JPH03240402A - トラクタのドラフト制御装置 - Google Patents

トラクタのドラフト制御装置

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JPH03240402A
JPH03240402A JP3701290A JP3701290A JPH03240402A JP H03240402 A JPH03240402 A JP H03240402A JP 3701290 A JP3701290 A JP 3701290A JP 3701290 A JP3701290 A JP 3701290A JP H03240402 A JPH03240402 A JP H03240402A
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JP
Japan
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plow device
plow
distance
tractor
actuator
Prior art date
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Pending
Application number
JP3701290A
Other languages
English (en)
Inventor
Shohei Nakai
章平 仲井
Yoshimi Ota
太田 芳美
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
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Publication of JPH03240402A publication Critical patent/JPH03240402A/ja
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  • Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は機体の後方にプラウ装置を三点リンク機構を介
して駆動昇降自在に連結し、該プラウ装置の牽引負荷を
設定範囲に維持させるべく昇降するように構成してある
トラクタのドラフト制御装置に関する。
〔従来の技術〕
ドラフト制御は、プラウ装置の牽引負荷を一定に保つこ
とにより、一定の耕耘深さを得ようとするものであり、
−例として実開昭60−191108号公報で示された
ものが知られている。
〔発明が解決しようとする課題〕
プラウ装置による耕耘作業では、土中に食い込むモール
ドポー1・の進行によって土を耕耘するのであり、第3
図に示すように該モールドボード(3a)には、土中に
安定・確実に食い込み作用するために進行方向に対して
極めて小さな値のすくい角(θ)が与えられている。
そ17て、プラウ装置による耕耘作業の開始時には、機
体を進行させながらそのプラウ装置を上昇位置にある非
作業姿勢からモールドボードが土中に食い込んだ下降位
置となる作業姿勢に向けて下降操作することになるので
あるが、前述したようにモールドボードのすくい角が小
さいので、土中への食い付き作用が緩慢な傾向にあり、
設定深さの安定した耕耘状態になるまでの不完全耕耘状
態が比較的長く続くものであった。
特に、機体の旋回によって非作業姿勢と作業姿勢を頻繁
に繰り返し行われる畦際地の耕耘状態が不完蚕になり易
く再耕耘を必要とすることもあった。
本発明は上記実状に鑑み、耕耘作業を開始すると直に安
定耕耘状態になるようにして前記不都合を解消せんとす
る点に目的を有する。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するために本発明は、冒頭に記載したト
ラクタのドラフト制御装置において、前記三点リンク機
構におけるトップリンクの前後枢支連結支点間距離をア
クチュエータによって伸縮目在に構成し、前記プラウ装
置を上昇位置にある非作業姿勢から土中に食い込んだ下
降位置となる作業姿勢に移動させる操作に伴って、前記
アクチュエータを所定長さ短縮する制御手段を設けると
ともに、前記プラウ装置の牽引負荷の増大検出に基づい
て短縮された前記トップリンクの前記支点間距離を短縮
前の状態に復帰させる制御手段を設けてあることを特徴
構成とする。
〔作 用〕
前記構成によると、■短縮制御手段により耕耘作業開始
におけるプラウ装置の下降操作に伴って該プラウ装置が
前倒れ回動するようになるので、モールドボードのすく
い角が大きくなり、土中への食い付きが良くなって従来
より少ない進行距離で深(土中へ食い込むようになる。
■そして、牽引負荷の増大検出によって作動する復帰制
御手段により、プラウ装置を元の連結姿勢状態へ戻すの
で、設定耕深を大きく上回ることなく設定された耕深状
態が得られるようになる。
〔発明の効果〕
従って、■の作用により、耕耘開始から設定耕深状態と
なるまでに要する距離を従来より短くできるので、不完
全耕耘状態を減少したドラフト制御を提供できたととも
に、■の作用によって元々ドラフト制御が有している牽
引負荷による制御機能を有効利用しながら、かつ、耕耘
状態を極力乱すことなく上記効果を実現し得た。
〔実施例〕
第2.3図に示すように、トラクタの機体(1)後端に
連結された三点リンク機構(2)に対してプラウ装置(
3)が取付けられており、このプラウ装置(3)の制御
装置について説明する。トップリンク(2A)と左右ロ
アリンク(2B)、 (2B)からなる三点リンク機構
(2)を、リフトシリンダ(15)で揺動駆動されるレ
フトアーム(4)とこのリフトアーム(4)、(4)と
前記ロアリンク(2B)。
(2B)を連結するリフトロッド(5A)、 (5B)
で昇降駆動すべく構成するとともに、前記三点リンク機
構(2)の先端にプラウ装置(3)を取付けである。
又、前記リフトアーム(4)の回動中心にこのリフトア
ーム(4)の対機体(1)上下動量を検出するリフトア
ームセンサ(11)を設けるとともに、前記操縦部に耕
耘装置(3)の強制昇降を司る昇降レバー(12)を設
Cフ、この昇降レバー(12)の回動軸心位置にその操
作量を検知するポテンショメータ式ポジション設定器(
12A)を設け、このポジション設定器(12A)の設
定値と均衡するように、リフトアームセンサ(11)か
らのフィードバック値を基に、リフトシリンダ(15)
の制御バルブ(10)を制御回路(13)を介して作動
制御することで、耕耘装置(3)の対トラクタ高さを設
定するポジション制御構造を構成する。
第1図に示すように、左右のロアリンク(2B)は左右
を機体(1)に球面軸受支持された支点軸(6)の左右
両端部に球面軸受を介して枢支連結されるとともに、プ
ラウ装置(3)の牽引負荷を前記支点軸(6)の左右中
央部位における前後方向のたわみ変位として検出する差
動トランス(7)を設け、この差動トランス(7)の検
出値に応じてプラウ装置(3)を昇降することにより、
プラウ装置(3)の牽引負荷を設定範囲に維持させる公
知技術であるドラフト制御装置(A)を構成してある。
そして、前記三点リンク機構(2)におけるトップリン
ク(2A)の前後枢支連結支点間距離をアクチュエータ
(8)によって伸縮自在に構成し、前記プラウ装置(3
)を上昇位置にある非作業姿勢から土中に食い込んだ下
降位置となる作業姿勢に移動させる操作に伴って、前記
アクチュエータ(8)を所定長さ短縮する制御手段を設
けるとともに、前記プラウ装置(3)の牽引負荷の増大
検出に基づいて短縮された前記トップリンク(2A)の
前記支点間距離を短縮前の状態に復帰させる制御手段を
設けてある。
すなわち、第1図に示すように、トラクタ機体(1)の
操縦部に、耕深を設定するドラフト制御の牽引負荷設定
器(9)を設け、この設定器(9)の出力と差動トラン
ス(7)の出力とが均衡するようにリフトシリンダ(1
5)の制御バルブ(14)を作動制御してプラウ装置(
3)の昇降位置を自動操作するようになっている。
なお、このドラフト制御を行う場合には、前記昇降し/
<−(12)をポジションフィードバックが利かない最
下降位置に設定しておく。又、ポジションフィードバッ
クの利く下降領域にポジション設定を行ってドラフト制
御を行うと、設定牽引負荷以下の状態ではポジション設
定によってプラウ装置(3)の高さが定まり、設定牽引
負荷を越える高負荷時のみドラフト制御による上昇制御
が行われるようになっている。
又、ポジション設定の入力系には、ポジション設定器(
12A)からの設定信号に代えて、予め設定器(17)
によって設定した最上昇位置設定信号を制御回路(13
)に入力する強制上昇スイッチ(16)が備えられてお
り、ポジション制御あるいはドラフト制御中にこのスイ
ッチ(16)を設定器(17)に切換え接続することで
プラウ装置(3)を最上昇位置まで強制上昇させること
ができる。
又、スイッチ(16)を復帰することで元のポジション
制御あるいはドラフト制御に復元する。
又、ドラフト制御中に昇降レバー(12)を上昇側に操
作するか、あるいはスイッチ(16)を設定器(17)
に切換え接続してプラウ装置(3)を地面から上昇させ
たのち、昇降レバー(12)を再び下降側に操作、ある
いはスイッチ(16)をポジション設定器(12A)に
切換え接続することによって、制御回路(13)に入力
されるポジション設定入力信号が、予め設定器(18)
で設定されている基準信号より深い値になると、前記ト
ップリンクシリンダ(8)の制御バルブ(14)がシリ
ンダフルストロークの動作時間よりも長い設定時間だけ
短縮側に切換えられてトップリンクシリンダ(8)が最
短状態となる。これによってプラウ装置(3)のモール
ドボード(3a)のすくい角(θ)を増大させる(第2
図参照)短縮制御手段を構成してある。
そして、すくい角(θ)を増大させた状態で土中に深く
食い込むことによって牽引抵抗が増大し、差動トランス
(7)の検出値が設定器(9)で設定された牽引負荷の
上限値に一致すると前記制御バルブ(14)を前記設定
時間だけ伸長側に切換えて、トップリンクシリンダ(8
)を元の最長状態に伸長させるように機能(第3図参照
)し、これによって復帰制御手段を構成してある。
〔別実施例〕
前記復帰制御手段を、プラウ装置が土中に食い込み始め
ることに伴う牽引負荷の増大開始より一定時間経過後に
、トップリンクシリンダ(8)を短縮前の長さに伸長す
るように構成しても良く、この手段と本実施例における
復帰制御手段とを総称して、前記プラウ装置(3)の牽
引負荷の増大検出に基ついて短縮された前記トップリン
ク(2A)の前記支点間距離を短縮前の状態に復帰させ
る制御手段と定義する。
又、トップリンクシリンダ(8)の伸縮量を検出するス
トロークセンサを備えれば、短縮制御0 時及び復帰制御時のシリンダ長さを任意に決定できるよ
うにして実施することができる。
又、前記トップリンクシリンダ(8)に代えて電動モー
タとネジ軸を利用した電動シリンダを用いるもよく、こ
れらをトップリンク(2A)を伸縮するアクチュエータ
と総称する。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にする為
に符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構造
に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明に係るトラクタのドラフト制御装置の実施
例を示し、第1図は該装置および短縮制御手段の制御回
路を示す図、第2図はプラウ装置下降時のトラクタ後部
を示す側面図、第3図はプラウ装置による作業時のトラ
クタ後部を示す側面図である。 (2)・・・・・・三点リンク機構、(3)・・・・・
・プラウ装置、 (8)・・・・・・アクチュエータ、
(2A)・・・・・・トップリンク。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 機体の後方にプラウ装置(3)を三点リンク機構(2)
    を介して駆動昇降自在に連結し、該プラウ装置(3)の
    牽引負荷を設定範囲に維持させるべく昇降するように構
    成してあるトラクタのドラフト制御装置であって、前記
    三点リンク機構(2)におけるトップリンク(2A)の
    前後枢支連結支点間距離をアクチュエータ(8)によっ
    て伸縮自在に構成し、前記プラウ装置(3)を上昇位置
    にある非作業姿勢から土中に食い込んだ下降位置となる
    作業姿勢に移動させる操作に伴って、前記アクチュエー
    タ(8)を所定長さ短縮する制御手段を設けるとともに
    、前記プラウ装置(3)の牽引負荷の増大検出に基づい
    て短縮された前記トップリンク(2A)の前記支点間距
    離を短縮前の状態に復帰させる制御手段を設けてあるト
    ラクタのドラフト制御装置。
JP3701290A 1990-02-17 1990-02-17 トラクタのドラフト制御装置 Pending JPH03240402A (ja)

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5914710A (ja) * 1982-07-19 1984-01-25 三菱農機株式会社 トラクタにおける作業機昇降制御装置
JPS6261504A (ja) * 1985-09-12 1987-03-18 井関農機株式会社 トラクタにおける油圧制御装置
JPH01265803A (ja) * 1988-04-18 1989-10-23 Kubota Ltd プラウのすき込み制御装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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