JPH03240203A - 磁気抵抗素子 - Google Patents

磁気抵抗素子

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JPH03240203A
JPH03240203A JP2036102A JP3610290A JPH03240203A JP H03240203 A JPH03240203 A JP H03240203A JP 2036102 A JP2036102 A JP 2036102A JP 3610290 A JP3610290 A JP 3610290A JP H03240203 A JPH03240203 A JP H03240203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thin film
ferromagnetic thin
pattern
protective layer
resistance
Prior art date
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Pending
Application number
JP2036102A
Other languages
English (en)
Inventor
Michiko Endou
みち子 遠藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu Ltd
Original Assignee
Fujitsu Ltd
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Publication date
Application filed by Fujitsu Ltd filed Critical Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の概要〕 強磁気性薄膜からなる磁気抵抗素子に関し、耐食性に優
れた磁気抵抗素子を提供することを目的とし、 所定のパターンの強磁性薄膜と抵抗調整用パターンの強
磁性薄膜とが第1の保護層で被覆されるとともに、少な
くとも抵抗調整用パターンの強磁性薄膜の部分において
該第1の保護層の上に第2の保護層が形成される構成と
する。
〔産業上の利用分野〕
本発明は所定のパターンの強磁性薄膜からなる磁気抵抗
素子に関する。
磁気抵抗素子は磁界の強さに応じてその抵抗値が変化す
る素子であり、パーマロイ等の強磁性薄膜をシリコン等
の基板上に取りつけた構造を有する。強磁性薄膜は所定
のパターンで形成され、保護層で被覆されている。この
保護層は強磁性薄膜を摩擦等から保護するとともに、外
部の水分等によって性能が低下しないようになっている
〔従来の技術〕
強磁性薄膜を例えばバーバーポールパターンと呼ばれる
パターンで形成した磁気抵抗素子が公知である。バーバ
ーポールパターンの強磁性薄膜を有する磁気抵抗素子は
、印加磁界jこ対して直線的に変化する出力抵抗を得る
ことができ、角度センサや加速度センサ等のアナログ出
力を得たい場合に適している。しかし、磁気抵抗素子を
量産するためには、全ての磁気抵抗素子がバラツキのな
い特性をもつことが必要であり、このためにはバーバー
ポールパターンを形成した後で抵抗特性を微調整できろ
うようにすることが必要である。このような抵抗特性の
微調整ができるように、バーバーポールパターンの強磁
性薄膜と連続する抵抗調整用パターンの強磁性薄膜を設
けることがある。
この抵抗調整用パターンはトリミングパターンと呼ばれ
、梯子状のパターン形状を有し、梯子の段に相当する複
数の並列的な短絡部を備えている。
このトリミングパターンの短絡部の幾つかをレーザー)
 IJママ−切断することによって、抵抗特性の微調整
をすることができる。
〔発明が解決しようとする課題〕 これらのバーバーポールパターンの強磁性薄膜とトリミ
ングパターンの強磁性薄膜は共通の基板上に隣接するよ
うに配置され、他部品との摩擦や外部からの水分の進入
等に対する保護のために酸化珪素や窒化珪素等の保護層
jこよって被覆されている。しかし、トリミングパター
ンの強磁性薄膜の短絡部の切断作業は、この酸化珪素等
の保護層を形成した後でこの保護層の上からレーザーを
当てることによって実施されていた。そのために、トリ
ミングパターンの強磁性薄膜の短絡部を切断するときに
同時にこの保護層も部分的に切断されていた。従ってト
リミングパターンの強磁性薄膜が保護層の除去された部
分から外部に露出することになり、使用時に水分等が進
入し、強磁性薄膜が腐食して耐久性が低下するという問
題があった。
なお、このような構造の磁気抵抗素子は、さらにリード
フレームに搭載され、エポキシ樹脂等によってモールド
されて完成品になるが、この場合にもモールド樹脂と磁
気抵抗素子の基板との間に微小な隙間ができることがあ
り、このような隙間を介して水分等がトリミングパター
ンの強磁性薄膜の上記露出部に進入することがあり、や
はり強磁性薄膜が腐食するという問題があった。
本発明の目的は、さらに保護層を設けることによって耐
食性に優れた磁気抵抗素子を提供することである。
〔課題を解決するための手段〕
本発明による磁気抵抗素子は、所定のパターンの強磁性
薄膜と、該所定のパターンの強磁性薄膜と連続する抵抗
調整用パターンの強磁性薄膜とが基板に形成され、該所
定のパターンの強磁性薄膜ど該抵抗調整用パターンの強
磁性薄膜を覆う第1の保護層が設けられ、さらに該第1
の保護層の上で少なくとも該抵抗調整用パターンの強磁
性薄膜の部分を覆う第2の保護層が形成されていること
を特徴とするものである。
〔作 用〕
上記構成においては、所定のパターンの強磁性薄膜が主
として所望の抵抗特性を備え、後で抵抗調整用パターン
の一部を切断することによって抵抗をii!!!調整す
ることができる。第1の保護層は所定のパターン及びト
リミングパターンの全表面に設けられ、抵抗調整用パタ
ーンの切断は第1の保護層の上からレーザーを当てるこ
とによって実施される。従って、抵抗調整用パターンを
切断するときに同時に第1の保護層も部分的に切断され
る。
第2の保護層はこの抵抗調整用パターンの切断後に第1
の保護層の上に設けられ、第1の保護層の切断部分から
露出した抵抗調整用パターンを完全に被覆する。従って
、所定のパターン及び抵抗調整用パターンからなる全て
の強磁性薄膜が第1の保護層及び第2の保護層によって
被覆され、耐久性よく保護される。
〔実施例〕
第1図及び第2図を参照すると、本発明による磁気抵抗
素子10は、表面に酸化珪素12aを形成したシリコン
基板12上にパーマロイ (NiFe)からなる第1の
強磁性薄膜14及び第2の強磁性薄膜16を設けたもの
であり、基板12の四隅に金の電極18が設けられる。
これらの強磁性薄膜14.16は各電極18(A、B、
C・D)に対して第4図の4個の抵抗部分a、b、c、
dと等しい構成でブリッジを形成するように配置された
ものである。
第2図に示されるように、第1の強磁性薄膜14は領域
X内にバーバーポールパターンと呼ばれる構成で設けら
れ、一方、第2の強磁性薄膜16はトリミングパターン
と呼ばれる構成で領域Y内に設けられる。バーバーポー
ルパターンの強磁性薄膜14は4個の抵抗成分からなり
、そのうちの2個ずつが領域X内の中央に延びる導体2
0の両側に配置される(この導体20は電極18−Cに
通じる)。第3図は導体20の片側の2個の抵抗成分c
、dを拡大して示しており、これらの抵抗成分c、dは
相互に入れ千秋に曲がりくねって配置されている。
第3図の2個の抵抗成分c、dはほぼ第4図の抵抗成分
c、dにそれぞれ対応する。導体20の反対側の2個の
抵抗成分についても同様であり、これらはほぼ第4図の
抵抗成分a、bにそれぞれ対応する。
第2図に示されるように、トリミングパターンの強磁性
薄膜16は2つの抵抗成分からなる。第3図に示される
ように、トリミングパターンの一方の抵抗成分pの一端
はバーバーポールパターンの強磁性薄膜14の抵抗成分
dに連続し、他端は電極18−Aに通じるようになって
いる。トリミングパターンの強磁性薄膜16の他方の抵
抗成分の一端は電極18−Aに通じく第2図)、且つ他
端はバーバーポールパターンの強磁性薄膜14の電極1
8−Bに通じる抵抗成分に連続する。従って、第4図の
抵抗成分a、dの中にはトリミングパターンの強磁性薄
膜14の抵抗成分が含まれることになり、このトリミン
グパターンの強磁性薄膜14の抵抗成分の抵抗値を調整
することによって全体の出力電圧を調整することができ
る。例えば、第4図において、印加磁界が0のときに、
電極18−Aと電極18−Cの間に一定の電圧をかけて
おき、電極18−Bと電極↓8−Dの間の電圧が0とな
るようにトリミングパターンの強磁性薄膜14の抵抗値
を調整する。
第2図及び第3図を参照すると、I−IJ ミングパタ
ーンの強磁性薄膜16の抵抗成分p(及び他方の抵抗成
分)は梯子状のパターン形状に形成され、梯子の段に相
当する複数の並列的な短絡部22を備えている。抵抗値
の調整は、トリミングパターンの強磁性薄膜16の短絡
部22をレーザー) IJママ−切断しながら、上記し
たように電極18−Bと電極18−Dの間の電圧が0と
なるようにする。また、このトリミングパターンの強磁
性薄膜16の表面には間隔を開けて断続的に金の層24
が設けられている。このような金の層24はバーバーポ
ールパターンの強磁性薄膜14にも設けられることがで
きる。
第1図はトリミングパターンの強磁性薄膜16の部分を
示す磁気抵抗素子10の断面図であり、1つの短絡部2
2が既に切断された状態を示している。
第1図においては、トリミングパターンの強磁性薄膜1
6の上には酸化珪素、又は窒化珪素からなる第1の保護
層26がスパッタ又はP−CVD法によって設けられ、
さらにその上に有機樹脂、例えばポリイミド樹脂からな
る第2の保護層28が設けられている。第1図及び第2
図に示す実施例においては、第1の保護層26及び第2
の保護層28はともにバーバーポールパターンの強磁性
薄膜14及びトリミングパターンの強磁性薄膜16の全
表面を覆うように形成される。
第5図に示す他の実施例においては、第1の保護層26
はバーバーポールパターンの強磁性薄膜14及びトリミ
ングパターンの強磁性薄膜16の全表面を覆うように形
成されるが、第2の保護層28は領域Yで示したトリミ
ングパターンの強磁性薄膜16の部分のみを覆うように
形成されている。これによって、第2の保護層28がバ
ーバーポールパターンの強磁性薄膜14の上にないので
、そのような第2の保護層28がバーバーポールパター
ンの強磁性薄膜14の上にある場合に発生する被覆によ
る応力によるバーバーポールパターンの強磁性薄膜14
への影響をなくすことができる。
第1図を参照すると、第1の保護層26はバーバーポー
ルパターンの強磁性薄膜14及びトリミングパターンの
強磁性薄膜16の形成後に、トリミングパターンの強磁
性薄膜16の短絡部22の切断の前に形成されたもので
ある。従って、その後で第1の保護層26の上からレー
ザ゛−を当てることによってトリミングパターンの強磁
性薄膜16の短絡部22を切断すると、第1図に示され
るように、トリミングパターンの強磁性薄膜16も切断
される。本発明においては、第2の保護層28はトリミ
ングパターンの強磁性薄膜16の短絡部22の切断の後
に形成される。従って、第2の保護層28はトリミング
パターンの強磁性薄膜16を覆うとともに、トリミング
パターンの強磁性薄膜16の短絡部22及び第1の保護
層26の切断跡の窪みに入り込み、切lfr部を含むト
リミングパターンの強磁性薄膜16を完全に保護する。
次に第2の保護層28の形成方法について説明する。ト
リミングパターンの強磁性薄膜上6の短絡部22の切断
を完了するど、ポリイミド樹脂を第1の保護層26の上
から電極18を含む全表面に塗布し、90〜100℃で
プリベータを行う。その上にI/シストを塗布し、マス
クを用いて露光を行う。このときに、電極18の形状、
並びにバーバーポールパターンの強磁性薄膜14及びト
リミングパターンの強磁性薄膜16の所望の領域jこ応
じた露光を行う。次に現像を行い、酢酸ブチルでレジス
)・を除去する。
これによって、電極18が次のボンディング工程のため
に露出し、且つバーバーポールパターンの強磁性薄膜1
4及び)・リミングパターンの強磁性薄膜16の所望の
領域にポリイミド樹脂の第2の保護層28が形成される
。最後に形成されたポリイミド樹脂の第2の保護層28
に260〜280℃でポストベークを行う。これによっ
て、耐食性に優れた磁気抵抗素子10を得ることができ
る。
〔発明の効果〕
以上説明したように、本発明によれば、所定のパターン
の強磁性薄膜と抵抗調整用パターンの強磁性薄膜を覆う
第1の保護層と、第1の保護層の上で少なくとも抵抗調
整用パターンの強磁性薄膜の部分を覆う第2の保護層が
形成されているので、耐久性及び耐食性の優れた磁気抵
抗素子を得ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の磁気抵抗素子の要部断面図、第2図は
本発明の磁気抵抗素子の平面図、第3図は第2図の磁気
抵抗素子の部分拡大図、第4図は第2図の磁気抵抗素子
の等価回路図、第5図は本発明の他の実施例を示す平面
図である。 12・・・基板、      14・・・第1の強磁性
薄膜、16・・・第2の強磁性薄膜、 18・・・電極、      26・・・第1の保護層
、28・・・第2の保護層。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  所定のパターンの強磁性薄膜(14)と、該所定のパ
    ターンの強磁性薄膜(14)と連続する抵抗調整用パタ
    ーンの強磁性薄膜(16)とが基板(12)に形成され
    、該所定のパターンの強磁性薄膜(14)と該抵抗調整
    用パターンの強磁性薄膜(16)を覆う第1の保護層(
    26)が設けられ、さらに該第1の保護層(26)の上
    で少なくとも該抵抗調整用パターンの強磁性薄膜(16
    )の部分を覆う第2の保護層(28)が形成されている
    ことを特徴とする磁気抵抗素子。
JP2036102A 1990-02-19 1990-02-19 磁気抵抗素子 Pending JPH03240203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2036102A JPH03240203A (ja) 1990-02-19 1990-02-19 磁気抵抗素子

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JP2036102A JPH03240203A (ja) 1990-02-19 1990-02-19 磁気抵抗素子

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JPH03240203A true JPH03240203A (ja) 1991-10-25

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JP2036102A Pending JPH03240203A (ja) 1990-02-19 1990-02-19 磁気抵抗素子

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JP (1) JPH03240203A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007071786A (ja) * 2005-09-08 2007-03-22 Tokai Rika Co Ltd センサ装置
JP2008170368A (ja) * 2007-01-15 2008-07-24 Mitsubishi Electric Corp 磁界検出装置および磁界検出装置の製造方法

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