、永久磁石13による磁束と反対方向の磁束が
発生し、可動接触片11の接点部11bが鉄心1
0の接点部10aに吸着されて接触する。上記コ
イル15の励磁を解除すると、可動接触片11は
元の状態に復帰する。
つぎに、上記電磁継電器の製造工程の一例につ
いて説明する。
第2図において、100は導電性の平板を打抜
いて形成されたリードフレームで、このリードフ
レーム100には連結片101,102が互いに
所定間隔を存して架設されている。一方の連結片
101には共通接点端子4が、他方の連結片10
2には常開接点端子5がほぼ同一軸線上に位置
し、かつその各先端部4a,5aが所定間隔を存
して一体に形成されている。
また、上記各連結片101,102には共通接
点端子4と常開接点端子5の両側に位置してコイ
ル端子7,8と一体の外部端子7a,8aが打抜
き形成され、上記コイル端子7,8を外部端子7
a,8aに対しほぼ直角に折曲することによつ
て、リードフレーム100の平面に対し立上り形
成されている。さらに、上記連結片102には常
開接点端子5と外部端子8aとの間に位置して常
閉接点端子6が一体に打抜き形成されている。
その後、L字形鉄心9,10が他端部9b,1
0bに微小間隙dを設けて、その中間部が共通接
点端子4および常開接点端子5の裏面にそれぞれ
溶接される。
この溶接後、上記リードフレーム100は金型
(図示せず)内に嵌挿されたのち、第1図で示す
ような端子支持部1b,1cをもつたコイルスプ
ール1がインサート成形によつて形成される。
その後、上記各端子片4,5,6および7a,
8aを各連結片101,102およびこれらに隣
接する連結片103,104から切断する。この
切断後、第1図の状態でコイルスプール1にコイ
ル15を巻回し、その端部をコイル端子7にろう
付けする。その他の組立て工程は前述した通りで
あるから、その詳しい説明を省略する。
最後に、ケース14を端子の方向から挿入して
固定したのち、ケース14とスプール1との嵌合
部をエポキシ樹脂16で封止し、端子群をデユア
ルインライン状に折り曲げて、第5図で示すよう
に構成される。
上記構成から明らかなように、コイルスプール
1と端子支持部1b,1cとを一体に形成し、端
子支持部1b,1cには共通接点端子4、常開接
点端子5、常閉接点端子6およびコイル端子7,
8とその外部端子7a,8aとを設けたから、従
来のようにコイルスプール1と端子ベース3とを
別体に形成したものと比較して、部品点数が減少
するとともに、製造が容易であり、組立て精度も
向上する。
また、鉄心9,10と可動接触片11はそれぞ
れ磁性材より形成されて、磁気回路を形成すると
ともに、電気的な開閉用の通電路を形成するもの
であるから、この点からも部品点数の減少と製造
の容易化を達成することができる。
なお、上記実施例において、第1の接点端子5
を常開接点端子とし、第2の接点端子6を常閉接
点端子としたけれども、第1の接点端子5を常閉
接点端子、第2の接点端子6を常開接点端子とし
てもよいことはいうまでもない。つまり、第4図
において、可動接触片11の接点部11bが復帰
状態で接点片12から開放され、鉄心10の一端
部10aに接触する構成としてもよい。
この場合、永久磁石13は鉄心10の一端部1
0aの裏面に接触するように端子支持部1cの凹
所(図示せず)に嵌入される。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明による電磁継電器の一例を示
す分解斜視図、第2図は電磁継電器の製造工程の
一例を説明するための要部の斜視図、第3図は電
磁継電器の要部の概略斜視図、第4図は電磁継電
器の要部の概略断面図、第5図は電磁継電器の外
観を示す概略斜視図、第6図は従来の電磁継電器
の製造工程の一例を説明するための要部の斜視図
である。 1……コイルスプール、1a……中心軸部、1
b,1c……端子支持部、1d,1e……つば
部、4……共通接点端子、5……第1の接点端
子、6……第2の接点端子、7,8……コイル端
子、7a,8a……外部端子、9,10……鉄
心、9a,10a……鉄心の一端部、9b,10
b……鉄心の他端部、11……可動接触片、11
a……可動接触片の一端部、11b……可動接触
片の他端部、12……接点片、13……永久磁
石、1f……接点片嵌入凹所、1g……永久磁石
嵌入凹所、d……微小間隙。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 共通接点端子と第1の接点端子とをほぼ同一
    軸線上でかつその各先端部が所定間隔を存して連
    結片に一体に保持されるとともに上記第1の接点
    端子の側方に位置して第2の接点端子を上記連結
    片に突設しかつ上記連結片にコイル端子および外
    部端子が形成されたリードフレームを1枚の導電
    性平板から打ち抜き形成する工程と、他端に微小
    間隙を設けて配設された1対の鉄心の中間部を上
    記共通接点端子と第1の接点端子の裏面にそれぞ
    れ電気的に接続固定する工程と、中心軸部の両端
    に端子支持部を有するつば部を一体に形成したコ
    イルスプールをモールド成形する工程と、このモ
    ールド成形時に共通接点端子を一方の端子支持部
    にインサート成形する工程と、他方の端子支持部
    に第1の接点端子および第2の接点端子をインサ
    ート成形する工程と、少なくとも一方の端子支持
    部にコイル端子とその外部端子をインサート成形
    する工程と、上記各鉄心の一端部を端子支持部か
    ら露出させるとともに上記各鉄心の他端部を上記
    スプールの中心軸部内に埋設する工程と、上記共
    通接点端子に固定された鉄心の露出端部の表面に
    磁性材よりなる可動接触片の一端部を固定すると
    ともに上記可動接触片の他端部を他方の鉄心の露
    出端部に接離可能に配設する工程と、上記可動接
    触片の他端部と他方の鉄心の露出端部に接離可能
    に対向させて上記第2の接点端子に接点片を固定
    する工程と、上記コイルスプールのモールド成形
    時に他方の鉄心の露出端部に対向させて他方の端
    子支持部に永久磁石の嵌入凹所を形成する工程
    と、上記凹所に永久磁石を嵌入する工程とを具備
    したことを特徴とする電磁継電器の製造方法。
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