JPS6034772B2 - 密封型電磁継電器の製造方法 - Google Patents

密封型電磁継電器の製造方法

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JPS6034772B2
JPS6034772B2 JP2476178A JP2476178A JPS6034772B2 JP S6034772 B2 JPS6034772 B2 JP S6034772B2 JP 2476178 A JP2476178 A JP 2476178A JP 2476178 A JP2476178 A JP 2476178A JP S6034772 B2 JPS6034772 B2 JP S6034772B2
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JP
Japan
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electromagnetic relay
spool
yoke
lead piece
manufacturing
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JP2476178A
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広志 二宮
真樹 荒尾
一挙 友広
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Omron Corp
Original Assignee
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 本発明は密封型電磁継電器、とくにディップタィプでか
つ超小型の密封型電磁継電器の製造方法に関するもので
ある。
従来、電磁継電器を密封型とするには端子台にケースを
被せて間隙部にェポキシ樹脂を流入させて密封する方法
がとられていたが、小型化が要求される電磁継電器にお
いては、ケースを被せたために小型化が損われ、かつ製
作工程も煩雑で高価につくという欠点がある。
特にデイップタィプの電磁継電器では端子の引出しが特
殊なため従来の密封方法をとることが困難であった。そ
こで、たとえば電磁継電器の駆動部本体を低圧成形する
ことにより、外形部の形成と密封とを同時に行なうよう
にすることも考えられるが、低圧成形においては大きな
樹脂圧がかかるため、駆動部本体の内部に樹脂が浸入し
、リード片(可動片)等が動作しなくなるなどの問題が
ある。
本発明は上記種々の問題を解すべくなされたもので、ケ
ースを省も、て直接樹脂モールドすることができ、小型
化および製造能率の向上を図る密封型電磁継電器の製造
方法を提供することを目的とする。以下、本発明を一実
施例である添付図面にしたがって説明する。
1は合成樹脂にて一体成形された第1スプールで、中央
部に1/2彩状の胴部2と鍔部3a,3bおよび補助巻
回部5a,5bを有し、両端部に上記補助巻回部5a,
5bと連結する壁部6a,6bを有してある。
この壁部6a,6bには両側方に突出するように端子1
1,12,13,14がインサート成形されている。1
6は、導電性でかつ磁性を有する金属からなるリード片
で、上記第1スプールの胴部2に設けられた溝部4内に
上方より挿入され、かつその基部17が第1スプールの
壁部6aと補助巻回部5aとの間に挿入されて基部下端
の突片18が上記端子11とスポット溶接にて接続され
る。
20は第1スプールの耳同部、鍔部および補助巻回部と
上下方向に合体する1/2惨状の第2スプールで、胴部
21には溝部22、金言部23a,23bの外側面には
補助巻回部26a,26b、鍔部23a,23bの上面
には凹部24a,24bとコル導入路25aとコイル導
出部25bとが設けられている。
上記第2スプール20はリード片16を間にして第1ス
プール1上に鼓層され、胴部2,21にコイル28が巻
回される。このとき、コイル28の巻初め部29aは、
まず端子13に綾続され、補助巻回部5a,26aで数
回巻回されたのちコイル導入部25aを介して胴部2,
21に巻回され、コイル28の巻終り部29bはコイル
導出部25bを介して補助巻回部5b,26bで数回巻
回されたのち、端子14に接続される。上記のごとく補
助巻回部を設けたことにより、多数個のスプールにコイ
ルを連続的に巻回することが可能となり、極めて能率的
である。31,32は電気的絶縁性を有する磁性体、た
とえばフェライト系の永久磁石で、この永久磁石は上記
リード片16の基部17を挟持するように壁部6aと補
助巻回部5a,26aとの間にN極・S極を同方向に向
けて圧入される。
37a,37bは先端38a,38bに銀等の接点材料
を取付けた導電性でかつ磁性を有する継鉄で、第1スプ
ールーの壁部6a,6b間に圧入され、その下面は上記
壁部6別,6bの段部7a,7bに当接し、一端部内側
面で上記永久磁石31,32を挟着するとともにへ他端
部先端38a,38bで上記リード片16先端16aを
間に対向して接点部42を構成している。
なお、継鉄37bの下面に突設した突起39bは端子1
2にスポット溶接にて接続される。47は略コ字形に折
曲されたシールド板で、側方から第1スプールーの壁部
6aの外側面の凹部8に鉄め込まれ、第1スプール1の
鍔部3a下面と第2スプール20の鍔部23a,23b
上面の凹部24a,24bとを上下から挟持するように
なっている。
上記のごとく組立てられた駆動部本体Aを所定形状に打
ち抜かれたりードフレーム50上に載層し、第1スプー
ル1にインサートされた端子11,12,13,14を
それぞれIJ−ド端子51,54,55,56に、継鉄
37a下面の突起39aをIJード端子53に、かつシ
ールド板47の突片48をリード端子52にスポット溶
接にて接続する。
この状態のまま、第4図に示すごとく、下金型61のガ
イドピン62,63にリードフレーム50のガイド孔5
8,59を鉄合させて位置決めし、駆動部本体Aを下金
型61の凹所64内に挿入するとともに、上方から上金
型65でリードフレーム50を圧着する。そして、上金
型65の関口66から粘度の高に合成樹脂68を注入し
、駆動部本体Aと金型61,65との間に樹脂68を入
り込ませる。そののち、金型61,65を冷却し、ある
いは自然に樹脂68を固化させ、金型61,65を外す
。なお、金型と樹脂との剥離性を向上させるために、金
型の内面には適宜テフロン加工等の離型処理を施しても
よい。上記注型により駆動部本体Aを完全密封するとと
もに外形部(樹脂68)を構成したのち、リードフレー
ム50の枠部57を切断して各リード端子51〜56を
分離させ、各リード端子を折曲して所望の密封型電磁継
電器とする(第5図照)。上記注型において、樹脂68
の粘度が35ポアズの場合には、駆動部本体A内部の隙
間たとえば接点部42の隙間が0.2〜0.3側程度で
あれば、樹脂68が接点部42に侵入しないことが判明
した。上記実施例では、接点部42上方がシールド板4
7の先端49で閉鎖されるので、接点部42への樹脂6
8の侵入はごうに防止される。また、好ましくはスプー
ルー,20の補助巻回部5b,26bに適宜遮蔽用突片
を設け、駆動部本体Aを組立てた状態で接点部42が上
記突片と継鉄37a,37bの先端38a,38bとで
ほぼ密封されるように構成すれば、樹脂の粘度が35ポ
アズ以下でも樹脂の浸入を防止することができる。第6
図は柱型の他の実施例を示し、上金型70に樹脂充填用
および空気抜き用の小孔71を設けたものである。
この場合には樹脂68の上面69が上金型7川こ合わせ
て精度よく形成される。上記構成の密封型電磁継電器は
ラッチングタィプとしてもので、常態においてリード片
16の先端16aは永久磁石31あるいは32の磁束に
より継鉄の先端38aあるいは38bに接触し、IJー
ド片16と継鉄37aあるいは37bとが導適している
。いま、第2図に示すように、永久磁石32の磁束によ
って継鉄37bの先端38bとりード片16の先端16
aとが接触しているとき、コイル28に永久磁石32の
磁束とは反対方向に励磁する電流を流すと、リード片1
6の先端16aは継鉄37bの先端38bと反発し、永
久磁石31に磁束によって継鉄37aの先端38aに吸
引され、リード片16の先端16aは継鉄37aの先端
38aに接触してリード片16と継鉄37aとが導適す
る。コイル28の励磁を取り去ってもこの状態は保持さ
れ、元の状態に復帰させるにはコイル28を逆方向に励
磁すればよい。なお、リード片16の基部17を挟持し
て磁気回路を構成する材料としては、必ずしも永久磁石
31,32に限定するものではなく、いずれか一方を永
久磁石に代えて電気的絶縁性を有する磁性体とすれば、
コイルの消磁とともに復帰するシングルスティブルタィ
プの電磁継電器として使用することもできる。
以上の説明で明らかなように、本発明によれば、粘度の
高い樹脂で技型することにより外形部の形成と密封とを
同時に行なうようにしたため、小型化を損うことなく容
易にデイップタィプの密封型電磁継電器を得ることがで
きるとともに、製造能率が極めて良く、コストの大中な
低減を図ることができる。
そして、上記樹脂の粘度が高く、かつ洋型により樹脂圧
がかからないので、駆動部本体に若干の隙間があっても
樹脂が内部に浸入する心配はない。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明にか〉る密封型電磁継電器の分解斜視図
、第2図は組立てた状態の平面図、第3図は駆動部本体
を1′−ドフレームに接続した状態の平面図、第4図は
注型時における第3図N−W線断面図、第5図は完成品
の斜視図、第6図は法型の他の実施例を示す断面図であ
る。 1・・・・・・第1スプール、2・・・・・・胴部、3
a,3b・…・・鍔部、4・・・・・・溝部、6a,6
b・・・・・・壁部、11,12,13,14・・・・
・・インサート端子、16…・・・リード片、17・・
・・・・基部、20・・・・・・第2スプール、21・
・・・・・耳同部、22・・・・・・溝部、23a,2
3b……鍔部、28……コイル、31,32……永久磁
石、37a,37b・・・・・・継鉄、38a,38b
・…・・先端、42・・・・・・接点部、50・…・・
リードフレーム、51〜56・・・・・・リード端子、
61・・・・・・下金型、65,70・・・・・・上金
型、68・・・・・・樹脂(外形部)、A・・・・・・
駆動部本体。 第2図 第1図 第3図 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 スプールの中空部内を貫通するリード片の基部を電
    気的絶縁性を有する磁性体にて挾着し、この磁性体の外
    側面を二個の継鉄の一端で挾着するとともに、継鉄の他
    端が上記リード片の先端部を間に対向して接点部を構成
    し、上記スプールに巻回されたコイルを励磁することに
    よりリード片の先端部を継鉄の他端間で接離させて接点
    を開閉するようにした電磁継電器において、上記スプー
    ル、リード片、磁性体、継鉄およびコイルで構成される
    駆動部本体を下金型に挿入するとともに、駆動部本体の
    側方に突出する端子を下金型と上金型とで挾持し、上下
    両金型と駆動部本体との間に粘度の高い合成樹脂を注入
    することにより、外形部を構成するとともに駆動部本体
    を密封することを特徴とする密封型電磁継電器の製造方
    法。 2 上記両金型の内面にテフロン加工等の離型処理を処
    したことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載の密封
    型電磁継電器の製造方法。
JP2476178A 1978-03-04 1978-03-04 密封型電磁継電器の製造方法 Expired JPS6034772B2 (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS61176980U (ja) * 1985-04-24 1986-11-05

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JPS61176980U (ja) * 1985-04-24 1986-11-05

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